JP2011090828A - Led照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用箇所に応じて容易に配光範囲を制御することが可能なLED照明装置を提供する。
【解決手段】
LEDチップがパッケージに実装されたLED光源14が基台12に支持され、LEDチップからの発光を拡散させるための、当該LED光源を覆う透光性の光学カバー15を備えるLED照明装置において、LED光源14が支持される面からみた光学カバー15の相対的な高さを、基台に光学カバーとLED光源が支持された状態で固定し、且つ、その高さを調整する機構を備える。具体的には、(1)光学カバー15の一部をLED光源の支持面と垂直な方向に出退させる機構を備えるか、(2)LED光源の支持位置をLED光源の支持面と垂直な方向に上下させる機構を備えるか、或いは、(3)光学カバー15自体の高さを変更可能な構成とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、照明装置に関し、特に、LED光源を備え、光の照射する範囲を調整することのできるLED照明装置に関する。
近年の環境への意識の高まりの中、従来用いられてきた白熱電球のような消費電力の高い照明用光源は敬遠される動きになっており、白熱電球の置換えとしてLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)が用いられる事例が多くなっている。LEDは発光効率に優れ、蛍光灯のように水銀を使用していないことから環境にやさしい光源として注目されている。
特開2005−142005号公報
LEDは点光源であり、指向性が高い光源であり、前方に強い光を発するといった特長を持っている。
現在、照明器具はいろいろな箇所に使用されているが、その使用状況を考えると、天井に取り付けるようなダウンライトなどの照明は、主に直下を照らす必要がある一方で、浴室や玄関などに用いる壁に取り付ける照明は、全周を照らす必要があり、使用箇所により必要とされる配光範囲は異なっている。
白熱電球のような全方位に渡って発光する照明の場合は、配光範囲が広く、ほぼ全域にわたって光を照射することができるが、ダウンライトなどのような前方のみに光を照射する照明の場合は、後方への光の照射が無駄にならないよう反射板を設ける必要がある。
一方、LEDのような前方にしか発光しない光源を有した照明器具は、指向性が強く、グレアが発生するため、全方位に渡って均一な光が照射されるように、光拡散性の高い樹脂やガラスを光学カバーとして用いることが多い。
現在では、一つの光源のみでは、種々の使用箇所に適した配光に対応できないため、複数の光源、反射板、或いは拡散版を組み合わせる等の方法で、使用箇所に応じた配光範囲を照明器具全体で実現するように構成されている。
配光を制御する手段として、例えば、特許文献1に開示されている照明装置(スポットライト光発生装置)では、LEDから照射された光を集光装置を通すことで光の広がりを制御しているが、LEDから発せられる光を狭める方向にしか制御することができない。また、LEDからの光は前方にしか光が発せられないため、LEDを平面状に配置する特許文献1の照明装置では横方向や後方に光を配光することができない。
本発明は上記従来技術に係る問題点を鑑みてなされたものであり、使用箇所に応じて容易に配光を制御することが可能なLED照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係るLED照明装置は、LEDチップがパッケージに実装されたLED光源と、前記LED光源を主面上において支持する基台と、前記基台の前記主面側に設置される、前記LED光源を覆う透光性の光学カバーと、を備え、前記光学カバーは、外周部と、前記外周部と接続する頂上部からなり、前記主面上に前記LED光源が支持される面からみた前記光学カバーの相対的な高さを、前記基台に前記光学カバーと前記LED光源が支持された状態で固定し、且つ、その高さを調整する機構を備えることを第1の特徴とする。
更に、本発明に係るLED照明装置は、上記第1の特徴に加えて、前記光学カバーの被支持部を、前記LED光源が支持される面と垂直な方向に出退させる機構を備えることを第2の特徴とする。
更に、本発明に係るLED照明装置は、上記第2の特徴に加えて、前記光学カバーの円筒状の前記被支持部に、ねじ山とねじ溝が形成され、前記光学カバーを回転させることで、前記光学カバーの前記被支持部と前記基台が螺合し、前記主面上に前記LED光源が支持される面からみた前記光学カバーの相対的な高さが調整されることを第3の特徴とする。
また、本発明に係るLED照明装置は、上記第1乃至第3の何れかの特徴に加えて、前記光学カバーは、その高さを調整可能な前記外周部を備えることを第4の特徴とする。
また、本発明に係るLED照明装置は、上記第1乃至第4の何れかの特徴に加えて、前記主面の前記LED光源が支持される位置を、前記LED光源が支持される面と垂直な方向に上下させる機構を備えることを第5の特徴とする。
また、本発明に係るLED照明装置は、上記第1乃至第5の何れかの特徴に加えて、前記光学カバーの前記外周部は、円筒状であり、前記光学カバーの前記頂上部は、LED光源の出射方向に突出した球面状であることを第6の特徴とする。
また、本発明に係るLED照明装置は、上記第1乃至第6の何れかの特徴に加えて、前記主面上に前記LED光源が支持される面からみた前記光学カバーの相対的な高さをリモコンで制御可能に構成されていることを第7の特徴とする。
また、本発明に係るLED照明装置は、電球型のLED照明装置であって、上記第1乃至第7の何れかの特徴に加えて、前記基台の前記主面と反対側に、電球ソケットに螺合し、交流電力を供給する口金を備え、前記基台の内部に、前記交流電力を直流電力に変換し、前記LEDチップに電力を供給するための電源回路を備えることを第8の特徴とする。
本発明に依れば、基台の主面上にLED光源が支持される面からみた光学カバーの相対的な高さを調整できる機構を設けることにより、上記従来技術に係る問題点が解決され、使用箇所に応じて容易に配光を制御することが可能なLED照明装置を提供することができる。以下に、その理由について、詳細に説明する。
以下に示すように、LED光源による配光範囲は光学カバーの形状に依存する割合が高く、特に縦横のサイズの比が影響する。
光学カバーとして拡散性の高い材料を使用した場合の光の透過の様子を図1に示す。拡散性が低い素材では、入射した光の角度と平行に光は出射する。一方、拡散性の高い素材1に背面から光を入射した場合、図1に示されるように、当該素材1上で入射光2はランバート散乱し、広範囲の角度に散乱光3が出射されることになる。この特性を利用し、円筒状の外周部16と半球状の頂上部17からなる光学カバー15を作成した場合のLED光源14からの光の広がり方を図2に示す。
図2より、外周部16に当たった光は、光学カバー外周部の法線方向を中心としてランバート散乱する。このため、横方向の光が強くなる。
一方、天井方向、特にLED光源14の真上に位置する頂上部に当たった光は、LED光源の出射方向(LED光源の支持面に垂直な方向)を中心としてランバート散乱することになる。
このため、LED光源14からの光が外周部16に当たる量が多いほど、LED光源の出射方向に対して横方向、或いは後ろ方向に配光される光量が多くなる。逆に、LED光源14からの光が外周部16に当たる量が少ないほど、LED光源の出射方向に配光される光量が多くなる。従って、外周部の高さを調整することで、配光を制御することが可能になる。
円筒状の外周部と半球状の頂上部からなる光学カバーにおいて、外周部の円筒の高さを変えた場合の配光範囲を光学シミュレーションツール(例えば、Optical Research Associates社のLightTools)にてシミュレーションした結果を図3に示す。図3は円筒の内径を60mm、半球の内径を60mmとして、光学カバーの材料として入射した光の99%が拡散する特性を持つ材料、即ち曇度(HAZE)が99%の材料を使用した場合のシミュレーション結果であり、LED光源の出射方向に対する照射光のなす角度毎に輝度分布を求め、最大輝度に対して50%を超える角度範囲を配光範囲としている。
上記の結果から、LED光源が支持される面からみた光学カバーの高さを調整することにより、配光範囲を制御することができ、利用場所だけでなく利用シーンに合った配光を得ることができることが分かる。
ここで、当該光学カバーの高さを調整する方法としては、(1)ネジ式の回転機構を設ける等、当該光学カバーの一部をLED光源の支持面と垂直な方向に出退させるか、(2)LED光源が支持される位置を、LED光源の支持面と垂直な方向に上下させることで、LED光源が支持される面からみた光学カバーの相対的な高さを調整する方法、或いは、(3)光学カバーの高さを変更可能に構成する方法、の3通りが挙げられる。
上記(1)〜(3)のうち少なくとも何れか一つを実現する機構を備えることにより、LED光源が支持される位置からみた光学カバーの相対的な高さを調整でき、使用箇所に応じて容易に配光を制御することが可能なLED照明装置を提供することができる。
更に、本発明の第7の特徴のLED照明装置に依れば、当該LED光源が支持される面からみた光学カバーの相対的な高さを、照明装置の使用者が、利用シーンに必要とされる配光に応じてリモコンで変更することができる。
更に、本発明の第8の特徴のLED照明装置は、電球ソケットに螺合する口金を更に設けることで、既存の白熱電球を置き換えることのできるLED電球として利用可能となる。この結果、設置箇所に合わせて配光を制御可能な、小型のLED電球を提供することができる。
拡散性の高い材料に光を入射した場合の光の透過の様子を示す図。 円筒状の外周部と半球状の頂上部からなる光学カバーにLEDからの光を入射した場合の光の広がり方を示す図。 円筒状の外周部と半球状の頂上部からなる光学カバーにLEDからの光を入射した場合の、外周部の高さと配光範囲との関係を示す表。 本発明の第1実施形態に係るLED照明装置(LED電球)の構成例を示す図。 第1実施形態に係るLED照明装置において、光学カバーの相対的な高さを変更した場合の光学カバー、基台、及びLED光源の位置関係を示す図。 本発明の第2実施形態に係るLED照明装置(LED電球)の構成例を示す図。 第2実施形態で用いられる光学カバーの断面図。 第2実施形態で用いられる光学カバーの外周部の構造図。 第2実施形態に係るLED照明装置において、光学カバーの相対的な高さを変更した場合の光学カバー、基台、及びLED光源の位置関係を示す図。 本発明の第3実施形態に係るLED照明装置(LED電球)の構成例を示す図。
〈第1実施形態〉
本発明の一実施形態に係るLED照明装置10(以降、適宜「本発明装置10」と称す)の構成例を図4に示す。尚、図4に示されるLED照明装置10は、既存の電球ソケットに螺合する口金11を有し、取付け及び取外しが可能に構成されたLED電球であるが、本発明は必ずしもこの構成に限られるものではない。また、以降に示される図面では適宜、要部を強調して示すこととし、各図中に示される各構成要素の寸法比と実際の寸法比とは必ずしも一致しない。
基台12の主面13上であって、中央部に、LEDチップをパッケージに実装したLED光源14が支持され、設置されている。基台12は、LED光源14の発光により生じた熱を外部に放熱する役割を有している。また、基台12は、図示しないが、口金11から供給される交流電源を直流電源に変換し、LEDチップに電力を供給するための電源回路をその内部に備えている。また、LED光源14を覆う透光性の光学カバー15が、基台12の主面側に設置されている。光学カバー15は、光拡散性に優れる材料で構成することが望ましく、曇度が99%以上の材料を用いることがより望ましい。ここでは、光拡散性に優れるポリカーボネートを光学カバー15の材料として用いている。光学カバー15は、円筒状の外周部16と、球面状の頂上部17を組み合わせたキャップ状の形状となっている。
尚、光学カバー15は曇度の大きな材料で構成されるため、実際には、LED光源14は光学カバー15に隠れて見えないが、図4では説明の都合上透明であるとして示している。
基台12のLED光源14の支持部分より下側、及び、透光性の光学カバーの外周部16の内壁にはねじ山とねじ谷が設けられ、光学カバー15を回転させることでLED光源14が支持される面からみた光学カバーの相対的な高さが調整できるようになっている。光学カバー外周部16の下端部には、光学カバー15を回しすぎて外れないようにするための抜け防止ツメ18が複数設けられている。
更に、光学カバーの外周部16の内壁には、光学カバーの相対的な高さを所定の高さに固定するためのツメ19aが、円筒の軸方向に所定の間隔で複数設けられ、基台12のLED光源14の支持部分より下側に設けられている窪み19bと会合することで、基台12に光学カバー15が支持された状態で、光学カバー15のLED光源14が支持される面からみた高さが固定され、且つ、その高さが所定の間隔毎に調整可能になっている。
図5に光学カバー15を回転させ、光学カバー15の相対的な高さを変更した場合の光学カバー15と基台12とLED光源14の位置関係を示す。図5では、LED光源14が支持される面41の位置を点線で示している。図5(a)は中間の高さであり、光学カバーを回転させ、ネジを緩めることで当該位置関係は図5(b)のように変化し、LED光源が支持される面41を基準とした光学カバー15の相対的な高さが高くなり、光学カバーの頂上部17がLED光源14から遠くなる。一方、ネジを締めることで当該位置関係は図5(c)のように変化し、LED光源が支持される面41を基準とした光学カバー15の相対的な高さが低くなり、頂上部17がLED光源14から近くなる。
上記本発明装置10により、LED光源14が支持される面からみた光学カバーの相対的な高さを調整することができるので、利用箇所、利用シーンに併せて容易に配光範囲を変更することができる。
〈第2実施形態〉
本発明の一実施形態に係るLED照明装置20(以降、適宜「本発明装置20」と称す)の構成例を図6に示す。上述の第1実施形態と同様、図6に示されるLED照明装置20は、既存の電球ソケットに螺合する口金11を有し、取付け及び取外しが可能に構成されたLED電球である。第1実施形態との相違点は、光学カバーの外周部16が、内径の異なる複数の円筒状の部分16a〜16cから構成されており、結果、外周部全体の高さが調整可能になっている点である。尚、光学カバーは曇度の大きな材料で構成されるため、実際には基台12上に支持されているLED光源14は光学カバーに隠れて見えないが、図6では説明の都合上透明であるとして示している。
図7に光学カバー全体の断面形状を示す。光学カバー15は、第1実施形態と同様、円筒状の外周部16と、半球状の頂上部17からなる。ここで、外周部16は、互いに内接或いは外接する3つの円筒状の外周部分16a〜16cからなり、最も内径の小さな円筒19cは半球状の頂上部17と組み合わさることでキャップ状の形状となっている。
具体的に、外周部分16bの形状の断面形状の3面図を図8に示す。上面図を図8(a)に、正面図を図8(b)に、側面図を図8(c)に示す。他の外周部分16a、16cについても内径及び外径が異なるが同様の形状をしている。外周部分16bは、その内壁に複数のレール状の窪み(支持部)21が、高さ方向に所定の間隔で形成されており、外周部分16bに内接することのできる内側の外周部分(ここでは、16c)の下端に設けられているツメ(被支持部)22と会合することで、外周部分同士が支持される。また、円筒の軸方向に延伸する溝23が複数形成されており、内側の外周部分を回転させ、溝23の位置とツメ22の位置を一致させることで、当該内側の外周部分を円筒の軸方向に出退させることができ、これにより当該内側の外周部分を支持する窪み21の位置を変えることで光学カバーの外周部16全体としての高さが調整可能になっている。窪み21の位置を変更後、内側の外周部分を回転させ、溝23の位置とツメ22の位置をずらすことにより、外周部分同士の支持位置が円筒の軸方向において固定される。
図9に光学カバーの外周部の高さを変更した場合の光学カバーと基台との位置関係を示す。図9では、LED光源14が支持される面41の位置を点線で示している。図9(a)は光学カバーの外周部の高さが最も低い場合であり、内側の外周部分16bと16cは外周部分16aの内側に格納されている。内側の外周部分16bと16cを引き出すことで当該位置関係は図9(b)のように変化し、LED光源が支持される面41を基準とした光学カバーの相対的な高さが高くなり、頂上部17がLED光源から遠くなる。更に内側の外周部分16cを外周部分16bから引き出すことで当該位置関係は図9(c)のように変化し、LED光源が支持される面を基準とした光学カバーの相対的な高さを更に高くすることができる。
このとき、光学カバーの外周部16の厚さは、図9(c)のようにその高さを高くすると薄くなり、図9(a)のように低くすると厚くなる。光学カバーの相対高さを低くすることに加えて、外周部の厚さが厚くなることで、光学カバー外周部による光の透過率が低下し、反射率が高くなるため、頂上部17に光がまわる割合が増加し、より配光範囲を狭くすることができる。
上記本発明装置20によっても、LED光源が支持される面からみた光学カバーの相対的な高さを調整することができるので、利用箇所、利用シーンに併せて容易に配光範囲を変更することができる。
〈第3実施形態〉
本発明の一実施形態に係るLED照明装置30(以降、適宜「本発明装置30」と称す)の構成例を図10に示す。上述の第1及び第2実施形態と同様、図10に示されるLED照明装置30は、既存の電球ソケットに螺合する口金11を有し、取付け及び取外しが可能に構成されたLED電球である。第3実施形態では、基台12上にLED光源14が設置される位置が、LED光源14が設置される面と垂直な方向(上下方向)に移動可能であり、結果、LED光源が支持される面からみた光学カバー15の相対的な高さが調整される。尚、光学カバー15は曇度の大きな材料で構成されるため、実際には基台上に支持されているLED光源14は光学カバー15に隠れて見えないが、図10では説明の都合上透明であるとして示している。
更に、本発明装置30は、LED光源14が支持される面上に受信部31を有し、リモコンからの信号を受信することで、LED光源14の上下位置を自動で遠隔操作ができるようになっている。
基台12の内部に、LED光源14が支持される支持台32と螺合するねじ山およびねじ谷を有する回転軸33を有し、当該軸33をモーター34で回転させることでLED光源の支持台32の位置を上下方向に調整することができる。これによりLED光源の支持位置が上下方向で調整され、以てLED光源が支持される面からみた光学カバーの相対的な高さを調整することができる。
上記本発明装置30によっても、LED光源が支持される面からみた光学カバーの相対的な高さを調整することができるので、利用箇所、利用シーンに併せて容易に配光範囲を変更することができる。
上述の実施形態は本発明の好適な実施形態の一例である。本発明の実施形態はこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形実施が可能である。
例えば、上記実施形態では、光学カバー15は、外周部16と頂上部17からなり、外周部の形状が円筒状で、頂上部の形状が半球状である場合について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、外周部或いは頂上部の形状に限定されない。上記第1実施形態では、光学カバー15の外周部16のうち、ネジ谷とネジ山が設けられている基台12との被支持部の形状については円筒状でなければならないが、他の高さ調節に関係しない外周部の形状については必ずしも円筒状である必要はない。特に、上記第1から第3実施形態のいずれにおいても、頂上部17の形状は球面状に限られず、任意のデザイン性を高めた形状とすることができる。
本発明は、LED光源を照明に用いるLED照明装置に利用可能であり、特に、電球ソケットに螺合する口金を備えるLED電球に利用することができる。
1: 拡散性の高い材料
2: 入射光
3: (ランバート散乱による)散乱光
10: 本発明の第1実施形態に係るLED照明装置(LED電球)
11: 口金
12: 基台
13: 主面
14: LED光源
15: 光学カバー
16: 光学カバーの外周部
17: 光学カバーの頂上部
18: 抜け防止用ツメ
19a: 高さ固定用ツメ
19b: 高さ固定用の窪み
20: 本発明の第2実施形態に係るLED照明装置(LED電球)
21: 光学カバーの支持部(支持部)
22: 光学カバーの被支持部(ツメ)
23: 光学カバーの高さ変更用の溝
30: 本発明の第3実施形態に係るLED照明装置(LED電球)
31: 受信部
32: LED光源の支持台
33: 回転軸
34: モーター
41: LED光源の支持面

Claims (8)

  1. LEDチップがパッケージに実装されたLED光源と、
    前記LED光源を主面上において支持する基台と、
    前記基台の前記主面側に設置される、前記LED光源を覆う透光性の光学カバーと、を備え、
    前記光学カバーは、外周部と、前記外周部と接続する頂上部からなり、
    前記主面上に前記LED光源が支持される面からみた前記光学カバーの相対的な高さを、前記基台に前記光学カバーと前記LED光源が支持された状態で固定し、且つ、その高さを調整する機構を備えることを特徴とするLED照明装置。
  2. 前記光学カバーの被支持部を、前記LED光源が支持される面と垂直な方向に出退させる機構を備えることを特徴とする請求項1に記載のLED照明装置。
  3. 前記光学カバーの円筒状の前記被支持部に、ねじ山とねじ溝が形成され、
    前記光学カバーを回転させることで、前記光学カバーの前記被支持部と前記基台が螺合し、前記主面上に前記LED光源が支持される面からみた前記光学カバーの相対的な高さが調整されることを特徴とする請求項2に記載のLED照明装置。
  4. 前記光学カバーは、その高さを調整可能な前記外周部を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のLED照明装置。
  5. 前記主面の前記LED光源が支持される位置を、前記LED光源が支持される面と垂直な方向に上下させる機構を備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のLED照明装置。
  6. 前記光学カバーの前記外周部は、円筒状であり、
    前記光学カバーの前記頂上部は、LED光源の出射方向に突出した球面状であることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のLED照明装置。
  7. 前記主面上に前記LED光源が支持される面からみた前記光学カバーの相対的な高さをリモコンで制御可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載のLED照明装置。
  8. 前記基台の前記主面と反対側に、電球ソケットに螺合し、交流電力を供給する口金を備え、
    前記基台の内部に、前記交流電力を直流電力に変換し、前記LEDチップに電力を供給するための電源回路を備えることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の電球型のLED照明装置。
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