JP2011090560A - 表示入力装置、異常表示方法、及びプログラム - Google Patents

表示入力装置、異常表示方法、及びプログラム Download PDF

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慈長 高橋
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Abstract

【課題】制御対象機器に発生した異常の発生頻度や重要度を、作業者が容易に視認することが可能な表示入力装置、異常表示方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】本発明の表示入力装置は、表示部と、記録部と、制御対象機器に対して動作指示を与える制御装置を接続する接続部とを備えている。また、制御装置を介して制御対象機器の状態を表示する表示制御部を備えている。また、制御装置を介して制御対象機器の動作を制御する動作制御部を備えている。また、異常発生回数を異常発生箇所毎に記録する異常累計部を備えている。また、異常の種別、重要度、検知装置の種別を判別するとともに、所定時間あたりの異常発生頻度を異常発生箇所毎に判別する判別部を備えている。また、判別結果に基づいて、異常が発生した箇所を示す画像の表示位置及び表示方法を決定して表示するよう表示制御部に指示する異常表示部を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、制御装置に接続されて制御対象機器に関する操作及び情報表示を行う表示入力装置に関する。また、この表示入力装置で用いられる異常表示方法、及びプログラムに関する。
近年、工場機械等の制御対象機器を制御するための制御装置であるPLC(Programmable Logic Controller)と、PLCに接続されて情報の表示及び入力受け付けを行う表示入力装置、例えばプログラマブル表示器が普及している。表示入力装置は、PLCに接続された制御対象機器の稼働状況を表示したり、制御対象機器への制御指示を与えるための操作入力を受け付けたりする機能を備えている。
一般に、表示入力装置は、グラフィック表示機能を備えるので、操作盤、スイッチ、表示灯などを表示することができ、機器監視システムにおける操作端末としての役割を果たす。表示入力装置は表示入力画面で受け付けた操作に基づいて所定のパルス波(例えば方形波)を生成し、パルス信号としてPLCへ出力する。
また近年、ネットワーク技術の発展に伴い、複数の表示入力装置をLAN(Local Area Network)等のネットワークに接続し、表示入力装置をPC(Personal Computer)等のコンピュータから管理するシステムが実用化されている。これにより例えば、作業者が表示入力装置を用いて行う作業内容を、PCが備えるデータベースで一元管理し、作業の効率化を図っている。
これにより例えば、表示入力装置がユーザより操作を受け付けるために表示入力画面に表示する操作画像の作成/編集を、エディタ装置から行うことが可能である。エディタ装置には予め、表示入力装置と通信するためのミドルウェアや、操作画像を作成/編集するためのアプリケーションがインストールされている。
ユーザはエディタ装置で作成した操作画像を表示入力装置に送信する。これより表示入力装置は、受信した操作画像を用いた操作受け付けを行うことが可能となる。またエディタ装置によれば、工作機械システムの生産ラインにおける制御対象機器、例えば生産装置で発生する異常を検知し、表示入力装置に表示するプログラム(以下、「異常表示プログラム」という)を生成することが可能である。
異常表示プログラムの簡易な実現方法としては、異常発生箇所を示す情報、例えば異常検知用のセンサのアドレス情報を一覧で表示させる方法がある。この場合、設計工数は少なくてすむが、作業者がセンサ位置を把握するのが難しいという問題がある。従って、図面等を用いて、センサ位置をビジュアル的に表示することが望ましい。
従来の異常表示プログラムは、制御対象機器で異常が発生した箇所を表示入力装置にビジュアル的に表示するために、以下の事項を前準備としてユーザが実施しておく必要があった。
1.異常が発生すると予測される箇所のレイアウト画像を、デジカメによる撮影や、CAD(Computer Aided Design)データからの変換等により生成する。
2.現場の制御対象機器に対して、異常が発生すると予測される箇所(以下、「異常予測箇所」という)に、センサを設置する。
3.センサ位置を示すためのアイコン画像等の画像データ(以下、「ランプ」という)を、上記のレイアウト画像上に配置したレイアウト画像を生成する。なおこの生成は、ユーザがエディタ装置を用いて手動で行う。
4.上記の配置が行われたレイアウト画像と、制御対象機器に設けられたセンサの管理情報とをエディタ装置によりリンクする。
以上の事項に基づいて生成された異常表示プログラムは、制御対象機器に異常が発生した場合に、センサからの情報と、当該センサの管理情報にリンクしているレイアウト画像とを、表示入力装置の画面上に表示する。これにより、現場の作業者に対して異常発生箇所を通知する。
しかしながら従来の異常表示プログラムにおいては、レイアウト画像に配置されたランプが、異常発生の頻度や重要度を管理するためのプログラムとリンクしていなかった。このため、異常発生の頻度やその重要度等を、レイアウト画像が表示された表示操作画面上で確認できなかった。
従ってプログラマブル表示器を用いて作業を行う作業者は、アドレス情報一覧等のテキストデータを表示する画面に切り替え、確認作業を行う必要があった。また運用形態によっては、異常発生頻度等のデータの集計を事務所等の別設備で行うため、作業現場で確認できない場合もあった。
上記に関連して特許文献1には、変更を必要とする設定項目をユーザが容易に判断でき、且つ簡易に表示操作画面の作成ができる、表示入力装置用の操作画面作成方法が開示されている。
この操作画面作成方法は、参照情報が未定または所定値とした汎用的な基本画面を予め作成しておき、その基本画面の編集画面において、参照情報中で設定が必要なデータ項目を一覧形式で表示する。これによりユーザは、変更または設定を必要とするデータ項目を容易に判断できる。
また、基本画面から表示操作画面への変換を、変換の実行手順を記載したデータ群を参照しながら行えるようにしている。これによりユーザは、複雑な表示操作画面の作成を容易に行うことができる。
また特許文献2には、データベースを効率的に利用し、外部システムとのデータの共有を容易に実現することができるエディタ装置が開示されている。このエディタ装置は、一方のエディタ画面上に表示されている画像ブロックを選択し、且つ他方のエディタ画面上へ複写させる操作に応じて、共通するデータを複写する。
これにより、一方のファイルに格納されたデータが他方のファイルに複写されるので、両ファイルの間で共通のデータベースを作成することができる。その結果、両エディタ手段に共通のデータベースを作成する必要がない。
特開2000−47777号公報 特開2001−75614号公報
しかしながら上記にあげた表示入力装置においても、異常発生の頻度やその重要度等については、異常監視のための表示操作画面上では確認することができないという問題があった。このため、アドレス情報一覧等のテキストデータを参照したり、事務所のサーバ等に記録されている過去の異常発生情報を参照したりせねばならず、作業工数が増加する要因となっていた。
本発明はこれらの課題を解決するために発明されたものであり、その目的は、工場等で用いられている制御対象装置の制御、及び情報表示を行う表示入力装置であって、制御対象機器に発生した異常の発生頻度や重要度を、作業者が容易に視認することが可能な表示入力装置を提供することにある。また、この表示入力装置で用いられる異常表示方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の表示入力装置は、画像を表示する表示部と、情報を記録する記録部と、制御対象機器に対して動作指示を与える制御装置を接続する接続部と、前記制御装置を介して制御対象機器の状態を表示するよう前記表示部を制御する表示制御部と、前記制御装置を介して前記制御対象機器の動作を制御する動作制御部とを備えた表示入力装置において、前記制御対象機器に発生した異常の発生回数を異常発生箇所毎に前記記録部に記録する異常累計部と、前記制御対象機器に発生した異常を示す信号を、前記制御対象機器または前記制御装置に接続された検知装置から受け付け、前記異常の種別、重要度または前記異常を検知した前記検知装置の種別を、前記信号に基づいて判別するとともに、前記記録部に記録されている前記発生回数に基づいて、予め定められた時間あたりの異常発生頻度を異常発生箇所毎に判別する判別部と、前記信号、及び前記判別部の判別結果に基づいて、前記異常が発生した箇所を示す画像の表示位置及び表示方法を決定し、決定した該表示位置及び該表示方法に基づいて前記画像を前記表示部に表示するよう前記表示制御部に指示する異常表示部とを備えることを特徴としている。
この構成によれば、本発明の表示入力装置は、画像を表示する表示部と、情報を記録する記録部と、制御対象機器に対して動作指示を与える制御装置を接続する接続部とを備えている。また、制御装置を介して制御対象機器の状態を表示する表示制御部を備えている。また、制御装置を介して制御対象機器の動作を制御する動作制御部を備えている。また、異常が発生した発生回数を異常発生箇所毎に記録する異常累計部を備えている。また、制御対象機器に発生した異常を示す信号を検知装置から受け付け、異常の種別、重要度または検知装置の種別を受信信号に基づいて判別するとともに、記録部に記録されている発生回数に基づいて、所定時間あたりの異常発生頻度を異常発生箇所毎に判別する判別部を備えている。また、受信信号と判別部の判別結果に基づいて、異常が発生した箇所を示す画像の表示位置及び表示方法を決定して表示するよう表示制御部に指示する異常表示部を備えている。これによりユーザに対して、発生した異常の重要度や種別、異常を検知した検知装置の種別、または発生した異常の発生頻度を視認できるようにしている。
また上記目的を達成するために本発明の表示入力装置は、前記異常表示部が、前記判別部の判別結果に基づいて、前記異常が発生した箇所を示す画像の大きさ、表示色、点滅の有無、または表示時間を決定し、決定した内容に基づいて前記画像を前記表示部に表示するよう前記表示制御部に指示する。
この構成によれば、異常表示部は、判別部の判別結果に基づいて、異常が発生した箇所を示す画像の大きさ、表示色、点滅の有無、または表示時間を変更するよう、表示制御部に指示する。これにより、発生した異常の重要度等をユーザが視認するのを補助する。
また上記目的を達成するために本発明の表示入力装置は、前記異常表示部が、前記記録部に記録されている前記発生回数を示すグラフ画像を生成し、前記グラフ画像を前記表示部に表示するよう前記表示制御部に指示する。
この構成によれば、異常表示部は、記録部に記録されている異常発生回数を示すグラフ画像を生成し、このグラフ画像を表示部に表示するよう、表示制御部に指示する。これにより、異常の発生回数をユーザが視認するのを補助する。
また上記目的を達成するために本発明の異常表示方法は、画像を表示する表示部と、情報を記録する記録部と、制御対象機器に対して動作指示を与える制御装置を接続する接続部と、前記制御装置を介して制御対象機器の状態を表示するよう前記表示部を制御する表示制御部と、前記制御装置を介して前記制御対象機器の動作を制御する動作制御部とを備えた表示入力装置を用いた異常表示方法において、前記制御対象機器に発生した異常の発生回数を異常発生箇所毎に前記記録部に記録する異常累計ステップと、前記制御対象機器に発生した異常を示す信号を、前記制御対象機器または前記制御装置に接続された検知装置から受け付け、前記異常の種別、重要度または前記異常を検知した前記検知装置の種別を、前記信号に基づいて判別するとともに、前記記録部に記録されている前記発生回数に基づいて、予め定められた時間あたりの異常発生頻度を異常発生箇所毎に判別する判別ステップと、前記信号、及び前記判別ステップによる判別結果に基づいて、前記異常が発生した箇所を示す画像の表示位置及び表示方法を決定し、決定した該表示位置及び該表示方法に基づいて前記画像を前記表示部に表示するよう前記表示制御部に指示する異常表示ステップとを備えることを特徴としている。
この構成によれば、本発明の異常表示方法は、上述の表示部、記録部、接続部、表示制御部、及び動作制御部を備える表示入力装置を用いた表示方法である。この異常表示方法は、制御対象機器に発生した異常の発生回数を異常発生箇所毎に記録部に記録する異常累計ステップを備えている。また、制御対象機器に発生した異常を示す信号を検知装置から受け付け、異常の種別、重要度または検知装置の種別を受信信号に基づいて判別するとともに、記録部に記録されている発生回数に基づいて、所定時間あたりの異常発生頻度を異常発生箇所毎に判別する判別ステップを備えている。また、受信信号と判別ステップの判別結果に基づいて、異常が発生した箇所を示す画像の表示位置及び表示方法を決定して表示するよう表示制御部に指示する異常表示ステップを備えている。これによりユーザに対して、発生した異常の重要度や種別、異常を検知した検知装置の種別、または発生した異常の発生頻度を視認できるようにしている。
また上記目的を達成するために本発明の異常表示方法は、前記異常表示ステップにおいて、前記判別ステップによる判別結果に基づいて、前記異常が発生した箇所を示す画像の大きさ、表示色、点滅の有無、または表示時間を決定し、決定した内容に基づいて前記画像を前記表示部に表示するよう前記表示制御部に指示する。
この構成によれば、異常表示ステップにおいて、判別ステップで判別された結果に基づいて、異常が発生した箇所を示す画像の大きさ、表示色、点滅の有無、または表示時間を変更するよう、表示制御部に指示する。これにより、発生した異常の重要度等をユーザが視認するのを補助する。
また上記目的を達成するために本発明の異常表示方法は、前記異常表示ステップにおいて、前記記録部に記録されている前記発生回数を示すグラフ画像を生成し、前記グラフ画像を前記表示部に表示するよう前記表示制御部に指示する。
この構成によれば、異常表示ステップにおいて、記録部に記録されている異常発生回数を示すグラフ画像を生成し、このグラフ画像を表示部に表示するよう、表示制御部に指示する。これにより、異常の発生回数をユーザが視認するのを補助する。
また上記目的を達成するために本発明のプログラムは、画像を表示する表示部と、情報を記録する記録部と、制御対象機器に対して動作指示を与える制御装置を接続する接続部と、前記制御装置を介して制御対象機器の状態を表示するよう前記表示部を制御する表示制御部と、前記制御装置を介して前記制御対象機器の動作を制御する動作制御部とを備えた表示入力装置に処理を行わせるためのプログラムにおいて、前記制御対象機器に発生した異常の発生回数を異常発生箇所毎に前記記録部に記録する異常累計処理と、前記制御対象機器に発生した異常を示す信号を、前記制御対象機器または前記制御装置に接続された検知装置から受け付け、前記異常の種別、重要度または前記異常を検知した前記検知装置の種別を、前記信号に基づいて判別するとともに、前記記録部に記録されている前記発生回数に基づいて、予め定められた時間あたりの異常発生頻度を異常発生箇所毎に判別する判別処理と、前記信号、及び前記判別処理による判別結果に基づいて、前記異常が発生した箇所を示す画像の表示位置及び表示方法を決定し、決定した該表示位置及び該表示方法に基づいて前記画像を前記表示部に表示するよう前記表示制御部に指示する異常表示処理とを、前記表示入力装置に行わせることを特徴とする。
この構成によれば、本発明のプログラムは、上述の表示部、記録部、接続部、表示制御部、及び動作制御部を備える表示入力装置に所定の処理を行わせるためのプログラムである。このプログラムは、制御対象機器に発生した異常の発生回数を異常発生箇所毎に記録部に記録する異常累計処理を、表示入力装置に行わせる。また、制御対象機器に発生した異常を示す信号を検知装置から受け付け、異常の種別、重要度または検知装置の種別を受信信号に基づいて判別するとともに、記録部に記録されている発生回数に基づいて、所定時間あたりの異常発生頻度を異常発生箇所毎に判別する判別処理を、表示入力装置に行わせる。また、受信信号と判別処理の判別結果とに基づいて、異常が発生した箇所を示す画像の表示位置及び表示方法を決定して表示するよう表示制御部に指示する異常表示処理を、表示入力装置に行わせる。
本発明によれば、発生した異常の重要度や発生頻度、または異常を検知した検知装置の種別等に応じて、異常発生箇所を示す画像の表示方法を変更して表示する。このためユーザは、異常発生箇所毎の異常の詳細を、容易に視認することができる。
また本発明によれば、異常発生箇所を示す画面と、異常の重要度や発生頻度等を示す画面とを、同一画面とすることが可能である。このためユーザは、異常の重要度や発生頻度等を確認するたびに、アドレス情報一覧等のテキストデータ画面に切り替えたり、或いはサーバ等の別装置に格納されている履歴情報を参照したりする必要がない。これにより、ユーザの確認作業の工数を削減することができる。
また本発明によれば、異常発生箇所毎に累計した異常発生回数を昇順または降順で並び替える等して生成したグラフ画像を表示する。このためユーザは、制御対象装置のどの箇所に異常発生が集中しているかを容易に視認することができる。
本発明の表示入力装置が含まれるシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の表示入力装置及びエディタ装置の装置構成を示すブロック図である。 エディタ装置のエディタ画面の一例を示す画面図である。 表示入力装置の表示操作画面の一例を示す画面図である。 表示入力装置の表示操作画面の一例を示す画面図である。 表示入力装置がパレート図を表示する画面の一例を示す画面図である。 表示入力装置の異常表示処理を示すフロー図である。
以下に、本発明の一実施形態に係る表示入力装置、及び異常表示方法について、図面を参照しつつ説明する。なお、ここで示す実施形態は一例であり、本発明はここに示す実施形態に限定されるものではない。
〈1.表示入力装置を含むシステムの構成について〉
図1は、本発明の一実施形態に係る表示入力装置が含まれるシステムの構成を示している。このシステムは少なくとも、プログラマブル表示器100(=表示入力装置)と、PC200と、PLC300(=制御装置)と、制御対象機器400とを含むように構成されている。
またプログラマブル表示器100及びPC200は、LAN500により相互接続されている。なお図示していないが、LAN500には上記プログラマブル表示器100を複数接続することも可能である。
プログラマブル表示器100は、シリアルケーブルを介したPLC300との通信により、PLC300を介して各制御対象機器400の状態を取得する。そして後述する表示部140に、各制御対象機器400の状態を表示する機能を備えている。
また、プログラマブル表示器100は、タッチパネル160を備えている(図2参照)。タッチパネル160は、プログラマブル表示器100の表示器本体の表示面前面に貼付された操作用装置である。プログラマブル表示器100は、タッチパネル160への操作に応じて、各制御対象機器400の状態制御をPLC300に指示する機能を備えている。
またプログラマブル表示器100は、LAN500を介してPC200との間で、各種データを送受信する機能を備えている。例えば、PLC300を介して取得した制御対象機器400の駆動履歴情報や状態情報等を、PC200に送信することが可能である。
PC200は、予めインストールされたOS上で各種アプリケーションを実行することにより様々な機能を実現するコンピュータである。PC200には、プログラマブル表示器100と通信を行うと共に送受信データの変換処理等を行うミドルウェアがインストールされている。
また、プログラマブル表示器100に表示する操作画像及び操作画像に関連する設定情報を編集するためのエディタや、プログラマブル表示器100より取得した情報をデータベース管理するための各種アプリケーションがインストールされている。
PLC300は、ユーザが作成したシーケンスプログラムに従って、各制御対象機器400に制御指示を与える。例えば、数十msなどの予め定められたスキャンタイム毎に、入力ユニットを介して入力元の制御対象機器400の状態を取り込むとともに、出力先の制御対象機器400に状態を変更するように制御指示を与える。
制御対象機器400は、例えばアクチュエータ、リレー、電磁弁等であり、所定の製品を生産するのに用いられる。これらの制御対象機器400は、製造ラインなどの所要各部に配置される。なお制御対象機器400には、故障が発生すると予測される箇所にリミットスイッチやセンサ等の検知装置が設けられている。
〈2.装置構成について〉
次に、本発明の一実施形態に係るプログラマブル表示器100及びPC200の内部構成を、図2を用いて説明する。なお、本発明と直接関わりのない機能部については、図示するのを省略している。
プログラマブル表示器100は、制御部110、メモリ120(=記録部)、ネットワークI/F部130、表示部140、外部装置I/F部150(=接続部)、タッチパネル160、及びメモリスロット170を含む。また、メモリスロット170により接続される装置として、メモリカードαが存在する。また外部装置I/F部150により接続される装置として、PLC300が存在する。
制御部110は、プログラマブル表示器100に含まれる各装置を統括制御するための中央処理装置である。制御部110は例えば、所定の時間間隔毎や所定のイベント毎にPLC300と通信して所定情報を取得し、メモリ120に書き込む。
また制御部110は、制御部110が備える演算処理装置上で所定のプログラムを実行することにより実現される機能部として、表示制御部111〜異常累計部115を備えている。
表示制御部111は、後述するエディタ部211により生成される表示制御プログラムを実行することにより実現される機能部である。表示制御部111は、複数のオブジェクトを組み合わせて作成された画面、例えば後述する表示操作画面(図4)を描画表示する制御を行う。
これにより表示制御部111は、例えばPLC300を介して制御対象機器400の状態を表示する。そして制御対象機器400に設けられたセンサ(=検知装置)により制御対象機器400の異常が検知された場合に、異常発生箇所を示す画像を表示部140に表示する制御を行う。なおセンサは、制御対象機器400が実施する作業内容に応じて、その設置位置を作業者が変更可能である。
表示制御部111は、生産ラインで用いられている制御対象機器400の機種に合わせて、表示操作画面を表示するための各種データ、例えばセンサの位置データ等をメモリカードαから読み込み、これに基づいて表示操作画面を表示部140に表示する。
動作制御部112は、後述するエディタ部211により生成される動作制御プログラムを実行することにより実現される機能部である。動作制御部112は、PLC300を介して制御対象機器400の動作を制御する。例えば、制御対象機器400に含まれるアクチュエータの操作や、電磁弁の開閉等の制御を行う。
判別部113は、制御対象機器400に設けられたセンサより、異常検知を示す異常検知信号を受信する制御を行う。そして検知された異常の種別、重要度、及び検知を行ったセンサの種別等を示す情報を、異常検知信号より抽出する。なお、異常検知信号の信号フォーマットや通信プロトコルは、予めセンサとの間で取り決めが行われているものとする。
また判別部113は後述する異常累計部115により生成されてメモリ120等に記録されている異常累計情報を参照することにより、センサ毎の異常発生頻度の判別を行う機能も備える。
異常表示部114は、受信した異常検知信号に基づいて、制御対象機器400のレイアウト画像上に異常発生箇所を示す所定の画像(以下、「ランプ」という)を表示するよう、表示制御部111に指示する。
また異常表示部114は、上記の判別部113が判別した結果に基づいて、ランプの表示方法を変更するよう、表示制御部111に指示する。例えば、異常発生回数が増加するにつれ、ランプのサイズを大きくするよう、表示制御部111に指示する。また例えば、ランプに対応する異常の種別や重要度に応じて、画像の表示色や点滅の有無、表示時間等を変更するよう、表示制御部111に指示する。
また異常表示部114は、ランプに対してタッチパネル160によるタッチ操作が行われた場合に、タッチされたランプに対応する異常の詳細を示すためのサブウィンドウを表示する。
また異常表示部114は、後述する異常累計情報を用いて、センサ毎の異常発生頻度を示すグラフ図、例えば図6に示すパレート図を生成する。そしてユーザからの指示に応じて、このグラフ図を表示部140に表示するよう、表示制御部111に指示する。
異常累計部115は、判別部113により異常検知信号が受信されるたびに、センサ毎の異常発生回数、異常種別、重要度、及びセンサ種別等を含む異常累計情報の生成/更新を行い、メモリ120等に記録する。
メモリ120は、制御部110が各種処理を行う際の情報を一時的に記録するための記録装置である。本実施実施形態では例えば、異常発生時おいてその内容を示す異常発生情報を記録したり、上記の異常累計部115により生成される異常累計情報等を記録したりするのに用いられる。また、後述するパレート図の表示用データを記録するのに用いられる。
ネットワークI/F部130は、プログラマブル表示器100とLAN500とを接続するためのインタフェースであり、例えば100Base−TX規格のLANカード等が用いられる。この場合、ネットワークI/F部130にはツイストペアケーブ等の通信ケーブルが接続される。
表示部140は、プログラマブル表示器100を薄型に構成するための表示装置である。具体的には例えば、液晶ディスプレイ、ELディスプレイ、またはプラズマディスプレイのような平板型ディスプレイが用いられる。
外部装置I/F部150は、PLC300等と相互通信を行うための通信制御部である。両装置はシリアルケーブル等で接続される。外部装置I/F部150は、PLC300のメーカや機種に応じた通信プロトコルを用いて通信する。
タッチパネル160は、表示部140の表示面前面に貼付配置された操作用装置である。タッチパネル160が貼付された表示領域に作業者がタッチ操作を行うと、操作位置座標に応じた制御指示が生成され、制御部110に与えられる。
メモリスロット170は、メモリカードαを接続するためのインタフェースである。メモリカードαは、メモリスロット170に着脱可能な外部記録装置である。メモリスロット170に接続されたメモリカードαは、制御部110からの指示により情報の書き込み/読み込みが可能である。本実施形態では主に、PC200で生成された表示制御用プログラムや、動作制御プログラムを記録するのに用いられる。
次に、PC200について説明する。PC200は、制御部210、メモリ220、ネットワークI/F部230、HDD(Hard Disk Drive)240、メモリスロット250、及び表示部260を備える。
制御部210は、PC200が備える各装置を統括制御するための中央処理装置である。制御部210は、ネットワークI/F部230を用いて、プログラマブル表示器100との通信を行う。また、通信により得られた各種処理情報、及びプログラム情報等をメモリ220やHDD240に記録する。
また制御部210は、制御部210が備える演算処理装置上で所定のプログラムを実行することにより実現される機能部として、エディタ部211、及び図面登録部212を備えている。
エディタ部211は、所定の画像を用いた表示操作画面をプログラマブル表示器100の表示部140に表示するための表示制御プログラムを生成する。またエディタ部211は、この表示操作画面でタッチパネル160により受け付けた操作に基づいて制御対象機器400の制御を行うための、動作制御プログラムを生成する。
例えばエディタ部211は、制御対象機器400を操作する操作盤と同等の機能を備える操作盤画面を、表示部140に表示するための表示制御プログラムを生成する。そしてこの操作盤画面で受け付けた操作に応じてPLC300へ制御信号を送るための、動作制御プログラムを生成する。
なお生成された各プログラムは、例えばメモリスロット250を介してメモリカードαに記録する。そしてこのメモリカードαを取り外してメモリスロット170に装着することにより、プログラマブル表示器100に伝送可能である。或いは、LAN500を介してプログラマブル表示器100へ伝送する形態でもよい。
またエディタ部211は、図面登録部212により生成される図面データを読み込んで、表示制御プログラムまたは動作制御プログラムに反映させる機能を備える。
図面登録部212は、上記の表示制御プログラムがプログラマブル表示器100に表示する画像、例えば制御対象機器400を撮像した撮像画像や、制御対象機器400の形状を描画した描画画像を、レイアウト画像として受け付ける。または、CADデータなどの構造情報を受け付け、これを変換してレイアウト画像を生成する。
なおレイアウト画像としては、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式のデジタル画像データを用いる。また図面登録部212は、CADデータを受け付け、且つCADデータにセンサの位置情報が示されている場合、この位置情報を抽出する機能を備える。
メモリ220は、制御部210が各種処理を行う際の情報を一時的に記録するための記録装置である。ネットワークI/F部230は、PC200とLAN500とを接続するためのインタフェースである。HDD240は、DB等の保存期間が比較的長いデータを記録するための磁気記録媒体である。
メモリスロット250は、メモリカードαを接続するためのインタフェースである。表示部260は、上記の各機能部がユーザ操作を受け付けるための設定画面を表示する表示装置である。
〈3.エディタ画面について〉
ここで、本発明の一実施形態に係るエディタ部211が表示部260に表示するエディタ画面について、図3の画面図を用いながら説明する。
エディタ部211は、プログラマブル表示器100が以下の処理を行う表示操作画面を表示するための表示制御プログラムを、この画面で受け付けた操作に基づいて生成する。
a.異常発生箇所の表示処理
レイアウト画像にセンサの状態を示すランプを表示する。また、ユーザがタッチパネル160によりランプをタッチすることにより、サブウィンドウを表示する。また、タッチが行われたランプに対応するセンサのコメントを表示する。
b.重要度、また種別の表示処理
センサ毎に検知している異常の重要度、異常種別、またはセンサ種別に応じて、ランプの大きさ、表示色、点滅の有無、表示時間等を変更して表示する。
c.異常発生頻度の表示処理
センサ毎に累計している異常発生回数に応じて、ランプの大きさ、表示色、点滅の有無、表示時間等を変更して表示する。
d.パレート図の表示処理
センサ毎に累計している異常発生回数に基づいたパレート図を生成して表示する。
以上に説明した表示制御プログラムを制御部110が実行することにより実現される各機能部が、表示部140に表示する表示操作画面の一例について、図4及び図5の画面図を用いながら説明する。
〈4.表示操作画面について〉
図4は、表示制御部111が表示する表示操作画面の一例である。この画面で表示制御部111は、異常発生を検知したセンサの位置を示すためのランプの表示を行う。なお図4の例では、図中の複数の丸印がランプを示している。
図4において、画面左下の「LS異常履歴」ボタンがタッチされたことをタッチパネル160が検知すると、異常表示部114は図5に示す画面を表示するよう、表示制御部111に指示する。
図5に示す画面において異常表示部114は、判別部113が判別した以下の三事項に応じて、ランプの大きさや表示色を変えて表示するよう、表示制御部111に指示する。
・ランプに対応するセンサの種類
・ランプに対応するセンサが検知した異常の種別、または重要度
・ランプに対応するセンサが異常発生を検知した回数、または所定期間内における異常発生頻度
この結果、例えば図5に示す状態となる。図5の例では、異常発生回数の増加に伴い、ランプの直径を増加させている。このため、異常発生回数(=図中のカウント欄)が15回と最も多いLS_0005のランプが、最も大きく表示されている。
また異常の重要度に基づいて、表示色の変更を行っている。例えば、重要度が「LS異常3」と最も高いLS_0005のランプが、編みかけ模様で表示されている。また、次に重要度が高い「LS異常2」であるLS_0002のランプが、斜線模様で表示されている。
これにより、制御対象機器400のレイアウト画像上に、異常発生回数や重要度を視覚的に示すことが可能である。
また異常表示部114は、図4及び図5の表示操作画面のいずれかにおいて所定操作を検知すると、図6に示すパレート図の表示画面を表示するよう、表示制御部111に指示する。この画面においては、異常累計部115が生成した異常累計情報に基づいて生成されたパレート図が表示される。パレート図には、センサ毎の異常発生回数が降順に並べられた棒グラフと、その累積構成比を表す折れ線グラフが含まれている。
〈5.異常表示処理の処理フローについて〉
ここで、本発明の一実施形態に係るプログラマブル表示器100が実施する、異常表示処理の処理フローを、図7のフロー図を用いながら説明する。
図7に示す処理フローは、プログラマブル表示器100が起動状態にあり、且つ制御対象機器400に接続されたセンサより異常検知信号を受信可能である状態において、任意のタイミングで開始することが可能である。
本処理の開始後、判別部113はステップS110において、センサより異常検知信号を受信したか否かを判定する。受信していない場合、後述するステップS150へ移行する。
受信した場合、判別部113はステップS120において、受信した異常検知信号から、検知された異常の種別、重要度、及び異常を検知したセンサの種別を示す情報を抽出する(=判別ステップ)。次に異常累計部115はステップS130において、所定時間あたりの異常発生回数をセンサ毎に累計し、累計結果に基づいて異常累計情報の生成または更新を行い、メモリ120に記録する(=異常累計ステップ)。
次に異常表示部114はステップS140において、異常累計部115により生成/更新された異常累計情報をメモリ120より読み出し、その内容に基づいて、パレート図(図6)を表示するための表示用データの生成/更新を行う。
次に異常表示部114はステップS150において、異常履歴の表示指示を検知したか否かを判定する。なお異常履歴の表示指示は、例えば図4示す「LS異常履歴」ボタンがタッチされたことが、タッチパネル160により検知された場合に発行される。表示指示を検知していない場合、後述するステップS180へ移行する。
表示指示を検知した場合、異常表示部114はステップS160において、各ランプの表示サイズ及び表示色を、上述のステップS120及びステップS130の処理結果に基づいて決定する。
そして異常表示部114はステップS170において、決定した表示サイズ及び表示色によるランプの表示を行うよう、表示制御部111に指示する(=異常表示ステップ)。これにより、図5に示す表示操作画面が表示部140に表示される。
次に異常表示部114はステップS180において、異常発生頻度を示すパレート図の表示指示を検知したか否かを判定する。検知していない場合、再びステップS110へ移行する。検知した場合、異常表示部114はステップS190において、上述のステップS140の処理結果が反映されたパレート図を表示部140に表示する。
以上に説明した一連の処理は、プログラマブル表示器100の起動が停止されたり、PLC300または制御対象装置400の電源が停止されたりすることにより、処理の継続が不可能となるまで繰り返し行う。
以上に説明した本実施形態によれば、発生した異常の重要度や発生頻度、または異常を検知したセンサの種別等に応じて、異常発生箇所を示す画像の表示方法を変更して表示する。このためユーザは、異常発生箇所毎の異常の詳細を、容易に視認することができる。
また本実施形態によれば、異常発生箇所を示す画面と、異常の重要度や発生頻度等を示す画面とを、同一画面とすることが可能である。このためユーザは、異常の重要度や発生頻度等を確認するたびに、アドレス情報一覧等のテキストデータ画面に切り替えたり、或いはPC200等の別装置に格納されている履歴情報を参照したりする必要がない。これにより、ユーザの確認作業の工数を削減することができる。
また本実施形態によれば、センサ毎に累計した異常発生回数とその累積構成比とを示すパレート図を生成して表示する。このためユーザは、制御対象装置400のどの箇所に異常発生が集中しているかを容易に視認することができる。
[その他の実施の形態]
以上、好ましい実施の形態及び実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
従って本発明は、以下の形態にも適用可能である。
(A)上記実施形態では、異常表示処理に関連する機能部、例えば表示制御部111等が、マイクロプロセッサ等の演算処理装置上で所定のプログラムを実行することにより実現されているが、各機能部が複数の回路により実現される形態でもよい。
(B)また上記実施形態では、本発明の表示入力装置の一例としてプログラマブル表示器100を例示しているが、これ以外の表示入力装置を用いて本発明を実施する形態でもよい。例えば、携帯用の操作表示端末であるハンディターミナルを用いて、本発明を実施する形態でもよい。
(C)また上記実施形態では、異常表示部114により表示変更されるランプの大きさ、表示色、点滅の有無、または表示時間に関する設定については特に明示していないが、これらの設定を受け付ける設定変更部を制御部110が備える形態でもよい。この場合、異常表示部114は、設定変更部が受け付けた設定内容に基づいて、ランプの大きさ、表示色、点滅の有無、または表示時間の変更度合いを決定する。
(D)また上記実施形態では、制御プログラムを記録する着脱記録装置としてメモリカードαを例に説明を行っているが、これ以外の着脱記録装置に記録する形態でもよい。例えばマイクロハードディスクや光ディスク等の記録装置を用いる形態でもよい。
100 プログラマブル表示器(表示入力装置)
110 制御部
111 表示制御部
112 動作制御部
113 判別部
114 異常表示部
115 異常累計部
120 メモリ(記録部)
130 ネットワークI/F部
140 表示部
150 外部装置I/F部(接続部)
160 タッチパネル
170 メモリスロット
200 PC
210 制御部
211 エディタ部
212 図面登録部
220 メモリ
230 ネットワークI/F部
240 HDD
250 メモリスロット
300 PLC(制御装置)
400 制御対象機器
α メモリカード

Claims (5)

  1. 画像を表示する表示部と、
    情報を記録する記録部と、
    制御対象機器に対して動作指示を与える制御装置を接続する接続部と、
    前記制御装置を介して制御対象機器の状態を表示するよう前記表示部を制御する表示制御部と、
    前記制御装置を介して前記制御対象機器の動作を制御する動作制御部とを備えた表示入力装置において、
    前記制御対象機器に発生した異常の発生回数を異常発生箇所毎に前記記録部に記録する異常累計部と、
    前記制御対象機器に発生した異常を示す信号を、前記制御対象機器または前記制御装置に接続された検知装置から受け付け、前記異常の種別、重要度または前記異常を検知した前記検知装置の種別を、前記信号に基づいて判別するとともに、前記記録部に記録されている前記発生回数に基づいて、予め定められた時間あたりの異常発生頻度を異常発生箇所毎に判別する判別部と、
    前記信号、及び前記判別部の判別結果に基づいて、前記異常が発生した箇所を示す画像の表示位置及び表示方法を決定し、決定した該表示位置及び該表示方法に基づいて前記画像を前記表示部に表示するよう前記表示制御部に指示する異常表示部とを備えること
    を特徴とする表示入力装置。
  2. 前記異常表示部が、前記判別部の判別結果に基づいて、前記異常が発生した箇所を示す画像の大きさ、表示色、点滅の有無、または表示時間を決定し、決定した内容に基づいて前記画像を前記表示部に表示するよう前記表示制御部に指示する、
    請求項1に記載の表示入力装置。
  3. 画像を表示する表示部と、
    情報を記録する記録部と、
    制御対象機器に対して動作指示を与える制御装置を接続する接続部と、
    前記制御装置を介して制御対象機器の状態を表示するよう前記表示部を制御する表示制御部と、
    前記制御装置を介して前記制御対象機器の動作を制御する動作制御部とを備えた表示入力装置を用いた異常表示方法において、
    前記制御対象機器に発生した異常の発生回数を異常発生箇所毎に前記記録部に記録する異常累計ステップと、
    前記制御対象機器に発生した異常を示す信号を、前記制御対象機器または前記制御装置に接続された検知装置から受け付け、前記異常の種別、重要度または前記異常を検知した前記検知装置の種別を、前記信号に基づいて判別するとともに、前記記録部に記録されている前記発生回数に基づいて、予め定められた時間あたりの異常発生頻度を異常発生箇所毎に判別する判別ステップと、
    前記信号、及び前記判別ステップによる判別結果に基づいて、前記異常が発生した箇所を示す画像の表示位置及び表示方法を決定し、決定した該表示位置及び該表示方法に基づいて前記画像を前記表示部に表示するよう前記表示制御部に指示する異常表示ステップとを備えること
    を特徴とする異常表示方法。
  4. 前記異常表示ステップにおいて、前記判別ステップによる判別結果に基づいて、前記異常が発生した箇所を示す画像の大きさ、表示色、点滅の有無、または表示時間を決定し、決定した内容に基づいて前記画像を前記表示部に表示するよう前記表示制御部に指示する、
    請求項3に記載の異常表示方法。
  5. 画像を表示する表示部と、
    情報を記録する記録部と、
    制御対象機器に対して動作指示を与える制御装置を接続する接続部と、
    前記制御装置を介して制御対象機器の状態を表示するよう前記表示部を制御する表示制御部と、
    前記制御装置を介して前記制御対象機器の動作を制御する動作制御部とを備えた表示入力装置に処理を行わせるためのプログラムにおいて、
    前記制御対象機器に発生した異常の発生回数を異常発生箇所毎に前記記録部に記録する異常累計処理と、
    前記制御対象機器に発生した異常を示す信号を、前記制御対象機器または前記制御装置に接続された検知装置から受け付け、前記異常の種別、重要度または前記異常を検知した前記検知装置の種別を、前記信号に基づいて判別するとともに、前記記録部に記録されている前記発生回数に基づいて、予め定められた時間あたりの異常発生頻度を異常発生箇所毎に判別する判別処理と、
    前記信号、及び前記判別処理による判別結果に基づいて、前記異常が発生した箇所を示す画像の表示位置及び表示方法を決定し、決定した該表示位置及び該表示方法に基づいて前記画像を前記表示部に表示するよう前記表示制御部に指示する異常表示処理とを、前記表示入力装置に行わせること
    を特徴とするプログラム。
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