JP2011089873A - インピーダンス整合器及び該インピーダンス整合器を備えたインピーダンス測定装置 - Google Patents

インピーダンス整合器及び該インピーダンス整合器を備えたインピーダンス測定装置 Download PDF

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敏浩 高原
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Abstract

【課題】プラズマ(負荷)インピーダンスを高精度で測定することができるインピーダンス測定装置を提供する。
【解決手段】インピーダンス整合器1は、複数の可変コンデンサ1aと、自己の等価回路の回路形及び回路定数のデータを格納した不揮発性メモリ2を備える。インピーダンス測定装置は、インピーダンス整合器1と、高周波電源9及びインピーダンス整合器の入力端3の間に配置され、入力端から見て負荷10側の回路のインピーダンスを入力インピーダンスとして検出する入力インピーダンス検出手段12と、可変コンデンサの容量を検出する容量検出手段11と、不揮発性メモリから読み出したデータと、入力インピーダンスの検出値と、可変コンデンサの容量の検出値とから、負荷のインピーダンスを算出する負荷インピーダンス算出手段13とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数の可変インピーダンス素子を有し、高周波電源と高周波電源から電力供給を受ける負荷との間に接続されるインピーダンス整合器、及び当該インピーダンス整合器を備え、高周波電源から電力供給を受ける負荷のインピーダンスを測定するインピーダンス測定装置に関する。
半導体製造工程や液晶ディスプレイ製造工程等においては、エッチング、薄膜形成及びスパッタリング等のプラズマ処理を行うためにプラズマ処理装置が使用される。この種のプラズマ処理装置は、高周波電源から高周波電力の供給を受け、高周波によるプラズマをプラズマチャンバ内に発生させて、被処理物を処理するようになっている。
これらのプラズマ処理装置においては、プラズマチャンバーの処理条件(チャンバの高周波特性やプラズマ状態等)が、処理対象物の種類や形状、処理ガスの種類、ガス圧やガス温度、チャンバ構造及び供給電力等の影響を受けて時々刻々と変化する。したがって、プラズマ処理を安定に行うためには、プラズマチャンバの処理条件を一定に維持することが非常に重要である。
このため、従来技術においては、プラズマインピーダンスを測定し、その測定値からプラズマ処理に必要な情報を取出し、それをフィードバックすることによってプラズマチャンバの処理条件を最適化することがなされている。
この場合、例えば、プラズマチャンバの入力端において、プラズマインピーダンスを直接測定することが考えられる。この方法によれば、プラズマに印加されている電圧及び電流を測定しなければならないが、この場合の電圧値及び電流値は大きく変動するので、測定可能範囲を予め限定して測定装置を設計することが難しい。したがって、測定装置が複雑かつ大掛かりなものになり、高価なものになってしまう。
そこで、高周波電源とプラズマ処理装置(プラズマ負荷)との間にインピーダンス自動整合器を挿入しておき、インピーダンス自動整合器の入力端に、高周波電流の絶対値を検出する入力電流検出手段と、高周波電圧の絶対値を検出する入力電圧検出手段と、高周波電流と高周波電圧との位相差を検出する位相差検出手段とを設け、さらに、該入力端における、高周波電流の絶対値と、高周波電圧の絶対値と、高周波電流及び高周波電圧の位相差とから、該入力端からプラズマ負荷側の回路のインピーダンスを入力インピーダンスとして演算する入力インピーダンス演算手段と、インピーダンス自動整合器の該入力端及び出力端間の回路定数と、入力インピーダンスとから、インピーダンス自動整合器の出力端からプラズマ負荷側の回路のインピーダンスを負荷回路側インピーダンスとして演算する負荷回路側インピーダンス演算手段とを設けたインピーダンス測定装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
そして、このインピーダンス測定装置によれば、高周波電源及びプラズマ負荷間においてインピーダンスの整合をとりつつ、プラズマに印加されている電圧値及び電流値を測定するので、測定可能範囲を予め限定して装置設計をすることができるので、装置の構造を簡素化し、コストの低減を図ることができる。
しかしながら、この従来のインピーダンス測定装置においては、インピーダンス自動整合器が有する寄生容量、寄生インダクタンス及び寄生抵抗が無視されており、その結果、負荷回路側インピーダンス演算手段の演算精度があまり良くなく、高精度でインピーダンスの測定を行うことができないという問題を生じていた。
特開平4−368799号公報
したがって、本発明の課題は、プラズマ(負荷)インピーダンスを高精度で測定することができるインピーダンス測定装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、複数の可変インピーダンス素子を有し、高周波電源と、前記高周波電源から電力供給を受ける負荷との間に接続されるインピーダンス整合器であって、自己の等価回路の回路形及び回路定数のデータを格納した不揮発性メモリを備えたことを特徴とするインピーダンス整合器を構成したものである。
また、本発明は、上記のインピーダンス整合器を備え、高周波電源から電力供給を受ける負荷のインピーダンスを測定するインピーダンス測定装置であって、前記高周波電源及び前記インピーダンス整合器の入力端の間に配置され、前記入力端から見て前記負荷側の回路のインピーダンスを入力インピーダンスとして検出する入力インピーダンス検出手段と、前記可変インピーダンス素子の特性値を検出する素子特性値検出手段と、前記不揮発性メモリから読み出した前記データと、前記入力インピーダンスの検出値と、前記可変インピーダンス素子の特性値の検出値とから、前記負荷のインピーダンスを算出する負荷インピーダンス算出手段と、を備えたことを特徴とするインピーダンス測定装置を構成したものである。
本発明の好ましい実施例によれば、上記のインピーダンス測定装置において、前記入力インピーダンス検出手段は、前記高周波電源と前記インピーダンス整合器の前記入力端とを接続する伝送線路と、前記伝送線路に第1の線路結合器を介して分岐接続され、前記高周波電源から前記入力端に入射する進行波の電流を検出する進行波電流検出手段と、前記伝送線路に第2の線路結合器を介して分岐接続され、前記進行波の電圧と、前記入力端からの反射波の電圧との合成電圧を検出する電圧検出手段と、前記進行波電流検出手段によって検出された進行波電流値I、及び前記電圧検出手段によって検出された電圧値Vを用いて、
Figure 2011089873
ここで、
Figure 2011089873
であり、Zは前記伝送線路の特性インピーダンスである、
に従って決定したZを、前記入力インピーダンスの検出値として出力する入力インピーダンス算出手段と、を備えている。
この構成において、さらに好ましくは、前記第1の線路結合器は方向性結合器からなっている。
本発明の別の好ましい実施例によれば、上記インピーダンス測定装置において、前記入力インピーダンス検出手段は、前記高周波電源と前記インピーダンス整合器の前記入力端とを接続する伝送線路と、前記伝送線路の途中に接続された方向性結合器と、前記方向性結合器に接続され、前記高周波電源から前記入力端に入射する進行波の電流を検出する進行波電流検出手段と、前記方向性結合器に接続され、前記進行波の電圧と、前記入力端からの反射波の電圧との合成電圧を検出する電圧検出手段と、前記進行波電流検出手段によって検出された進行波電流値I、及び前記電圧検出手段によって検出された電圧値Vを用いて、
Figure 2011089873
ここで、
Figure 2011089873
であり、Zは前記伝送線路の特性インピーダンスである、に従って決定したZを、前記入力インピーダンスの検出値として出力する入力インピーダンス算出手段と、を備えている。
本発明のさらに別の好ましい実施例によれば、前記不揮発性メモリには、さらに、前記可変インピーダンス素子の定格電流及び定格電圧のデータが格納され、上記インピーダンス測定装置は、さらに、前記進行波電流検出手段によって検出された進行波電流値Iを用いて、
Figure 2011089873
ここで、Zは前記伝送線路の特性インピーダンスである、に従って決定したPを、進行波電力の検出値として出力する進行波電力算出手段と、前記進行波電力の検出値と、前記入力インピーダンスの検出値と、前記不揮発性メモリから読み出した前記データとに基づき、前記インピーダンス整合器を構成する前記可変インピーダンス素子のそれぞれを流れる電流及び前記可変インピーダンス素子のそれぞれに印加される電圧を算出し、前記電流及び電圧の算出値が、それぞれ、対応する前記可変インピーダンス素子の定格電流及び定格電圧を超えた場合に、アラーム信号を発生するアラーム発生手段と、を備えている。
本発明によれば、インピーダンス整合器の不揮発性メモリに当該インピーダンス整合器の等価回路の回路形及び回路定数のデータを予め格納しておき、必要に応じてそれらのデータを読み出して用いることができる。そして、本発明によるインピーダンス整合器を負荷インピーダンス測定装置やインピーダンス自動整合装置等に組み込み、インピーダンスを算出する際に、その都度、不揮発性メモリから読み出したデータを用いることによって、インピーダンスの測定を高精度で行い、また、高精度でインピーダンスの整合をとることができる。
本発明の1実施例によるインピーダンス整合器の回路図である。 図1のインピーダンス整合器の等価回路の一例を示す回路図である。 等価回路の回路定数を決定する際の装置構成の一例を示すブロック図である。 図3の装置構成において取得されたインピーダンス・スミスチャートであり、(A)は、測定値と、図2の等価回路を考慮した場合の計算値とをプロットしたものであり、(B)は、測定値と、等価回路を考慮しない場合の計算値とをプロットものである。 図1のインピーダンス整合器を備えたインピーダンス測定装置の一例の構成を示すブロック図である。 図5のインピーダンス測定装置の入力インピーダンス検出手段の一例の構成を示すブロック図である。 図6のインピーダンス検出手段の第1の線路結合器の一例を示す回路図である。 図6のインピーダンス検出手段の第2の線路結合器の一例を示す回路図である。 S=V/Iの範囲を示すグラフである。 図5のインピーダンス測定装置の入力インピーダンス検出手段の別の例の構成を示すブロック図である。 図1のインピーダンス整合器を備えたインピーダンス測定装置の一例の構成を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例を説明する。図1は、本発明の1実施例によるインピーダンス整合器の回路図である。図1に示すように、本発明によるインピーダンス整合器1は、インダクタンスが一定のコイルL1及びL2と、可変インピーダンス素子として、第1の可変コンデンサVC1及び第2の可変コンデンサVC2と、を有している。この実施例では、可変インピーダンス素子として可変コンデンサが使用されるが、可変コンデンサに代えて可変インダクタ(可変コイル)を使用することもでき、また、可変コンデンサと可変インダクタを組み合わせて使用することもできる。
インピーダンス整合器1は、さらに、自己の等価回路の回路形及び回路定数のデータが格納された不揮発性メモリ2を有している。
インピーダンス整合器1の等価回路の回路形は、インピーダンス整合器1を構成する各回路素子を収容する筐体の内部空間の形状及び寸法、並びに、インピーダンス整合器1を構成する各回路素子の筐体の壁面に対する位置関係等の幾何学的構成に基づいて、適当に決定される。
等価回路が決定された後、等価回路の回路定数が次のようにして求められる。
図1のインピーダンス整合器1の等価回路として、例えば、図2に示すような等価回路が決定されたものとする。
そして、図3に示すように、インピーダンス整合器1の入力端子3(RFIN端子)に既知の負荷(この実施例では、50Ωの負荷)が接続され、出力端子4(RFOUT端子)には公知のネットワーク・アナライザが接続される。また、インピーダンス整合器1の第1及び第2の可変コンデンサVC1及びVC2の回転軸に、それぞれ、極板位置検出手段6として、ロータリー・エンコーダ又はポテンショ・メータが取り付けられる。さらに、極板位置検出手段6及びネットワーク・アナライザには、データ計算のためのパソコン8が接続される。
そして、第1及び第2の可変コンデンサVC1及びVC2のそれぞれの極板位置が独立に動かされつつ、ネットワーク・アナライザによってインピーダンスが測定される。なお、明瞭にするため、図3中、第1及び第2の可変コンデンサVC1及びVC2を、可変コンデンサ1aとして一括表示した。
このとき、第1の可変コンデンサVC1の極板位置がpであり、かつ可変コンデンサVC2の極板位置がpである時のインピーダンス測定値は、次式で表されるものとする。
Figure 2011089873
また、図2の等価回路の出力端子(RFOUT端子)側から見たインピーダンスが計算される。すなわち、まず、第1の可変コンデンサVC1の容量Cは、極板位置pに比例するから、極板位置が最小の時の容量minCと、極板位置が最大の時の容量maxCがわかれば、極板位置がpの時の第1の可変コンデンサVC1の容量Cは、次式によって計算される。
Figure 2011089873
同様に、極板位置がpの時の第2の可変コンデンサVC2の容量Cは、次式によって計算される。
Figure 2011089873
こうして、図2の等価回路において、出力端子(FROUT)側から見たインピーダンスが、次式によって計算される。
Figure 2011089873
そして、計算値Zcalcと、測定値Zmeasuredとの誤差の絶対値の二乗和
Figure 2011089873
が最小となるように、等価回路の回路定数L、L、L、L、minC、maxC、minC、maxC、C、C、Cが決定される。
このとき、次の一連の手順が実行される。
(ステップ1):適当にL、L、L、L、minC、maxC、minC、maxC、C、C、Cのそれぞれの初期値を決定する。
(ステップ2):誤差Errを計算する。
(ステップ3):変化量δL、δL、δL、δL、δminC、δmaxC、δminC、δmaxC、δC、δC、δCを、それぞれ適当に決定する。この変化量の決定には、最急降下法やLevenberg-Marquardt法などの公知の方法を用いることができる。
(ステップ4):現在のL、L、L、L、minC、maxC、minC、maxC、C、C、Cに、変化量δL、δL、δL、δL、δminC、δmaxC、δminC、δmaxC、δC、δC、δCをそれぞれ加算し、誤差Errを計算する。
(ステップ5):誤差Errが減少した場合には、L、L、L、L、minC、maxC、minC、maxC、C、C、Cに変化量δL、δL、δL、δL、δminC、δmaxC、δminC、δmaxC、δC、δC、δCをそれぞれ加算したものを新たなL、L、L、L、minC、maxC、minC、maxC、C、C、Cとして、ステップ3以後のステップを繰り返す。
(ステップ6):誤差Errが増加した場合には、L、L、L、L、minC、maxC、minC、maxC、C、C、Cから変化量δL、δL、δL、δL、δminC、δmaxC、δminC、δmaxC、δC、δC、δCをそれぞれ減算したものを新たなL、L、L、L、minC、maxC、minC、maxC、C、C、Cとして、ステップ3以後のステップを繰り返す。
(ステップ7):誤差Errが十分に小さくなったところで、一連のステップを終了し、回路定数を決定する。
上記の計算は、すべて、パソコン8において実行される。
さらに、決定された回路定数が妥当であるか否かを判定するため、それらの回路定数を用いて、上記(4)式に従ってインピーダンスが計算されるとともに、それらの計算値と、図3の装置構成で得られたインピーダンスの測定値が、インピーダンス・スミスチャート上にプロットされ、計算値と測定値の一致の程度が確認される。
図4(A)には、上記実施例の場合のスミスチャートを示した。また、比較のために、図4(B)には、等価回路を考慮しない場合の、インピーダンスの計算値と測定値とをプロットしたスミスチャートを示した。図4(A)から、計算値と測定値とはほぼ一致しており、計算誤差はかなり小さいことがわかる。
こうして求められた等価回路の回路定数のデータは、当該等価回路の回路形のデータとともに不揮発性メモリ2に格納される。不揮発性メモリ2としては、公知のマスクROMや、PROM(EPROM、EEPROM)等が使用可能であり、回路定数及び回路形のデータが、専用のライターを用いて不揮発性メモリに書き込まれることによって、データの格納がなされる。
等価回路の回路形のデータの不揮発性メモリへの格納は、等価回路を文字列として表し、この文字列のデータを不揮発性メモリに書き込むことによってなされる。回路を文字列として表す方法を例示すると、次のようになる。
回路素子AとBが直列接続されている状態を、S(A,B)と表し、並列接続されている状態を、P(A,B)と表す。
そうすると、例えば、図2に示した等価回路は、その出力端に負荷Zを接続した場合に、
S(L,P(S(L,VC1),S(L,P(C
S(VC2,P(C,S(L,P(C,Z))))))))
と表される。
上記実施例では、等価回路の回路定数を決定する際に、インピーダンス整合器の出力端子側にネットワーク・アナライザを接続し、入力端子側に既知の負荷を接続したが、これとは逆に、ネットワーク・アナライザをインピーダンス整合器の入力端子側に接続し、既知の負荷を出力端子側に接続してもよい。
こうして、本発明によれば、インピーダンス整合器の不揮発性メモリに、当該インピーダンス整合器の等価回路の回路形及び回路定数のデータを予め格納しておき、必要に応じてそれらのデータを読み出して用いることができる。そして、本発明によるインピーダンス整合器を負荷インピーダンス測定装置やインピーダンス自動整合装置等に組み込んでおけば、インピーダンスを算出する際にそれらのデータを用いることによって、インピーダンスの測定やインピーダンスの整合を高精度で行うことができる。
図5は、図1のインピーダンス整合器を備えたインピーダンス測定装置の一例の構成を示すブロック図である。図5において、1は、図1のインピーダンス整合器であり、高周波電源9と、高周波電源9から電力供給を受ける負荷10との間に接続される。
なお、図5中のインピーダンス整合器1を表すブロックにおいて、第1及び第2の可変コンデンサVC1及びVC2を、可変コンデンサ1aとして一括表示してある。また、この実施例では、インピーダンス整合器1の不揮発性メモリ2には、インピーダンス整合器1の等価回路の回路形及び回路定数のデータに加えて、可変コンデンサ(可変インピーダンス素子)の定格電流及び定格電圧のデータが格納されている。
また、本発明によれば、インピーダンス整合器1の可変インピーダンス素子の特性値を検出する素子特性値検出手段が備えられる。この実施例では、可変インピーダンス素子が可変コンデンサ1aからなっているので、素子特性値検出手段は、可変コンデンサ1aの特性値である容量を検出する容量検出手段11からなっている。
さらに、高周波電源9及びインピーダンス整合器1の入力端子3の間には、入力端子3から見て負荷10側の回路のインピーダンスを入力インピーダンスとして検出する入力インピーダンス検出手段12が配置される。
図6は、図5のインピーダンス測定装置の入力インピーダンス検出手段12の一例の構成を示すブロック図である。図6を参照して、入力インピーダンス検出手段12は、高周波電源とインピーダンス整合器の入力端子とを接続する伝送線路14を備えている。
伝送線路14には、進行波電流検出手段17が、第1の線路結合器15を介して分岐接続され、高周波電源からインピーダンス整合器の入力端子に入射する進行波の電流を検出する。また、伝送線路14には、電圧検出手段18が、第2の線路結合器16を介して分岐接続され、進行波の電圧と、インピーダンス整合器の入力端子からの反射波の電圧との合成電圧を検出する。
図7には、第1の線路結合器15の回路図の一例を示した。図7の例では、第1の線路結合器15は方向性結合器からなっている。図7において、14は伝送線路であり、15aはトロイダルコアであり、15bはコイルである。このコイル15bには、抵抗15cが並列接続される(点a及び点b)。また、伝送線路14から分岐し、接地された分岐線路に、2個のコンデンサ15d、15eが直列に配置され、2個のコンデンサ15d、15e間の点cと、点bとが接続される。
この回路において、進行波の電流及び電圧をそれぞれI、V、反射波の電流及び電圧をI、Vとすると、c点の電圧Vは、伝送線路14の電圧V+Vをコンデンサ15d、15eで分圧したものであるから、
=α(V+V
と表される。ここで、αは、分圧に用いる2個のコンデンサ15d、15eの容量によって決まる定数である。
一方、ab間には、カレント・トランスにより伝送線路14上の電流I−Iに比例した起電力Vabが発生する(反射波の電流は、向きが逆であるので−の符号を付した)。すなわち、
ab=β(I−I
となる。ここで、βは用いるコア材の比透磁率やコイルの巻き数によって決まる定数である。
したがって、a点の電圧Vは、次のように表される。
=V+Vab=α(V+V)+β(I−I
=(αV+βI)+(αV−βI
そこで、コンデンサの容量を調節する等して、
αV−βI=0
となるようにしておけば、
=αV+βI=(αZ+β)I
となって、a点において、進行波の成分だけを取り出すことができる。
図8には、第2の線路結合器16の回路図の一例を示した。図8において、14は伝送線路であり、伝送線路14から分岐し、接地された分岐線路に、2個のコンデンサ16a、16bが直列に配置される。そして、2個のコンデンサ16a、16bの中間から電圧Vが取り出されるようになっている。
進行波電流検出手段17によって検出された進行波電流値I、及び電圧検出手段18によって検出された電圧値Vは入力インピーダンス算出手段19に入力される。入力インピーダンス算出手段19は、
Figure 2011089873
ここで、
Figure 2011089873
であり、Zは伝送線路2の特性インピーダンスである、
に従って決定したZを、入力インピーダンスの検出値として出力する。
上記(6)式の証明は次のとおりである。
今、進行波の電圧をV、反射波の電圧をVとすると、
Figure 2011089873
が成立する。
反射係数をΓとすると、V=ΓVだから、(8)式から、
Figure 2011089873
が得られる。
一方、伝送線路の特性インピーダンスをZとすると、
Figure 2011089873
Figure 2011089873
が成立するので、
Figure 2011089873
となる。これをZについて解けば、上記(6)式が得られる。
Sを求めるためには、電圧信号と進行波の電流信号の振幅比A=V/Iと位相差θを求める必要がある。このとき、(6)式においてインピーダンスZの実部を整理すると次のようになる。
Figure 2011089873
したがって、インピーダンスZの実部が正であれば、
Figure 2011089873
が成立する。ここで、特性インピーダンスZの実部も正であると仮定していることに留意されたい(通常、この仮定は満たされている)。
(14)式から、Sは、図9に示すように、複素平面上において、中心が
Figure 2011089873
で、半径が、
Figure 2011089873
の円内にあることがわかる。
したがって、Sの絶対値(振幅比A)は、
Figure 2011089873
以下の有限値となる。すなわち、測定に適する範囲を特に限定することなく、高精度で振幅比Aを測定することができる。また、この円は、原点を通ることから、位相差θは±π/2の範囲内にある。したがって、例えば、公知の簡単な回路を用いて電圧信号の位相差をπ/2だけ進ませておけば、位相差θは0〜πの範囲内の値をとり、それによって、回路構成が簡単で、雑音が少ない乗算器型の位相比較器を用いて位相差θの測定が行える。そして、この測定値からπ/2を引き算することによって、位相差θの値を求めることができる。
図10は、入力インピーダンス検出手段の別の例の構成を示すブロック図である。この実施例は、図6に示した実施例と、進行波電流検出手段17及び電圧検出手段18の伝送線路14に対する分岐接続の構成が異なっているだけである。したがって、図10中、図6に示したものと同一の構成要素には同一番号を付して詳細な説明を省略する。
図10の実施例では、進行波電流検出手段17及び電圧検出手段18が、単一の方向性結合器20を介して伝送線路14に分岐接続される。この場合、方向性結合器20の構成は、図7に示したものと基本的に同じであり、進行波電流は、図7の場合と同様にして検出される。一方、電圧は、図7の点cから取り出されるようになっている。
この実施例は、100MHz以下の周波数領域で測定を行う場合であって、カレント・トランスを測定に用いることができる場合に適用可能である。
本発明によれば、さらに、不揮発性メモリ2から読み出したデータ(等価回路の回路形及び回路定数のデータ)と、入力インピーダンスの検出値と、可変インピーダンス素子の特性値の検出値(この実施例では、可変コンデンサ1aの容量の検出値)とから、負荷10のインピーダンスを算出する負荷インピーダンス算出手段13が備えられる。
この実施例では、負荷インピーダンス算出手段13は、不揮発性メモリ2から読み出したデータL〜L及びC〜Cと、入力インピーダンスの検出値Zと、第1及び第2の可変コンデンサVC1及びVC2の容量の検出値C及びCとから、負荷インピーダンスZを、
Figure 2011089873
によって算出する。
図11は、図1のインピーダンス整合器を備えたインピーダンス測定装置の別の例の構成を示すブロック図である。この実施例は、図5の実施例に、可変インピーダンス素子への過電流又は過電圧の適用を防止するアラーム発生機構が付加されたものである。したがって、図11中、図5に示したものと同一の構成要素には同一番号を付して説明を省略する。
図11を参照して、この実施例によれば、不揮発性メモリ2には、インピーダンス整合器1の等価回路の回路形及び回路定数のデータに加えて、可変インピーダンス素子(可変コンデンサ1a)の定格電流及び定格電圧のデータが格納される。
また、入力インピーダンス検出手段12の進行波電流検出手段17によって検出された進行波電流値Iを用いて、
Figure 2011089873
ここで、Zは前記伝送線路の特性インピーダンスである、
に従って決定したPを、進行波電力の検出値として出力する進行波電力算出手段21が備えられる。
さらに、進行波電力の検出値と、入力インピーダンスの検出値と、不揮発性メモリ2から読み出したデータと、可変インピーダンス素子の特性値の検出値(可変コンデンサ1aの容量の検出値)とに基づき、インピーダンス整合器1を構成する可変インピーダンス素子(可変コンデンサ1a)のそれぞれを流れる電流及び可変インピーダンス素子(可変コンデンサ1a)のそれぞれに印加される電圧を算出し、電流及び電圧の算出値が、それぞれ、対応する可変インピーダンス素子(可変コンデンサ1a)の定格電流及び定格電圧を超えた場合に、アラーム信号を発生するアラーム発生手段22が備えられる。
アラーム発生手段22の動作方法は、図11の回路構成においてインピーダンスの整合がとれているとして、インピーダンス整合器1の第1の可変コンデンサVC1について考えると次のようになる。
すなわち、アラーム発生手段22は、第1の可変コンデンサVC1を流れる電流I及び第1の可変コンデンサVC1に印加される電圧Vを、それぞれ、
Figure 2011089873
によって求め、これらの値のいずれかが、可変コンデンサVC1の定格値を超えたときに、アラーム信号を発生する。
そして、このアラーム信号に基づいて、例えば、警報ブザーが動作し、あるいは警告ランプが点滅することによって、オペレータに警告が発せられる。それによって、可変コンデンサが破壊されることが防止される。
なお、上記(20)式及び(21)式の証明は、次のとおりである。
図2において、入力端子3から負荷側を見た時のインピーダンスをZ、入力端子3における電圧及び電流をそれぞれV及びIとし、可変コンデンサVC1の容量をCとする。また、L、L及びLのが相互に接続する接続点での電圧をVとし、L及びCを流れる電流をIとする。このとき、オームの法則によって、
Figure 2011089873
が成立する。式(22)〜(24)を電流Iについて解くと、
Figure 2011089873
となる。また、可変コンデンサVC1に印加される電圧Vは、
Figure 2011089873
となる。
一方、電力Pと電流I及び電圧Vとの間には次式が成立する。
Figure 2011089873
インピーダンスの整合がとれている場合には、Z=Zであるから、
Figure 2011089873
となる。(28)式を用いて、可変コンデンサVC1を流れる電流と、可変コンデンサVC1に印加される電圧の最大値を求めると、(20)式及び(21)式となる。
1 インピーダンス整合器
1a 可変コンデンサ
2 不揮発性メモリ
3 入力端子
4 出力端子
5 負荷
6 極板位置検出手段
7 ネットワーク・アナライザ
8 PC
9 高周波電源
10 負荷
11 容量検出手段
12 入力インピーダンス検出手段
13 負荷インピーダンス算出手段
14 伝送線路
15 第1の線路結合器
15a トロイダルコイル
15b コイル
15c 抵抗
15d、15e コンデンサ
16 第2の線路結合器
16a、16b コンデンサ
17 進行波電流検出手段
18 電圧検出手段
19 入力インピーダンス算出手段
20 方向性結合器
21 進行波電力算出手段
22 アラーム発生手段

Claims (6)

  1. 複数の可変インピーダンス素子を有し、高周波電源と、前記高周波電源から電力供給を受ける負荷との間に接続されるインピーダンス整合器であって、
    自己の等価回路の回路形及び回路定数のデータを格納した不揮発性メモリを備えたことを特徴とするインピーダンス整合器。
  2. 請求項1に記載のインピーダンス整合器を備え、高周波電源から電力供給を受ける負荷のインピーダンスを測定するインピーダンス測定装置であって、
    前記高周波電源及び前記インピーダンス整合器の入力端の間に配置され、前記入力端から見て前記負荷側の回路のインピーダンスを入力インピーダンスとして検出する入力インピーダンス検出手段と、
    前記可変インピーダンス素子の特性値を検出する素子特性値検出手段と、
    前記不揮発性メモリから読み出した前記データと、前記入力インピーダンスの検出値と、前記可変インピーダンス素子の特性値の検出値とから、前記負荷のインピーダンスを算出する負荷インピーダンス算出手段と、を備えたことを特徴とするインピーダンス測定装置。
  3. 前記入力インピーダンス検出手段は、
    前記高周波電源と前記インピーダンス整合器の前記入力端とを接続する伝送線路と、
    前記伝送線路に第1の線路結合器を介して分岐接続され、前記高周波電源から前記入力端に入射する進行波の電流を検出する進行波電流検出手段と、
    前記伝送線路に第2の線路結合器を介して分岐接続され、前記進行波の電圧と、前記入力端からの反射波の電圧との合成電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記進行波電流検出手段によって検出された進行波電流値I、及び前記電圧検出手段によって検出された電圧値Vを用いて、
    Figure 2011089873
    ここで、
    Figure 2011089873
    であり、Zは前記伝送線路の特性インピーダンスである、
    に従って決定したZを、前記入力インピーダンスの検出値として出力する入力インピーダンス算出手段と、を備えたことを特徴とする請求項2に記載のインピーダンス測定装置。
  4. 前記第1の線路結合器は方向性結合器からなっていることを特徴とする請求項3に記載のインピーダンス測定装置。
  5. 前記入力インピーダンス検出手段は、
    前記高周波電源と前記インピーダンス整合器の前記入力端とを接続する伝送線路と、
    前記伝送線路の途中に接続された方向性結合器と、
    前記方向性結合器に接続され、前記高周波電源から前記入力端に入射する進行波の電流を検出する進行波電流検出手段と、
    前記方向性結合器に接続され、前記進行波の電圧と、前記入力端からの反射波の電圧との合成電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記進行波電流検出手段によって検出された進行波電流値I、及び前記電圧検出手段によって検出された電圧値Vを用いて、
    Figure 2011089873
    ここで、
    Figure 2011089873
    であり、Zは前記伝送線路の特性インピーダンスである、
    に従って決定したZを、前記入力インピーダンスの検出値として出力する入力インピーダンス算出手段と、を備えたことを特徴とする請求項2に記載のインピーダンス測定装置。
  6. 前記不揮発性メモリには、さらに、前記可変インピーダンス素子の定格電流及び定格電圧のデータが格納され、さらに、
    前記進行波電流検出手段によって検出された進行波電流値Iを用いて、
    Figure 2011089873
    ここで、Zは前記伝送線路の特性インピーダンスである、
    に従って決定したPを、進行波電力の検出値として出力する進行波電力算出手段と、
    前記進行波電力の検出値と、前記入力インピーダンスの検出値と、前記不揮発性メモリから読み出した前記データと、前記可変インピーダンス素子の特性値の検出値とに基づき、前記インピーダンス整合器を構成する前記可変インピーダンス素子のそれぞれを流れる電流及び前記可変インピーダンス素子のそれぞれに印加される電圧を算出し、前記電流及び電圧の算出値が、それぞれ、対応する前記可変インピーダンス素子の定格電流及び定格電圧を超えた場合に、アラーム信号を発生するアラーム発生手段と、を備えたことを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれかに記載のインピーダンス測定装置。
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