JP2011089571A - 四輪駆動車両のヴィスカスカップリング用オイル飛散防止構造 - Google Patents

四輪駆動車両のヴィスカスカップリング用オイル飛散防止構造 Download PDF

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真利 野口
Yuichi Suenaga
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Abstract

【課題】 ヴィスカスカップリングの過熱に伴うオイル室の内圧上昇により流出したオイルの飛散を防止するとともに、オイルの流出の発生を容易に確認できるようにする。
【解決手段】 ヴィスカスカップリングVCは、シール部材25,27により密閉されて内部にオイルが封入されたオイル室28と、シール部材25,27が損傷した場合にオイル室28のオイルを後方に流出させるオイル流出部32と、オイル流出部32の周囲を覆うカバー30を備えるので、オイル流出部32から流出したオイルをカバー30で受け止めることで、車体への付着や路面の汚損を確実に防止することができる。またカバー30の下部に該カバー30の内部に流出したオイルの状態を車体後方側から確認する覗き窓30aを形成したので、オイルの流出の有無を容易に確認することができるだけでなく、覗き窓30aからカバー30の内部に異物が侵入するのを防止することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、エンジンから前輪に伝達される駆動力の一部をトランスファー、プロペラシャフト、ヴィスカスカップリングおよびリヤディファレンシャルギヤを介して後輪に配分する四輪駆動車両のヴィスカスカップリング用オイル飛散防止構造に関する。
かかる四輪駆動車両のヴィスカスカップリングは、ハウジングの内部でシリコンオイルのような粘性流体を介して入力側クラッチプレートと出力側クラッチプレートとを対峙させているが、両クラッチプレート間に過大な差回転が長時間に亙って発生すると過熱し、ハウジングの内圧が上昇することで、ハウジングのシールが破損してシリコンオイルが外部に流出する可能性がある。更に、前記状態においてはヴィスカスカップリングが回転状態にあるため、流出したオイルが周囲に飛散する可能性がある。このような事態に至ると、流出・飛散したシリコンオイルが路面を汚損するだけでなく、シリコンオイルが高温のエキゾーストパイプに付着して異臭を発したり、発煙や発火の原因となったりする場合がある。これを防止するには、エキゾーストパイプをヴィスカスカップリングから離して配置すれば良いが、そのためにエキゾーストパイプの取り回しに制約が生じる問題がある。
そこで、ヴィスカスカップリングの周囲を覆うケースに空気取入口および空気排出口を形成し、空気取入口から取り入れた走行風をヴィスカスカップリングの表面に沿って流した後に空気排出口から排出することで、ヴィスカスカップリングを冷却してシリコンオイルの流出を防止するものが、下記特許文献1により公知である。
特開2001−165285号公報
しかしながら、ヴィスカスカップリングを走行風で冷却するだけでは過熱によるシリコンオイルの流出・飛散を確実に防止することは困難であるため、万一シリコンオイルの流出・飛散が発生した場合の対策を施す必要がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ヴィスカスカップリングの過熱に伴うオイル室の内圧上昇により流出したオイルの飛散を防止するとともに、オイルの流出の発生を容易に確認できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、エンジンから前輪に伝達される駆動力の一部をトランスファー、プロペラシャフト、ヴィスカスカップリングおよびリヤディファレンシャルギヤを介して後輪に配分する四輪駆動車両のヴィスカスカップリング用オイル飛散防止構造において、前記プロペラシャフトの後端のフランジと前記リヤディファレンシャルギヤのデフケースとの間に配置された前記ヴィスカスカップリングは、シール部材により密閉されて内部にオイルが封入されたオイル室と、前記シール部材が損傷した場合に前記オイル室のオイルを後方に流出させるオイル流出部と、前記オイル流出部の周囲を覆うカバーとを備え、前記カバーには該カバーの内部に流出したオイルの状態を車体後方側から確認する覗き窓が形成されることを特徴とする四輪駆動車両のヴィスカスカップリング用オイル飛散防止構造が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記カバーの下部には該カバーの後端から後方に突出するオイル溜まりが形成され、前記オイル溜まりの前部は連通孔を介して前記カバーの内部に連通するとともに、前記オイル溜まりの後部は上向きに開放して前記覗き窓を構成することを特徴とする四輪駆動車両のヴィスカスカップリング用オイル飛散防止構造が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記カバーの前端は前記ヴィスカスカップリングのクラッチプレートの後端よりも車体後方に位置していることを特徴とする四輪駆動車両のヴィスカスカップリング用オイル飛散防止構造が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1〜請求項3の何れか1項の構成に加えて、前記カバーの前部に車体前方に向かって開放する導風口を設けたことを特徴とする四輪駆動車両のヴィスカスカップリング用オイル飛散防止構造が提案される。
尚、実施の形態の入力側クラッチプレート23および出力側クラッチプレート24は本発明のクラッチプレートに対応し、実施の形態のOリング25およびXリング27は本発明のシール部材に対応する。
請求項1の構成によれば、エンジンから前輪に伝達される駆動力の一部を後輪に配分すべく、プロペラシャフトの後端のフランジとリヤディファレンシャルギヤのデフケースとの間に配置されたヴィスカスカップリングは、シール部材により密閉されて内部にオイルが封入されたオイル室と、シール部材が損傷した場合にオイル室のオイルを後方に流出させるオイル流出部と、オイル流出部の周囲を覆うカバーとを備えるので、オイル流出部から流出するオイルをカバーで受け止めることで、車体への付着や路面の汚損を確実に防止することができる。またカバーに、その内部に流出したオイルの状態を車体後方側から確認する覗き窓を形成したので、オイルの流出の有無を容易に確認することができるだけでなく、覗き窓からカバーの内部に異物が侵入するのを防止することができる。
また請求項2の構成によれば、カバーの下部にカバーの後端から後方に突出するオイル溜まりが形成されており、オイル溜まりの前部は連通孔を介してカバーの内部に連通し、オイル溜まりの後部は上向きに開放して覗き窓を構成するので、覗き窓からオイル溜まりにオイルが溜まっているか否かを容易に確認できるだけでなく、オイル溜まりおよび連通孔でラビリンスを構成して異物がカバー内に入り難くすることができる。
また請求項3の構成によれば、カバーの前端はヴィスカスカップリングのクラッチプレートの後端よりも車体後方に位置しているので、ヴィスカスカップリングのクラッチプレートを冷却する走行風がカバーで遮られないようにして冷却効果を確保することができる。
また請求項4の構成によれば、カバーの前部に車体前方に向かって開放する導風口を設けたので、カバーの内部に走行風を導入してカバー内に漏れたオイルを冷却し、オイルの粘度を高めてカバーから零れ難くすることができる。
四輪駆動車両の動力伝達系を示す図。(第1の実施の形態) ヴィスカスカップリングの縦断面図。(第1の実施の形態) 図2の3ー3線矢視図。(第1の実施の形態) ヴィスカスカップリングの縦断面図。(第2の実施の形態)
以下、図1〜図3に基づいて本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1は四輪駆動車両の駆動力伝達系を示すもので、エンジンEの駆動力はトランスミッションMおよびフロントディファレンシャルギヤFDを介して左右の前輪Wf,Wfに伝達され、前輪Wf,Wfに伝達される駆動力の一部はトランスファーT、プロペラシャフトPS、ヴィスカスカップリングVCおよびリヤディファレンシャルギヤRDを介して後輪Wr,Wrに伝達される。
図2に示すように、ヴィスカスカップリングVCは前後方向に開放した環状の本体ハウジング11を備えており、本体ハウジング11の前部には小径のボス部11aが形成され、本体ハウジング11の後部には大径の円筒部11bが形成される。プロペラシャフトPSの後端にはユニバーサルジョイント12が設けられており、その後端のフランジ12aがハウジング11のボス部11aの前面にボルト13…で結合される。円環状のハウジングカバー14が本体ハウジング11の円筒部11bに後方から嵌合し、クリップ15(もしくは、溶接やネジ加工)で抜け止めされる。
本体ハウジング11のボス部11aの内周面に設けたボールベアリング16と、ハウジングカバー14の内周面に設けたニードルベアリング17とに、インナーハブ18が回転自在に支持される。リヤディファレンシャルギヤRDのデフケース19にアンギュラボールベアリング20を介して支持されたピニオンシャフト21は、デフケース19から前方に突出してインナーハブ18の内周面にスプライン結合され、その前端に螺合するナット22により抜け止めされる。
本体ハウジング11の円筒部11bの内周面には多数の入力側クラッチプレート23…の外周部がスプライン嵌合し、入力側クラッチプレート23…に対して交互に配置された出力側クラッチプレート24…の内周部がインナーハブ18の外周面にスプライン嵌合する。入力側クラッチプレート23…は軸方向に移動可能であるが、出力側クラッチプレート24…は軸方向に所定間隔で位置決めされている。両クラッチプレート23…,24…は相互に接触するものの、その接触が両クラッチプレート23…,24…に設けた溝のエッジ部の面取り構造(ラウンドエッジ構造)により制限され、両クラッチプレート23…,24…がハンプ(直結)することはない。
本体ハウジング11の円筒部11bの内周面に当接するハウジングカバー14の外周面にゴム製のOリング25が装着され、インナーハブ18の外周面に当接する本体ハウジング11の内周面にゴム製のXリング26が装着され、かつインナーハブ18の外周面に当接するハウジングカバー14の内周面にゴム製のXリング27が装着される。これらのOリング25、Xリング26およびXリング27により、本体ハウジング11、ハウジングカバー14およびインナーハブ18間に入力側クラッチプレート23…および出力側クラッチプレート24…を収納するオイル室28が区画され、オイル室28にはシリコオイルが充填される。またハウジングカバー14の後面は防錆機能および保護機能を有する保護プレート29により覆われる。
図2および図3から明らかなように、円環状のカバー30の前端の開口部が本体ハウジング11の円筒部11bの後部外周面に隙間を有して嵌合することで導風口30eが形成される一方、後端の開口部がデフケース19の前部外周面に嵌合して固定される。この状態で、カバー30の前端はヴィスカスカップリングVCの入力側クラッチプレート23…および出力側クラッチプレート24…の後端よりも車体後方に位置している。
インナーハブ18の後部外周面とデフケース19の前部内周面との間がメカニカルシール31でシールされる。カバー30の後面下部における車体左側にずれた位置に円形の覗き窓30aが形成されており、この覗き窓30aによりカバー30の内部空間が外部に連通する。そしてハウジングカバー14に設けられたOリング25やXリング27が破損すると、オイル室28がカバー30の内部空間に連通する。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
車両の走行時にエンジンEの駆動力はトランスミッションMおよびフロントディファレンシャルギヤFDを介して主駆動輪である前輪Wf,Wfに伝達され、副駆動輪である後輪Wr,Wrは路面との間の摩擦力で回転する。前輪Wf,Wfおよび後輪Wr,Wrがスリップせずに同一回転数で回転するとき、前輪Wf,WfにトランスファーT、プロペラシャフトPS、ユニバーサルジョイント12のフランジ12aおよびヴィスカスカップリングVCの本体ハウジング11を介して接続された入力側クラッチプレート23…と、後輪Wr,WrにリヤディファレンシャルギヤRD、ピニオンシャフト21およびインナーハブ18を介して接続された出力側クラッチプレート24…との差回転がなくなり、車両はヴィスカスカップリングVCがトルクを伝達しない前輪駆動状態となる。
車両の発進時や急加速時に主駆動輪である前輪Wf,Wfがスリップし、前輪Wf,Wfの回転数が後輪Wr,Wrの回転数を上回ると、前輪Wf,Wfに接続された入力側クラッチプレート23…と後輪Wr,Wrに接続された出力側クラッチプレート24…との間に差回転が発生する。その結果、両クラッチプレート23…,24…の間にシリコンオイルの粘性が作用することでヴィスカスカップリングVCがトルクを伝達し、前輪Wf,Wfの駆動力がトランスファーT、プロペラシャフトPS、ヴィスカスカップリングVCおよびリヤディファレンシャルギヤRDを介して後輪Wr,Wrに伝達され、車両は四輪駆動状態となって前輪Wf,Wfのスリップが解消される。
ところで、ヴィスカスカップリングVCへの入出力の差回転が大きい状態が長時間継続すると過熱によりオイル室28の内圧が増加するため、オイル室をシールするOリング25.Xリング26およびXリング27が損傷してシール機能を失う場合がある。このような場合、前側のXリング26を通過したシリコンオイルはユニバーサルジョイント12のフランジ12aにより流出を阻止されるが、Oリング25を通過して保護プレート29の隙間から漏れたシリコンオイルと、後側のXリング27およびニードルベアリング17を通過したシリコンオイルとは、ハウジングカバー14の後端のオイル流出部32からカバー30内に流出し、重力でカバー30の底部に滞留する。
このように損傷したOリング25やXリング27を通過してオイル流出部32から流出したシリコンオイルをカバー30で受け止めることで、シリコンオイルが路面を汚損したり、高温のエキゾーストパイプに付着して異臭、発煙、発火等の原因となったりするのを確実に防止することができる。カバー30の底部に溜まったシリコンオイルは覗き窓30aから目視で確認することができるので、ヴィスカスカップリングVCに異常が発生したことを容易かつ確実に認識することができる。また覗き窓30aは車体後方を向いて開口しているので、飛び石等が覗き窓30aからカバー30内に侵入することがない。
またカバー30の前端はヴィスカスカップリングVCの入力側クラッチプレート23…および出力側クラッチプレート24…の後端よりも車体後方に位置しているので、ヴィスカスカップリングVCの入力側クラッチプレート23…および出力側クラッチプレート24…を冷却する走行風がカバー30で遮られないようにして冷却効果を確保することができる。
しかもカバー30の前部に車体前方に向かって開放する導風口30eを設けたので、カバー30の内部に走行風を導入して漏れたシリコンオイルを冷却し、シリコンオイルの粘度を高めてオイル溜まり30cから零れ難くすることができる。
次に、図4に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。
第2の実施の形態は、カバー30の形状が第1の実施の形態と異なっており、その他の構造および作用は第1の実施の形態と同じである。第2の実施の形態のカバー30は、その下部に水平な隔壁30bを介してパン状のオイル溜まり30cを備える。カバー30の内部空間は隔壁30bの連通孔30dを介してオイル溜まり30cに連通し、オイル溜まり30cの後部はカバー30の後面から後方に張り出して覗き窓30aを構成する。
このように、カバー30の下部に設けたオイル溜まり30cの前部は連通孔30dを介してカバー30の内部空間に連通し、オイル溜まり30cの後部は上向きに開放して覗き窓30aを構成するので、覗き窓30aからオイル溜まり30cにシリコンオイルが溜まっているか否かを容易に確認できるだけでなく、オイル溜まり30cおよび連通孔30dでラビリンスを構成して異物がカバー30内に入り難くすることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、ヴィスカスカップリングVCの構造やカバー30の形状は実施の形態に限定されるものではない。
E エンジン
PS プロペラシャフト
RD リヤディファレンシャルギヤ
VC ヴィスカスカップリング
Wf 前輪
Wr 後輪
12a フランジ
19 デフケース
23 入力側クラッチプレート(クラッチプレート)
24 出力側クラッチプレート(クラッチプレート)
25 Oリング(シール部材)
27 Xリング(シール部材)
28 オイル室
30 カバー
30a 覗き窓
30c オイル溜まり
30d 連通孔
30e 導風口
32 オイル流出部

Claims (4)

  1. エンジン(E)から前輪(Wf)に伝達される駆動力の一部をトランスファー(T)、プロペラシャフト(PS)、ヴィスカスカップリング(VC)およびリヤディファレンシャルギヤ(RD)を介して後輪(Wr)に配分する四輪駆動車両のヴィスカスカップリング用オイル飛散防止構造において、
    前記プロペラシャフト(PS)の後端のフランジ(12a)と前記リヤディファレンシャルギヤ(RD)のデフケース(19)との間に配置された前記ヴィスカスカップリング(VC)は、シール部材(25,27)により密閉されて内部にオイルが封入されたオイル室(28)と、前記シール部材(25,27)が損傷した場合に前記オイル室(28)のオイルを後方に流出させるオイル流出部(32)と、前記オイル流出部(32)の周囲を覆うカバー(30)とを備え、前記カバー(30)には該カバー(30)の内部に流出したオイルの状態を車体後方側から確認する覗き窓(30a)が形成されることを特徴とする四輪駆動車両のヴィスカスカップリング用オイル飛散防止構造。
  2. 前記カバー(30)の下部には該カバー(30)の後端から後方に突出するオイル溜まり(30c)が形成され、前記オイル溜まり(30c)の前部は連通孔(30d)を介して前記カバー(30)の内部に連通するとともに、前記オイル溜まり(30c)の後部は上向きに開放して前記覗き窓(30a)を構成することを特徴とする、請求項1に記載の四輪駆動車両のヴィスカスカップリング用オイル飛散防止構造。
  3. 前記カバー(30)の前端は前記ヴィスカスカップリング(VC)のクラッチプレート(23,24)の後端よりも車体後方に位置していることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の四輪駆動車両のヴィスカスカップリング用オイル飛散防止構造。
  4. 前記カバー(30)の前部に車体前方に向かって開放する導風口(30e)を設けたことを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の四輪駆動車両のヴィスカスカップリング用オイル飛散防止構造。
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