JP2011088624A - 車両のロールシェード装置 - Google Patents

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    • B60J7/0015Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs moveable head-liners, screens, curtains or blinds for ceilings roller blind

Abstract

【課題】シェードの開口量を大きくとれるロールシェード装置を提供する。
【解決手段】シェード3が開方向、閉方向に移動するとそれぞれワイヤ巻き取り方向であるP1方向、ワイヤ繰り出し方向であるP2方向に回転しながら移動する第1ワイヤドラム5と、リトラクタ4と一体回転可能に連結し、このリトラクタ4の側部に、同軸かつワイヤ巻き取り方向であるQ1方向がリトラクタ4のシェード巻き取り方向であるR1方向と反対となるように回転自在に設けられる第2ワイヤドラム6と、第1ワイヤドラム5がP1方向、P2方向に回転したときに第2ワイヤドラム6がそれぞれQ2方向、Q1方向に回転するように両ワイヤドラム間に掛け渡されるワイヤ7と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両のルーフの内開口部に取り付けられるロールシェード装置に関する。
車両のルーフの内開口部に取り付けられるシェード装置として、ルーフの内開口部を開閉するシェードと、このシェードをロール状に巻き取るリトラクタとを有した、いわゆるロールシェード式の装置が挙げられ、その一従来例が特許文献1に記載されている。特許文献1には、ブラインドウェブ(シェード)の先端側の側部と巻取リール(リトラクタ)の端部とを、方向変更装置に掛け回したロープで連結したうえで、このロープを巻取方向に引張する引張装置を設ける技術が記載されており、これによればブラインドウェブおよびロープが常に力平衡状態となるため、ブラインドウェブを任意の位置で位置決めできる旨記載されている。方向変更装置は具体的には方向変更ロールからなる。
特開2000−272341号公報(段落0006)
特許文献1に記載の技術では、ブラインドウェブを全閉にしたとき、つまりブラインドウェブがその開閉ストロークの前端に位置したとき、ロープに対するブラインドウェブの取り付け部位となる案内シューは当然に方向変更ロールと干渉しないように方向変更ロールよりも車両後方側に位置させる必要がある。つまり、特許文献1の技術によれば、案内シューの前方に方向変更ロールの設置スペースを要する分、シェードの開口量を大きくとれないという問題がある。
また、引張装置はシェードを挟んで左右一対に配設されているが、これら構成部品の左右の位置精度が低いと、シェードの左縁と右縁とにかかる張力に差が生じ、シェードのたるみの原因となってシェードの美観を損ねるおそれがある。
本発明はこのような課題を解決するために創作されたものであり、シェードの開口量を大きくとれ、車体に対する構成部品の位置精度に拘わらずシェードのたるみを抑制できる車両のロールシェード装置を提供することを目的としている。
本発明は、前記課題を解決するため、ルーフの内開口部を開閉するシェードと、シェードの基端側をロール状に巻き取るリトラクタとを有した車両のロールシェード装置であって、シェードの先端側の側部に回転自在に設けられ、シェードの開方向の手動操作力を受けたときワイヤ巻き取り方向に、閉方向の手動操作力を受けたときワイヤ繰り出し方向に回転しながらシェードと共に移動する第1ワイヤドラムと、前記リトラクタと一体回転可能に連結し、該リトラクタの側部に、同軸かつワイヤ巻き取り方向がリトラクタのシェード巻き取り方向と反対となるように回転自在に設けられる第2ワイヤドラムと、前記第1ワイヤドラムがワイヤ巻き取り方向、ワイヤ繰り出し方向に回転したときに前記第2ワイヤドラムがそれぞれワイヤ繰り出し方向、ワイヤ巻き取り方向に回転するように両ワイヤドラム間に掛け渡されるワイヤと、を備えたことを特徴とする。
当該構成によれば、ワイヤの向きを変えるための方向変更装置をシェードの前寄り周辺に設ける必要もなくなり、その分、シェードの開口量を大きく確保できる。
また本発明は、前記リトラクタと前記第2ワイヤドラムとは、互いの回転力の伝達を可能に、かつそれぞれをシェード巻取り方向、ワイヤ巻取り方向に回転付勢する弾性部材を介して連結されることを特徴とする。
当該構成によれば、弾性部材がリトラクタと第2ワイヤドラムとの間、つまりシェードとワイヤとの間に介設されるので、車体が何ら介在することなく、シェードとワイヤとの間で互いに張力がかかるように作用する。したがって、車体に対するロールシェード装置の取り付け位置精度の影響を受けることなくシェードのたるみを抑制できる。
また本発明は、前記弾性部材は捩りコイルばねから構成されることを特徴とする。
当該構成によれば、弾性部材を捩りコイルばねとしたことにより、構造が簡単で一層組み付けの簡略化を図ることができる。
また本発明は、前記リトラクタおよび前記第2ワイヤドラムをその軸上において貫通し、両者を支持するシャフトを備えたことを特徴とする。
当該構成によれば、リトラクタと第2ワイヤドラムの支持機能を1本のシャフトに持たせることができ、部品点数の低減および組み付けの簡略化が図れる。
また本発明は、シェードの手動操作力を前記第1ワイヤドラムの回転力に変換する変換機構として、前記第1ワイヤドラムと同軸に一体回転するプーリと、一端が車体側に固定され、他端は、前記第1ワイヤドラムがワイヤ巻き取り方向に回転したときには繰り出され、前記第1ワイヤドラムがワイヤ繰り出し方向に回転したときには巻き取られるように前記プーリに巻回される変換ワイヤと、を備えたことを特徴とする。
当該構成によれば、簡単な構造で、シェードの開閉量に応じて第1ワイヤドラムを回転させることができる。
また本発明は、シェードの手動操作力を前記第1ワイヤドラムの回転力に変換する変換機構として、シェードの開閉方向に延設されるラックギアと、該ラックギアと噛合し、前記第1ワイヤドラムと一体回転するピニオンギアと、からなるラックアンドピニオン機構を備えたことを特徴とする。
前記ピニオンギアのピッチ径は、前記第1ワイヤドラムにおけるワイヤ巻取り部の径に対して同等以下の値であることが望ましい。
当該構成によれば、簡単な構造で、シェードの開閉量に応じて第1ワイヤドラムを回転させることができる。
本発明によれば、シェードの開口量を大きくとれ、車体に対する構成部品の位置精度に拘わらずシェードのたるみを抑制できる。
本発明に係るロールシェード装置の平面図である。 本発明に係るロールシェード装置の外観斜視図である。 リトラクタの内部構造を示す平断面図である。 本発明に係るロールシェード装置の側面図であり、(a)、(b)、(c)はそれぞれシェードの全閉状態、半開状態、全開状態を示す。 シェード、ワイヤの掛け回し態様に関する変形例を示す側面図である。 捩りコイルばねの取り付け態様に関する変形例を示す平断面図である。 第1ワイヤドラムまたは第2ワイヤドラムの形状に関する変形例を示す平面図である。 変換機構に関する変形例を示す図であり、(a)、(b)はそれぞれ平面図、側面図である。 変換機構に関する第2変形例を示す図であり、(a)、(b)はそれぞれ平面図、側面図である。
本発明のロールシェード装置1は、図1に示すように、車両のルーフ、具体的には車室天井に形成された内開口部2において採光及び遮光を行うための装置であり、内開口部2を開閉するシェード3と、シェード3の基端(後端)側をロール状に巻き取るリトラクタ4とを有する。シェード装置1の上方には、通常、サンルーフ装置のガラスパネル等が取り付けられているが図では省略している。
シェード3自体の構造は特に限定されるものではないが、シェード3の基本的な層構成としては基材層を表皮材層で挟んだものが一般的であり、勿論このような多層構造の場合であってもリトラクタ4で巻取り可能となる程度の柔軟性を有する薄布として形成されている。表皮材としては合成繊維、天然繊維、皮革等が挙げられ、基材としては繊維材や合成樹脂材、繊維と合成樹脂材との混合物等が挙げられる。
筒形状を呈したリトラクタ4は、その軸方向を車幅方向として内開口部2の後方に回転自在に配置されており、周面にはシェード3の基端が取り付けられている。リトラクタ4の手前には、図4に示すように、シェード3の上面に当接して、シェード3の面を水平方向からリトラクタ4の接線と略平行な傾斜方向に変えるためのシェード押さえ部材18が設けられている。
図1、図2において、符号Fは、内開口部2の側部に沿って延設され、図示しない車体フレームに固定されるガイドフレームを示す。このガイドフレームFは、シェード3のスライドシュー(図示せず)やサンルーフ装置のガラスパネルのスライドシュー(図示せず)のガイド機能等を有する部材であり、例えばアルミニウム合金の押出形材から構成される。本実施形態では、後記するラックギア13や軸受16などの固定部としてこのガイドフレームFを利用している。
図1ないし図4において、本発明のロールシェード装置1は、シェード3の先端側の側部に回転自在に設けられ、シェード3の開方向の手動操作力を受けたときワイヤ巻き取り方向(P1方向)に、閉方向の手動操作力を受けたときワイヤ繰り出し方向(P2方向)に回転しながらシェード3と共に移動する第1ワイヤドラム5と、リトラクタ4と一体回転可能に連結し、このリトラクタ4の側部に、同軸かつワイヤ巻き取り方向(Q1方向)がリトラクタ4のシェード巻き取り方向(R1方向)と反対となるように回転自在に設けられる第2ワイヤドラム6と、第1ワイヤドラム5がワイヤ巻き取り方向(P1方向)、ワイヤ繰り出し方向(P2方向)に回転したときに第2ワイヤドラム6がそれぞれワイヤ繰り出し方向(Q2方向)、ワイヤ巻き取り方向(Q1方向)に回転するように両ワイヤドラム5、6間に掛け渡されるワイヤ7と、を備えたことを主な特徴とする。本実施形態では、リトラクタ4と第2ワイヤドラム6との間に、互いの回転力の伝達を可能に、かつリトラクタ4をシェード巻取り方向(R1方向)に回転付勢し、第2ワイヤドラム6をワイヤ巻取り方向(Q1方向)に回転付勢する弾性部材8が介設される。
以下、具体的に説明すると、シェード3の先端周りには例えば車幅方向に延設した剛性体からなるステー9が形成されている。ステー9の下部側には窪み状引手などのハンドル部10が設けられる。ステー9の両端部には車幅方向を軸方向とする支軸11が突設され、この支軸11に第1ワイヤドラム5が回転自在に取り付けられている。
ここで、第1ワイヤドラム5は、乗員がハンドル部10に手をかけてシェード3を手動開閉したときにシェード3と共に前後移動するが、その際には滑り等による移動量と回転量とのずれが生じないように第1ワイヤドラム5を回転させる必要がある。そのため、シェード3の手動操作力を第1ワイヤドラム5の回転力に変換する変換機構12として、本実施形態では、シェード3の開閉方向に延設されるラックギア13と、ラックギア13と噛合し、第1ワイヤドラム5と一体回転するピニオンギア14とからなるラックアンドピニオン機構を備えている。
ラックギア13は例えばギア形成部が下向きとなるようにガイドフレームFに取り付けられる。第1ワイヤドラム5の外側面側にはピニオンギア14が同軸に設けられる。これにより、シェード3が開閉するとピニオンギア14はその前後移動に応じて滑りを伴うことなく回転するので、第1ワイヤドラム5においてシェード3の開閉量に応じた回転量が確保される。なお、ピニオンギア14のピッチ径は第1ワイヤドラム5におけるワイヤ巻取り部の径に対して同等以下の値である。
ワイヤ7は、前記したように第1ワイヤドラム5がワイヤ巻き取り方向(P1方向)、ワイヤ繰り出し方向(P2方向)に回転したときに第2ワイヤドラム6がそれぞれワイヤ繰り出し方向(Q2方向)、ワイヤ巻き取り方向(Q1方向)に回転するように両ワイヤドラム5、6間に張力がかかるように掛け渡される。図4(a)に示すように、第1ワイヤドラム5がその移動ストロークの前端に位置しているとき、ワイヤ7には最長の直線部分Lが形成されることとなるが、第1ワイヤドラム5が図4(b)、(c)に示すように後方に移動してワイヤ7を巻き取っていく際には最初の直線部分Lの分を巻き取るだけでは足らず、第2ワイヤドラム6がQ2方向に回転して第2ワイヤドラム6から不足分のワイヤ7が繰り出されるようになっている。このように第1ワイヤドラム5の移動量、すなわちシェード3の開閉量よりもワイヤ7の巻取り量が大きくなるように、第1ワイヤドラム5、第2ワイヤドラム6のドラム径が設定されている。
第2ワイヤドラム6は前記したようにリトラクタ4と同軸に設けられる。図3に示すように、リトラクタ4および第2ワイヤドラム6はその軸上を貫通するシャフト15により共に支持されている。シャフト15の両端は例えばガイドフレームFに固定した軸受16に回転自在に支承される。第2ワイヤドラム6はこのシャフト15に固設されており、シャフト15と一体に回転する。一方、リトラクタ4はシャフト15に対して回転可能に取り付けられる。つまり、リトラクタ4と第2ワイヤドラム6とはシャフト15を介し相対回転可能な関係にある。
リトラクタ4と第2ワイヤドラム6との間には前記弾性部材8としての捩りコイルばね17が捩じられた状態として介設される。図3では、リトラクタ4の内部においてシャフト15と同芯に捩りコイルばね17を収装し、捩りコイルばね17の一端をリトラクタ4の内側面に係止し、他端をシャフト15の係止部15aに係止した態様を示している。この捩りコイルばね17によりリトラクタ4と第2ワイヤドラム6とはシャフト15の軸回りに互いに反対方向に付勢されることとなり、図4に示すように、リトラクタ4にはシェード3を巻き取る方向であるR1方向の回転モーメントが付与され、第2ワイヤドラム6にはワイヤ7を巻き取る方向であるQ1方向の回転モーメントが付与される。
以上の構成からなるロールシェード装置1の作用を説明する。
「シェード3を開く場合」
シェード3が全閉となった図4(a)の状態から、ハンドル部10に手をかけてシェード3を図4(b)に示すように後方に引くと、シェード3の先端周りと一緒に第1ワイヤドラム5およびピニオンギア14が後方に移動し、その際、ラックギア13との噛合によりピニオンギア14が回転することで第1ワイヤドラム5はP1方向に回転してワイヤ7を巻き取りながら後方に移動する。
前記したように、第1ワイヤドラム5の移動量よりもワイヤ7の巻取り量が大きくなるように設定されているので、第1ワイヤドラム5の巻き取り動作を受けて第2ワイヤドラム6はワイヤ7を繰り出すべくQ2方向に回転する。この第2ワイヤドラム6のQ2方向の回転力は捩りコイルばね17を介してリトラクタ4に伝達される。すなわち、第2ワイヤドラム6がQ2方向に回転すると、捩りコイルばね17に引っ張られる態様でリトラクタ4はR1方向に回転し、シェード3を巻き取る。
する。
図4(a)の状態から図4(c)のシェード全開状態までの間、捩りコイルばね17の付勢力によって、第2ワイヤドラム6においては、ワイヤ7を巻き取る方向であるQ1方向の回転モーメントが付与されているのでワイヤ7の直線部分Lは常に張力がかかった状態となり、ワイヤ7にたるみは生じない。同様に、リトラクタ4においては、シェード3を巻き取る方向であるR1方向の回転モーメントが付与されているのでシェード3は常に張力がかかった状態となり、シェード3にたるみは生じない。
「シェード3を閉じる場合」
図4(c)の状態からシェード3を前方に引くと、シェード3の先端周りと一緒に第1ワイヤドラム5およびピニオンギア14が前方に移動し、その際、ラックギア13との噛合によりピニオンギア14が逆回転することで第1ワイヤドラム5はP2方向に回転してワイヤ7を繰り出しながら前方に移動する。
一方、シェード3が前方に引かれることによりリトラクタ4はシェード3を繰り出すべくR2方向に回転する。このリトラクタ4のR2方向の回転力は捩りコイルばね17を介して第2ワイヤドラム6に伝達される。すなわち、リトラクタ4がR2方向に回転すると、捩りコイルばね17に引っ張られる態様で第2ワイヤドラム6はQ1方向に回転し、第1ワイヤドラム5から繰り出されたワイヤ7の内、直線部分Lの形成分を除いた繰り出し分を巻き取る。
そして、図4(c)の状態から図4(a)の状態までの間、捩りコイルばね17の付勢力によって、第2ワイヤドラム6においては、ワイヤ7を巻き取る方向であるQ1方向の回転モーメントが付与されているのでワイヤ7の直線部分Lは常に張力がかかった状態となり、ワイヤ7にたるみは生じない。同様に、リトラクタ4においては、シェード3を巻き取る方向であるR1方向の回転モーメントが付与されているのでシェード3は常に張力がかかった状態となり、シェード3にたるみは生じない。
以上のように本発明のロールシェード装置1によれば、特許文献1に記載されるワイヤの向きを変えるための方向変更装置をシェード3の前寄り周辺に設ける必要もなくなり、その分、シェード3の開口量を大きく確保できる。
また、特許文献1では、ワイヤの引張装置を車体とワイヤとの間に介設した構造であり、車体に対する左右の引張装置の取付け位置の精度によって、シェードの左縁と右縁とにかかる張力に差が生じてシェードにたるみが生じやすい。これに対し、本発明では、弾性部材8をリトラクタ4と第2ワイヤドラム6との間、つまりシェード3とワイヤ7との間に介設しているので、車体が何ら介在することなく、シェード3とワイヤ7との間で互いに張力がかかるように作用する。したがって、車体に対するロールシェード装置1の取り付け位置精度の影響を受けることなくシェード3のたるみを抑制できる。
また、本実施形態のように、リトラクタ4および第2ワイヤドラム6をその軸上において貫通し、両者を支持するシャフト15を備える構成とすれば、リトラクタ4と第2ワイヤドラム6の支持機能を1本のシャフト15に持たせることができ、部品点数の低減および組み付けの簡略化が図れる。さらに、弾性部材8を捩りコイルばね17から構成すれば、構造が簡単で一層組み付けの簡略化が図れる。
そして、シェード3の手動操作力を第1ワイヤドラム5の回転力に変換する変換機構12として、シェード3の開閉方向に延設されるラックギア13と、ラックギア13と噛合し、第1ワイヤドラム5と一体回転するピニオンギア14とからなるラックアンドピニオン機構を備える構成とすれば、簡単な構造で、シェード3の開閉量に応じて第1ワイヤドラム5を回転させることができる。
「シェード3、ワイヤ7の掛け回し態様に関する変形例」
図5はシェード3、ワイヤ7の掛け回し態様に関するロールシェード装置1の変形例を示している。図5(a)は、第2ワイヤドラム6におけるワイヤ7の巻き取りおよび繰り出しを第2ワイヤドラム6の上側から行い、リトラクタ4におけるシェード3の巻き取りおよび繰り出しをリトラクタ4の下側から行うようにした例である。図5(b)、(c)は例えばラックギア13のギア形成部を上向きにして第1ワイヤドラム5の回転方向を図4の場合と逆にした例であり、第1ワイヤドラム5におけるワイヤ7の巻き取りおよび繰り出しは第1ワイヤドラム5の下側から行われる。その内、図5(b)は、第2ワイヤドラム6におけるワイヤ7の巻き取りおよび繰り出しを第2ワイヤドラム6の下側から行い、リトラクタ4におけるシェード3の巻き取りおよび繰り出しをリトラクタ4の上側から行うようにした例である。図5(c)は、第2ワイヤドラム6におけるワイヤ7の巻き取りおよび繰り出しを第2ワイヤドラム6の上側から行い、リトラクタ4におけるシェード3の巻き取りおよび繰り出しをリトラクタ4の下側から行うようにした例である。これら図5(a)〜(c)の変形例によっても、図4に示した構造と同様の効果が得られる。
「捩りコイルばね17の取り付け態様に関する変形例」
図6は捩りコイルばね17の取り付け態様に関する変形例を示し、シャフト15に対してリトラクタ4と第2ワイヤドラム6の双方を回転可能に取り付けたうえで、リトラクタ4と第2ワイヤドラム6とに捩りコイルばね17を掛け渡した例を示している。軸受16に回転自在に支承されるシャフト15に対して、リトラクタ4を固定し、第2ワイヤドラム6を回転可能に取り付けて、これらリトラクタ4と第2ワイヤドラム6とに捩りコイルばね17を掛け渡してもよい。これらの態様によっても、捩りコイルばね17は、リトラクタ4と第2ワイヤドラム6の互いの回転力の伝達を可能に、かつリトラクタ4をシェード巻取り方向(R1方向)に回転付勢し、第2ワイヤドラム6をワイヤ巻取り方向(Q1方向)に回転付勢する機能を担うことができる。
「第1ワイヤドラム5または第2ワイヤドラム6の形状に関する変形例」
第1ワイヤドラム5または第2ワイヤドラム6の形状を、図7に示すように、ドラム径が車幅方向の一方向側に漸次縮径となる円錐台形状とすれば、リトラクタ4におけるシェード3の巻き取り径の増減によって起きるリトラクタ4の回転速度の増減、すなわちこのリトラクタ4に捩りコイルばね17を介して連結している第2ワイヤドラム6の回転速度の増減をドラム径の増減によって吸収できる。これにより、シェード3の全開閉ストロークにわたり、リトラクタ4の一回転当たりのシェード3の移動量とワイヤ7の移動量をほぼ一致させることが可能となる。図7では、第2ワイヤドラム6について円錐台形状としているが、第1ワイヤドラム5側に適用してもよい。図1に示した円筒形状の第1ワイヤドラム5または第2ワイヤドラム6の場合であっても、リトラクタ4の回転速度の増減分を捩りコイルばね17によって吸収することが可能であるが、その吸収分を考慮したばね仕様となるために捩りコイルばね17が大型化しやすい。これに対し、本変形例のように第1ワイヤドラム5または第2ワイヤドラム6の形状を円錐台形状とすることでリトラクタ4の回転速度の増減分を吸収する構成とすれば、捩りコイルばね17に前記増減分の吸収機能を持たせる必要がなくなるため、小型の捩りコイルばね17で足り、ロールシェード装置1の重量抑制およびコストダウンが図れる。
「変換機構12に関する変形例」
図8は変換機構12に関する変形例を示し、第1ワイヤドラム5と一体回転するようにプーリ21を取り付け、このプーリ21にワイヤ22を掛け回した構造を示している。ワイヤ22の両端は前後の固定ブラケット23、24に固定されている。固定ブラケット23、24は例えばガイドフレームFに取り付けられる。プーリ21とワイヤ22としては両者間に滑りが生じない構造のものが使用される。この変換機構12によっても、シェード3の開閉に伴ってプーリ21が移動した際にはベルト22との摩擦によりプーリ21が滑ることなく回転するので、シェード3の開閉量に応じて第1ワイヤドラム5を回転させることができる。
「変換機構12に関する第2変形例」
図9は変換機構12に関する第2変形例を示す図である。図9の変換機構12は、第1ワイヤドラム5と同軸に一体回転するようにプーリを第1ワイヤドラム5に取り付けた点については図8の変換機構12と同じである。両者が異なる点は、図8の変換機構12は、ワイヤ22をプーリ21に掛け回したうえでワイヤ22の両端を車体に固定する(具体的には前後の固定ブラケット23、24に固定する)構造であるのに対し、図9の変換機構12は、ワイヤ(変換ワイヤという)32の一端のみを車体側に固定し、変換ワイヤ32の他端側はプーリ31に掛け回した点にある。ここにいう車体とは車体に固定された固定物も含み、図9では変換ワイヤ32の一端を前寄りの固定ブラケット23に固定した場合を示している。変換ワイヤ32の他端はプーリ31の周面に固定されている。プーリ31としては、その周面に変換ワイヤ32を螺旋状に巻き取る構造の巻取りプーリを用いることができる。プーリ31と変換ワイヤ32として両者間に滑りが生じない構造のものが使用されることは勿論であり、変換ワイヤ32としてはベルト状の部材も含まれる。
第2変形例の変換機構12の作用を説明する。
「シェード3を開く場合」
シェード3の開動作により第1ワイヤドラム5が後方に移動すると、一端が固定ブラケット23に固定されている変換ワイヤ32の張力により第1ワイヤドラム5がP1方向に回転してワイヤ7を巻き取る。プーリ31もP1方向に回転して変換ワイヤ32を繰り出す。
「シェード3を閉じる場合」
シェード3の閉動作時には、前記したようにシェード3が前方に引かれることによりリトラクタ4がシェード3を繰り出すべくR2方向に回転し、このリトラクタ4のR2方向の回転力が捩りコイルばね17を介して第2ワイヤドラム6に伝達されて第2ワイヤドラム6がQ1方向に回転する。捩りコイルばね17の付勢力によって第2ワイヤドラム6にはQ1方向の回転モーメントが付与され、ワイヤ7の直線部分には常に張力がかかった状態となるから、このワイヤ7の張力によって第1ワイヤドラム5が前方に移動しつつP2方向に回転してワイヤ7を繰り出す。プーリ31もP2方向に回転して変換ワイヤ32を巻き取る。
以上のように、第1ワイヤドラム5と同軸に一体回転するプーリ31と、一端が車体側(固定ブラケット23)に固定され、他端は、第1ワイヤドラム5がワイヤ巻き取り方向(P1方向)に回転したときには繰り出され、第1ワイヤドラム5がワイヤ繰り出し方向(P2方向)に回転したときには巻き取られるようにプーリ31に巻回される変換ワイヤ32と、を備えた変換機構12によれば、簡単な構造で、シェード3の開閉量に応じて第1ワイヤドラム5を回転させることができる。なお、この第2変形例の変換機構12でも、図5(a)〜(c)に示したシェード3およびワイヤ7の各掛け回し態様に対応可能であることは勿論である。
「ワイヤ7の緊張手段に関する変形例」
以上に説明した実施形態では、ワイヤ7に張力を付与する緊張手段として、弾性部材8をリトラクタ4と第2ワイヤドラム6との間に介設したが、他の緊張手段を用いることもできる。例えば、ワイヤ7自体を、弾性を有するワイヤから構成してもよい。また、図示はしないが、例えば、シャフト15を車両前後方向に移動可能に構成して、このシャフト15を車両後方側に付勢するように、シャフト15と車体との間に弾性部材を介設する構造にしてもよい。両変形例の場合、リトラクタ4と第2ワイヤドラム6とは例えば図示しない連結部材により一体回転可能に連結される。
その他、各構成要素のレイアウトや形状、個数等は図面に記載されたものに限定されることなく本発明は実施可能である。
1 ロールシェード装置
2 内開口部
3 シェード
4 リトラクタ
5 第1ワイヤドラム
6 第2ワイヤドラム
7 ワイヤ
8 弾性部材
12 変換機構
13 ラックギア
14 ピニオンギア
17 捩りコイルばね
31 プーリ
32 変換ワイヤ

Claims (7)

  1. ルーフの内開口部を開閉するシェードと、シェードの基端側をロール状に巻き取るリトラクタとを有した車両のロールシェード装置であって、
    シェードの先端側の側部に回転自在に設けられ、シェードの開方向の手動操作力を受けたときワイヤ巻き取り方向に、閉方向の手動操作力を受けたときワイヤ繰り出し方向に回転しながらシェードと共に移動する第1ワイヤドラムと、
    前記リトラクタと一体回転可能に連結し、該リトラクタの側部に、同軸かつワイヤ巻き取り方向がリトラクタのシェード巻き取り方向と反対となるように回転自在に設けられる第2ワイヤドラムと、
    前記第1ワイヤドラムがワイヤ巻き取り方向、ワイヤ繰り出し方向に回転したときに前記第2ワイヤドラムがそれぞれワイヤ繰り出し方向、ワイヤ巻き取り方向に回転するように両ワイヤドラム間に掛け渡されるワイヤと、
    を備えたことを特徴とする車両のロールシェード装置。
  2. 前記リトラクタと前記第2ワイヤドラムとは、互いの回転力の伝達を可能に、かつそれぞれをシェード巻取り方向、ワイヤ巻取り方向に回転付勢する弾性部材を介して連結されることを特徴とする請求項1に記載の車両のロールシェード装置。
  3. 前記弾性部材は捩りコイルばねから構成されることを特徴とする請求項2に記載の車両のロールシェード装置。
  4. 前記リトラクタおよび前記第2ワイヤドラムをその軸上において貫通し、両者を支持するシャフトを備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の車両のロールシェード装置。
  5. シェードの手動操作力を前記第1ワイヤドラムの回転力に変換する変換機構として、
    前記第1ワイヤドラムと同軸に一体回転するプーリと、
    一端が車体側に固定され、他端は、前記第1ワイヤドラムがワイヤ巻き取り方向に回転したときには繰り出され、前記第1ワイヤドラムがワイヤ繰り出し方向に回転したときには巻き取られるように前記プーリに巻回される変換ワイヤと、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の車両のロールシェード装置。
  6. シェードの手動操作力を前記第1ワイヤドラムの回転力に変換する変換機構として、
    シェードの開閉方向に延設されるラックギアと、該ラックギアと噛合し、前記第1ワイヤドラムと一体回転するピニオンギアと、からなるラックアンドピニオン機構を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の車両のロールシェード装置。
  7. 前記ピニオンギアのピッチ径は、前記第1ワイヤドラムにおけるワイヤ巻取り部の径に対して同等以下の値であることを特徴とする請求項6に記載の車両のロールシェード装置。
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