JP2011088622A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低外気温時における空調の暖房負荷を低減させつつ、優れた除湿性能を有する車両用空調装置を提供する。
【解決手段】少なくとも内気を取り入れフット吹出口15に連通する第1送風路60と、少なくとも外気を取り入れデフ吹出口16に連通する第2送風路61と、第1送風路60及び第2送風路61の各々に設けられ、空気を加熱する加熱用熱交換器50と、第1送風路60及び第2送風路61のいずれかの加熱用熱交換器50の上流に設けられ、空気を冷却する冷却用熱交換器40と、冷却用熱交換器40の下流側で第1送風路60と第2送風路61とを連通する連通路(第1連通路)90とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用空調装置に関し、特に、内気通路と外気通路を仕切って区分けした2層構造の車両用空調装置に関する。
車両用空調装置において、低外気温時に暖房負荷低減のために内気循環させながら外気を導入する2層構造の車両用空調装置がある(例えば、特許文献1参照。)。2層構造の車両用空調装置は、車室内へ空気を導く通路を2つに仕切り、それぞれの通路にファンを設置するものである。そして、この2層構造の車両用空調装置は、一方の通路の空気下流側にデフロスタ(デフ)吹出口を設け、他方の通路の空気下流側にフット(足元)吹出口を設けられている。このような2層構造の車両用空調装置によって、比較的低湿な外気を導入加熱しデフ吹出口から吹き出させて防曇効果を得ると共に、暖房能力を向上させるために比較的高温の内気を導入加熱しフット吹出口から吹き出させる吹き出しモードを2層流モードという。
上述した2層構造の車両用空調装置は、低外気温時で2層流モードを運転する場合、低温の外気と暖房中の内気が混合しないよう冷却用熱交換器(エバポレータ)を含めて二つの仕切られた空調装置内を送風されているため、冷却用熱交換器(エバポレータ)の表面温度が均一にならないため凍結防止について明確にしておらず問題があった。その問題の対策として、エバポレータの凍結を防止するために、検出手段を内気通路側に設け、エバポレータを通過した直後の冷風温度を検出手段で検出することで、エバポレータの凍結防止を図ることが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。この提案によって、エバポレータの凍結防止はすることができるが、エバポレータの凍結防止を優先することによって、2層構造の車両用空調装置の除湿性能が不足してしまう等の問題がある。
特開平5−124426号公報 特開平10−86638号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、低外気温時における空調の暖房負荷を低減させつつ、優れた除湿性能を有する車両用空調装置を提供することを目的とする。
本願発明の一態様によれば、少なくとも内気を取り入れフット吹出口に連通する第1送風路と、少なくとも外気を取り入れデフ吹出口に連通する第2送風路と、第1送風路及び第2送風路の各々に設けられ、空気を加熱する加熱用熱交換器と、第1送風路及び第2送風路のいずれかの加熱用熱交換器の上流に設けられ、空気を冷却する冷却用熱交換器と、冷却用熱交換器の下流側で第1送風路と第2送風路とを連通する連通路とを備える車両用空調装置であることを要旨とする。
本発明によれば、低外気温時における空調の暖房負荷を低減させつつ、優れた除湿性能を有する車両用空調装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る車両用空調装置の概略図である。 図2(a)は、図2(b)に示すA−A線における模式的断面図であり、図2(b)は、本発明の第2の実施の形態に係る車両用空調装置の概略図である。 図3(a)は、図3(b)に示すA−A線における模式的断面図で空調空気の流れを示す概略図であり、図3(b)は、本発明の第2の実施の形態に係る車両用空調装置の空調空気の流れを示す概略図である。 本発明の第3の実施の形態に係る車両用空調装置の概略図である。 本発明の第3の実施の形態に係る車両用空調装置の空調空気の流れを示す概略図である。 本発明の第4の実施の形態に係る車両用空調装置の概略図である。
以下に図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号で表している。但し、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なる。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を照らし合わせて判断するべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る車両用空調装置1aは、図1に示すように、内気を導入する内気取り入れ口10と、外気を導入する外気取り入れ口11と、内気取り入れ口10から導入される内気と外気取り入れ口11から導入される外気との比率を選択的に切替可能な内外気切替装置20と、内外気切替装置20の下流側に設けられ、車室内に向かって空気流を発生させる第1送風装置30と、第1送風装置30の下流側に設けられ、導入された空気を冷却する冷却用熱交換器(エバポレータ)40と、冷却用熱交換器40の下流側に設けられ、導入された空気を加熱する第1加熱用熱交換器(ヒートコア)50aと、内外気切替装置20から導入され、冷却用熱交換器40及び第1加熱用熱交換器50aによって空調された空調空気を足元に吹き出させるフット吹出口15へと連通する第1送風路60と、外気を導入する第2外気取り入れ口12と、第2外気取り入れ口12から外気を導入させるか否か選択可能な第2外気取り入れ選択装置21と、第2外気取り入れ選択装置21の下流側に設けられ、車室内に向かって空気流を発生させる第2送風装置32と、第2外気取り入れ口12から導入され、導入された空気を加熱する第2加熱用熱交換器(ヒートコア)50bによって空調された空調空気をウインドガラスに吹き出させるデフ吹出口16へと連通する第2送風路61と、第1加熱用熱交換器50a及び第2加熱用熱交換器50bの下流側で第1送風路60と第2送風路61とを連通する連通路(第1連通路)90に設けられ、第1送風路60と第2送風路61との連通を制御する第1連通制御装置(第1エアミックスドア)22とを備える。
内気取り入れ口10は、車両用空調装置1a内に内気を導入するために開口している取り入れ口である。外気取り入れ口11は、車両用空調装置1a内に外気を導入するために開口している取り入れ口である。内気取り入れ口10及び外気取り入れ口11の近傍には、内外気切替装置20が設けられている。内外気切替装置20は、内気取り入れ口10及び外気取り入れ口11を閉塞することが可能である。内外気切替装置20は、外気取り入れ口11を閉塞することで内気取り入れ口10からの内気のみを導入させる制御をすることができ、また、内気取り入れ口10を閉塞することで外気取り入れ口11からの外気のみを導入させる制御をすることができる。また、内外気切替装置20は、内気取り入れ口10及び外気取り入れ口11のいずれも閉塞しないで、内気取り入れ口10及び外気取り入れ口11の開口度を調整することで内気と外気との比率を選択的に切替することが可能である。
第1送風装置30は、内外気切替装置20の下流側に設けられ、車室内に向かって空気流を発生させるブロワファン等である。第1送風装置30は、ブロワモータ31によって回転させられることで空気流を発生させる。第1送風装置30によって発生させられた空気流は、内外気切替装置20によって選択的に導入された内気及び外気を冷却用熱交換器40に向かって送風させる。
冷却用熱交換器40は、蒸発による気化熱を利用した冷却装置である。冷却用熱交換器40は、第1送風装置30によって送風された内気及び外気を冷却する。冷却用熱交換器40の上流側には、塵やゴミ等が冷却用熱交換器40へ進入することを防ぐ集塵用のフィルタ41が設けられている。冷却用熱交換器40の直ぐ下流には、凍結防止センサ(図示せず)が設けられている。凍結防止センサの検知温度によって、冷却用熱交換器40を通過する送風温度が例えば3℃未満にならないように冷凍サイクルが制御される。
加熱用熱交換器50は、第1送風路60及び第2送風路61の各々に設けられ、本実施の形態では、第1送風路60には第1加熱用熱交換器50aが設けられ、第2送風路61には第2加熱用熱交換器50bが設けられている。第1加熱用熱交換器50a及び第2加熱用熱交換器50bは、エンジン、圧縮機等の発熱により温められた媒体を利用して、内気及び外気と熱交換させることにより温風を発生させる装置である。第1加熱用熱交換器50a及び第2加熱用熱交換器50bは、一体の加熱用熱交換器50として用いることができる。加熱用熱交換器50は、冷却用熱交換器40の下流側で第1送風路60と第2送風路61とが隣接している箇所に設けられ、第1送風路60と第2送風路61とに渡って配置されている。
第1送風路60は、少なくとも内気を取り入れフット吹出口15に連通する送風路であり、本実施の形態では、内気取り入れ口10から取り入れた内気及び外気取り入れ口11から取り入れた外気をフット吹出口15に送風する。第1送風路60は、第1送風装置30によって送風され、冷却用熱交換器40及び第1加熱用熱交換器50aを通過した空調空気を乗員の足元に吹き出させるフット吹出口15へと連通する送風路である。
第2外気取り入れ口12は、外気取り入れ口11とは別に外気を車両用空調装置1a内に導入するために開口している取り入れ口である。第2外気取り入れ口12には、第2外気取り入れ選択装置21が設けられている。第2外気取り入れ選択装置21は、第2外気取り入れ口12を閉塞することが可能であり、第2外気取り入れ口12を閉塞することで第2外気取り入れ口12からの外気の導入を遮断することができる。また、第2外気取り入れ選択装置21が第2外気取り入れ口12を開口した場合には、第2外気取り入れ口12から外気を導入させることができる。
第2送風装置32は、第2外気取り入れ選択装置21の下流側に設けられ、車室内に向かって空気流を発生させるブロワファン等である。第2送風装置32によって発生させられた空気流は、第2外気取り入れ口12から導入された外気を、ダクト70を通過させ、第2加熱用熱交換器50bに向かって送風させる。第2送風装置32の下流側には、塵やゴミ等が第2加熱用熱交換器50bへ進入することを防ぐ集塵用のフィルタ33が設けられている。フィルタ33は、第2送風装置32の上流側に設けても構わないし、複数であっても構わない。
第2送風路61は、少なくとも外気を取り入れデフ吹出口16に連通する送風路であり、
本実施の形態では、第2外気取り入れ口12から取り入れた外気をデフ吹出口16に送風する。第2送風路61は、第2外気取り入れ口12から導入された外気が第2送風装置32によって第2加熱用熱交換器50bへ送風され、第2加熱用熱交換器50bを通過した空調空気を車室内のウインドガラスに吹き出させるデフ吹出口16へと連通する送風路である。第2送風路61には、第2外気取り入れ口12から導入された外気が第2送風装置32によって第2加熱用熱交換器50bへと送風される経路となるダクト70が設けられている。ダクト70は、第1送風装置30で発生させられる空気流の方向に沿って吹き出すように設定されている。
第1エアミックスドア22は、図1に示すように、第1加熱用熱交換器50a及び第2加熱用熱交換器50b(加熱用熱交換器50)の下流側で第1送風路60と第2送風路61とを連通する第1連通路90に設けられ、第1送風路60と第2送風路61との連通を制御する。第1エアミックスドア22は、板状のドアやシャッター等であり、第1連通路90を閉塞及び開放を選択することが可能な形状であればよい。第1エアミックスドア22は、第1連通路90を閉塞することで、第1加熱用熱交換器50a及び第2加熱用熱交換器50bの下流側における第1送風路60と第2送風路61とを仕切ることができる。第1エアミックスドア22で第1連通路90を閉塞することで、2層の流路が形成され2層流モードとなる。また、第1エアミックスドア22は、第1連通路90を開放して連通させることで、第1加熱用熱交換器50a及び第2加熱用熱交換器50bの下流側における第1送風路60と第2送風路61とを合流させることができる。
第1の実施の形態に係る車両用空調装置1aにおいて、外気のみを導入する外気モードで使用する場合は、内外気切替装置20によって内気取り入れ口10と外気取り入れ口11との開口度を調整し、外気取り入れ口11から導入される。この時第2外気取り入れ選択装置21を調整し第2外気取り入れ口12を閉塞させる。外気取り入れ口11から導入された外気は、第1送風装置30によって発生させられた空気流によって送風され、冷却用熱交換器40へと向かう。外気取り入れ口11から導入され、冷却用熱交換器40を通過した外気は、第1加熱用熱交換器50aへと向かう。そして、第1加熱用熱交換器50aを通過した外気は、開放されているフット吹出口15から吹き出される。又、第1連通路90の第1エアミックスドア22を開放し、デフ吹出口16とフット吹出口15とを開口することで、ウインドガラスに吹出す。もしくは、第1連通路90の第1エアミックスドア22を閉塞し、デフ吹出口16を開口することで、ウインドガラスのみへ吹出すことができる。
第1の実施の形態に係る車両用空調装置1aにおいて、外気モードで使用する場合の変形例として第2外気取り入れ選択装置21を調整し第2外気取り入れ口12を開放し第2送風装置32を同時に作動させることもできる。この場合は第1送風路60中の第1加熱用熱交換器50aおよび第2送風路61中の第2加熱用熱交換器50bに送風されるため効率よく熱交換ができる。
第1の実施の形態に係る車両用空調装置1aにおいて、2層流モードで使用する場合は、内外気切替装置20によって内気取り入れ口10と外気取り入れ口11との開口度を調整し、内気取り入れ口10から内気を導入し、第2外気取り入れ口12から外気を導入する。内気取り入れ口10から導入された内気は、第1送風装置30によって発生させられた空気流によって送風され、第1加熱用熱交換器50aへと向かう。一方、第2外気取り入れ口12から導入された外気は、第2送風装置32によって発生させられた空気流によって送風される。第2外気取り入れ口12から導入された外気は、ダクト70を通り、第2加熱用熱交換器50bへと向かう。そして、第1加熱用熱交換器50a及び第2加熱用熱交換器50bを通過し加熱された後第2外気取り入れ口12から導入された外気は、開放されているデフ吹出口16から吹き出され、内気取り入れ口10から導入された内気は、開放されているフット吹出口15から吹出される。そのとき第1連通路90の第1エアミックスドア22を閉塞してあるので、内気と外気が混合されずにそれぞれ吹出される。
第1の実施の形態に係る車両用空調装置1aによれば、低外気温時において2層流モードで運転する場合、内気循環で暖房にかかる負荷を低減させることが可能であり、且つ、ダクト70から低湿度の外気を導入し、第2加熱用熱交換器50bを通過後に、デフ吹出口16から排出することで窓曇りを防止することができる。
また、第1の実施の形態に係る車両用空調装置1aによれば、第1送風装置30及び第2送風装置32のブロワ出力を任意に調整することが可能であることによって、内気と外気の比率を調整可能とし、空調制御の自由度を向上させることができる。
また、第1の実施の形態に係る車両用空調装置1aによれば、ダクト70は、第1送風路60中で冷却用熱交換器40の空気流れ下流側に挿入され、第1送風路60の空気流れ上流側に壁を有しつつダクト70開口が第1送風路60の空気流れ下流側に開口し、空気が主流方向へ吹き出す構造となっているので、ダクト70から空気が流入しやすくなる。ダクト70から空気が流入しやすくなることで、第1送風装置30及び第2送風装置32のブロワ動力を低減させることができ、第1送風装置30及び第2送風装置32の消費電力を減少させることができる。
また、第1の実施の形態に係る車両用空調装置1aによれば、冷却用熱交換器40の空気流れ上下流側において内外気の仕切りがないため、凍結防止センサの配置に関する制約から開放される。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る車両用空調装置1aは、図2(a)及び(b)に示すように、図1で示した車両用空調装置1aと比して、第2送風路61は、第2外気取り入れ口12から冷却用熱交換器40をバイパスするダクト(バイパスダクト)70を経由し、第1加熱用熱交換器50a及び第2加熱用熱交換器50b(加熱用熱交換器50)を通過した空調空気を車室内のウインドガラスに吹き出させるデフ吹出口16へと連通する送風路である点が異なる。第2の実施の形態においては、第1加熱用熱交換器50a及び第2加熱用熱交換器50bが一体となっている加熱用熱交換器50として説明する。
また、第2の実施の形態に係る車両用空調装置1aは、加熱用熱交換器50の上流側で第1送風路60と第2送風路61とを連通する連通路(第2連通路)91に設けられ、第1送風路60と第2送風路61との連通を制御する第2連通制御装置(第2エアミックスドア)23と、冷却用熱交換器40の下流側で加熱用熱交換器50を経由しない送風路に設けられ、加熱用熱交換器50を経由しない送風路を連通させるか否かを制御する第3連通制御装置(第3エアミックスドア)24とを更に備える点が異なる。その他に関しては、実質的に同様であるので、重複する記載を省略する。
第2エアミックスドア23及び第3エアミックスドア24は、冷却用熱交換器40で冷却し、除湿を行った後に、加熱用熱交換器50へ行く空調空気の比率を制御する。具体的には、第2エアミックスドア23を閉じて加熱用熱交換器50へ行く空気を遮断し、第3エアミックスドア24を開けば、加熱用熱交換器50へは空調空気が全く行かないことになり、最大の冷房とすることができる。逆に、第3エアミックスドア24を閉じて、第2エアミックスドア23を開けば、全部の空調空気が加熱用熱交換器50へ行くことになり、最大の暖房とすることができる。このように、第2エアミックスドア23及び第3エアミックスドア24を連動させて開口度を制御することによって、加熱用熱交換器50へ向かう空調空気の比率を制御することができる。
第2エアミックスドア23は、開いた状態にすることで、第2連通路91を閉塞することができる。第2エアミックスドア23で第2連通路91を閉塞することで、加熱用熱交換器50の上流側において、第1送風路60と第2送風路61とを仕切ることができる。また、第2エアミックスドア23は、閉じた状態にすることで、第1送風路60と第2送風路61の加熱用熱交換器50の空気流れ上流側を閉塞することが可能である。
第2の実施の形態に係る車両用空調装置1aは、乗員の足元に空調空気を吹き出すフット吹出口15、車室内のウインドガラスに空調空気を吹き出すデフ吹出口16、乗員の上半身側に向けて空調空気を吹き出すベント吹出口17が開口されている。フット吹出口15には、足元に吹き出す空調空気を制御する足元吹出ドア80が設けられている。デフ吹出口16には、ウインドガラスに吹き出す空調空気を制御するデフ吹出ドア81が設けられている。ベント吹出口17には、上半身側に向けて吹き出す空調空気を制御するベント吹出ドア82が設けられている。
以下に、車両用空調装置1aの2層流モードでの運転について、図3(a)及び(b)を参照しながら説明する。車両用空調装置1aにおいて、2層流モードで運転するのは、例えば、低外気温時であって最大暖房運転時である。
2層流モードでの空気取り入れ口の状態を、図3(b)を用いて示す。内外気切替装置20は、外気取り入れ口11を閉塞して、内気取り入れ口10からの内気のみを導入させる制御を行う。また、第2外気取り入れ選択装置21は、第2外気取り入れ口12を開放して、第2外気取り入れ口12から外気を導入させる制御を行う。
2層流モードでの空気吹出口の状態を、図3(a)を用いて示す。フット吹出口15は、足元吹出ドア80が開く制御がなされ、開放される。また、デフ吹出口16は、デフ吹出ドア81が開く制御がなされ、開放される。また、ベント吹出口17は、ベント吹出ドア82が閉じる制御がなされ、閉塞される。
2層流モードでの第1エアミックスドア22、第2エアミックスドア23、第3エアミックスドア24の状態を、図3(a)を用いて示す。第1エアミックスドア22は、閉じる制御を行い、第1連通路90を閉塞し、加熱用熱交換器50の下流側における第1送風路60と第2送風路61とを仕切って2層流にする。第2エアミックスドア23は、開く制御を行い、第2連通路91を閉塞し、加熱用熱交換器50の上流側における第1送風路60と第2送風路61とを仕切って2層流にする。第3エアミックスドア24は、第2エアミックスドア23と相反する制御を行うので、閉じる制御を行い、全部の空調空気が加熱用熱交換器50へと向かうようにする。
2層流モードでの第1送風装置30及び第2送風装置32は、いずれも稼動させる。第1送風装置30及び第2送風装置32は、それぞれ空気流を発生させる。
2層流モードでの内気は、図3(a)及び(b)に示すように、第1送風装置30によって発生させられた空気流によって送風される。2層流モードで冷却用熱交換器40を通過した内気は、図3(a)に示すように、第2エアミックスドア23が開いていて、第3エアミックスドア24が閉じていることで加熱用熱交換器50へと向かう。冷却用熱交換器40を通過した後に、加熱用熱交換器50へと向かう2層流モードでの内気は、第2エアミックスドア23によって第2連通路91が閉塞されているので、ダクト70を経由してきた外気と合流しない。そして、2層流モードで加熱用熱交換器50を通過した内気は、足元吹出ドア80が開くように制御が行われていて開放されているフット吹出口15から吹き出される。加熱用熱交換器50を通過した後に、フット吹出口15へと向かう2層流モードでの内気は、第1エアミックスドア22によって第1連通路90が閉塞されているので、加熱用熱交換器50を通過した外気と合流しない。
2層流モードでの第2外気取り入れ口12から取り入れられた外気は、図3(b)に示すように、第2送風装置32によって発生させられた空気流によって送風される。2層流モードでの外気は、ダクト70を通ることで冷却用熱交換器40を通過せずに加熱用熱交換器50へと向かう。ダクト70を経由してきた外気は、第1エアミックスドア22及び第2エアミックスドア23により遮断されているので、内気と合流しない。そして、加熱用熱交換器50を通過した外気は、デフ吹出ドア81が開くように制御が行われていて開放されているデフ吹出口16から吹き出される。
このように構成された第2の実施の形態に係る車両用空調装置1aでも、第1の実施の形態に係る車両用空調装置1aと同様の効果を得ることができる。
第2の実施の形態に係る車両用空調装置1aによれば、低外気温時において2層流モードで運転する場合、低温で低湿度の外気が冷却用熱交換器40をバイパスして、冷却用熱交換器40が凍結することがないので凍結防止を図る必要がなく、除湿性能を確保することができる。
また、第2の実施の形態に係る車両用空調装置1aによれば、冷却用熱交換器40の下流側でかつ加熱用熱交換器50の上流側の第1送風路60と第2送風路61とが隣接する隣接部(図示せず)において第1送風路60と第2送風路61は平行で同一方向に送風されるように配置され、隣接部に第2連通路91が設けられている。ダクト70は第1送風路中で冷却用熱交換器40の空気流れ下流側に挿入され、第1送風路60の空気流れ上流側に壁を有しつつダクト70の加熱用熱交換器50の上流側で、第1送風路60と同一方向に空気が送風される構造となっているので、ダクト70から空気が流入しやすくなる。
また、第2の実施の形態に係る車両用空調装置1aによれば、第1送風路60の冷却用熱交換器40と加熱用熱交換器50の間と、第2送風路61であるダクト70の第2外気取り入れ選択装置21と加熱用熱交換器50の間とに、連通する第2連通路91と第2連通路91を開閉する第2エアミックスドア23が設けられている。このため、第2エアミックスドア23を調整し第2連通路91を連通状態にしつつ加熱用熱交換器50への送風路を閉塞しない状態にして、第2外気取り入れ選択装置21を調整し第2外気取り入れ口18を閉塞することで、第1送風装置30で送風した送風空気を加熱用熱交換器50全面に送風可能となる。
また、第2の実施の形態に係る車両用空調装置1aによれば、第1エアミックスドア22、第2エアミックスドア23、第3エアミックスドア24によって空調空気の流路を変化させることができるので、装置内の通路を複雑化することなく換気損失低減による暖房負荷低減が得られるため、通路の単純化により経費削減が可能になる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態に係る車両用空調装置1bは、図4に示すように、図1で示した車両用空調装置1aと比して、ダクト70が第2送風装置32の下流で2本に分岐し、加熱用熱交換器50の上流で合流する構造になっている点が異なる。また、第3の実施の形態においては、第1加熱用熱交換器50a及び第2加熱用熱交換器50bが一体となっている加熱用熱交換器50であるとして説明する。その他に関しては、実質的に同様であるので、重複する記載を省略する。
第3の実施の形態に係る車両用空調装置1bにおいて、2層流モードでの内気は、内外気切替装置20によって外気取り入れ口11を閉塞し、内気取り入れ口10から導入される。そして、2層流モードでの内気は、図5に示すように、第1送風装置30によって発生させられた空気流によって送風され、冷却用熱交換器40へと向かう。冷却用熱交換器40を通過した内気は、加熱用熱交換器50へと向かう。そして、加熱用熱交換器50を通過した内気は、開放されているフット吹出口から吹き出される。
第3の実施の形態に係る車両用空調装置1bにおいて、2層流モードでの外気は、図5に示すように、第2送風装置32によって発生させられた空気流によって送風される。第2送風装置32によって発生させられた空気流は、ダクト70が分岐しているので、分岐した流れを形成する。ダクト70は、分岐した後に加熱用熱交換器50の上流で合流する構造であるので、ダクト70を通った空気を加熱用熱交換器50の両側から流入させられる。2層流モードでの外気は、分岐したダクト70を通ることで、冷却用熱交換器40を通過せずに多方向から加熱用熱交換器50へと向かう。そして、加熱用熱交換器50を通過した外気は、開放されているデフ吹出口から吹き出される。
このように構成された第3の実施の形態に係る車両用空調装置1bでも、第1及び第2の実施の形態に係る車両用空調装置1aと同様の効果を得ることができる。
また、第3の実施の形態に係る車両用空調装置1bによれば、ダクト70によって冷却用熱交換器40をバイパスした空調空気が加熱用熱交換器50へ2方向から流入させることができるので、加熱用熱交換器50へ流入時の風速分布を良好にすることができる。
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態に係る車両用空調装置1cは、図6に示すように、内気を導入する内気取り入れ口10と、外気を導入する外気取り入れ口11と、内気取り入れ口10から導入される内気と外気取り入れ口11から導入される外気との比率を選択的に切替可能な内外気切替装置20と、内外気切替装置20の下流側に設けられ、車室内に向かって空気流を発生させる第1送風装置30と、第1送風装置30の下流側に設けられ、導入された空気を冷却する冷却用熱交換器(エバポレータ)40と、冷却用熱交換器40の下流側に設けられ、導入された空気を加熱する第1加熱用熱交換器(ヒートコア)50aと、内外気切替装置20から導入され、冷却用熱交換器40及び第1加熱用熱交換器50aによって空調された空調空気をウインドガラスに吹き出させるデフ吹出口16へと連通する第2送風路61と、内気を導入する第2内気取り入れ口18と、第2内気取り入れ口18から内気を導入させるか否か選択可能な第2内気取り入れ選択装置26と、第2内気取り入れ選択装置26の下流側に設けられ、車室内に向かって空気流を発生させる第2送風装置32と、第2内気取り入れ口18から導入され、導入された空気を加熱する第2加熱用熱交換器(ヒートコア)50bによって空調された空調空気を足元に吹き出させるフット吹出口15へと連通する第1送風路60と、第1加熱用熱交換器50a及び第2加熱用熱交換器50bの下流側で第1送風路60と第2送風路61とを連通する第1連通路90に設けられ、第1送風路60と第2送風路61との連通を制御する第1連通制御装置(第1エアミックスドア)22とを備える。
第4の実施の形態に係る車両用空調装置1cについては、第1及び第2の実施の形態に係る車両用空調装置1aと実質的に同様な箇所についての記載を省略する。
加熱用熱交換器50は、第1送風路60及び第2送風路61の各々に設けられ、本実施の形態では、第1送風路60には第2加熱用熱交換器50bが設けられ、第2送風路61には第1加熱用熱交換器50aが設けられている。
第4の実施の形態に係る車両用空調装置1cにおいて、外気モードで使用する場合は、内外気切替装置20によって内気取り入れ口10と外気取り入れ口11との開口度を調整し、外気取り入れ口11から導入される。この時第2内気取り入れ選択装置26を調整し第2内気取り入れ口18を閉塞させる。外内気取り入れ口11から導入された外気は、第1送風装置30によって発生させられた空気流によって送風され、冷却用熱交換器40へと向かう。外気取り入れ口11から導入され、冷却用熱交換器40を通過した外気は、第1加熱用熱交換器50aへと向かう。そして、第1連通路90の第1エアミックスドア22を開放し、フット吹出口15を開放することで第1加熱用熱交換器50aを通過した外気は、開放されているフット吹出口15から吹き出される。又、第1連通路90の第1エアミックスドア22を開放し、デフ吹出口16とフット吹出口15とを開口することで、ウインドガラスに吹出す。もしくは、第1連通路90の第1エアミックスドア22を閉塞し、デフ吹出口16を開口することで、ウインドガラスのみへ吹出すことができる。
第4の実施の形態に係る車両用空調装置1cにおいて、2層流モードでの使用する場合は、内外気切替装置20によって内気取り入れ口10と外気取り入れ口11との開口度を調整し、外気取り入れ口11から外気を導入し、第2内気取り入れ口18から内気を導入する。外気取り入れ口11から導入された外気は、第1送風装置30によって発生させられた空気流によって送風され、冷却用熱交換器40へと向かう。冷却用熱交換器40を通過した外気は、第1加熱用熱交換器50aへと向かう。そして、第1加熱用熱交換器50aを通過した外気は、開放されているデフ吹出口16から吹き出される。一方、第2内気取り入れ口から導入された内気は、第2送風装置32によって発生させられた空気風によって送風される。第2内気取り入れ口から導入された内気は、ダクト70をとおり、第2加熱用熱交換器50bへと向かう。そして、第2加熱用熱交換器50bを通過した内気は、開放されているフット吹出口15から吹出される。そのとき第1連通路90の第1エアミックスドア22を閉塞してあるので、内気と外気が混合されずにそれぞれ吹出される。
第4の実施の形態に係る車両用空調装置1cによれば、低外気温時で2層流モードで運転する場合、既に加熱されている内気が冷却用熱交換器40を通過しないので、内気循環で暖房にかかる負荷を低減させることが可能となる。
また、第4の実施の形態に係る車両用空調装置1cによれば、内気循環で暖房にかかる負荷を低減させることが可能であるので、低温で低湿度の外気を外気取り入れ口11から少量導入しても暖房効果に与える影響が少なく、低湿度の外気を導入することで窓曇りを防止することができる。導入する少量の外気によって、冷却用熱交換器40が凍結することがないので凍結防止を図る必要がなく、除湿性能を確保することができる。
また、第4の実施の形態に係る車両用空調装置1cによれば、第1送風装置30及び第2送風装置32のブロワ出力を任意に調整することが可能であることによって、内気と外気の比率を調整可能とし、空調制御の自由度を向上させることができる。
このように構成された第4の実施の形態に係る車両用空調装置1cでも、第1の実施の形態に係る車両用空調装置1aと実質的に同様な構成要件の箇所については、同様の効果を得ることができる。
また、第4の実施の形態に係る車両用空調装置1cにおいて、第1送風路60の冷却用熱交換器40と第1加熱用熱交換器50aの間と、第2送風路61であるダクト70の第2内気取り入れ選択装置26と第2加熱用熱交換器50bの間とに、連通する第2連通路91と第2連通路を開閉する第2エアミックスドア23を設けてもよい。この場合二層流モードでは第2エアミックスドア23は閉塞状態で使用するが、外気モードで使用するときに第2内気取り入れ選択装置を閉塞し、第2エアミックスドア23及び第1エアミックスドア22を開放することで、第1送風路中の第1加熱用熱交換器50aおよび第2送風路中の第2加熱用熱交換器50bにも送風されるため効率よく熱交換ができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす記述及び図面はこの発明を限定するものであると理解するべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかになるはずである。
例えば、第3の実施の形態における車両用空調装置1bは、ダクト70の分岐が2本であったが、分岐数が2本以上の複数本であっても構わない。分岐数が2本以上の複数本であった場合は、冷却用熱交換器40をバイパスした空調空気が加熱用熱交換器50へ多方向から流入させることができるので、加熱用熱交換器50へ流入時の風速分布を良好にすることができる。
又、凍結防止センサの検出温度によって、冷却用熱交換器40を通過する送風温度が低くなり過ぎないように制御される冷凍サイクルに適用したものを元に説明しているが、凍結防止センサを用いない冷凍サイクルにも適用できる。例えば、冷却用熱交換器40出口冷媒圧力を検出して目標冷媒圧力に冷媒流量を制限する低圧圧力制御弁や、回転当たりの吐出容量を可変する可変容量式圧縮機、回転数を可変する電動圧縮機などを用いた冷凍サイクルに本発明の車両用空気調和装置を組み合わせても本発明の内気と外気とが独立した流路に送風される二層流モードの空気調和装置において冷却用熱交換器を適正に機能させる効果が奏されることはいうまでもない。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
1a〜1c…車両用空調装置
10…内気取り入れ口
11…外気取り入れ口
12…第2外気取り入れ口
15…フット吹出口
16…デフ吹出口
17…ベント吹出口
18…第2内気取り入れ口
20…内外気切替装置
21…第2外気取り入れ選択装置
22…第1エアミックスドア
23…第2エアミックスドア
24…第3エアミックスドア
26…第2内気取り入れ選択装置
30…第1送風装置
31…ブロワモータ
32…第2送風装置
33…フィルタ
40…冷却用熱交換器
41…フィルタ
50a…第1加熱用熱交換器
50b…第2加熱用熱交換器
50…加熱用熱交換器
60…第1送風路
61…第2送風路
70…ダクト
80…足元吹出ドア
81…デフ吹出ドア
82…ベント吹出ドア
90…第1連通路
91…第2連通路

Claims (11)

  1. 少なくとも内気を取り入れフット吹出口に連通する第1送風路と、
    少なくとも外気を取り入れデフ吹出口に連通する第2送風路と、
    前記第1送風路及び前記第2送風路の各々に設けられ、空気を加熱する加熱用熱交換器と、
    前記第1送風路及び前記第2送風路のいずれかの前記加熱用熱交換器の上流に設けられ、空気を冷却する冷却用熱交換器と、
    前記冷却用熱交換器の下流側で前記第1送風路と前記第2送風路とを連通する連通路
    とを備えることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記連通路は、前記加熱用熱交換器の下流側で前記第1送風路と前記第2送風路とを連通する第1連通路、及び、前記加熱用熱交換器の上流側で前記第1送風路と前記第2送風路とを連通する第2連通路の少なくとも一方であることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記第1連通路に設けられ、前記第1送風路と前記第2送風路との連通を制御する第1連通制御装置を備えることを特徴とする請求項2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記冷却用熱交換器の下流側で前記第1送風路と前記第2送風路とが隣接し、前記第1送風路には前記加熱用熱交換器の一部である第1加熱用熱交換器が配置され、前記第2送風路には前記加熱用熱交換器の一部である第2加熱用熱交換器が配置され、前記加熱用熱交換器が前記第1送風路と前記第2送風路とに渡って配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
  5. 前記第2連通路に設けられ、前記第1送風路と前記第2送風路との連通、又は、前記第2送風路の閉塞を制御する第2連通制御装置
    とを更に備えることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
  6. 前記第2連通制御装置は、前記第1送風路及び前記第2送風路のいずれかの前記加熱用熱交換器の空気流れ上流側を閉塞することが可能であることを特徴とする請求項5に記載の車両用空調装置。
  7. 前記冷却用熱交換器の下流側でかつ前記加熱用熱交換器の上流側の前記第1送風路と前記第2送風路とが隣接する隣接部において、
    前記隣接部を構成する前記第1送風路と前記第2送風路は、互いに平行で同一方向に送風されるように配置され、
    前記隣接部に前記第2連通路が設けられていることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
  8. 内気を導入する内気取り入れ口と、
    外気を導入する外気取り入れ口と、
    前記内気取り入れ口から導入される内気と前記外気取り入れ口から導入される外気との比率を選択的に切替可能な内外気切替装置
    とを更に備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
  9. 前記内外気切替装置の下流側に設けられ、車室内に向かって空気流を発生させる第1送風装置を更に備えることを特徴とする請求項8に記載の車両用空調装置。
  10. 外気を導入する第2外気取り入れ口と、
    前記第2外気取り入れ口から外気を導入させるか否か選択可能な第2外気取り入れ選択装置
    とを更に備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
  11. 前記第2外気取り入れ選択装置の下流側に設けられ、車室内に向かって空気流を発生させる第2送風装置を更に備えることを特徴とする請求項10に記載の車両用空調装置。
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