JP2011087252A - 無線基地局装置および無線基地部 - Google Patents
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Abstract
【課題】 無線監視制御部に故障や障害が発生しても、サービスを継続できる無線基地局装置および無線基地部を目的とする。
【解決手段】 無線端末装置Mと無線通信する複数の無線部Rと、複数の無線部Rと伝送線を介して接続され、各無線部Rで送受信される無線信号に係る処理を行う無線基地部10とを有する無線基地局装置BSであって、無線部Rにて送受信する通信データを処理する無線制御部12と、各無線部Rを監視する2重化された無線監視制御部13−1、13−2とを備える。2重化された無線監視制御部13−1、13−2の夫々は、無線監視制御データを記憶し、記憶されている無線監視制御データを定期的に他方へ転送する。障害発生時には、他方の無線監視制御部へ処理を切り替え、系切替後にアクティブ状態となった無線基地部が備える無線制御部は、転送されたデータを用いて処理を継続する。
【選択図】 図1
【解決手段】 無線端末装置Mと無線通信する複数の無線部Rと、複数の無線部Rと伝送線を介して接続され、各無線部Rで送受信される無線信号に係る処理を行う無線基地部10とを有する無線基地局装置BSであって、無線部Rにて送受信する通信データを処理する無線制御部12と、各無線部Rを監視する2重化された無線監視制御部13−1、13−2とを備える。2重化された無線監視制御部13−1、13−2の夫々は、無線監視制御データを記憶し、記憶されている無線監視制御データを定期的に他方へ転送する。障害発生時には、他方の無線監視制御部へ処理を切り替え、系切替後にアクティブ状態となった無線基地部が備える無線制御部は、転送されたデータを用いて処理を継続する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば、無線端末装置と通信する無線基地局装置が備える無線監視制御部の冗長化に関する。
携帯電話やPHS(Personal Handy-phone System)等の無線通信システムのインフラの発展する中、益々、次世代の無線通信システム分野における技術開発が注目されている。
従来の無線通信システムの構成は、例えば図5に示すように、無線端末装置M1、M2と無線で通信を行う無線基地局装置BS1、BS2と、無線基地局装置BS1、BS2と接続されるネットワーク部20とを有する。無線端末装置M(M1、M2)が無線基地局装置BS(BS1、BS2)と無線通信するデータは、ネットワーク部20を介して、無線端末装置Mや図示しない固定端末装置等の通信先の端末装置との間で送受信される。このようにして、音声通話やデータ交換が実現される。
従来の無線通信システムの無線基地局装置BSは、アンテナで無線端末装置Mと無線通信し、無線信号と電気信号の変換を行う無線部101、無線部とのインタフェースである無線インタフェース部102、無線部101を制御する無線制御部103、および、通信を制御するために各部の監視を行う無線監視制御部104を備える。この構成は、無線部101と、無線部101を制御する各部が同一の筺体内に配置されているため、従来の無線基地局装置BSは、一体型基地局装置とも呼ばれる。この一体型の無線基地局装置BSは、無線端末装置Mと無線通信を行う無線部101を制御するため、この無線部101に対応して、無線制御部103および無線監視制御部104が備えられる。すなわち、1つの無線部101に対して、無線制御部103および無線監視制御部104が設けられている。
しかしながら、上記のような従来の無線基地局装置BSでは、その構成上、1つの無線基地局装置BSには、無線部101、無線制御部103、および無線監視制御部104を設ける必要があるため、無線部101を増やす場合には、無線部101と同じ数だけの無線制御部103および無線監視制御部104が必要になり、コストが高くなる。
一方、最近では、無線基地局装置BSを、無線部とそれ以外の無線基地部とに分離し、1つの無線基地部において複数の無線部を接続できるようにした分離型の無線基地局装置が検討されている。この分離型の無線基地局装置は、従来の一体型の無線基地局装置BSと比較して、効率的な構造である。
なお、移動通信システムにおける監視制御に関連する技術として、例えば、特許文献1が知られている。
上記述べたような分離型の無線基地局装置は、効率的な構成となる一方、無線監視制御部の監視対象の無線部が複数であるため、この無線監視制御部に故障や障害が発生した場合、その管理下にある複数の無線部が全て使用できなくなる。すなわち、サービスが停止となる範囲は、故障や障害が発生した無線監視制御部に管理される複数の無線部全てという広範囲に渡るという問題がある。
そこで、本発明は、無線監視制御部に故障や障害が発生しても、サービスを継続できる無線基地局装置および無線基地部を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による無線基地局装置は、無線端末装置と無線通信する複数の無線部と、前記複数の無線部と伝送線を介して接続され、各無線部で送受信される無線信号に係る処理を行う無線基地部とを有する無線基地局装置であって、前記無線部にて送受信する通信データを処理する無線制御部と、前記各無線部を監視する2重化された無線監視制御部とを備え、前記2重化された無線監視制御部の夫々には、前記無線部毎の物理的な無線通信状態を示す無線部監視制御データおよび前記無線部毎の論理的な接続状態を示す無線制御部データの少なくとも何れか一方を記憶する無線監視制御データ記憶部と、前記無線監視制御データ記憶部に記憶されているデータを他方へ転送する無線監視制御データ転送手段と、自らの無線監視制御部がアクティブ状態またはスタンバイ状態のどちらであるかを示す系状態を記憶する系状態記憶部と、自らの系状態記憶部へスタンバイ状態である系状態を記憶させ、他方の系状態記憶部へアクティブ状態である系状態を記憶させて、他方の無線監視制御部へ処理を切り替える系切替手段とを備え、前記系切替手段による系切替後にアクティブ状態となった無線基地部が備える無線制御部は、前記無線監視制御データ転送手段により転送されたデータを用いて処理を継続することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明による無線基地部は、無線端末装置と無線通信する複数の無線部と、前記複数の無線部と伝送線を介して接続され、各無線部で送受信される無線信号に係る処理を行う無線基地部とを有する無線基地局装置の無線基地部であって、前記無線部にて送受信する通信データを処理する無線制御部と、前記各無線部を監視する2重化された無線監視制御部とを備え、前記2重化された無線監視制御部の夫々には、前記無線部毎の物理的な無線通信状態を示す無線部監視制御データおよび前記無線部毎の論理的な接続状態を示す無線制御部データの少なくとも何れか一方を記憶する無線監視制御データ記憶部と、前記無線監視制御データ記憶部に記憶されているデータを他方へ転送する無線監視制御データ転送手段と、自らの無線監視制御部がアクティブ状態またはスタンバイ状態のどちらであるかを示す系状態を記憶する系状態記憶部と、自らの系状態記憶部へスタンバイ状態である系状態を記憶させ、他方の系状態記憶部へアクティブ状態である系状態を記憶させて、他方の無線監視制御部へ処理を切り替える系切替手段とを備え、前記系切替手段による系切替後にアクティブ状態となった無線基地部が備える無線制御部は、前記無線監視制御データ転送手段により転送されたデータを用いて処理を継続することを特徴とする。
本発明による無線基地局装置および無線基地部によれば、無線監視制御部に故障や障害が発生してもサービスを継続できる。
以下、本発明の実施例を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態を示す無線基地局装置の構成を示すブロック図である。
無線基地局装置1は、無線端末装置M1〜M3(以下、無線端末装置M1〜M3を総称して無線端末装置Mと称する。)と無線で通信する無線部R1〜R3(以下、無線部R1〜R3を総称して無線部Rと称する。)と、通信データを中継するネットワーク部20および無線部Rと接続される無線基地部10とを有する。無線基地部10と無線部Rとの間は、光ケーブル等の伝送線で接続される。無線部10は、図示されないアンテナ、電力増幅器、および周波数変換器を備え、無線端末装置Mとの無線通信を行う。なお、無線端末装置Mは、図1では3つのみ図示したが、多数の無線端末装置Mが無線接続可能である。
無線基地局装置1は、無線端末装置M1〜M3(以下、無線端末装置M1〜M3を総称して無線端末装置Mと称する。)と無線で通信する無線部R1〜R3(以下、無線部R1〜R3を総称して無線部Rと称する。)と、通信データを中継するネットワーク部20および無線部Rと接続される無線基地部10とを有する。無線基地部10と無線部Rとの間は、光ケーブル等の伝送線で接続される。無線部10は、図示されないアンテナ、電力増幅器、および周波数変換器を備え、無線端末装置Mとの無線通信を行う。なお、無線端末装置Mは、図1では3つのみ図示したが、多数の無線端末装置Mが無線接続可能である。
無線基地部10は、無線部とのインタフェースである無線インタフェース部11−1〜11−3(以下、無線インタフェース部11−1〜11−3を総称して無線インタフェース部11と称する。)、通信データを処理する無線制御部12、および、各部を監視する無線監視制御部13(13−1、13−2)を備える。なお、無線インタフェース部11は、図1では3つのみ図示したが、3つ以外の構成であってもよい。
この無線監視制御部13は、複数の無線部Rを含む無線基地局装置BSの各部を監視するため、この無線監視制御部13に故障や障害が発生した場合は、無線基地局装置BSの全体が処理を停止し、無線基地局装置BSのサービスが停止してしまう。また、無線監視制御部13が複数の無線部Rの監視を行うため、一体型の無線基地局装置の構成に比べて無線監視制御部13の負荷が高くなり、無線監視制御部13の信頼性をより高めることが求められる。そのため、このような無線基地局装置BSのサービス停止を防ぎ、ひいては無線監視制御部13の信頼性をより高めるため、無線監視制御部11は、0系(無線監視制御部13−1)と1系(無線監視制御部13−2)とにより2重化される。 次に、図2および図3を参照して、無線監視制御部13の構成について説明する。
図2は、0系および1系の無線監視制御部13−1、13−2の構成を示したブロック図である。2重化される無線監視制御部13−1、13−2は、無線基地局装置の各部を監視する監視制御部31、41、0系と1系とを切り替える系切替部32、42、自らの無線監視制御部13の系状態がアクティブ(ACT)もしくはスタンバイ(SBY)のどちらであるかを記憶する系状態記憶部33、43、他の無線監視制御部13へ監視制御データを転送する処理を行う無線監視制御データ転送部34、44、および、監視制御部31、41による監視を行った結果を示すデータを記憶する無線監視制御データ記憶部35、45を備える。そして、各部は図示しない制御バス等で互いに接続される。また、無線監視制御部13−1(0系)、13−2(1系)は、2重化された構成であるため、0系および1系で同様の構成となっている。
図2は、0系および1系の無線監視制御部13−1、13−2の構成を示したブロック図である。2重化される無線監視制御部13−1、13−2は、無線基地局装置の各部を監視する監視制御部31、41、0系と1系とを切り替える系切替部32、42、自らの無線監視制御部13の系状態がアクティブ(ACT)もしくはスタンバイ(SBY)のどちらであるかを記憶する系状態記憶部33、43、他の無線監視制御部13へ監視制御データを転送する処理を行う無線監視制御データ転送部34、44、および、監視制御部31、41による監視を行った結果を示すデータを記憶する無線監視制御データ記憶部35、45を備える。そして、各部は図示しない制御バス等で互いに接続される。また、無線監視制御部13−1(0系)、13−2(1系)は、2重化された構成であるため、0系および1系で同様の構成となっている。
図2の例では、0系の無線監視制御部13−1が備える系状態記憶部33には、ACTと記憶され、1系の無線監視制御部13−2が備える系状態記憶部43には、SBYと記憶されている。これは、0系の無線監視制御部13−1が無線基地局装置BSの各部の監視を行い、1系の無線監視制御部13−2は待機中であることを意味する。
図3は、無線監視制御データ記憶部35、45に記憶されるデータを示したものである。無線監視制御データ記憶部35、45には、複数の無線部Rを監視制御するための無線部監視制御データD1および無線制御部12を監視制御するための無線制御部データD2が記憶される。この無線制御部データD2は、無線端末装置Mが行う通信データを無線制御部12が接続するための制御データであり、無線制御部12により参照されるものである。
無線部監視制御データD1は、無線部R毎に、稼働しているか否か、および、無線通信が通信中か停止中かを含む無線部Rの物理的状態を示すものである。例えば、無線部R1監視制御データは、無線部R1が、非稼働、無線停止であることを示す。また、無線部R2監視制御データは、無線部R2が、稼働、無線送受信中であることを示す。無線部Rがn個あれば無線部Rnまでの無線部監視制御データが無線監視制御データ記憶部35、45に記憶される。
無線制御部データD2は、無線部R毎に、論理的な接続状態を示すものである。例えば、無線制御部データ1は、無線部R1が論理的に非接続状態であることを示す。また、無線制御部データ2は、無線部R2が論理的に接続状態であることを示す。
次に、図4を参照して、無線監視制御部13−1、13−2が行う無線監視制御部13−1、13−2の切替処理について説明する。図4は、無線監視制御部13−1(0系)がアクティブ状態であり、スタンバイ状態の無線監視制御部13−2(1系)へ切替を行う処理を示すシーケンス図である。図4には、切り替えの前後の各無線監視制御部13の系状態(ACTまたはSBY)も合わせて表記されている。また、このシーケンス図の初期状態として、無線監視制御部13−1(0系)の系状態記憶部33にはアクティブ状態を示す「ACT」が記憶され、無線監視制御部13−2(1系)の系状態記憶部43にはスタンバイ状態を示す「SBY」が記憶されている状態であるとする。
まず、アクティブ状態の無線監視制御部13−1(0系)は、無線監視制御データ記憶部35に記憶されている無線部監視制御データD1および無線制御部データD2を無線監視制御データ転送部34によってスタンバイ状態の無線監視制御部13−2(1系)へ転送する(ステップS11)。無線監視制御部13−2(1系)は、無線部監視制御データD1および無線制御部データD2を受信すると、無線監視制御データ転送部44の処理によって無線監視制御データ記憶部45へ記憶させる。
そして、アクティブ状態の無線監視制御部13−1(0系)は、ステップS11で転送した時刻から一定時間Tが経過した後に、ステップS11と同様に、無線監視制御データ記憶部35に記憶されている無線部監視制御データD1および無線制御部データD2を無線監視制御データ転送部34によってスタンバイ状態の無線監視制御部13−2(1系)へ転送する(ステップS12)。さらに、一定時間Tが経過すると、ステップS11およびステップS12と同様に、無線監視制御データ記憶部35に記憶されている無線部監視制御データD1および無線制御部データD2を無線監視制御部13−2(1系)へ転送する(ステップS13)。この転送処理は、一定時間Tを経過する毎(周期T)に行われる。
ここで、無線監視制御部13−1(0系)に故障または障害が発生したとする。この故障や障害の発生とは、無線監視制御部13−1(0系)の各部の基板で制御するデバイスが動作異常になったことや、無線開始制御部13−1(0系)が備えるCPUの例外異常、WDT(ウォッチドッグタイマ)オーバーフローなどにより、サービス継続不可能となった場合等である。このような故障や障害が発生すると、無線監視制御部13−1(0系)が備える系切替部32により故障または障害が発生したことを検出される。系切替部32により、無線監視制御部13−1(0系)の故障または障害が発生したことを検出されると、系切替部32は、無線監視制御部13−1(0系)の系状態記憶部33へスタンバイ状態を示す「SBY」を記憶させるとともに、スタンバイ状態の無線監視制御部13−2(1系)の系切替部42と通信して、無線監視制御部13−2(1系)の系状態記憶部43へアクティブ状態を示す「ACT」を記憶させる(ステップS14)。このステップS14の処理により、無線監視制御部13−1、13−2は、アクティブ状態とスタンバイ状態とを切り替えされる。
このとき、切り替え前にアクティブ状態だった無線監視制御部13−1(0系)の無線監視制御データ記憶部35に記憶されていた無線部監視制御データD1および無線制御部データD2は、定期的にスタンバイ状態だった無線監視制御部13−2(1系)へ転送されていたため、切り替えの前後で、無線部監視制御データD1および無線制御部データD2の相違はなく、切り替え後においても、切り替え前と同様の監視処理を行うことができる。
そして、ステップS14の処理によって系切替が行われ、アクティブ状態となった無線監視制御部13−2(1系)は、ステップS14の処理から一定時間Tが経過した後、無線監視制御データ記憶部45に記憶されている無線部監視制御データD1および無線制御部データD2を無線監視制御データ転送部44によってスタンバイ状態の無線監視制御部13−1(0系)へ転送する(ステップS15)。無線監視制御部13−1(0系)は、無線部監視制御データD1および無線制御部データD2を受信すると、無線監視制御データ転送部44の処理によって無線監視制御データ記憶部35へ記憶させる。
そして、アクティブ状態の無線監視制御部13−2(1系)は、ステップS15で転送した時刻から一定時間Tが経過した後に、ステップS15と同様に、無線監視制御データ記憶部45に記憶されている無線部監視制御データD1および無線制御部データD2を無線監視制御データ転送部44によってスタンバイ状態の無線監視制御部13−1(0系)へ転送する(ステップS16)。さらに、一定時間Tが経過すると、ステップS15およびステップS16と同様に、無線監視制御データ記憶部45に記憶されている無線部監視制御データD1および無線制御部データD2を無線監視制御部13−1(0系)へ転送する(ステップS17)。以降、この転送処理は、一定時間Tを経過する毎(周期T)に行われる。
以上述べたように、無線部Rと無線基地部10とが分離した構成の無線基地局装置BSにおいて、無線基地部10に無線監視制御部13を2重化して備えるようにすることで、無線監視制御部13に故障や障害が発生した場合でも、無線基地局装置BSは処理を継続することができる。ひいては、複数の無線部Rの監視を行う無線監視制御部13の信頼性をより高めることが可能となる。
また、2重化された無線監視制御部13において、無線部監視制御データD1および無線制御部データD2を、アクティブ状態の無線監視制御部13からスタンバイ状態の無線監視制御部13へ転送するようにしているため、アクティブ状態の無線監視制御部13に故障や障害が発生し、スタンバイ状態の無線監視制御部13をアクティブ状態にするよう系切替を行っても、系切替の前後で無線部監視制御データD1および無線制御部データD2が最新の状態に保たれる。その結果、系切替の前後で無線部監視制御データD1および無線制御部データD2の矛盾が生じなく、無線通信へ影響を与えずにサービスを継続することができる。
なお、本発明は、以上の構成に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施例では、無線部監視制御データD1および無線制御部データD2の転送について、無線監視制御データ記憶部に記憶されているデータを転送するようにしたが、繰り返し転送を行うため、前回転送したデータとの差分のみを転送するようにしてもよい。また、無線端末装置Mは、無線部Rと無線通信できるものであれば、携帯電話、PHS(Personal Handy-phone System)に限定されるものではなく、無線通信用のインタフェースを備えるモバイルPCやPDA(Personal Digital Assistants)等のポータブル機器であってもよい。
M,M1〜M3…無線端末装置、BS,BS1,BS2…無線基地局装置、R,R1〜R,101…無線部、10…無線基地部、11,11−1〜11−3,102…無線インタフェース部、12,103…無線制御部、13,13−1、13−2,104…無線監視制御部、20…ネットワーク部、31、41…監視制御部、32,42…系切替部、33,43…系状態記憶部、34,44…無線監視制御データ転送部、D1…無線部監視制御データ、D2…無線制御部データ。
Claims (2)
- 無線端末装置と無線通信する複数の無線部と、前記複数の無線部と伝送線を介して接続され、各無線部で送受信される無線信号に係る処理を行う無線基地部とを有する無線基地局装置であって、
前記無線部にて送受信する通信データを処理する無線制御部と、前記各無線部を監視する2重化された無線監視制御部とを備え、
前記2重化された無線監視制御部の夫々には、
前記無線部毎の物理的な無線通信状態を示す無線部監視制御データおよび前記無線部毎の論理的な接続状態を示す無線制御部データの少なくとも何れか一方を記憶する無線監視制御データ記憶部と、
前記無線監視制御データ記憶部に記憶されているデータを他方へ転送する無線監視制御データ転送手段と、
自らの無線監視制御部がアクティブ状態またはスタンバイ状態のどちらであるかを示す系状態を記憶する系状態記憶部と、
自らの系状態記憶部へスタンバイ状態である系状態を記憶させ、他方の系状態記憶部へアクティブ状態である系状態を記憶させて、他方の無線監視制御部へ処理を切り替える系切替手段とを備え、
前記系切替手段による系切替後にアクティブ状態となった無線基地部が備える無線制御部は、前記無線監視制御データ転送手段により転送されたデータを用いて処理を継続することを特徴とする無線基地局装置。 - 無線端末装置と無線通信する複数の無線部と、前記複数の無線部と伝送線を介して接続され、各無線部で送受信される無線信号に係る処理を行う無線基地部とを有する無線基地局装置の無線基地部であって、
前記無線部にて送受信する通信データを処理する無線制御部と、前記各無線部を監視する2重化された無線監視制御部とを備え、
前記2重化された無線監視制御部の夫々には、
前記無線部毎の物理的な無線通信状態を示す無線部監視制御データおよび前記無線部毎の論理的な接続状態を示す無線制御部データの少なくとも何れか一方を記憶する無線監視制御データ記憶部と、
前記無線監視制御データ記憶部に記憶されているデータを他方へ転送する無線監視制御データ転送手段と、
自らの無線監視制御部がアクティブ状態またはスタンバイ状態のどちらであるかを示す系状態を記憶する系状態記憶部と、
自らの系状態記憶部へスタンバイ状態である系状態を記憶させ、他方の系状態記憶部へアクティブ状態である系状態を記憶させて、他方の無線監視制御部へ処理を切り替える系切替手段とを備え、
前記系切替手段による系切替後にアクティブ状態となった無線基地部が備える無線制御部は、前記無線監視制御データ転送手段により転送されたデータを用いて処理を継続することを特徴とする無線基地部。
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