JPWO2014125761A1 - 無線伝送装置、通信システム及び通信障害制御方法 - Google Patents

無線伝送装置、通信システム及び通信障害制御方法 Download PDF

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Abstract

無線伝送装置の間に設定される無線回線もしくはノード装置との間に設定される通信回線のいずれかに障害が発生した場合においても、通信を継続することができる無線伝送装置を提供することを目的とする。本発明にかかる無線伝送装置(10)は、無線回線を介して対向する無線伝送装置と通信を行う無線通信部(12)と、対向する通信装置(30)において設定されたリンクアグリゲーショングループに属する複数の通信回線のうち第1の通信回線を介して通信装置(30)と通信を行うリンクアグリゲーション通信部(11)と、無線回線及び第1の通信回線のうち少なくとも一方に発生した通信障害を検出する障害検出部(13)と、障害検出部(13)によって通信障害が検出された場合に、無線通信部(12)及びリンクアグリゲーション通信部(11)における通信を停止させる通信制御部(14)と、を備えるものである。

Description

本発明は無線伝送装置、通信システム及び通信障害制御方法に関し、特に通信障害が発生した場合に経路の迂回処理を行う無線伝送装置、通信システム及び通信障害制御方法に関する。
サーバ装置間もしくは基地局間等、通信ネットワーク内におけるノード装置間の通信に、無線伝送路が多く用いられている。ノード装置間の通信に無線伝送路が用いられることによって、有線ケーブルの敷設コストを削減することができる。ノード装置間の通信に無線伝送路を用いる場合、ノード装置間に2つの無線伝送装置が対向する位置に配置される。トラヒック増加に伴う基地局数の増加等によって、通信ネットワーク内に配置される無線伝送装置も増加している。ここで、無線伝送装置を設置する面積の削減等を実現するために、無線伝送装置は、小型化されることが望まれている。さらに無線伝送装置の小型化が望まれる一方で、トラヒックを保護するために、無線伝送路もしくは無線伝送装置の冗長化も必要とされる。無線伝送装置を小型化する場合、無線伝送装置内の回路もしくは部品等を二重化することは困難となる。このような場合、無線伝送装置自体を2台設置する等して無線伝送路の二重化を実現させる。
例えば無線伝送路の二重化は、1台のノード装置と2台の無線伝送装置との間を光Yケーブルを用いて接続することによって簡易に実現される。しかし、Yケーブルの性質上、ノード装置が電気インタフェースの場合にはYケーブルを用いることができない。
そこで、1台のノード装置もしくはノード装置に接続されているスイッチ装置等と、2台の無線伝送装置との間の2つの通信回線にリンクアグリゲーションを適用して二重化する構成が用いられている。
特許文献1には、送信側無線通信装置と受信側無線通信装置との間の複数の無線回線にリンクアグリゲーションを適用している構成が開示されている。また、特許文献2も、複数の無線回線にリンクアグリゲーションを適用している多重無線装置の構成例が開示されている。
特開2012−165037号公報 特開2012−124596号公報
特許文献1及び2の無線通信装置は、リンクアグリゲーションが適用されている複数の無線回線のうち1つの無線回線に障害が発生した場合、障害が発生した無線回線の使用を停止するようにしてリンクアグリゲーションの設定を変更する。しかし、特許文献1及び2には、同一装置内における複数の無線回線にリンクアグリゲーションを適用した場合の構成が開示されているが、複数装置にまたがってリンクアグリゲーションを適用する場合の構成は開示されていない。ここで、例えば、ノード装置と無線伝送装置とが1対N(Nは2以上の整数)であり、ノード装置と複数の無線伝送装置間における複数の通信回線にリンクアグリゲーションを適用し、さらに無線伝送装置は、対向する無線伝送装置との間においては無線回線を介して通信を行っている場合について説明する。
このような構成において、無線伝送装置は、リンクアグリゲーションが適用されている通信回線に障害が発生した場合、特許文献1及び2のようにリンクアグリゲーションの設定を変更して障害が発生した通信回線を停止したとしても、無線回線側は正常に動作しているため、対向する無線伝送装置からデータが送信される。このような場合、無線伝送装置は、対向する無線伝送装置から送信されるデータをノード装置へ送信することができないという問題が生じる。また、無線伝送装置は、無線回線に障害が発生した場合に、リンクアグリゲーションを設定した通信回線には障害が発生していないため、リンクアグリゲーションの設定を変更しない。そのため、無線伝送装置は、ノード装置から送信されたデータを対向する無線伝送装置へ送信することができないという問題が生じる。
本発明の目的は、上述した課題を解決する無線伝送装置、通信システム及び通信障害制御方法を提供することにある。
本発明の第1の態様にかかる無線伝送装置は、無線回線を介して対向する無線伝送装置と通信を行う無線通信部と、対向する通信装置において設定されたリンクアグリゲーショングループに属する複数の通信回線のうち第1の通信回線を介して前記通信装置と通信を行うリンクアグリゲーション通信部と、前記無線回線及び前記第1の通信回線のうち少なくとも一方に発生した通信障害を検出する障害検出部と、前記障害検出部によって通信障害が検出された場合に、前記無線通信部及び前記リンクアグリゲーション通信部における通信を停止させる通信制御部と、を備えるものである。
本発明の第2の態様にかかる通信システムは、第1の無線伝送装置と、前記第1の無線伝送装置と無線回線を介して通信する第2の無線伝送装置と、複数の通信回線を用いてリンクアグリゲーショングループを設定し、前記複数の通信回線に含まれる第1の通信回線を介して前記第1の無線伝送装置と通信する通信装置と、を備え、前記第1の無線伝送装置は、前記無線回線及び前記第1の通信回線のうち少なくとも一方に発生した通信障害を検出し、前記通信障害を検出した場合に、前記無線回線及び前記第1の通信回線を介した通信を停止するものである。
本発明の第3の態様にかかる通信障害制御方法は、無線回線を介して対向する無線伝送装置と通信を行う無線通信部と、対向する通信装置において設定されたリンクアグリゲーショングループに属する複数の通信回線のうち第1の通信回線を介して前記通信装置と通信を行うリンクアグリゲーション通信部のうち少なくとも一方に発生した通信障害を検出し、前記通信障害が検出された場合に、通信制御部によって前記無線通信部及び前記リンクアグリゲーション通信部における通信を停止させるものである。
本発明により、無線伝送装置の間に設定される無線回線もしくはノード装置との間に設定される通信回線のいずれかに障害が発生した場合においても、通信を継続することができる無線伝送装置、通信システム及び通信障害制御方法を提供することを目的とする。
実施の形態1にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかる現用無線伝送装置における障害検出時の処理の流れを説明する図である。 実施の形態2にかかる予備無線伝送装置が現用装置として動作する際の処理の流れを説明する図である。 実施の形態3にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態3にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態3にかかる現用無線伝送装置における障害検出時の処理の流れを説明する図である。 実施の形態3にかかる予備無線伝送装置が現用装置として動作する際の処理の流れを説明する図である。 実施の形態4にかかる通信システムの構成図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1を用いて本発明の実施の形態1にかかる通信システムの構成例について説明する。図1の通信システムは、無線伝送装置10、無線伝送装置20及び通信装置30を有している。
通信装置30は、サーバ装置、基地局、交換局もしくは移動通信ネットワーク内のコアネットワーク装置等であってもよい。通信装置30及び他の通信装置間におけるデータを中継するために、無線伝送装置10及び無線伝送装置20は、通信装置30及び他の通信装置の間に配置されている。また、無線伝送装置10及び無線伝送装置20は、無線回線を介して対向するように配置される。
無線伝送装置10は、対向して配置された無線伝送装置20との間において無線回線を介してデータ伝送を行う。無線伝送装置10は、数GHz等の高周波帯域を用いて無線伝送装置20と無線通信を行う装置であってもよい。さらに、無線伝送装置10は、通信装置30と通信を行う。無線伝送装置10と通信装置30との間の通信回線は、有線回線であってもよく、無線回線であってもよい。以下においては、無線伝送装置10及び無線伝送装置20は同様の構成を有するため、無線伝送装置10の構成例について説明し、無線伝送装置20の構成例の説明を省略する。
無線伝送装置10は、リンクアグリゲーション通信部11、無線通信部12、障害検出部13及び通信制御部14を有している。無線通信部12は、無線回線を介して対向する無線伝送装置20と通信を行う。
リンクアグリゲーション通信部11は、対向する通信装置30において設定されたリンクアグリゲーショングループに属する複数の通信回線のうちの一つの通信回線を介して通信装置30と通信を行う。通信装置30は、複数の物理通信回線を束ねて一つの論理通信回線として扱うリンクアグリゲーション機能を有する。また、ここでは、複数の物理通信回線を束ねた一つの論理通信回線をリンクアグリゲーショングループと称する。通信装置30は、無線伝送装置10以外にも複数の無線伝送装置と物理通信回線を介して接続されている。つまり、通信装置30は、接続される無線伝送装置が異なる複数の物理通信回線を束ねてリンクアグリゲーショングループを設定している。
本図においては、通信装置30と無線伝送装置10とは、一つの物理通信回線を介して接続されているが、同一のリンクアグリゲーショングループに属する二つ以上の物理回線を介して接続されてもよい。
障害検出部13は、無線伝送装置20との間に設定された無線回線及び通信装置30との間に設定された通信回線のうち少なくとも一方に発生した通信障害を検出する。無線回線における通信障害は、無線伝送装置10及び20の間に発生するフェージングの影響により予め定められた値よりも受信電力が低下する事象を含む。さらに、無線回線における通信障害は、無線通信部12の故障もしくは無線伝送装置20の故障等によって無線伝送装置10及び無線伝送装置20の間の通信ができなくなる事象も含む。
通信装置30との間に無線回線が設定された場合、通信回線における通信障害は、無線伝送装置10及び通信装置30の間に発生するフェージングの影響により予め定められた値よりも受信電力が低下する事象を含む。さらに、通信回線における通信障害は、リンクアグリゲーション通信部11の故障もしくは通信装置30の故障等によって無線伝送装置10及び通信装置30の間の通信ができなくなる事象も含む。
通信装置30との間に有線回線が設定された場合、通信回線における通信障害は、リンクアグリゲーション通信部11の故障もしくは通信装置30の故障等によって無線伝送装置10及び通信装置30の間の通信ができなくなる事象を含む(例えば、リンクダウンとなる事象)。さらに、通信回線における通信障害は、有線ケーブルの切断等によって無線伝送装置10及び通信装置30の間の通信ができなくなる事象も含む。
通信制御部14は、障害検出部13によって通信障害が検出された場合、無線通信部12及びリンクアグリゲーション通信部11における通信を停止させる。通信制御部14は、無線通信部12及びリンクアグリゲーション通信部11を動作させるために必要な電源の供給を停止することによって通信を停止させてもよい。もしくは、通信制御部14は、通信装置30との間の通信回線もしくは無線伝送装置20との間の無線回線が設定されているポートを閉塞状態にすることによって通信を停止させてもよい。
以上説明したように、通信制御部14は、障害検出部13において通信障害が検出された場合、無線通信部12及びリンクアグリゲーション通信部11における通信を停止させる。通信制御部14が、無線通信部12における通信を停止させることによって、無線伝送装置10に対向する無線伝送装置20は、例えば無線伝送装置10の予備機として用いられる他の無線伝送装置へデータを送信する。さらに、通信制御部14がリンクアグリゲーション通信部11における通信を停止させることによって、通信装置30は、無線伝送装置10を宛先とするデータを、同一のリンクアグリゲーショングループに属する他の通信回線を介して無線伝送装置10の予備機として用いられる他の無線伝送装置へデータを送信する。
このようにして、無線伝送装置10は、無線伝送装置20との間の無線回線もしくは通信装置30との間の通信回線のいずれかの通信障害を検出した場合、無線伝送装置10を経由するデータを、無線伝送装置10を経由しないように他の伝送路へ迂回させることができる。
言い換えると、例えば障害検出部13が、無線伝送装置20との間の無線回線における通信障害を検出した場合に、通信制御部14は、無線通信部12のみならずリンクアグリゲーション通信部11における通信も停止させることができる。さらに、障害検出部13が、通信装置30との間の通信回線における通信障害を検出した場合に、通信制御部14は、リンクアグリゲーション通信部11のみならず無線通信部12における通信も停止させることができる。このようにして、障害検出部13及び通信制御部14は、リンクアグリゲーション通信部11及び無線通信部12を連携させて制御することができる。これによって、無線伝送装置20との間の無線回線もしくは通信装置30との間の通信回線のいずれかに通信障害が発生した場合においても、通信装置間においてデータ通信ができなくなる状態を回避し、通信を継続することができる。
(実施の形態2)
続いて、図2を用いて本発明の実施の形態2にかかる通信システムの構成例について説明する。図2の通信システムは、無線伝送装置システム50、無線伝送装置システム60及びL2SW(Layer2 Switch)31を有している。L2SW31は、通信装置30の一例である。
無線伝送装置システム50及び無線伝送装置システム60は、同様の構成を有するため、以下においては無線伝送装置システム50の構成例について説明し、無線伝送装置システム60の詳細な説明を省略する。
無線伝送装置システム50は、現用無線伝送装置51、予備無線伝送装置53及びハイブリッド装置55を有している。現用無線伝送装置51は、現在稼働している無線伝送装置である。これに対して、予備無線伝送装置53は、現用無線伝送装置51に故障が発生した場合に、現用無線伝送装置51のかわりに用いられる無線伝送装置である。現用無線伝送装置51及び予備無線伝送装置53は、無線伝送装置10と同様の構成である。
L2SW31は、現用無線伝送装置51との間において物理回線を設定し、さらに、予備無線伝送装置53との間においても物理回線を設定している。さらに、L2SW31は、現用無線伝送装置51及び予備無線伝送装置53との間にそれぞれ設定している物理回線を束ねて一つのリンクアグリゲーショングループを設定している。
L2SW31は、複数の物理回線を束ねて一つのリンクアグリゲーショングループを設定している場合、通常時には現用無線伝送装置51へデータを送信し、L2SW31と現用無線伝送装置51との間に通信障害が発生した場合に、リンクアグリゲーション機能を用いて、データ送信先を予備無線伝送装置53へ切り替えてもよい。
もしくは、L2SW31は、通常時に現用無線伝送装置51及び予備無線伝送装置53へデータを送信し、予備無線伝送装置53は、予備装置として動作している間に受信したデータを廃棄するようにしてもよい。つまり、現用無線伝送装置51及び予備無線伝送装置53は、現用装置として稼働している場合にL2SW31から受信したデータを無線伝送装置システム60へ送信してもよい。
ここで、L2SW31がリンクアグリゲーション機能を有さない場合、L2SW31と現用無線伝送装置51との間に通信障害が発生すると、L2SW31は、MACアドレス管理テーブルを更新することにより、データの送信先を予備無線伝送装置53へ切り替えることができる。一般的に、L2SWが予備無線伝送装置53と接続されているポートからパケットを受信していない場合、前回MACアドレス管理テーブルの学習を行ってから、設定時間(例えば300秒)の間は、現用無線伝送装置51と接続されているポートへパケットを送出し続ける。L2SWは、設定時間が経過した後に、全ポートへパケットを送出し、新たにMACアドレス管理テーブルを更新する。そのため、MACアドレス管理テーブルを更新するためには、最大で設定時間に設定された時間(数十秒〜数百秒程度)がかかる。これに対して、L2SW31がリンクアグリゲーション機能を用いてデータの送信先を現用無線伝送装置51から予備無線伝送装置53へ切り替える場合、現用無線伝送装置51及び予備無線伝送装置53のそれぞれと接続されている物理通信回線は同一のリンクアグリゲーショングループに属し、同一の論理通信回線として設定されている。そのため、L2SW31は、現用無線伝送装置51との間に通信障害が発生した場合、同一のリンクアグリゲーショングループに属する他の物理通信回線に切り替えることによって、数秒程度で予備無線伝送装置53の通信回線へ切り替えることができる。
ハイブリッド装置55は、現用無線伝送装置51及び予備無線伝送装置53を有する無線伝送装置システム50と、無線伝送装置システム60との間の無線回線を1回線として通信を行うために用いられる装置である。もしくは、ハイブリッド装置55は、無線伝送装置システム50と無線伝送装置システム60との間において、送信回線として1回線、受信回線として1回線となるように無線回線を設定してもよい。ここでは、無線伝送装置システム50から無線伝送装置システム60へデータを送信する際に用いる回線を送信回線とし、無線伝送装置システム50が、無線伝送装置システム60からデータを受信する際に用いる回線を受信回線とする。
ハイブリッド装置55を用いることにより、無線伝送装置システム50及び無線伝送装置システム60の間に用いられる無線回線を減少させることができるため、使用する無線周波数も減少させることができる。
無線伝送装置システム50は、現用無線伝送装置51のL2SW31側の通信回線もしくは無線伝送装置システム60側の無線回線の少なくとも一方に通信障害が発生した場合、現用無線伝送装置51のL2SW31側の通信回線及び無線伝送装置システム60側の無線回線における通信を停止する。これによって、無線伝送装置システム50は、現用無線伝送装置51を介して中継されていたデータが予備無線伝送装置53を介して中継されるようにデータの伝送経路を変更することができる。
続いて、図3を用いて無線伝送装置システム50の詳細な構成例について説明する。無線伝送装置システム50内の現用無線伝送装置51は、送信部61及び受信部62を有している。さらに、予備無線伝送装置53も、送信部63及び受信部64を有している。現用無線伝送装置51及び予備無線伝送装置53において、送信とは、L2SW31から送信されたデータを、無線伝送装置システム60へ送信することを示している。現用無線伝送装置51及び予備無線伝送装置53において、受信とは、無線伝送装置システム60から送信されたデータをL2SW31へ送信することを示している。
送信部61及び受信部62は、それぞれ図1に示すリンクアグリゲーション通信部11、無線通信部12、障害検出部13及び通信制御部14を有してもよい。もしくは、送信部61及び受信部62は、リンクアグリゲーション通信部11、無線通信部12、障害検出部13及び通信制御部14を共有してもよい。予備無線伝送装置53における送信部63及び受信部64についても同様である。
ハイブリッド装置55は、送信用HYB(ハイブリッド)部65及び受信用HYB部66を有している。送信用HYB部65は、送信部61及び送信部63から送信されたデータを無線回線を介して無線伝送装置システム60へ送信する。受信用HYB部66は、無線伝送装置システム60から無線回線を介して送信されたデータを受信部62及び受信部64へ送信する。ここで、受信用HYB部66は、無線伝送装置システム60から送信されたデータを受信部62へ送信し、さらに無線伝送装置システム60から送信されたデータを複製し、複製したデータを受信部64へ送信してもよい。受信部64は、予備無線伝送装置53が予備装置として動作している場合、受信用HYB部66から送信されたデータを廃棄してもよい。この場合、L2SW31は、現状稼働している現用無線伝送装置51の受信部62からデータを受信する。
本図においては、異なる周波数帯域を用いて、送信用の無線回線及び受信用の無線回線を設ける構成(FDD無線伝送方式)について説明している。ここで、送信用HYB部65及び受信用HYB部66を同一の回路等を用いて、無線伝送装置システム60との間に送信用の無線回線及び受信用の無線回線として1回線のみを設けるように構成(TDD無線伝送方式)にしてもよい。
続いて、図4を用いて本発明の実施の形態2にかかる現用無線伝送装置51における障害検出時の処理の流れについて説明する。はじめに、障害検出部13は、L2SW31との間に設定された通信回線もしくは無線伝送装置システム60との間に設定された無線回線のいずれか一方に発生した障害を検出する(S11)。
障害検出部13は、例えば、無線伝送装置システム60から送信されたデータの受信電力が、予め定められた値よりも小さい場合に、通信障害が発生したことを検出してもよい。もしくは、障害検出部13は、L2SW31及び無線伝送装置システム60と、通信回線の正常性を確認するための信号、例えばヘルスチェック信号、を送受信していてもよい。この場合、障害検出部13は、通信相手の装置から、正常性を確認するための信号を受信することができない場合に、通信障害が発生したことを検出してもよい。
次に、通信制御部14は、障害検出部13において障害が検出された場合、リンクアグリゲーション通信部11及び無線通信部12におけるデータ伝送を停止させる(S12)。データ伝送の停止とは、リンクアグリゲーション通信部11及び無線通信部12に対する電源の供給を停止させてもよく、リンクアグリゲーション通信部11及び無線通信部12において対向する装置との間に設定した回線を閉塞状態としてもよい。
続いて、図5を用いて、予備無線伝送装置53が現用装置として動作する際の処理の流れについて説明する。予備無線伝送装置53は、予備装置として動作する間、無線通信部12を停止状態としていてもよい。このように予備無線伝送装置53が予備装置として動作する場合に、必要のない回路もしくは構成要素等を停止させることによって、消費電力の低下を実現することができる。
現用無線伝送装置51において障害を検出し、リンクアグリゲーション通信部11及び無線通信部12を停止状態とした場合、L2SW31は、現用無線伝送装置51を宛先として送信していたデータを予備無線伝送装置53を宛先として送信する。つまり、L2SW31は、現用無線伝送装置51との間の通信回線に障害が発生したことを検出し、現用無線伝送装置51を宛先として送信していたデータを、同一のリンクアグリゲーショングループに属する他の通信回線を介して送信する。このような場合、はじめに、予備無線伝送装置53のリンクアグリゲーション通信部11は、L2SW31から、主信号を受信する(S21)。主信号とは、例えば、映像データ、動画データ、音声データもしくは文字データ等であってもよい。
次に、リンクアグリゲーション通信部11は、主信号を受信したことを通信制御部14へ通知する(S22)。
次に、通信制御部14は、リンクアグリゲーション通信部11において主信号を受信したことを通知されたことを契機として、無線通信部12の停止状態を解除し無線通信部12を起動する(S23)。これによって、以降無線伝送装置システム60との間の無線伝送は、予備無線伝送装置53の無線通信部12を用いて行われる。
ステップS22において、リンクアグリゲーション通信部11は、通信制御部14へ主信号を受信したことを通知するとともに、受信した主信号を予備無線伝送装置53内のデータ格納部等へ一時的に格納してもよい。この場合、無線通信部12は、通信制御部14によって起動された場合、データ格納部に一時的に格納されている主信号を取り出し、取り出した主信号を無線伝送装置システム60へ送信する。
予備無線伝送装置53は、図5における処理を実行することにより、L2SW31から主信号を受信したタイミングにおいて無線通信部12を起動し、現用装置として動作することができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態2にかかる無線伝送装置システム50を用いることにより、現用無線伝送装置51は、無線回線側もしくはL2SW31との間の通信回線側のいずれかに障害が起きた場合においても、リンクアグリゲーション通信部11及び無線通信部12を停止する。これによって、現用無線伝送装置51を経由していたデータは、予備無線伝送装置53へ迂回して中継されるため、現用無線伝送装置51の障害によるデータロスを回避することができる。
さらに、ハイブリッド装置55を用いることにより、現用無線伝送装置51及び予備無線伝送装置53を同一のアンテナを用いるように収容することができる。
(実施の形態3)
続いて、図6を用いて本発明の実施の形態3にかかる通信システムの構成例について説明する。本図の通信システムは、無線伝送システム70及びL2SW31を有している。無線伝送システム70は、現用無線伝送装置71、予備無線伝送装置72、現用無線伝送装置73、予備無線伝送装置74及びハイブリッド装置75を有している。
現用無線伝送装置71、予備無線伝送装置72、現用無線伝送装置73及び予備無線伝送装置74は、L2SW31と通信回線を介して接続されている。また、L2SW31は、現用無線伝送装置71、予備無線伝送装置72、現用無線伝送装置73及び予備無線伝送装置74と接続されている4つの通信回線を、同一のリンクアグリゲーショングループに設定している。また、本図の無線伝送システム70は、現用無線伝送装置を2つ、予備無線伝送装置を2つ有するように構成されているが、例えば、現用無線伝送装置を1つ、予備無線伝送装置を3つとしてもよい。無線伝送システム70が有する現用無線伝送装置と、予備無線伝送装置の個数は、任意に変更することができる。
ハイブリッド装置75は、図2のハイブリッド装置55と同様に、対向する無線伝送システムとの間の無線回線を、現用無線伝送装置71、予備無線伝送装置72、現用無線伝送装置73及び予備無線伝送装置74が共用することができるように、無線回線とそれぞれの無線伝送装置とを接続する。例えば、ハイブリッド装置75は、それぞれの無線伝送装置の送信部から出力されるデータを一つの無線回線へ出力し、対向する無線伝送システムから送信されたデータをコピーし、それぞれの無線伝送装置の受信部へ出力する。
続いて、図7を用いて本発明の実施の形態3にかかる現用無線伝送装置71の構成例について説明する。現用無線伝送装置71は、無線回線を介して、対向無線伝送装置90と接続されている。なお、予備無線伝送装置72、現用無線伝送装置73及び予備無線伝送装置74は、現用無線伝送装置71と同様の構成であるため、予備無線伝送装置72、現用無線伝送装置73及び予備無線伝送装置74に関して詳細な説明を省略する。
現用無線伝送装置71は、リンクアグリゲーション通信部81、無線通信部82、障害検出部83、通信制御部84及び切替制御部85を有している。リンクアグリゲーション通信部81、無線通信部82、障害検出部83及び通信制御部84は、図1のリンクアグリゲーション通信部11、無線通信部12、障害検出部13及び通信制御部14と同様であるため、詳細な説明を省略する。現用無線伝送装置71は、図1の無線伝送装置10と比較して、切替制御部85を有する点において異なる。
障害検出部83は、L2SW31との間の通信回線もしくは対向無線伝送装置90との間の無線回線の障害を検出した場合、切替制御部85へ障害検出通知を出力する。
切替制御部85は、障害検出通知を受け取ると、現用無線伝送装置71を経由していたデータの迂回先となる予備無線伝送装置を決定する。迂回先の候補となる予備無線伝送装置は、予備無線伝送装置72及び74の2つあるとする。
切替制御部85は、例えば、迂回先の候補となる複数の予備無線伝送装置が存在する場合、装置番号の小さい順に迂回先の候補となる予備無線伝送装置を選択してもよい。例えば、予備無線伝送装置72及び74がある場合、切替制御部85は、はじめに、予備無線伝送装置72を迂回先の候補として選択する。
もしくは、切替制御部85は、迂回先の候補となる複数の予備無線伝送装置が存在する場合、データ転送能力に基づいて、予備無線伝送装置を選択してもよい。例えば、予備無線伝送装置72が、予備無線伝送装置74と比較して高性能のCPUを搭載している等の場合、切替制御部85は、予備無線伝送装置72を迂回先の候補として選択してもよい。切替制御部85は、以上説明した予備無線伝送装置の選択処理以外にも、異なる方法を用いて予備無線伝送装置を選択してもよい。
切替制御部85は、選択した予備無線伝送装置が正常であることを確認することができた場合、通信制御部84に対して予備無線伝送装置の正常性に関する確認が完了した旨を通知する。通信制御部84は、切替制御部85から予備無線伝送装置の正常性に関する確認が完了した旨の通知を受けると、リンクアグリゲーション通信部81及び無線通信部82を停止状態にして、現用無線伝送装置71を経由するデータを選択された予備無線伝送装置へ迂回させる。
切替制御部85は、はじめに選択した予備無線伝送装置について正常であることを確認することができなかった場合、他の予備無線伝送装置を選択して、正常性を確認してもよい。
もしくは、切替制御部85は、定期的に予備無線伝送装置の正常性を確認し、障害検出部83において障害を検出した場合、事前に正常に動作していると判定された予備無線伝送装置へデータを迂回させてもよい。
予備無線伝送装置72が、迂回先の予備無線伝送装置として選択された場合、予備無線伝送装置72は、L2SW31及び対向無線伝送装置90へ、現用無線伝送装置71に対して送信していたデータを予備無線伝送装置72へ送信するように通知してもよい。これによって、L2SW31及び対向無線伝送装置90におけるデータの送信先を変更することができる。
続いて、図8を用いて本発明の実施の形態3にかかる現用無線伝送装置71の障害発生時における処理の流れについて説明する。
はじめに、障害検出部83は、L2SW31との間の通信回線もしくは対向無線伝送装置90との間の無線回線のいずれかに障害が発生したことを検出する(S31)。
次に、切替制御部85は、データの迂回先候補として選択した予備無線伝送装置へ障害が発生したことを通知する(S32)。ここでは、切替制御部85は、予備無線伝送装置72をデータの迂回先候補として選択したとする。
次に、切替制御部85は、障害が発生したことを通知した予備無線伝送装置72から、予備無線伝送装置72が正常に動作していることを示す応答メッセージを予め定められた時間以内に受信したか否かを判定する(S33)。
切替制御部85は、予め定められた時間以内に、予備無線伝送装置72から予備無線伝送装置72が正常に動作していることを示す応答メッセージを受信した場合、通信制御部84へ予備無線伝送装置72が正常であることを通知する。通信制御部84は、予備無線伝送装置72が正常であることを通知されると、リンクアグリゲーション通信部81及び無線通信部82を停止状態にする(S34)。
切替制御部85は、予め定められた時間以内に、予備無線伝送装置72から予備無線伝送装置72が正常に動作いていることを示す応答メッセージを受信しなかった場合、もしくは、予備無線伝送装置72が正常ではないことを示す応答メッセージを受信した場合、他の予備無線伝送装置を選択する。ここでは、切替制御部85は、他の予備無線伝送装置として、予備無線伝送装置74を選択する。切替制御部85は、予備無線伝送装置74へ、障害が発生したことを通知する(S35)。その後、切替制御部85は、ステップS33以降の動作を繰り返す。
続いて、図9を用いて本発明の実施の形態3にかかる障害通知を受信した予備無線伝送装置の処理の流れについて説明する。はじめに、データの迂回先候補として選択された予備無線伝送装置72は、現用無線伝送装置71から現用無線伝送装置71に障害が発生したことを示すメッセージ(障害通知)を受信する(S41)。
次に、予備無線伝送装置72は、自装置が正常か否かを判定する(S42)。例えば、予備無線伝送装置72は、無線の受信電力、通信装置との間のリンク状態の正常性もしくは装置の機器故障を確認し、さらに自装置のCPU使用率の値が正常な値を示しているか、制御部と通信部等との間において定期的に実施しているヘルスチェック等が正常に行えているか、等によって自装置が正常か否かを判定してもよい。もしくは、予備無線伝送装置72は、通信ネットワーク上の監視サーバが、通信ネットワーク上の各装置を管理している場合、監視サーバに自装置が正常か否かを問い合わせてもよい。
次に、予備無線伝送装置72は、自装置が正常であると判定した場合、現用無線伝送装置71へ自装置が正常であることを示す応答メッセージを送信する(S43)。次に、予備無線伝送装置72は、現用装置として動作するために、リンクアグリゲーション通信部81及び無線通信部82を起動する(S44)。
次に、予備無線伝送装置72は、L2SW31及び対向無線伝送装置90へ、現用無線伝送装置71を宛先として送信していたデータを予備無線伝送装置72を宛先として送信するように通知する(S45)。
ステップS42において、予備無線伝送装置72は、自装置が正常ではないと判定した場合、現用無線伝送装置71へ、自装置が異常であることを示す応答メッセージを送信する(S45)。
以上説明したように、本発明の実施の形態3にかかる現用無線伝送装置71は、データの迂回先候補として複数の予備無線伝送装置が存在する場合、予備無線伝送装置の正常性を確認し、正常に動作している予備無線伝送装置へデータを迂回させるようにする。
予備無線伝送装置の正常性を確認し、正常に動作している予備無線伝送装置へデータを迂回させることにより、次のような効果を得られる。例えば、正常に動作していない予備無線伝送装置へデータを迂回させるように切り替えた場合、予備無線伝送装置においても障害を検出し、再度元の無線伝送装置へデータを迂回させるように切り替えられることが考えられる。このようにして、正常に動作していない予備無線伝送装置へデータを迂回させるように切り替えた場合、現用無線伝送装置及び予備無線伝送装置に障害が発生していることにより、切り替え及び切り戻しが頻繁に発生し、データロスの発生とともに、装置、装置を監視する監視ネットワーク及び監視サーバ等の処理負担も増加してしまう。
そのため、予備無線伝送装置の正常性を確認し、予備無線伝送装置が正常に動作していることを確認できた場合にのみ、その予備無線伝送装置へデータを迂回させることによって、上述した問題を回避することができる。
(実施の形態4)
続いて、図10を用いて本発明の実施の形態4にかかる通信システムの構成例について説明する。図10の通信システムは、図3と同様の構成である。但し、送信部61と送信部63との間において通信を行うことができるようにし、受信部62と受信部64との間において通信を行うことができるようにした点において、図3の構成と異なる。
図10においては、現用無線伝送装置51とL2SW31との間の通信回線に通信障害が発生し、さらに、予備無線伝送装置53の無線回線側に通信障害が発生していることを示している。このような場合、実施の形態1乃至3を用いた場合、データの迂回先となる予備無線伝送装置がなく、データを迂回させることができなくなる。
そこで、図10に示すように、送信部61と送信部63との間において通信を行うことができるように通信回線を設定し、受信部62と受信部64との間においても通信を行うことができるように通信回線を設定する。このようにすることによって、図10に示すような通信障害が発生した場合においても、送信部61と送信部63との間の通信回線及び受信部62と受信部64との間の通信回線を用いることによって、データ伝送を継続することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上記実施の形態は、L2SW31と無線伝送装置システム50との間は、光インタフェースであってもよく、電気インタフェースであってもよい。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2013年2月12日に出願された日本出願特願2013−24323を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10 無線伝送装置
11 リンクアグリゲーション通信部
12 無線通信部
13 障害検出部
14 通信制御部
20 無線伝送装置
30 通信装置
31 L2SW
50 無線伝送装置システム
51 現用無線伝送装置
53 予備無線伝送装置
55 ハイブリッド装置
60 無線伝送装置システム
61 送信部
62 受信部
63 送信部
64 受信部
65 送信用HYB部
66 受信用HYB部
70 無線伝送システム
71 現用無線伝送装置
72 予備無線伝送装置
73 現用無線伝送装置
74 予備無線伝送装置
75 ハイブリッド装置
81 リンクアグリゲーション通信部
82 無線通信部
83 障害検出部
84 通信制御部
85 切替制御部
90 対向無線伝送装置

Claims (13)

  1. 無線回線を介して対向する無線伝送装置と通信を行う無線通信手段と、
    対向する通信装置において設定されたリンクアグリゲーショングループに属する複数の通信回線のうち第1の通信回線を介して前記通信装置と通信を行うリンクアグリゲーション通信手段と、
    前記無線回線及び前記第1の通信回線のうち少なくとも一方に発生した通信障害を検出する障害検出手段と、
    前記障害検出手段によって通信障害が検出された場合に、前記無線通信手段及び前記リンクアグリゲーション通信手段における通信を停止させる通信制御手段と、を備える無線伝送装置。
  2. 前記障害検出手段は、
    前記無線回線を介して受信した信号の受信電力が予め定められた閾値を超えているか否かに応じて前記通信障害を検出する、請求項1に記載の無線伝送装置。
  3. 前記障害検出手段は、
    前記第1の通信回線のリンク状態及び前記対向する通信装置との間に伝送される正常性確認用データの少なくとも一方に応じて前記通信障害を検出する、請求項1又は2に記載の無線伝送装置。
  4. 前記障害検出手段において前記通信障害が検出された場合に、予備用無線伝送装置から現用無線伝送装置に切り替えられる切替対象無線伝送装置へ通信障害を検出したことを通知する切替制御手段、をさらに備える請求項1乃至3のいずれか1項に記載の無線伝送装置。
  5. 前記切替制御手段は、
    前記切替対象無線伝送装置が正常に動作している場合に、前記切替対象無線伝送装置へ前記通信障害を検出したことを通知する、請求項4に記載の無線伝送装置。
  6. 予備用無線伝送装置として動作している場合に、
    前記通信制御手段は、
    前記対向する通信装置から前記リンクアグリゲーション通信手段へ主信号が送信されると、前記無線通信手段を起動する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の無線伝送装置。
  7. 第1の無線伝送装置と、
    無線回線を介して対向する前記第1の無線伝送装置と通信する第2の無線伝送装置と、
    複数の通信回線を用いてリンクアグリゲーショングループを設定し、前記複数の通信回線に含まれる第1の通信回線を介して前記第1の無線伝送装置と通信する通信装置と、を備え、
    前記第1の無線伝送装置は、
    前記無線回線及び前記第1の通信回線のうち少なくとも一方に発生した通信障害を検出し、前記通信障害を検出した場合に、前記無線回線及び前記第1の通信回線を介した通信を停止する、通信システム。
  8. 前記第1の無線伝送装置は、
    前記無線回線を介して受信した信号の受信電力が予め定められた閾値を超えているか否かに応じて前記通信障害を検出する、請求項7に記載の通信システム。
  9. 前記第1の無線伝送装置は、
    前記第1の通信回線のリンク状態及び前記対向する通信装置との間に伝送される正常性確認用データの少なくとも一方に応じて前記通信障害を検出する、請求項7又は8に記載の通信システム。
  10. 前記第1の無線伝送装置は、
    前記通信障害を検出した場合、予備用無線伝送装置から現用無線伝送装置に切り替えられる切替対象無線伝送装置へ通信障害を検出したことを通知する、請求項7乃至9のいずれか1項に記載の通信システム。
  11. 前記第1の無線伝送装置は、
    前記切替対象無線伝送装置が正常に動作している場合に、前記切替対象無線伝送装置へ前記通信障害を検出したことを通知する、請求項10に記載の通信システム。
  12. 前記第1の無線伝送装置が予備用無線伝送装置として動作している場合に、
    前記第1の無線伝送装置は、
    前記通信装置から主信号が送信されると、前記第2の無線伝送装置と無線回線を介して無線通信を行う無線通信手段を起動する、請求項7乃至9のいずれか1項に記載の通信システム。
  13. 無線回線を介して対向する無線伝送装置と通信を行う無線通信手段と、対向する通信装置において設定されたリンクアグリゲーショングループに属する複数の通信回線のうち第1の通信回線を介して前記通信装置と通信を行うリンクアグリゲーション通信手段のうち少なくとも一方に発生した通信障害を検出し、
    前記通信障害が検出された場合に、通信制御手段を用いて前記無線通信手段及び前記リンクアグリゲーション通信手段における通信を停止させる、通信障害制御方法。
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