JP2011087081A - プログラム及びレストルーム機器用制御装置 - Google Patents

プログラム及びレストルーム機器用制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】携帯端末装置によるレストルーム機器の操作を可能にするプログラム、レストルーム機器用制御装置等の提供。
【解決手段】プログラムは、レストルーム機器用制御装置200と無線通信する無線通信部を介して、レストルーム機器用制御装置200から操作信号生成用情報を受信する処理を行う通信処理部と、携帯端末装置100の表示部の表示制御を行う表示制御部として、携帯端末装置100を機能させ、操作信号生成用情報は、レストルーム機器の各操作と、レストルーム機器に各操作を実行させるための操作信号情報との対応づけを行う情報であり、表示制御部は、操作信号生成用情報に登録された各操作に対応する操作アイコンを提示する操作画面を、表示部に表示する制御を行う。
【選択図】図4

Description

本発明は、プログラム及びレストルーム機器用制御装置等に関する。
外出先など、不慣れな場所でのレストルーム探しは、それ自体大変困難なものである。さらにレストルーム(トイレ)を探すときは、緊急の場合であるケースも多い。そのため迅速なレストルーム探しをサポートする情報提供システムが望まれている。
これに対して地域限定の情報提供システムも考えられるが、情報提供エリアが非常に狭く、また対象となるレストルームの数も少ないという問題がある。さらに提供される情報の量も少なく、一定の快適性が保証されたレストルームの情報を提供できるわけではないといった問題がある。
また、トイレ機器などのレストルーム機器の操作にも問題がある。レストルーム機器自体に取り付けられたレバーの操作を要する場合はもちろん、コントローラーが設置されている場合でも、操作機器に直接触れるのは衛生上よいとは言えない。操作機器は不特定多数の人が様々な状況で触れる物だからである。このため、レストルーム機器の衛生的な操作を実現する方法を提供する必要がある。
さらに、レストルームの環境情報が的確に伝達されていないという問題もある。つまりは、利用者のレストルームに対する不満や要望が、多くの場合レストルーム管理者に伝えられることなく放置されてしまう。また、レストルーム管理者にとっては、消耗品の数量や障害の有無等のレストルームの状況をリアルタイムに知ることができない。
したがって、これらの問題を包括的に解決するシステムの提供が望まれている。
なお、特許文献1には、トイレの利用状況情報を携帯端末装置に送信することで、トイレ機器の円滑な利用を実現する手法が開示されている。
特開2009−2088号公報
本発明の幾つかの態様によれば、携帯端末装置によるレストルーム機器の操作を、レストルーム機器の種別によらず可能にするプログラム及びレストルーム機器用制御装置等を提供できる。
本発明の一態様は、レストルーム機器用制御装置と無線通信する無線通信部を介して、前記レストルーム機器用制御装置から操作信号生成用情報を受信する処理を行う通信処理部と、携帯端末装置の表示部の表示制御を行う表示制御部として、前記携帯端末装置を機能させ、前記操作信号生成用情報は、レストルーム機器の各操作と、前記レストルーム機器に各操作を実行させるための操作信号情報との対応づけを行う情報であり、前記表示制御部は、前記操作信号生成用情報に登録された各操作に対応する操作アイコンを提示する操作画面を、前記表示部に表示する制御を行うプログラムに関係する。
本発明の一態様では、携帯端末装置はレストルーム機器用制御装置と通信を行い、操作信号生成用情報を取得する。そして取得した操作信号生成用情報に基づいて、レストルーム機器が実行可能な操作を判断し、対応する操作アイコンを表示することで操作画面を形成する。これにより、例えば種別の異なるレストルーム機器でも、統一された規格の操作画面を表示することなどが可能になる。
また本発明の一態様では、前記携帯端末装置の操作部を用いてユーザーが入力した操作情報と、前記操作信号生成用情報とに基づき、前記レストルーム機器に各操作を実行させるための操作信号情報を生成する操作信号情報生成部として、前記携帯端末装置を機能させ、前記通信処理部は、前記無線通信部を介して、前記操作信号情報を前記レストルーム機器用制御装置に送信する処理を行ってもよい。
このようにすれば、携帯端末装置に表示された操作画面を操作することで、対応する操作を実行させるための操作信号情報が生成され、レストルーム機器用制御装置に送信することが可能になる。
また本発明の一態様では、前記携帯端末装置の操作部を用いてユーザーが入力した操作情報と、前記操作信号生成用情報とに基づき、前記レストルーム機器に各操作を実行させるための操作信号情報を生成する操作信号情報生成部と、前記操作信号情報生成部が生成した前記操作信号情報を前記レストルーム機器に出力する処理を行う出力処理部として、前記携帯端末装置を機能させてもよい。
このようにすれば、携帯端末装置に表示された操作画面を操作することで、対応する操作を実行させるための情報が生成され、レストルーム機器に直接送信して、操作を実行させることができる。
また本発明の一態様では、前記通信処理部は、前記レストルーム機器の使用履歴情報、操作履歴情報及びセンサーから取得されるセンサー情報の少なくとも一つの情報を、前記無線通信部を介して前記レストルーム機器用制御装置から受信する処理を行い、受信した前記情報を、ネットワーク通信部を介してネットワークに対して送信する処理を行ってもよい。
このようにすれば、レストルーム機器用制御装置に蓄積された使用履歴情報、操作履歴情報及びセンサー情報の少なくとも一つの情報を、ネットワークに接続された機器において利用することが可能になる。
また本発明の一態様では、前記表示制御部は、前記レストルーム機器及びレストルーム環境の少なくとも一方に対する評価情報であるユーザー評価情報をユーザーが入力するための評価画面を、前記表示部に表示する制御を行い、前記通信処理部は、前記評価画面で入力されたユーザー評価情報を、ネットワーク通信部を介してネットワークに対して送信する処理を行ってもよい。
このようにすれば、ユーザーがユーザー評価情報を入力可能になるとともに、ネットワークに接続された機器においてユーザー評価情報を利用することが可能になる。
また本発明の一態様では、前記通信処理部は、レストルーム機器の使用履歴情報、操作履歴情報及びセンサーから取得するセンサー情報の少なくとも一つの情報を、前記無線通信部を介して前記レストルーム機器用制御装置から受信する処理を行い、前記表示制御部は、前記レストルーム機器及びレストルーム環境の少なくとも一方に対する評価情報であるユーザー評価情報をユーザーが入力するための評価画面を、前記表示部に表示する制御を行い、前記通信処理部は、前記ユーザー評価情報がネットワーク通信部を介してネットワークに対して送信された場合に、受信した前記使用履歴情報、前記操作履歴情報及び前記センサー情報の少なくとも一つの情報を、ネットワーク通信部を介してネットワークに対して送信する処理を行ってもよい。
このようにすれば、ユーザーがユーザー評価情報を入力可能になるとともに、使用履歴情報、操作履歴情報及びセンサー情報の少なくとも一つの情報をユーザー評価情報に付随させて、ネットワークに対して送信し、ネットワークに接続された機器において利用することが可能になる。
また本発明の一態様では、前記表示制御部は、前記レストルーム機器及びレストルーム環境の少なくとも一方に対する評価情報であるユーザー評価情報をユーザーが入力するための評価画面を、前記表示部に表示する制御を行い、前記通信処理部は、前記評価画面において、ユーザーにより前記ユーザー評価情報の送信が指示されたことを条件に、ポイント処理のための情報である使用ポイント情報を、ネットワーク通信部を介してネットワークに送信する処理を行ってもよい。
このようにすれば、ユーザーがユーザー評価情報を入力、送信することで、ポイントが付与されるシステムを実現できる。
また本発明の一態様では、前記表示制御部は、前記操作画面に擬音生成指示アイコンを表示する制御を行い、前記通信処理部は、前記擬音生成指示アイコンが操作された場合に、前記レストルーム機器用制御装置に擬音を出力させる指示を行うための擬音生成情報を、前記無線通信部を介して前記レストルーム機器用制御装置に送信する処理を行ってもよいし、携帯端末装置から擬音を出力してもよい。
このようにすれば、レストルーム機器用制御装置或いは携帯端末装置で擬音を発生させて、快適にレストルームを使用することが可能になる。
また本発明の一態様では、前記操作信号生成用情報は、第1〜第N(Nは2以上の整数)の操作の各操作と、第1〜第Nの操作コードの各操作コードを対応づけるテーブルであり、前記通信処理部は、前記第1〜第Nの操作のうちの第iの操作(1≦i≦N)に対応する操作アイコンが前記操作画面において操作された場合に、前記第1〜第Nの操作コードのうちの第iの操作コードを含むパケットを、前記レストルーム機器用制御装置に前記無線通信部を介して送信する処理を行ってもよい。
このようにすれば、操作を実現するために送信されるパケットと操作とを明確に対応づけることが可能になり、レストルーム機器の種別によらない操作インターフェース環境を実現できる。
また本発明の一態様では、ユーザーが正規ユーザーであるかを定期的に認証し、正規ユーザーと認められたことを条件に、ユーザーに前記レストルーム機器の操作を許可する処理を行う認証処理部として、前記携帯端末装置を機能させてもよい。
このようにすれば、適正なユーザーに携帯端末装置を用いた操作を許可し、不正利用を防止することなどが可能になる。
また本発明の一態様では、前記通信処理部は、前記レストルーム機器の製品の広告情報及び前記レストルーム機器の設置位置に関連する広告情報の少なくとも一方の情報を、前記無線通信部を介して前記レストルーム機器用制御装置から受信する処理を行ってもよい。
このようにすれば、レストルーム機器用制御装置からレストルーム機器の製品あるいは設置位置に関連する広告情報を取得し、ユーザーに提供することができる。
また本発明の一態様では、前記通信処理部は、前記レストルーム機器用制御装置の固有IDを、前記レストルーム機器用制御装置から前記無線通信部を介して受信し、受信した固有IDに基づいて特定される前記レストルーム機器の製品の広告情報及び設置位置の関する広告情報の少なくとも一方の情報を、前記ネットワーク通信部を介してネットワークから受信する処理を行ってもよい。
このようにすれば、レストルーム機器用制御装置自体が広告情報を持っていなくとも、適切な情報をネットワークから取得し、ユーザーに提供できる。
また本発明の他の態様は、携帯端末装置と無線通信を行う無線通信部と、レストルーム機器の各操作と、前記レストルーム機器に各操作を実行させるための操作信号との対応づけを行う操作信号生成用情報を記憶する記憶部と、前記操作信号生成用情報を、前記無線通信部を介して前記携帯端末装置に対して送信する通信処理部と、を含むことを特徴とするレストルーム機器用制御装置に関係する。
本発明の他の態様によれば、レストルーム機器用制御装置は操作信号生成用情報を記憶部に保有し、無線通信部を介して通信処理部が携帯端末装置に送信する。これにより、例えばレストルーム機器の種別の違いを吸収し、統一されたレストルーム機器用制御装置での操作などが可能になる。
また本発明の一態様では、操作信号情報出力部を含み、前記通信処理部は、前記レストルーム機器に各操作を実行させるための操作信号情報を、前記操作信号生成用情報を受信した前記携帯端末装置から、前記無線通信部を介して受信し、前記操作信号情報出力部は、前記操作信号情報を、前記レストルーム機器に対して出力してもよい。
このようにすれば、携帯端末装置からの操作信号情報をレストルーム機器に送信して、レストルーム機器を操作することが可能になる。
また本発明の一態様では、前記レストルーム機器の使用履歴情報及び操作履歴情報の少なくとも一方の情報である履歴情報の更新処理を行う更新処理部を含み、前記記憶部は、前記更新処理部により更新処理される前記履歴情報を記憶し、前記通信処理部は、前記履歴情報を、前記無線通信部を介して前記携帯端末装置に送信する処理を行ってもよい。
このようにすれば、使用履歴情報や操作履歴情報を記憶部に蓄積することができ、携帯端末装置に送信することで、有効に活用することができる。
また本発明の一態様では、前記携帯端末装置は、レストルーム機器用制御装置から受信した前記履歴情報をネットワークに対して送信し、前記更新処理部は、前記履歴情報をネットワークに対して送信したことを前記携帯端末装置が通知してきた場合に、対応する前記履歴情報を前記記憶部から消去してもよい。
このようにすれば、ネットワークに対して送信され不要になった情報を消去することができ、記憶部の領域が無駄に使われてしまう事態を防止できる。
また本発明の一態様では、前記レストルーム機器の環境情報及び前記レストルーム機器の消耗品情報の少なくとも一方の情報であるセンサー情報を収集するセンサーから、前記センサー情報を取得するセンサー情報取得部を含み、前記記憶部は、前記センサー情報を記憶し、前記通信処理部は、前記センサー情報を、前記無線通信部を介して前記携帯端末装置に送信する処理を行ってもよい。
このようにすれば、センサー情報を取得することができるとともに、携帯端末装置に送信して有効に活用することができる。
また本発明の一態様では、前記携帯端末装置は、レストルーム機器用制御装置から受信した前記センサー情報をネットワークに対して送信し、前記センサー情報取得部は、前記センサー情報をネットワークに対して送信したことを前記携帯端末装置が通知してきた場合に、前記センサー情報を前記記憶部から消去してもよい。
このようにすれば、ネットワークに対して送信され不要になった情報を消去することができ、記憶部の領域が無駄に使われてしまう事態を防止できる。
本システム(I−REST)の概要を説明するための図。 本実施形態のシステム構成例。 本実施形態のシステム構成例。 本実施形態の動作の説明図。 本実施形態の動作の説明図。 図6(A)、図6(B)は操作画面の例。 評価画面の例。 データのテーブル構造例。 操作信号生成用情報のテーブル構成の例。 Irリモコンの送信データフォーマットの例。 具体的実施形態の説明図。 I−RESTコントローラーの構成例。 具体的実施形態のシーケンス図。
以下、本実施形態について説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また本実施形態で説明される構成の全てが、本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.I−RESTとは
本出願人はレストルーム探し、レストルーム機器の操作及びレストルーム情報の伝達に関する問題を解決するために、以下のようなシステムを提案している。図1にシステムの概略を示す。本実施形態では、操作を統一したコントローラーが設置され、清潔度・快適度が保証されたレストルーム機器や当該レストルーム機器が設置された施設のことをI−RESTと呼ぶ。レストルーム機器用制御装置はI−RESTコントローラーと呼ばれる。
図1に示すように、I−RESTコントローラーはトイレ機器などのレストルーム機器を操作するためのコントローラー(リモートコントローラー)であり、もちろん単体でレストルーム機器を操作可能である。I−RESTコントローラーは、コントローラーの固有ID、レストルーム機器の種別、操作信号生成用情報、センサー情報、利用履歴情報、広告情報及び消耗品情報などの各種情報を保持している点に特徴がある。
さらに、本出願人の提案するシステムでは、I−RESTコントローラーを操作するために、携帯端末装置を用いることを特徴とする。携帯端末装置とI−RESTコントローラー間の通信は、例えばIrDA(Infrared Data Association)を用いた双方向通信により実現することができる。その他にもCROSS YOU等を用いてもよい。
携帯端末装置によりI−RESTコントローラーを操作する際には、例えば携帯アプリ等が用いられる。携帯端末装置からはレストルーム機器を操作するための操作信号情報がI−RESTコントローラーに送信される。I−RESTコントローラーは受信した操作信号情報をレストルーム機器に対して送信する。これにより携帯端末装置によりレストルーム機器を操作することが可能になり、操作機器に直接触れなくともよくなり、衛生上の問題を解決できる。なおI−RESTコントローラーとレストルーム機器間のインターフェースとしては有線やIrリモコンなどを採用できる。
ユーザーはI−REST施設の使用後に当該I−REST施設の使用感を評価することができる。ユーザー評価情報を入力するための評価画面は、携帯アプリ上で表示される。入力されたユーザー評価情報はWeb(ネットワーク)に対して送信され、例えばサーバーシステム等が受信して各種処理を行うことが可能である。これによりI−REST施設を使用してユーザーが感じた不満や要望がネットワークに対して送信され、トイレ管理者等に伝わることになる。
また本提案システムでは、先に述べたユーザー評価情報送信とともに、付帯情報もWebに対して送信することを特徴とする。付帯情報とはI−RESTコントローラーの保有する各種情報の中から、必要に応じて携帯端末装置に送信された情報のことであり、先述したとおり例えばセンサー情報、利用履歴情報及び消耗品情報等である。これによりI−RESTコントローラー自体はネットワーク通信機能を有していなくとも、携帯端末装置を介して保有する情報をネットワークに対して送信することが可能となる。従ってネットワークに対して送信された情報をレストルーム管理者及びレストルーム機器メーカー等が参照することで、管理・販売等に有益な情報を得ることができる。
ユーザー評価情報を送信したユーザーに対して、ポイントを付与することも有効である。ポイントをためることで、例えばシステム利用料を割り引く等の特典を与えることにすれば、ユーザーは積極的にユーザー評価情報を送信するようになると期待できる。そうすることでI−REST施設に関する情報を効率的に収集することが可能になり、提供する情報の量及び精度が向上することになる。
以上のシステムを実現することにより、レストルーム機器の利害関係者すべてが利益を享受することが可能になる。具体的には、ユーザーは清潔で快適なトイレをどこででも使うことができるとともに、不満及び要望等があったときには管理者等に対して伝えることができる。
管理者(店舗や施設の管理者)は快適なトイレをセールスポイントにできるため、集客数の向上が期待できる。またシステム参加者全体で費用を負担することになるので(システム参加者は利益を享受する以上、金銭その他負担の要求が可能である)、少ない投資でトイレの清潔性を維持することが可能になる。
レストルーム機器メーカーは製品の効率的なプロモーションができる。従来はショールームなど限られた場でしかプロモーションができなかったが、このシステムならばショールームに比べて多くの場所で、かつ自然な手段で自社製品のピーアールが可能になる。さらにレストルーム機器に関するユーザーの意見を収集することもできる。
また、メンテナンス業者はメンテナンスの質をアピールすることが可能である。つまりトイレの清潔さ及び消耗品の補充状況等に対するユーザーの意見が多く集まるため、そこでよい評価を得られれば、サービスの質が高いということになる。店舗・施設管理者にその点をアピールすることで、安定した契約の獲得が可能となる。
システムの概要は以上の通りである。以下、本システムの構成、データ構造及び具体例等について述べる。
2.システム構成
図2に本実施形態のI−REST検索システムのシステム構成を示す。このI−REST検索システムは、携帯端末装置100や、レストルーム機器用制御装置200等により実現される。携帯端末装置100とレストルーム機器用制御装置200(狭義にはコントローラー機器)は無線通信部140、240によって通信接続されている。また携帯端末装置100は、ネットワーク10に通信接続されており、ネットワーク10を介して、サーバーシステム等の外部システムと通信を行う。
本実施形態では、ユーザーの携帯端末装置100でレストルーム機器用制御装置200を操作する方法を提供する。また、I−REST施設に対するユーザーの評価をネットワークに送信し、サーバーシステム等に蓄積することで、I−REST施設に関する情報を充実させるとともに、レストルームの状況などの管理者向けの情報も送信する。
具体的には、ユーザーが携帯電話等の携帯端末装置100から、例えば携帯アプリ等を利用してI−REST施設を検索すると、ネットワーク10に接続されたサーバーシステム等から検索結果が返される。それに応じてユーザーはI−REST施設に移動する。
レストルーム機器用制御装置200はI−REST内に設置されており、レストルーム機器(衛陶機器、レストルームに設置されているトイレ機器)の操作のためのコントローラー情報を保持している。まずユーザーの携帯端末装置100と通信を行い、コントローラー情報を送信する。コントローラー情報(操作信号生成用情報)に基づいて、携帯端末装置100にはレストルーム機器を操作するための操作画面が表示される。操作画面で操作が行われることにより、レストルーム機器用制御装置200に操作のための機能コマンド(操作信号情報)を送信する。レストルーム機器用制御装置200は受信した機能コマンドに基づき、レストルーム機器本体を操作する。
I−REST施設の使用後、ユーザーの携帯端末装置100には評価画面が表示される。ユーザーは評価を入力し、サーバーシステム等に送信することで、ポイントを付与される。
以下、本実施形態の構成について図2を用いて具体的に説明する。なお携帯端末装置100、レストルーム機器用制御装置200等は図2の構成に限定されず、これらの一部の構成要素を省略したり、他の構成要素を追加したりするなどの種々の変形実施が可能である。
ネットワーク10は、移動通信網、インターネット網等の公衆網、或いは固定電話網等を含むことができる。携帯端末装置100と通信接続するための移動通信網は、CDMA(Code division multiple Access,登録商標)方式やPDC(personal Digital Cellular)方式等の移動電話網や、PDC−P(PDC-Packet)方式等の移動データ通信網を含むことができる。このネットワーク10はWAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)などにより実現することができ、有線・無線を問わない。
センサー20はレストルーム内の環境情報取得のために設置されるもので、例えば温度センサー、湿度センサー及び臭いセンサー等である。センサー20は、図2に示すようにレストルーム機器用制御装置200の外部に設けてもよいし、レストルーム機器用制御装置200に内蔵させてもよい。
携帯端末装置100は、通信機能を有する携帯機器である。具体的にはユーザーが所持する携帯電話機、PDA及び携帯型ゲーム機等であり、ネットワーク10を介してサーバーシステム等と通信する機能や、無線通信部140を介してレストルーム機器用制御装置200と通信する機能を有する。
レストルーム機器用制御装置200は、レストルーム機器の操作等に用いられる装置である。具体的には壁掛けコントローラーやI−RESTコントローラー等であり、無線通信部240を介して携帯端末装置100と通信し、操作信号情報出力部270を介してレストルーム機器本体と通信する機能を有する。
携帯端末装置100は、処理部110、操作部130、無線通信部140、ネットワーク通信部150、表示部160を含む。なお、これらの一部の構成要素を省略したり、他の構成要素を追加するなどの種々の変形実施が可能である。
携帯端末装置100の処理部110は、操作部130からの操作情報や、無線通信部140・ネットワーク通信部150が受信した情報に基づいて、種々の処理を行う。この処理部110の機能は、各種プロセッサ(CPU等)、ASIC(ゲートアレイ等)などのハードウェアや、プログラムなどにより実現できる。
操作部130は、ユーザーが携帯端末装置100の各種操作を行うためのものであり、各種ボタンやGUI等により実現できる。
無線通信部140は、レストルーム機器用制御装置200の無線通信部240と通信を行うためのものである。ネットワーク通信部150は、ネットワーク10を介して例えばサーバーシステム等と通信を行うものである。
表示部160は、各種の表示画面を表示するためのものであり、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどにより実現できる。
レストルーム機器用制御装置200は、処理部210、操作部230、無線通信部240、記憶部260、操作信号情報出力部270を含む。なお、これらの一部の構成要素を省略したり、他の構成要素を追加するなどの種々の変形実施が可能である。
レストルーム機器用制御装置200の処理部210は、操作部230からの操作情報や、無線通信部240が受信した情報に基づいて種々の処理を行う。この処理部210の機能は、各種プロセッサ(CPU等)、ASIC(ゲートアレイ等)などのハードウェアや、プログラムなどにより実現できる。
操作部230は、ユーザーがレストルーム機器用制御装置200の各種操作を行うためのものであり、各種ボタンやGUI等により実現できる。
無線通信部240は、携帯端末装置100の無線通信部140と通信を行うためのものである。
記憶部260は、処理部210、無線通信部240等のワーク領域となるもので、その機能はRAM等のメモリーやHDD(ハードディスクドライブ)などにより実現できる。
操作信号情報出力部270は、処理部210により生成された操作信号を、レストルーム機器本体に送信する機能を有する。例えば操作信号情報出力部270の機能はIrリモコンでも実現できるし、有線によるインターフェースで実現してもよい。
携帯端末装置100の処理部110は、通信処理部112、認証処理部118、表示制御部120、操作信号情報生成部122を含む。なお、これらの一部の構成要素(例えば認証処理部、操作信号情報生成部)を省略したり、他の構成要素を追加するなどの種々の変形実施が可能である。
通信処理部112は、無線通信部140を介してレストルーム機器用制御装置200と通信したり、ネットワーク通信部150を介して例えばサーバーシステム等と通信する処理を行うものであり、受信処理部114、送信処理部116を含む。受信処理部114は情報を受信するための処理を行い、送信処理部116は情報を送信するための処理を行う。
認証処理部118は、ユーザーの認証処理を行う。例えば、ユーザーがレストルーム機器の操作を行う権限を有しているか判断し、操作を許可するか否か決定する処理を行う。
表示制御部120は、種々の画面情報を表示部160に表示するための処理を行う。例えばユーザーがレストルーム機器の操作を行うための操作画面や、I−REST施設に対する評価をユーザーが入力するための評価画面などを表示する制御を行う。
操作信号情報生成部122は、レストルーム機器用制御装置200から受信した操作信号生成用情報と、ユーザーが携帯端末装置の操作部を用いて入力した操作情報とに基づいて、操作信号情報を生成する機能を有する。
レストルーム機器用制御装置200の処理部210は、通信処理部212、センサー情報取得部218、更新処理部220を含む。なお、これらの一部の構成要素(例えばセンサー情報取得部、更新処理部)を省略したり、他の構成要素を追加するなどの種々の変形実施が可能である。
通信処理部212は、無線通信部240を介して、携帯端末装置100と通信する処理を行うものであり、受信処理部214、送信処理部216を含む。受信処理部214は情報を受信するための処理を行い、送信処理部216は情報を送信するための処理を行う。
センサー情報取得部218は、センサー20からの情報を取得する機能を有する。例えば温度センサー、湿度センサー及び臭気センサーから温度、湿度及び臭いの情報を取得し、記憶部260に記憶させる。またサーバーシステム等に送信され不要になったセンサー情報266を記憶部から消去する機能を有する。
更新処理部220は、種々の情報の更新処理を行う。例えば、当該レストルーム機器がどれほどの人に使われたか等を示す使用履歴情報262の更新処理を行う。またサーバーシステム等に送信され不要になった使用履歴情報262を記憶部から消去する処理を行う。
レストルーム機器用制御装置200の記憶部260は、使用履歴情報262、操作履歴情報264、センサー情報266、メンテナンス情報268、広告情報269を記憶する。
使用履歴情報262は、当該レストルーム機器がどれほどの人に使われたか(例えば1時間の間に20代男性に2回、30代男性に3回等)を示すものである。操作履歴情報264は、ユーザーがどのような操作を行ったか(例えば洗浄1回に消音1回等)を示すものである。センサー情報266は、センサー機器が収集した環境情報などである。メンテナンス情報268は、メンテナンス業者等が入力したレストルーム機器のメンテナンスに関する情報である。広告情報269は、レストルーム機器の製品情報や周辺の商業施設情報等である。なおこれらの情報はネットワーク10を介して、例えばサーバーシステム等に送信される。またメンテナンス情報268及び広告情報269は、サーバーシステム等のみに記憶され、記憶部260に格納されないような構成にしてもよい。
図3に本実施形態のシステム構成の他の例を示す。図2では、レストルーム機器用制御装置200に操作信号情報出力部270を設けていたが、図3では携帯端末装置100に出力処理部124及び操作信号情報出力部170を設けている。図3では携帯端末装置100の出力処理部124は操作信号情報生成部122で生成した操作信号情報を、操作信号情報出力部170を介して、直接レストルーム機器に送信する。これにより、レストルーム機器用制御装置200を経ないで(ただし操作信号生成用情報の取得にはレストルーム機器用制御装置200が必要である)、携帯端末装置で直接にレストルーム機器を操作することが可能になる。
以上の本実施形態では、レストルーム機器用制御装置200の記憶部260は操作信号生成用情報を記憶し、通信処理部212は無線通信部240を介して操作信号生成用情報を携帯端末装置100に対して送信する処理を行う。そして携帯端末装置100の通信処理部112は無線通信部140を介してレストルーム機器用制御装置200から操作信号生成用情報を受信する処理を行い、表示制御部120は操作信号生成用情報に登録された各操作に対応する操作アイコンを提示する操作画面を、表示部160に表示する制御を行う。ここで操作信号生成用情報とは、レストルーム機器の各操作と操作信号情報との対応付けを行うものであり、操作信号情報とは、レストルーム機器に操作を実行させるための情報である。また操作アイコンは、各操作の内容等をユーザーに可視化する表示物であり、操作画面は、これらの操作アイコンを用いた操作インターフェース環境をユーザーに提供する画面である。
これにより、例えばレストルーム機器の種別が異なる場合等にも、規格の統一された操作画面が表示されることになり、携帯端末装置100の種別を問わず、操作が可能になる。ただし携帯端末装置100は対応する携帯アプリを起動できることが条件になる。
また携帯端末装置100の通信処理部112は操作信号情報生成部122で生成した操作信号情報を、無線通信部140を介してレストルーム機器用制御装置200に送信する処理を行う。レストルーム機器用制御装置200の通信処理部212は無線通信部240を介して操作信号情報を受信する処理を行い、操作信号情報出力部270は受信した操作信号情報をレストルーム機器に対して出力する。
これにより、携帯端末装置100の表示部160に表示された操作画面の操作アイコン等をユーザーが操作することで、対応する操作を実行させるための操作信号情報が生成される。そして、生成された操作信号情報がレストルーム機器用制御装置200を介してレストルーム機器に送信されることで、実際に携帯端末装置100でレストルーム機器を操作することが可能となる。
またレストルーム機器用制御装置200の記憶部260は、使用履歴情報262や操作履歴情報264やセンサー情報266を記憶する。なお、これらの情報の全てを記憶する必要はなく、少なくとも一つを記憶すればよい。更新処理部220は使用履歴情報262や操作履歴情報264の更新処理を行い、センサー情報取得部218はセンサー情報266を取得し記憶部260に記憶する。そして通信処理部212は無線通信部240を介して、使用履歴情報262や操作履歴情報264やセンサー情報266を携帯端末装置に送信する処理を行ってもよい。携帯端末装置100の通信処理部112はレストルーム機器の使用履歴情報262や操作履歴情報264やセンサー情報266の少なくとも一つの情報を、無線通信部140を介してレストルーム機器用制御装置200から受信する処理を行ってもよく、表示制御部120は、レストルーム機器又はレストルーム環境に対するユーザー評価情報をユーザーが入力するための評価画面を表示部160に表示する制御を行ってもよい。さらに通信処理部112はユーザー評価情報がネットワーク通信部150を介してネットワークに対して送信された場合に、使用履歴情報262等の情報をネットワークに対して送信してもよい。
これにより、携帯端末装置100は使用履歴情報等の情報を取得し、ユーザー評価情報の送信に付随させ、ネットワークに対して送信することが可能になる。使用履歴情報等はネットワーク上のサーバーシステム等に蓄積され、管理者・メンテナンス業者・機器メーカー等により参照されることが可能になる。またこれらの情報はユーザー評価情報に付随させて送信されるので、ユーザーのパケット通信を利用して情報を送信可能である。さらに携帯端末装置の通信機能を利用するため、レストルーム機器用制御装置自体はネットワーク通信機能を持つ必要がなくなるという利点がある。
また通信処理部112は、ユーザー評価情報が送信されたことを条件に、ポイント処理のための情報である使用ポイント情報を、ネットワークに対して送信してもよい。
これにより、ユーザー評価情報を送信したユーザーに対してポイントを付与するシステムの実現が可能になる。このポイントは例えば月々の利用料金の割引等に使われるもので、ユーザー評価情報送信に対するユーザーのモチベーションを高める効果が期待できる。
また操作信号生成用情報は第1〜第N(Nは2以上の整数)の操作の各操作と、第1〜第Nの操作コードの各操作コードを対応づけるテーブルであってもよい。通信処理部112は第1〜第Nの操作のうちの第iの操作(1≦i≦N)に対応する操作アイコンが操作された場合に、第1〜第Nの操作コードのうちの第iの操作コードを含むパケットを、レストルーム機器用制御装置200に対して送信する処理を行ってもよい。
これにより、操作と操作コードとを1対1に明確に対応づけることが可能となる。
また認証処理部118は、ユーザーが例えばユーザー登録や料金の支払い等を行っている正規ユーザーであるかを定期的に認証し、正規ユーザーに対してレストルーム機器用制御装置200の操作を許可する処理を行ってもよい。具体的には、例えば月極での課金システムの場合、各月で初めてユーザーが操作を行おうとしたとき(さらに具体的に言えば携帯アプリの立ち上げ等を行ったとき)に、認証処理を行う。その際、ネットワーク通信部150を介して、例えばサーバーシステム等と通信を行ってもよい。
これにより、正規ユーザーのみが操作可能となり、不正利用を防止することが可能となる。
また通信処理部112は無線通信部140を介して、レストルーム機器用制御装置200から広告情報269を受信する処理を行ってもよい。レストルーム機器用制御装置200が広告情報269を保有していないときは、固有IDを受信し、広告情報269はネットワーク通信部150を介してネットワークから受信してもよい。
これにより、携帯端末装置100は、レストルーム機器の製品の広告情報もしくは設置位置に関する広告情報(具体的には周辺商業施設の情報等)を取得することが可能になる。取得した広告情報269は表示制御部120により表示部160に表示される。例えば評価画面と同時に表示することが考えられる。またレストルーム機器用制御装置200自体に必ずしも広告情報を蓄積する必要がなく、レストルーム機器用制御装置200の記憶部260の領域を有効に利用することも可能である。
3.動作
本実施形態の動作について図4で概略を、図5で詳細を説明する。なお以下ではネットワークを介して携帯端末装置と接続されるシステムがサーバーシステムである場合を例に取って説明する。
図4のA1に示すように、まず携帯端末装置100を用いてユーザーはレストルーム検索を実行する。A2に示すようにサーバーシステムから検索結果が返されると、結果に応じてI−REST施設に移動することになる。なお、お気に入りのレストルームがすでにあるなど、検索操作を必要としない場合もあり、その場合はA1、A2の手順を省略してA3に示す(3)からスタートすることになる。
I−REST施設に移動後、携帯端末装置100を用いてレストルーム機器用制御装置200と通信を行い、A3に示すように操作信号生成用情報を受信する。受信した操作信号生成用情報に基づき、携帯端末装置は操作信号情報を生成し、A4に示すようにレストルーム機器用制御装置200に送信する。
レストルーム機器用制御装置200は受信した操作信号情報をA5に示すようにレストルーム機器に送信し、レストルーム機器本体を操作する。また、蓄積しておいたセンサー情報266、メンテナンス情報268及び広告情報269等の付帯情報をA6に示すように携帯端末装置に送信する。
携帯端末装置100にはI−REST施設に対する評価を入力するための評価画面が表示さる。ユーザーが評価画面上でユーザー評価情報を入力すると、入力されたユーザー評価情報はA7に示すようにサーバーシステムに対して送信される。その際、レストルーム機器用制御装置200から送信された付帯情報も同時に送信される。
次に本実施形態の動作の詳細について、図5の処理フローを用いて説明する。
ユーザーは携帯端末装置100を用いてレストルーム検索を行う。具体的には、対応する携帯アプリ等を立ち上げることになる(ステップS401)。例えば月極の利用の場合、携帯アプリはその月の最初の利用であるかを判断し(ステップS402)、初めての利用である場合は認証処理を行う(ステップS403)。
携帯端末装置100に検索画面が表示されるので(ステップS404)、ユーザーは場合によっては必要な情報を入力し、検索を実行する(ステップS405)。このときユーザーの位置情報を送信する必要があるが、携帯端末装置に内蔵されたGPS(Global Positioning System)情報を用いてもよいし、基地局により位置を特定してもよい。またユーザーがテキストで入力してもよい(例えば最寄り駅の名前や住所等)。
サーバーシステムは検索要求を受け取ると、保有するレストルームデータベース及び地図データベースを参照して、ユーザーに近い位置にあり、快適性が保証されているI−REST施設の情報を得る(ステップS406)。得られた情報とI−REST施設のランクポイントとの対応付けを行い、ネットワーク通信部150を介して結果を携帯端末装置100に返す(ステップS407)。
携帯端末装置100は、サーバーシステムから返された情報に基づいて、結果を表示部160に表示する(ステップS408)。以上がレストルーム検索フェーズであり、図4を用いて説明したとおり、検索を要しない場合はステップS404以降の手順は省略される。以下I−REST施設へ移動した後の、レストルーム使用フェーズについて説明する。
ユーザーは携帯端末装置100を用いて、無線通信部140を介してレストルーム機器用制御装置200と通信を行い、操作信号生成用情報を要求する(ステップ409)。レストルーム機器用制御装置200は要求に応じて、操作信号生成用情報を携帯端末装置100に送信する(ステップS410)。携帯端末装置100は受信した操作信号生成用情報に基づき、操作画面を作成し表示部160に表示する(ステップS411)。この際、表示制御部120により表示部160に擬音生成アイコンが表示されてもよい。
図6(A)、図6(B)に操作画面の例を示す。図6(A)は機能が「止」、「おしり」、「ビデ」及び「消音」に限定されている低機能レストルーム機器の例である。機能が少ないため、複数のボタンに「止」が割り振られている。また一部のアイコンはグレー表示になっており、そのアイコンは操作することができなくなっている。それに対し図6(B)は高機能レストルーム機器の例である。図6(A)で「止」や「予約」になっていた箇所に追加機能が割り振られており、多様な操作を実行することができるようになっている。レストルーム機器の機能の多寡は操作信号生成用情報によって知ることができる。操作信号生成用情報の詳細については後述する。
操作画面上でアイコンが操作されると(ステップS412)、選択された操作をレストルーム機器に実行させるための操作信号情報が、操作信号情報生成部122によって生成され、レストルーム機器用制御装置200に対して送信される(ステップS413)。擬音発生アイコンが操作された場合には、レストルーム機器用制御装置200に擬音を出力させる指示を行うための擬音生成情報を送信する処理が、通信処理部112により行われ、レストルーム機器用制御装置200が擬音を発生させる。これにより音を気にすることなく、快適にレストルームを利用することが可能になる。
レストルーム機器用制御装置200は受信した操作信号情報をレストルーム機器に送信し(ステップS414)、レストルーム機器は受信した操作信号情報に基づき、指定された操作を実行する(ステップS415)。また、レストルーム機器用制御装置200は操作履歴情報及び使用履歴情報を記憶部260に記憶する処理を行う(ステップS416)。
レストルーム機器用制御装置200の記憶部260にはセンサーが送信したセンサー情報(ステップS430)、メンテナンス業者等が入力したメンテナンス情報(ステップS440)及び広告情報等も記憶されている。センサー情報は定期的に送信されてもよいし、メンテナンス等他のイベントをトリガにしてもよい。またメンテナンス情報はメンテナンス業者等により、メンテナンスが行われる際に入力される。
レストルーム機器用制御装置200は記憶部260に記憶された情報を、付帯情報として必要に応じて、携帯端末装置100に送信する(ステップS417)。この際、広告情報も送信してもよく、ユーザーはレストルーム機器の製品に関する広告やレストルーム周辺の商業施設の広告等の情報を得ることが可能になる。またレストルーム機器用制御装置からはID情報のみを受信し、広告情報はネットワークから取得してもよい。その場合にも同様の効果を得ることができる。
携帯端末装置100は付帯情報を受信するとともに、表示部160に評価画面を表示し(ステップS418、S419)、ユーザーによって入力されたユーザー評価情報を、ネットワーク通信部150を介してサーバーシステムに送信する(ステップS420)。評価画面の表示の際に、広告情報269を表示してもよい。またステップS420ではユーザー評価情報とともに、レストルーム機器用制御装置200から受信した付帯情報の一部も送信される。具体的には操作履歴情報、使用履歴情報、センサー情報及びメンテナンス情報等である。またそれと同時に、ポイント処理を行うための使用ポイント情報も送信される。
この際サーバーシステムに送信された情報は、サーバーシステムで管理することにすれば、レストルーム機器用制御装置200に保存しておく必要はなくなる。よって対応する情報を記憶部260から削除する処理を行ってもよい。具体的には更新処理部220は、携帯端末装置100により使用履歴情報あるいは操作履歴情報がネットワークに送信されたことを通知された場合に、対応する使用履歴情報あるいは操作履歴情報を記憶部260から消去する。同様にセンサー情報取得部218は、携帯端末装置100によりセンサー情報がネットワークに送信されたことを通知された場合に、対応するセンサー情報を記憶部260から消去する。これにより、不要になった情報を適切に消去することが可能になり、記憶部の領域を有効に活用することができる。またデータの一部のみ消去し、一部は残しておくような処理をしてもよい。
図7に評価画面の例を示す。I−REST施設を使った感想の入力を求め、「良い」「悪い」のうちどちらか一方をラジオボタンで選択できるようになっている。さらにコメントをテキスト形式で入力するための欄を表示する。またステップS418で受信した付帯情報のうち、広告情報269を表示することもできる。評価画面の形式はこれに限らず、例えば星の数で快適さを表すなど、様々なパターンが考えられる。
サーバーシステムはユーザー評価情報を受け取ると、レストルームデータベースを参照して、当該I−REST施設の評価であるレストルーム評価情報を作成する(ステップS421)。またユーザー評価情報を送信したユーザーに対してポイントを付与する処理を行い、ポイント処理が行われたことを当該ユーザーの携帯端末装置に通知する(ステップS422)。携帯端末装置ではポイントが付与されたことが通知され、表示部160に表示される(ステップS423)。
またサーバーシステムでは、検索結果画面で表示するために用いられるランクポイントを、レストルーム評価情報に基づいて作成する(ステップS424)。このランクポイントはステップS407でレストルーム情報と対応づけられ、検索結果として携帯端末装置100に送信される。
4.データのテーブル構造
図8に本実施形態で用いられるデータのテーブル構造例を示す。テーブルはI−REST情報、I−REST環境情報、ユーザー、課金情報、アンケート、評価、トイレ(レストルーム機器)、メーカー、店舗及びメンテナンス業者の各テーブルを含む。
I−REST情報はI−REST施設のIDとトイレIDを関連づけている。I−REST環境情報はI−REST施設のIDと店舗ID及びメンテ業者IDを関連づけている。この2つのテーブルにより、どのI−REST施設にどのレストルーム機器が設置されているか、その設置店舗はどこか、またどの業者がメンテナンスをしているかがわかる。なおここでは正規化し2つのテーブルに分けているが、運用上1つのテーブルにまとめてもよい。
ユーザーテーブルはユーザーの情報を保持しており、ユーザーID、氏名、住所、電話番号、性別、年齢及び取得ポイントを含む。課金情報はユーザーID及び年月を主キーとし、あるユーザーの特定の月における課金状況を示している。ユーザー登録が有効かどうか、ポイントはどれだけたまっているか、課金されるのか無料なのか及び無料年月がどれだけ残っているかを表す。
アンケートテーブルはアンケートID、I−REST施設のID、トイレID、日時、ユーザーID、良、悪、コメントを関連づけている。これにより、ユーザーのI−REST施設(もしくは設置された個々のトイレ)に対する評価を、日時別、ユーザー別に保存できる。ここでは評価内容は「良い」か「悪い」かの2択及びコメントを含む。
評価テーブルはI−REST施設のID、トイレID、良カウント及び悪カウントを関連づけている。I−REST施設(もしくは設置された個々のトイレ)のアンケートを集約して、良いと評価された回数及び悪いと評価された回数を集計している。
トイレ(レストルーム機器)テーブルはレストルーム機器に関する情報を表し、トイレID、メーカーID、型式、制御種別、シリアルナンバーを関連づけている。制御種別とはレストルーム機器がどのような機能を持っているか(どの操作が可能であるか)を表している。
メーカー、店舗及びメンテナンス業者の各テーブルは、それぞれID、名称、所在地及び電話番号を関連づけている。メーカー、店舗、メンテナンス業者の詳細な情報を表す。メーカー・店舗・メンテナンス業者にこれ以上の詳細な情報を持たせたいときには、これらのテーブルに追加することになる。
5.操作信号生成用情報とIrリモコンのデータフォーマット
図9に操作信号生成用情報の具体例を示す。レストルーム機器が実行可能な各操作と、実行に必要な操作コードとを1対1に対応づけるテーブル構造を有する。このテーブルはレストルーム機器本体の制御種別によって決定され、あらかじめレストルーム機器用制御装置に保存されている。またはレストルーム機器本体に保存されているものをレストルーム機器用制御装置が受信してもよい。
図9の例では「洗浄」、「消臭」、「止」、「ビデ」及び「消音」の操作が可能である。図5のステップS411でこのテーブルを受信した携帯端末装置100は上記5つの操作が可能な操作画面を表示部160に表示する。
ユーザーにより操作画面に表示されたアイコンが操作されることにより、対応する操作コードを含むパケットがレストルーム機器用制御装置200に送信される。図9の例では、洗浄アイコンが操作されるとcode1を含むパケットが、消音アイコンが操作されるとcode5を含むパケットが送信されることになる。
次に図10に、レストルーム機器用制御装置からレストルーム機器に情報を送信する際に用いられるIrリモコンのデータフォーマットを示す。リモコン信号はリーダコードから始まり、その後に16ビットのカスタムコード、8ビットのデータコード及びデータコードの0/1を反転したコードが8ビット続き、最後にストップビットが来る。
リーダコードは9msの期間オン状態が続き、その後4.5msの期間オフ状態になる。この部分の波形はデータ部分とは大きく異なるため、リーダコードであることが容易に識別可能である。
カスタムコードはリモコンを使用するユーザーを識別するためのもので、16ビットの大きさで、データの前に送信されるものである。
カスタムコードの後にデータコードが送られる。データコードは8ビットの大きさで、その後論理反転したデータが8ビット、合計16ビットを含む。受信の際に2つの8ビットデータを比較して、論理が反転しているか確認することでエラーチェックができる。
6.具体的実施例
次に本実施形態の具体的な例について図11〜図13を用いて説明する。
図11はこの例における概略図である。システムは課金サーバー、携帯電話、I−RESTコントローラー及びレストルーム機器を含む。
課金サーバーはI−REST施設の登録・削除を行う。また機能として最寄りI−REST施設の送信、レポートの集約・分類、ポイント付与及びレポートの契約企業への提供が可能である。
携帯電話は、課金サーバーからI−REST情報入手、I−RESTコントローラーから操作信号生成用情報入手、コントローラーの操作、レポートの提出を行う。
I−RESTコントローラーはレストルーム機器の情報及びI−RESTコントローラーIDなどを保持している。またユーザーの携帯アプリで操作可能であり、必要に応じて付帯情報を送信する機能もある。
レストルーム機器はコントローラーからの信号を受け付け、洗浄等の操作を行う。なおI−RESTコントローラーとの間のインターフェースは有線でもよいし、Irリモコンを用いてもよい。
課金サーバーと携帯電話の間では、課金サーバーからはI−REST位置情報や現在のポイント情報が送信され、また携帯電話からはI−REST位置情報の要求や評価レポートが送信される。なお評価レポートの送信は任意である。
携帯電話とI−RESTコントローラーの間では、携帯電話からはコントローラーIDの要求や操作指示が送信され、またI−RESTコントローラーからはコントローラーIDや付帯情報が送信される。
I−RESTコントローラーとレストルーム機器の間では、I−RESTコントローラーからは操作指示情報が送信され、またレストルーム機器からはセンサー情報が送信される。
次に図12にI−RESTコントローラー(レストルーム機器用制御装置)のハードウェア構成例を示す。I−RESTコントローラーは、CPU310、E2PROM320、シリアルインターフェース330、USBインターフェース332、IrDAインターフェース334、Irリモコンインターフェース336及び操作パネル340を含む。
CPU310は操作パネル340から入力された操作情報や、各種インターフェースから受信した情報に基づいて処理を行う。E2PROM320はデータの記憶を行う。シリアルインターフェース330は本体側制御回路400から、本体情報及び更新ソフトウェア等を受信する。なお本体側制御回路400との通信はUSBインターフェース332を介して行ってもよい。IrDAインターフェース334は携帯電話100と双方向の通信を行う。Irリモコンインターフェース336は本体側制御回路400に対して情報を送信する。操作パネル340は各種操作を行うためのボタンを有する。
操作パネル340は、この例では洗浄ボタン341、止ボタン343、消音ボタン345、ビデボタン347及び排出ボタン349を含む。これらのボタンはレストルーム機器本体の持つ機能によって決定され、図12の例以外にも様々なパターンが考えられる。
次に図13に携帯電話、I−RESTコントローラー及びレストルーム機器との間の通信のシーケンス図を示す。
まずB1の処理シーケンスに示すように、レストルーム機器からI−RESTコントローラーに本体側情報が送信される。これが正常受信された場合、I−RESTコントローラーはAckを返す。レストルーム機器がAckを受信することで初期化が終了する。異常時にはI−RESTコントローラーからNackが返され、レストルーム機器は3回まで再送処理を行う。3回の再送処理でも正常に送信できなかった場合は、エラーが発生したことを本体側で表示する。
B2は、I−RESTコントローラーを直接操作する場合の処理シーケンスである。まずI−RESTコントローラーから機能コマンド(操作信号情報)をレストルーム機器に送信する。レストルーム機器は正常受信した場合にはAckを返し、異常時にはNackを返す。その後、処理が完了したことを通知する。
B3、B4は携帯電話を用いてI−RESTコントローラーを操作する場合の処理シーケンスである。まず携帯電話がI−RESTコントローラーに対して、コントローラー情報(操作信号生成用情報)の取得を要求する。I−RESTコントローラーは正常受信した場合にはコントローラー情報を、異常時にはNackを送信する。正常受信された場合には、携帯電話はコントローラー情報に基づき機能コマンドを生成し、I−RESTコントローラーに送信する。I−RESTコントローラーは正常受信した機能コマンドをレストルーム機器に対して送信する。
B4の処理シーケンスに示すように、レストルーム機器は正常受信した場合にはAckを返し、異常時にはNackを返す。Nackが返された場合には、I−RESTコントローラーは携帯電話にNackを送信する。AckもしくはNack送信後、レストルーム機器はI−RESTコントローラーに対して処理完了を通知し、通知を受け取ったI−RESTコントローラーは処理完了を携帯電話に通知する。
なお、上記のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義又は同義な異なる用語(レストルーム機器用制御装置、レストルーム機器等)と共に記載された用語(I−RESTコントローラー、トイレ等)は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また携帯端末装置、レストルーム機器用制御装置の構成、動作も本実施形態で説明したものに限定されず、種々の変形実施が可能である。
10 ネットワーク、20 センサー、
100 携帯端末装置、110 処理部、112 通信処理部、114 受信処理部、
116 送信処理部、118 認証処理部、120 表示制御部、
122 操作信号情報生成部、124 出力処理部、130 操作部、
140 無線通信部、150 ネットワーク通信部、160 表示部、
170 操作信号情報出力部、200 レストルーム機器用制御装置、210 処理部、
212 通信処理部、214 受信処理部、216 送信処理部、
218 センサー情報取得部、220 更新処理部、230 操作部、
240 無線通信部、260 記憶部、262 使用履歴情報、264 操作履歴情報、
266 センサー情報、268 メンテナンス情報、269 広告情報、
270 操作信号情報出力部、310 CPU、320 E2PROM、
330 シリアルインターフェース、332 USBインターフェース、
334 IrDAインターフェース、336 Irリモコンインターフェース、
340 操作パネル、341 洗浄ボタン、343 止ボタン、
345 消音ボタン、347 ビデボタン、349 排出ボタン、
400 本体側制御回路

Claims (18)

  1. レストルーム機器用制御装置と無線通信する無線通信部を介して、前記レストルーム機器用制御装置から操作信号生成用情報を受信する処理を行う通信処理部と、
    携帯端末装置の表示部の表示制御を行う表示制御部として、
    前記携帯端末装置を機能させ、
    前記操作信号生成用情報は、
    レストルーム機器の各操作と、前記レストルーム機器に各操作を実行させるための操作信号情報との対応づけを行う情報であり、
    前記表示制御部は、
    前記操作信号生成用情報に登録された各操作に対応する操作アイコンを提示する操作画面を、前記表示部に表示する制御を行うことを特徴とするプログラム。
  2. 請求項1において、
    前記携帯端末装置の操作部を用いてユーザーが入力した操作情報と、前記操作信号生成用情報とに基づき、前記レストルーム機器に各操作を実行させるための操作信号情報を生成する操作信号情報生成部として、
    前記携帯端末装置を機能させ、
    前記通信処理部は、
    前記無線通信部を介して、前記操作信号情報を前記レストルーム機器用制御装置に送信する処理を行うことを特徴とするプログラム。
  3. 請求項1において、
    前記携帯端末装置の操作部を用いてユーザーが入力した操作情報と、前記操作信号生成用情報とに基づき、前記レストルーム機器に各操作を実行させるための操作信号情報を生成する操作信号情報生成部と、
    前記操作信号情報生成部が生成した前記操作信号情報を前記レストルーム機器に出力する処理を行う出力処理部として、
    前記携帯端末装置を機能させることを特徴とするプログラム。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記通信処理部は、
    前記レストルーム機器の使用履歴情報、操作履歴情報及びセンサーから取得されるセンサー情報の少なくとも一つの情報を、前記無線通信部を介して前記レストルーム機器用制御装置から受信する処理を行い、受信した前記情報を、ネットワーク通信部を介してネットワークに対して送信する処理を行うことを特徴とするプログラム。
  5. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記表示制御部は、
    前記レストルーム機器及びレストルーム環境の少なくとも一方に対する評価情報であるユーザー評価情報をユーザーが入力するための評価画面を、前記表示部に表示する制御を行い
    前記通信処理部は、
    前記評価画面で入力されたユーザー評価情報を、ネットワーク通信部を介してネットワークに対して送信する処理を行うことを特徴とするプログラム。
  6. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記通信処理部は、
    レストルーム機器の使用履歴情報、操作履歴情報及びセンサーから取得するセンサー情報の少なくとも一つの情報を、前記無線通信部を介して前記レストルーム機器用制御装置から受信する処理を行い、
    前記表示制御部は、
    前記レストルーム機器及びレストルーム環境の少なくとも一方に対する評価情報であるユーザー評価情報をユーザーが入力するための評価画面を、前記表示部に表示する制御を行い、
    前記通信処理部は、
    前記ユーザー評価情報がネットワーク通信部を介してネットワークに対して送信された場合に、受信した前記使用履歴情報、前記操作履歴情報及び前記センサー情報の少なくとも一つの情報を、ネットワーク通信部を介してネットワークに対して送信する処理を行うことを特徴とするプログラム。
  7. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記表示制御部は、
    前記レストルーム機器及びレストルーム環境の少なくとも一方に対する評価情報であるユーザー評価情報をユーザーが入力するための評価画面を、前記表示部に表示する制御を行い、
    前記通信処理部は、
    前記評価画面において、ユーザーにより前記ユーザー評価情報の送信が指示されたことを条件に、ポイント処理のための情報である使用ポイント情報を、ネットワーク通信部を介してネットワークに送信する処理を行うことを特徴とするプログラム。
  8. 請求項1乃至7のいずれかにおいて、
    前記表示制御部は、
    前記操作画面に擬音生成指示アイコンを表示する制御を行い、
    前記通信処理部は、
    前記擬音生成指示アイコンが操作された場合に、前記レストルーム機器用制御装置に擬音を出力させる指示を行うための擬音生成情報を、前記無線通信部を介して前記レストルーム機器用制御装置に送信する処理を行うことを特徴とするプログラム。
  9. 請求項1乃至8のいずれかにおいて、
    前記操作信号生成用情報は、
    第1〜第N(Nは2以上の整数)の操作の各操作と、第1〜第Nの操作コードの各操作コードを対応づけるテーブルであり、
    前記通信処理部は、
    前記第1〜第Nの操作のうちの第iの操作(1≦i≦N)に対応する操作アイコンが前記操作画面において操作された場合に、前記第1〜第Nの操作コードのうちの第iの操作コードを含むパケットを、前記レストルーム機器用制御装置に前記無線通信部を介して送信する処理を行うことを特徴とするプログラム。
  10. 請求項1乃至9のいずれかにおいて、
    ユーザーが正規ユーザーであるかを定期的に認証し、正規ユーザーと認められたことを条件に、ユーザーに前記レストルーム機器の操作を許可する処理を行う認証処理部として、
    前記携帯端末装置を機能させることを特徴とするプログラム。
  11. 請求項1乃至10のいずれかにおいて、
    前記通信処理部は、
    前記レストルーム機器の製品の広告情報及び前記レストルーム機器の設置位置に関連する広告情報の少なくとも一方の情報を、前記無線通信部を介して前記レストルーム機器用制御装置から受信する処理を行うことを特徴とするプログラム。
  12. 請求項1乃至10のいずれかにおいて、
    前記通信処理部は、
    前記レストルーム機器用制御装置の固有IDを、前記レストルーム機器用制御装置から前記無線通信部を介して受信し、受信した固有IDに基づいて特定される前記レストルーム機器の製品の広告情報及び設置位置の関する広告情報の少なくとも一方の情報を、前記ネットワーク通信部を介してネットワークから受信する処理を行うことを特徴とするプログラム。
  13. 携帯端末装置と無線通信を行う無線通信部と、
    レストルーム機器の各操作と、前記レストルーム機器に各操作を実行させるための操作信号との対応づけを行う操作信号生成用情報を記憶する記憶部と、
    前記操作信号生成用情報を、前記無線通信部を介して前記携帯端末装置に対して送信する通信処理部と、
    を含むことを特徴とするレストルーム機器用制御装置。
  14. 請求項13において、
    操作信号情報出力部を含み、
    前記通信処理部は、
    前記レストルーム機器に各操作を実行させるための操作信号情報を、前記操作信号生成用情報を受信した前記携帯端末装置から、前記無線通信部を介して受信し、
    前記操作信号情報出力部は、
    前記操作信号情報を、前記レストルーム機器に対して出力することを特徴とするレストルーム機器用制御装置。
  15. 請求項13又は14において、
    前記レストルーム機器の使用履歴情報及び操作履歴情報の少なくとも一方の情報である履歴情報の更新処理を行う更新処理部を含み、
    前記記憶部は、
    前記更新処理部により更新処理される前記履歴情報を記憶し、
    前記通信処理部は、
    前記履歴情報を、前記無線通信部を介して前記携帯端末装置に送信する処理を行うことを特徴とするレストルーム機器用制御装置。
  16. 請求項15において、
    前記携帯端末装置は、
    レストルーム機器用制御装置から受信した前記履歴情報をネットワークに対して送信し、
    前記更新処理部は、
    前記履歴情報をネットワークに対して送信したことを前記携帯端末装置が通知してきた場合に、対応する前記履歴情報を前記記憶部から消去することを特徴とするレストルーム機器用制御装置。
  17. 請求項13乃至16のいずれかにおいて、
    前記レストルーム機器の環境情報及び前記レストルーム機器の消耗品情報の少なくとも一方の情報であるセンサー情報を収集するセンサーから、前記センサー情報を取得するセンサー情報取得部を含み、
    前記記憶部は、
    前記センサー情報を記憶し、
    前記通信処理部は、
    前記センサー情報を、前記無線通信部を介して前記携帯端末装置に送信する処理を行うことを特徴とするレストルーム機器用制御装置。
  18. 請求項17において、
    前記携帯端末装置は、レストルーム機器用制御装置から受信した前記センサー情報をネットワークに対して送信し、
    前記センサー情報取得部は、
    前記センサー情報をネットワークに対して送信したことを前記携帯端末装置が通知してきた場合に、前記センサー情報を前記記憶部から消去することを特徴とするレストルーム機器用制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013030825A (ja) * 2011-07-26 2013-02-07 Lixil Corp 携帯情報端末及び温水洗浄便座システム
JP2013133702A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Kwareukyutar Co Ltd スマートフォンを用いる温水洗浄器制御方法

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