JP2011087065A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置において、操作パネル部(特にディスプレイ部)での電力消費を抑制する。
【解決手段】プリンタ部PR、スキャナ部S、操作パネル部PA、通信インターフエース部I/F、認証装置ID及びコントローラ部CNを含んでおり、操作パネル部PAは、テンキー及びスリープ状態で節電消灯されるディスプレイ部を備えているとともに予め定めた画像形成装置動作モードの選択キーを備えている。コントローラ部CNは、スリープ状態において、モード選択キーによりモード選択されるとディスプレイ部を消灯したままでスリープ状態を解除し、認証装置IDでユーザーが認証されると、ディスプレイ部を点灯させることなく選択されたモードを実行可能とするように画像形成装置制御を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像データに基づいて記録媒体上に画像をプリントできるプリンタ部と、原稿画像を読み取ることができるスキャナ部と、ユーザーによる操作のためのめの操作パネル部と、外部と通信するための通信インターフエース部と、ユーザーを認証するための認証装置と、前記プリンタ部、スキャナ部、操作パネル部、通信インターフエース部及び認証装置がそれぞれ接続された、画像形成装置動作を制御するためのコントローラ部とを含み、前記操作パネル部が点灯消灯可能のディスプレイ部を備えている画像形成装置に関する。
この種の画像形成装置では、装置使用を待ち受ける待機状態から装置が使用されることなく一定時間が経過すると、予め定めた部分への電力供給を停止する所謂スリープ状態へ遷移して節電できるタイプのものがある。このようにスリープ状態となると、操作パネル部にディスプレイ部が設けられている場合には、そのディスプレイ部も節電消灯されることが多い。
例えば、特開2007−194874号公報には、原稿読み取り装置であって、それが使用されることを待機している待機状態から装置の使用無く一定時間が経過すると予め定めた部分への電力供給を停止する省電力状態へ遷移する読み取り装置が記載されている。ここで、電力供給が停止される「予め定めた部分」には、操作パネル部におけるディスプレイ部も含まれ、ディスプレイ部は消灯される。
そして、この読み取り装置では、省電力状態のときに操作パネル部からキー入力操作があると、該キー入力操作に応じた機能の初期画面がディスプレイ部に表示される。
特開2007−194874号公報
しかしながら、原稿読み取り装置、或いは原稿読み取り装置を含む複写機能等の機能を有する画像形成装置の場合、操作パネル部のキー入力操作に応じた機能の中には、いちいちディスプレイ部に表示しなくても実行させることができるものがあるにもかかわらず、通常は、その機能実行にあたりディスプレイ部が点灯表示状態とされ、ディスプレイ部点灯表示のための電力分が消費される。
また、操作パネル部のキー入力操作に応じた機能の中には、その実行のためにパスワード入力が要求される場合があり、そのような場合にはディスプレイ部の表示に従ってパスワード入力を行うようになっている場合が多い。従ってパスワード入力が要求される場合にはディスプレイ部が点灯表示され、ディスプレイ部点灯表示のための電力分が消費されることになる。
そこで本発明は、画像データに基づいて記録媒体上に画像をプリントできるプリンタ部と、原稿画像を読み取ることができるスキャナ部と、ユーザーによる操作のためのめの操作パネル部と、外部と通信するための通信インターフエース部と、ユーザーを認証するための認証装置と、前記プリンタ部、スキャナ部、操作パネル部、通信インターフエース部及び認証装置がそれぞれ接続された、画像形成装置動作を制御するためのコントローラ部とを含み、前記操作パネル部が点灯消灯可能のディスプレイ部を備えている画像形成装置であって、従来より、操作パネル部での電力消費を少なく抑制でき、それだけ全体としても消費電力を節約できる画像形成装置を提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するため次の画像形成装置を提供する。すなわち、
画像データに基づいて記録媒体上に画像をプリントできるプリンタ部と、
原稿画像を読み取ることができるスキャナ部と、
ユーザーによる操作のための操作パネル部と、
外部と通信するための通信インターフエース部と、
ユーザーを認証するための認証装置と、
前記プリンタ部、スキャナ部、操作パネル部、通信インターフエース部及び認証装置がそれぞれ接続された、画像形成装置動作を制御するためのコントローラ部とを含む画像形成装置であって、
前記操作パネル部は、テンキー及び画像形成装置スリープ状態では節電消灯されるディスプレイ部を備えているとともに予め定めた画像形成装置動作モードの選択キーを備えており、
前記コントローラ部は、画像形成装置スリープ状態で前記操作パネル部のディスプレイ部が節電消灯している状態において、前記モード選択キーによりモード選択されると該ディスプレイ部を消灯したままでスリープ状態を解除し、前記認証装置でユーザーが認証されると、該操作パネル部のディスプレイ部を点灯させることなく該選択されたモードを実行可能とするように画像形成装置制御を行う画像形成装置。
ここで「画像形成装置スリープ状態」とは、装置使用を待ち受ける待機状態から装置が使用されることなく予め定めた時間が経過すると、予め定めた部分への電力供給を停止する状態であり、ここでは、スリープ状態になると操作パネル部のディスプレイ部は節電消灯される。
本発明に係る画像形成装置において、前記モード及びモード選択キーとしては、次のもののうち少なくとも1種類を例示できる。
(a) 前記スキャナ部で読み取った原稿画像のデータをメモリボックス部に格納することができるスキャンtoボックスモードを選択するボックスキー、
(b) 前記スキャナ部で読み取った原稿画像のデータを前記通信インターフエース部を介してE−mail送信することができるスキャンtoE−mailモードを選択するためのスキャンキー、
(c) 前記通信インターフエース部を介して前記コントローラ部に入力されてくる親展画像データに基づいて、前記操作パネル部からのパスワード入力を条件として、前記プリンタ部に親展プリントさせることができる親展プリントモードを選択するためのプリントキー、
(d) 前記スキャナ部で読み取った、地紋セキュリティが設定された原稿画像のデータに基づいて、前記操作パネル部からのパスワード入力を条件として、前記プリンタ部に画像プリントさせることができるセキュリティコピーモードを選択するためのコピーキー及び
(e) 前記通信インターフエース部を介して前記コントローラ部に入力されてくる親展ファクシミリ受信データに基づいて、前記操作パネル部からのパスワード入力を条件として、前記プリンタ部に画像プリントさせることができる親展ファクシミリプリントモードを選択するためのFAXキーである。
ここで、(a) 項の「メモリボックス部」とは、スキャナ部で読み取った原稿画像のデータを格納(記憶)させておくメモリ(記録媒体)中の領域のことである。
(d) 項の「地紋セキュリティが設定されている原稿」とは、その原稿画像における背景の地紋中に埋め込まれた、人間の目では判別できないが、スキャナ部による読み取りは可能であるセキュリティのための情報を有する原稿」のことであり、その情報に対応したパスワードをもって複写が可能になる原稿である。
上記モード及びモード選択キーの例によると、本発明に係る画像形成装置例として次の第1〜第5の画像形成装置を例示できる。
(1)第1の画像形成装置
前記操作パネル部は前記モード選択キーとして少なくとも前記ボックスキーを備えており、
前記コントローラ部は、画像形成装置がスリープ状態にあって該操作パネル部のディスプレイ部が消灯している状態で、前記ボックスキーにてスキャンtoボックスモードが選択されると該ディスプレイ部を消灯したままでスリープ状態を解除し、前記認証装置におけるユーザー認証があり、前記スキャナ部における原稿セットがあると、前記操作パネル部のテンキーをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定し、
該テンキーによるパスワード入力があると、その後の操作パネル部のスタートキー操作により前記原稿の画像を前記スキャナ部に読み取らせ、該原稿画像データを該データにパスワードを設定して前記ユーザー認証に基づいて指定されたメモリボックス部へ格納する画像形成装置。
この画像形成装置においては、前記コントローラ部は、前記操作パネル部のテンキーをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定したあと、該テンキーによるパスワード入力無しで操作パネル部のスタートキー操作があると、前記原稿の画像を前記スキャナ部に読み取らせ、該原稿画像データをパスワード設定無しで前記ユーザー認証に基づいて指定されたメモリボックス部へ格納するものであってもよい。
(2)第2の画像形成装置
前記操作パネル部は前記モード選択キーとして少なくとも前記スキャンキーを備えており、
前記コントローラ部は、画像形成装置がスリープ状態にあって該操作パネル部のディスプレイ部が消灯している状態で、前記スキャンキーにてスキャンtoE−mailモードが選択されると該ディスプレイ部を消灯したままでスリープ状態を解除し、前記認証装置におけるユーザー認証があり、前記スキャナ部における原稿セットがあると、前記操作パネル部のテンキーをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定し、
該テンキーによるパスワード入力があると、その後の操作パネル部のスタートキー操作により前記原稿の画像を前記スキャナ部に読み取らせ、該原稿画像データを該データにパスワードを設定して前記ユーザー認証に基づいて指定された宛先メールアドレスへ前記通信インターフエース部を介してE−mail送信する画像形成装置。
この画像形成装置においては、前記コントローラ部は、前記操作パネル部のテンキーをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定したあと、該テンキーによるパスワード入力無しで操作パネル部のスタートキー操作があると、前記原稿の画像を前記スキャナ部に読み取らせ、該原稿画像データをパスワード設定無しで前記ユーザー認証に基づいて指定された宛先メールアドレスへ前記通信インターフエース部を介してE−mail送信するものであってもよい。
(3)第3の画像形成装置
前記操作パネル部は前記モード選択キーとして少なくとも前記プリントキーを備えており、
前記コントローラ部は、画像形成装置がスリープ状態にあって該操作パネル部のディスプレイ部が消灯しているときに前記通信インターフエース部を介して親展画像データ入力がある状態で、前記プリントキーにて親展プリントモードが選択されると該ディスプレイを消灯したままでスリープ状態を解除し、前記認証装置においてユーザー認証されると、前記操作パネル部のテンキーをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定し、該テンキーによるパスワード入力があると、その後の操作パネル部のスタートキー操作により前記親展画像データを前記プリンタ部にプリントさせる請求項2記載の画像形成装置。
この画像形成装置の場合、前記コントローラ部は、前記操作パネル部のテンキーをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定したあと、該テンキーによるパスワード入力なしで操作パネル部のスタートキー操作があっても前記親展画像データの前記プリンタ部にによるプリントを許可しないものとすることができる。
(4)第4の画像形成装置
前記操作パネル部は前記モード選択キーとして少なくとも前記コピーキーを備えており、
前記コントローラ部は、画像形成装置がスリープ状態にあって該操作パネル部のディスプレイ部が消灯している状態で、前記コピーキーにてコピーモードが選択されると該ディスプレイ部を消灯したままでスリープ状態を解除し、前記認証装置においてユーザー認証があり、前記スキャナ部において原稿セットがあり、前記操作パネル部のスタートキーが操作されると前記スキャナ部に該原稿画像を読み取らせ、地紋セキュリティが設定されていない原稿画像については、前記プリンタ部に該読み取られた原稿の画像データに基づいてデフオルト設定のもとにプリントさせ、地紋セキュリティが設定されている原稿画像については、前記スキャナ部が該地紋セキュリティを検出すると、前記操作パネル部のテンキーをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定し、該テンキーによるパスワード入力があると、その後の操作パネル部のスタートキー操作により、前記原稿画像データを前記プリンタ部にプリントさせる画像形成装置。
この画像形成装置においては、前記コントローラ部は、前記地紋セキュリティのある原稿画像については、前記操作パネル部のテンキーをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定したあと、該テンキーによるパスワード入力なしで操作パネル部のスタートキー操作があっても該原稿画像データの前記プリンタ部によるプリントを許可しないものとすることができる。
(5)第5の画像形成装置
前記操作パネル部は前記モード選択キーとして少なくとも前記FAXキーを備えており、
前記コントローラ部は、画像形成装置がスリープ状態にあって該操作パネル部のディスプレイ部が消灯しているときに前記通信インターフエース部を介して親展ファクシミリデータが受信されている状態で、前記FAXキーにて親展ファクシミリプリントモードが選択されると該ディスプレイ部を消灯したままでスリープ状態を解除し、前記認証装置においてユーザー認証されると、前記操作パネル部のテンキーをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定し、該テンキーによるパスワード入力があると、その後の操作パネル部のスタートキー操作により、前記親展ファクシミリデータを前記プリンタ部にプリントさせる画像形成装置。
この画像形成装置においては、前記コントローラ部は、前記親展ファクシミリデータについては、前記操作パネル部のテンキーをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定したあと、該テンキーによるパスワード入力なしで操作パネル部のスタートキー操作があっても該親展ファクシミリデータの前記プリンタ部によるプリントを許可しないものとすることができる。
いずれにしても本発明に係る画像形成装置によると、操作パネル部は予め定めた画像形成装置動作モードの選択キーを備えており、前記コントローラ部は、画像形成装置スリープ状態で操作パネル部のディスプレイ部が節電消灯している状態において、該モード選択キーによりモード選択されると該ディスプレイ部を消灯したままでスリープ状態を解除し、認証装置でユーザーが認証されると、該操作パネル部のディスプレイ部を点灯させることなく該選択されたモードを実行可能とするように画像形成装置制御を行う。
このように、予め定められ、モード選択キーで選択可能のモードについては、ディスプレイ部の点灯表示を行うことなく実行可能とするので、それだけ操作パネル部での電力消費を少なく抑制でき、それだけ全体としても消費電力を節約できる。
以上説明したように、本発明によると、画像データに基づいて記録媒体上に画像をプリントできるプリンタ部と、原稿画像を読み取ることができるスキャナ部と、ユーザーによる操作のためのめの操作パネル部と、外部と通信するための通信インターフエース部と、ユーザーを認証するための認証装置と、前記プリンタ部、スキャナ部、操作パネル部、通信インターフエース部及び認証装置がそれぞれ接続された、画像形成装置動作を制御するためのコントローラ部とを含み、前記操作パネル部が点灯消灯可能のディスプレイ部を備えている画像形成装置であって、従来より、操作パネル部での電力消費を少なく抑制でき、それだけ全体としても消費電力を節約できる画像形成装置を提供することができる。
本発明に係る画像形成装置の1例の構成の概略を示す図である。 図1の画像形成装置の制御回路の概略を示すブロック図である。 操作パネル部を示す図である。 スキャンtoボックスモードにおけるコントローラ部の動作を示すフローチャートである。 スキャンtoE−mailモードにおけるコントローラ部の動作を示すフローチャートである。 親展プリントモードにおけるコントローラ部の動作を示すフローチャートである。 セキュリティコピーモードにおけるコントローラ部の動作を示すフローチャートである。 親展ファクシミリプリントモードにおけるコントローラ部の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置の1例Aの正面図である。
図2は図1の画像形成装置Aの制御回路の概略を示すブロック図である。
図3はこのあと説明する操作パネル部PAの説明図である。
図1に示す画像形成装置は、スキャナ部S及びプリンタ部PRを備えており、複写機として使用できるものであるが、ファクシミリ機の機能、コンピュータ等から供給される画像情報に応じてプリントするプリンタ機能、E−mail機能、スキャナ部で読み取った画像のデータを内蔵記録媒体(本例ではハードディスク)の所定領域(メモリボックス部)に読み出し可能に格納する機能等も併せ持つ。
図1の画像形成装置Aは、画像データに基づいて記録紙等の記録媒体9に画像をプリントできるプリンタ部PRを含んでいる。プリンタ部PRにはその下に記録媒体収容カセットC1〜C4を有する部分CSが付設されている。スキャナ部(画像読み取り装置)Sはプリンタ部PRの上方に位置している。スキャナ部Sはここでは原稿自動搬送装置ADFを含んでいる。スキャナ部Sには操作パネル部PAが搭載されている。
図1には示していないが図2に示すように、画像形成装置Aは画像形成装置各部の動作を制御するコントローラ部CNを有している。
プリンタ部PR、スキャナ部S及び操作パネル部PAはコントローラ部CNに接続されている。コントローラ部CNには、ユーザーの認証を行う認証装置ID及び通信インターフエース部I/Fも接続されている。
プリンタ部PRは、本例では電子写真方式により記録紙等の記録媒体9上にトナー画像を形成するものである。本例のプリンタ部PRは、イエロー画像形成部Y、マゼンタ画像形成部M、シアン画像形成部C及びブラック画像形成部Kを中間転写ベルト4に沿って配列したタンデム型のカラープリンタ部である。
画像形成部Y、M、C、Kのそれぞれは、本例では、回転駆動可能の感光体11の周囲に帯電器(図示省略)、画像露光装置(図示省略)、現像器(図示省略)、1次転写ローラ2及びクリーニング装置(図示省略)を配置したものであり、それ自体既に知られているものである。
各画像形成部においては、図1中時計方向回りに回転駆動される感光体11の表面を帯電器で所定電位に帯電させ、その帯電域に、入力されてくる画像データに基づいて画像露光装置から画像露光を施して静電潜像を形成し、この潜像を担当色トナーを収容した現像器の現像ローラで現像バイアスのもとに現像して可視トナー像とし、このトナー像を1次転写電圧が印加さた1次転写ローラ2でベルト4上に1次転写することができる。感光体11上の転写残トナー等はクリーニング装置により除去清掃される。
このトナー像の1次転写にあたって、転写ベルト4は図1中、反時計方向(矢印α方向)に回転駆動される。ベルト4上に重ねて1次転写された多重トナー像はいずれかのカセットから供給される記録媒体(記録紙等)9に2次転写電圧が印加された2次転写ローラ5で2次転写できる。
記録媒体9に2次転写されたトナー像は、定着装置7で加熱加圧下に記録媒体9上に定着され、この記録媒体9は排出ローラ8にて排出トレイTに排出される。ベルト4上の転写残トナー等はクリーニング装置40にて除去清掃される。
以上、Y〜Kの四つの画像形成部を用いて記録媒体9にフルカラートナー像をプリンとする例を説明したが、プリンタ部PRは、いずれかの画像形成部を用いてモノクロ画像を形成することもできるし、いずれか二つ又は三つの画像形成部を用いてカラー画像形成することもできる。
次にスキャナ部Sについて説明すると、スキャナ部Sにおける原稿搬送装置ADFは開閉可能で、スキャナ部S本体の原稿載置台であるガラス板g1上に配置される原稿を覆うカバーを兼ねている。
スキャナ部Sは原稿台ガラスg1上に静止配置される原稿の画像を光学的に読み取ることができるほか、原稿自動搬送装置ADFにてその原稿載置トレイa1から搬送され、原稿排出トレイa2へ排出され、その途中でスキャナ部Sの原稿流し撮り用ガラス板g2に沿って移動する原稿の画像を光学的に読み取ることもできる。
スキャナ部Sで読み取られた画像のデータは、
(1) プリンタ部PRへ送られ、そこでの画像形成に供されるか、
(2) コントローラ部に内蔵されている記録媒体の所定記録領域(メモリボックス部)Mに格納されるか、
(3) フアクシミリ送信或いはE−mail送信に供されるなどする。
いずれにしてもプリンタ部PRやスキャナ部Sは、操作パネル部PAからのキー入力等及びコントローラ部CNの指示に基づいて、或いは操作パネル部PAからの入力に基づかない(例えば外部コンピュータからの画像データ入力に起因する)コントローラ部CNの指示に基づいて動作する。
認証装置IDは、本例ではユーザー専用のICカードを用いて認証を行い、ログインを許可するものである。なお、認証装置は生体認証方式等の他の認証方式により認証するものであってもよい。
通信インターフエース部I/Fは外部コンピータと接続するためのネットワーク接続部、USB接続部、FAX用電話回線接続部等を含んでいる。
次に操作パネル部PAについて説明する。
操作パネル部PAには、図3に示すように、
(1) プリンタ部PRによるプリント動作の開始等の各種動作開始を指示するスタートキーSK、
(2) プリント枚数等を設定したり、後述するようにパスワードを入力するためのテンキー10K及び
(3) 本例では液晶表示によるパネル表示部であるディスプレイ部D等が設けられている。
パネル表示部であるディスプレイ部Dは、ユーザによるキー操作を反映表示したり、ユーザへの指示メニューを表示したり、プリンタ部PR等からの情報を表示したりする等に用いられる。
なお、ディスプレイ部は液晶表示方式のものに限定されることはなくプラズマ表示方式等の他のタイプの視認可能のディスプレイ部でもよい。
画像形成装置Aは、その使用を待ち受ける待機状態から装置Aが使用されることなく予め定めた時間が経過すると、コントローラ部CNの指示のもとに予め定めた部分への電力供給を停止するスリープ状態(本例では、定着装置7のヒータ、現像器駆動モータ、記録媒体搬送ローラ駆動モータ等への電力供給停止の状態)になるが、このスリープ状態では、操作パネル部PAにおいても、ディスプレイ部は節電消灯される。
操作パネル部PAは、前記のスタートキーSK、テンキー10K、ディスプレイ部Dのほかの重要なキーとして、この画像形成装置Aが実行できるモードに対応して次の五つのキーを備えている。
(a) スキャナ部Sで読み取った原稿画像のデータをメモリボックス部Mに格納することができるスキャンtoボックスモードを選択するボックスキーK1、
(b) スキャナ部Sで読み取った原稿画像のデータを通信インターフエース部I/Fを介してE−mail送信するすることができるスキャンtoE−mailモードを選択するためのスキャンキーK2、
(c) 通信インターフエース部I/Fを介してコントローラ部CNに入力されてくる親展画像データに基づいて、操作パネル部PAからのパスワード入力を条件として、プリンタ部PRに親展プリントさせることができる親展プリントモードを選択するためのプリントキーK3、
(d) スキャナ部Sで読み取った、地紋セキュリティが設定された原稿画像のデータに基づいて、操作パネル部PAからのパスワード入力を条件として、プリンタ部PRに画像プリントさせることができるセキュリティコピーモードを選択するためのコピーキーK4及び(e) 通信インターフエース部I/Fを介してコントローラ部CNに入力されてくる親展ファクシミリ受信データに基づいて、操作パネル部PAからのパスワード入力を条件として、プリンタ部PRに画像プリントさせることができる親展ファクシミリプリントモードを選択するためのFAXキーK5である。
ここで、(a) 項の「メモリボックス部」とは、スキャナ部Sで読み取った原稿画像のデータを格納(記憶)させておく、コントローラ部CNにおけるメモリ(記録媒体)中の領域Mのことである。
また、上記(d) 項の「地紋セキュリティが設定されている原稿」とは、その原稿画像における背景の地紋中に埋め込まれた、人間の目では判別できないが、スキャナ部による読み取りは可能であるセキュリティのための情報を有する原稿」のことであり、その情報に対応したパスワードをもって複写が可能になる原稿である。
これらモード選択キーの何れかによりモード選択がなされたときの画像形成装置の動作について、そのときのコントローラ部CNの動作に基づいて、モード毎に説明する。
(A)スキャンtoボックスモード
図4は、画像形成装置Aがスリープ状態にあり、操作パネル部PAのディスプレイ部Dが節電消灯しているときに、ボックスキーK1によりスキャンtoボックスモードが選択されたときのコントローラ部CNの動作を示すフローチャートである。
図4に示すように、画像形成装置Aがスリープ状態にあり、操作パネル部PAのディスプレイ部Dが節電消灯しているときに(ステップS101)、モード選択キーK1によりスキャンtoボックスモードが選択されると(ステップS102)、ディスプレイ部Dを消灯させたままでスリープ状態を解除し、認証装置IDにおいてユーザー認証によりログインされ(S103)、スキャナ部Sにおいて原稿セットがあるとボックスモード(画像データをメモリボックス部へ格納するモード)中のスキャンtoボックスモードと認識し(S104)、操作パネル部PAのテンキー10Kをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定する(S105)。
その後、テンキー10Kによるパスワード入力があると、その後の操作パネル部PAのスタートキーSK操作により(S106、S107)、前記原稿の画像をスキャナ部Sに読み取らせ(S108)、該原稿画像データをそれにパスワードを設定(登録)して(S109)前記ユーザー認証に基づいて指定されたデフォルトのメモリボックス部Mへ格納する(S110)。
コントローラ部CNは、操作パネル部PAのテンキー10Kをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定したあと、該テンキーによるパスワード入力無しで操作パネル部のスタートキーSK操作があると(S106、S111)、前記原稿の画像をスキャナ部Sに読み取らせ(S112)、該原稿画像データをパスワード設定無しで前記ユーザー認証に基づいて指定されたデフォンルトのメモリボックス部Mへ格納する(S110)。
このように格納された原稿画像データは後で読みだしてプリンタ部PRにプリントさせる等できる。
なお、図4には示していないが、スキャナ部Sで読み取った画像のデータは、前記認証に基づいて指定されたデフォンルトのメモリボックス部ではなく、既に作成してあるメモリボックス部のナンバーをテンキーで指定し、その指定したメモリボックス部に格納することも可能である。例えば、テンキー10K中の♯キー+数字キーの操作によりボックスを指定できるようにしておけばよい。例えば♯キー+数字キー2の操作により2番目のボックスを選択できるようにしておけばよい。
(B)スキャンtoE−mailモード
図5は、画像形成装置Aがスリープ状態にあり、操作パネル部PAのディスプレイ部Dが節電消灯しているときに、スキャンキーK2によりスキャンtoE−mailモードが選択されたときのコントローラ部CNの動作を示すフローチャートである。
図5に示すように、画像形成装置Aがスリープ状態にあり、操作パネル部PAのディスプレイ部Dが節電消灯しているときに(ステップS201)、モード選択キーK2によりスキャンtoE−mailモードが選択されると(ステップS202)、ディスプレイ部Dを消灯させたままでスリープ状態を解除し、認証装置IDにおいてユーザー認証によりログインされると(S203)、操作パネル部PAのテンキー10Kをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定する(S204)。
その後、テンキー10Kによるパスワード入力があると、その後の操作パネル部PAのスタートキーSK操作により(S205、S206)、原稿画像をスキャナ部Sに読み取らせ(S207)、該原稿画像データをそれにパスワードを設定(登録)し(S208)、宛先のメールアドレス入力が別途ない場合は前記ユーザー認証ごとに設定されたデフオルトのE−mailアドレスへ通信インターフエース部I/Fを介して画像データを送信する(S209)。
コントローラ部CNは、操作パネル部PAのテンキー10Kをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定したあと、該テンキーによるパスワード入力無しで操作パネル部のスタートキーSK操作があると(S205、S210)、前記原稿の画像をスキャナ部Sに読み取らせ(S211)、宛先のメールアドレス入力が別途ない場合は前記ユーザー認証ごとに設定されたデフオルトのE−mailアドレスへ通信インターフエース部I/Fを介して画像データを送信する(S209)。
なお、図5には示していないが、スキャナ部Sで読み取った画像のデータは、前記認証に基づいて指定されたデフォンルト設定のメールアドレスではなく、別途、例えばテンキーで指定可能のメールアドレスへも送信できるようにしてある。
(C)親展プリントモード
図6は、画像形成装置Aがスリープ状態にあり、操作パネル部PAのディスプレイ部Dが節電消灯しているときに、プリントキーK3により親展プリントモードが選択されたときのコントローラ部CNの動作を示すフローチャートである。
図6に示すように、画像形成装置Aがスリープ状態にあり、操作パネル部PAのディスプレイ部Dが節電消灯しているときに(ステップS301)、通信インターフエース部I/Fを介して外部のコンピュータ(PC)等から親展画像データ入力がある状態で(S302)、プリントキーK3にて親展プリントモードが選択されると、ディスプレイ部Dを消灯したままでスリープ状態を解除し、認証装置IDにおけるユーザー認証によりログインがあると(S304)、操作パネル部PAのテンキー10Kをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定する(S305)。
そして、テンキーによるパスワード入力があり、さらに操作パネル部のスタートキー操作があり、パスワード一致が確認されると(S306、S307、S308)、親展画像データをプリンタ部PRにプリントさせる。パスワード一致が確認できないときはプリントを許可しない。
テンキーをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定したあと、該テンキーによるパスワード入力なしで操作パネル部のスタートキー操作があっても親展画像データのプリントを許可しない(S306、S310、S311)。
(D)セキュリティコピーモード
図7は、画像形成装置Aがスリープ状態にあり、操作パネル部PAのディスプレイ部Dが節電消灯しているときに、コピーキーK4によりセキュリティコピーモードが選択されたときのコントローラ部CNの動作を示すフローチャートである。
図7に示すように、画像形成装置Aがスリープ状態にあり、操作パネル部PAのディスプレイ部Dが節電消灯しているときに(ステップS401)、コピーキーK4にてコピーモードが選択されると(S402)、ディスプレイ部Dを消灯したままでスリープ状態を解除し、認証装置IDにおけるユーザー認証によりログインがあり(S403)、スキャナ部Sに原稿がセットされ(S404)、操作パネル部PAのスタートキーSKが操作されると、スキャナ部Sに該原稿画像を読み取らせる(S405)。
このとき、地紋セキュリティが設定されていない原稿画像については、プリンタ部PRに該読み取られた原稿の画像データに基づいてスタートキーの再操作無しでそのままデフオルト設定のもとにプリントさせる(S406、S411)。スタートキーを押す前にテンキーを使用した場合はテンキーは置数キーとして機能する。
地紋セキュリティが設定されている原稿画像については、スキャナ部Sが該地紋セキュリティを検出すると、操作パネル部PAのテンキー10Kをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定する(S406、S407)。
その後、該テンキーによるパスワード入力があり、操作パネル部のスタートキーSKの再操作があると、パスワードの一致を条件として、前記原稿画像データをプリンタ部PRにプリントさせる(S408〜S411)。
パスワードが一致しないときはプリントを許可しない。
地紋セキュリティのある原稿画像については、操作パネル部PAのテンキー10Kをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定したあと、該テンキーによるパスワード入力なしで操作パネル部のスタートキーSKの操作があっても、該原稿画像データのプリンタ部PRによるプリントは許可しない。
(E)親展ファクシミリプリントモード
図8は、画像形成装置Aがスリープ状態にあり、操作パネル部PAのディスプレイ部Dが節電消灯しているときに、FAXキーK5により親展ファクシミリプリントモードが選択されたときのコントローラ部CNの動作を示すフローチャートである。
図8に示すように、画像形成装置Aがスリープ状態にあり、操作パネル部PAのディスプレイ部Dが節電消灯しているときに(ステップS501)、通信インターフエース部I/Fを介して外部から親展ファクシミリデータが受信されている状態で(S502)、FAXキーK5にて親展ファクシミリプリントモードが選択されると(S503)、ディスプレイ部Dを消灯したままでスリープ状態を解除し、認証装置IDにおけるユーザー認証によりログインがあり(S504)、ここでスキャナ部Sへの原稿セットが無く、ディスプレイ部Dのタッチパネル操作も無いと(S505、S506’)、操作パネル部PAのテンキー10Kをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定する(S515)。
そして、テンキー10Kによるパスワード(親展パスワード)入力があり、さらに操作パネル部のスタートキー操作があり、パスワード一致が確認されると(S516、S517、S518)、親展ファクシミリデータをプリンタ部PRにプリントさせる(S519)。パスワード一致が確認できないときはプリントを許可しない。
テンキーをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定したあと(S515)、該テンキーによるパスワード入力なしで操作パネル部のスタートキー操作があっても親展ファクシミリデータのプリントを許可しない。
コントローラ部CNは、ステップS506’においてディスプレイ部Dのタッチパネルの操作があると、ディスプレイ部Dを点灯表示させ、以後はパネル操作に従って必要な制御を行う(S506’、S513、S514)。
また、ステップS506においてスキャナ部Sに原稿セットがあると、ディスプレイ部Dを点灯表示させ(S507)、テンキーを電話番号入力キーに切り替え設定し(S508)、その後、該テンキーによる電話番号入力及び操作パネル部PAのスタートキーSKの操作があると(S509)、入力された宛て先にスキャナ部Sで読み取った画像データを通信インターフエース部I/Fを介してファクシミリ送信する(S510)。
以上説明したように画像形成装置Aによると、画像形成装置Aがスリープ状態にあって操作パネル部PAのディスプレイ部Dが節電消灯しているときに、モード選択キーK1〜K5によりモード選択可能の予め定めたモードについては、該モード選択キーで選択して、ディスプレイ部Dを消灯させたままこれを実行させることができるので、それだけ、ディスプレイ部Dにおける電力消費を節約でき、ひいては画像形成装置A全体としてもそれだけ節電できる。
以上説明した画像形成装置Aにおけるプリンタ部PRは、電子写真方式のタンデム型のカラープリンタ部であったが、プリンタ部は、定位置の感光体上の静電潜像を現像する現像位置へそれぞれが担当色トナーを保持した複数の現像器が順次位置することができる4サイクル型等のサイクル型カラープリンタ部であっても、また、モノクロ画像形成専用のプリンタ部であってもよい。
さらにプリンタ部は静電記録方式等の他の方式のプリンタ部であってもよい。
本発明は、操作パネル部での電力消費を少なく抑制でき、それだけ全体としても消費電力を節約できる画像形成装置を提供することに利用できる。
A 画像形成装置
S スキャナ部
ADF 原稿自動搬送装置
PA 操作パネル部 SK スタートキー
10K テンキー
K1 ボックスキー
K2 スキャンキー
K3 プリントキー
K4 コピーキー
K5 FAXキー
D 液晶ディスプレイ部
PR プリンタ部
Y イエロー画像形成部
M マゼンタ画像形成部
C シアン画像形成部
K ブラック画像形成部
11 感光体
2 1次転写ローラ
4 中間転写ベルト
40 クリーニング装置
5 2次転写ローラ
7 定着装置
9 記録媒体(記録紙等)
T 排出トレイ
CN コントローラ部
M メモリボックス部
ID 認証装置
I/F 通信インターフエース部

Claims (12)

  1. 画像データに基づいて記録媒体上に画像をプリントできるプリンタ部と、
    原稿画像を読み取ることができるスキャナ部と、
    ユーザーによる操作のための操作パネル部と、
    外部と通信するための通信インターフエース部と、
    ユーザーを認証するための認証装置と、
    前記プリンタ部、スキャナ部、操作パネル部、通信インターフエース部及び認証装置がそれぞれ接続された、画像形成装置動作を制御するためのコントローラ部とを含む画像形成装置であって、
    前記操作パネル部は、テンキー及び画像形成装置スリープ状態では節電消灯されるディスプレイ部を備えているとともに予め定めた画像形成装置動作モードの選択キーを備えており、
    前記コントローラ部は、画像形成装置スリープ状態で前記操作パネル部のディスプレイ部が節電消灯している状態において、前記モード選択キーによりモード選択されると該ディスプレイ部を消灯したままでスリープ状態を解除し、前記認証装置でユーザーが認証されると、該操作パネル部のディスプレイ部を点灯させることなく該選択されたモードを実行可能とするように画像形成装置制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記操作パネル部は前記モード選択キーとして、
    (1) 前記スキャナ部で読み取った原稿画像のデータをメモリボックス部に格納することができるスキャンtoボックスモードを選択するボックスキー、
    (2) 前記スキャナ部で読み取った原稿画像のデータを前記通信インターフエース部を介してE−mail送信することができるスキャンtoE−mailモードを選択するためのスキャンキー、
    (3) 前記通信インターフエース部を介して前記コントローラ部に入力されてくる親展画像データに基づいて、前記操作パネル部からのパスワード入力を条件として、前記プリンタ部に親展プリントさせることができる親展プリントモードを選択するためのプリントキー、
    (4) 前記スキャナ部で読み取った、地紋セキュリティが設定された原稿画像のデータに基づいて、前記操作パネル部からのパスワード入力を条件として、前記プリンタ部に画像プリントさせることができるセキュリティコピーモードを選択するためのコピーキー及び
    (5) 前記通信インターフエース部を介して前記コントローラ部に入力されてくる親展ファクシミリ受信データに基づいて、前記操作パネル部からのパスワード入力を条件として、前記プリンタ部に画像プリントさせることができる親展ファクシミリプリントモードを選択するためのFAXキー
    のうち少なくとも一つのモード選択キーを備えている請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記操作パネル部は前記モード選択キーとして少なくとも前記ボックスキーを備えており、
    前記コントローラ部は、画像形成装置がスリープ状態にあって該操作パネル部のディスプレイ部が消灯している状態で、前記ボックスキーにてスキャンtoボックスモードが選択されると該ディスプレイ部を消灯したままでスリープ状態を解除し、前記認証装置におけるユーザー認証があり、前記スキャナ部における原稿セットがあると、前記操作パネル部のテンキーをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定し、
    該テンキーによるパスワード入力があると、その後の操作パネル部のスタートキー操作により前記原稿の画像を前記スキャナ部に読み取らせ、該原稿画像データを該データにパスワードを設定して前記ユーザー認証に基づいて指定されたメモリボックス部へ格納する請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記コントローラ部は、前記操作パネル部のテンキーをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定したあと、該テンキーによるパスワード入力無しで操作パネル部のスタートキー操作があると、前記原稿の画像を前記スキャナ部に読み取らせ、該原稿画像データをパスワード設定無しで前記ユーザー認証に基づいて指定されたメモリボックス部へ格納する請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記操作パネル部は前記モード選択キーとして少なくとも前記スキャンキーを備えており、
    前記コントローラ部は、画像形成装置がスリープ状態にあって該操作パネル部のディスプレイ部が消灯している状態で、前記スキャンキーにてスキャンtoE−mailモードが選択されると該ディスプレイ部を消灯したままでスリープ状態を解除し、前記認証装置におけるユーザー認証があり、前記スキャナ部における原稿セットがあると、前記操作パネル部のテンキーをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定し、
    該テンキーによるパスワード入力があると、その後の操作パネル部のスタートキー操作により前記原稿の画像を前記スキャナ部に読み取らせ、該原稿画像データを該データにパスワードを設定して前記ユーザー認証に基づいて指定された宛先メールアドレスへ前記通信インターフエース部を介してE−mail送信する請求項2記載の画像形成装置。
  6. 前記コントローラ部は、前記操作パネル部のテンキーをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定したあと、該テンキーによるパスワード入力無しで操作パネル部のスタートキー操作があると、前記原稿の画像を前記スキャナ部に読み取らせ、該原稿画像データをパスワード設定無しで前記ユーザー認証に基づいて指定された宛先メールアドレスへ前記通信インターフエース部を介してE−mail送信する請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記操作パネル部は前記モード選択キーとして少なくとも前記プリントキーを備えており、
    前記コントローラ部は、画像形成装置がスリープ状態にあって該操作パネル部のディスプレイ部が消灯しているときに前記通信インターフエース部を介して親展画像データ入力がある状態で、前記プリントキーにて親展プリントモードが選択されると該ディスプレイを消灯したままでスリープ状態を解除し、前記認証装置においてユーザー認証されると、前記操作パネル部のテンキーをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定し、該テンキーによるパスワード入力があると、その後の操作パネル部のスタートキー操作により前記親展画像データを前記プリンタ部にプリントさせる請求項2記載の画像形成装置。
  8. 前記コントローラ部は、前記操作パネル部のテンキーをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定したあと、該テンキーによるパスワード入力なしで操作パネル部のスタートキー操作があっても前記親展画像データの前記プリンタ部にによるプリントを許可しない請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記操作パネル部は前記モード選択キーとして少なくとも前記コピーキーを備えており、
    前記コントローラ部は、画像形成装置がスリープ状態にあって該操作パネル部のディスプレイ部が消灯している状態で、前記コピーキーにてコピーモードが選択されると該ディスプレイ部を消灯したままでスリープ状態を解除し、前記認証装置においてユーザー認証があり、前記スキャナ部において原稿セットがあり、前記操作パネル部のスタートキーが操作されると前記スキャナ部に該原稿画像を読み取らせ、地紋セキュリティが設定されていない原稿画像については、前記プリンタ部に該読み取られた原稿の画像データに基づいてデフオルト設定のもとにプリントさせ、地紋セキュリティが設定されている原稿画像については、前記スキャナ部が該地紋セキュリティを検出すると、前記操作パネル部のテンキーをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定し、該テンキーによるパスワード入力があると、その後の操作パネル部のスタートキー操作により、前記原稿画像データを前記プリンタ部にプリントさせる請求項2記載の画像形成装置。
  10. 前記コントローラ部は、前記地紋セキュリティのある原稿画像については、前記操作パネル部のテンキーをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定したあと、該テンキーによるパスワード入力なしで操作パネル部のスタートキー操作があっても該原稿画像データの前記プリンタ部によるプリントを許可しない請求項9記載の画像形成装置。
  11. 前記操作パネル部は前記モード選択キーとして少なくとも前記FAXキーを備えており、
    前記コントローラ部は、画像形成装置がスリープ状態にあって該操作パネル部のディスプレイ部が消灯しているときに前記通信インターフエース部を介して親展ファクシミリデータが受信されている状態で、前記FAXキーにて親展ファクシミリプリントモードが選択されると該ディスプレイ部を消灯したままでスリープ状態を解除し、前記認証装置においてユーザー認証されると、前記操作パネル部のテンキーをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定し、該テンキーによるパスワード入力があると、その後の操作パネル部のスタートキー操作により、前記親展ファクシミリデータを前記プリンタ部にプリントさせる請求項2記載の画像形成装置。
  12. 前記コントローラ部は、前記親展ファクシミリデータについては、前記操作パネル部のテンキーをパスワード入力キーとして使えるように切り替え設定したあと、該テンキーによるパスワード入力なしで操作パネル部のスタートキー操作があっても該親展ファクシミリデータの前記プリンタ部によるプリントを許可しない請求項11記載の画像形成装置。
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