JP2011086285A - 製品情報管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】製品購入者の負担が非常に少ないユーザフレンドリーで商品リスクを低減できる製品情報管理システムを提供する。
【解決手段】顧客の購入製品情報および顧客の氏名等を含む顧客情報を顧客情報管理データベース3DBに保存して顧客を会員として登録し管理する顧客情報管理サーバ3と、製品のマニュアル情報、製品に対するリスク情報および製品の保証情報を含む製品関連情報を保存する製品関連情報データベース6DBと、製品のオンラインショッピング手段および顧客購入製品の製品関連情報の提供要求を受け付けたときに、この顧客端末の顧客識別情報に一致する顧客の顧客情報を顧客情報管理サーバ3から検索する一方、購入製品の属性情報に一致する製品関連情報をマニュアル管理サーバ6から検索し、これら検索した製品関連情報と顧客情報を、会員ポートフォリオに表示するショップサーバ10と、顧客端末9と、を具備している。
【選択図】図1

Description

本発明は、家電製品等製品のマニュアル(取扱説明書、操作説明書)や保証書(保証期間)等の製品に関する製品情報を、製品の販売店側等で管理し、当該製品の購入者等の顧客が随時閲覧可能に構成された製品情報管理システムに関する。
従来から、家電製品等の紙のマニュアルや保証書を電子データで管理するシステムが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1記載のシステムは、利用者がインターネットのポータルサイトの検索エンジンにより所要の製品のマニュアル情報をメーカーのホームページから予め検索し、ブックマーク機能(お気に入り登録)を利用して保存し管理するものである。
したがって、このシステムによれば、所要のマニュアル情報を予めブックマークしているので、最初からポータルサイトを呼び出し、検索エンジンにより所要の製品のマニュアル情報をメーカーのホームページから検索する場合よりも、これらのステップを省略できる分、検索時間を短縮できる。
また、特許文献2記載のシステムは、消費者が製品を購入した時に、製品の保証書と取扱説明書(マニュアル)のデータベースの個人専用のアカウント上で当該購入商品のマニュアルや保証書を登録することにより、当該製品の保証書やマニュアルにアクセスできるようにしたものである。
特開2008−71327号公報 特開2007−18467号公報
しかしながら、特許文献1記載のシステムでは、利用者が予め所要製品のマニュアルをポータルサイトの検索エンジンによりメーカーの膨大な量のホームページから検索し、ブックマークして置かねばならず、マニュアルの検索やブックマーク操作自体が繁雑であるうえに、これら作業に長い時間がかかる。
また、引用文献2記載のシステムでは、保証書とマニュアルのデータベースの個人専用のアカウント上で、消費者自身が購入商品のマニュアルや保証書を登録し管理しなくてはならず、消費者(製品購入者)にとって極めて繁雑であるという課題がある。
すなわち、消費者は、商品購入後に携帯端末からJANコードとアクセスURLを格納したQRコードを読み込み送信する。この送信後、予め設定した販売店コードをバーコード入力し送信する。データベースにおいて携帯番号で個人設定、JANコードで機種特定、販売店コードで販売店特定、アクセス日時特定をそれぞれ行い、商品保証書を登録することが必要であり、極めて繁雑である。
そして、購入時期がまちまちな製品添付の保証書を、複数の製品に渡り何年もの間、顧客が独自で管理するのは、非常に煩雑で大変な作業である。
また、製品に対する事故情報やリコール情報は、新聞やテレビ、インターネット等における報道や製造メーカーによる社告でのみで知ることができる情報であるため、製品のユーザがそのタイミングを逸すれば、その製品リスクを知るすべが無い。
また、近年、製品の経年劣化による事故増大から、長期使用製品安全点検・表示制度が制定され、それらに該当する製品が政府機関より特定されるようになった。経年劣化によるリスクは年々高まるものと推測され、特定される製品も多義に渡るものと想定される。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、製品を購入した顧客の負担が非常に少ないユーザフレンドリーで商品のリスクを低減できる製品情報管理システムを提供することにある。
請求項1に係る発明は、顧客が購入した製品の品名、その属性を示す品番等の属性情報、購入日、購入製品情報および顧客の氏名、顧客毎に発行された顧客識別情報を含む顧客情報を顧客情報管理データベースに保存して顧客を会員として登録し、その保存情報を管理する顧客情報管理サーバと、製品のマニュアル情報および初期保証期間を含む製品の保証に関する保証情報を含む製品関連情報を保存する製品関連情報データベースと、この製品関連情報データベースの保存情報を管理するマニュアル管理サーバと、複数の製品をショップページに表示し、これら製品をオンラインにより販売するオンラインショッピング手段および顧客により購入された製品の前記製品関連情報の提供要求を受け付けたときに、この顧客端末の顧客識別情報に一致する顧客の前記顧客情報を前記顧客情報管理サーバから検索する一方、前記購入製品の属性情報に一致する前記製品関連情報をマニュアル管理サーバから検索し、これら検索した製品関連情報と顧客情報を、顧客毎に作成した顧客専用ページに表示する顧客専用ページ表示手段を有するショップサーバと、このショップサーバの前記ショップページを介して製品を購入する製品購入手段、前記購入製品の関連情報の提供を要求する購入製品関連情報要求手段および前記顧客専用ページを閲覧する閲覧手段を有する顧客端末と、を具備していることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、前記マニュアル管理サーバに、前記製品マニュアル情報および初期保証期間を含む製品の保証に関する保証情報を含む製品関連情報を提供するマニュアル情報提供サーバを具備していることを特徴とする。
ここで、製品関連情報には、前記製品マニュアルおよび保証情報の外に、前記顧客購入商品がリコールの対象であるとするリコール情報、顧客購入製品が危険な長期使用製品安全点検対象であると表示する長期使用製品危険表示情報および顧客購入製品と同種の製品に事故が発生したことを示す製品事故情報を含むリスク情報、顧客購入製品をリサイクルに出したときの価格等リサイクルに関するリサイクル情報および製品の修理や消耗品の購入先等の保守情報等がある。
請求項3に係る発明は、前記顧客購入商品がリコールの対象であるとするリコール情報、顧客購入製品が危険な長期使用製品安全点検対象であると表示する長期使用製品危険表示情報および顧客購入製品と同種の製品に事故が発生したことを示す製品事故情報を含むリスク情報、顧客購入製品をリサイクルに出したときの価格等リサイクルに関するリサイクル情報および製品の修理や消耗品の購入先等の保守情報の少なくとも一つを、前記マニュアル管理サーバに与えるリスク情報等提供サーバ、を具備していることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、前記購入製品の初期保証期間の延長を保証する保証期間延長契約を顧客が契約し加入したことを示す延長保証期間情報を当該顧客に関する顧客情報と共に、延長保証期間情報管理データベースに入力し保存させて登録する延長保証期間情報管理サーバを具備していることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、前記顧客情報管理サーバは、紙媒体に記録された前記顧客情報や購入製品情報等入力すべき入力情報をスキャンして入力するスキャナを有する顧客情報管理端末を、具備していることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、前記顧客情報管理サーバは、前記顧客の会員登録時に、その顧客を識別する本人識別情報を顧客に発行し、会員テーブルに記録する本人識別情報発行手段と、顧客のメールアドレスを前記会員テーブルに記録するメールアドレス記録手段と、
を具備していることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、前記顧客情報管理サーバは、前記保証書の初期保証期間の終期を、製品の購入日と製品ごとの初期保証期間から算出し、その保証期間の終期を、その所定期間前に、前記顧客端末に送信する保証期間通知手段を、具備していることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、前記顧客情報管理サーバは、前記保証情報の延長保証期間の終期を、前記初期保証期間の終期と保証延長期間とから算出し、その延長保証期間の終期を、その所定期間前に、当該顧客の前記顧客端末に送信する延長保証期間通知手段を、具備していることを特徴とする。
請求項9に係る発明は、前記顧客情報管理サーバは、前記長期使用製品安全点検対象製品の点検時期を、その所定の点検時期前に、当該顧客の前記顧客端末に送信する点検時期通知手段を、具備していることを特徴とする。
請求項10に係る発明は、前記ショップサーバは、前記顧客端末により前記ショップページがログインされた場合に、この顧客の本人識別情報により本人であることを認証したときに、そのログインを許可する本人認証手段を、具備していることを特徴とする。
請求項11に係る発明は、前記ショップサーバは、前記顧客端末からの会員登録を受け付ける会員登録受付手段と、この会員登録受付手段により入力された登録に必要な会員情報を前記顧客情報管理サーバに転送して会員登録させる会員登録手段を有することを特徴とする。
請求項12に係る発明は、前記マニュアル管理サーバは、顧客の購入製品をリコールの対象とするリコール情報の有無を前記製品関連情報に記録するリコール情報記録手段を、具備していることを特徴とする。
請求項13に係る発明は、前記マニュアル情報提供サーバは、前記マニュアル管理サーバからの製品マニュアルと初期保証期間を含む製品関連情報提供要求により指定された品番の製品関連情報をこのマニュアル管理サーバで更新する製品マニュアル情報更新手段、を具備していることを特徴とする。
請求項14に係る発明は、前記リスク情報提供サーバは、前記マニュアル管理サーバからのリスク情報提供要求により指定された品番のリスク情報をこのマニュアル管理サーバで更新するリスク情報更新手段、を具備していることを特徴とする。
請求項15に係る発明は、顧客が購入した薬剤の品名、その属性を示す品番等の属性情報、購入日、購入薬剤について処方された処方箋の内容を示す処方箋情報および顧客の氏名、顧客毎に発行された顧客識別情報を含む顧客情報を顧客情報管理データベースに保存して顧客を会員として登録し、その保存情報を管理する顧客情報管理サーバと、前記処方箋情報および薬剤メーカから提供される薬剤に関する薬剤メーカ情報を製品関連情報として保存する製品関連情報データベースと、この製品関連情報データベースの保存情報を管理するマニュアル管理サーバと、顧客により購入された薬剤の前期処方箋情報および前記製品関連情報の提供要求を受け付けたときに、この顧客端末の顧客識別情報に一致する顧客の前記顧客情報を前記顧客情報管理サーバから検索する一方、前記購入薬剤の属性情報に一致する前記処方箋情報および前記製品関連情報をマニュアル管理サーバから検索し、これら検索した処方箋情報および製品関連情報と顧客情報を、顧客毎に作成した顧客専用ページに表示する顧客専用ページ表示手段を有するショップサーバと、前記購入薬剤処方箋情報と製品関連情報の提供を前記ショップサーバに要求する購入製品関連情報要求手段および前記顧客専用ページを閲覧する閲覧手段を有する顧客端末と、を具備していることを特徴とする。
本発明によれば、顧客が実際の店舗やオンラインで購入した製品の製品情報、その製品情報に関連付けられたマニュアル情報および顧客情報は、会員登録用端末装置により顧客情報管理用データベースに入力されることにより、顧客が会員として自動的に登録される。また、顧客が購入した購入製品情報、その購入製品のマニュアル情報や保証期間情報等を表示するショップサーバの顧客専用ページを顧客は顧客端末により随時閲覧することができる。
本発明の全体構成を示す模式図。 図1で示す顧客情報管理端末装置のハードウエア構成を示す構成図。 図1で示す顧客情報管理サーバの機能ブロック図。 図1で示す顧客情報管理端末装置と、顧客情報管理サーバにより顧客購入製品情報と顧客情報を登録する方法の一例を示す模式図。 図3で示す会員テーブル作成登録部により作成される会員テーブルの一例の一部を切欠いて示す図。 図3で示すマニュアル管理サーバにより作成されるマニュアルテーブルの一例の一部を切欠いて示す図。 図3で示すマニュアル管理サーバにより作成される会員ポートフォリオの一例を示す図。 ショップサーバによりポートフォリオを表示する場合の作用を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。これら複数の添付図面中、同一または相当部分には同一符号を付している。
図1は本発明の一実施形態に係る製品情報管理システム1の全体構成を示す模式図である。この図1に示すように製品情報管理システム1は、顧客情報管理端末(装置)2を有する顧客情報管理サーバ3と、ショップサーバ10を具備している。顧客情報管理サーバ3とショップサーバ10は、例えば家電製品等製品の販売店等により管理運営され、インターネット4に接続されている。また、インターネット4には、マニュアル管理端末装置5を備えたマニュアル管理サーバ6、家電製品等製品の複数のメーカー等が管理運営する複数のマニュアル情報提供サーバの一例であって、データベース7DBと管理用端末7Tをそれぞれ具備したマニュアル提供サーバ7a〜7n、データベース8DBと管理用端末8Tを具備した政府系公的機関等が管理運営するリスク情報等提供サーバ8、複数の顧客の顧客端末9,9,…、延長保証期間情報管理サーバ11がそれぞれ接続されている。延長保証期間管理サーバ11は、その延長保証期間情報管理データベース11DBと延長保証期間情報管理用端末11Tを具備している。これら管理用端末7T,8T,10T,11Tはキーボードやスキャナ等の入力装置aとモニターやプリンタ等の出力装置bを備えている。
図2に示すように、顧客情報管理端末装置2のハードウエア構成は、一般的なパーソナルコンピュータとほぼ同様な構成であり、CPU2a、このCPU2aの作業領域として使用されるRAM等のメモリ2b、ハードディスク2c、マウス2dやキーボード2e、スキャナ2f等の入力装置、モニタ2gや図示しないプリンタ等の出力装置を、バス2hによりこれらのデータを双方向で授受可能に接続している。
ハードディスク2cには、コンピュータとしての基本的な機能を実現するためのOS(Operating System)と、このOSにより駆動されるアプリケーションプログラムとしての会員登録用入出力プログラム2caと販売管理プログラム2cbが記録されている。
会員登録用入出力プログラム2caは、例えば家電製品等製品を購入した顧客、または、当該購入製品の保証期間の延長を販売店または延長保証会社と契約した顧客を、当該製品の販売店(または販売会社)、あるいは延長保証会社の会員として登録するために必要な顧客情報や購入製品情報を入出力するためのプログラムである。この会員登録用入出力プログラム2caはCPU2aにより実行されることにより、顧客情報と購入製品情報、または延長保証情報等会員登録に必要な情報を入力する入力手段として機能するソフトウエアである。
販売管理プログラム2cbは、製品の販売管理のために顧客情報と購入製品情報とを対応させて顧客毎に購入された購入製品情報を顧客情報管理サーバ3により顧客情報管理データベース3DBに記録して登録するものであり、顧客情報と購入製品情報の入力登録手段である点で会員登録用入出力プログラム2caと一部重複するが、主に購入製品情報を入力し登録する。
図4は、この会員登録方法の一例を示す模式図であり、上記会員登録用入出力プログラム2caと、既存の販売管理プログラム2cbとの両者により会員を新規登録する方法を示している。
販売管理プログラム2cbは会員登録用入出力プログラム2caと同様に、ハードディスク2cに記録されており、例えば販売店の店舗や後述するショップサーバ10のショップページ(画面)のネット(オンライン)ショッピングで購入された製品の購入日、品名や品番、購入日から起算される基本(初期)の保証期間の保証情報等を含む購入製品に関する情報、すなわち購入製品情報を、顧客の氏名やメールアドレス、住所等顧客に関する情報、すなわち顧客情報に関連付けて入力させ、各顧客毎に購入された製品の購入製品情報を購入毎に時系列に追加記録し、顧客情報管理サーバ3に与えて顧客情報管理データベース3DBに記録し登録する。また、販売管理プログラム2cbは、この購入製品情報の登録の際に、購入製品の購入金額等所定のルールに従って恩典ポイント(以下ポイントという)を付与し、製品の購入毎にポイントを加算し累積表示する。
一方、会員登録用入出力プログラム2caは、販売管理プログラム2cbと同様に販売店の店舗やWebサイトのネットショッピングで購入した製品を、製品を購入した顧客の氏名やメールアドレス、住所等の顧客情報と関連付けて入力させ、顧客情報管理サーバ3により顧客情報管理データベース3DBに記録し登録する。
すなわち、会員登録用入出力プログラム2caを起動させると、図4で示す新規会員登録画面S1が顧客情報管理端末装置2のモニタ2gに表示される。新規会員登録画面S1には、例えば顧客の氏名、住所、電話番号、メールアドレス等の顧客情報を入力させるボックスが表示される。
そこで、オペレータがキーボード2eの入力操作によりこれら入力ボックスに顧客情報を入力し、登録ボタンをクリックする。すると、次に、この顧客に付与した本人識別情報の一例であるユーザ・IDと顧客が指定したパスワードを付記した会員情報発行画面S2が会員登録画面として表示される。そこで、この会員登録画面S2を確認した後、完了ボタンをクリックすると、これら顧客情報が顧客情報管理サーバ3に与えられ、顧客情報管理データベース3DBに記録され、この顧客が会員として登録される。また、この会員情報発行画面(会員登録画面)S2はユーザアカウント情報として顧客情報管理サーバ3により、後述する顧客端末9へ配信される。
また、このような顧客の新規登録は、顧客が記入した紙媒体の新規会員登録申込書Pをスキャナ2fにより読み込むことにより、顧客情報と購入製品情報等会員登録に必要な情報を入力することができる。この会員の新規登録後は、顧客の製品購入毎に、当該顧客の欄に購入製品の購入製品情報を顧客情報管理端末装置2により入力することにより、会員テーブル3a1に順次時系列で累積記録される。
なお、上記顧客の会員登録方法では、顧客情報管理端末装置2に、会員登録用入出力プログラム2caと販売管理プログラム2cbの両者をインストールした場合について説明した。この場合は、例えば家電製品の量販店等では、既に販売管理プログラム2cbをインストールしてあることが多いが、この販売管理プログラム2cbを利用して顧客を新規登録するために、会員登録用入出力プログラム2caを別途インストールするように構成した。しかし、これら両プログラム2ca,2cbは、顧客情報と製品情報を入力し、顧客情報管理データベース3DBに記録して顧客を会員として登録する手段を共に具備し重複している部分もあるので、この重複部分のステップを1つの処理プログラムに統合してもよい。
また、上記顧客の新規登録は実際の店舗または後述するオンライン(ネット)ショッピングを介して顧客が会員登録を申請した場合には、顧客が製品を購入しない場合でも行うことができる。この場合は顧客情報のみが登録され、購入製品情報は登録されず、購入製品情報を記録する部分は空白のままとなる。しかし、この購入製品情報は顧客が製品を購入した後に、当該顧客の会員テーブル3a1に記録・登録される。
そして、販売店では、顧客の製品購入時等において、製品について予めメーカ等により設定されている初期(基本)保証期間を、延長させる保証期間延長契約の申込みを受け付けている。保証期間延長契約は、製品購入時に品質保証される初期(基本)期間の延長を認める契約であり、顧客の製品購入時、または製品購入後、顧客からの初期保証期間の延長申込みを、延長保証会社(または信用保証会社、以下同様)が所定の保証料の支払いを条件として受諾する契約である。顧客情報管理サーバ3は、この保証期間の延長申込みを受け付ける延長受付手段を具備している。延長期間は、延長保証会社により予め製品毎に設定されている複数の延長期間を、顧客に選択させることにより設定される。
この顧客情報管理サーバ3の延長受付手段は、顧客情報管理端末2により選択された延長期間を含む保証期間延長申込み情報が顧客情報管理端末2に入力されたときに、その申込者である顧客の顧客情報を、延長保証期間情報と共に、インターネット4を介して、信用保証会社が管理運営する延長保証期間情報管理サーバ11に転送する。
延長保証期間情報管理サーバ11は、この延長申込み情報と顧客情報とを受信すると、これら情報を予め設定されている契約条件に照合し、受諾するか否か判断し、その判断結果を上記顧客情報管理サーバ3に返送する。延長保証期間情報管理サーバ11は、この延長保証契約の締結者については、その延長情報と顧客情報を、延長保証期間情報管理データベース11DBに記録して会員として登録し、顧客情報管理サーバ3に返送する。顧客情報管理サーバ3では、この延長保証期間情報を延長保証期間情報管理データベース11DBに記録し、延長保証期間を顧客毎の会員テーブル3a1に記録する。
なお、延長保証期間契約の申込みは、その紙の申込み書が販売店からファックスや郵便等により延長保証契約を締結する延長保証会社へ送信される場合がある。この場合、この申込み書の顧客氏名等の顧客情報と延長期間を含む延長保証期間情報は、延長保証会社の延長保証期間情報管理用端末11Tから入力され、延長保証期間情報管理サーバ11により延長保証期間情報管理データベース11DBに登録される。この延長保証期間情報の入力後は上記顧客情報管理サーバ3による処理手順と同様の手順により処理される。
そして、顧客情報管理サーバ3は、上記初期保証期間の終期を、製品購入日と、初期保証期間とに基づいて算出する手段、この初期保証期間の終期と延長保証期間とに基づいて延長保証期間の終期を算出する手段、これら初期,延長保証期間の終期を、その所定期間(例えば1ヶ月)前に、当該顧客の顧客端末9にメール送信で通知する保証期間通知手段およびこれら初期,延長保証期間とその通知日等を顧客データベース3DBに登録する手段を具備している。また、顧客情報管理サーバ3は、後述する長期使用製品安全点検対象製品の点検時期を、その所定の点検時期前に、当該顧客の前記顧客端末9に送信する点検時期通知手段を、具備している。
ショップサーバ10は、オンラインショッピングを運営管理するために必要な一般的なオンラインショッピング手段と、顧客端末9,9,…により製品を購入しない顧客の会員登録を登録受付手段により受け付け、その登録を行う機能と、後述する会員テーブル3a1やマニュアルデータテーブル6a1、会員ポートフォリオ10b1をダイナミック表示する機能と、製品の購入日と基本(または延長)の保証期間から製品の保証期間の実質保証期間を演算し、会員ポートフォリオ10b1に記録する機能と、を具備している。ショップサーバ10はこれら機能を実現するための各種処理プログラムや所要のデータおよび会員ポートフォリオ10b1を保存するショップデータベース10DBと、これらデータベース10DBの保存情報を更新する等の管理をするためのショップ管理端末10Tを具備している。
一般的なオンラインショッピング手段は、(1)ショップ構築機能、(2)運営業務管理機能、(3)課金・決済機能、(4)物流機能を有する。
(1)ショップ構築機能としては、インターネット4に接続した顧客端末9,9,…がホームページとしてみるバーチャルショップの画面、例えば製品掲示画面、注文画面を構築する機能や日常の更新機能がある。また、ハッカー対策などのセキュリティ機能も必要であり、会員の認証システムを具備している。
さらに、商品一覧・カテゴリー・製品番号・金額などから製品を検索することができる製品検索画面(機能)、注文画面、配送先設定画面、のし・メッセージの有無や包装紙の模様及びリボンの色・形状などを選択することができるギフト対応画面等も具備している。
このようにして構築されたショップ画面(Webページ)は、製品情報としてショップデータベース10DBに蓄積される。
(2)運営業務管理機能としては、製品販売事業者にとって必要な運営業務管理メニューをブラウザでのインターネット経由アクセスにより提供する機能である。具体的な提供機能としては、a)受注(販売)内容を記憶し、受注変更や取り消し、受注帳票の出力及び在庫状況管理などを行うことのできる受注管理(受注照会)機能、b)受注した製品の集荷から配送完了までの照会や追跡、返品情報などを管理する出荷管理機能、c)売り上げ金額を記憶しておき、当日の売り上げ金額や期間指定の売り上げ金額などの照会、データ出力等を行う売上げ管理機能、d)口座への入金を確認して売上げに対する入金・未入金の確認や入金追跡等を行う入金管理機能、e)会員登録された顧客のデータベースを独自の会員識別番号を付して、プライバシーの侵害などに配慮した情報のみを提供することで会員顧客照会等を行う顧客管理機能等があり、さらにGUIを操作することにより、必要な項目の運営管理を行える機能などがある。
(3)課金・決済機能としては、郵便振替や宅配業者のサービスとしての商品代引きサービスを使用する機能と、高セキュリティを施したクレジットカード、デビットカード、コンビニ店頭収納、製品代引きなどの決済代行機能を提供することで、郵便振替以外の決済方法も提供可能にする。
(4)物流機能としては、宅配業者を呼んで受注した製品を集荷させ、顧客の指定する住所に配送させることになる。例えば、製品の受注があると自動的に在庫確認が行われ、在庫がある場合には宅配業者が集荷に来て、顧客の配送先まで配送する。配送伝票も自動出力される。さらに、コンビニエンスストアへの留め置きなども宅配業者に依頼する。
そして、図3に示すように顧客情報管理サーバ3は、会員テーブル作成部3a、通信部3b、会員データベース管理部3cを具備している。すなわち、顧客情報管理サーバ3は、そのハードウエア構成が周知のWWWサーバにより構成され、図示しないROMとRAMを有するメモリと、このメモリを作業領域と記録領域として使用するCPUを具備しており、上記会員テーブル作成部3a、通信部3bおよび会員データベース管理部3cの機能を実現するための処理プログラムをそれぞれメモリに記録し、これら処理プログラムをCPUが実行することにより、これら機能を実行するように構成されている。
会員テーブル作成部3aは、顧客情報管理端末装置2により顧客情報と購入製品情報が入力されたとき、または顧客情報のみが登録されたときに、これら情報を記録した、図5で示す会員テーブル3a1を自動生成する。この会員テーブル3a1は顧客、すなわち会員の氏名、そのメールアドレス、本人識別情報の一例である顧客IDとパスワードPW、顧客が販売店の店舗またはネットショッピングで購入した製品の名前(製品名)、その製品の品番、その製品の購入日、その保証期間延長契約の有無、その延長保証期間、ポイント等が記録される。
品番は、購入製品のマニュアル(取扱説明書)と顧客(会員)とを関連付けるための関連付け情報(属性情報)の一例であって、購入製品を品名や型式等を特定し得る製品情報であれば、品番以外の製品固有の識別コードでもよい。
ポイントは、販売管理プログラム2cbにより製品の購入時等に所定のルールに従って顧客毎に算出されて付与される恩典ないしサービスであって、製品価格の割引や景品の提供等に使用される。
このポイントや購入製品名、その品番、購入日は会員の製品購入毎に、同一会員欄に追加して累積記録される。製品の購入履歴が認識し易いように購入日等を時系列で記録してもよい。
そして、この会員テーブル3a1の作成後は、この会員テーブル3a1が会員データベース管理部3cにより顧客情報管理データベース3DBに記録され、その記録・読出し等が管理される。また、この会員テーブル3a1に基づいて、ショップサーバ10のWebページ生成部によりポートフォリオ10b1が自動生成されるので、このポートフォリオ10b1を顧客端末9,9,…のHTMLブラウザにより随時閲覧することができる。
また、この会員テーブル3a1は、その作成・登録後、通信部3bにより、当該顧客端末9のメールアドレスにメール送信され、顧客のIDとパスワードが通知される。
そして、マニュアル管理サーバ6は、そのハードウエア構成が周知のWWWサーバよりなり、図6で示す製品毎のマニュアルテーブル6a1を作成するマニュアルテーブル作成部とマニュアル管理データベース管理部を有し、このマニュアルテーブル6a1を保存するマニュアル管理データベース6DBを具備している。
マニュアルテーブル作成部は、会員テーブル3a1中の製品と製品マニュアルとを関連付ける関連情報の一例である品番(製品の属性情報)に基づいて、その品番が一致する製品マニュアルのアドレス情報や製品保証期間情報等を、マニュアル管理データベース6DBから検出してマニュアルテーブル6a1に基づいてポートフォリオ10b1を作成する。
すなわち、マニュアル管理データベース6DBには、実際の店舗またネットショップで販売しているほぼ全商品の製品マニュアルや製品の保証期間等を含む製品関連情報が予め保存してある。その保存方法としては、例えば販売店のほぼ全製品の各メーカーから提供された当該製品のマニュアル等の製品関連情報を電子的に記録したDVD等の記録媒体を、マニュアル管理端末5により読み込み、マニュアル管理サーバ6を介してマニュアル管理データベース6DBに予め保存する方法がある。その保存情報としては、マニュアル情報自体や保証期間自体でもよい。または、マニュアル情報自体や保証期間自体ではなく、メーカサーバ7a〜7nのデータベース7DB,7DB,…に保存されているマニュアル情報自体や保証期間自体を、例えばpdfファイル等により記録保存した所在(アドレス)を示すリンク先のURLのみでもよい。
あるいは、メーカサーバ7a〜7nの管理用端末7T,7T,…側からマニュアル管理端末5の管理画面にログインし、マニュアル情報や保証情報のリンク先としてメーカサーバ7a〜7nのマニュアル情報や保証情報のURL(pdfファイルのアドレス)を指定したり、初期保証期間を入力してもよい。なお、メーカ管理用端末7T,7T,7Tの図示しないスキャナにより、各メーカの各製品について、紙に記録されたマニュアル情報、保証期間情報を読み込み、各メーカサーバ7a〜7nの各データベース7DB,7DB,7DB,…に登録し保存させてもよい。
さらに、マニュアル管理サーバ6から必要とする製品の品番等を、顧客の製品購入の都度、メーカサーバ7a〜7nに通知し、その品番に一致した製品マニュアル情報や保証情報自体またはそのpdfファイルのURL等を、これらメーカサーバ7a〜7nから受信し、マニュアル管理データベース6DBに保存させてもよい。メーカサーバ7a〜7nは、顧客が購入した種々の製品を製造販売するメーカーがそれぞれ運営管理するサーバであり、メーカー毎に有する。また、メーカサーバ7a〜7nは、当該メーカーが製造販売した自社製品について保有する事故情報やリコール情報をリスク情報等提供サーバ8へ与えるが、マニュアル管理サーバ6に直接提供してもよい。リスク情報等提供用サーバ8は、その管理用端末8Tにより、製品のリコール情報およびその有無、長期使用製品安全点検・表示制度の点検情報、危険表示およびその有無,事故情報およびその有無等のリスク情報を入力すると、これらリスク情報をマニュアル管理サーバ6に与える。さらに、これらリスク情報はマニュアル管理サーバ6によりマニュアル管理データベース6DBに保存してある。
また、マニュアル管理端末装置5は、ハードウエア構成が周知のパーソナルコンピュータよりなり、キーボード5aや図示しないマウス、スキャナ等の入力装置、モニタ5bや図示しないプリンタ等の出力装置を具備しており、マニュアル管理サーバ6により作成されたマニュアルテーブル6a1やメーカサーバ7a〜7nからダウンロードしたマニュアル情報や保証情報と共に、リスク情報等提供用サーバ8から読み出したリコール情報、事故情報、長期使用製品安全点検・表示制度の点検情報、製品の修理や消耗品の購入先等の保守情報、リサイクル情報および危険表示情報をマニュアル管理データベース6DBから適宜読み出し閲覧することができる。
図6はマニュアルテーブル6a1の一例の一部を示しており、顧客が購入した製品の名前(製品名)、その品番、この製品のマニュアルの電子データのURL等の保存先(リンク先)を示すと共に、製品マニュアル情報や保証情報とリンクされたファイル名と共に、この製品に対するリコール情報およびその有無、顧客が購入した製品と同種製品についての事故情報およびその有無、長期使用製品安全点検・表示制度の対象製品であって、保守点検が要求されているか否かのフラグを立てるチェックボックスが製品毎に記録されている。長期使用製品安全点検・表示制度は、長期間の使用に伴い生ずる劣化(経年劣化)により安全上支障が生じ、特に重大な危害を及ぼすおそれの多い9品目(例えば屋内式ガス瞬間湯沸器(都市ガス用、LPガス用)、屋内式ガスふろがま(都市ガス用、LPガス用)や、扇風機、エアコン、換気扇、洗濯機、ブラウン管テレビ等)について、その製造又は輸入事業者に加えて、小売販売事業者、不動産販売事業者、建築事業者、ガス・電気・石油供給事業者などの事業者、さらには消費者等、それぞれが適切に役割を果たして経年劣化による事故を防止するための制度であり、所要の条件下で保守点検と危険表示(ラベル表示)が要求される。この保守点検/危険表示(ラベル表示)情報、製品事故情報およびリコール情報は所轄の公的機関が管理運営するWWWサーバであるリスク情報等提供データベース8DBにより記録保存され、その記録、保存や入出力はリスク情報等提供サーバ8により管理される。
図7はショップサーバ10の会員ポートフォリオ作成部により会員(顧客)毎に作成される会員ポートフォリオ10b1の一例の一部を示している。図7に示すように会員ポートフォリオ10b1は、会員毎のページを、例えば会員(顧客)専用のmyページとして、会員が購入した製品の製品名、購入日、初期保証期間および延長保証期間、これら保証期間の始期と終期、その製品のマニュアルのリンク先のファイル名、リコール対象製品か否か、そのリコール情報を補足する補足情報のリンク先のURL、長期使用製品の安全法により規定された長期使用製品安全点検・表示制度の対象製品であるか否か、その点検要求の有無、そのメンテナンス情報のリンク先のURL長期使用製品の使用寿命の期間およびこの使用寿命期間を経過したときの警告等の危険表示(ラベル表示)、顧客購入製品が事故のあった製品と同種の製品であるか否か、メーカー側からのリコール情報およびその有無の各々のフラグが立てられるチェックボックスが記録・表示される。これら会員ポートフォリオ10b1は、ショップデータベース10DBに保存、蓄積され、その読込みと読出しがショップサーバ10により管理される。
顧客端末9,9,…は、ハードウエア構成が上記顧客情報管理端末装置2と同様に周知のパーソナルコンピュータよりなり、キーボード9aや図示しないマウス等の入力装置と、モニタ9bや図示しないプリンタ等の出力装置を具備し、Webサイトの閲覧手段であるHTMLブラウザをインストールしてある。
したがって、顧客端末9からショップサーバ10の会員登録ページ(画面)にログインして、会員登録を申し込み、メールアドレスやパスワード等会員登録に必要な顧客情報を入力すると、その顧客情報が顧客情報管理サーバ3に転送される。
顧客情報管理サーバ3は、この顧客情報を顧客情報管理データベース3DBに登録、保存して顧客を会員として登録し、顧客識別情報IDを発行し、パスワードと共に、当該顧客端末9に送信して会員登録が完了したことを通知する。
このようなショップサーバ10による会員登録、または顧客情報管理端末装置2による会員登録が行われると、ショップサーバ10のポートフォリオ作成部はポートフォリオ10b1のフレーム(枠)のみを顧客専用ページ(myページ)として作成し、ショップデータベース10DBに登録、保存される。この段階のフレームには、顧客の氏名のみが表示され、購入製品情報やリスク情報等は表示されず、これらの表示欄は空白である。
次に、ショップサーバ10のショップページ(画面)に、顧客端末9がログインし、所要の製品が購入されると、その製品を顧客に配送する配送業務と、その製品の課金・決済業務が実行される。
また、ショップサーバ10はこの購入した顧客の顧客情報と購入製品情報を顧客情報管理サーバ3に転送する。顧客情報管理サーバ3はこれら顧客情報を購入製品情報により会員テーブル3a1を作成し、または更新する。
そして、図8に示すように顧客が購入した製品のマニュアル等を閲覧する場合は、まず、(1)顧客端末9からショップサーバ10のポートフォリオ閲覧ページに顧客のIDとパスワードを入力することでログインする。
(2)次に、ショップサーバ10は、この顧客IDとパスワードにより特定される顧客の製品の延長保証期間を含む顧客情報と製品関連情報の検索を顧客情報管理サーバ3に要求する。
(3)顧客情報管理サーバ3は、この顧客IDから当該顧客の顧客情報を検索し、マニュアル管理サーバ6に与える。
(4)マニュアル管理サーバ6はこの受けた顧客情報から品番情報に関連付けられたマニュアル情報と初期保証期間を含む製品関連情報をマニュアル管理データベース6DBから検索し、ショップサーバ10に渡す。
(5)ショップサーバ10は、こうして入力された購入製品情報と顧客情報、製品マニュアル情報と初期保証期間、リスク情報等を含む製品関連情報を当該顧客のポートフォリオ10b1に貼り付けてダイナミック表示する。
このために、当該顧客専用のポートフォリオ10b1が顧客端末9のモニタ9bに表示される。これにより、顧客は購入した製品のマニュアル情報と、初期または延長の保証期間を含む上記製品関連情報を随時閲覧することができる。
したがって、この製品情報管理システム1によれば、まず、顧客情報管理端末装置2のキーボード2e等の入力装置により、顧客の顧客情報と、この顧客が実際の店舗により購入した製品に関する購入製品情報を入力することにより、会員登録用入出力プログラム2caにより顧客を会員として自動的に登録できると共に、販売管理プログラム2cbにより製品情報が登録される。
また、このために、顧客情報管理サーバ3の会員テーブル作成部3aにより図5で示す会員テーブル3a1を自動的に生成できる。
そして、顧客端末9は、ショップサーバ10のポートフォリオ閲覧ページで会員ポートフォリオ10b1を随時閲覧できる。すなわち、顧客端末9は必要なときに、購入した製品のマニュアルを随時閲覧できるので、紙のマニュアルを購入製品毎に保管する必要がない。しかも、会員テーブル3a1とマニュアルテーブル6a1は製品の品番により関連付けられているので、顧客が購入した製品のマニュアルをマニュアルテーブル6a1の所望の製品名のファイル名上をクリックすることにより、当該製品のマニュアル情報を顧客端末9のモニタに表示させ、または図示しないプリンタにより印刷することができる。
そして、顧客が購入した製品の初期の保証期間と延長期間の終了を顧客端末9に事前にメール送信し通知することができる。
また、製品情報管理システム1によれば、顧客端末9によりリコール情報、事故情報、長期使用製品安全点検・表示制度に該当する製品の点検情報、危険表示情報を閲覧できるので、製品の安全性を確認することができる。また、会員ポートフォリオ10b1には、購入製品の保守(修理)情報、製品の下取り価格、中古買取情報等のリサイクルに関するリサイクル情報等も表示されるので、製品購入者が自己専用の会員ポートフォリオ10b1から、それらのリサイクル情報を参照できる。
なお、製品の品質保証書については、その紙の保証書を顧客情報管理端末装置2のスキャナ2fのスキャニングにより、イメージデータとして顧客情報管理データベース3DBに登録してもよく、保証期間をキーボード2eにより入力するように構成してもよく、いずれでもよい。また、顧客情報管理サーバ3と、マニュアル管理サーバ6およびショップサーバ10は、社内LANにより接続され、家電量販店等の店舗等に設置されてもよい。
さらにまた、顧客情報管理サーバ3と、マニュアル管理サーバ6およびショップサーバ10は、これらを統合した1台のサーバで実現してもよい。また、これらの複数サーバ3,6,10を社内LANで構築する場合には、クライアントサーバシステムで構築することも可能である。さらに、メーカサーバ7a〜7nとリスク情報等提供用サーバ8はマニュアル管理サーバ6とのインタフェースを有し、それぞれの入出力端末から管理用のID、パスワードでログインしリモートによりインターネット4経由でマニュアル管理サーバ6に登録する構成でもよい。この場合には、マニュアルのPDFファイルもマニュアル管理サーバ6にFTP(File Transfer Protocol)等によりアップロードされるか、あるいは、マニュアル保存先にリンクが張られたURLが登録される。
また、前記実施形態では、前記リスク情報をリスク情報提供用サーバ8によりマニュアル管理サーバ6に与える場合について説明したが、リスク情報は前記メーカサーバ7,7,…からマニュアル管理サーバ6に与えるように構成してもよい。そして、リスク情報は、前記顧客購入商品がリコールの対象であるとするリコール情報、顧客購入製品が危険な長期使用製品安全点検対象であると表示する長期使用製品危険表示情報および顧客購入製品と同種の製品に事故が発生したことを示す製品事故情報を含むリスク情報、顧客購入製品をリサイクルに出したときの価格等リサイクルに関するリサイクル情報および製品の修理や消耗品の購入先等の保守情報等を含む。
さらに、ショップサーバ10の他に、ポートフォリオ専用のサーバを設けてもよい。これによれば、このポートフォリオサーバに顧客ID情報、製品の品番情報、同購入日付、初期または延長の保証期間情報や安全点検時期を与えることにより、実質保証期間を演算させてもよい。これは顧客が製品購入時(購入をトリガーとする)に、自動的にポートフォリオサーバにより計算させるように構成することにより、製品の実質保証期間をポートフォリオ10b1を表示する都度、計算させたときの負荷が大きくなることを低減できる。また、ショップサーバ10については、上記実施形態では、例えば家電量販店等が運営管理するインターネット通販用のショップサーバ等について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ショップサーバ10としては、ポータルサイトまたは複数のテナントが出店するバーチャルショッピングモールを運営するサイトにより運営管理されるインターネット通販用サーバでもよい。さらに、ショップサーバ10により製品の実質保証期間や安全点検時期を計算させてもよい。
そして、上記製品情報管理システムでは、顧客情報管理端末2と顧客情報管理サーバ3とを一対として、複数の販売店毎にそれぞれ設けることにより、複数対具備してもよい。また、これら複数の販売店がこれら販売店を経営する会社が相違する場合は、その会社により、購入製品とこの製品のマニュアル情報を関連付ける属性情報として品番以外の種々の属性情報を使用する場合も想定される。したがって、この場合は、属性情報として品番以外の属性情報を各会社毎の販売店で使用するように構成してもよい。
そして、この場合でも、図5で示す会員テーブル3a1と図6で示すマニュアルテーブル6a1とには品番に代わる同一の属性情報をそれぞれ記録してこれら会員テーブル3a1とマニュアルテーブル6a1とを相互に関連付けておくことが必要である。
この場合は、顧客が複数の販売店でそれぞれ購入した各製品の製品マニュアルを、これら複数の販売店の会社が相違する場合でも、顧客が顧客端末9の統合ソフトウェアへ会員番号等のIDおよびPW等を事前に登録することにより、統合ソフトウェアへのログインすることで、複数の販売店のマイページへのログインが連動して同時に行える。
ここでの統合ソフトウェアとは、販売店ごとに発行される会員番号等のIDおよびPWを事前に顧客端末9で登録管理できるもので、顧客はこの統合ソフトウェアにログインすることにより、一度に複数の販売店のマイページに同時ログインが可能となり、各販売店で購入した製品につき、図5の会員テーブル3a1の購入製品名、購入日等の情報と図6の6a1のマニュアルテーブル情報を一覧表の形式で閲覧することができる。なお、マイページにログインする場合の顧客識別情報として会員番号ではなく、顧客の保険証番号を入力させるように構成してもよい。この場合は、保険証番号が会員番号のように販売店を経営する会社毎に相違せずに一元化されているので、上記統合ソフトが不要になる。
また、上記実施形態では、製品として家電製品等の製品に適用する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば製品として薬剤を含めてもよい。すなわち、医師により処方された処方箋と薬剤の使用説明情報を、いわば製品マニュアル情報の一種としてマニュアル管理サーバ6により一元管理し、ショップサーバ10により顧客(患者)毎にまとめて提供するように構成してもよい。この場合は、上記実施形態に係る「製品」を、「薬剤」に読み替えることにより、この実施形態とほぼ同様に構成することができる。例えば、上記販売店は、医師が発行する処方箋に従って薬剤を患者に提供する調剤薬局に置換される。このために、調剤薬局には、顧客情報管理端末装置2、顧客情報管理サーバ3が設置される。
調剤薬局では顧客情報管理端末装置2と顧客情報管理サーバ3とにより、上記新規会員登録と同様に薬剤を提供した患者を新規患者として登録し、その患者名、その患者の保険証番号、薬剤名、その薬剤名コード等の情報と共に、その薬剤の用法、用量、効能、服用期限等医師により処方された処方箋の内容を示す処方箋情報を記録して、会員(患者)テーブル3a1を作成し、顧客情報管理データベース3DBに蓄積する。会員(患者)テーブル3a1には、会員のメールアドレス、ID、PW、購入された薬剤の品名、購入日、薬剤コード等の薬剤の属性情報が会員(患者)毎に記録される。
また、この会員テーブル3a1は、その作成・登録後、通信部3bにより、当該顧客端末9のメールアドレスにメール送信され、顧客のIDとパスワードが通知される。
会員のメールアドレス、保険証番号等のIDおよびPWは、ショップサーバ10において、後日、会員(患者)自身が登録してもよい。ここでショップサーバ10は、通常、厚生労働省やその外郭機関により管理されるが、都道府県等の限定したエリアごとに設けてもよい。
そして、上記メーカサーバ7a〜7nと、その管理用端末7T,7T,…は、薬剤メーカに設置され、各メーカサーバ7a〜7nには、薬剤毎にその薬剤の服用期限、副作用、複数の薬剤を飲み合せると危険を招く飲み合せや誤用に対する注意喚起、薬剤事故情報等、薬剤メーカ側の薬剤メーカ情報が上記製品マニュアル情報とほぼ同様に記録、管理され、インターネット4を介してマニュアル管理サーバ6に適宜提供されるようになっている。
マニュアル管理サーバ6は、会社が異なる、または同一の複数の販売店の顧客情報管理サーバ3にインターネット4を介して双方向データ通信可能に接続され、図6で示す製品毎のマニュアルテーブル6a1を薬剤マニュアル情報として作成する薬剤マニュアルテーブル作成部と、マニュアル管理データベース管理部を有し、この薬剤マニュアルテーブルを保存するマニュアル管理データベース6DBを具備している。薬剤マニュアルテーブルは、図6のマニュアルテーブル6a1の品番、製品名、ファイル名を、薬剤名コード、薬剤名、これら薬剤の各薬剤メーカのメーカサーバ7a〜7nに保存されている薬剤の使用説明書または製品関連情報のファイルとリンクされているファイル名に、それぞれ置換し、図6中の保証期間初期(年)、長期等対象の有無の項目およびその情報は削除される。また、薬剤マニュアルテーブルには、前記顧客情報管理サーバ3に蓄積されている処方箋に従い処方された薬剤と関連付ける関連付け情報として薬剤コード等の薬剤情報が記録される。
薬剤マニュアルテーブル作成部は、会員テーブル3a1中の薬剤を関連付ける関連情報の一例である薬剤コード(薬剤の属性情報)に基づいて、その薬剤が一致する薬剤の使用説明書または薬剤メーカ情報のアドレス情報や薬剤保証期間情報等を、マニュアル管理データベース6DBに記録、保存される。
薬剤マニュアルテーブルとしては、上記薬剤メーカ情報と、顧客名、その顧客が購入した薬剤の名前、その品番、薬剤コード、薬剤の使用説明、薬剤の有効期限、この薬剤メーカ情報の電子データのURL等の保存先(リンク先)を示すと共に、薬剤メーカ情報や保証情報とリンクされたファイル名と共に、顧客が購入した薬剤と同種薬剤についての事故情報やリコール情報およびその有無のフラグを立てるチェックボックスが薬剤毎に記録されている。
ショップサーバ10の会員ポートフォリオ作成部により会員(顧客)毎に作成される会員ポートフォリオ10b1は、会員毎のページを、例えば会員(顧客)専用のmyページとして、会員が購入した薬剤の名前、購入日、処方箋情報のリンク先のファイル名のURL、服用期限を経過したときの警告等の危険表示(ラベル表示)、購入薬剤が事故のあった薬剤同種の薬剤であるか否かの有無の各々のフラグが立てられるチェックボックスが記録・表示される。これら会員ポートフォリオ10b1は、ショップデータベース10DBとマニュアル管理データベース6DBに保存、蓄積され、その読込みと読出しがショップサーバ10により管理される。
顧客端末9,9,…は、ハードウエア構成が上記顧客情報管理端末装置2と同様に周知のパーソナルコンピュータよりなり、キーボード9aや図示しないマウス等の入力装置と、モニタ9bや図示しないプリンタ等の出力装置を具備し、Webサイトの閲覧手段であるHTMLブラウザをインストールしてある。
したがって、顧客端末9からショップサーバ10の会員登録ページ(画面)にログインして、会員登録を申し込み、メールアドレスやパスワード等会員登録に必要な顧客情報を入力すると、その顧客情報が顧客情報管理サーバ3に転送される。
顧客情報管理サーバ3は、この顧客情報を顧客情報管理データベース3DBに登録、保存して顧客を会員として登録し、顧客識別情報IDを発行し、パスワードと共に、当該顧客端末9に送信して会員登録が完了したことを通知する。
このようなショップサーバ10による会員登録、または顧客情報管理端末装置2による会員登録が行われると、ショップサーバ10のポートフォリオ作成部はポートフォリオ10b1のフレーム(枠)のみを顧客専用ページ(myページ)として作成し、ショップデータベース10DBに登録、保存される。この段階のフレームには、顧客の氏名のみが表示され、購入薬剤情報やリスク情報等は表示されず、これらの表示欄は空白である。
したがって、この実施形態に係る製品情報管理システムによれば、顧客端末9により厚生労働省やその外郭機関等のホームページから顧客(患者)自身の保険証番号と事前に同ホームページから取得したID,パスワードによりショップサーバ10のマイページにログインされると、マイポートフォリオにより、この顧客自身に処方された複数または単一の薬剤の処方箋情報やその履歴、薬剤メーカ情報が時系列で表示される。ここで、ショップサーバ10は、販売店ごとに設置され管理される家電製品等の販売店とは異なり、厚生労働省やその外郭機関等に設置され、複数の調剤薬局から処方箋をもとに購入された薬剤を、会員(患者)ごとに保険証番号により一元管理し、会員(患者)からの要求に応じて顧客のマイポートフォリオに、図5の会員テーブル3a1の購入製品名、購入日の情報と図6の6a1のマニュアルテーブル情報を一覧表の形式で表示する機能を有する。
このために、顧客(患者)は自己に処方された複数または単一の薬剤の用法、用量等の処方箋情報と有効期間、同薬剤の効能、服用期限、副作用、薬剤の飲み合せの注意喚起等情報を知ることができる。これにより、薬剤服用についてのコンプライアンスやアドヒアランスの向上を図ることができる。
1…製品情報管理システム、2…顧客情報管理端末装置、3…顧客情報管理サーバ、3DB…顧客情報管理データベース、4…インターネット、5…マニュアル管理端末装置、6…マニュアル管理サーバ、6DB…マニュアル管理データベース、7…メーカサーバ(マニュアル提供サーバ)、7DB…マニュアル提供データベース、8…リスク情報等提供サーバ、8DB…リスク情報等提供データベース、9…顧客端末、10…ショップサーバ、10b1…会員用ポートフォリオ(顧客専用ページ)、11…延長保証期間情報管理サーバ、11DB…延長保証期間情報管理データベース。

Claims (15)

  1. 顧客が購入した製品の品名、その属性を示す品番等の属性情報、購入日、購入製品情報および顧客の氏名、顧客毎に発行された顧客識別情報を含む顧客情報を顧客情報管理データベースに保存して顧客を会員として登録し、その保存情報を管理する顧客情報管理サーバと、
    製品のマニュアル情報および初期保証期間を含む製品の保証に関する保証情報を含む製品関連情報を保存する製品関連情報データベースと、
    この製品関連情報データベースの保存情報を管理するマニュアル管理サーバと、
    複数の製品をショップページに表示し、これら製品をオンラインにより販売するオンラインショッピング手段および顧客により購入された製品の前記製品関連情報の提供要求を受け付けたときに、この顧客端末の顧客識別情報に一致する顧客の前記顧客情報を前記顧客情報管理サーバから検索する一方、前記購入製品の属性情報に一致する前記製品関連情報をマニュアル管理サーバから検索し、これら検索した製品関連情報と顧客情報を、顧客毎に作成した顧客専用ページに表示する顧客専用ページ表示手段を有するショップサーバと、
    このショップサーバの前記ショップページを介して製品を購入する製品購入手段、前記購入製品の関連情報の提供を要求する購入製品関連情報要求手段および前記顧客専用ページを閲覧する閲覧手段を有する顧客端末と、
    を具備していることを特徴とする製品情報管理システム。
  2. 前記マニュアル管理サーバに、前記製品マニュアル情報および初期保証期間を含む製品の保証に関する保証情報を含む製品関連情報を提供するマニュアル情報提供サーバを具備していることを特徴とする請求項1記載の製品情報管理システム。
  3. 前記顧客購入商品がリコールの対象であるとするリコール情報、顧客購入製品が危険な長期使用製品安全点検対象であると表示する長期使用製品危険表示情報および顧客購入製品と同種の製品に事故が発生したことを示す製品事故情報を含むリスク情報、顧客購入製品をリサイクルに出したときの価格等リサイクルに関するリサイクル情報および製品の修理や消耗品の購入先等の保守情報の少なくとも一つを、前記マニュアル管理サーバに与えるリスク情報等提供サーバ、
    を具備していることを特徴とする請求項1または2記載の製品情報管理システム。
  4. 前記購入製品の初期保証期間の延長を保証する保証期間延長契約を顧客が契約し加入したことを示す延長保証期間情報を当該顧客に関する顧客情報と共に、延長保証期間情報管理データベースに入力し保存させて登録する延長保証期間情報管理サーバを具備していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の製品情報管理システム。
  5. 前記顧客情報管理サーバは、
    紙媒体に記録された前記顧客情報や購入製品情報等入力すべき入力情報をスキャンして入力するスキャナを有する顧客情報管理端末を、
    具備していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の製品情報管理システム。
  6. 前記顧客情報管理サーバは、
    前記顧客の会員登録時に、その顧客を識別する本人識別情報を顧客に発行し、会員テーブルに記録する本人識別情報発行手段と、
    顧客のメールアドレスを前記会員テーブルに記録するメールアドレス記録手段と、
    を具備していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の製品情報管理システム。
  7. 前記顧客情報管理サーバは、
    前記保証書の初期保証期間の終期を、製品の購入日と製品ごとの初期保証期間から算出し、その保証期間の終期を、その所定期間前に、前記顧客端末に送信する保証期間通知手段を、
    具備していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の製品情報管理システム。
  8. 前記顧客情報管理サーバは、
    前記保証情報の延長保証期間の終期を、前記初期保証期間の終期と保証延長期間とから算出し、その延長保証期間の終期を、その所定期間前に、当該顧客の前記顧客端末に送信する延長保証期間通知手段を、
    具備していることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の製品情報管理システム。
  9. 前記顧客情報管理サーバは、
    前記長期使用製品安全点検対象製品の点検時期を、製品の購入日と製品の安全点検時期から算出し、その所定の点検時期前に、当該顧客の前記顧客端末に送信する点検時期通知手段を、
    具備していることを特徴とする請求項3〜8のいずれか1項に記載の製品情報管理システム。
  10. 前記ショップサーバは、
    前記顧客端末により前記ショップページがログインされた場合に、この顧客の本人識別情報により本人であることを認証したときに、そのログインを許可する本人認証手段を、
    具備していることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の製品情報管理システム。
  11. 前記ショップサーバは、
    前記顧客端末からの会員登録を受け付ける会員登録受付手段と、
    この会員登録受付手段により入力された登録に必要な会員情報を前記顧客情報管理サーバに転送して会員登録させる会員登録手段を有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の製品情報管理システム。
  12. 前記マニュアル管理サーバは、
    顧客の購入製品をリコールの対象とするリコール情報の有無を前記製品関連情報に記録するリコール情報記録手段を、
    具備していることを特徴とする請求項3〜9のいずれか1項に記載の製品情報管理システム。
  13. 前記マニュアル情報提供サーバは、
    前記マニュアル管理サーバからの製品マニュアルと初期保証期間を含む製品関連情報提供要求により指定された品番の製品関連情報をこのマニュアル管理サーバで更新する製品マニュアル情報更新手段、
    を具備していることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の製品情報管理システム。
  14. 前記リスク情報提供サーバは、
    前記マニュアル管理サーバからのリスク情報提供要求により指定された品番のリスク情報をこのマニュアル管理サーバで更新するリスク情報更新手段、
    を具備していることを特徴とする請求項3〜13のいずれか1項に記載の製品情報管理システム。
  15. 顧客が購入した薬剤の品名、その属性を示す品番等の属性情報、購入日、購入薬剤について処方された処方箋の内容を示す処方箋情報および顧客の氏名、顧客毎に発行された顧客識別情報を含む顧客情報を顧客情報管理データベースに保存して顧客を会員として登録し、その保存情報を管理する顧客情報管理サーバと、
    前記処方箋情報および薬剤メーカから提供される薬剤に関する薬剤メーカ情報を製品関連情報として保存する製品関連情報データベースと、
    この製品関連情報データベースの保存情報を管理するマニュアル管理サーバと、
    顧客により購入された薬剤の前期処方箋情報および前記製品関連情報の提供要求を受け付けたときに、この顧客端末の顧客識別情報に一致する顧客の前記顧客情報を前記顧客情報管理サーバから検索する一方、前記購入薬剤の属性情報に一致する前記処方箋情報および前記製品関連情報をマニュアル管理サーバから検索し、これら検索した処方箋情報および製品関連情報と顧客情報を、顧客毎に作成した顧客専用ページに表示する顧客専用ページ表示手段を有するショップサーバと、
    前記購入薬剤処方箋情報と製品関連情報の提供を前記ショップサーバに要求する購入製品関連情報要求手段および前記顧客専用ページを閲覧する閲覧手段を有する顧客端末と、
    を具備していることを特徴とする製品情報管理システム。
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