JP2011083988A - 振出式シャープペンシル - Google Patents

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JP2011083988A
JP2011083988A JP2009238993A JP2009238993A JP2011083988A JP 2011083988 A JP2011083988 A JP 2011083988A JP 2009238993 A JP2009238993 A JP 2009238993A JP 2009238993 A JP2009238993 A JP 2009238993A JP 2011083988 A JP2011083988 A JP 2011083988A
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Hiroshi Kato
寛 加藤
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Abstract

【課題】低コストで重量体12を製造することができる。更に、狭い空間でも重量体12に十分な重量が構成でき、大きな慣性力が得られることによって芯3が確実に繰り出される振出式シャープペンシルに適用できる。
【解決手段】断面四角形の線をコイル状に巻回して重量体12を構成する。この重量体12を、予備の芯3を収納する芯タンク4と軸筒8の間に摺動可能に設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、振ることにより生じる重量体の慣性力を利用して芯を繰り出す振出式シャープペンシルに関するものである。
従来、線をコイル状に巻回して重量体を構成し、少なくともその一部をコイルスプリング部として弾性を持たせ、振ることにより生ずる重量体の慣性力を利用して芯を繰り出すシャープペンシルが知られている。(特許文献1参照)
しかしながら、上記シャープペンシルは、線の断面が円形のため芯タンクと軸筒の狭い間では十分な重量が得られず、強く振らないと芯が繰り出されないという問題があった。また、重量体の表面が凹凸形状のため重量体の表面に着色塗装を施したり表示印刷を行った場合、非常に見栄えが悪いという問題があった。
実公昭63−23181号公報
解決しようとする問題点は、重量体に十分な重量が得られず、強く振らないと芯が繰り出せない点である。
本発明は、予備の芯を収納する芯タンクと軸筒の間に重量体を摺動可能に設け、振ることにより生じる重量体の慣性力によりチャックを前進させて芯を繰り出す振出式シャープペンシルであって、線をコイル状に巻回して重量体を構成し、その線の断面を四角形に構成したことを第1の特徴とする。
また、予備の芯を収納する芯タンクと軸筒の間に重量体を摺動可能に設け、締具を外嵌したチャックを直接あるいはコネクターを介して芯タンクの前部に連結し、振ることにより生じる重量体の慣性力によりチャックを前進させて芯を繰り出す振出式シャープペンシルであって、線をコイル状に巻回して重量体を構成し、その線の断面を四角形に構成したことを第2の特徴とする。
更に、断面四角形の線をコイル状に巻回し、その一部をコイルスプリング部として弾性を持たせて重量体を構成したことを第3の特徴とする。
本発明の振出式シャープペンシルは、断面四角形の線をコイル状に巻回して重量体を構成することにより、低コストで重量体が製造できるとともに、狭い空間でも重量体に十分な重量が得られ、大きな慣性力が得られることによって芯が確実に繰り出される利点が得られるものである。
図1は本発明の実施例1の振出式シャープペンシルを示す断面図である。(実施例1) 図2は図1のA−A線を示す拡大断面図である。(実施例1) 図3は図1のB−B線を示す拡大断面図である。(実施例1) 図4は図1のC−C線を示す拡大断面図である。(実施例1) 図5は本発明の実施例1の振出式シャープペンシルにおける重量体を示す拡大断面図である。(実施例1) 図6は本発明の実施例2の重量体を示す拡大断面図である。(実施例2)
低コストで製造できるとともに狭い空間でも十分な重量が得られる重量体を有する振出式シャープペンシルを実現した。
以下、図1、図2、図3及び図4に基づいて本発明における実施例1の振出式シャープペンシルを説明する。また、図1の左側を前方とし右側を後方とする。先ず、チャック1と、コネクター2を介してチャック1に連結されかつ予備の芯3を収納した芯タンク4と、チャック1の頭部1Aに外嵌された締具5と、締具5を受け止める連結具6と、連結具6とコネクター2の間に200g以下の取付時荷重で設けられるスプリング7とにより振出式シャープペンシルの機構部を構成する。
前記機構部の芯タンク4及びコネクター2が挿通可能に軸筒8の前部孔8Aを構成し、軸筒8の前端と軸筒8の前部に螺合された先部材9の内段9Aにより連結具6を挾持する。この軸筒8は、透明な合成樹脂で構成され内部が透視可能に構成される。前記先部材9には芯3を適宜の力で保持するゴム等の弾性体で構成された芯ホルダー10が内蔵されている。また、軸筒8の前部細径部8Bにはゴム製の軟質材で構成されたグリップ11が取り付けられる。
更に、図5に示したように、断面四角形の線を密着したコイル状に巻回して円筒状の重量体12を構成する。また、重量体12の表面には着色塗装及び表示印刷が形成され、透明な軸筒を通して目視可能に構成される。しかも、前記重量体12の表面は凹凸が少ないので、塗装や表示が簡単に行え、また見栄えも非常に良いものとなる。この重量体12を、軸筒8の前部孔8Aより太径に形成された内孔8Cと芯タンク4の間に摺動可能に配置する。
更にまた、頭冠13は、上側にクリップ14を一体に形成するとともに、前部に細径部13Aを形成する。この細径部13Aの外周面には前記クリップ14の真下に位置して突起13Bを形成するとともに、細径部13Aの両側部に長手方向に伸びた開口窓13Cを対向して形成し、突起13Bが位置する細径部13Aが適宜弾性変形可能に構成する。この頭冠13には、前部内側に芯タンク4の横振れを防止するための内鍔13Dが形成されるとともに、後部内側にはリターンスプリング15を当接するための段部13Eが形成される。更に、頭冠13の後部孔13Fの上下には前記開口窓13Cと軸心に対して90度ずれた位置にキー溝13Gが対向して形成されている。
更にまた、押圧部材16の前部筒16A外周面の両側にはそれぞれ突起16Bが形成されるとともに、前部筒16Aの上下に開口窓16Cが対向して形成され、突起16Bが位置する前部筒16Aが弾性変形可能に構成されている。この押圧部材16の後部には外鍔部16Dが形成され、該外鍔部16Dの上下には前記突起16Bと軸心に対して90度ずれた位置に外方に突出したキー16Eがそれぞれ形成される。更に、押圧部材16の内面には芯挿通口を有する内鍔16Fが形成され、この内鍔16Fの前面が芯タンク4の後端を押圧する押圧面となっている。
この押圧部材16の前部にリターンスプリング15を外嵌した後、頭冠13の後方より押圧部材16を頭冠13のキー溝13Gに押圧部材16のキー16Eを合わせて挿入し、押圧部材16の突起16Bを頭冠13の開口窓13Cに長手方向に摺動可能に遊嵌する。しかも前記リターンスプリング15が頭冠13の段部13Eと押圧部材16の外鍔部16Dの間に350g程度の取付時荷重で取り付けられることにより、通常押圧部材16は長手方向後方に付勢されている。しかも押圧部材16の前部内孔16Gには芯タンク4の後部が挿入され、芯タンク4の後端と押圧部材16の押圧面は適宜離間して構成されている。更に、押圧部材16の後部内孔16Hには消しゴム17が嵌合されて取り付けられ、かつ、消しゴム17を覆うノブ18が押圧部材16の後部外面に嵌合される。
このように組み立てられた頭冠13が前記軸筒8の後端より挿入され、頭冠13の突起13Bが軸筒8の後部上面に形成された係止窓8Dに嵌め込まれて、頭冠13が軸筒8に取り付けられる。しかも、軸筒8の係止窓8D及び頭冠13の突起13Bはクリップ14により隠されるために外観を損なうことはない。また、頭冠13の内鍔13Dには前記芯タンク4の後部が挿入されるとともに、前記重量体12はコネクター2の外鍔2Aと頭冠13の内鍔13Dにより長手方向の摺動が規制される。
以上説明した振出式シャープペンシルは、軸筒8を振ることにより生じる重量体12の慣性力によりスプリング7を圧縮してチャック1を前進させ芯3を繰り出す。この時、軸筒8の内孔8Cと芯タンク4の間は非常に狭い空間となってしまうが、重量体12の線を断面四角形に構成することにより十分な重量が得られ、確実にチャック1を前進させて芯3を繰り出すことができる。また、芯タンク4内の予備の芯3を追従させるには、ノブ18を押圧することにより押圧部材16の押圧面が芯タンク4の後端を押圧し、芯タンク4及びチャック1が前進することにより、先部材9内の短くなった残芯3を排出するとともに次の芯3を先部材9の先端より突出させるものである。
図6は重量体における実施例2を示したもので、断面四角形の線をコイル状に巻回した密着部112Aの前後にコイルスプリング部112Bを形成し、円筒状の重量体112を構成する。
この実施例2の場合は、コイルスプリング部112Bにより摺動速度が倍加されより大きな慣性力が得られるものである。また、コイルスプリング部112Bにより重量体112の当接時の衝撃を吸収して当接音を軽減できる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、軸筒、芯タンク、押圧部材といった部材は説明を簡略化するためにそれぞれ1個の部品として図示しているが、それぞれ2個以上の部品を螺合、嵌合して一体化すればよい。また、コネクターと芯タンクは一体に構成しても良い。
重量体を構成する線を断面四角形に構成し、狭い空間でも十分な重量が得られ、大きな慣性力が発生する振出式シャープペンシルに適用できる。
1 チャック
2 コネクター
3 芯
4 芯タンク
5 締具
8 軸筒
12 重量体
112 重量体
112B 重量体112のコイルスプリング部

Claims (3)

  1. 予備の芯を収納する芯タンクと軸筒の間に重量体を摺動可能に設け、振ることにより生じる重量体の慣性力によりチャックを前進させて芯を繰り出す振出式シャープペンシルであって、線をコイル状に巻回して重量体を構成し、その線の断面を四角形に構成したことを特徴とする振出式シャープペンシル。
  2. 予備の芯を収納する芯タンクと軸筒の間に重量体を摺動可能に設け、締具を外嵌したチャックを直接あるいはコネクターを介して芯タンクの前部に連結し、振ることにより生じる重量体の慣性力によりチャックを前進させて芯を繰り出す振出式シャープペンシルであって、線をコイル状に巻回して重量体を構成し、その線の断面を四角形に構成したことを特徴とする振出式シャープペンシル。
  3. 断面四角形の線をコイル状に巻回し、その一部をコイルスプリング部として弾性を持たせて重量体を構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の振出式シャープペンシル。
JP2009238993A 2009-10-16 2009-10-16 振出式シャープペンシル Pending JP2011083988A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015020420A (ja) * 2013-07-23 2015-02-02 三菱鉛筆株式会社 振出式シャープペンシル

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