JP2011083143A - 回路構成体、電気接続箱、および電気接続箱の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の回路構成体は、接続ランド26が実装面に形成された回路基板20と、この回路基板20の実装面に実装されたバスバー21と、このバスバー21の実装面に実装されたベアチップ状態のトランジスタ27と、バスバー21とは別体に設けられ、外部機器との接続を行うコネクタ端子42と、トランジスタ27とコネクタ端子42をワイヤボンディングによって接合する第1ワイヤW1と、トランジスタ27と接続ランド26をワイヤボンディングによって接合する第2ワイヤW2とを備え、コネクタ端子42は、同コネクタ端子42を回路基板20の実装面に対してその実装面と直交する方向に投影させたときに、回路基板20上に投影されたコネクタ端子42の投影面Pが回路基板20の実装面内に収まる位置に配設されている構成としたところに特徴を有する。
【選択図】図1
Description
コネクタ端子の投影面は、バスバーの実装面に対してその実装面と直交する方向に重複している構成としてもよい。
このような構成によると、コネクタ端子からバスバーの実装面までの距離を短くすることができる。
このような構成によると、コネクタ端子とバスバーを並べて配置できるため、バスバーの実装面に実装されたトランジスタとコネクタ端子を第1ワイヤでワイヤボンディングしやすくなる。
このような構成によると、例えば第1ワイヤを折り返す際に両接合部に亀裂が入ることを防ぐことができる。
このような構成によると、一つの封止材料を兼用できるため、封止材料の使用量を少なくでき、封止作業を一度に行うことができる。
このような構成によると、第1ワイヤを通し孔に通して配索することができる。
このような構成によると、ワイヤガイドによって第1ワイヤを所定位置に案内できるため、第1ワイヤが振動するなどして両接合部に応力が加わることを低減できる。
このような構成によると、側面ケースによってケースとコネクタハウジングを挟むように固定できる。
このような構成によると、側面ケースによって第1ワイヤを保護することができる。
また、折り返し工程において回路基板の実装面に沿う方向から側面ケースを装着することでワイヤを側面ケースによって覆うようにしてもよい。
本発明の実施形態1を図1ないし図8の図面を参照しながら説明する。本実施形態における電気接続箱10は、図2に示すように、回路基板20、この回路基板20を内部に収容するケース30、このケース30に取り付けられたコネクタ40などを備えて構成されている。電気接続箱10は、ケース30の上面にコネクタ40が搭載された、いわゆる二階建て構造とされており、回路基板20とコネクタ40が第1ワイヤW1によって導通可能に接続されている。
次に、本発明の実施形態2を図9および図10の図面を参照しながら説明する。本実施形態における電気接続箱11は、実施形態1の電気接続箱10の第1ワイヤW1よりも長い第1ワイヤW3を使用し、その折り返し方向を下側に変更したものであって、その他の共通する構成については同一の符号を付すものとする。また、実施形態1と重複する構成、作用、および効果についてはその説明を省略する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では入力コネクタ40Bの投影面が回路基板20の上側実装面から一部はみ出しているものの、本発明によると、全てのコネクタ40A,40Bの投影面が回路基板20の上側実装面内に収まるようにしてもよい。
(2)上記実施形態ではコネクタ端子42の投影面Pがバスバー21の実装面と上下方向に重複しているものの、本発明によると、コネクタ端子42の投影面Pがバスバー21の実装面内に収まるようにしてもよい。
(4)上記実施形態では第1ワイヤW1の両接合部が封止材料50で封止されているものの、本発明によると、第1ワイヤW1の両接合部を必ずしも封止しなくてもよい。
(6)上記実施形態ではコネクタハウジング41とケース30を別体に形成しているものの、本発明によると、コネクタハウジング41とケース30を一体に形成してもよく、第1ワイヤW1を折り返すことによりコネクタ端子42をコネクタハウジング41に保持させてもよい。
(8)実施形態1では第1ワイヤW1が嵌り込むガイド凹部34をワイヤガイドとしており、また、実施形態2では第1ワイヤW3を右側壁35に固定することでワイヤガイドを構成しているものの、本発明によると、ワイヤガイドを設ける位置や第1ワイヤを固定する手段はこれらに限られず、例えば第1ワイヤを樹脂でモールドしてもよい。
(10)上記実施形態では第1ワイヤを覆う形態で側面ケース36が取り付けられているものの、本発明によると、通し孔33を覆うことでケース30の内部を防水できればよく、必ずしも第1ワイヤを覆わなくてもよい。
11…電気接続箱
20…回路基板
21…バスバー
26…接続ランド
27…トランジスタ
30…ケース
33…通し孔
34…ガイド凹部(ワイヤガイド)
36…側面ケース
40…コネクタ
41…コネクタハウジング
42…コネクタ端子
50…封止材料
P…投影面
W1…第1ワイヤ
W2…第2ワイヤ
W3…第1ワイヤ
Claims (13)
- 接続ランドが実装面に形成された回路基板と、
この回路基板の実装面に実装されたバスバーと、
このバスバーの実装面に実装されたベアチップ状態のトランジスタと、
前記バスバーとは別体に設けられ、外部機器との接続を行うコネクタ端子と、
前記トランジスタと前記コネクタ端子をワイヤボンディングによって接合する第1ワイヤと、
前記トランジスタと前記接続ランドをワイヤボンディングによって接合する第2ワイヤとを備え、
前記コネクタ端子は、同コネクタ端子を前記回路基板の実装面に対してその実装面と直交する方向に投影させたときに、前記回路基板上に投影された前記コネクタ端子の投影面が前記回路基板の実装面内に収まる位置に配設されていることを特徴とする回路構成体。 - 前記コネクタ端子の投影面は、前記バスバーの実装面に対してその実装面と直交する方向に重複していることを特徴とする請求項1に記載の回路構成体。
- 前記バスバーは、前記回路基板の実装面内における外周側に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回路構成体。
- 前記トランジスタと前記第1ワイヤとの接合部および前記コネクタ端子と前記第1ワイヤとの接合部は、それぞれ封止材料によって埋設されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の回路構成体。
- 前記トランジスタと前記第1ワイヤとの接合部を埋める前記封止材料は、前記トランジスタの表面を保護する保護材料を兼用したものであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の回路構成体。
- 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の回路構成体と、
前記回路構成体を収容するケースと、
前記コネクタ端子を保持するコネクタハウジングとを備え、
前記コネクタ端子は、前記コネクタハウジングを前記ケースの外面に取り付けることで固定されていることを特徴とする電気接続箱。 - 前記ケースには、折り返し状に配索された前記第1ワイヤを通過させる通し孔が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の電気接続箱。
- 前記通し孔の開口縁部には、前記第1ワイヤを所定位置に案内可能なワイヤガイドが形成されていることを特徴とする請求項7に記載の電気接続箱。
- 前記ケースと前記コネクタハウジングを挟むようにして前記回路基板の実装面に沿う方向から装着される側面ケースを備えたことを特徴とする請求項6ないし請求項8のいずれか一項に記載の電気接続箱。
- 前記側面ケースは、前記第1ワイヤを覆う形態で装着されていることを特徴とする請求項9に記載の電気接続箱。
- 回路基板の実装面にバスバーを実装し、このバスバーの実装面にベアチップ状態のトランジスタを実装する実装工程と、
コネクタハウジングに保持されたコネクタ端子を前記トランジスタと略同じ高さに揃えて配置し、前記コネクタ端子と前記トランジスタをワイヤで接合するワイヤボンディング工程と、
前記ワイヤの接合部を封止材料によって封止する封止工程と、
前記ワイヤを通過させる通し孔が設けられたケースの内部に前記回路基板を収容し、前記通し孔に前記ワイヤを通して前記コネクタハウジングを前記ケースの側方に配置するケース組付工程とを備え、
前記ケース組付工程の後、前記コネクタ端子を前記回路基板の実装面に対してその実装面と直交する方向に投影させたときに、前記回路基板上に投影された前記コネクタ端子の投影面が前記回路基板の実装面内に収まるように前記ワイヤを折り返す折り返し工程を備えたことを特徴とする電気接続箱の製造方法。 - 前記折り返し工程において前記コネクタハウジングを前記ケースの外面に取り付けることで前記コネクタ端子を固定することを特徴とする請求項11に記載の電気接続箱の製造方法。
- 前記折り返し工程において前記回路基板の実装面に沿う方向から側面ケースを装着することで前記ワイヤを前記側面ケースによって覆うことを特徴とする請求項11に記載の電気接続箱の製造方法。
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JP2003338591A (ja) * | 2002-05-22 | 2003-11-28 | Denso Corp | 自動車用電子制御装置およびその組立方法 |
JP2005116196A (ja) * | 2003-10-03 | 2005-04-28 | Hitachi Ltd | 電子制御装置 |
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