JP2011082336A - 部品実装装置及び部品実装方法 - Google Patents

部品実装装置及び部品実装方法 Download PDF

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Abstract

【課題】転写材料が良好な状態で転写されている脚部付きの部品を確実に基板に装着させて実装基板の良品率を向上させることができる部品実装装置及び部品実装方法を提供することを目的とする。
【解決手段】部品1の一対の脚部1aそれぞれの下端に転写材料Sを転写させた後(ステップST4)、その部品1を下方から撮像し(ステップST5)、得られた部品1の画像の中の一対の脚部1aが設けられる2つの領域1sそれぞれについて、各領域1s内の転写材料Sが転写される転写部分R1の輝度とその領域1s内の転写材料Sが転写されない非転写部分R2の輝度との差を算出し、その算出した輝度の差が各領域1sそれぞれについて定められた閾値を超えているか否かに基づいて、その部品1における転写材料Sの転写状態の良否判定を行う(ステップST6〜ST9)。
【選択図】図2

Description

本発明は、下面の対向する2辺に沿った2つの領域それぞれの一部から脚部が下方に延びて設けられた脚部付きの部品を基板に装着する部品実装装置及び部品実装方法に関するものである。
従来、部品を基板に装着する部品実装装置の中には、装着ヘッドが備える吸着ノズルの下端に部品を吸着させ、部品の突起物(例えば半田バンプ)の下端にペースト等の転写材料を転写させて基板に装着するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1)。この場合、部品を基板に装着する前には、転写材料を転写させた部品を撮像手段としてのカメラにより下方から撮像し、得られた画像に基づく画像認識を行うことによって、突起物に転写材料が良好な状態で転写されているかどうかの検査を行う。
また、基板に装着される部品の中には、図4(a),(b)に示すような脚部付きの部品1が知られている。この脚部付きの部品1は、下面1mの対向する2辺に沿った2つの領域1sそれぞれの一部から脚部1aが下方に延びて設けられ、これら一対の脚部1aの下端に転写材料Sを転写させたうえで、一対の脚部1aを基板Pbに装着させることによって、基板Pb上に既に装着されている電子部品EPを上方から覆うようにしたものである。このような脚部付きの部品1を基板Pbに装着するときは、図5(a),(b)に示すように、装着ヘッド2が備える吸着ノズル3により部品1の上面を吸着し、その部品1が備える一対の脚部1aの下端に転写材料Sを転写させたうえで装着ヘッド2を(すなわち部品1を)カメラユニット4に対して相対移動させ(図中に示す矢印A)、カメラユニット4内のカメラ4aの直上の位置でその部品1の撮像を行う。そして、得られた部品1の画像の中の2つの領域1s内の転写材料Sが転写される転写部分R1(図4(a))の輝度を検出し、その検出した輝度が予め定められた閾値を超えていた場合に、その部品1における転写材料Sの転写状態は良好であると判定する。ここで、図5(a),(b)に示すように、カメラ4aを挟んで部品1の移動方向に対称となる位置には一対の照明装置4bが備えられており、部品1がカメラ4aの直上に位置した状態では部品1の一対の脚部1aはそれぞれ一対の照明装置4bから同一の条件で照射された状態となるようになっている。
特開2008−108884号公報
しかしながら、図6(a),(b)に示すように、装着ヘッド2に吸着ノズル3が複数列(ここでは二列)設けられている場合、複数列の吸着ノズル3それぞれに対応して設けられた複数のカメラ4aを部品1の相対移動方向(装着ヘッド2の進行方向)と直交する方向に並べて配置すると、複数のカメラ4aが同時に撮像動作を行って複数の画像が同時に得られることになり、画像認識は画像を一つずつしか処理できないことから画像認識処理の遅れが生じてしまう。このため、装着ヘッド2に吸着ノズル3が複数列設けられている場合には、各吸着ノズル3に対応して設けられた複数のカメラ4aは、図6(a),(b)に示すように、部品1の相対移動方向に、その方向に隣接する吸着ノズル3同士の間隔Dの半分の寸法d(=D/2)だけずれた位置に配置して2つのカメラ4aが交互にそれぞれの直上に位置した部品を撮像し得るようにする必要があるが、そうすると、部品1
の一対の脚部1aは一対の照明装置4bから同一の条件で照射された状態とはならず、得られた画像では2つの領域1sそれぞれにおける転写材料Sの転写部分R1の輝度はばらつきを生じることになる。このため、上記のように同一の閾値を対象とした輝度比較では、一対の脚部1aそれぞれに転写材料Sが良好な状態で転写されている場合であっても転写状態が不良であると判定されてその部品1を基板Pbに装着することができない場合があり、このため実装基板の良品率が低下してしまうという問題点があった。
そこで本発明は、転写材料が良好な状態で転写されている脚部付きの部品を確実に基板に装着させて実装基板の良品率を向上させることができる部品実装装置及び部品実装方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の部品実装装置は、下面の対向する2辺に沿った2つの領域それぞれの一部から脚部が下方に延びて設けられた部品を基板に装着する部品実装装置であって、前記部品の一対の脚部それぞれの下端に転写材料を転写させる転写材料転写手段と、一対の脚部それぞれの下端に転写材料が転写された部品を下方から撮像する撮像手段と、撮像手段の撮像により得られた部品の画像の中の前記2つの領域それぞれについて、各領域内の転写材料が転写される転写部分の輝度とその領域内の転写材料が転写されない非転写部分の輝度との差を算出し、その算出した輝度の差が各領域それぞれについて定められた閾値を超えているか否かに基づいて、その部品における転写材料の転写状態の良否判定を行う判定手段と、判定手段により転写材料の転写状態が良好であると判定された部品を基板に装着する部品装着手段とを備えた。
請求項2に記載の部品実装方法は、下面の対向する2辺に沿った2つの領域それぞれの一部から脚部が下方に延びて設けられた部品を基板に装着する部品実装方法であって、前記部品の一対の脚部それぞれの下端に転写材料を転写させる工程と、一対の脚部それぞれの下端に転写材料が転写された部品を下方から撮像する工程と、撮像により得られた部品の画像の中の前記2つの領域それぞれについて、各領域内の転写材料が転写される転写部分の輝度とその領域内の転写材料が転写されない非転写部分の輝度との差を算出し、その算出した輝度の差が各領域それぞれについて定められた閾値を超えているか否かに基づいて、その部品における転写材料の転写状態の良否判定を行う工程と、転写材料の転写状態が良好であると判定した部品を基板に装着する工程とを含む。
本発明では、得られた部品の画像の中の一対の脚部が設けられる2つの領域それぞれについて、各領域内の転写材料が転写される転写部分の輝度とその領域内の転写材料が転写されない非転写部分の輝度との差を算出し、その算出した輝度の差が各領域それぞれについて定められた閾値を超えているか否かに基づいて、その部品における転写材料の転写状態の良否判定を行い、その結果、転写材料の転写状態が良好であると判定した部品を基板に装着するようになっている。このため、部品の撮像時に、部品が備える一対の脚部がそれぞれ異なる照射条件で照射されている場合であっても、転写材料の転写状態の良否を正確に判定することができ、転写材料が良好な状態で転写されている脚部付きの部品を確実に基板に装着させて実装基板の良品率を向上させることができる。
本発明の一実施の形態における部品実装装置の構成図 本発明の一実施の形態における部品実装装置が脚部付きの部品を基板に装着する手順を示すフローチャート 本発明の一実施の形態における部品実装装置が備えるカメラにより撮像した脚部付きの部品の画像の一例を示す図 従来の脚部付きの部品の(a)下方斜視図(b)基板とともに示す上方斜視図 従来の脚部付きの部品をカメラにより撮像する様子を説明する(a)斜視図(b)側面図 従来の脚部付きの部品をカメラにより撮像する様子を説明する(a)斜視図(b)側面図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1において、本発明の一実施の形態における部品実装装置MCは、前述の脚部付きの部品1を供給する部品供給テーブル11と、上面に電子部品EPが装着された基板Pbを搬送して所定位置に位置決めする一対の搬送コンベアから成る基板搬送路12と、上面に転写材料Sが供給される転写テーブル13と、前述の装着ヘッド2及びカメラユニット4を備えている。装着ヘッド2は二列に並んで設けられた複数の吸着ノズル3を備えており、カメラユニット4は装着ヘッド2が備える二列の吸着ノズル3の各列に対応した2つのカメラ4a及びこれらカメラ4aに対する部品1の相対移動方向(装着ヘッド2の進行方向であり、図1中に示す矢印B参照)に2つのカメラ4aを挟んで配置された一対の照明装置4bを備えている(図6(a),(b)参照)。
図1において、部品実装装置MCが備える制御装置20は、図示しないアクチュエータ等から成る基板搬送路駆動部21の作動制御を行って基板搬送路12を駆動することにより基板Pbの所定位置への位置決めを行い、図示しないアクチュエータ等から成る部品供給テーブル駆動部22の作動制御を行って部品供給テーブル11を駆動することにより脚部付きの部品1の所定の位置への供給を行う。また制御装置20は、図示しないアクチュエータを有して成る三軸直交型のロボット23の作動制御を行って装着ヘッド2を水平面内で移動させ、図示しないアクチュエータ等から成る装着ヘッド駆動部24の作動制御を行って、各吸着ノズル3に脚部付きの部品1の吸着とその解除を行わせる。
また制御装置20は、カメラユニット4内に設けられた2つのカメラ4aの撮像動作制御を行い、各カメラ4aの撮像動作によって得られた画像データは制御装置20の記憶部20aに取り込まれて記憶される。
このような構成の部品実装装置MCが脚部付きの部品1を基板Pbに装着する手順を図2のフローチャートに従って説明すると、制御装置20は先ず、基板搬送路12を作動させて、外部から供給された基板Pb(電子部品EPが装着された基板Pb)を所定位置に位置決めし(ステップST1)、部品供給テーブル11を作動させて脚部付きの部品1を所定位置に供給する(ステップST2)。そして、装着ヘッド2を移動させて、部品供給テーブル11により供給された脚部付きの部品1の上面を各吸着ノズル3に吸着させる(ステップST3)。
制御装置20は、装着ヘッド2が備える各吸着ノズル3に脚部付きの部品1を吸着させたら、装着ヘッド2を転写テーブル13の上方に移動させたうえで、各吸着ノズル3を下降させ、各部品1が備える一対の脚部1aの下端に転写材料Sを転写させる(ステップST4)。
制御装置20は、各部品1が備える一対の脚部1aの下端に転写材料Sを転写させたら、装着ヘッド2をカメラユニット4に対して相対移動させて各部品1がカメラユニット4の上方を通過するようにする。このとき装着ヘッド2は、二列の吸着ノズル3のうちの一方の吸着ノズル3の列が2つのカメラ4aのうちの一方のカメラ4a上方を通過し、他方の吸着ノズル3の列が、他方のカメラ4aの上方を通過するようにして、各カメラ4aがその直上を通過する吸着ノズル3に吸着されている部品1の撮像を行い得るようにする。
ここで、カメラユニット4が備える2つのカメラ4aは、部品1の相対移動方向(装着ヘッド2の進行方向)に、その方向に隣接する吸着ノズル3同士の間隔Dの半分の寸法d(=D/2)だけずれた位置に配置されているので(図6(a),(b))、2つのカメラ4aは時間的に交互に、直上に位置した部品1の撮像を行うことになる。
制御装置20は、装着ヘッド2をカメラユニット4に対して相対移動させることによって、カメラユニット4が備える2つのカメラ4aの一方の直上に部品1が位置したときには、そのカメラ4aに部品1を下方から撮像させる(ステップST5)。そして、この撮像によって得られた部品1の画像データを記憶部20aに取り込み、画像処理判定部20b(図1)において画像処理とその画像処理に基づく判定処理を行う。
具体的には、制御装置20の画像処理判定部20bは、ステップST5で得られた部品1の画像(図3参照)の中の一対の脚部1aが設けられる2つの領域1sそれぞれについて、各領域1s内の転写材料Sが転写される転写部分R1(ここでは脚部1aの下面)の輝度と、その領域1s内の転写材料Sが転写されない非転写部分R2(脚部1aの下面でない部分)の輝度との差を算出し、その算出した輝度の差を、各領域1sそれぞれについて定められた閾値と比較する(ステップST6)。そして、一対の脚部1aが設けられる2つの領域1sとも、輝度の差が各領域1sそれぞれについて定められた閾値を超えているか否かの判断を行う(ステップST7)。
その結果、一対の脚部1aが設けられる2つの領域1sとも、算出した輝度の差が各領域1sそれぞれについて定められた閾値を超えていた場合には、その部品1における転写材料Sの転写状態は良好であると判定して、その旨を記憶部20aに記憶し(ステップST8)、一対の脚部1aが設けられる2つの領域1sのうち、少なくとも一方の領域1sについて、算出した輝度の差が、その領域1sについて定められた閾値を超えていなかった場合には、その部品1における転写材料Sの転写状態は不良であると判定して、その旨を記憶部20aに記憶する(ステップST9)。
ここで、各領域1sにおける転写部分R1の輝度と非転写部分R2の輝度との差が閾値を超えているか否かは、各領域1sにおいて、転写部分R1内から選択した一のサンプル領域(例えば図3中に示すサンプル領域SP1)の輝度と、非転写部分R2から選択した一のサンプル領域(例えば図3中に示すサンプル領域SP2)との輝度との差が閾値を超えているか否かを調べれば十分であるが、転写材料Sの転写状態の良否の検査精度を上げるため、転写部分R1及び非転写部分R2の中から選択するサンプル領域の数を増やし、複数のサンプル領域の組み合わせにおいて輝度の差を算出したうえで、何れか一つのサンプル領域の組み合わせにおける輝度の差がその領域1sに定められた閾値を超えなかったときには、転写状態は不良と判定するようにしてもよい。例えば、図3において、転写部分R1内から一つのサンプル領域SP1を選択するとともに、非転写部分R2内から二つのサンプル領域SP2,SP3を選択し、転写部分R1内のサンプル領域SP1における輝度と非転写部分R2内のサンプル領域SP2における輝度との差がその領域1sについて定められた閾値を超え、かつ、転写部分R1内のサンプル領域SP1における輝度と非転写部分R2内のサンプル領域SP3における輝度との差が上記閾値を超えた場合のみ、その領域1sにおける輝度の差が閾値を超えたと判断するようにする。
制御装置20は、直上に部品1が位置したカメラ4aによりその部品1の撮像を行い、画像処理判定部20bにおいて転写材料Sの転写状態の良否判定を行ったら、装着ヘッド2が備える吸着ノズル3に吸着されている全ての部品1についての撮像が終了したか否かの判断を行う(ステップST10)。その結果、全ての部品1の撮像を終了していなかったときには、ステップST5に戻ってまだ撮像を行っていない部品1の撮像を行い、全ての部品1についての撮像が終了していたときには、装着ヘッド2を基板Pbの上方に移動
させて、転写材料Sの転写状態が良好であると判定した部品1を基板Pb上の所定位置に装着する(ステップST11)。
この部品1の基板Pbへの装着は、具体的には、基板Pb上に既に装着されている電子部品EPを上方から覆う位置として予め定められた目標位置に、部品1の一対の脚部1aの下端を接触させたうえで、その部品1を吸着している吸着ノズル3の吸着を解除することによって行う。
制御装置20は、転写材料Sの転写状態が良好であると判定した脚部付きの部品1を基板Pb上に装着したら、転写材料Sの転写状態が不良であると判定して吸着ノズル3に吸着されたままとなっている部品1を所定の部品廃棄位置に廃棄する(ステップST12)。そして、基板Pb上に装着すべき全ての部品1の装着が終了したかどうかの判断を行い(ステップST13)、その結果、基板Pbに装着すべき全ての部品1の装着が終了していなかったときには、制御装置20はステップST2に戻ってまだ装着していない部品1の装着を行う。一方、制御装置20は、ステップST13の判断において、基板Pbに装着すべき全ての部品1の装着が終了していたときには、基板搬送路12を作動させて基板Pbを部品実装装置MCから搬出し(ステップST14)、その基板Pbへの部品1の装着工程を終了する。
以上説明したように、本実施の形態における部品実装装置MCは、下面1mの対向する2辺に沿った2つの領域1sそれぞれの一部から脚部1aが下方に延びて設けられた部品1を基板Pbに装着するものであり、部品1の一対の脚部1aそれぞれの下端に転写させる転写材料転写手段(転写テーブル13及び装着ヘッド2)と、一対の脚部1aそれぞれの下端に転写材料Sが転写された部品1を下方から撮像する撮像手段(カメラ4a)と、撮像手段の撮像により得られた部品1の画像の中の2つの領域1sそれぞれについて、各領域1s内の転写材料Sが転写される転写部分R1の輝度とその領域1s内の転写材料Sが転写されない非転写部分R2の輝度との差を算出し、その算出した輝度の差が各領域1sそれぞれについて定められた閾値を超えているか否かに基づいて、その部品1における転写材料Sの転写状態の良否判定を行う判定手段(制御装置20の画像処理判定部20b)と、判定手段により転写材料Sの転写状態が良好であると判定された部品1を基板Pbに装着する部品装着手段(装着ヘッド2)を備えたものとなっている。
また、本実施の形態における部品実装方法は、下面1mの対向する2辺に沿った2つの領域1sそれぞれの一部から脚部1aが下方に延びて設けられた部品1を基板Pbに装着する部品実装方法であり、部品1の一対の脚部1aそれぞれの下端に転写材料Sを転写させる工程(ステップST4)と、一対の脚部1aそれぞれの下端に転写材料Sが転写された部品1を下方から撮像する工程(ステップST5)と、撮像により得られた部品1の画像の中の2つの領域1sそれぞれについて、各領域1s内の転写材料Sが転写される転写部分R1の輝度とその領域1s内の転写材料Sが転写されない非転写部分R2の輝度との差を算出し、その算出した輝度の差が各領域1sそれぞれについて定められた閾値を超えているか否かに基づいて、その部品1における転写材料Sの転写状態の良否判定を行う工程(ステップST6〜ST9)と、転写材料Sの転写状態が良好であると判定した部品を基板Pbに装着する工程(ステップST11)を含むものとなっている。
このように、本実施の形態における部品実装装置MC(部品実装方法)では、得られた部品1の画像の中の一対の脚部1aが設けられる2つの領域1sそれぞれについて、各領域1s内の転写材料Sが転写される転写部分R1の輝度とその領域1s内の転写材料Sが転写されない非転写部分R2の輝度との差を算出し、その算出した輝度の差が各領域1sそれぞれについて定められた閾値を超えているか否かに基づいて、その部品1における転写材料Sの転写状態の良否判定を行い、その結果、転写材料Sの転写状態が良好であると
判定した部品1を基板Pbに装着するようになっている。このため、部品1の撮像時に、部品1が備える一対の脚部1aがそれぞれ異なる照射条件で照射されている場合であっても、転写材料Sの転写状態の良否を正確に判定することができ、転写材料Sが良好な状態で転写されている脚部付きの部品1を確実に基板Pbに装着させることができ、ひいては実装基板の良品率を向上させることができる。
転写材料が良好な状態で転写されている脚部付きの部品を確実に基板に装着させて実装基板の良品率を向上させることができる部品実装装置及び部品実装方法を提供する。
1 部品
1m 下面
1s 領域
1a 脚部
2 装着ヘッド(転写材料転写手段、部品装着手段)
4a カメラ(撮像手段)
13 転写テーブル(転写材料転写手段)
20b 画像処理判定部(判定手段)
MC 部品実装装置
Pb 基板
S 転写材料
R1 転写部分
R2 非転写部分

Claims (2)

  1. 下面の対向する2辺に沿った2つの領域それぞれの一部から脚部が下方に延びて設けられた部品を基板に装着する部品実装装置であって、
    前記部品の一対の脚部それぞれの下端に転写材料を転写させる転写材料転写手段と、
    一対の脚部それぞれの下端に転写材料が転写された部品を下方から撮像する撮像手段と、
    撮像手段の撮像により得られた部品の画像の中の前記2つの領域それぞれについて、各領域内の転写材料が転写される転写部分の輝度とその領域内の転写材料が転写されない非転写部分の輝度との差を算出し、その算出した輝度の差が各領域それぞれについて定められた閾値を超えているか否かに基づいて、その部品における転写材料の転写状態の良否判定を行う判定手段と、
    判定手段により転写材料の転写状態が良好であると判定された部品を基板に装着する部品装着手段とを備えたことを特徴とする部品実装装置。
  2. 下面の対向する2辺に沿った2つの領域それぞれの一部から脚部が下方に延びて設けられた部品を基板に装着する部品実装方法であって、
    前記部品の一対の脚部それぞれの下端に転写材料を転写させる工程と、
    一対の脚部それぞれの下端に転写材料が転写された部品を下方から撮像する工程と、
    撮像により得られた部品の画像の中の前記2つの領域それぞれについて、各領域内の転写材料が転写される転写部分の輝度とその領域内の転写材料が転写されない非転写部分の輝度との差を算出し、その算出した輝度の差が各領域それぞれについて定められた閾値を超えているか否かに基づいて、その部品における転写材料の転写状態の良否判定を行う工程と、
    転写材料の転写状態が良好であると判定した部品を基板に装着する工程とを含むことを特徴とする部品実装方法。
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