JP2011081233A - 光走査装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

光走査装置及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】安定した高い光量のレーザ光を受光できる小型の、オーバーフィル光学系の光走査装置及びこれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】レーザ光を照射するレーザダイオード91、レーザダイオード91からのレーザ光を反射面で反射偏向させるポリゴンミラー96と、複数のレンズ92、94、202、203、グラデーションフィルタ208、ポリゴンミラー96によって偏向されたレーザ光を照射するための複数のミラー95,206と、ポリゴンミラー96で反射され、レーザ光を検知し、水平同期信号を出力するBDセンサ209とを備え、レーザダイオード91及びBDセンサ209は、感光体ドラム30上にレーザ光が走査される領域の外側に配置され、BDセンサ209はポリゴンミラー96へレーザ光が入射する側に配置される。
【選択図】図2

Description

本発明は、光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置に関し、例えば、複写機やプリンタ、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置に用いられる光走査装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
光源から照射されたレーザ光を複数の反射面を有した回転多面鏡(ポリゴンミラー)で反射させ、被走査体(感光体)を走査する光走査装置として、大別して2種類の光走査装置が知られている。1つは、回転多面鏡の1つの反射面より狭い幅のレーザ光を照射してレーザ光を回転多面鏡で反射させる光走査装置(以下、アンダーフィル光学系の光走査装置と称する)である。もう1つは、回転多面鏡の1つの反射面よりも広い幅のレーザ光を照射して回転多面鏡で反射させる光走査装置(以下、オーバーフィル光学系の光走査装置と称する)である。
一般的に、光走査装置は、光源から出射されるレーザ光を回転多面鏡(ポリゴンミラー)により走査し、感光体ドラムを露光するように構成されている。このような光走査装置では、感光体ドラムへの主走査方向の書き始めのタイミングは、水平同期信号を検出することで同期をとっている。すなわち、光走査装置は、主走査方向の書き始めのタイミングの同期をとるために、画像形成領域外においてレーザ光を同期検出ビームとして検出するためのBDセンサ(水平同期センサ)を有している。
通常、BDセンサが回転多面鏡(ポリゴンミラー)から反射されるレーザ光を検知する場合、所定のレーザ光の光量に基づいてレーザ光の有無を判断している。従って光走査装置において、BDセンサがレーザ光の有無を判断できる十分な光量のレーザ光を提供することが求められる。
例えば特許文献1のような構成は、光源(レーザダイオード)から照射したレーザ光を回転多面鏡に対して入射側から照射し、BDセンサは入射逆側でレーザ光を検知している。尚、入射側とは、感光体ドラムの走査方向と垂直で、且つレーザ光によって照射されるポリゴンミラーの被照射面の中心点を通った線(垂線)を対称線とした場合、レーザ光が光源から回転多面鏡へ入射する側である。入射逆側とは、上記垂線を対称線とした場合、レーザ光が入射しない側である。
また、例えば特許文献2のような構成は、オーバーフィル光学系の光走査装置において、光源から照射されるレーザ光を被走査体(感光体)の走査領域の中央に設けた平面ミラーによって、回転多面鏡の反射面に対して垂直にレーザ光を入射させている。またBDセンサは回転多面鏡で反射したレーザ光を入射逆側で検知している。
特開2002−287064号公報 特開2000−284209号公報
BDセンサが検知するレーザ光の光量は、光走査装置内の各構成要素の配置位置や、回転多面鏡へのレーザ光の入射方向、反射方向及び入射幅によって異なる。
しかしながら、BDセンサは、レーザ光の有無の判断の基準となる所定の光量基準値を有しているため、検知したレーザ光の光量が、この所定の光量基準値の近辺でふらつくと誤差動を生じる。よってレーザ光の検知精度が悪化しジッター(出力する水平同期信号の変動)が発生するため正確な画像形成を妨げるというという課題がある。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなれたもので、走査領域外に配置された光源から照射されたレーザ光を入射側に反射させ、入射側に配置されたBDセンサで検知することで、安定した高い光量のレーザ光を受光できる小型の、オーバーフィル光学系の光走査装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とするものである。
上述した課題を解決するために本発明に係る本発明に係る光走査装置及びこれを備えた画像形成装置の各構成は、次の通りである。
本発明の光走査装置は、レーザ光を照射する光源と、前記光源からの前記レーザ光を同一面で反射偏向させる回転多面鏡と、前記回転多面鏡によって偏向された前記レーザ光を反射するための光学系と、前記回転多面鏡で反射された前記レーザ光を検知し、水平同期信号を出力する水平同期信号生成手段と、を備え、前記回転多面鏡の反射面より広い幅の前記レーザ光を前記回転多面鏡に入射し、被走査体にレーザ光を偏向走査するオーバーフィル光学系の光走査装置であって、前記光源及び前記水平同期信号生成手段は、被走査体を走査する走査方向に前記レーザ光が走査される領域の外側に配置され、前記水平同期信号生成手段は前記回転多面鏡へ前記レーザ光が入射する側に配置されることを特徴とするものである。
また、前記光走査装置は、光量を補正するフィルタを備え、前記フィルタは、前記回転多面鏡の反射面で反射した前記レーザ光を透過するように配置され、前記水平同期信号生成手段によって検知されるレーザ光を透過しないように配置することを特徴とするものである。
前記光学系は、前記レーザ光を集光し偏向する複数のレンズ、前記レーザ光を反射または透過するミラーであることを特徴とするものである。
また、前記光走査装置の前記光源からの前記レーザ光は、前記回転多面鏡の反射面に垂直に入射することを特徴とするものである。
また、前記光走査装置は、前記回転多面鏡の反射面で反射した前記レーザ光を、前記光学系で反射させて前記水平同期信号生成手段に入射することを特徴とするものである。
また、本発明の画像形成装置は、前記光走査装置と、前記光走査装置による前記レーザ光の照射により静電潜像が形成される前記被走査体ドラムと、前記被走査体に形成された前記静電潜像に、現像剤を付着させることによって現像する現像手段と、前記現像手段により付着された前記現像剤を被記録媒体に転写する転写手段と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の画像形成装置の前記水平同期信号生成手段は、前記被走査体への走査が終了する側に配置されることを特徴とするものである。
本発明によれば、レーザ光を照射する光源と、前記光源からの前記レーザ光を同一面で反射偏向させる回転多面鏡と、前記回転多面鏡によって偏向された前記レーザ光を照射するための光学系と、前記回転多面鏡で反射され、前記光学系によって 導かれた前記レーザ光を検知し、水平同期信号を出力する水平同期信号生成手段と、を備え、前記回転多面鏡の反射面より広い幅の前記レーザ光を前記回転多面鏡に入射し、被走査体にレーザ光を偏向走査するオーバーフィル光学系の光走査装置であって、前記光源及び前記水平同期信号生成手段は、被走査体を走査する走査方向に前記レーザ光が走査される領域の外側に配置され、前記水平同期信号生成手段は前記回転多面鏡へ前記レーザ光が入射する側に配置されることで、前記水平同期信号生成手段が認識できるレーザ光の光量を増やすことができ、水平同期信号生成手段が正確に水平同期信号を出力できることで、安定した画像の書込みタイミングを提供でき、正確な画像形成を実現できるという優れた効果を奏し得る。
本発明によれば、前記光走査装置は、光量を補正するフィルタを備え、前記フィルタは、前記回転多面鏡の反射面で反射した前記レーザ光を透過するように配置され、前記水平同期信号生成手段によって検知される前記レーザ光を透過しないように配置されることで、前記水平同期信号生成手段が認識できるレーザ光の光量を弱めることなく、被走査体上に走査されるレーザ光の光量を均一にでき、画像ムラを防止できるというという優れた効果を奏し得る。
本発明によれば、前記光走査装置の前記光学系は、前記レーザ光を集光し偏向する複数のレンズ、前記レーザ光を反射ミラーであることで、印字品位に関わる光学系の振動を制御することができる。
本発明によれば、前記光走査装置の前記光源からのレーザ光は、前記回転多面鏡の反射面に垂直に入射することで、前記光走査装置の高さ方向の厚みの増加することを防ぐことができるというという優れた効果を奏し得る。
本発明によれば、前記光走査装置は、前記回転多面鏡の反射面で反射した前記レーザ光を、前記ミラーで反射させて前記水平同期信号生成手段に入射することで、前記水平同期信号生成手段を配置する位置を柔軟に設定できるため、光走査装置の小型化を実現でき、また各構成要素に動作に伴うワイヤ線の引回しを簡潔化でき、長いワイヤ線を不要にすることで光走査装置の軽量化も図ることができるというという優れた効果を奏し得る。
本発明によれば、前記光走査装置による前記レーザ光の照射により静電潜像が形成される前記被走査体と、前記被走査体に形成された前記静電潜像に、現像剤を付着させることによって現像する現像手段と、前記現像手段により付着された前記現像剤を被記録媒体に転写する転写手段と、を備える画像形成装置において、本光走査装置を備えたことで、良好な画像形成を可能にした小型の画像形成装置を実現できる。
本発明によれば、前記画像形成装置において、前記水平同期信号生成手段は、前記被走査体への走査が終了する側に配置されることで、前記画像形成装置内のスペースを有効に利用し、前記光源、前記回転多面鏡、及び前記水平同期信号生成手段をコンパクトに設置し、小型の画像形成装置を実現できる。
本発明の実施形態に係る光走査装置を備えた画像形成装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の光走査装置の構成を示す概略図である。 感光体ドラムの走査領域外に配置された光源(レーザダイオード)からポリゴンミラーで反射したレーザ光の反射方向が入射逆側である場合のレーザ光の光量を説明する説明図である。 感光体ドラムの走査領域外に配置された光源(レーザダイオード)からポリゴンミラーで反射したレーザ光の反射方向がセンターである場合のレーザ光の光量を説明する説明図である。 感光体ドラムの走査領域外に配置された光源(レーザダイオード)からポリゴンミラーで反射したレーザ光の反射方向が入射側である場合のレーザ光の光量を説明する説明図である。 (a)は、本発明の実施形態に係る感光体ドラム(被走査体)上でのレーザ光の光量分布を示すグラフである。(b)は、本発明の実施形態に係るグラデーションフィルタの透過率を示すグラフである。(c)は、本発明の実施形態に係るグラデーションフィルタを透過後のレーザ光の光量分布を示すグラフである。 本発明の実施形態に係るオーバーフィル光学系の光走査装置における走査時の画像形成領域外の区間の長さとBDセンサの配置の関係を示す説明図である。 従来のアンダーフィル光学系の光走査装置における走査時の画像形成領域外の期間の長さとBDセンサの配置の関係を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1に本実施形態に係る光走査装置1を設けた画像形成装置10を示す。
本実施形態に係る画像形成装置10は、外部端末または画像形成装置10の上部に配置されている自動原稿処理装置101(スキャナ)から受信したデジタル画像データに基づいて用紙にモノクロ画像(単色且つ黒色画像)を形成する電子写真方式のプリンタである。
図1に示すように、本画像形成装置10は、大略的に、画像形成装置本体100と、自動原稿処理装置101と、給紙部102とにより構成されている。
画像形成装置本体100の上部には原稿が載置される透明ガラスから成る原稿載置台9が設けられている。原稿載置台9の上側には、自動原稿処理装置101が備えられている。
また、自動原稿処理装置101(スキャナ)は、原稿移動方式による両面原稿自動読み取り装置からなる原稿押さえカバーを兼用して自動開閉自在に搭載されている。自動原稿処理装置101は、図1の矢印M方向に回動自在に構成されており、原稿載置台9の上側を開放することにより、原稿を手動で設置可能な構成となっている。
自動原稿処理装置101は、原稿が載置される原稿トレイ8にセットされると、最上位の原稿をピックアップローラ7にてピックアップして、原稿を1枚ずつ原稿トレイ8から引き出して搬送し、この原稿を画像読取部6に設けられたコンタクトガラス(図示せず)上に導いて通過させた後に、この原稿を原稿排紙トレイ5に排出するようにされている。
給紙部102は、複数の給紙カセット25a、25b、25c、25d、画像形成に使用する記録用紙を収納するための複数の給紙トレイ26a、26b、26c、26dを備え、それぞれに複数の記録用紙が配置される。
給紙トレイ26aは、給紙カセット25aの下部に設けられ、画像形成装置の仕様により規定されたサイズ、または利用者が予め定めたサイズの記録用紙を大量に収納することが可能な構成をとる。同様に、給紙トレイ26bは、給紙カセット25bに対応する。また給紙トレイ26cは、給紙カセット25cに対応する。また給紙トレイ26dは、給紙カセット25dに対応する。尚、給紙カセット25c、25dは、給紙カセット25a、25bに比べて記録用紙の容量が大きく、連続して大量の記録用紙を供給する場合に適している。
給紙トレイ26a、26b、26c、26dの一端部の上にはそれぞれピックアップローラ28が設けられて、給紙トレイ26a、26b、26c、26dにセットされた記録用紙の最上部にある記録用紙の一端部の表面と接触して、ローラの摩擦抵抗により一枚ずつ確実に繰り出して搬送する。
給紙トレイ26a、26b、26c、26dは、印刷に使用するシート(記録用紙)を蓄積しておくためのトレイであり、本実施形態の画像形成装置10では、感光体ドラム30や中間転写ユニット39等から構成される画像形成部の下側に設けられている。なお、本実施形態の画像形成装置10では、極めて大量の用紙に対しても連続印刷を可能にすべく、定型サイズの用紙を500〜1500枚収納可能な給紙トレイを複数配置するようにしている。
さらに、装置の側面には、互いに異なる複数の種類の用紙を多量に収納可能な大容量給紙カセット73、並びに主に不定型サイズの用紙に対して印刷を行う際に用いられる手差しトレイ75が配置されている。
画像形成装置本体100の側面には、排紙トレイ33が設けられ、印刷済みの記録用紙がフェイスダウンで排出されて積載されるようになっている。
排紙トレイ33は、手差しトレイ75とは反対側の装置側面に配置されているが、排紙トレイ33を取り外し、排紙用紙の後処理装置(ステープル、パンチ処理等)や、複数段の排紙トレイをオプションとして配置する事も可能な構成となっている。
本実施形態に係る画像形成装置本体100は、画像情報に応じて現像剤(トナー)により形成される現像剤像(トナー像)を担持する感光体ドラム30(静電潜像担持体)を備えた現像ユニット14と、画像情報に基づいて感光体ドラム30上にレーザ光(ビーム)を照射して静電潜像を生成する光走査装置1(露光ユニット)と、トナー像を転写する転写手段を構成する無端の中間転写ユニット39と、ヒートローラ57と加圧ローラ59とにより記録用紙に転写されたトナー像を熱定着させる定着ユニット23と、画像形成装置の動作を制御するための制御部(図示せず)とを備えたものである。
現像ユニット14は、画像形成装置10の筐体内で略水平方向(図1中の左右方向)に設置され、現像器15、感光体ドラム30、感光体クリーナユニット21、帯電器19を備え、潜像を形成する。
感光体ドラム30は、外周面の一部が用紙搬送路31の表面に接触するように配置されるとともに、ドラムの外周面に沿って電界発生部としての帯電器19、現像器15、及び感光体クリーナユニット21が近接配置されている。
現像器15は、感光体ドラム30の外周面に形成された静電潜像に対してトナーを供給することによって、当該静電潜像を現像する(顕像化する)ものである。
現像器15は、ブラック(K)のトナーが収納されており、感光体ドラム回転方向で帯電器19より下流側に配置されている。そして感光体ドラム30の外周面に形成された静電潜像にトナーを供給して顕著化するように構成されている。
帯電器19は、感光体ドラム30の外周面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段である。帯電器19は、感光体ドラム30を挟んで中間転写ユニット39が配置する位置と略反対側で感光体ドラム30の外周面に接触するように配置されている。尚、本実施形態では帯電器19としてチャージ型帯電器を用いているが、チャージ型帯電器の代わりにローラ型帯電器、ブラシ型帯電器等を用いてもよい。
帯電された感光体ドラム30は、図2に示すように矢印方向に回転駆動され、レーザ光によって照射され主走査方向に繰り返し走査される。これにより感光体ドラム30の表面に、静電潜像が形成される。現像器15によってトナーが供給され、感光体ドラム30上に形成された静電潜像は顕著化しトナー像となる。
感光体クリーナユニット21は、現像・画像転写後における感光体ドラム30の外周面に残留したトナーを除去または回収するものである。感光体クリーナユニット21は、クリーニングブレードを備え、該クリーニングブレードを感光体ドラム30の外周面に沿って当接(または摺接)するように配置されている。
光走査装置1(露光ユニット)は、レーザスキャニングユニット(LSU)である。光走査装置1は、入力された画像データに応じて、帯電器19によって均一に帯電された感光体ドラム30の外周面を露光することによって、感光体ドラム30の外周面に上記入力画像データに応じた静電潜像を形成するものである。なお、光走査装置1の構成については後で詳述する。
中間転写ユニット39は、転写ベルト45、転写ベルト駆動ローラ41、転写ベルト従動ローラ43、転写ローラ49、中間転写ベルトクリーニングユニット53、除電ユニット55、及び除電ローラ51により構成されている。中間転写ユニット39は、感光体ドラム30の下方向に配置されている。
転写ベルト45は、厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されたベルト部材である。転写ベルト45の材質は、主にポリイミド、ポリカーボネイト、サーモプラスティック・エラストマー・アロイ等が用いられている。
また、転写ベルト45は、その表面が感光体ドラム30の外周面と接触するように、転写ベルト駆動ローラ41、転写ベルト従動ローラ43、転写ローラ49により張架され、該転写ベルト駆動ローラ41の駆動力により副走査方向へ移動するように構成されている。現像器15により感光体ドラム30に形成されたトナー像を転写ベルト45に転写することによって、転写ベルト45上にトナー像(単色トナー像)を形成するように構成されている。
転写ローラ49は、転写ベルト駆動ローラ41から転写ベルト従動ローラ43に渡り巻回された転写ベルト45の移動方向下流側にずらした位置に配置され、転写ベルト45内側面に押圧して、該転写ベルト45の外側面が感光体ドラム30の外周面の一部を巻回して所定のニップ量を得るように設けられている。
これによって、感光体ドラム30と転写ベルト45との接触領域である画像転写部47(転写ニップ部)は、線形状ではなく、所定幅を有する面形状になっている。それゆえ、搬送される用紙への転写効率の向上が図られる。
また、転写ローラ49は、直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)軸を備え、その金属軸の外周面にEPDM(エチレンプロピレンゴム)、発泡ウレタン等の導電性を有する弾性材が被覆されている。この導電性の弾性材により、転写ベルト45に対して均一的に高電圧を印加することができる。
さらに、画像転写部47よりも用紙搬送方向下流側には、画像転写部47を通過する際に帯電した用紙に対して除電処理を行い、定着ユニット23へ向けて用紙をスムーズに搬送するための除電ローラ51が配置されている。除電ローラ51は、転写ベルト45の背面に配置されている。
また、中間転写ユニット39には、転写ベルト45のトナー汚れを除去する中間転写ベルトクリーニングユニット53と、転写ベルト45に対して除電処理を行う除電ユニット55とが配置されている。除電ユニット55による除電手法としては、装置を介して転写ベルト45を接地する手法、若しくは前記転写電界の極性とは逆極性の電界を転写ベルト45に印加する手法がある。
感光体ドラム30から転写ベルト45へのトナー像の転写は、転写ベルト45の略裏側に接触している転写ローラ49によって行われる。このように構成された転写ローラ49は、感光体ドラム30に形成されたトナー像を転写ベルト45に転写するために高電圧の転写バイアス、すなわち、トナーの帯電極性(マイナス)とは逆極性(プラス)の高電圧が印加され、弾圧材により転写ベルト45に対して均一的に高電圧を印加するようにされている。
本実施形態では、転写電極としてローラ形状を使用しているが、それ以外にブラシ状の転写電極(転写ブラシ)を転写ベルト45の裏側に接触させて転写手段とすることもできる。
感光体ドラム30上で顕著化されたトナー像(静電像)が、装置に入力された画像情報となる。このように画像情報は、転写ベルト45の回転によって、記録用紙と転写ベルト45の接触位置に配置される転写ローラ49によって記録用紙上に転写される。
また、感光体ドラム30との接触により転写ベルト45に付着したトナー、または転写ローラ49によって記録用紙上に転写が行われずに転写ベルト45に残存したトナーは、中間転写ベルトクリーニングユニット53によって除去・回収されるように設定されている。
中間転写ベルトクリーニングユニット53は、転写ベルト駆動ローラ41の近傍に設けられ、転写ベルト45に当接(または摺接)するように配置したクリーニングブレードと、該クリーニングブレードにより転写ベルト45上の残留トナーを掻き取ったトナー(廃トナー)を一旦収納するボックス状のトナー回収部(図示せず)を備え、転写ベルト45上の残留トナーを掻き取り回収するような構成となっている。
定着ユニット23は、ヒートローラ57、加圧ローラ59とにより構成され、記録用紙を挟んで回転するような構成となっている。
ヒートローラ57の周囲には、用紙剥離爪61と、サーミスタ63(ローラ表面温度検出部材)と、ローラ表面クリーニング部材65とが配置される。また、ヒートローラ57の内部には、ローラの外周面を所定温度(定着設定温度:概ね160〜200℃)に加熱するための熱源67が配置されている。
加圧ローラ59の軸方向両端部においては荷重バネ等の機構が備えられており、この機構によって加圧ローラ59はヒートローラ57に対して所定の荷重で圧接されている。また、加圧ローラ59の周囲には、ヒートローラ57の周囲と同様に、用紙剥離爪、ローラ表面クリーニング部材(図示せず)が配置されている。
定着ユニット23によるトナー像の定着は、ヒートローラ57をサーミスタ63(ローラ表面温度検出部材)からの検出値に基づいて所定の定着温度となるように制御し、所定の温度(定着温度)に保つとともに、トナー像が転写された記録用紙をヒートローラ57と加圧ローラ59とにより挟んで回転搬送しながら加熱・加圧することで記録用紙上にトナー像を熱定着することで実現されている。
また、画像形成装置10には、装置の動作を制御するための制御部(図示せず)が備えられる。制御部は、たとえば、マイクロコンピュータと、前記マイクロコンピュータが実行する処理の手順を示した制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)と、作業用のワークエリアを提供するRAM(Random Access Memory)と、制御に必要なデータをバックアップして保持する不揮発性メモリと、センサやスイッチからの信号を入力する回路であって入力バッファやA/D変換回路を含む入力回路と、モータやソレノイドまたはランプなどを駆動するドライバを含む出力回路とから構成される。
次に、画像形成装置10において実行される用紙搬送について詳細に説明する。まず、制御部が、給紙トレイ26a、26b、26c、26dのいずれかを選択し、給紙搬送路27に沿って設けられている複数の搬送ローラ(図示せず)を制御することによって、前記選択した給紙トレイに収納されている用紙をレジストローラ29へ向けて搬送する。これにより、用紙はレジストローラ29の手前に到達し一旦停止する。
なお、給紙搬送路27は、給紙トレイ26a〜26dからレジストローラ29の配置位置に至る範囲に形成されている経路である。用紙搬送路31は、レジストローラ29の配置位置から、中間転写ユニット39、定着ユニット23を経て排紙トレイ33に至る範囲に形成されている経路である。
給紙トレイ26から排紙トレイ33に至る給紙搬送路27及び用紙搬送路31の近傍には、ピックアップローラ28、レジストローラ29、中間転写ユニット39、定着ユニット23、及び複数の搬送ローラ(図示せず)等が配されている。
搬送ローラは、記録用紙の搬送を促進・補助するための小型ローラであり、給紙搬送路27に沿って複数設けられている。
ピックアップローラ28は、給紙カセット25a、25b、25c、25dの端部近傍に備えられ、給紙トレイ26a、26b、26c、26dのいずれか選択されたトレイから記録用紙を一枚ずつピックアップして給紙搬送路27に供給する。
またピックアップローラ280は、手差し給紙トレイ75の端部近傍に備えられ、画像形成装置の側面に配置し、記録用紙を手動で供給できる手差し給紙トレイ75の端部近傍に備えられ、該手差し給紙トレイ75から記録用紙を一枚ずつピックアップして給紙搬送路27に供給する。
制御部は、レジストローラ29を再回転させることによって、給紙搬送路27により搬送された記録用紙を一旦所定位置に停止させて次の搬送タイミングを計る。用紙の先端の位置と感光体ドラム30の外周に形成されている画像の先端の位置とが合致するように用紙を中間転写ユニット39に搬送する。
搬送された記録用紙は、中間転写ユニット39で転写ベルト45上のトナー像が転写され、さらに定着ユニット23に搬送されて、記録用紙上の未定着トナーが熱で溶融して記録用紙に融着する。定着ユニット23を通過後は、自然に冷却されて記録用紙上に固着する。そして、記録用紙は、排紙トレイ33上に排出される。
次に、本発明の実施形態に係る光走査装置の構成を、図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の光走査装置1の構成を示す概略図である。図3は、感光体ドラム30の走査領域外に配置された光源91(レーザダイオード)からポリゴンミラー96で反射したレーザ光の反射方向が入射逆側である場合のレーザ光の光量を説明する説明図である。図4は、感光体ドラム30の走査領域外に配置された光源91(レーザダイオード)からポリゴンミラー96で反射したレーザ光の反射方向がセンターである場合のレーザ光の光量を説明する説明図である。図5は、感光体ドラム30の走査領域外に配置された光源91(レーザダイオード)からポリゴンミラー96で反射したレーザ光の反射方向が入射側である場合のレーザ光の光量を説明する説明図である。図6の(a)は、本発明の実施形態に係るオーバーフィル光学系の光走査装置1おける感光体ドラム30(被走査体)上でのレーザ光の光量分布を示すグラフである。図6の(b)は、本発明の実施形態に係るグラデーションフィルタ208の透過率を示すグラフである。図6の(c)は、本発明の実施形態に係るグラデーションフィルタ208を透過後のレーザ光の光量分布を示すグラフである。図7は、本発明の実施形態に係るオーバーフィル光学系の光走査装置1における走査時の画像形成領域外の区間の長さとBDセンサ209の配置の関係を示す説明図である。図8は、従来のアンダーフィル光学系の光走査装置1における走査時の画像形成領域外区間の長さとBDセンサ209の配置の関係を示す説明図である。
本実施形態の光走査装置1は、図2及に示すように、入力された画像データに応じてレーザ光を照射する光源91(レーザダイオード:LD)、レーザダイオード91から射出されたレーザ光を反射偏向することによって当該レーザ光を走査する回転多面鏡96(ポリゴンミラー)と、コリメータレンズ92、アパーチャ93、第1シリンドリカルレンズ94、第2シリンドリカルレンズ204、ミラー95・206、第1fθレンズ202、第2fθレンズ203、グラデーションフィルタ208、折り返しミラー205と、レーザ光を検知し水平同期信号を出力する水平同期信号生成手段209(BDセンサ)とを備えている。
尚、本実施形態においては、レーザダイオード91から回転多面鏡96までの光路を入射光路とし、回転多面鏡96から折り返しミラー205までの光路を出射光路と称する。また、図2に示すように、入射光路上に配置されている光学部品の総称を走査光学系90と称し、出射光路上に配置されている光学部品の総称を出射光学系200と称する。
走査光学系90においては、図2に示すように、入射光路におけるレーザ光の進行方向の上流から下流に向けて、レーザダイオード91と、コリメータレンズ92と、アパーチャ93と、第1シリンドリカルレンズ94と、ミラー95と、回転多面鏡96とがこの順に配されている。
出射光学系200においては、図2に示すように、出射光路における光の進行方向の上流から下流に向けて、fθレンズ202・203、第2シリンドリカルレンズ204、グラデーションフィルタ208、折り返しミラー205がこの順に配されている。
コリメータレンズ92は、レーザダイオード91から拡散するように射出される円錐状のレーザビームを平行状のレーザ光に整形する光学部品である。
アパーチャ93は、中央部に矩形状の開口が形成された板状部材であり、レーザ光における光軸に垂直な断面が円形状から矩形状になるようにレーザビームを整形する光学部品である。
第1シリンドリカルレンズ94及び第2シリンドリカルレンズ204は、レーザ光を集束させ、細長い線像にするための光学部品である。レーザダイオード91から照射されるレーザ光は非対象に拡散するが、コリメータレンズ92と併用し使用することで、より安定したレーザ光を提供できる。
ミラー95及びミラー206は、入射したレーザ光を反射する。反射されたレーザ光は、それぞれ回転多面鏡(ポリゴンミラー96)及びBDセンサ209に入射する。
尚、本実施形態のレーザ光源においてレーザダイオードが使用されているが、代わりにEL(Electro Luminescence)、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子をアレイ状に並べた書込ヘッドを用いる構成であっても良い。
ポリゴンミラー96は、正多角形柱状であって複数の反射面を備え、光走査装置1の底面に取り付けられるポリゴンモータ(図示せず)により高速回転駆動される。入射したレーザ光を主走査方向に偏向する。
尚、本実施形態において、図2に示すように、感光体ドラム30の回転軸と並行な方向を主走査方向と称する。また感光体ドラム30はポリゴンミラーから出射したレーザ光が照射されるが、ポリゴンミラー96の1つの反射面Fによって走査される範囲を走査範囲(走査領域)と称する。
第1fθレンズ202及び第2fθレンズ203は、図2で示すように、走査範囲の端部付近に反射されるレーザ光の光路長と、走査範囲の中央付近に向けて反射されるレーザ光の光路長との相違に起因して生じる画像の歪みを補正するための光学部品である。すなわち感光体ドラム30上で時間的な直線性を保障するような歪曲収差の補正が行われる。
これらの第1fθレンズ202及び第2fθレンズ203は、主走査方向に長くかつ主走査方向に直行する方向に短く、棒状に形成され、これらの両端は光走査装置本体に支持されている。
グラデーションフィルタ208は、レーザ光を吸収する層を傾斜させて、一端は厚く他端は薄くなるように層形成し、部分的に異なる厚さにすることでレーザ光の透過率が徐々に変化するように構成されている。
図6(a)に示すように、オーバーフィル光学系の光走査装置において、感光体ドラム上に走査されるレーザ光の光量分布は、入射逆側(走査開始位置S)で最も低く、図の左から右に進むにつれて徐々に高くなり、有効走査領域SAにおいて入射側(走査終了位置E)で最も高くなる。尚、BDセンサの位置BPは、図6(a)〜(c)に示すように、走査終了位置の近傍に配置されている。
このためグラデーションフィルタ208は、透過したレーザ光の光量分布が均一になるように、入射逆側(走査開始位置S)の透過率を入射側(走査終了位置E)の透過率よりも高くなるように構成される。
グラデーションフィルタ208の透過率特性は、図6(b)で示すように、感光体ドラム30上においてレーザ光の走査が開始される側(入射逆側)から徐々に、レーザ光の走査が終了する側(入射側)に向かって低くなっている。
図6(c)に示すように、グラデーションフィルタ208を透過したレーザ光の光量分布は、略直線的になり均一化される。
また本実施形態では、図2に示すように、グラデーションフィルタ208は、第2fθレンズ203と第2シリンドリカルレンズ204との間に配置されているが、設置位置はこれに限定されない。例えば、折り返しミラー205と感光体ドラム30との間にも配置してもよい。
グラデーションフィルタ208は、BDセンサ209が検知するレーザ光を透過しないように配置する必要がある。グラデーションフィルタ208を透過するとレーザ光の光量が弱められる。結果、BDセンサ209が検知できなくなり、水平同期信号を出力するタイミングにずれが生じ、画像形成に不具合が生じる。このため本実施形態では、BDセンサ209へ入射するレーザ光をグラデーションフィルタ208に透過させないような構成をとっている。
折り返しミラー205は、ガラス板にアルミニウム蒸着を施して作成された光反射部材であり、第2シリンドリカルレンズ204を通過してきたレーザ光を反射し、感光体ドラム30の外周面に対してレーザ光を導くものである。
BDセンサ209は、図2に示すように、ミラー206から反射されるレーザ光を受光し、このレーザ光の所定の光量(強度)を検出し、水平同期信号を出力する。出力された水平同期信号は、制御部(図示せず)によって受信される。
BDセンサ209の検出信号(レーザ光)は、ポリゴンミラー96(回転多面鏡)の回転とデータの書き込みとの同期をとるための水平同期信号として用いられる。
本発明の光走査装置の制御部は、BDセンサ209で生成された水平同期信号に基づいて、1走査ライン毎に感光体上へ画像を書き始める位置を決定するためのタイミング信号を生成し出力する。レーザ光の書き出しするタイミングは、水平同期信号に基づいて行われる。尚、水平同期信号は各ライン毎に生成される。
水平同期信号は感光体の右端に達した走査線を左端に戻す際の動作に使用されるが、後に説明するように、本実施形態に係るポリゴンモータ(図示せず)の回転制御にも利用される。
また本実施形態において、感光体ドラム30にレーザ光が走査される領域を走査領域と称する。この走査領域は、ポリゴンミラー96の1つの反射面Fが走査する領域よりも小さい。
BDセンサ209は、走査領域外に配置される。同様に、光源91(レーザダイオード:LD)も走査領域外に配置される。またBDセンサ209は入射側に配置される。入射側とは、感光体ドラムの走査方向と垂直で、且つレーザ光によって照射されるポリゴンミラーの被照射面の中心点を通った線(以下、垂線VLという)を対称線とした場合、レーザ光が光源91(レーザダイオード)から回転多面鏡(ポリゴンミラー96)へ入射する側である。
以下、本実施形態に係る光走査装置1におけるレーザ光の動作を示す。
光源91(レーザダイオード)から照射されたレーザ光は、コリメータレンズ92により平行光となり、アパーチャ93(光偏向手段)を通過し矩形状に調整される。さらにレーザ光は、第1シリンドリカルレンズ94を通過し、ミラー95で反射されポリゴンミラー96に入射する。
本光走査装置1においてポリゴンミラー96に入射するレーザ光の照射面積(スポット)がポリゴンミラー96における1つの反射面Fの面積よりも大きくなるように設計されている。すなわち走査光学系90ではオーバーフィル方式が採用されている。
さらに、ポリゴンミラー96の反射面Fで反射されたレーザ光は、第1fθレンズ202、及び第2fθレンズ203を透過し集光作用を受けた後、グラデーションフィルタ208を透過する。レーザ光は、グラデーションフィルタ208により光量が均一化される。さらにレーザ光は、第2シリンドリカルレンズ204を透過し、折り返しミラー205で反射され感光体ドラム30に入射する。レーザ光は絶えず感光体ドラム30に垂直に当たるような構成がとられている。
一方、ポリゴンミラー96の反射面Fで反射され、第1fθレンズ202、及び第2fθレンズ203を透過し集光作用を受けた上記のレーザ光の一部は、グラデーションフィルタ208を透過せずに、ミラー206で反射され、BDセンサ209に入射する。
上記に示すように、BDセンサ209にレーザ光が入射する前に、ミラー206でレーザ光を反射させているが、直接BDセンサ209にレーザ光を入射させてもよい。レーザ光をミラーに反射させないことで、レーザ光の光量の低下(約5%)を防ぐことができる。
従って、BDセンサ209の配置位置は、ミラー206を利用することで、入射側及び入射逆側にも設置が可能である。BDセンサ209の配置位置を柔軟に決定できるため、光走査装置の各構成要素をコンパクトに配置でき、光走査装置の小型化を実現できる。
BDセンサ209は、レーザ光を検知すると、水平同期信号を出力する。尚、BDセンサ209とポリゴンミラー96の距離は、感光体ドラム30とポリゴンミラー96との距離と略同等に設けられている。
次に、オーバーフィル光学系の光走査装置1において、ポリゴンミラーに斜めにレーザ光を入射する場合の反射されるレーザ光の反射方向とレーザ光の光量について説明する。
図3は、感光体ドラム30の走査領域外に配置された光源91(レーザダイオード)からポリゴンミラー96で反射したレーザ光の反射方向が入射逆側である場合のレーザ光の光量を説明する説明図である。以下、入射逆側出射と称する。尚、図4のセンター出射及び図5の入射側出射については、後に詳述する。
ここで入射側とは、感光体ドラム30の走査方向と垂直で、且つレーザ光によって照射されるポリゴンミラー96の被照射面の中心点を通った線(垂線VL)を対称線とした場合、レーザ光が光源91(レーザダイオード)からポリゴンミラー96へ入射する側である。また、入射逆側とは、上記垂線VLを対称線とした場合、レーザ光が光源91(レーザダイオード)及びBDセンサ209が配置されていない側である。またセンターとは、上記垂線VLを対称線とした場合、この垂線VLと平行かつ感光体ドラム30の走査方向に垂直な方向である。
図3に示すように、ポリゴンミラー96で反射されたレーザ光RLは垂線VLに対して入射逆側に反射されている。入射するレーザ光ILの光量(光量分布D)は中心付近が最も高く、外縁に向かうほど低くなるという特性を有している。図3の入射するレーザ光ILは端に分布する光量のレーザ光が反射されているため、光量の強度は、図4のセンター出射に比べて小さく、図5の入射側出射と略同等である。入射するレーザ光ILの幅は、センター出射と入射側出射に比べて小さくなる。また入射角度IAは、入射側出射とセンター出射に比べて大きくなる。尚、入射角度IAとは、ポリゴンミラー96に入射するレーザ光の中心軸と垂線VLとの角度である。また、ポリゴンミラー96で反射されたレーザ光の光量は、入射側出射とセンター出射に比べて小さい。
図4は、感光体ドラム30の走査領域外に配置された光源91(レーザダイオード)からポリゴンミラー96で反射したレーザ光の反射方向がセンターである場合のレーザ光の光量を説明する説明図である。図4はセンター出射を示している。
図4に示すように、ポリゴンミラー96で反射されたレーザ光RLは、垂線VLと同方向にあり、且つ感光体ドラム30に向かって反射されている。ポリゴンミラー96に入射するレーザ光の光量(光量分布D)は、図3の入射逆側出射及び図5の入射側出射に比べて大きい。また、入射するレーザ光ILの幅は、入射側出射に比べて小さく、入射逆側出射に比べ大きい。さらに入射角度IAは、入射側出射と比べて大きく、入射逆側出射に比べて小さい。また、ポリゴンミラー96で反射されたレーザ光の光量は、入射側出射と比べて小さく、入射逆側出射に比べ大きい。
本実施形態に係る図5は、感光体ドラム30の走査領域外に配置された光源91(レーザダイオード)から照射されたレーザ光の入射・反射方向を説明する説明図である。尚、図5は入射側出射を示している。
光源91から照射されたレーザ光は、垂線VLに対して斜め入射側より入射し、ポリゴンミラー96の1つの反射面Fで入射側に反射されている。
図5に示すように、ポリゴンミラー96に入射するレーザ光ILの光量(光量分布D)は、端に分布するレーザ光を使用するため、図4のセンター出射に比べて小さく、図3の入射逆側出射と略同等である。また入射するレーザ光ILの幅Dは、入射逆側出射とセンター出射に比べて大きくなる。
また入射角度IAは、入射側出射とセンター出射に比べて小さくなる。この角度が小さいほどポリゴンミラー96で反射されるレーザ光RLの光量は高くなる。従って、BDセンサ209で受光するレーザ光の光量は、入射逆側出射とセンター出射に比べ最も高くなる。
BDセンサ209は、所定値より少ない数量近辺の光量のレーザ光を検知した場合、誤動作を生じ、正確に水平同期信号を生成することができない。本実施形態で示すように、ポリゴンミラー96で反射されるレーザ光が入射側になるように、光源91(レーザダイオード)及びBDセンサ209を配置することで、BDセンサ209で検知するレーザ光の光量を増やし、BDセンサ209のレーザ光の読取精度を安定させ、正確な画像形成を実現できる。
さらに、ポリゴンミラーの反射面Fで反射されるレーザ光の光量が最も高くなるように、レーザダイオード91から照射されたレーザ光を垂直にポリゴンミラーの反射面Fに入射させてBDセンサ209で検知させることも可能である。この場合、垂直には反射したレーザ光はミラー206で反射しているため、光源91(レーザダイオード)とBDセンサ209はポリゴンミラーと同一平面上に併設できるため、光走査装置1の高さ方向の厚みの増加することを防ぐことができる。
また、BDセンサ209の位置BPは、感光体ドラム30上で走査が開始する位置(走査開始位置S)の近傍と、及び走査が終了する位置(走査終了位置E)の近傍とに配置することができる。さらにミラー206の反射角度を調整することでBDセンサ209の位置BPを柔軟に変更できる。
従って、BDセンサ209を柔軟に配置できることで、光走査装置の構成要素が装置内の一部分に密集するように配置され、占有するスペースを効率的に利用できるため光走査装置内が小型化でき、同様にそれを備える画像形成装置の小型化も図れる。
次に本実施形態に係るレーザ光の光量制御について説明する。
レーザ光源として利用されるレーザダイオードは、発光光量が一定であることが要求されるが、レーザダイオードは、レーザダイオードのおかれている環境やレーザダイオード自体の発熱に起因する温度変化によって、発光光量が変動するという性質を有している。
そこで、光源91(レーザダイオード)の近傍にフォトダイオード(図示せず)を配設して、受光素子(フォトダイオード)でレーザダイオードの発光量を検出し、フォトダイオードの検出した発光量を制御部内のレーザ光量制御手段(図示せず)にフィードバックして、レーザ光量制御手段でレーザダイオードの光量を一定にするという制御を行う。このような制御を自動出力制御(オートパワーコントロール、APC)と称する。
制御部内のレーザ光量制御手段(図示せず)は、画像形成領域外で書込みが行われない期間において、APCによる光量調節を行なう。さらに画像形成領域で書込みが行われる期間において、光源91(レーザダイオード)の駆動電流を所定の電流値に固定し、光源101に対し定電流駆動を行なう。この過程を1ライン毎に繰り返し、光源91(レーザダイオード)に対し断続的に自動出力制御(APC)が行われる。
感光体ドラム30における一走査ライン毎に、光走査装置に備えられている光源91(レーザダイオード)に対して、APCを実施し、光量調整を行うことで、光源91の光出力を安定させることができ、形成する画像の濃度ムラを低減できる。
次に、アンダーフィル光学系とオーバーフィル光学系の光走査装置における走査時の画像形成領域外の期間の長さ(画像形成領域外区間GO)とBDセンサ209の配置BPの関係を説明する。
本実施形態において、感光体ドラム30上でレーザ光の走査が開始される位置を走査開始位置(S)と称し、またレーザ光の走査が終了する位置を走査終了位置(E)と称す。
オーバーフィル光学系の光走査装置における画像形成領域の期間(画像形成領域GI1、GI2)は、図7に示すように、ポリゴンミラー96の1つの反射面Fによって走査された走査領域SA内にあり、1ライン分の画像が形成される期間を表している。画像形成領域外の期間(画像形成領域外区間GO1)は、走査されたレーザ光が走査終了位置(E)に達した後、再び走査開始位置(S)に戻るまでの期間である。尚、図7及び図8において、第1の1ライン走査分の画像形成領域をGI1、次に走査される第2の1ライン走査分の画像形成領域をGI2として表示している。
アンダーフィル光学系とオーバーフィル光学系の光走査装置におけるBDセンサの位置BPは、図7及び図8に示すように、走査終了位置の近傍に配置されている。
図8に示すように、アンダーフィル光学系の光走査装置における画像形成領域外の期間(画像形成領域外区間GO2)は、オーバーフィル光学系の光走査装置における画像形成領域外の期間(画像形成領域外区間GO1)よりも長い。
このためBDセンサが走査終了位置の近傍に配置された場合、オーバーフィル光学系の光走査装置おいて、レーザ光を検知し水平同期信号が出力され、次の1走査ライン分の画像の書き出す時間は、アンダーフィル光学系の光走査装置の該時間に比べて短い。
オーバーフィル光学系の光走査装置では、入射するレーザ光の入射幅Wは、ポリゴンミラーの1つの反射面Fより広いため、レーザ光が走査終了位置に達した後、隣接する反射面Fで走査が開始されるまでの時間は、アンダーフィル光学系の光走査装置に比べて短くなる。従って、オーバーフィル光学系の光走査装置における画像形成領域外の期間(画像形成領域外区間GO1)は、アンダーフィル光学系の光走査装置の画像形成領域外の期間(画像形成領域外区間GO2)に比べて短くなる。
一方、アンダーフィル光学系の光走査装置では、入射するレーザ光の入射幅Wは、ポリゴンミラーの1つの反射面Fより狭いため、レーザ光が走査終了位置に達した後、隣接する反射面Fで走査が開始されるまでの時間は、オーバーフィル光学系の光走査装置に比べて長くなる。従って、アンダーフィル光学系の光走査装置における画像形成領域外の期間(画像形成領域外区間GO2)は、オーバーフィル光学系の光走査装置の画像形成領域外の期間(画像形成領域外区間GO1)に比べて長くなる。
一般に、光走査装置においては、ポリゴンミラーにおけるレーザ光の反射面Fの変動により走査を開始する位置(走査開始位置S)が、感光体ドラムの回転方向(副走査方向)に変動する現象が生じ、これが副走査方向のピッチすなわち走査線の間隔を不安定なものにするという問題が生じる。
主に、上記の走査開始位置Sの変動は、ポリゴンミラーの製造精度に起因する各反射面Fの回転軸に対する平行度の誤差(面倒れ)により生じている。この誤差によってポリゴンミラーの回転運動中のふらつき(ウォブリング)により生じ、ポリゴンミラーの高速等角速度の回転を均一に保つことができず(回転ムラ)、画像ズレの原因となっている。
本実施形態において、BDセンサ209を走査終了位置の近傍に配置しても、次の1走査ライン分の画像の書き出す時間を短いため、ポリゴンミラーの回転ムラによる影響が少ない。従って、画像ズレのない画像形成を実現できる。またBDセンサの位置を走査終了側に配置できるため、光走査装置の構成要素が装置内の一部分に密集するように配置され、占有するスペースを効率的に利用できるため光走査装置内が小型化でき、同様にそれを備える画像形成装置の小型化も図れる。
次に本実施形態に係る制御部によるポリゴンモータ(図示せず)の回転制御を説明する。
上記に記載したように、ポリゴンミラーの面倒れによって反射するレーザ光を出射するタイミングが均等にならず、ポリゴンミラーの回転中のふらつきが生じてBDセンサの水平同期信号の出力タイミングのずれが起こり得る。このため、このBDセンサの出力タイミングのずれを防止するため、ポリゴンモータ(図示せず)の回転を制御し、正確な画像形成を実現する。以下に、制御部によるポリゴンモータの回転制御を記す。
本実施形態に係る制御部は、上記の構成要素に加えて、クロック数をカウントするカウンタ(図示せず)と、ポリゴンミラー96における回転速度基準値を記憶したメモリ(図示せず)と、該回転速度と測定値を比較するコンパレータ(図示せず)と、ポリゴンモータを駆動するモータドライバ(図示せず)等を備える。
本実施形態に係るBDセンサ209は、ポリゴンミラー96の反射面Fで反射されたレーザ光を検知すると、レーザ光が入射したことを知らせる水平同期信号を制御部に出力する。ポリゴンミラー96が1回転する際に、ポリゴンミラーの反射面毎に、BDセンサ209から水平同期信号が出力されるため、1回転で反射面数の水平同期信号が出力させることになる。
水平同期信号の時間をポリゴンミラーの反射面数に等しい値で割って分周し、この分周信号をポリゴンモータの回転速度を検出するための基準信号(分周基準信号)として使用する。
カウンタは、クロック数をカウントしてポリゴンモータの回転周期を測定し、分周基準信号が入力されるとクリアする。
コンパレータは、カウンタがカウントした測定値とポリゴンミラー96の回転速度基準値とを比較する。回転速度基準値より遅れている場合、加速する制御信号を出力する。また回転速度基準値よりも進んでいる場合、減速する制御信号を出力する。
ポリゴンドライバは制御信号を受信し、ポリゴンミラー96に接続されたポリゴンモータ(図示せず)の制御を行う。
従って、ポリゴンミラー96は高速等角速度の回転を制御される。この回転に伴って入射したレーザ光が連続的に角度を変える偏向レーザ光となって反射・偏光され、主走査方向に走査される。結果、ポリゴンモータの回転制御により、正確な画像形成を実現できる。
1 光走査装置
30 感光体ドラム
92 コリメータレンズ
93 アパーチャ
94 第1シリンドリカルレンズ
95,206 ミラー
96 ポリゴンミラー
202 第1fθレンズ
203 第2fθレンズ
204 第2シリンドリカルレンズ
205 折り返しミラー
208 グラデーションフィルタ
209 BDセンサ

Claims (7)

  1. レーザ光を照射する光源と、
    前記光源からの前記レーザ光を同一面で反射偏向させる回転多面鏡と、
    前記回転多面鏡によって偏向された前記レーザ光を反射するための光学系と、
    前記回転多面鏡で反射された前記レーザ光を検知し、水平同期信号を出力する水平同期信号生成手段と、
    を備え、
    前記回転多面鏡の反射面より広い幅の前記レーザ光を前記回転多面鏡に入射し、被走査体にレーザ光を偏向走査するオーバーフィル光学系の光走査装置であって、
    前記光源及び前記水平同期信号生成手段は、被走査体を走査する走査方向に前記レーザ光が走査される領域の外側に配置され、前記水平同期信号生成手段は前記回転多面鏡へ前記レーザ光が入射する側に配置されることを特徴とする光走査装置。
  2. 光走査装置は、光量を補正するフィルタを備え、
    前記フィルタは、前記回転多面鏡の反射面で反射した前記レーザ光を透過するように配置され、前記水平同期信号生成手段によって検知される前記レーザ光を透過しないように配置されたことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記光学系は、前記レーザ光を集光し偏向する複数のレンズ、前記レーザ光を反射するミラーであることを特徴とする請求項1から2のいずれかに記載の光走査装置。
  4. 前記光源からの前記レーザ光は、前記回転多面鏡の反射面に垂直に入射することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光走査装置。
  5. 前記回転多面鏡の反射面で反射した前記レーザ光を、前記光学系で反射させて前記水平同期信号生成手段に入射することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の光走査装置。
  6. 前記光走査装置による前記レーザ光の照射により静電潜像が形成される前記被走査体と、
    前記被走査体に形成された前記静電潜像に、現像剤を付着させることによって現像する現像手段と、
    前記現像手段により付着された前記現像剤を被記録媒体に転写する転写手段と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記光走査装置は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光走査装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記水平同期信号生成手段は、前記被走査体への走査が終了する側に配置されることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
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