JP2011080843A - 立体形状測定システム及び立体形状測定方法 - Google Patents

立体形状測定システム及び立体形状測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】対象物体に動きがある場合であっても測定精度の低下を抑止すること。
【解決手段】投影装置がそれぞれ異なる第一〜第三模様を物体に対して投影する状態で繰り返し遷移し、撮像装置が第一〜第三模様が投影された物体の画像をそれぞれ生成し、立体形状測定装置が各画像において、各ピクセルの輝度値の時間変化を表す波形の位相をピクセル毎に算出し、異なる撮像装置によって撮像された各画像において、各ピクセルの輝度値及び位相に基づいて、物体の三次元空間上の同一点が撮像された画像平面上のピクセルの対応付けを行い、各対応点の画像上の座標に基づいて物体の立体形状を測定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、立体形状の測定を行う立体形状測定システム及び立体形状測定方法に関する。
従来、対象物体を撮像し、撮像された画像を用いて対象物体の立体形状を測定する立体形状測定システムが提案されている。このような立体形状測定システムに採用されている立体形状測定方法の具体例として、モアレ法、スポット光計測法、光切断法、空間コード法、ステレオ法などがある。
立体形状測定システムには、複数の撮像装置によって対象物体を撮像し、複数の画像上での対応点を検出することによって立体形状測定を行うシステムがある。このようなシステムでは、複数の画像上での対応点を精度良く検出するために、対象物体に対して所定の模様などを投影した上で撮像を行う(非特許文献1参照)。
服部数幸、佐藤幸男、"レーザパターンシフトによる高分解能空間コード化法"、電子情報通信学会論文誌、J80−D−2(6)、pp.1423−1431、社団法人電子情報通信学会
しかしながら、非特許文献1に記載の技術では、時間差で異なる模様を投影し、各模様が投影された画像を順次撮像することによって立体形状測定を行っていた。そのため、対象物体に動きがある場合には、時間差で投影される各模様の画像毎に被写体の位置がずれてしまい、測定精度が著しく低下してしまうという問題があった。
そこで本発明は、対象物体に動きがある場合であっても測定精度の低下を抑止することができる立体形状測定システム及び立体形状測定方法を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、物体(例えば、実施形態における対象物体40)に対して所定の模様を投影する投影装置(例えば、実施形態における投影装置10)と、前記物体をそれぞれ異なる位置から撮像する複数の撮像装置(例えば、実施形態における撮像装置20)と、各撮像装置によって撮像された各画像に基づいて前記物体の立体形状を測定する立体形状測定装置(例えば、実施形態における立体形状測定装置30)を備える立体形状測定システム(例えば、実施形態における立体形状測定システム1)であって、前記投影装置は、物体に対して所定の第一模様を投影する第一状態と、前記物体に対して所定の第二模様を投影する第二状態と、前記物体に対して所定の第三模様を投影する第三状態とで繰り返し遷移し、前記撮像装置は、前記物体において反射された光を受光して光の強度に応じた電荷を生成する光電変換部(例えば、実施形態における微小変換部2211a〜2211d)と、前記投影装置が前記第一状態である間に前記光電変換部によって生成された電荷を蓄積する第一電荷蓄積部(例えば、実施形態における電荷蓄積領域2212a)と、前記投影装置が前記第二状態である間に前記光電変換部によって生成された電荷を蓄積する第二電荷蓄積部(例えば、実施形態における電荷蓄積領域2212b)と、前記投影装置が前記第三状態である間に前記光電変換部によって生成された電荷を蓄積する第三電荷蓄積部(例えば、実施形態における電荷蓄積領域2212c)と、前記第一電荷蓄積部に蓄積された電荷を読み出すことによって前記第一模様が投影された前記物体の画像である第一画像を生成する第一画像生成部(例えば、実施形態における第一模様投影画像生成部23)と、前記第二電荷蓄積部に蓄積された電荷を読み出すことによって前記第二模様が投影された前記物体の画像である第二画像を生成する第二画像生成部(例えば、実施形態における第二模様投影画像生成部24)と、前記第三電荷蓄積部に蓄積された電荷を読み出すことによって前記第三模様が投影された前記物体の画像である第三画像を生成する第三画像生成部(例えば、実施形態における第三模様投影画像生成部25)と、を備え、前記立体形状測定装置は、前記第一画像と前記第二画像と前記第三画像とにおいて、各ピクセルの輝度値の時間変化を表す波形の位相をピクセル毎に算出する位相算出部(例えば、実施形態における位相算出部32)と、異なる撮像装置によって撮像された各画像において、各ピクセルの輝度値及び位相に基づいて、前記物体の三次元空間上の同一点が撮像された画像平面上のピクセルの対応付けを行う対応点検出部(例えば、実施形態における対応点検出部33)と、各対応点の画像上の座標に基づいて前記物体の立体形状を測定する立体形状測定部(例えば、実施形態における立体形状測定部34)と、を備える、ことを特徴とする。
本発明の一態様は、上記の立体形状測定システムであって、前記投影装置は、前記物体に対して模様の投影を行わない模様非投影状態をさらに有し、前記第一状態と前記第二状態と前記第三状態と前記模様非投影状態とで繰り返し遷移し、前記撮像装置は、前記投影装置が前記模様非投影状態である間に前記光電変換部によって生成された電荷を蓄積する模様非投影時電荷蓄積部(例えば、実施形態における電荷蓄積領域2212d)と、前記模様非投影時電荷蓄積部に蓄積された電荷を読み出すことによって前記模様が投影されていない前記物体の画像である模様非投影画像を生成する模様非投影画像生成部(例えば、実施形態における模様非投影画像生成部27)と、前記第一画像と前記模様非投影画像との差分の画像である第一差分画像を生成する第一差分画像生成部(例えば、実施形態における第一差分画像生成部231)と、前記第二画像と前記模様非投影画像との差分の画像である第二差分画像を生成する第二差分画像生成部(例えば、実施形態における第二差分画像生成部241)と、前記第三画像と前記模様非投影画像との差分の画像である第三差分画像を生成する第三差分画像生成部(例えば、実施形態における第三差分画像生成部251)と、を備え、前記立体形状測定装置の位相算出部は、前記第一差分画像と前記第二差分画像と前記第三差分画像とに基づいて前記各ピクセルの輝度値の時間変化を表す波形の位相をピクセル毎に算出する、ことを特徴とする。
本発明の一態様は、物体に対して所定の模様を投影する投影装置と、前記物体をそれぞれ異なる位置から撮像する複数の撮像装置と、各撮像装置によって撮像された各画像に基づいて前記物体の立体形状を測定する立体形状測定装置を備える立体形状測定システムが行う立体形状測定方法であって、前記投影装置が、物体に対して所定の第一模様を投影する第一状態と、前記物体に対して所定の第二模様を投影する第二状態と、前記物体に対して所定の第三模様を投影する第三状態とで繰り返し遷移し、前記撮像装置が、前記物体において反射された光を受光して光の強度に応じた電荷を生成する光電変換ステップと、前記投影装置が前記第一状態である間に前記光電変換ステップによって生成された電荷を蓄積する第一電荷蓄積ステップと、前記投影装置が前記第二状態である間に前記光電変換ステップによって生成された電荷を蓄積する第二電荷蓄積ステップと、前記投影装置が前記第三状態である間に前記光電変換ステップによって生成された電荷を蓄積する第三電荷蓄積ステップと、前記第一電荷蓄積ステップにおいて蓄積された電荷を読み出すことによって前記第一模様が投影された前記物体の画像である第一画像を生成する第一画像生成ステップと、前記第二電荷蓄積ステップにおいて蓄積された電荷を読み出すことによって前記第二模様が投影された前記物体の画像である第二画像を生成する第二画像生成ステップと、前記第三電荷蓄積ステップにおいて蓄積された電荷を読み出すことによって前記第三模様が投影された前記物体の画像である第三画像を生成する第三画像生成ステップと、前記立体形状測定装置が、前記第一画像と前記第二画像と前記第三画像とにおいて、各ピクセルの輝度値の時間変化を表す波形の位相をピクセル毎に算出する位相算出ステップと、異なる撮像装置によって撮像された各画像において、各ピクセルの輝度値及び位相に基づいて、前記物体の三次元空間上の同一点が撮像された画像平面上のピクセルの対応付けを行う対応点検出ステップと、各対応点の画像上の座標に基づいて前記物体の立体形状を測定する立体形状測定ステップと、を備える、ことを特徴とする。
本発明によれば、対応点検出部において、輝度値のみではなく、位相値にもさらに基づいて各ピクセルの対応付けが実行される。そのため、対象物体に動きがある場合であっても測定精度の低下を抑止することが可能となる。
また、模様非投影画像生成部を備えるように構成された本発明によれば、投影装置から物体に投影された各模様のみが各差分画像として得られる。そのため、精度の高い位相算出を実現することが可能となる。
第一実施形態の立体形状測定システムのシステム構成を表すシステム構成図である。 投影装置の機能構成を表す概略ブロック図である。 発光部によって発光される光が有する模様の概略を表す概略図である。 発光部によって発光される光が有する複数の模様の概略を表す概略図である。 撮像装置の機能構成を表す概略ブロック図である。 受光部の構成の概略を表す概略図である。 受光部に用いられる画素の構成を表す構成図である。 図7の画素の等価回路を表す図である。 第一実施形態における立体形状測定システムの動作を表すタイミングチャートである。 計測装置の機能構成を表す概略ブロック図である。 位相算出部が各ピクセルにおける光強度時間変化波形の位相の値を算出するための処理の概略を表す概略図である。 対応点検出部の処理の概略を表す概略図である。 第二実施形態における受光部に用いられる画素の構成を表す図である。 第二実施形態における立体形状測定システムの動作を表すタイミングチャートである。 第三実施形態における投影装置の発光部によって発光される光が有する複数の模様の概略を表す概略図である。 第三実施形態における撮像装置の機能構成を表す概略ブロック図である。 第三実施形態における立体形状測定システムの動作を表すタイミングチャートである。
[第一実施形態]
図1は、第一実施形態の立体形状測定システム1のシステム構成を表すシステム構成図である。立体形状測定システム1は、撮像システム2及び立体形状測定装置30を備える。撮像システム2は、投影装置10及び複数台の撮像装置20(撮像装置20−1、20−2)を備える。投影装置10は所定の模様を対象物体40の表面に投影し、撮像装置20は所定の模様が投影された対象物体40を撮像し、立体形状測定装置30は各撮像装置20によって撮像された画像を用いて対象物体40の立体形状を測定する。以下、立体形状測定システム1に含まれる各装置について説明する。
図2は、投影装置10の機能構成を表す概略ブロック図である。投影装置10は、同期部11、発光部12、拡散レンズ13を備え、例えばDLP(Digital Light Processing)(登録商標)などのプロジェクター機器を用いて構成される。同期部11は、所定のタイミングで同期信号を発光部12及び各撮像装置20に出力する。同期部11から出力される同期信号は、どのような通信形態によって各撮像装置20に送信されても良く、例えば有線ケーブルを介して送信されても良いし、無線通信を用いて送信されても良い。
発光部12は、同期部11から出力される同期信号に応じて複数の所定の模様を有した光を繰り返し発光し、対象物体40に所定の模様を投影する。発光部12は、例えば白色光源とDMD(デジタルマイクロミラーデバイス:Digital Micromirror Device)を用いて構成されても良いし、白色光源と液晶パネルを用いて構成されても良い。拡散レンズ14は、発光部12から発光された所定の模様を有した光を屈折させ幅広い方向へ進行させる。
図3は、発光部12によって発光される光が有する模様の概略を表す概略図である。図3Aは、発光部12によって発光される光が有する模様の一例を表す図である。発光部12によって発光される光は横軸方向(x軸方向)に濃度が滑らかに変化しているアナログ的なパターンを有する。図3Bは、発光部12によって発光される光の強度の横軸方向の変化を表す図である。発光部12によって発光される光の強度は、横軸方向にサイン波にしたがって滑らかに変化する。なお、図3Aにおいて、光の強度が弱い部分は黒色にて表されているが、実際にはオフセットがあるため黒色ではなく、オフセットに応じた明度を持った明るさの模様となる。図4、図15でも同様である。
図4は、発光部12によって発光される光が有する複数の模様の概略を表す概略図である。図4A、図4B、図4C、図4Dは、それぞれ位相が0度、90度、180度、270度ずれた横軸方向に伸びるサイン波にしたがった強度の光が有する模様(以下、それぞれ「0度模様」、「90度模様」、「180度模様」、「270度模様」という)を表す。
発光部12は、同期部11から出力される同間隔の同期信号に応じて、図4A〜図4Dに表される所定の模様を有する光を繰り返し発光する。そのため、光の模様上の横軸方向(x軸方向)のある点Mにおける光の強度の時間変化は、図4Eに示すようなサイン波にしたがった変化として近似的に表すことができる。以下の説明において、図4Eに表されるような、ある点における光強度の時間変化を示す波形を、「光強度時間変化波形」という。
図5は、撮像装置20の機能構成を表す概略ブロック図である。撮像装置20は、レンズ21、受光部22、第一模様投影画像生成部23、第二模様投影画像生成部24、第三模様投影画像生成部25、第四模様投影画像生成部26を備える。レンズ21は、対象物体40において反射された光束を通過させ、受光部22に対象物体40の像を結像させる。受光部22は、複数の画素が二次元に配列された構造を有し、画素によって受光した光に応じた電荷を発生させて蓄積し、所定のタイミングで蓄積した電荷を第一模様投影画像生成部23〜第四模様投影画像生成部26へ出力する。
第一模様投影画像生成部23〜第四模様投影画像生成部26は、受光部22に蓄積された電荷を入力し、0度模様、90度模様、180度模様、270度模様がそれぞれ対象物体40に投影されている画像(以下、それぞれ「第一模様投影画像」、「第二模様投影画像」、「第三模様投影画像」、「第四模様投影画像」という)の電子データを生成する。そして、第一模様投影画像生成部23〜第四模様投影画像生成部26は、生成した各画像の電子データを立体形状測定装置30へ送信する。各画像の電子データは、どのような通信形態によって立体形状測定装置30に送信されても良く、例えば有線ケーブルを介して送信されても良いし、無線通信を用いて送信されても良い。
図6は、受光部22の構成の概略を表す概略図である。受光部22は、複数の画素221と、垂直走査回路222、水平走査回路223、読み出し回路224を備える。画素221は、二次元マトリックス状に配置され、レンズ21を通過した光を受けて電荷を生成し蓄積する。各画素221に蓄積された電荷に応じた電圧レベルは、垂直走査回路222及び水平走査回路223による制御に応じて、読み出し回路224によって読み出され、読み出された電圧レベルは読み出し回路224から第一模様投影画像生成部23〜第四模様投影画像生成部26へ出力される。
図7は、受光部22に用いられる画素221の構成を表す構成図である。画素221は、4つの微小変換部2211a〜2211dを備える。各微小変換部2211a〜2211dは光電変換素子を用いて構成される。また、画素221は、4つの電荷蓄積領域2212a〜2212dと、各電荷蓄積領域2212a〜2212dに対応する振り分けゲートTxa〜Txdを備える。4つの微小変換部2211a〜2211dは、電荷転送領域2213及び振り分けゲートTxa〜Txdを介して、それぞれ電荷蓄積領域2212a〜2212dに接続される。
微小変換部2211a〜2211dにおける光電変換によって生成された電荷は、よりポテンシャルの低い電荷転送領域2213へ移動する。振り分けゲートTxa〜Txdのうちの一つが開かれると、電荷転送領域2213から、開かれたゲートTxa〜Txdに対応する電荷蓄積領域2212a〜2212dの一つに電荷が移動する。そして、各電荷蓄積領域2212a〜2212dに移動した電荷は、各電荷蓄積領域2212a〜2212dによって所定のタイミングまで蓄積される。そして、蓄積された電荷は、所定のタイミングで読み出し電極2214a〜2214dから、読み出し回路224を介してそれぞれ第一模様投影画像生成部23〜第四模様投影画像生成部26へ読み出される。
また、画素221は、各電荷蓄積領域2212a〜2212dに隣接するリセットゲートRa〜Rd及びリセット電極2215a〜2215dを備える。リセットゲートRa〜Rdが開かれると、リセット電極2215a〜2215dに加えられている電圧Vによって、電荷蓄積領域2212a〜2212dが充電されてリセット状態となる。このリセット処理は、受光部22の全画素221の全電荷蓄積領域2212a〜2212dに対して同時に行われる。
図8は、図7の画素221の等価回路を表す図である。図8において、微小変換部2211a〜2211dは、フォトダイオード及びコンデンサC0a〜C0dの対として表される。電荷転送領域2213は、コンデンサCTとして表される。振り分けゲートTxa〜Txdにそれぞれ隣接する電荷蓄積領域2212a〜2212dは、コンデンサCa〜Cdとして表される。これらのコンデンサは、リセットゲートRa〜RdのFETトランジスタがオンになることによって電圧Vで充電される。この動作は、前述したリセット処理であり、電荷蓄積領域2212a〜2212dの状態を、微小変換部2211a〜2211dによって生成される電荷を蓄積する前の状態(初期状態)に戻すための処理である。
FETトランジスタLa〜Ldは、レベルシフト・トランジスタである。FETトランジスタLa〜Ldは、読み出しゲートTa〜Tdが開かれるとコンデンサCa〜Cdにホールドされている電荷に応じた電流をそれぞれ読み出し回路224を介して第一模様投影画像生成部23〜第四模様投影画像生成部26へ送り出す。
なお、4つの微小変換部2211a〜2211d及び電荷転送領域2213は、P型領域(P-well)に埋め込まれた一体的なN型領域によって形成することができる。この一体的なN型領域の上方に遮光幕(遮光マスク)が設けられ、画素221の各構成のうち微小変換部2211a〜2211dだけに光が入るように構成される。
図9は、第一実施形態における立体形状測定システム1の動作を表すタイミングチャートである。まず、同期部11が出力する同期信号(1)に応じて、画素221は、リセットゲートRa〜Rdを開くとともに4つの振り分けゲートTxa〜Txdを開くことによって、電荷転送領域2213及び電荷蓄積領域2212a〜2212dをリセットする(充電する)。
次に同期部11が同期信号(2)を出力すると、この同期信号(2)に応じて発光部12は0度模様の光を発光し、対象物体40に0度模様を投影する。また、この同期信号(2)に応じて撮像装置20の画素221は振り分けゲートTxaを開いて、4つの微小変換部2211a〜2211dで生成される電荷を電荷転送領域2213を介して電荷蓄積領域2212a(コンデンサCa)に蓄える。電荷転送領域2213から電荷蓄積領域2212aに蓄えられる電荷は、コンデンサCaの電圧を下げるように作用する。同期信号(2)の入力から所定時間(例えば50マイクロ秒)が経過すると、画素221は振り分けゲートTxaを閉じる。なお、同期信号の入力から振り分けゲートTxaが閉じるまでの所定時間は、同期信号が出力される間隔よりも短い時間として予め設定される。
次に同期部11が同期信号(3)を出力すると、この同期信号(3)に応じて発光部12は90度模様の光を発光し、対象物体40に90度模様を投影する。また、この同期信号(3)に応じて撮像装置20の画素221は振り分けゲートTxbを開いて、4つの微小変換部2211a〜2211dで生成される電荷を電荷転送領域2213を介して電荷蓄積領域2212b(コンデンサCb)に蓄える。電荷転送領域2213から電荷蓄積領域2212bに蓄えられる電荷は、コンデンサCbの電圧を下げるように作用する。同期信号(3)の入力から所定時間(例えば50マイクロ秒)が経過すると、画素221は振り分けゲートTxbを閉じる。なお、同期信号の入力から振り分けゲートTxbが閉じるまでの所定時間は、同期信号が出力される間隔よりも短い時間として予め設定される。
次に同期部11が同期信号(4)を出力すると、この同期信号(4)に応じて発光部12は180度模様の光を発光し、対象物体40に180度模様を投影する。また、この同期信号(4)に応じて撮像装置20の画素221は振り分けゲートTxcを開いて、4つの微小変換部2211a〜2211dで生成される電荷を電荷転送領域2213を介して電荷蓄積領域2212c(コンデンサCc)に蓄える。電荷転送領域2213から電荷蓄積領域2212cに蓄えられる電荷は、コンデンサCcの電圧を下げるように作用する。同期信号(4)の入力から所定時間(例えば50マイクロ秒)が経過すると、画素221は振り分けゲートTxcを閉じる。なお、同期信号の入力から振り分けゲートTxcが閉じるまでの所定時間は、同期信号が出力される間隔よりも短い時間として予め設定される。
次に同期部11が同期信号(5)を出力すると、この同期信号(5)に応じて発光部12は270度模様の光を発光し、対象物体40に270度模様を投影する。また、この同期信号(5)に応じて撮像装置20の画素221は振り分けゲートTxdを開いて、4つの微小変換部2211a〜2211dで生成される電荷を電荷転送領域2213を介して電荷蓄積領域2212d(コンデンサCd)に蓄える。電荷転送領域2213から電荷蓄積領域2212dに蓄えられる電荷は、コンデンサCdの電圧を下げるように作用する。同期信号(5)の入力から所定時間(例えば50マイクロ秒)が経過すると、画素221は振り分けゲートTxdを閉じる。なお、同期信号の入力から振り分けゲートTxdが閉じるまでの所定時間は、同期信号が出力される間隔よりも短い時間として予め設定される。
この後、同期部11が出力する同期信号(6)〜(13)に応じて、発光部12及び撮像装置20の画素221はそれぞれ上記動作を繰り返し実行する。具体的には、発光部12及び撮像装置20の画素221は、同期信号のナンバーが4n+2(nは整数)の場合には上記動作のうち同期信号(2)が出力された場合と同じ動作を実行し、同期信号のナンバーが4n+3(nは整数)の場合には上記動作のうち同期信号(3)が出力された場合と同じ動作を実行し、同期信号のナンバーが4n(nは整数)の場合には上記動作のうち同期信号(4)が出力された場合と同じ動作を実行し、同期信号のナンバーが4n+1(nは整数)の場合には上記動作のうち同期信号(5)が出力された場合と同じ動作を実行する。
このような動作の繰り返しにより、電荷蓄積領域2212aは、発光部12が0度模様を対象物体40に投影しているタイミングで生成された電荷を繰り返し蓄積する。同様に、電荷蓄積領域2212bは、発光部12が90度模様を対象物体40に投影しているタイミングで生成された電荷を繰り返し蓄積する。同様に、電荷蓄積領域2212cは、発光部12が180度模様を対象物体40に投影しているタイミングで生成された電荷を繰り返し蓄積する。同様に、電荷蓄積領域2212dは、発光部12が270度模様を対象物体40に投影しているタイミングで生成された電荷を繰り返し蓄積する。
次に、同期部11が同期信号(14)を出力すると、この同期信号(14)に応じて撮像装置20の画素221は、読み出しゲートTa〜Tdを開く。レベルシフト・トランジスタLa〜LdのゲートにはコンデンサCa〜Cdの電圧が加えられているため、読み出しゲートTa〜Tdが開かれることに応じて、それぞれのコンデンサの電圧レベルに応じた電流が第一模様投影画像生成部23〜第四模様投影画像生成部26に流れる。具体的には、読み出し電極2214aには第一模様投影画像生成部23が接続されており、電荷蓄積部2212aに蓄積された電荷に応じた電流が第一模様投影画像生成部23に流れる。また、読み出し電極2214bには第二模様投影画像生成部24が接続されており、電荷蓄積部2212bに蓄積された電荷に応じた電流が第二模様投影画像生成部24に流れる。また、読み出し電極2214cには第三模様投影画像生成部25が接続されており、電荷蓄積部2212cに蓄積された電荷に応じた電流が第三模様投影画像生成部25に流れる。また、読み出し電極2214dには第四模様投影画像生成部26が接続されており、電荷蓄積部2212dに蓄積された電荷に応じた電流が第四模様投影画像生成部26に流れる。第一模様投影画像生成部23〜第四模様投影画像生成部26は、それぞれの画素221における電荷の量に応じた輝度値を各ピクセルに与えることによって、第一模様投影画像〜第四模様投影画像を生成する。
図10は、立体形状測定装置30の機能構成を表す概略ブロック図である。立体形状測定装置30は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、立体形状測定プログラムを実行することによって、画像記憶部31、位相算出部32、対応点検出部33、立体形状測定部34を備える装置として機能する。
画像記憶部31は、半導体記憶装置や磁気ハードディスク装置などを備え、複数台の撮像装置20のそれぞれにおいて撮像された画像(第一模様投影画像〜第四模様投影画像)の電子データを各撮像装置20から受信して記憶する。
位相算出部32は、画像記憶部31に記憶される画像のうち同一の撮像装置20によって同じタイミングで撮像された第一模様投影画像〜第四模様投影画像に基づいて、各ピクセルにおける光強度時間変化波形の位相の値を算出する。位相算出部32は、全ての撮像装置20について、全てのピクセルにおける位相の値を算出すると、算出結果を対応点検出部33に出力する。位相算出部32の具体的な処理については後述する。
対応点検出部33は、画像記憶部31に記憶される画像のうち異なる撮像装置20によって同じタイミングで撮像された各画像において、各ピクセルの輝度値と光強度時間変化波形の位相の値とに基づいて対象物体40の三次元空間上の同一点が撮像された画像平面上のピクセル(以下、「対応点」という)の座標を検出し、各画像における対応点の座標を対応付けて出力する。対応点検出部33の処理の詳細については後述する。
立体形状測定部34は、対応点検出部33によって検出された各対応点の座標や、各撮像装置20の位置、画角、視線方向などの値に基づいて、対象物体40の各点の空間座標を求め立体形状を計測する。
図11は、位相算出部32が各ピクセルにおける光強度時間変化波形の位相の値を算出するための処理の概略を表す概略図である。図11に表される波形は、投影装置10から対象物体40に投影された模様の光強度時間変化波形、すなわち第一模様投影画像〜第四模様投影画像において同じ座標のピクセルの輝度値の時間変化を表した波形である。C(θ)、C(θ)、C(θ)、C(θ)は、それぞれ0度模様、90度模様、180度模様、270度模様が投影された各画像における同じ座標のピクセルの輝度値を表す。位相算出部32は、全てのピクセルについてC(θ)、C(θ)、C(θ)、C(θ)を数1に代入することによって、全てのピクセルにおける光強度時間変化波形の振幅R及びBの値を算出する。
次に、位相算出部32はC(θ)、C(θ)、C(θ)、C(θ)及び数1で算出されたR及びBの値を数2に代入することによって、各ピクセルの光強度時間変化波形の位相θを算出する。
図12は、対応点検出部33の処理の概略を表す概略図である。まず、対応点検出部33は、処理対象となる画像、すなわち撮像装置20−1によって撮像された第一模様投影画像と、同じタイミングで撮像装置20−2によって撮像された第一模様投影画像について、エピポーラ幾何の再構築を行い、画像がエピポーララインに対して水平になるように画像変換を行う。図12に表される画像は、このような画像変換が施された後の画像である。なお、図12では、簡略のため、対象物体40に投影されている所定の模様を省略して画像例を表す。
図12Aは、撮像装置20−1によって撮像された第一模様投影画像(以下、「第一画像」という)の具体例を表す。図12Bは、撮像装置20−2によって撮像された第一模様投影画像(以下、「第二画像」という)の具体例を表す。第一画像上のピクセル(x1,y1)に撮像されている対象物体40の点Pが、第二画像上のピクセル(x2,y2)に撮像されている場合、対応点検出部33は、これら2つの座標を対応点の座標として検出する。
具体的には、対応点検出部33は、第二画像上において、第一画像上のピクセル(x1,y1)に応じたエピポーララインを設定し、エピポーラライン上で第一画像上のピクセル(x1,y1)と同じ輝度値を有するピクセルの座標を対応点の座標として検出する。このとき、対応点検出部33は、さらに位相算出部32によって算出された各ピクセルの位相値にも基づいて対応点を検出する。対象物体40の同一点における模様の光強度時間変化波形の位相の値は、各撮像装置20で撮像された画像(すなわち第一画像と第二画像)において一致するため、対応点検出部33は位相の値が一致するピクセルの座標を対応点の座標として検出する。
各ピクセルの輝度値及び位相値に基づいて対応点を検出するためのより具体的な対応点検出部33の処理はどのように構成されても良い。例えば、対応点検出部33は、エピポーラライン上の各ピクセルにおいて第一画像と第二画像とで輝度値の差が所定の閾値以下のピクセルを全て検出し、これらのピクセルのうち、位相値の差が最小となるピクセルを対応点として検出しても良い。また、対応点検出部33は、エピポーラライン上の各ピクセルにおいて、輝度値の類似度を表す輝度評価値と、位相値の類似度を表す位相評価値とを算出し、輝度評価値と位相評価値が最も高いピクセルを対応点として検出しても良い。また、対応点検出部33は、輝度値評価値及び位相評価値それぞれについて所定の重み付けを行うことによって合成し、合成後の値を用いて対応点を検出しても良い。輝度評価値及び位相評価値の具体的な算出方法は、既存の評価手法に基づいて設定される。例えば、輝度評価値の具体的な算出方法としては、相関係数、SSD(Sum of Squared Difference)、SAD(Sum of Absolute Difference)がある。また、位相評価値の算出方法としては、位相の拒理の二乗を求める方法や、位相の距離の絶対値を求める方法がある。
対応点検出部33は、第一画像の全てのピクセルについてこのような処理を行うことによって、第二画像上の各ピクセルとの対応付けを行う。
このように構成された第一実施形態の立体形状測定システム1では、立体形状測定装置30の対応点検出部33が、各ピクセルの輝度値及び位相値に基づいて対応点の検出を行う。そのため、従来のように各ピクセルの輝度値のみに基づいて対応点を検出していた場合に比べて、対応点の検出精度を向上させることが可能となる。
また、このように構成された第一実施形態の立体形状測定システム1では、撮像装置20に図7及び図8のように構成された画素221が用いられ、図9のタイムチャートに表されるような処理によって撮像が行われる。具体的には、微小時間(例えば50マイクロ秒)の露光により生じた電荷を繰り返し各電荷蓄積領域2212a〜2212dにおいて蓄積し、n回の蓄積(図9の場合はn=3)が行われた後に各蓄積電荷に基づいて第一模様投影画像〜第四模様投影画像が生成される。そのため、第一模様投影画像〜第四模様投影画像が、ほぼ同じタイミングで生成される。したがって、従来のように一つの模様を投影して撮像し画像を生成した後に他の模様を投影して撮像し画像を生成する場合に比べて、第一模様投影画像〜第四模様投影画像における対象物体40の状態の時間変化による相違が小さくなる。すなわち、例えば時間に応じて対象物体40に照射される環境光が変化する場合や、対象物体40が移動している場合であっても、従来に比べて各画像間の環境光の差や対象物体40の位置の差を小さくすることが可能となる。よって、立体形状測定装置30における各画像を用いた対応点検出処理や立体形状計測処理を精度良く行うことが可能となる。
<変形例>
撮像装置20の画素221が1回の撮像に要する露光時間は、適宜設定されて良い。例えば、図9の説明では、電荷蓄積部2212a〜2212dはそれぞれ3回ずつ同期信号に応じて電荷の蓄積を行うが、この回数は3回に限られず、2回でも良いし、4回以上であっても良い。
また、1回の同期信号に応じて電荷蓄積部2212a〜2212dがそれぞれ電荷の蓄積を行う時間も適宜設定されても良い。また、1回の同期信号に応じて電荷蓄積部2212a〜2212dがそれぞれ電荷の蓄積を行う時間は、例えば100ミリ秒以下であり、好ましくは1ミリ秒以下であり、より好ましくは100マイクロ秒以下に設定される。なお、1回の撮像において、各電荷蓄積部2212a〜2212dが微小変換部2211a〜2211dから電荷を受け入れる時間は、各電荷蓄積部2212a〜2212dで同じ時間となるように設定される。例えば、図9では、各電荷蓄積部2212a〜2212dが電荷を受け入れる時間は、50(マイクロ秒)×3(回)=150(マイクロ秒)で共通する。
また、立体形状測定システム1の撮像システム2に備えられる撮像装置20の台数は、2台に限定される必要はなく3台以上であっても良い。
また、対応点検出部33が処理の対象とする画像は、同じタイミングで異なる撮像装置20で撮像された画像であれば良く、第一模様投影画像に限定されない。
また、位相算出部32は、後述する方法によって3つの画像(例えば第一模様投影画像〜第三模様投影画像)に基づいて各ピクセルの位相を算出するように構成されても良い。
また、設定されるエピポーララインの長さよりも、図3Bに表される波形の波長が長く設定された場合は、エピポーラライン上において、各ピクセルの位相値は重複しない唯一の値となる。そのため、このように設定された場合、対応点検出部33は、輝度値を用いることなく位相値のみによって対応点を検出するように構成されても良い。
[第二実施形態]
立体形状測定システム1の第二実施形態は、画素221がドレイン領域を備える点で第一実施形態と異なり、他の構成は第一実施形態と同様である。以下、立体形状測定システム1の第二実施形態について、第一実施形態と異なる点について説明する。
図13は、第二実施形態における受光部22に用いられる画素221の構成を表す図である。第二実施形態における画素221は、第一実施形態における画素221(図7)の構成に加えてさらにドレインゲート2216及びドレイン領域2217を備える。
図14は、第二実施形態における立体形状測定システム1の動作を表すタイミングチャートである。第二実施形態における画素221では、各振り分けゲートTxa〜Txdが閉じてから次の振り分けゲートTxa〜Txdが開くまでの間、ドレインゲート2216が開く。ドレインゲート2216が開くと、4つの微小変換部2211a〜2211dで生成される電荷は電荷転送領域2213及びドレインゲート2216を介してドレイン領域2217へ移動する。そして、ドレイン領域2217に移動した電荷は破棄される。
このように構成された第二実施形態の受光部22によれば、ある振り分けゲートTxa〜Txdが閉じてから次の振り分けゲートTxa〜Txdが開くまでの間に生成された電荷がドレイン領域2217によって破棄される。そのため、振り分けゲートTxa〜Txdが開いたときに、前の振り分けゲートTxa〜Txdが閉じてから生成された電荷が電荷蓄積領域2212a〜2212dに移動することを防止し、各電荷蓄積タイミングにおいて蓄積する電荷の量を正確にし、第一模様投影画像〜第四模様投影画像の撮像精度を向上させることが可能となる。
<変形例>
第二実施形態は、第一実施形態における変形例と同様に変形して構成されても良い。
[第三実施形態]
立体形状測定システム1の第三実施形態は、投影装置10の発光部12が0度模様、120度模様、240度模様の3つの模様を投影する点、投影装置10の発光部12が模様を投影しないタイミングを有する点、撮像装置20が第四模様投影画像生成部26を備えず、模様非投影画像生成部27、第一差分画像生成部231、第二差分画像生成部241、第三差分画像生成部251を備える点、画像記憶部31が第一模様投影画像〜第四模様投影画像ではなく第一差分画像〜第三差分画像及び模様非投影画像を記憶する点、位相算出部32が第一差分画像〜第三差分画像に基づいて位相を算出する点、対応点検出部33が模様非投影画像に基づいて各ピクセルの輝度値を比較する点、で第一実施形態と異なり、他の構成は第一実施形態と同様である。以下、立体形状測定システム1の第三実施形態について、第一実施形態と異なる点について説明する。
図15は、第三実施形態における投影装置10の発光部12によって発光される光が有する複数の模様の概略を表す概略図である。図15A、図15B、図15Cは、それぞれ位相が0度、120度、240度ずれた横方向に伸びるサイン波にしたがった強度の光が有する模様(以下、それぞれ「0度模様」、「120度模様」、「240度模様」という)を表す。また、図15Dは、模様がない光を表す。
第三実施形態における発光部12は、同期部11から出力される同間隔の同期信号に応じて、図15A〜図15Dに表される光を繰り返し発光する。そのため、横軸方向(x軸方向)のある点Mにおける光の強度の時間変化は、図15A〜図15Cに表される模様を有する光が発光される間は、図4Eに示すようなサイン波にしたがった変化となる。
図16は、第三実施形態における撮像装置20の機能構成を表す概略ブロック図である。第三実施形態における撮像装置20は、レンズ21、受光部22、第一模様投影画像生成部23、第二模様投影画像生成部24、第三模様投影画像生成部25、模様非投影画像生成部27、第一差分画像生成部231、第二差分画像生成部241、第三差分画像生成部251を備える。
模様非投影画像生成部27は、被写体40に模様が投影されていないタイミングで受光部22に蓄積された電荷を入力し、模様が投影されていない被写体40が撮像された画像(以下、「模様非投影画像」という)の電子データを生成する。そして、模様非投影画像生成部27は、生成した模様非投影画像の電子データを第一差分画像生成部231〜第三差分画像生成部251へ出力し、立体形状測定装置30へ送信する。
第一差分画像生成部231は、模様非投影画像生成部27によって生成された模様非投影画像と、第一模様投影画像生成部23によって生成された第一模様投影画像との差分画像を生成する。具体的には、第一差分画像生成部231は、模様非投影画像の各ピクセルの輝度値と、第一模様投影画像の各ピクセルの輝度値との差分を、同じ座標のピクセル毎に算出し、算出された差分の値を差分画像の各ピクセルの輝度値とすることによって、差分画像を生成する。そして、第一差分画像生成部231は、生成された差分画像(第一差分画像)の電子データを立体形状測定装置30へ送信する。
第二差分画像生成部241は、模様非投影画像生成部27によって生成された模様非投影画像と、第二模様投影画像生成部24によって生成された第二模様投影画像との差分画像を生成する。具体的には、第二差分画像生成部241は、模様非投影画像の各ピクセルの輝度値と、第二模様投影画像の各ピクセルの輝度値との差分を、同じ座標のピクセル毎に算出し、算出された差分の値を差分画像の各ピクセルの輝度値とすることによって、差分画像を生成する。そして、第二差分画像生成部241は、生成された差分画像(第二差分画像)の電子データを立体形状測定装置30へ送信する。
第三差分画像生成部251は、模様非投影画像生成部27によって生成された模様非投影画像と、第三模様投影画像生成部25によって生成された第三模様投影画像との差分画像を生成する。具体的には、第三差分画像生成部251は、模様非投影画像の各ピクセルの輝度値と、第三模様投影画像の各ピクセルの輝度値との差分を、同じ座標のピクセル毎に算出し、算出された差分の値を差分画像の各ピクセルの輝度値とすることによって、差分画像を生成する。そして、第三差分画像生成部251は、生成された差分画像(第三差分画像)の電子データを立体形状測定装置30へ送信する。
図17は、第三実施形態における立体形状測定システム1の動作を表すタイミングチャートである。以下、図17に示される第三実施形態における立体形状測定システム1の動作について、図9に示される第一実施形態における立体形状測定システム1の動作と異なる動作についてのみ説明する。
同期部11が同期信号(3)を出力すると、この同期信号(3)に応じて発光部12は120度模様の光を発光し、対象物体40に120度模様を投影する。また、この同期信号(3)に応じて撮像装置20の画素221は振り分けゲートTxbを開いて、4つの微小変換部2211a〜2211dで生成される電荷を電荷転送領域2213を介して電荷蓄積領域2212b(コンデンサCb)に蓄える。
同期部11が同期信号(4)を出力すると、この同期信号(4)に応じて発光部12は240度模様の光を発光し、対象物体40に240度模様を投影する。また、この同期信号(4)に応じて撮像装置20の画素221は振り分けゲートTxcを開いて、4つの微小変換部2211a〜2211dで生成される電荷を電荷転送領域2213を介して電荷蓄積領域2212c(コンデンサCc)に蓄える。
同期部11が同期信号(5)を出力すると、この同期信号(5)に応じて発光部12は図15Dに表されるような模様の無い一様な光を発光する。また、この同期信号(5)に応じて撮像装置20の画素221は振り分けゲートTxdを開いて、4つの微小変換部2211a〜2211dで生成される電荷を電荷転送領域2213を介して電荷蓄積領域2212d(コンデンサCd)に蓄える。
これらの動作の繰り返しにより、電荷蓄積領域2212aは、発光部12が0度模様を対象物体40に投影しているタイミングで生成された電荷を繰り返し蓄積する。同様に、電荷蓄積領域2212bは、発光部12が120度模様を対象物体40に投影しているタイミングで生成された電荷を繰り返し蓄積する。同様に、電荷蓄積領域2212cは、発光部12が240度模様を対象物体40に投影しているタイミングで生成された電荷を繰り返し蓄積する。同様に、電荷蓄積領域2212dは、発光部12が模様の無い一様な光を対象物体40に投光しているタイミングで生成された電荷を繰り返し蓄積する。
次に、同期部11が同期信号(14)を出力すると、この同期信号(14)に応じて撮像装置20の画素221は、読み出しゲートTa〜Tdを開く。レベルシフト・トランジスタLa〜LdのゲートにはコンデンサCa〜Cdの電圧が加えられているため、読み出しゲートTa〜Tdが開かれることに応じて、それぞれのコンデンサの電圧レベルに応じた電流が第一模様投影画像生成部23〜第三模様投影画像生成部25及び模様非投影画像生成部27に流れる。具体的には、読み出し電極2214a〜電極2214cにおいては第一実施形態と同様に動作し、読み出し電極2214dには模様非投影画像生成部27が接続されており、電荷蓄積部2212dに蓄積された電荷に応じた電流が模様非投影画像生成部27に流れる。第一模様投影画像生成部23〜第三模様投影画像生成部25及び模様非投影画像生成部27は、それぞれの画素221における電荷の量に応じた輝度値を各ピクセルに与えることによって、第一模様投影画像〜第三模様投影画像及び模様非投影画像を生成する。
第三実施形態における画像記憶部31は、第一差分画像〜第三差分画像の電子データ及び模様非投影画像の電子データを各撮像装置20から受信して記憶する。
第三実施形態における位相算出部32は、第一差分画像、第二差分画像、第三差分画像それぞれについて、各ピクセルにおける光強度時間変化波形の位相の値を算出する。このとき、第三実施形態における位相算出部32は、第一実施形態における位相算出部32と異なり、第一差分画像〜第三差分画像における3つの値に基づいて、各ピクセルの位相値を算出する。以下の説明において、C(θ)、C(θ)、C(θ)は、それぞれ0度模様、120度模様、240度模様が投影された各画像における同じ座標のピクセルの輝度値を表す。第三実施形態における位相算出部32は、C(θ)、C(θ)、C(θ)を数3に代入することによって、搬送波の振幅R及びBの値を算出する。
そして、第三実施形態における位相算出部32は、C(θ)、C(θ)、C(θ)及び数3で算出されたR及びBの値を数4に代入することによって、各ピクセルの光強度時間変化波形の位相θを算出する。
第三実施形態における対応点検出部33は、0度模様〜270度模様などの所定の模様が投影されている対象物体40が撮像された画像(第一差分画像〜第三差分画像)に基づいて、エピポーラライン上でのピクセルの輝度値を比較する。第三実施形態における対応点検出部33の具体的な処理は、第一実施形態の対応点検出部33と同様である。
このように構成された第三実施形態の撮像装置20では第一差分画像〜第三差分画像が生成される。各差分画像の輝度値は投影装置10から対象物体40に投影された所定の模様を表す輝度値のみとなり、各差分画像には対象物体40の表面の模様や光沢などが現れない。そのため、位相算出部32においてより精度の高い位相の算出を行うことが可能となる。
また、このように構成された第三実施形態の撮像装置20では、模様の無い一様な光が投光されたタイミングに蓄積された電荷に基づく模様非投影画像が生成される。このような模様非投影画像は、様々な用途に用いることが可能である。例えば、単純に模様が投影されていない画像として出力されても良い。また、立体形状測定部34による測定結果に基づいてテクスチャを変形し、変形後のテクスチャを模様非投影画像に合成するような処理が実現されても良い。また、このようにテクスチャを模様非投影画像に合成する機能部を立体形状測定装置30が備えても良い。
<変形例>
第一差分画像生成部231〜第三差分画像生成部251は、受光部22の各画素221から、電荷蓄積部2212a〜2212cにホールドされている電荷に応じた電流と、電荷蓄積部2212dにホールドされている電荷に応じた電流とをそれぞれ読み出し回路224を介して受け、各電流値の差分に基づいて各差分画像を生成するように構成されても良い。この場合、第一差分画像生成部231〜第三差分画像生成部251は、それぞれ受光部22に直接接続され、第一模様投影画像生成部23〜第三模様投影画像生成部25は不要となる。
第三実施形態の撮像装置20は、第一差分画像生成部231、第二差分画像生成部241、第三差分画像生成部251を備えないように構成されても良い。この場合、第三実施形態の撮像装置20は、第一模様投影画像データ、第二模様投影画像データ、第三模様投影画像データ、模様非投影画像データを出力する。
また、第三実施形態は、第一実施形態における変形例と同様に変形して構成されても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…立体形状測定システム, 2…撮像システム, 10…投影装置, 11…同期部, 12…発光部, 13…拡散レンズ, 20…撮像装置, 21…レンズ, 22…受光部, 23…第一模様投影画像生成部, 24…第二模様投影画像生成部, 25…第三模様投影画像生成部, 26…第四模様投影画像生成部, 27…模様非投影画像生成部, 231…第一差分画像生成部, 241…第二差分画像生成部, 251…第三差分画像生成部, 221…画素, 222…垂直走査回路, 223…水平走査回路, 224…読み出し回路, 2211a〜3211d…微小変換部(光電変換部), 2212a〜2212d…電荷蓄積領域(電荷蓄積部), 2213…電荷転送領域, 2214a〜2214d…読み出し電極, 2215a〜2215d…リセット電極, Txa〜Txd…振り分けゲート, Ra〜Rd…リセットゲート, 2216…ドレインゲート, 2217…ドレイン領域, 30…立体形状測定装置, 31…画像記憶部, 32…位相算出部, 33…対応点検出部, 34…立体形状測定部

Claims (3)

  1. 物体に対して所定の模様を投影する投影装置と、前記物体をそれぞれ異なる位置から撮像する複数の撮像装置と、各撮像装置によって撮像された各画像に基づいて前記物体の立体形状を測定する立体形状測定装置を備える立体形状測定システムであって、
    前記投影装置は、物体に対して所定の第一模様を投影する第一状態と、前記物体に対して所定の第二模様を投影する第二状態と、前記物体に対して所定の第三模様を投影する第三状態とで繰り返し遷移し、
    前記撮像装置は、
    前記物体において反射された光を受光して光の強度に応じた電荷を生成する光電変換部と、
    前記投影装置が前記第一状態である間に前記光電変換部によって生成された電荷を蓄積する第一電荷蓄積部と、
    前記投影装置が前記第二状態である間に前記光電変換部によって生成された電荷を蓄積する第二電荷蓄積部と、
    前記投影装置が前記第三状態である間に前記光電変換部によって生成された電荷を蓄積する第三電荷蓄積部と、
    前記第一電荷蓄積部に蓄積された電荷を読み出すことによって前記第一模様が投影された前記物体の画像である第一画像を生成する第一画像生成部と、
    前記第二電荷蓄積部に蓄積された電荷を読み出すことによって前記第二模様が投影された前記物体の画像である第二画像を生成する第二画像生成部と、
    前記第三電荷蓄積部に蓄積された電荷を読み出すことによって前記第三模様が投影された前記物体の画像である第三画像を生成する第三画像生成部と、
    を備え、
    前記立体形状測定装置は、
    前記第一画像と前記第二画像と前記第三画像とにおいて、各ピクセルの輝度値の時間変化を表す波形の位相をピクセル毎に算出する位相算出部と、
    異なる撮像装置によって撮像された各画像において、各ピクセルの輝度値及び位相に基づいて、前記物体の三次元空間上の同一点が撮像された画像平面上のピクセルの対応付けを行う対応点検出部と、
    各対応点の画像上の座標に基づいて前記物体の立体形状を測定する立体形状測定部と、
    を備える、ことを特徴とする立体形状測定システム。
  2. 前記投影装置は、前記物体に対して模様の投影を行わない模様非投影状態をさらに有し、前記第一状態と前記第二状態と前記第三状態と前記模様非投影状態とで繰り返し遷移し、
    前記撮像装置は、
    前記投影装置が前記模様非投影状態である間に前記光電変換部によって生成された電荷を蓄積する模様非投影時電荷蓄積部と、
    前記模様非投影時電荷蓄積部に蓄積された電荷を読み出すことによって前記模様が投影されていない前記物体の画像である模様非投影画像を生成する模様非投影画像生成部と、
    前記第一画像と前記模様非投影画像との差分の画像である第一差分画像を生成する第一差分画像生成部と、
    前記第二画像と前記模様非投影画像との差分の画像である第二差分画像を生成する第二差分画像生成部と、
    前記第三画像と前記模様非投影画像との差分の画像である第三差分画像を生成する第三差分画像生成部と、
    を備え、
    前記立体形状測定装置の位相算出部は、前記第一差分画像と前記第二差分画像と前記第三差分画像とに基づいて前記各ピクセルの輝度値の時間変化を表す波形の位相をピクセル毎に算出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の立体形状測定システム。
  3. 物体に対して所定の模様を投影する投影装置と、前記物体をそれぞれ異なる位置から撮像する複数の撮像装置と、各撮像装置によって撮像された各画像に基づいて前記物体の立体形状を測定する立体形状測定装置を備える立体形状測定システムが行う立体形状測定方法であって、
    前記投影装置が、物体に対して所定の第一模様を投影する第一状態と、前記物体に対して所定の第二模様を投影する第二状態と、前記物体に対して所定の第三模様を投影する第三状態とで繰り返し遷移し、
    前記撮像装置が、
    前記物体において反射された光を受光して光の強度に応じた電荷を生成する光電変換ステップと、
    前記投影装置が前記第一状態である間に前記光電変換ステップによって生成された電荷を蓄積する第一電荷蓄積ステップと、
    前記投影装置が前記第二状態である間に前記光電変換ステップによって生成された電荷を蓄積する第二電荷蓄積ステップと、
    前記投影装置が前記第三状態である間に前記光電変換ステップによって生成された電荷を蓄積する第三電荷蓄積ステップと、
    前記第一電荷蓄積ステップにおいて蓄積された電荷を読み出すことによって前記第一模様が投影された前記物体の画像である第一画像を生成する第一画像生成ステップと、
    前記第二電荷蓄積ステップにおいて蓄積された電荷を読み出すことによって前記第二模様が投影された前記物体の画像である第二画像を生成する第二画像生成ステップと、
    前記第三電荷蓄積ステップにおいて蓄積された電荷を読み出すことによって前記第三模様が投影された前記物体の画像である第三画像を生成する第三画像生成ステップと、
    前記立体形状測定装置が、
    前記第一画像と前記第二画像と前記第三画像とにおいて、各ピクセルの輝度値の時間変化を表す波形の位相をピクセル毎に算出する位相算出ステップと、
    異なる撮像装置によって撮像された各画像において、各ピクセルの輝度値及び位相に基づいて、前記物体の三次元空間上の同一点が撮像された画像平面上のピクセルの対応付けを行う対応点検出ステップと、
    各対応点の画像上の座標に基づいて前記物体の立体形状を測定する立体形状測定ステップと、
    を備える、ことを特徴とする立体形状測定方法。
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