JP2011080840A - 判定装置及び判定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】計測対象が所定距離範囲内に存在するか否かを判定する判定装置及び判定方法の提供。
【解決手段】センサ部から周期的に出力される出力値をメモリテーブルに記憶してゆき(S11)、所定数の出力値を記憶した段階で(S12:YES)、平均値を算出する(S13)。次いで、このメモリテーブルに記憶している出力値のうち、平均値未満の出力値を除外した出力値のみを記憶したメモリテーブルを新たに作成する(S14)。そして、ステップS14で作成したメモリテーブルに記憶された出力値から平均値を算出し(S15)、平均値と閾値との大小関係を比較することにより(S16)、ユーザが近傍に存在するか否かを判定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、計測対象が所定距離範囲内に存在するか否かを判定する判定装置及び判定方法に関する。
近年、エネルギ消費に関する関心が高まっており、ユーザが存在しない場合に電源をオフし、ユーザが存在する場合に電源をオンすることによって、省電力化を実現する各種機器が提案されている。
前述のような機器には、PSDセンサ(PSD : Position Sensitive Detector)、PIRセンサ(PIR : Passive Infrared Ray)等の人体を検知するセンサが搭載され、ユーザが機器から所定距離範囲内に存在するか否かを判定し、その判定結果を基に電源のオン/オフ制御を行っている。
ユーザが機器から所定距離範囲内に存在するか否かを判定するために、センサ出力の平均値に対して閾値が設定され、センサ出力の平均値と閾値との大小関係に従って上記の判定を行う(例えば、特許文献1〜3を参照)。
特開2002−245558号公報 特開2006−350855号公報 特開平8−263757号公報
しかしながら、PSDセンサ、PIRセンサ等のセンサ出力には、塵やホコリなどの周囲環境に起因したノイズが含まれる。また、計測対象を人体としている場合、センサ出力はユーザの動作によって影響を受けやすい。これら周囲環境や計測対象の動作に起因してセンサ出力が低下したり、上昇したりするため、センサ出力の平均値を算出し、閾値と比較した場合であっても、検出範囲内に対象のユーザが存在するか否かを正確に判定することは難しい。このため、検出範囲内にユーザが存在する場合であっても、ユーザが存在しないと判定され、機器の電源が自動的にオフされるという問題点を有していた。
本願は、上記の課題を解決するため、例えば環境ノイズや計測対象の動作等の影響を抑制し、計測対象が所定距離範囲内に存在するか否かを正確に判定することができる判定装置及び判定方法を提供することを目的とする。
本願に開示する判定装置は、計測対象までの距離に応じた出力値を時系列的に出力するセンサと、該センサが出力する複数の出力値を記憶する第1のテーブルと、該第1のテーブルに記憶した複数の出力値に基づいて、各出力値が除外すべき出力値であるか否かを規定する基準値を算出する算出手段と、該算出手段が算出した基準値に従って、前記第1のテーブルに記憶した複数の出力値から除外すべき出力値を除外した第2のテーブルを生成するテーブル生成手段と、生成した第2のテーブルが記憶する出力値に基づいて前記計測対象が所定距離範囲内に存在するか否かを判定する手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、例えば環境ノイズやユーザの動作等の影響に左右されにくくなるので、正確な判定を行うことが可能となる。
本実施の形態に係る表示システムの全体構成を示す模式図である。 センサ部の出力例を説明するグラフである。 メモリテーブルの一例を示す模式図である。 本実施の形態に係る表示システムが実行する処理の手順を示すフローチャートである。 センサ部の出力例を説明するグラフである。 実施の形態2に係るメモリテーブルの一例を示す模式図である。 本実施の形態に係る表示システムが実行する処理の手順を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る映像信号制御システムの全体構成を示す模式図である。 映像信号出力装置の出力例を説明するグラフである。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
実施の形態1.
図1は本実施の形態に係る表示システムの全体構成を示す模式図である。本実施の形態に係る表示システムは、ユーザが近傍に存在するか否かを判定する判定装置1と、判定装置1による判定結果を基に表示制御を行う表示装置2とを備える。判定装置1において、表示装置2の近傍(所定距離範囲内)にユーザが存在すると判定した場合、表示をオン(バックライトを点灯)する制御を行い、表示装置2の近傍にユーザが存在しないと判定した場合、表示をオフ(バックライトを消灯)する制御を行う。
判定装置1は、計測対象からの距離に応じた出力値を周期的に出力するセンサ部11と、センサ部11からの出力値に基づいて各種の演算処理及び判定処理を行うセンサ制御部12とを含む。このセンサ制御部12は、センサ部11からの出力値を記憶するメモリ部13を備える。
センサ部11は、PSDセンサ、PIRセンサ等のセンサを備え、計測対象までの距離に応じた出力値をセンサ制御部12へ出力する。センサ制御部12は、センサ部11から出力される出力値を基に演算処理を行って、表示装置2の近傍にユーザが存在するか否かの判定を行い、判定結果を表示装置2へ通知する。
表示装置2は、例えば、液晶ディスプレイであり、画像、文字等を表示する表示部21と、表示部21に対する表示制御を行う表示制御部22とを含む。
表示部21は、液晶パネル、データドライバ、スキャンドライバ、画像メモリ、バックライト等を備え、表示制御部22からの制御によって画像、映像等の表示を行う。表示制御部22は、データドライバ及びスキャンドライバへ出力すべき信号の生成、バックライトを点灯または消灯する制御等を行う。
以下、判定装置1による判定手順について説明する。図2はセンサ部11の出力例を説明するグラフである。センサ部11における前記センサは計測対象までの距離に応じた出力電圧を出力するが、センサ部11では、センサの出力電圧を所定周期(例えば、5msec)でADサンプリングし、ADC変換後の値を出力値として出力するように構成されている。図2に示したグラフの横軸は時間を示し、縦軸はセンサ出力電圧をADC変換した値を示す。
本実施の形態では、センサ部11として計測対象が表示装置2に近づくにつれて出力値が大きくなり、計測対象が表示装置2から離れるにつれて出力値が小さくなるセンサを使用する。表示装置2の近傍にユーザが存在するか否かを判定するために、出力値に対して予め閾値を設定してあり、所定数(例えば20個)の出力値が得られた際、得られた出力値と閾値とに基づいて、ユーザが表示装置2の近傍に存在するか否かを判定する。この判定は所定時間毎(例えば、所定数の出力値が得られる時間毎)に繰り返し行われる。それぞれの判定において、判定に用いる値が閾値より大きい場合には、ユーザが表示装置2から所定距離範囲内(近傍)に存在すると判定し、閾値未満である場合には、ユーザが表示装置2から所定距離範囲内に存在しないと判定する。
図2に示した例は、ユーザが表示装置2の近傍に存在する場合の出力例を示したものである。図2に示した出力値の多くは閾値より大きく、本来なら所定距離範囲内に存在すると判定されるべきものである。しかしながら、ホコリなどの環境ノイズの影響を受けて、一部の出力値は本来示すべき値より小さな値となったり、大きな値となったりする。このため、判定に用いる値として、出力値の平均値を使用した場合、誤判定が生じる虞があり、正確に判定することができない。例えば、図2の例では、出力値の平均値が閾値より小さな平均値Aとなるため、ユーザが表示装置2の近傍にいるにも関わらず、ユーザは存在しないと判定されてしまう。
また、判定の対象が人物であり、ユーザの動作に応じてセンサ部11の出力が変化するため、誤検出を招きやすい。例えば、体の一部のみが予め設定している所定距離範囲内から瞬間的に外れた場合であっても、センサ部11の出力が低下し得る。この場合、ユーザが表示装置2の近傍にいるにも関わらず、ユーザが存在しないと判定される虞がある。
このような誤判定を防止するために、本実施の形態では、センサ部11から得られる所定数の出力値をメモリ部13内に設けたメモリテーブルに記憶すると共に、このメモリテーブルに記憶されている出力値から、環境ノイズやユーザの動作の影響を受けたと推定される出力値を除外したメモリテーブルを新たに作成する。そして、新たに作成したメモリテーブルから閾値と比較する値(判定対象の値)を求め、判定を行う。
図3はメモリテーブルの一例を示す模式図である。図3(a)はセンサ部11からの出力値を所定数だけ記憶するメモリテーブル13aである。図3(a)の例では、センサ部11からの出力値として、センサの出力電圧をADC変換した後の値が20個だけ記憶されている様子を示している。センサ制御部12は、メモリテーブル13aに記憶した所定数の出力値から平均値(平均値Aとする)を算出し、メモリテーブル13aに記憶されている出力値から平均値A未満の出力値を除外したメモリテーブル13bを作成する(図3(b)を参照)。
センサ制御部12は、メモリテーブル13bに記憶した出力値の平均値(平均値Bとする)を算出し、算出した平均値Bと予め設定された閾値との大小関係を比較する。そして、平均値Bが閾値以上である場合、ユーザは表示装置2の近傍に存在すると判定し、平均値Bが閾値未満である場合、ユーザは表示装置2の近傍に存在しないと判定する。
図4は本実施の形態に係る表示システムが実行する処理の手順を示すフローチャートである。センサ制御部12は、まず、センサ部11からの出力値をメモリ部13内のメモリテーブル13aに記憶する(ステップS11)。次いで、センサ制御部12は、メモリテーブル13aに記憶した出力値の数が所定数に達したか否かを判断する(ステップS12)。所定数に達していないと判断した場合(S12:NO)、処理をステップS11へ戻す。
メモリテーブル13aに記憶した出力値の数が所定数に達したと判断した場合(S12:YES)、センサ制御部12は、メモリテーブル13aに記憶した出力値の平均値を算出し(ステップS13)、メモリテーブル13aから平均値未満の出力値を除外した値のみを記憶した新たなメモリテーブル13bを作成する(ステップS14)。
次いで、センサ制御部12は、新たに作成したメモリテーブル13bに記憶されている出力値の平均値を算出する(ステップS15)。センサ制御部12は、ステップS15で算出した平均値と予め設定している閾値との大小を比較し、平均値が閾値以上であるか否かを判断する(ステップS16)。
算出した平均値が閾値以上である場合(S16:YES)、ユーザが表示装置2の近傍に存在すると判定し、その旨の判定結果を表示装置2へ出力する(ステップS17)。ユーザが表示装置2の近傍に存在する旨の判定結果が表示装置2に入力された場合、表示装置2の表示制御部22は、バックライトを点灯させる制御信号を表示部21へ送出し、表示部21においてバックライトの点灯を行う(ステップS18)。なお、ユーザが表示装置2の近傍に存在する旨の判定結果が入力された時点で、バックライトが既に点灯されている場合には、そのままバックライトの点灯を維持すれば良いので、バックライトを点灯させる制御信号の送出を省略することが可能である。
算出した平均値が閾値未満である場合(S16:NO)、ユーザが表示装置2の近傍に存在しないと判定し、その旨の判定結果を表示装置2へ出力する(ステップS19)。ユーザが表示装置2の近傍に存在しない旨の判定結果が表示装置2に入力された場合、表示装置2の表示制御部22は、バックライトを消灯させる制御信号を表示部21へ送出し、表示部21においてバックライトの消灯を行う(ステップS20)。なお、ユーザが表示装置2の近傍に存在する旨の判定結果が入力された時点で、バックライトが既に消灯されている場合には、そのままバックライトを消灯させた状態を維持すれば良いので、バックライトを消灯させる制御信号の送出を省略することが可能である。
以上のように、本実施の形態では、センサ部11が出力する出力値のうち、環境ノイズやユーザの動作の影響を受けたと推定される出力値を除外して判定することが可能となるため、環境ノイズやユーザの動作の影響に左右されず、正確な判定を行うことが可能となる。
このような表示システムの適用例としては、個人ユーザが使用するPC等に接続される表示装置、及びATM、案内用端末等の無人操作端末が挙げられる。
なお、本実施の形態では、メモリテーブル13aに記憶された出力値の平均値を算出し、その平均値未満の出力値を除外する構成としたが、平均値以上の出力値を除外したメモリテーブルを作成する構成としてもよい。
実施の形態2.
実施の形態1では、除外すべき出力値を1つの基準値(出力値の平均値)により規定する構成としたが、下限値と上限値とを設定し、下限値未満の出力値および上限以上の出力値を除外する構成としてもよい。
本実施の形態では、除外すべき出力値を2つの基準値により規定する構成について説明する。なお、本実施の形態におけるシステム構成は、実施の形態1と同様であるため、その説明を省略することとする。
図5はセンサ部11の出力例を説明するグラフであり、図6は実施の形態2に係るメモリテーブルの一例を示す模式図である。図6(a)はセンサ部11からの出力値を所定数だけ記憶するメモリテーブル13aである。また、図6(b)はメモリテーブル13aに記憶されている出力値のうち、平均値A未満の出力値を除外したメモリテーブル13bである。
実施の形態2では、メモリテーブル13bに記憶した出力値の平均値(平均値Bとする)を算出し、メモリテーブル13bに記憶されている出力値から平均値B以上の出力値を除外したメモリテーブル13cを新たに作成する(図6(c)を参照)。
センサ制御部12は、メモリテーブル13cに記憶した出力値の平均値(平均値Cとする)を算出し、算出した平均値Cと予め設定された閾値との大小関係を比較する。そして、平均値Cが閾値以上である場合、ユーザは表示装置2の近傍に存在すると判定し、平均値Cが閾値未満である場合、ユーザは表示装置2の近傍に存在しないと判定する。
図7は本実施の形態に係る表示システムが実行する処理の手順を示すフローチャートである。センサ制御部12は、まず、センサ部11からの出力値をメモリ部13内のメモリテーブル13aに記憶する(ステップS21)。次いで、センサ制御部12は、メモリテーブル13aに記憶した出力値の数が所定数に達したか否かを判断する(ステップS22)。所定数に達していないと判断した場合(S22:NO)、処理をステップS21へ戻す。
メモリテーブル13aに記憶した出力値の数が所定数に達したと判断した場合(S22:YES)、センサ制御部12は、メモリテーブル13aに記憶した出力値の平均値を算出し(ステップS23)、メモリテーブル13aから平均値未満の出力値を除外した値のみを記憶した新たなメモリテーブル13bを作成する(ステップS24)。
次いで、センサ制御部12は、作成したメモリテーブル13bに記憶されている出力値の平均値を算出し(ステップS25)、メモリテーブル13bから平均値以上の出力値を除外した値のみを記憶した新たなメモリテーブル13cを作成する(ステップS26)。
次いで、センサ制御部12は、新たに作成したメモリテーブル13cに記憶されている出力値の平均値を算出する(ステップS27)。センサ制御部12は、ステップS27で算出した平均値と予め設定している閾値との大小を比較し、平均値が閾値以上であるか否かを判断する(ステップS28)。
算出した平均値が閾値以上である場合(S28:YES)、ユーザが表示装置2の近傍に存在すると判定し、その旨の判定結果を表示装置2へ出力する(ステップS29)。ユーザが表示装置2の近傍に存在する旨の判定結果が表示装置2に入力された場合、表示装置2の表示制御部22は、バックライトを点灯させる制御信号を表示部21へ送出し、表示部21においてバックライトの点灯を行う(ステップS30)。なお、ユーザが表示装置2の近傍に存在する旨の判定結果が入力された時点で、バックライトが既に点灯されている場合には、そのままバックライトの点灯を維持すれば良いので、バックライトを点灯させる制御信号の送出を省略することが可能である。
算出した平均値が閾値未満である場合(S28:NO)、ユーザが表示装置2の近傍に存在しないと判定し、その旨の判定結果を表示装置2へ出力する(ステップS31)。ユーザが表示装置2の近傍に存在しない旨の判定結果が表示装置2に入力された場合、表示装置2の表示制御部22は、バックライトを消灯させる制御信号を表示部21へ送出し、表示部21においてバックライトの消灯を行う(ステップS32)。なお、ユーザが表示装置2の近傍に存在する旨の判定結果が入力された時点で、バックライトが既に消灯されている場合には、そのままバックライトを消灯させた状態を維持すれば良いので、バックライトを消灯させる制御信号の送出を省略することが可能である。
以上のように、本実施の形態では、センサ部11が出力する出力値のうち、環境ノイズやユーザの動作の影響を受けたと推定される出力値を除外して判定することが可能となるため、環境ノイズやユーザの動作の影響に左右されず、正確な判定を行うことが可能となる。また、本実施の形態では、出力値を除外する際の判定基準として上限および下限を設定するので、環境ノイズやユーザの動作の影響を的確に取り除くことができ、判定精度をより高めることが可能となる。
なお、本実施の形態では、メモリテーブル13aに記憶された出力値の平均値未満のものを除外した後に、残りの出力値の平均値(メモリテーブル13bに記憶された出力値の平均値)を算出し、その平均値以上の出力値を除外する構成としたが、メモリテーブル13aに記憶された出力値の平均値以上のものを除外した後に、残りの出力値の平均値(メモリテーブル13bに記憶された出力値の平均値)を算出し、その平均値未満の出力値を除外する構成としてもよい。
本実施の形態1及び2では、表示装置2の近傍にユーザが存在するか否かに応じて、バックライトを点灯または消灯し、表示のオン/オフを制御する構成としたが、表示装置2の近傍にユーザが存在しないと判断した場合、表示部21における表示輝度を低下させ、表示装置2の近傍にユーザが存在すると判断した場合、表示輝度を上昇させる構成としてもよい。
また、表示装置2の近傍にユーザが存在しないと判断した場合、表示部21における表示をロックし、表示装置2の近傍にユーザが存在すると判断した場合、ロック解除する構成としてもよい。ここで、表示のロックとは、ユーザの指示に従った表示を実行せずに、予め用意した画像または映像を表示することをいう。ロック解除とは、予め用意した画像または映像の表示を停止し、ユーザの指示に従った表示を再開させることをいう。ロック解除の際にユーザにパスワード等の認証情報を受付けるようにしてもよい。このため、表示装置2は、タッチパネルなどの入力手段、又はキーボード等の外部接続の入力手段を備える構成としてもよい。
また、実施の形態1及び2では、判定装置1による判定結果に従って表示装置を制御する構成としたが、制御対象は表示装置に限られず、部屋の照明など人の存在を検知して制御することが可能な機器を制御対象とすることができる。
実施の形態3.
実施の形態1及び2では、判定装置1の判定結果に応じて表示装置の動作を制御する構成としたが、判定装置1で実行する判定処理と同様の手順を用いて、基準となる映像信号を決定する映像信号制御装置にも適用することが可能である。
本実施の形態では、PC等が出力するアナログ映像信号から白レベル(Hiレベル)を決定する映像信号制御システムについて説明する。
図8は本実施の形態に係る映像信号制御システムの全体構成を示す模式図である。本実施の形態に係る映像信号表示システムは、アナログ映像信号を出力する映像信号出力装置3と、映像信号出力装置3から出力されるアナログ映像信号の白レベルを決定する判定装置4と、判定装置4で決定された白レベルを基に映像表示を行う表示装置5とを備える。
判定装置4は、映像信号出力装置3から出力されたアナログ映像信号が入力される入力部41と、入力部41に入力されたアナログ映像信号を記憶するメモリ部42と、メモリ部42に記憶したアナログ映像信号に基づいて各種の演算処理及び判定処理を行う制御部43とを含む。
以下、判定装置4での処理手順について説明する。図9は映像信号出力装置3の出力例を説明するグラフである。映像信号出力装置3は、周期的にアナログ映像信号を出力する。図9の横軸は時間を示し、縦軸は信号電圧を示している。
判定装置4では、入力部41を通じて入力されるアナログ映像信号をADサンプリングし、実施の形態2と同様に、メモリ部42に設けたメモリテーブル42aに所定数ずつADC変換後の値を記憶する。
判定装置4の制御部43は、メモリテーブル42aに記憶されている出力値から、環境ノイズの影響を受けたと推定される出力値を除外したメモリテーブル42bを新たに作成する。具体的には、メモリテーブル42aに記憶している値の平均値(平均値Aとする)を算出し、メモリテーブル42aに記憶している値から、平均値A未満の値のみを除外したメモリテーブル42bを作成する。
更に、判定装置4の制御部43は、メモリテーブル42bに記憶されている出力値から、環境ノイズの影響を受けたと推定される出力値を除外したメモリテーブル42cを作成する。具体的には、メモリテーブル42bに記憶している値の平均値(平均値Bとする)を算出し、メモリテーブル42bに記憶している値から、平均値B以上の値のみを除外したメモリテーブル42cを作成する。
このようにして得られるメモリテーブル42cは、環境ノイズの影響を受けた値が除去されているため、判定装置4の制御部43は、メモリテーブル42cに記憶されている値の平均値を算出し、その平均値を白レベルとして判定する。
判定装置4は、映像信号出力装置3からのアナログ映像信号を表示装置5に出力すると共に、判定した白レベルの値を表示装置5に通知する。表示装置5は、判定装置4から通知される白レベルを基準として表示制御を行うことにより、色(白色)の再現性を高めることができる。
なお、本実施の形態では、白レベルの基準となる電圧値を決定する構成としたが、黒レベルの基準値となる電圧値を決定する構成としてもよいことはもちろんのことである。
以上の実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
計測対象までの距離に応じた出力値を時系列的に出力するセンサと、
該センサが出力する複数の出力値を記憶する第1のテーブルと、
該第1のテーブルに記憶した複数の出力値に基づいて、各出力値が除外すべき出力値であるか否かを規定する基準値を算出する算出手段と、
該算出手段が算出した基準値に従って、前記第1のテーブルに記憶した複数の出力値から除外すべき出力値を除外した第2のテーブルを生成するテーブル生成手段と、
生成した第2のテーブルが記憶する出力値に基づいて前記計測対象が所定距離範囲内に存在するか否かを判定する手段と
を備えることを特徴とする判定装置。
(付記2)
前記算出手段は、前記第1のテーブルに記憶した出力値の平均値を前記基準値として算出するようにしてあり、
前記テーブル生成手段は、前記第1のテーブルに記憶した各出力値と算出した平均値との大小に従って前記第2のテーブルを生成するようにしてあることを特徴とする付記1に記載の判定装置。
(付記3)
前記算出手段は、前記第1のテーブルに記憶した出力値の平均値を第1の基準値として算出し、前記出力値のうち前記第1の基準値以上の値を有する出力値の平均値を第2の基準値として算出するようにしてあり、
前記テーブル生成手段は、前記第1の基準値と第2の基準値との間の値を有する出力値を前記第2のテーブルに記憶するようにしてあることを特徴とする付記1に記載の判定装置。
(付記4)
前記算出手段は、前記第1のテーブルに記憶した出力値の平均値を第1の基準値として算出し、前記出力値のうち前記第1の基準値より小さな値を有する出力値の平均値を第2の基準値として算出するようにしてあり、
前記テーブル生成手段は、前記第1の基準値と第2の基準値との間の値を有する出力値を前記第2のテーブルに記憶するようにしてあることを特徴とする付記1に記載の判定装置。
(付記5)
時系列的に生成されたアナログ映像信号が入力される入力部と、
該入力部に入力された複数のアナログ映像信号を記憶する第1のテーブルと、
該第1のテーブルに記憶した複数のアナログ映像信号に基づいて、各アナログ映像信号が除外すべき信号であるか否かを規定する基準値を算出する算出手段と、
該算出手段が算出した基準値に従って、前記第1のテーブルに記憶した複数のアナログ映像信号から除外すべき値を除外した第2のテーブルを生成するテーブル生成手段と、
生成した第2のテーブルが記憶するアナログ映像信号に基づいて、基準とする映像信号の大きさを判定結果として出力する手段と
を備えることを特徴とする判定装置。
(付記6)
付記1から付記5の何れか1つに記載の判定装置、及び
表示手段と、前記判定装置による判定結果を取得する手段と、取得した判定結果に従って前記表示手段に対する表示制御を行う制御手段とを備える表示装置
を含むことを特徴とする表示システム。
(付記7)
付記1から付記4の何れか1つに記載の判定装置、及び
表示手段と、前記判定装置による判定結果を取得する手段と、取得した判定結果に従って前記表示手段に対する表示制御を行う制御手段とを備える表示装置を含み、
前記制御手段による表示制御は、前記表示手段による表示をオン又はオフする制御であることを特徴とする表示システム。
(付記8)
付記1から付記4の何れか1つに記載の判定装置、及び
表示手段と、前記判定装置による判定結果を取得する手段と、取得した判定結果に従って前記表示手段に対する表示制御を行う制御手段とを備える表示装置を含み、
前記制御手段による表示制御は、前記表示手段による表示をロック又はロック解除する制御であることを特徴とする表示システム。
(付記9)
計測対象までの距離に応じた出力値を時系列的に出力するセンサから複数の出力値を取得して第1のテーブルに記憶し、
該第1のテーブルに記憶した複数の出力値に基づいて、各出力値が除外すべき出力値であるか否かを規定する基準値を算出し、
算出した基準値に従って、前記第1のテーブルに記憶した複数の出力値から除外すべき出力値を除外した第2のテーブルを生成し、
生成した第2のテーブルが記憶する出力値に基づいて前記計測対象が所定距離範囲内に存在するか否かを判定する
ことを特徴とする判定方法。
1 判定装置
2 表示装置
11 センサ部
12 センサ制御部
13 メモリ部
13a〜13c メモリテーブル
21 表示部
22 表示制御部

Claims (5)

  1. 計測対象までの距離に応じた出力値を時系列的に出力するセンサと、
    該センサが出力する複数の出力値を記憶する第1のテーブルと、
    該第1のテーブルに記憶した複数の出力値に基づいて、各出力値が除外すべき出力値であるか否かを規定する基準値を算出する算出手段と、
    該算出手段が算出した基準値に従って、前記第1のテーブルに記憶した複数の出力値から除外すべき出力値を除外した第2のテーブルを生成するテーブル生成手段と、
    生成した第2のテーブルが記憶する出力値に基づいて前記計測対象が所定距離範囲内に存在するか否かを判定する手段と
    を備えることを特徴とする判定装置。
  2. 前記算出手段は、前記第1のテーブルに記憶した出力値の平均値を前記基準値として算出するようにしてあり、
    前記テーブル生成手段は、前記第1のテーブルに記憶した各出力値と算出した平均値との大小に従って前記第2のテーブルを生成するようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の判定装置。
  3. 前記算出手段は、前記第1のテーブルに記憶した出力値の平均値を第1の基準値として算出し、前記出力値のうち前記第1の基準値以上の値を有する出力値の平均値を第2の基準値として算出するようにしてあり、
    前記テーブル生成手段は、前記第1の基準値と第2の基準値との間の値を有する出力値を前記第2のテーブルに記憶するようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の判定装置。
  4. 前記算出手段は、前記第1のテーブルに記憶した出力値の平均値を第1の基準値として算出し、前記出力値のうち前記第1の基準値より小さな値を有する出力値の平均値を第2の基準値として算出するようにしてあり、
    前記テーブル生成手段は、前記第1の基準値と第2の基準値との間の値を有する出力値を前記第2のテーブルに記憶するようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の判定装置。
  5. 計測対象までの距離に応じた出力値を時系列的に出力するセンサから複数の出力値を取得して第1のテーブルに記憶し、
    該第1のテーブルに記憶した複数の出力値に基づいて、各出力値が除外すべき出力値であるか否かを規定する基準値を算出し、
    算出した基準値に従って、前記第1のテーブルに記憶した複数の出力値から除外すべき出力値を除外した第2のテーブルを生成し、
    生成した第2のテーブルが記憶する出力値に基づいて前記計測対象が所定距離範囲内に存在するか否かを判定する
    ことを特徴とする判定方法。
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