JP2014157112A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】測距センサの検知エリアの中心と、温度センサの検知エリアの中心とを表示画面の中心に一致させることができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】発信部5が発信した波を受信部6で受信することによって物体までの距離を測定する測距センサ4の発信部5と受信部6との間に、非接触で物体の温度を検知する温度センサ3を設置する。
【選択図】図5
【解決手段】発信部5が発信した波を受信部6で受信することによって物体までの距離を測定する測距センサ4の発信部5と受信部6との間に、非接触で物体の温度を検知する温度センサ3を設置する。
【選択図】図5
Description
本発明は、熱源を非接触で認識することができるセンサを有する情報処理装置に関する。
近年、測距センサと温度センサとをパーソナルコンピュータ(PC)の表示画面の上部または下部に設置し、ユーザの在席・離席を判断する技術が知られている。
測距センサは、発信部(赤外線LED)と受信部(センサ)とを有し、発信部から発信された後に、物体に当たって反射された赤外線を受信部で受信することにより、ユーザなどの物体の存在を検出する。温度センサは、非接触で検知エリアに存在する物体の温度を測定し、ユーザの存在を判断できる。ユーザを検出するためのセンサは、ユーザが一般的にはPCの表示画面と向き合った位置でPCを操作することに鑑み、表示画面の左右方向の中心付近の前方を検出できるように配置することが好ましい。
図7は、従来のPC51に搭載された温度センサ52の検知エリア54と測距センサ53の検知エリア55とを示す上面図である。PC51の表示画面57の上部または下部に、温度センサ52と測距センサ53とを設置する。測距センサ53は、ユーザ56の中央を検出できるように、PC51の表示画面57の左右方向における中央付近の位置に配置されている。温度センサ52は、PC51の表示画面57の左右方向における中央付近から離れた位置、図7に示すPC51の表示画面57の左右方向における端付近の位置に配置されている。
また、特許文献1には、所望の部位の温度を非接触で測定する赤外線センサに、信号処理用ICが、電気的に接続されており、温度センサと信号処理用回路とを備えた構成が開示されている。赤外線センサ素子から出力される電気信号を温度センサで検出した温度に基づいて、補正をしてセンサ出力値として検出する処理を行っている。
しかし、従来技術では、図7に示すように、測距センサ53の検知エリア(破線)55はユーザ56の中心にあるが、温度センサ52の検知エリア(実線)54はユーザ56の顔をほとんど含まず、体の一部を含む範囲である。ユーザ56がPC51の表示画面57に向き合って座っているので、測距センサ53はユーザ56を認識できるが、温度センサ52は、ユーザ56を検出することができない場合がある。
測距センサと温度センサとを隣接させてPCの表示画面の左右方向における中央付近に配置することは可能である。しかしながら、測距センサは、上述のとおり発信部と受信部との組み合わせで構成されており、通常はこれらが一体となった1つの機能部品となっている。これを温度センサと隣接させると、中心からずれてしまうという問題があった。
一方、測距センサと温度センサを上下に隣接させると、表示画面の周辺部分(ベゼル)の幅を広くしなければならず、装置の大型化を招くとともに美観も損なうという問題があった。
また、特許文献1に開示されている技術は、温度センサが非接触で測定するセンサではなく、赤外線センサの補正をするために使用され、人の存在を判断するために使用することはできない。
本発明は、前記課題を解決するためのものであり、その目的とするところは、測距センサの検知エリアの中心と、温度センサの検知エリアの中心とを表示画面の中心に一致させることができる情報処理装置を提供することにある。
かかる目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有する。
本発明に係る情報処理装置は、発信部が発信した波を受信部で受信することによって物体までの距離を測定する測距センサの前記発信部と前記受信部との間に、非接触で物体の温度を検知する温度センサを設置することを特徴とする。
本発明によれば、測距センサの検知エリアの中心と、温度センサの検知エリアの中心とを表示画面の中心に一致させることができる。
以下、本実施形態について図面により詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るPCの外観を示す正面図である。本実施形態のPC1は、ディスプレイ部と本体部とが一体になったデスクトップ型のPCで、表示画面2の下部における電源ボタン等の配置領域に、ユーザの存在を検出するための非接触温度センサ3(以下、温度センサと称する。)と測距センサ4が設けられている。
なお、本実施形態ではデスクトップ型のPCとしたが、ノート型のPC等であっても良い。また、温度センサ3と測距センサ4は、表示画面2の上部に設置しても良い。
図2は、本実施形態に係る温度センサ3を示す斜視図である。温度センサ3は電子基板11に温度センサ素子12が取り付けられ、温度センサ素子12が温度を検出できる検出エリア13は4×4に分割されており、各エリアに存在する人の顔や体などの物体の温度を測定できる。温度センサ3は非接触で対象となる物体の温度を測定する。
図3は、本実施形態に係る測距センサ4を示す断面図である。測距センサ4は、赤外線を発光する発信部5(LED)と、対象物に反射した赤外線を受光する受信部6(センサ)とを備える。測距センサ4はユーザや物体までの距離を測ることができ、ユーザの在席と離席を検知することができる。
なお、測距センサ4は赤外線の発信部5と受信部6からなるセンサに限定されず、対象物までの距離を検知できるものであれば、超音波センサ等でも良い。
図4は、本実施形態に係るPC1に搭載された温度センサ3の感度エリア21と測距センサ4の感度エリア22とを示す上面図である。図5は、本実施形態に係る温度センサ3と測距センサ4が配置されたことを示す要部断面図である。
PC1の中央の上部または下部に、温度センサ3と測距センサ4とを設置する。センサの最適な配置は、ユーザ23の中央を検出する位置に設けることであり、測距センサ4の発信部5と受信部6との間に、温度センサ3を設置する。
温度センサ3の検知エリア(実線)21と測距センサ4の検知エリア(破線)22とは、ユーザ23の中心を検知する範囲で重なっている。ユーザ23がPC1に向き合って座ることにより、温度センサ3と測距センサ4とは、ユーザ23を検出することができる。
次に、PC1の省電力モードと標準モードについて説明する。PC1でユーザが使用していない場合に、無駄な電力消費を無くすため、一部の動作を制限することにより消費電力を小さくした省電力モードに移行する。ユーザの在席と離席をセンサで判断し、ユーザが離席している時、一定時間入力がないとまず画面オフとなり、さらに一定時間入力がないとサスペンド状態となる。
この現状の省電力機能では、OSがユーザの入力操作を監視し、入力操作状態に応じて省電力モード(画面オフ、サスペンド状態)への移行、動作制限を設けない標準モード(画面オン)への復帰を行う。また、省電力モードへの移行時間を設定し、設定時間の間ユーザの入力操作がなかったとき省電力モードに移行し、ユーザの入力操作を検出した時点で標準モードに復帰する。
ところが、ユーザにとっては入力操作を行っていなくても作業中である場合(表示されている内容の読み込み、入力しようとする内容の考案等)があり、入力操作の有無のみをトリガとして省電力モードへの移行を行うことは、ユーザの操作状況の実態にそぐわない。また、省電力モードから通常モードへの復帰するための入力操作が必要でユーザによっ
ては面倒な場合もある。
ては面倒な場合もある。
これに対して、温度センサ3と測距センサ4とを搭載したPC1では、センサの検出結果に応じて、ユーザがPC1の近くにいない(離席している)ときは省電力モードに移行し、ユーザがPC1の近くにいる(在席している)ときは標準モードに復帰する。
また、このモード切り替えによれば、入力中のみならず入力中でない場合も含めたユーザの端末操作(作業中)のみ標準モードとし、それ以外は省電力モードとすることもでき、また、標準モードへの復帰に入力操作が不要となる。
PC1にはCPUやメモリー等が内蔵されていて、制御部では、測距センサ4により測定された物体までの距離が所定の距離閾値より小さく、かつ、温度センサ3により検知された物体の温度が所定の温度閾値より大きいときに、物体をユーザの人体であると判断する。
ユーザが椅子を離れると温度センサ3と測距センサ4はユーザを認識せず、一定時間が経過するとPC1の画面はオフになり、通常モードから省電力モードになる。測距センサ4が椅子を検知していた場合でも、温度センサ3でユーザと椅子の区別をすることができる。ユーザが椅子に座ると温度センサ3と測距センサ4はユーザを認識し、一定時間が経過するとPCの画面はオンになり、省電力モードから標準モードになる。
図6は、ユーザ31が離席したことを示す図である。ペットボトル32が測距センサ4の前に置かれている状態で、ユーザ31が離席した場合、測距センサ4はペットボトル32を認識しているので、ユーザ31とペットボトル32の区別がつかない。
しかし、温度センサ3はユーザ31を認識しないので、ペットボトル32はユーザ31ではないと判断することができる。一定時間が経過するとPC1の画面がオフになり、省電力モードになる。
本実施形態によれば、測距センサの検知エリアの中心と、温度センサの検知エリアの中心とを表示画面の中心に一致させることができる。
1 PC
2 表示画面
3 温度センサ
4 測距センサ
11 電子基板
12 温度センサ素子
13 検出エリア
21 温度センサの検知エリア
22 測距センサの検知エリア
23 ユーザ
2 表示画面
3 温度センサ
4 測距センサ
11 電子基板
12 温度センサ素子
13 検出エリア
21 温度センサの検知エリア
22 測距センサの検知エリア
23 ユーザ
Claims (7)
- 発信部が発信した波を受信部で受信することによって物体までの距離を測定する測距センサの前記発信部と前記受信部との間に、非接触で物体の温度を検知する温度センサを設置することを特徴とする情報処理装置。
- 前記温度センサは、該情報処理装置の情報処理結果を表示する表示画面の上部または下部における左右方向の中央に設置されることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 機能の制限を設けない標準モードと、一部機能の制限により前記標準モードよりも消費電力を削減可能な省電力モードとを選択して動作可能であり、
前記測距センサによって測定される物体までの距離と前記温度センサによって検知される物体の温度とに応じて、該情報処理装置を操作するユーザの在席状況を判断し、
判断された前記ユーザの在席状況に応じて前記標準モードと前記省電力モードとを切り替えて動作することを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。 - 前記測距センサによって測定された物体までの距離が所定の距離以内であり、かつ、前記温度センサによって検知された物体の温度が所定の温度範囲内であるとき、該情報処理装置を操作するユーザが在席していると判断することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
- 前記省電力モードで動作しているときにユーザが在席すると判断されると、前記標準モードに変更して動作することを特徴とする請求項3または4記載の情報処理装置。
- 前記標準モードで動作しているときにユーザが在席しないと判断されると、前記省電力モードに変更して動作することを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記発信部の発信する波が赤外線または超音波であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013028909A JP2014157112A (ja) | 2013-02-18 | 2013-02-18 | 情報処理装置 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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2013
- 2013-02-18 JP JP2013028909A patent/JP2014157112A/ja active Pending
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