JP2011078984A - レーザー加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザー光線の集光点を大きい円軌跡に沿って移動することができるとともに、被加工物の厚み方向に所定の範囲わたって連続して加工することができるレーザー加工装置を提供する。
【解決手段】レーザー光線照射手段52は、レーザー光線を発振するレーザー光線発振器522と、レーザー光線発振器から発振するレーザー光線を集光してチャックテーブル36に保持された被加工物に照射する集光レンズ62と、レーザー光線発振器から発振するパルスレーザー光線を集光レンズに向けて方向変換せしめる方向変換ミラー61と、方向変換ミラーの反射面の垂線に対して傾斜する回転軸で方向変換ミラーを回転せしめるミラー回転手段63と、集光レンズによるレーザー光線の集光点位置を調整する集光点位置調整手段65と、レーザー光線発振器と該ミラー回転手段および該集光点位置調整手段を制御する制御手段10とを具備している。
【選択図】図2

Description

本発明は、円形軌跡に沿って環状のレーザー加工を施すことができるレーザー加工装置に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に配列されたストリートと呼ばれる分割予定ラインによって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイスを形成する。そして、半導体ウエーハを分割予定ラインに沿って切断することによりデバイスが形成された領域を分割して個々の半導体チップを製造している。
装置の小型化、高機能化を図るため、複数の半導体チップを積層し、積層された半導体チップの電極を接続するモジュール構造が実用化されている。このモジュール構造は、半導体ウエーハにおける電極が形成された箇所に貫通孔(ビアホール)を形成し、この貫通孔(ビアホール)に電極と接続するアルミニウム等の導電性材料を埋め込む構成である。
上述した半導体ウエーハに設けられる貫通孔(ビアホール)は、ドリルによって形成されている。しかるに、半導体ウエーハに設けられる貫通孔(ビアホール)は直径が100〜300μmと小さく、ドリルによる穿孔では生産性が悪いという問題がある。
上記問題を解消するために、半導体ウエーハ等の被加工物に効率よく適正な大きさの細孔を形成することができるレーザー加工装置が下記特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されたレーザー加工装置は、レーザー光線の光軸を音響光学素子を用いて2次元的に変更することによりレーザー光線の集光点の軌跡を円形に形成する。
特開2007−160374号公報
而して、特許文献1に開示されたようにレーザー光線の光軸を音響光学素子を用いて2次元的に変更することによりレーザー光線の集光点の軌跡を円形に形成する方法においては、小さい径の円軌跡を形成することはできるが、大きい径の円軌跡を形成することは困難であるとともに、被加工物の厚み方向に所定の範囲わたって連続して加工することができない。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、レーザー光線の集光点を大きい円軌跡に沿って移動することができるとともに、被加工物の厚み方向に所定の範囲わたって連続して加工することができるレーザー加工装置を提供することである。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段と、を具備するレーザー加工装置において、
該レーザー光線照射手段は、レーザー光線を発振するレーザー光線発振器と、該レーザー光線発振器から発振するレーザー光線を集光して該チャックテーブルに保持された被加工物に照射する集光レンズと、該レーザー光線発振器から発振するパルスレーザー光線を該集光レンズに向けて方向変換せしめる方向変換ミラーと、該方向変換ミラーの反射面の垂線に対して傾斜する回転軸で該方向変換ミラーを回転せしめるミラー回転手段と、該集光レンズによるレーザー光線の集光点位置を調整する集光点位置調整手段と、該レーザー光線発振器と該ミラー回転手段および該集光点位置調整手段を制御する制御手段と、を具備している、
ことを特徴とするレーザー加工装置が提供される。
上記ミラー回転手段は、方向変換ミラーの反射面の角度を変更する角度変更手段を備えていることが望ましい。
上記レーザー光線発振器は被加工物に対して透過性を有する波長のレーザー光線を照射し、上記制御手段は集光レンズによって集光されるレーザー光線の集光点を被加工物の内部から表面に向けて移動するように集光点位置調整手段を制御する。
また、上記レーザー光線発振器は被加工物に対して吸収性を有する波長のレーザー光線を照射し、上記制御手段は集光レンズによって集光されるレーザー光線の集光点を被加工物の表面から内部に向けて移動するように集光点位置調整手段を制御する。
本発明によるレーザー加工装置においては、チャックテーブルに保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段は、レーザー光線を発振するレーザー光線発振器と、該レーザー光線発振器から発振するレーザー光線を集光してチャックテーブルに保持された被加工物に照射する集光レンズと、レーザー光線発振器から発振するパルスレーザー光線を集光レンズに向けて方向変換せしめる方向変換ミラーと、該方向変換ミラーの反射面の垂線に対して傾斜する回転軸で該方向変換ミラーを回転せしめるミラー回転手段とを具備しているので、集光レンズによって集光されるレーザー光線の集光点を大きい径を有する円軌跡を持って移動することができ、被加工物に対して径の大きい環状の加工を施すことができる。また、本発明によるレーザー加工装置においては、集光レンズによるレーザー光線の集光点位置を調整する集光点位置調整手段を具備しているので、集光レンズによって集光されるレーザー光線の集光点を螺旋状に移動する軌跡を描いて照射することが可能で、被加工物の厚み方向に所定の範囲わたって連続して加工することができる。
本発明に従って構成されたレーザー加工装置の斜視図。 図1に示すレーザー加工装置に装備されるレーザー光線照射手段の構成ブロック図。 図2に示すレーザー光線照射手段を構成する加工ヘッドによって照射されるパルスレーザー光線の照射軌跡を示す説明図。 図2に示すレーザー光線照射手段を構成する加工ヘッドによって照射されるパルスレーザー光線が螺旋状の照射軌跡を描く状態を示す説明図。 被加工物としての石英板の斜視図。 図5に示す石英板を環状のフレームに装着した状態を示す斜視図。 図1に示すレーザー加工装置を用いて図5に示す石英板を加工する第1の実施形態における第1の変質層形成工程を示す説明図。 図1に示すレーザー加工装置を用いて図5に示す石英板を加工する第1の実施形態における第2の変質層形成工程を示す説明図。 図5に示す石英板が図7および図8に示す第1の変質層形成工程および第2の変質層形成工程が実施されることによって形成された石英リングの斜視図。 図1に示すレーザー加工装置を用いて図5に示す石英板を加工する第2の実施形態における第1のレーザー加工溝形成工程を示す説明図。 図1に示すレーザー加工装置を用いて図5に示す石英板を加工する第2の実施形態における第2のレーザー加工溝形成工程を示す説明図。 図5に示す石英板が図7および図8に示す第1のレーザー加工溝形成工程および第2のレーザー加工溝形成工程が実施されることによって形成された石英リングの斜視図。
以下、本発明に従って構成されたレーザー加工装置の好適な実施形態について、添付図面を参照して、更に詳細に説明する。
図1には、本発明に従って構成されたレーザー加工装置の斜視図が示されている。図1に示すレーザー加工機は、静止基台2と、該静止基台2に矢印Xで示す加工送り方向(X軸方向)に移動可能に配設され被加工物を保持するチャックテーブル機構3と、静止基台2にX軸方向と直交する矢印Yで示す割り出し送り方向(Y軸方向)に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット支持機構4と、該レーザー光線ユニット支持機構4に矢印Zで示す集光点位置調整方向(Z軸方向)に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット5とを具備している。
上記チャックテーブル機構3は、静止基台2上にX軸方向に沿って平行に配設された一対の案内レール31、31と、該案内レール31、31上にX軸方向に移動可能に配設された第1の滑動ブロック32と、該第1の滑動ブロック32上にY軸方向に移動可能に配設された第2の滑動ブロック33と、該第2の滑動ブロック33上に円筒部材34によって支持されたカバーテーブル35と、被加工物保持手段としてのチャックテーブル36を具備している。このチャックテーブル36は多孔性材料から形成された吸着チャック361を具備しており、吸着チャック361上に被加工物を図示しない吸引手段によって保持するようになっている。このように構成されたチャックテーブル36は、円筒部材34内に配設された図示しないパルスモータによって回転せしめられる。なお、チャックテーブル36には、後述する環状のフレームを固定するためのクランプ362が配設されている。
上記第1の滑動ブロック32は、その下面に上記一対の案内レール31、31と嵌合する一対の被案内溝321、321が設けられているとともに、その上面にY軸方向に沿って平行に形成された一対の案内レール322、322が設けられている。このように構成された第1の滑動ブロック32は、被案内溝321、321が一対の案内レール31、31に嵌合することにより、一対の案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第1の滑動ブロック32を一対の案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動させるための加工送り手段37を具備している。加工送り手段37は、上記一対の案内レール31と31の間に平行に配設された雄ネジロッド371と、該雄ネジロッド371を回転駆動するためのパルスモータ372等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド371は、その一端が上記静止基台2に固定された軸受ブロック373に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ372の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド371は、第1の滑動ブロック32の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ372によって雄ネジロッド371を正転および逆転駆動することにより、第1の滑動ブロック32は案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動せしめられる。
上記第2の滑動ブロック33は、その下面に上記第1の滑動ブロック32の上面に設けられた一対の案内レール322、322と嵌合する一対の被案内溝331、331が設けられており、この被案内溝331、331を一対の案内レール322、322に嵌合することにより、Y軸方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第2の滑動ブロック33を第1の滑動ブロック32に設けられた一対の案内レール322、322に沿ってY軸方向に移動させるための第1の割り出し送り手段38を具備している。第1の割り出し送り手段38は、上記一対の案内レール322と322の間に平行に配設された雄ネジロッド381と、該雄ネジロッド381を回転駆動するためのパルスモータ382等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド381は、その一端が上記第1の滑動ブロック32の上面に固定された軸受ブロック383に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ382の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド381は、第2の滑動ブロック33の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ382によって雄ネジロッド381を正転および逆転駆動することにより、第2の滑動ブロック33は案内レール322、322に沿ってY軸方向に移動せしめられる。
上記レーザー光線照射ユニット支持機構4は、静止基台2上にY軸方向に沿って平行に配設された一対の案内レール41、41と、該案内レール41、41上にY軸方向に移動可能に配設された可動支持基台42を具備している。この可動支持基台42は、案内レール41、41上に移動可能に配設された移動支持部421と、該移動支持部421に取り付けられた装着部422とからなっている。装着部422は、一側面にZ軸方向に延びる一対の案内レール423、423が平行に設けられている。図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット支持機構4は、可動支持基台42を一対の案内レール41、41に沿ってY軸方向に移動させるための第2の割り出し送り手段43を具備している。第2の割り出し送り手段43は、上記一対の案内レール41、41の間に平行に配設された雄ネジロッド431と、該雄ネジロッド431を回転駆動するためのパルスモータ432等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド431は、その一端が上記静止基台2に固定された図示しない軸受ブロックに回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ432の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド431は、可動支持基台42を構成する移動支持部421の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された雌ネジ穴に螺合されている。このため、パルスモータ432によって雄ネジロッド431を正転および逆転駆動することにより、可動支持基台42は案内レール41、41に沿ってY軸方向に移動せしめられる。
図示の実施形態のおけるレーザー光線照射ユニット5は、ユニットホルダ51と、該ユニットホルダ51に取り付けられたレーザー光線照射手段52を具備している。ユニットホルダ51は、上記装着部422に設けられた一対の案内レール423、423に摺動可能に嵌合する一対の被案内溝511、511が設けられており、この被案内溝511、511を上記案内レール423、423に嵌合することにより、Z軸方向に移動可能に支持される。
図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット5は、ユニットホルダ51を一対の案内レール423、423に沿ってZ軸方向に移動させるための第1の集光点位置調整手段53を具備している。第1の集光点位置調整手段53は、一対の案内レール423、423の間に配設された雄ネジロッド(図示せず)と、該雄ネジロッドを回転駆動するためのパルスモータ532等の駆動源を含んでおり、パルスモータ532によって図示しない雄ネジロッドを正転および逆転駆動することにより、ユニットホルダ51およびレーザビーム照射手段52を案内レール423、423に沿ってZ軸方向に移動せしめる。なお、図示の実施形態においてはパルスモータ532を正転駆動することによりレーザー光線照射手段52を上方に移動し、パルスモータ532を逆転駆動することによりレーザー光線照射装置52を下方に移動するようになっている。
図示のレーザー光線照射手段52は、実質上水平に配置された円筒形状のケーシング521を含んでいる。ケーシング521内には図2に示すようにパルスレーザー光線発振手段522が配設されている。また、ケーシング521の先端にパルスレーザー光線発振手段552から発振されたパルスレーザー光線をチャックテーブル36に保持された被加工物Wに照射する加工ヘッド6が装着されている。
上記パルスレーザー光線発振手段522は、パルスレーザー光線発振器522aと、該パルスレーザー光線発振器522aから発振されるパルスレーザー光線の周波数を設定する繰り返し周波数設定手段522bとから構成されている。
上記加工ヘッド6は、パルスレーザー光線発振手段522から発振されたパルスレーザー光線LBを下方に向けて方向変換する方向変換ミラー61と、該方向変換ミラー61によって方向変換されたレーザー光線を集光する集光レンズ62と、方向変換ミラー61を回転せしめるミラー回転手段63を具備している。方向変換ミラー61は、円形に形成されている。ミラー回転手段63は、方向変換ミラー61の反射面611の裏面に装着された回転軸631と、該回転軸631を回転駆動する電動モータ632とからなっている。このように構成されたミラー回転手段63の電動モータ632は、制御手段10によって回転速度が制御されるようになっている。なお、回転軸631は、図示の実施形態においては方向変換ミラー61の裏面に装着された取り付け部材634に支持ピン635によって取り付けられている。
また、図示の実施形態におけるミラー回転手段63は、方向変換ミラー61の反射面611の角度を変更する角度変更手段64を備えている。この角度変更手段64は、図示の実施形態においては取り付け部材634の背面と回転軸631に段差をもって形成された支持部631aとの間に配設され印加する電圧値に対応して軸方向に伸びるピエゾ素子641と、取り付け部材634の背面と回転軸631に形成された支持部631aとの間に配設されたコイルばね642とからなっている。このピエゾ素子641とコイルばね642は、上記支持ピン635の両側に位置するように配設されている。従って、ピエゾ素子641に電圧を印可するとピエゾ素子641が軸方向に伸びるため、方向変換ミラー61は支持ピン635を中心として回動し、反射面611の角度が変更される。このように構成された角度変更手段64のピエゾ素子641は、制御手段10によって印可する電圧が制御されるようになっている。
なお、図示の実施形態における加工ヘッド6には、集光レンズ62を集光点位置調整方向であるZ軸方向(図2において上下方向)に移動せしめる第2の集光点位置調整手段65が配設されている。この第2の集光点位置調整手段65は、加工ヘッド6のケース60内に配設された集光レンズ62を支持する環状の永久磁石651と、該環状の永久磁石651を包囲して配設されたコイル652と、環状の永久磁石651の両側に配設されたコイルばね653、654とからなるボイスコイルモータからなっている。このように構成されたボイスコイルモータからなる第2の集光点位置調整手段65は、コイル652に電流を流さない状態では、集光レンズ62を支持する環状の永久磁石651はコイルばね653と654とのばね力がバランスする位置(基準位置)に位置付けられている。そして、コイル652に電流を流すとフレミングの左手の法則に従って環状の永久磁石651に推力が発生する。即ち、コイル652に例えば一方向から電流を流すと環状の永久磁石651には例えば図2において上方に推力が発生し、コイル652に例えば他方向から電流を流すと環状の永久磁石651には例えば図2において下方に推力が発生する。従って、環状の永久磁石651に支持された集光レンズ62は、コイル652に印加する電流の方向によって図2において上方または下方に移動せしめられる。このように構成された第2の集光点位置調整手段65のコイル652に流す電流は、制御手段10によって制御されるようになっている。
図示の実施形態におけるレーザー光線照射手段52は以上のように構成されており、以下その作用について説明する。
パルスレーザー光線発振手段522から発振されたパルスレーザー光線LBは、方向変換ミラー61の反射面611で反射して集光レンズ62に向けて方向変換される。このとき、ミラー回転手段63の電動モータ632が駆動され方向変換ミラー61は反射面611の垂線611aが回転軸631に対して傾斜した状態で回転せしめられているので、方向変換ミラー61の反射面611で反射したパルスレーザー光線LBは円軌跡を描いて集光レンズ62に達する。このように円軌跡を描きながら集光レンズ62に達したパルスレーザー光線LBは、集光レンズ62によって集光されてチャックテーブル36に保持された被加工物Wに照射される。このようにチャックテーブル36に保持された被加工物Wに照射されるパルスレーザー光線LBは、図3に示すように各スポットSPが円軌跡に沿って照射される。従って、被加工物Wには円軌跡に沿った環状の加工を施すことができる。なお、円軌跡の大きさ(径)は、角度変更手段64のピエゾ素子641に印可する電圧を制御して方向変換ミラー61の傾斜角を変更することにより調整することができる。
また、上述したレーザー光線照射工程において、第2の集光点位置調整手段65のコイル652に一方向から電流を流すことにより、環状の永久磁石651に支持された集光レンズ62を上方に向けて移動することができる。従って、集光レンズ62によって集光されるパルスレーザー光線LBは、図4の(a)に示すように螺旋状に上昇する軌跡を描いて照射される。一方、第2の集光点位置調整手段65のコイル652に他方向から電流を流すことにより、環状の永久磁石651に支持された集光レンズ62をした方に向けて移動することができる。従って、集光レンズ62によって集光されるパルスレーザー光線LBは、図4の(b)に示すように螺旋状に下降する軌跡を描いて照射される。
図1に戻って説明を続けると、図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、レーザー光線照射手段52のケーシング521の前端部に配設され上記レーザー光線照射装置52によってレーザー加工すべき加工領域を検出する撮像手段7を備えている。この撮像手段7は、可視光線によって撮像する通常の撮像素子(CCD)の外に、被加工物に赤外線を照射する赤外線照明手段と、該赤外線照明手段によって照射された赤外線を捕らえる光学系と、該光学系によって捕らえられた赤外線に対応した電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等で構成されており、撮像した画像信号を上記制御手段10に送る。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は以上のように構成されており、以下その作用について説明する。
先ず、図5に示す厚みが0.5mmの石英板20から外径が5mm、内径3mmの光通信用の石英リングを形成する第1の実施形態について説明する。なお、石英板20の表面には石英リングを形成する中心位置にマーク201が設けられている。
このように形成された石英板20は、図6に示すように環状のフレームFに装着されたポリオレフィン等の合成樹脂シートからなる保護テープTに表面を貼着する(石英板支持工程)。このようにして環状のフレームFに保護テープTを介して支持された石英板20は、図1に示すレーザー加工装置のチャックテーブル36上に保護テープT側を載置する。そして、図示しない吸引手段を作動することにより石英板20は、保護テープTを介してチャックテーブル36上に吸引保持される(石英板保持工程)。また、環状のフレームFは、クランプ362によって固定される。
上述したように石英板20を吸引保持したチャックテーブル36は、加工送り手段37によって撮像手段7の直下に位置付けられる。チャックテーブル36が撮像手段7の直下に位置付けられると、撮像手段7によってチャックテーブル36に保持された石英板20に設けられているマーク201を撮像し、マーク201と加工ヘッド6をX軸線上で一致させるアライメント工程を行う。
上述したようにアライメント工程を実施したならば、チャックテーブル36を移動して、チャックテーブル36に保持された石英板20に設けられているマーク201が加工ヘッド6の真下になるように位置付ける。次に、角度変更手段64を作動してパルスレーザー光線発振手段522から発振され方向変換ミラー61の反射面611を介して集光レンズ62によって集光されるパルスレーザー光線LBの集光点Pが、図7の(a)に示すように石英板20に設けられているマーク201を中心として半径1.5mmの円軌跡上に位置するように調整する。次に、第1の集光点位置調整手段53を作動して、パルスレーザー光線LBの集光点P1が図7の(a)に示すように石英板20の下面付近に位置するように調整する。このようにして、石英板20に照射するパルスレーザー光線LBの集光点P1を調整したならば、パルスレーザー光線発振手段522を作動して石英板に対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線LB1を発振し、ミラー回転手段63の電動モータ632を作動して方向変換ミラー61を回転するとともに、第2の集光点位置調整手段65のコイル652に一方向から電流を流す。この結果、パルスレーザー光線発振手段522から発振され方向変換ミラー61の反射面611を介して集光レンズ62によって集光されるパルスレーザー光線LBの集光点P1は、半径1.5mmの円軌跡に沿って螺旋状に上昇せしめられる。そして、パルスレーザー光線LBの集光点P1が石英板20の上面付近に達したならば、パルスレーザー光線発振手段522の作動を停止する。この結果石英板20には、図7の(b)に示すようにマーク201を中心として半径1.5mmの環状の変質層211が形成される(第1の変質層形成工程)。
次に、角度変更手段64を作動してパルスレーザー光線発振手段522から発振され方向変換ミラー61の反射面611を介して集光レンズ62によって集光されるパルスレーザー光線LBの集光点P2が、図8の(a)に示すように石英板20に設けられているマーク201を中心として半径2.5mmの円軌跡上に位置するように調整する。そして、パルスレーザー光線LBの集光点P2が図8の(a)に示すように石英板20の下面付近に位置するように調整する。この調整は、第2の集光点位置調整手段65のコイル652に電流を流すことを停止することにより実施できる。即ち、集光レンズ62を支持する環状の永久磁石651の両側に配設されたコイルばね653、654の作用により、図2に示す基準位置に位置付けられることにより達成される。このようにして、石英板20に照射するパルスレーザー光線LBの集光点P2を調整したならば、パルスレーザー光線発振手段522を作動して石英板に対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線LBを発振し、ミラー回転手段63の電動モータ632を作動して方向変換ミラー61を回転するとともに、第2の集光点位置調整手段65のコイル652に一方向から電流を流す。この結果、パルスレーザー光線発振手段522から発振され方向変換ミラー61の反射面611を介して集光レンズ62によって集光されるパルスレーザー光線LBの集光点P2は、半径2.5mmの円軌跡に沿って螺旋状に上昇せしめられる。そして、パルスレーザー光線LBの集光点P2が石英板20の上面付近に達したならば、パルスレーザー光線発振手段522の作動を停止する。この結果石英板20には、図8の(b)に示すようにマーク201を中心として半径2.5mmの環状の変質層212が形成される(第2の変質層形成工程)。
上記第1の変質層形成工程および第2の変質層形成工程における加工条件は、次のように設定されている。
光源 :LD励起QスイッチNd:YVO4レーザー
波長 :1064nm
繰り返し周波数 :100kHz
パルス幅 :40ns
集光スポット径 :φ1μm
以上のようにして、上記第1の変質層形成工程および第2の変質層形成工程が実施された石英基板20は、変質層211および変質層212が形成された領域の強度が低下しているので、外力を作用せしめることにより変質層211および変質層212に沿って破断され、図9に示すように外径が5mm、内径3mmの石英リング21と円柱部22に分離することができる。
次に、上記石英板20から外径が5mm、内径3mmの光通信用の石英リングを形成する第2の実施形態について説明する。
この第2の実施形態においても、上記石英板支持工程、石英板保持工程、アライメント工程を同様に実施する。
上述したようにアライメント工程を実施したならば、チャックテーブル36を移動して、チャックテーブル36に保持された石英板20に設けられているマーク201が加工ヘッド6の真下になるように位置付ける。次に、角度変更手段64を作動してパルスレーザー光線発振手段522から発振され方向変換ミラー61の反射面611を介して集光レンズ62によって集光されるパルスレーザー光線LBの集光点P3が、図10の(a)に示すように石英板20に設けられているマーク201を中心として半径1.5mmの円軌跡上に位置するように調整する。そして、第1の集光点位置調整手段53を作動して、パルスレーザー光線LBの集光点P3が図10の(a)に示すように石英板20の上面付近に位置するように調整する。このようにして、石英板20に照射するパルスレーザー光線LBの集光点P3を調整したならば、パルスレーザー光線発振手段522を作動して石英板に対して吸収性を有する波長のパルスレーザー光線LBを発振し、ミラー回転手段63の電動モータ632を作動して方向変換ミラー61を回転するとともに、第2の集光点位置調整手段65のコイル652に他方向から電流を流す。この結果、パルスレーザー光線発振手段522から発振され方向変換ミラー61の反射面611を介して集光レンズ62によって集光されるパルスレーザー光線LBの集光点P3は、半径1.5mmの円軌跡に沿って螺旋状に下降せしめられる。そして、パルスレーザー光線LBの集光点P3が石英板20の下面付近に達したならば、パルスレーザー光線発振手段522の作動を停止する。この結果石英板20には、図10の(b)に示すようにマーク201を中心として半径1.5mmの環状のレーザー加工溝221が形成される(第1のレーザー加工溝形成工程)。
次に、角度変更手段64を作動してパルスレーザー光線発振手段522から発振され方向変換ミラー61の反射面611を介して集光レンズ62によって集光されるパルスレーザー光線LBの集光点P4が、図11の(a)に示すように石英板20に設けられているマーク201を中心として半径2.5mmの円軌跡上に位置するように調整する。そして、パルスレーザー光線LBの集光点P4が図11の(a)に示すように石英板20の上面付近に位置するように調整する。この調整は、第2の集光点位置調整手段65のコイル652に電流を流すことを停止することにより実施できる。即ち、集光レンズ62を支持する環状の永久磁石651の両側に配設されたコイルばね653、654の作用により、図2に示す基準位置に位置付けられることにより達成される。このようにして、石英板20に照射するパルスレーザー光線LBの集光点P4を調整したならば、パルスレーザー光線発振手段522を作動して石英板に対して吸収性を有する波長のパルスレーザー光線LBを発振し、ミラー回転手段63の電動モータ632を作動して方向変換ミラー61を回転するとともに、第2の集光点位置調整手段65のコイル652に他方向から電流を流す。この結果、パルスレーザー光線発振手段522から発振され方向変換ミラー61の反射面611を介して集光レンズ62によって集光されるパルスレーザー光線LBの集光点P4は、半径2.5mmの円軌跡に沿って螺旋状に下降せしめられる。そして、パルスレーザー光線LBの集光点P4が石英板20の下面付近に達したならば、パルスレーザー光線発振手段522の作動を停止する。この結果石英板20には、図11の(b)に示すようにマーク201を中心として半径2.5mmの環状のレーザー加工溝222が形成される(第2のレーザー加工溝形成工程)。
上記第1のレーザー加工溝形成工程および第2のレーザー加工溝形成工程における加工条件は、次のように設定されている。
光源 :LD励起QスイッチNd:YVO4レーザー
波長 :355nm
繰り返し周波数 :50kHz
パルス幅 :40ns
集光スポット径 :φ5μm
以上のようにして、上記第1のレーザー加工溝形成工程および第2のレーザー加工溝形成工程が実施された石英基板20は、図12に示すように外径が5mm、内径3mmの石英リング21の石英リング21と円柱部22に分離することができる。
なお、上記第1のレーザー加工溝形成工程および第2のレーザー加工溝形成工程において、石英基板20の上面から所定位置まで加工することにより、所定深さの環状のレーザー加工溝を形成することができる。
以上のように図示の実施形態におけるレーザー加工装置のレーザー光線照射手段52を構成する加工ヘッド6は、レーザー光線発振器622から発振するパルスレーザー光線を集光レンズ62に向けて方向変換せしめる方向変換ミラー61と、方向変換ミラー61の反射面611の垂線に対して傾斜する回転軸631で方向変換ミラー61を回転せしめるミラー回転手段63を具備しているので、集光レンズ62によって集光されるパルスレーザー光線の集光点を大きい径を有する円軌跡を持って移動することができる。従って、被加工物に対して径の大きい環状の加工を施すことができる。また、図示の実施形態における加工ヘッド6は、方向変換ミラー61の反射面611の角度を変更する角度変更手段64を備えているので、方向変換ミラー61の傾斜角を変更することにより集光レンズ62によって集光されるパルスレーザー光線の集光点が移動する円軌跡の大きさ(径)を調整することができ、被加工物に対して径の異なる環状の加工を施すことができる。更に、図示の実施形態における加工ヘッド6は、集光レンズ62を集光点位置調整方向であるZ軸方向に移動せしめる第2の集光点位置調整手段65を備えているので、集光レンズ62によって集光されるパルスレーザー光線を集光点が螺旋状の軌跡をもって移動しつつ照射することができ、被加工物の厚み方向に所定の範囲わたって連続して加工することができる。
2:静止基台
3:チャックテーブル機構
31:案内レール
36:チャックテーブル
37:加工送り手段
374:加工送り量検出手段
38:第1の割り出し送り手段
4:レーザー光線照射ユニット支持機構
41:案内レール
42:可動支持基台
43:第2の割り出し送り手段
433:割り出し送り量検出手段
5:レーザー光線照射ユニット
51:ユニットホルダ
52:レーザー光線照射手段
522:パルスレーザー光線発振手段
53:第1の集光点位置調整手段
6:加工ヘッド
61:方向変換ミラー
62:集光レンズ
63:ミラー回転手段
64:角度変更手段
65:第2の集光点位置調整手段
7:撮像手段
10:制御手段
20:石英板(被加工物)
F:環状のフレーム
T:保護テープ

Claims (4)

  1. 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段と、を具備するレーザー加工装置において、
    該レーザー光線照射手段は、レーザー光線を発振するレーザー光線発振器と、該レーザー光線発振器から発振するレーザー光線を集光して該チャックテーブルに保持された被加工物に照射する集光レンズと、該レーザー光線発振器から発振するパルスレーザー光線を該集光レンズに向けて方向変換せしめる方向変換ミラーと、該方向変換ミラーの反射面の垂線に対して傾斜する回転軸で該方向変換ミラーを回転せしめるミラー回転手段と、該集光レンズによるレーザー光線の集光点位置を調整する集光点位置調整手段と、該レーザー光線発振器と該ミラー回転手段および該集光点位置調整手段を制御する制御手段と、を具備している、
    ことを特徴とするレーザー加工装置。
  2. 該ミラー回転手段は、方向変換ミラーの反射面の角度を変更する角度変更手段を備えている、請求項1記載のレーザー加工装置。
  3. 該レーザー光線発振器は被加工物に対して透過性を有する波長のレーザー光線を照射し、該制御手段は該集光レンズによって集光されるレーザー光線の集光点を被加工物の内部から表面に向けて移動するように該集光点位置調整手段を制御する、請求項1又は2記載のレーザー加工装置。
  4. 該レーザー光線発振器は被加工物に対して吸収性を有する波長のレーザー光線を照射し、該制御手段は該集光レンズによって集光されるレーザー光線の集光点を被加工物の表面から内部に向けて移動するように該集光点位置調整手段を制御する、請求項1又は2記載のレーザー加工装置。
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