JP2011078458A - 電動車いす - Google Patents

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Keiji Hattori
敬二 服部
Ryosuke Fujii
亮輔 藤井
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Abstract

【課題】体が不自由な乗員でも簡単に後ろ向きで装置に位置合わせをすることができる電動車いすを提供する。
【解決手段】レーザーによってシート台の位置を検出し、超音波によってシート台との距離を判定し、電動車いす1の左右両端とシート台の左右両端の距離を均等にすることで、シート台の真正面に電動車いす1が位置するようになっている。したがって、乗員はこの制御が終了した後、手動操作で後ろに電動車いす1を下げて行くのみでシート台と連結することができ、電動車いす1はシート装置として使用可能となる。
【選択図】図4

Description

本発明は、車室外では車椅子として使用可能であり、車室内では乗員が着座する座席として使用可能な構成の電動車いすに関する。
これに関する従来の電動車いすが特許文献1に記載されている。
前記特許文献1に記載されている車両用シート(電動車いす)90は、車室外では車椅子として使用可能であり、車室内では乗員が着座する座席として使用可能な構成のシート装置92を備えている。シート装置92は、そのシート装置92に対応するシート移動装置70に連結できるように構成されている。そして、シート装置92がシート移動装置70に連結させられた状態で、シート移動装置70が動作することにより、シート装置92は車室内と車室外との間で移動可能となる。また、車室外まで移動させられたシート装置92は、シート移動装置70から切り離されることで、通常の車椅子と同様に使用できるようになる。
特開2004−148093号公報
上述したような構成では、シート移動装置から切り離された電動車いすは、乗員の意思で自由に移動することができ、乗員の目的の場所へと移動することができる。そして目的を達した後は車両まで戻りシート移動装置に結合することで、車室内に引き入れられ再び車両用シートとして使用することができるが、当該電動車いすを使用しているということは、乗員は身体に障害があり(体が不自由で)健常者が操作するようにはなかなか移動できない。そのため、シート移動装置に後ろ向きで位置を合わせ、当該装置に結合させるまでにはかなりの労力を費やしてしまう恐れがある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、体が不自由な乗員でも簡単に後ろ向きで装置に位置合わせをすることができる電動車いすを提供することにある。
上述した課題を解決するため、請求項1に記載の電動車いすにおいては、「車室外では車椅子として使用可能であり、車室内では乗員が着座する座席として使用できるシート装置となる電動車いすであって、
前記シート装置を車室内と車室外との間で移動させるシート移動装置を備え、
該シート移動装置には、前記車いすと連結され、シート装置となった後はシート装置と共に移動することとなるシート台が設けられており、
該シート台には反射板が設けられ、前記電動車いすの後部から照射されるレーザー光及び超音波を反射することができ、
その反射されたレーザー光及び超音波を、前記電動車いすの後部に設けられた受光部で検知することによって、前記電動車いすを前記シート台の正面まで誘導する」ことを技術的特徴とする。
請求項1に記載の電動車いすによれば、電動車いすの後部から照射されるレーザー光および超音波によって電動車いすをシート装置として車室内に移動させるシート台を検知することができ、電動車いすを後退させてシート台に連結する乗員のサポートをすることが可能となるのである。それゆえ体が不自由な乗員であっても簡単に後ろ向きでシート台に位置合わせをすることができるのである。
本発明に掛かる電動車いすを後部座席に備えた車両の平面図である。 本発明に掛かる電動車いすをシート装置として車室内に収納した状態を示した斜視図である。 本発明に掛かる電動車いすとシート移動装置を示した斜視図である。 本発明に掛かる電動車いすをシート台に連結させる制御動作を示した図である。
本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に掛かる電動車いす1を備えた車両100を示している。本実施形態では、図示するように電動車いす1を当該車両の2列目の後部座席に適用した場合を説明する。
この電動車いす1は、車輪を備えて車室外では車椅子として使用可能であり、車室内では乗員が着座するための座席として使用されるシート装置10となる。このシート装置10は、シート移動装置20によって車室内から車室外へあるいはその逆に車室外から車室内へ移動させられるようになっている。シート装置10は、シート移動装置20に連結された状態で車室内に設置される。本発明の電動車いす1は、車室外にいる場合つまり車椅子として使用している場合において、車両に戻ろうとする時に補助的に作動する装置に特徴を有している。シート装置10については後述し、先ずシート移動装置20について説明する。
シート移動装置20は、図2及び図3に示されるように、電動車いす1を車室内から車室外へあるいはその逆に車室外から車室内へ移動できるもので、このシート移動装置20は、シート装置10を車両前後方向へ移動させる前後方向移動機構21と、シート装置10を着座者から見て車両正面向きの位置とドア開口部側へ向いた位置との間でほぼ90゜回転させる回転機構22と、この回転機構22によりドア開口部側に向いたシート装置10を車室外側へ移動させる車幅方向移動機構23を備えている。
前後方向移動機構21は、車体のフロアに取り付けられる機構であって、前後方向移動機構21の上に回転機構22が取り付けられ、回転機構22上に車幅方向移動機構23が取り付けられるようになっている。前後方向移動機構21は、スライドレールを備えており、車室内での前後移動を可能としている。回転機構22は、円盤状のギヤを上下の階層に設け、当該円盤状のギヤが回転することによってシート装置10を回転させることができるようになっている。車幅方向移動機構23は、回転機構22によって回転させられる階層に設けられたリンク機構24によりシート装置10を車室外に移動させることができるようになっている。
車幅方向移動機構23には、電動車いす1が連結されるシート台25が設けられており、電動車いす1が車室外から戻って来た場合に当該シート台25に連結されることで、電動車いす1は車輪1aが格納され、シート装置10として車室内で使用できることとなる。シート台25には、電動車いす1が車室外から戻りシート台25に連結される際に、電動車いす1をロックするロック装置25aが設けられている。
また、シート台25には、その後方端部に反射板25bが設けられており、後述する電動車いす1から照射されるレーザー等を反射できるようになっている。当該反射板25bによって反射されたレーザー等を電動車いす1の受光部で感知することによって、電動車いす1がシート台25を検知し、シート台25までの移動をサポートできるようになっている。
電動車いす1は、その後部にレーザー発光部11及び超音波射出部12が設けられており、車両100に戻る際にレーザーを発光することで車両100のシート台25の位置を検知し、超音波を射出することでシート台25までの距離を判定できるようになっている。レーザー発光部11及び超音波射出部12はそれぞれスイングできるようになっており、電動車いす1が車両100に対して斜めであっても車両100の方向に照射することができる。
また、レーザー発光部11の隣にはレーザー受光部13が設けられており、発光されたレーザー光がシート台25に設けられた反射板25bに反射して返って来たところをレーザー受光部13で受光することによって、シート台25の存在を検出する。同じく超音波射出部12の隣には超音波検出部14が設けられており、射出された超音波がシート台25に設けられた反射板25bに反射して返って来たところを超音波検出部14で検出することによって、シート台25までの距離を把握する。
これらレーザー発光部11及び超音波射出部12と、レーザー受光部13、超音波検出部14は、それぞれ電動車いす1の後部の左右両側に配設されている。
次に、図4を参照して動作を説明する。まず、車両100から離れた位置から車両100に戻る場合には、ある程度車両100に近づき、シート台25に連結するには電動車いす1は後ろ向きになって後退し連結する必要があるので、後ろ向きになる。
次に手元にあるボタン等(図示しない)を操作し、まず図4(a)にあるようにレーザー発光部11からレーザーを発光させる。このとき、レーザー発光部11はスイング可能であるので、スイングしながら発光することになる。発光されたレーザーがシート台25に設けられた反射板25bに反射すると、その性質上真っ直ぐ反射光が返ってきて、レーザー受光部13が受光する。レーザー受光部13が反射板25bから返ってきたレーザーを受光すると、電動車いす1はどの方向に車両100に接続されたシート台25があるかを検知することができる。
上記のレーザー発行部11及びレーザー受光部13は、電動車いす1の後方の左右両側に高さ違いに配設されている。また、シート台25に設けられている反射板25bについても、レーザー発行部11及びレーザー受光部13の高さに会わせて左右が決まるように配設されている。
レーザーによってシート台25の位置を検知した電動車いす1は、次に図4(b)に示されているように超音波射出部12から超音波を射出する。レーザーと同じく超音波もシート台25に設けられた反射板25bに当たると反射する。反射された超音波は電動車いす1の方に返ってきて、超音波検出部14が検出する。超音波検出部14が反射板25bから返ってきた超音波を検出すると、超音波検出部14と反射板25bとの距離がどの程度かを検知することができる。
超音波は距離を判定することができるので、シート台25の両端と左右に取り付けられた超音波射出部12及び超音波検出部14との距離が、どちらが短くてどちらが長いかを電動車いす1の制御回路が判別できるようになっている。
その後、図4(c)に示されているように、シート台25の両端と左右に取り付けられた超音波射出部12及び超音波検出部14との距離を短い方に合わせるように、距離が長い方を移動させる(距離が短い方のタイヤは動かさずに、距離が長い方のタイヤを動かして両側の距離を均等にする)。これにより、図4(d)に示されるように、電動車いす1はシート台25の正面の位置に移動することができ、その後後方に真っ直ぐ下がればシート台25に連結することができる。
このように、レーザーによってシート台25の位置を検出し、超音波によってシート台25との距離を判定し、電動車いす1の左右両端とシート台25の左右両端の距離を均等にすることで、シート台25の真正面に電動車いす1が位置するようになっている。したがって、乗員はこの制御が終了した後、手動操作で後ろに電動車いす1を下げて行くのみでシート台25と連結することができ、電動車いす1はシート装置10として使用可能となる。
1 電動車いす
1a 車輪
10 シート装置
11 レーザー発光部
12 超音波射出部
13 レーザー受光部
14 超音波検出部
20 シート移動装置
21 前後方向移動機構
22 回転機構
23 車幅方向移動機構
24 リンク機構
25 シート台
25a ロック装置
25b 反射板
100 車両

Claims (1)

  1. 車室外では車椅子として使用可能であり、車室内では乗員が着座する座席として使用できるシート装置となる電動車いすであって、
    前記シート装置を車室内と車室外との間で移動させるシート移動装置を備え、
    該シート移動装置には、前記車いすと連結され、シート装置となった後はシート装置と共に移動することとなるシート台が設けられており、
    該シート台には反射板が設けられ、前記電動車いすの後部から照射されるレーザー光及び超音波を反射することができ、
    その反射されたレーザー光及び超音波を、前記電動車いすの後部に設けられた受光部で検知することによって、前記電動車いすを前記シート台の正面まで誘導することができることを特徴とする電動車いす。
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