JP2011078255A - 電動モータ及び作業機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリント配線板から構成される回転子を備え、製造及び組み立てが容易な電動モータ、及びこれを備える作業機械を提供する。
【解決手段】モータは、ハウジングに回転可能に支持された出力軸52と、出力軸52に固定され、プリント配線板から構成された回転子53と、ハウジングに固定され、回転子53に対向するマグネットから構成された固定子と、を備える。プリント配線板は、コイル・コミュテータディスク62と、コイルディスク63と、から構成されている。コイル・コミュテータディスク62のコミュテータ領域80には、コイルの導体パターンが形成されている。また、コイル・コミュテータディスク62とコイルディスク63とのコイル領域90には、同様のコイルの導線パターンが形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は電動モータ及びこれを駆動源とする作業機械に関する。
電動モータを駆動源とする作業機械には、例えば草などを刈払う電動刈払い機がある。電動刈払い機は、ガソリンを利用するエンジン刈払い機と比較してランニングコストが低く、またモータ性能も向上していることから、普及台数を伸ばしている。
電動モータには、プリント配線板から構成された回転子を備えるものがある。例えば、特許文献1には、コミュテータの導体パターンが形成されたコミュテータディスクと、コイルの導体パターンが形成されたコイルディスクと、の積層体から構成された、円板状の回転子(ロータ)が開示されている。このような電動モータは、形状が扁平かつ小型であることに加え、振動や騒音が小さいことを特徴とするものが多く、種々の作業機械の駆動源として注目されている。
特開2003−299288号公報
特許文献1に記載された回転子(ロータ)は、コミュテータとコイルとがそれぞれ別個のコミュテータディスクとコイルディスクとに形成されているため、製造及び組み立てが煩雑である。
上記課題に鑑み、本発明は、プリント配線板から構成される回転子を備え、製造及び組み立てが容易な電動モータ、及びこれを備える作業機械を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による電動モータは、
ハウジングに回転可能に支持された出力軸と、
前記ハウジングに収容され、前記出力軸に固定され、プリント配線板から構成された回転子と、
前記ハウジングに固定され、前記回転子に対向するマグネットから構成された固定子と、を備える電動モータであって、
前記プリント配線板は、
コイルの導体パターンとコミュテータの導体パターンとが形成されたコイル・コミュテータディスクと、
コイルの導体パターンが形成された少なくとも1つのコイルディスクと、から構成されている、
ことを特徴とする。
前記回転子は、
前記出力軸に固定され、該出力軸と略垂直な平坦面を有するフランジを備え、
前記プリント配線板は、前記平坦面に支持され、前記フランジに固定されている、
ことが望ましい。
前記回転子は、前記プリント配線板に固着されたヨークを備える、
ことが望ましい。
前記コイル・コミュテータディスクの導体パターンは、前記コイルディスクの導体パターンよりも厚く形成されている、
ことが望ましい。
前記回転子には、ファンが設けられている、
ことが望ましい。
前記フランジには、前記回転子から突出するブレードが形成されていても良い。
前記ヨークには、前記回転子から突出するブレードが形成されていても良い。
前記プリント配線板には、前記回転子から突出するブレードが形成されていても良い。
前記フランジには、前記回転子の不釣合いを修正するためのバランス部が設けられていても良い。
前記ヨークには、前記回転子の不釣合いを修正するためのバランス部が設けられていても良い。
前記出力軸と前記フランジとの間には、絶縁体が設けられている、
ことが望ましい。
前記フランジと前記プリント配線板との間には、絶縁体が設けられている、
ことが望ましい。
また、本発明による作業機械は、
上述の電動モータと、
前記電動モータの前記出力軸に接続された作業具と、を備える、
ことを特徴とする。
上述の作業機械は、
前記電動モータから離間して配置された操作部と、
前記操作部と前記電動モータとを連結する連結部と、を更に備え、
前記ハウジングには、排気口が形成され、
前記連結部には、前記作業具から離間して、前記ハウジング内に連通する吸気口が形成されていても良い。
本発明によれば、プリント配線板から構成される回転子を備え、製造及び組み立てが容易な電動モータ、及びこれを備える作業機械を提供することができる。
本発明の実施形態に係る電動刈払い機を示す斜視図。 図1に示された電動刈払い機のモータを示す断面図。 図2に示されたモータの出力軸と回転子とを分解して示す断面図。 図3に示された回転子のファンを示す下面図。 図2に示されたモータの変形例を示す断面図。 図5に示されたモータの出力軸と回転子とを分解して示す断面図。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を用いて説明する。
(実施形態1)
実施形態1に係る作業機械は、図1に示す電動刈払い機1である。電動刈払い機1は、電源部10と、操作部20と、連結部30と、駆動部40と、から構成されている。
電源部10は、電源ハウジング11と、電池12と、電源回路14と、から構成されている。
電源ハウジング11は、電源回路14を収容している。また、電源ハウジング11の上面には、電源回路14の主電源を投入及び切断するためのメインスイッチ15が設けられている。
電池12は、電源ハウジング11に設けられた図略の電池ホルダに装着されており、電源回路14に電力を供給する。
電源回路14は、電池12の出力電圧を所定の大きさに変換して、駆動部40の後述するモータ50に出力する。
操作部20は、ハンドル21と、トリガスイッチ22と、から構成されている。
ハンドル21は、電源部10の電源ハウジング11に固定されると共に、連結部30の一端に固定されている。トリガスイッチ22は、電源部10の電源回路14に接続されており、電源回路14の出力電圧をON/OFFすると共に、引き量に応じて電源回路14の出力電圧を調整する。従って、トリガスイッチ22は、モータ50を駆動/停止すると共に、引き量に応じてモータ50の出力(回転数)を調整する。
連結部30は、アルミニウム合金や強化プラスチック等から形成された中空管であり、操作部20と駆動部40とを連結している。連結部30には、電源部10の電源回路14から駆動部40のモータ50へと延びる図略の電源線が挿通されている。また、連結部30には補助ハンドル36が設けられている。さらに、連結部30には、駆動部40の回転刃42の一部を覆う保護カバー37が設けられている。
駆動部40は、モータ50と、回転刃42と、から構成されている。モータ50は、電源部10の電源回路14から電力の供給を受けて、回転刃42を回転させる。
次に、図2を参照して、モータ50について詳細に説明する。
モータ50は、モータハウジング51と、出力軸52と、回転子53と、固定子54と、摺動子55と、から構成される、整流子モータである。
モータハウジング51は、連結部30の他端に固定されている。モータハウジング51には排気口56が形成されている。なお、連結部30にはモータハウジング51内に連通する吸気口38が形成されている。
出力軸52は、モータハウジング51に設けられた軸受57,58により回転可能に支持されている。出力軸52の一端は、モータハウジング51から突出しており、回転刃42が固定されている。
回転子53は、モータハウジング51に収容され、出力軸52と一体に設けられている。回転子53は、図3に示すように、フランジ61と、コイル・コミュテータディスク62と、4つのコイルディスク63と、ロータヨーク67と、ファン68と、から構成されている。
フランジ61は、アルミニウム合金から形成されており、円筒状の固定部材611と、固定部材611の外周面から略垂直に延出する円板状の支持部材612と、から構成されている。フランジ61は、固定部材611が出力軸52と嵌合すると共に回転止めされており、出力軸52と一体に回転する。
コイル・コミュテータディスク62とコイルディスク63とは、中心に嵌合穴を有する円板状に形成されており、絶縁体基板に導体パターンが形成されたプリント配線板である。1つのコイル・コミュテータディスク62と4つのコイルディスク63とは、コイル・コミュテータディスク62を最上層として、積層されている。
コイル・コミュテータディスク62の上面には、円環状のコミュテータ領域80が設けられている。コミュテータ領域80には、導体パターンにより、図略のコミュテータが形成されている。コミュテータは、周方向に配列された図略の複数のコミュテータ片から構成されている。
また、コイル・コミュテータディスク62とコイルディスク63との上面には、コミュテータ領域80の外周側に位置する、円環状のコイル領域90が設けられている。各コイル領域90には、略同様の導体パターンにより、周方向に配列された図略の複数のコイルが形成されている。なお、各コイル領域90に形成されたコイルは、上下方向の磁界を発生するように形成されている。そして、コイル・コミュテータディスク62とコイルディスク63とは、例えば、各コイル領域90に形成されたコイルが周方向に略等しい間隔を有して配列されるように、所定の配置で積層されている。
コイル・コミュテータディスク62のコイル領域90に形成されたコイルの一端と他端とは、コミュテータ領域80に形成された対応するコミュテータ片に、導体パターンにより直接に接続されている。また、コイルディスク63のコイル領域90に形成されたコイルの一端と他端とは、コミュテータ領域80に形成された対応するコミュテータ片に、コミュテータ領域80に形成された図略のスルーホール又はビアを介して接続されている。
なお、コイル・コミュテータディスク62に設けられたコミュテータ領域80及びコイル領域90の導体パターンは、同一のプリント配線上に形成されている。また、コイル・コミュテータディスク62の導体パターンは、コイルディスク63の導体パターンよりも、厚く形成されている。
また、コイル・コミュテータディスク62とコイルディスク63とは、互いに略等しい内径と外径とを有し、フランジ61の固定部材611に嵌合すると共にフランジ61の支持部材612の上面に支持され、フランジ61に固定されている。
ロータヨーク67は、鉄から円環板状に形成されており、図略の絶縁層を介して、コイル・コミュテータディスク62の上面に固着されている。ロータヨーク67は、コイル・コミュテータディスク62及びコイルディスク63と略等しい外径を有すると共に、コイル領域90を覆い隠す内径を有する。
ファン68は、合成樹脂から円環状に形成されており、ロータヨーク67と、コイル・コミュテータディスク62と、コイルディスク63と、の外周面に嵌合すると共に、図略の接着層を介して、ロータヨーク67の上面に固着されている。ファン68は、外径方向に突出して形成された複数のブレード681を備える。複数のブレード681は、図4に示すように、周方向に略等間隔に配列されている。
なお、回転子53の不釣合い(回転軸に対する重量のアンバランス)を修正するため、図2に示すように、ロータヨーク67の上面には穴671が加工されている。すなわち、ロータヨーク67は、本発明のバランス部を構成している。なお、回転子53の不釣合いを修正するため、ロータヨーク67の上面にはウェイトが付されていても良い。
固定子54は、マグネット71と、ステータヨーク72と、から構成されている。マグネット71は、周方向に配列された磁極を有して円環状に形成されており、最下層のコイルディスク63と対向すると共に、コイル・コミュテータディスク62とコイルディスク63とのコイル領域90と対向して、ステータヨーク72に固着されている。ステータヨーク72は、マグネット71と略等しい内径と外径とを有する円環状に形成されており、モータハウジング51に固定されている。
2つの摺動子55は、コイル・コミュテータディスク62のコミュテータ領域80に形成された2つのコミュテータ片に当接して、モータハウジング51に固定された2つの摺動子ホルダ59に保持されている。摺動子55は、電気伝導性を有するカーボンから形成されており、連結部30に層通された電源線39を介して、上述の電源部10の電源回路14に接続されている。
電源部10の電源回路14から摺動子55に印加された電圧は、回転子53のコミュテータを介して、回転子53のコイルに順次印加される。そして、励磁されたコイルと固定子54のマグネット71との間に発生する吸引力により、回転子53及び回転子53に固定された出力軸52にトルクが発生し、回転刃42が回転する。
以上説明したように、上記構成のモータ50は、コミュテータの導体パターンとコイルの導体パターンとが形成されたコイル・コミュテータディスク62を備える。コイル・コミュテータディスク62において、コミュテータの導体パターンとコイルの導体パターンとは、それぞれ内周側のコミュテータ領域80と外周側のコイル領域90とに配置することにより、同時に形成することができる。また、コイル・コミュテータディスク62において、コミュテータの導体パターンとコイルの導体パターンとは、直接に接続して形成することができる。従って、モータ50の回転子53は、例えば特許文献1に記載された回転子(ロータ)のようにコミュテータの導体パターンとコイルの導体パターンとがそれぞれ別個のプリント配線板に形成される場合と比較して、製造及び組み立てが容易である。
また、回転子53は、コイルディスク63を支持するフランジ61を備える。そのため、回転子53と固定子54との間に発生する吸引力等による、コイル・コミュテータディスク62とコイルディスク63との変形が防止される。また、回転子53のイナーシャが増加することから、回転子53の回転むらが抑制され、振動及び騒音が抑制される。
また、ロータヨーク67は、モータハウジング51ではなく、コイル・コミュテータディスク62に固着されている。そのため、コイル・コミュテータディスク62とコイルディスク63との歪みが防止される。また、回転子53のイナーシャが増加することから、回転子53の回転むらが抑制され、振動及び騒音が抑制される。そして、コイル領域90が覆われることから、コイルの導体パターンの損傷が防止される。さらに、ロータヨーク67に穴を形成するか、又はウェイトを付加することにより、回転子53の不釣合いを修正することができる。これにより、回転子53の不釣合いに起因する振動及び騒音が抑制される。
また、コイル・コミュテータディスク62の導体パターンは、コイルディスク63の導体パターンよりも厚く形成されている。そのため、コイル・コミュテータディスク62に形成されたコミュテータの導体パターンは、摺動子55との摺動に対する耐久性が良い。また、コイル・コミュテータディスク62の剛性が高くなることから、コイル・コミュテータディスク62とコイルディスク63との変形が防止される。
また、回転子53にはファン68が設けられているため、モータ50の過熱による焼損や出力の低下が防止される。
また、マグネット71は、周方向に配列された磁極を有する円環状に形成されているため、複数のマグネットを使用する場合と比較して、部品点数が削減される。
また、モータ50を駆動源として、電動刈払い機1を構成することができる。
電動刈払い機1は、出力軸52に固定された回転刃42と、モータ50から離間した操作部20と、操作部20とモータ50とを連結する連結部30と、を備える。そして、モータハウジング51には排気口56が形成され、連結部30には吸気口38が形成されている。そのため、モータハウジング51の吸気及び排気により、モータ50の冷却効果が向上する。また、吸気口38が回転刃42から離間して配置されているため、モータハウジング51内への異物の進入が防止される。
(実施形態2)
実施形態2に係る電動モータは、図5に示すモータ50Aである。
モータ50Aは、出力軸52Aと回転子53Aとの間に、絶縁体521Aが設けられている点で、実施形態1のモータ50と異なる。絶縁体521Aは、合成樹脂から形成されており、図6に示すように、出力軸52Aに一体形成されている。従って、出力軸62Aとフランジ61Aとの間に絶縁処理が講じられている。
さらに、フランジ61Aには、固定部材611Aの外周面と支持部材612Aの上面とに、絶縁体613Aが一体形成されている。従って、フランジ61Aと、コイル・コミュテータディスク62、コイルディスク63、及びロータヨーク67との間に絶縁処理が講じられている。
上記構成のモータ50Aによれば、実施形態1のモータ50と同様の効果を得ることができるほか、感電に対する安全性が向上する。また、二重絶縁が講じられることにより、JIS−C9335−1に規定されたクラスII構造及びクラスII機器を構成することができる。従って、上述の電動刈払い機1にモータ50Aを採用すれば、感電に対する安全性を確保しながら、電源回路14の出力電圧を42V以上としてモータ50Aの出力を増大することが検討できる。
(変形例)
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形をしたものも、本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、実施形態では、コイルの導体パターンはコイル・コミュテータディスク62とコイルディスク63との上面に形成されていたが、適当な絶縁処理を施すことにより、コイル・コミュテータディスク62とコイルディスク63との上面と下面とにそれぞれ形成されていても良い。これにより、10層のコイルを有する回転子が構成されることから、例えば特許文献1に記載された回転子(ロータ)のように8層のコイルを有するものと比較して、高出力なモータを提供することができる。また、積層されるコイルディスク63の数は、実施形態では4つであったが、これに限定されず、それ以上でもそれ以下でも良い。
また、実施形態では、コイル・コミュテータディスク62とコイルディスク63とは、それぞれがプリント配線板であったが、これに限定されず、例えば多層プリント配線板を構成する各層であっても良い。
また、実施形態では、コイル・コミュテータディスク62とコイルディスク63とは、各コイル領域90に形成されたコイルが周方向に略等しい間隔を有して配列されるように積層されていたが、これに限定されず、例えば各コイル領域90に形成されたコイルが重なり合うように積層されていても良い。コイル・コミュテータディスク62及びコイルディスク63に形成されるコイル及びコミュテータの導体パターンの形態についても、整流子モータを構成することができるならば、任意に変更可能である。
また、実施形態では、回転子53,53Aに外径方向に突出するブレード681を有するファン68が設けられていたが、本発明のファンは、これに限定されず、例えば回転子53,53Aの上面、外周面、又は下面から突出するように、コイル・コミュテータディスク62、コイルディスク63、フランジ61,61A、及び/又はロータヨーク67に形成されたブレードから構成されていても良い。
また、実施形態では、ロータヨーク67を回転子53,53Aの不釣合いを修正するためのバランス部として使用していたが、本発明のバランス部はこれに限定されず、例えばフランジ61,61Aをバランス部として使用しても良い。
また、本発明は、実施形態に例示された電動刈払い機に限定されず、電動モータを駆動源とする作業機械に広く応用することが可能であり、特に、サンダ、ポリッシャ、ルータ、集じん機等、電動モータの回転が減速機を介さず作業具(回転刃、ファン等)に直接伝達されるものに適する。
その他、各構成の材質、形状、数量、配置等についても、本発明の目的を達成することが可能な範囲において、適宜変更することができる。
1 電動刈払い機
10 電源部
11 電源ハウジング
12 電池
14 電源回路
15 メインスイッチ
20 操作部
21 ハンドル
22 トリガスイッチ
30 連結部
36 補助ハンドル
37 保護カバー
38 吸気口
39 電源線
40 駆動部
42 回転刃
50,50A モータ
51 モータハウジング
52,52A 出力軸
53,53A 回転子
54 固定子
55 摺動子
56 排気口
57,58 軸受
59 摺動子ホルダ
61,61A フランジ
62 コイル・コミュテータディスク
63 コイルディスク
67 ロータヨーク
68 ファン
71 マグネット
72 ステータヨーク
80 コミュテータ領域
90 コイル領域
521A 絶縁体
611,611A 固定部材
612,612A 支持部材
613A 絶縁体
671 穴
681 ブレード

Claims (14)

  1. ハウジングに回転可能に支持された出力軸と、
    前記ハウジングに収容され、前記出力軸に固定され、プリント配線板から構成された回転子と、
    前記ハウジングに固定され、前記回転子に対向するマグネットから構成された固定子と、を備える電動モータであって、
    前記プリント配線板は、
    コイルの導体パターンとコミュテータの導体パターンとが形成されたコイル・コミュテータディスクと、
    コイルの導体パターンが形成された少なくとも1つのコイルディスクと、から構成されている、
    ことを特徴とする電動モータ。
  2. 前記回転子は、
    前記出力軸に固定され、該出力軸と略垂直な平坦面を有するフランジを備え、
    前記プリント配線板は、前記平坦面に支持され、前記フランジに固定されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動モータ。
  3. 前記回転子は、前記プリント配線板に固着されたヨークを備える、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電動モータ。
  4. 前記コイル・コミュテータディスクの導体パターンは、前記コイルディスクの導体パターンよりも厚く形成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の電動モータ。
  5. 前記回転子には、ファンが設けられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の電動モータ。
  6. 前記フランジには、前記回転子から突出するブレードが形成されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の電動モータ。
  7. 前記ヨークには、前記回転子から突出するブレードが形成されている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の電動モータ。
  8. 前記プリント配線板には、前記回転子から突出するブレードが形成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の電動モータ。
  9. 前記フランジには、前記回転子の不釣合いを修正するためのバランス部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の電動モータ。
  10. 前記ヨークには、前記回転子の不釣合いを修正するためのバランス部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の電動モータ。
  11. 前記出力軸と前記フランジとの間には、絶縁体が設けられている、
    ことを特徴とする請求項2又は9に記載の電動モータ。
  12. 前記フランジと前記プリント配線板との間には、絶縁体が設けられている、
    ことを特徴とする請求項2、9及び11の何れか1項に記載の電動モータ。
  13. 請求項1乃至12の何れか1項に記載の電動モータと、
    前記電動モータの前記出力軸に接続された作業具と、を備える、
    ことを特徴とする作業機械。
  14. 前記電動モータから離間して配置された操作部と、
    前記操作部と前記電動モータとを連結する連結部と、を更に備え、
    前記ハウジングには、排気口が形成され、
    前記連結部には、前記作業具から離間して、前記ハウジング内に連通する吸気口が形成されている、
    ことを特徴とする請求項13に記載の作業機械。
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