JP2011078252A - 電圧形インバータの制御装置 - Google Patents

電圧形インバータの制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電動機のPWM領域でスイッチング周波数制御の応答が遅くともスイッチング周波数をほぼ一定に保つことを目的とする。
【解決手段】
電流追従型PWM制御回路を用いた電圧形インバータの制御装置において、インバータのスイッチング周波数を検出するスイッチング周波数検出回路と、前記スイッチング周波数検出がスイッチング周波数指令値に従うようヒステリシスの大きさを制御するフィードバック制御回路と、電動機の回転数と電流基準とに基づき、所望スイッチング周波数を得るヒステリシスとなるように、ヒステリシスの大きさを制御するフィードフォワード制御回路とを有し、前記フィードバック制御回路と前記フィードフォワード制御回路に基づき、前記電流追従型PWM制御回路のスイッチング周波数を支配するヒステリシスを算出することを特徴とする電圧形インバータの制御装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、電圧形インバータの電流制御装置に関する。
図6は誘導電動機の速度制御装置の制御構成の一例である。図6において、1は電動機に駆動パワーを供給する直流電源,2は平滑コンデンサ,3は直流電力を3相交流電力に変換するインバータ,4は誘導電動機,5U,5V,5Wは電動機電流を検出するためのホールCT、6は電動機の回転子の位置を検出する回転センサ、7は回転センサの出力信号から回転子の位置に応じた電気角信号θr、速度ωrを求めて出力する回転検出回路、8は速度基準ωr*と速度検出ωrとの差を取る減算器、9は減算器8が出力する速度偏差を増幅して速度ωrが速度基準ωr*に追従するようトルク指令Trq*を調節する速度制御回路、10は磁束基準Φ*とトルク基準Trq*とからトルク分電流基準Iq*、磁束分電流基準Id*、すべり角θS*を演算して出力するベクトル演算回路、11は、回転子位置信号θrとすべり角θS*を加算して磁束位置信号θ0を出力する加算器、12はホールCT(5U, 5V, 5W)の出力信号を制御回路内のスケーリングに合わせ電流検出信号Iu, IV, IWとして出力する電流検出回路、13は磁束位置信号θ0を用いて電流検出信号Iu, IV, IWを電動機の磁束に同期したdq軸座標上の磁束分電流検出Id, トルク分電流検出Iqに変換する座標変換回路、14d, 14qはd軸、q軸それぞれの電流基準Id*, Iq*と電流検出Id, Iqとの差を取る減算器、
15d, 15qは減算器14d, 14qが出力する電流偏差を増幅する定常偏差補正制御回路、16はq軸側の補正制御回路15qの出力する補正信号Iqc*をリミットするリミッタ、17dは補正制御回路15dが出力する補正信号Idc*と電流基準Id*とを加算して電流追従形PWM用電流基準Id**を出力する加算器、17qはリミッタ16出力とIq*とを加算し、電流追従形PWM用電流基準Iq**を出力する加算器、18はq軸側補正制御器15q出力Iqc*と弱め制御開始レベルIqcLIM*との差をとる減算器、19は減算器18の出力を増幅する磁束弱め制御回路、20は磁束弱め制御回路の出力の下限を零とするリミッタである。
21は強め磁束指令値Φ**から磁束弱め制御回路出力を減算して、電動機の状態に応じた磁束指令Φ*を出力する減算器である。
電流追従形PWM用電流基準Id**, Iq**は座標変換回路22で固定子静止座標の3相電流基準Iu*, IV*, IW*に変換され、減算器23U, 23V, 23Wにて3相電流検出Iu, IV, IWのそれぞれと差を取り電流追従形PWM制御回路24に与える。
電流追従形PWM制御回路24では電流検出Iu, Iv, IWが電流基準Iu*, Iv*, IW*に追従するようなPWM信号を生成し、このPWM信号でインバータ3の構成スイッチング素子をオンオフ制御する。
この方式は搬送波を使用せず、電流が指令値に追従するようなPWM信号を直接生成するので電流応答が極めて速い。運転周波数によってPWM波形が自動的、連続的に切り換わってゆくので意図的なPWM制御切替の必要がない。高速領域で制御不能に陥ることがなく連続して1パルス運転まで移行するなどの特徴を有する。
しかし電流追従形PWMには、原理的に定常誤差が存在する。電流追従型のPWMは固定子静止座標上の電流基準と電流検出を比較し、その大小関係だけでPWM信号を発生するから、比例ゲインが無限大である。そのまま動作させるとスイッチング周波数が高くなりすぎる。このため、ヒステリシスによる不感帯やタイマによる遅延時間を設けてスイッチング周波数を制限する。この不感帯や遅延時間で定常誤差が生じる。
スイッチング周波数が低いほど定常誤差は大きく、電動機の制御性能への影響も大きい。
電流追従形PWMはスイッチング周波数に関らず高速応答が得られることが大きなメリットである。大電流のスイッチング素子を使用する産業用大型ドライブ、電車用主機ドライブなどに電流追従形PWMを適用すればスイッチング周波数を上げることなく電流応答を高速化できるので性能を飛躍的に向上させることができる。積極的にスイッチング周波数を下げ、性能・効率双方を向上させることも考えられる。しかし、これらの用途に電流追従形PWMを適用するためには定常偏差のない電流制御を実現する必要がある。定常偏差補正制御回路15d, 15qはこのためのものである。
もしも電流検出Id, Iqが電流基準Id*, Iq*より小さければ補正制御回路15d, 15qが出力Idc*, Iqc*を増やす。これにより電流追従形PWM制御回路補正電流基準Id**, Iq**が増加するので、電流追従型PWMによって電動機電流Id, Iqが増加して、もとの電流基準Id*, Iq*との差が小さくなる。補正制御回路15d, 15qが積分要素を持っていれば、減算器14d, 14qが出力する偏差が微小なものであってもそれを積分して補正電流基準Id**, Iq**を修正するので、d軸q軸いずれも定常偏差を零にできる。
電動機の中・低速領域では補正制御回路15qが出力する補正信号Iqc*が微小なので弱め制御回路19の出力信号は負となり、リミッタ20にて下限値0にリミットされる。このためベクトル演算回路10に与えられる磁束指令Φ*は強め磁束指令Φ**と等しい。
電動機の回転数が上がると誘起電圧が増加し電動機に電流を流しこめなくなる。このためq軸側の定常偏差補正回路15qの出力信号は急速に増大する。15qの出力信号が弱め開始レベルIq*CLIMを超えると減算器18の出力が正に転じ、弱め制御回路19の出力は増加しはじめる。これによりベクトル演算回路10に入力される磁束指令Φ*は強め磁束指令Φ**から弱め制御回路19の出力を減じたものとなり磁束を弱めはじめる。ベクトル演算回路10から出力されるId*が小さくなり電動機磁束Φは小さくなる。これによって誘起電圧の増加が制限され、補正制御回路15qの出力信号の値はリミット値Iq*CLIMに制御される。
q軸側補正制御回路15q出力Iqc*はリミッタ16を介して電流基準Iq*と加算されているが、このリミッタ16がないと磁束弱めが間に合わず制御不能に陥る場合がある。たとえば大振幅の力行トルク指令が与えられたとき、過渡的にIqc*が大信号となるので磁束弱めが動作して、d軸側電流基準が絞られ、電流検出Idよりも小さくなる。これによりIdc*が負側に振れる。一方Iqc*は正側に振れる。ステップ変化だからq軸側の電流偏差は大きくIqc*の増加速度は速い。1パルス領域では、磁束が弱まらなければq軸電流は流れることができない。このためIqc*はますます正方向に増加する。一方磁束電流基準Idc*が絞られることによってIdc*も負側に増加する。
電流追従型PWM制御がこの補正の入った電流基準に基づいてd軸側、q軸側いずれも定常偏差なく電流制御しようとすると、それがためにd軸側、q軸側いずれも基準通りの電流を流せなくなってしまう。
リミッタ16によってq軸側については過渡的には偏差を許して制御することになる。一方、d軸側はリミットされていないのでIqc*が弱め制御開始レベルを超えている間、磁束を弱めつづける。最終的には充分に磁束が弱まりIqc*は弱め制御開始レベルに一定に制御される。定常偏差補正制御回路は積分要素を持っているのでIqc*が一定値に制御されるということはIqがIq*に等しく制御されているということである。一方、d軸側電流は常に偏差がないように制御するので、1パルス領域でもId, Iqいずれの電流も基準値どおりに制御できることになる。
これによって電流応答に優れる電流追従型PWMを用いながら、高精度の電流制御が可能となり、精度・応答の双方に優れた高性能のベクトル制御を実現することができる。
また、従来のPI制御型のdq軸電流制御と三角波比較PWM制御との組合わせ方式ではq軸電流制御出力(電圧基準)が実際に出力可能なq軸電圧を超えることのないよう早めに弱めなければならなかったが、本方式では、電流制御のための電圧が不足してきたことを検知して始めて磁束を弱める。これにより、完全な1パルス電圧での磁束弱め制御が可能となり出力容量増大、弱め領域での効率改善が可能となる。
特許3267524号公報 特開2003−235270号公報
小笠原 他、「高調波抑制と高速電流応答を可能とした電流制御型PWMインバータ」、電気学会論文誌B 106巻2号
電流追従制御型PWMでスイッチング周波数をヒステリシスによって制限している場合、スイッチング周波数は電動機のインダクタンス、インバータ直流電圧、電動機回転数、電流の大きさなどさまざまな要因によって変動する。大容量のスイッチング素子のスイッチング周波数が変動すると、冷却能力が要求され冷却フィンが大型化してしまう。本方式の高速追従性を利用して従来よりも低いスイッチング周波数でインバータ損失を減らそうとするときスイッチング周波数の変動は好ましくない。
ヒステリシスを用いた電流追従制御型PWMでスイッチング周波数を制御する方式が、非特許文献1に紹介されている。
スイッチング周波数を検出して、指令値とつき合わせて、偏差を積分し、その逆数をヒステリシスとしている。スイッチング周波数が指令値よりも高ければ偏差はマイナスとなり積分器出力が小さくなるのでその逆数であるヒステリシスは大きくなる。ヒステリシス領域が広がればスイッチング周波数は下がり、ヒステリシス領域が狭くなればスイッチング周波数は高くなるので、これでスイッチング周波数を制御できる。
数kHz程度のスイッチング周波数が許容され、全領域PWM制御を行なうのであればこの方式で問題ない。しかし、数百Hzのスイッチング周波数しか許容されない大型スイッチング素子を用いたインバータでは問題が出てくる。数百Hzのような低周波数ではスイッチング周波数検出のサンプリングが充分早くないため、制御を速くできない。このため、応答が遅く、電流指令のステップ変化、急加減速時などに制御が間に合わずスイッチング周波数が過渡的に急上昇して素子に熱的ダメージを与える危険性がある。
また1パルス領域近辺ではスイッチング周波数が下がってくるのをヒステリシスを小さくして指令値に等しくなるまでスイッチング周波数を上げるように制御するが、これは不要な動作である。運転周波数の低い領域でスイッチング周波数が下がった場合、電流リップルが大きくなるのでスイッチング周波数が下がらないように制御する必要がある。しかし1パルス領域近辺では一定のヒステリシスでもスイッチング周波数が下がるのであり、電流リップルが大きくなるという問題は生じない。むしろ1パルスに近づけてスイッチング損失を減らすほうが好ましい。
本発明の第1の目的は電動機のPWM領域でスイッチング周波数制御の応答が遅くとも電流指令のステップ変化、急加減速時にヒステリシスを急速に制御しスイッチング周波数をほぼ一定に保つことにある。
本発明の第2の目的は1パルス領域に近づくとスイッチング周波数が自然に下がり1パルスモードになるようにヒステリシスを制御することにある。
上記課題は、電流Iu, IV, IWとPWM用電流基準Iu*, IV*, IW*との比較結果に基づいて電流Iu, IV, IWがPWM用電流基準Iu*, IV*, IW*に追従するようなPWM信号を直接発生する電流追従型PWM制御回路を用いた電圧形インバータの制御装置において、インバータのスイッチング周波数を検出するスイッチング周波数検出回路と、前記スイッチング周波数検出がスイッチング周波数指令値に従うようヒステリシスの大きさを制御するフィードバック制御回路と、電動機の回転数と電流基準とに基づき、所望スイッチング周波数を得るヒステリシスとなるように、ヒステリシスの大きさを制御するフィードフォワード制御回路とを有し、前記フィードバック制御回路と前記フィードフォワード制御回路に基づき、前記電流追従型PWM制御回路のスイッチング周波数を支配するヒステリシスを算出し、前記電流追従型PWM回路に与えることにより達成することが出来る。
上記課題は、電流Iu, IV, IWとPWM用電流基準Iu*, IV*, IW*との比較結果に基づいて電流Iu, IV, IWがPWM用電流基準Iu*, IV*, IW*に追従するようなPWM信号を直接発生する電流追従型PWM制御回路を用いた電圧形インバータの制御装置において、インバータのスイッチング周波数を検出するスイッチング周波数検出回路と、前記スイッチング周波数検出がスイッチング周波数指令値に従うようヒステリシスの大きさを制御する積分型の制御回路と、積分型制御回路出力が負にならないようリミットするリミット回路と、電動機の回転数と電流基準とを入力され該回転数、該電流基準の時に前記リミット回路出力との和が所望スイッチング周波数を得るヒステリシスとなるように、最適ヒステリシスより幾分小さなヒステリシスを出力するルックアップテーブル回路とを有し、前記リミット回路出力と前記ルックアップテーブル出力とを加算した値を前記電流追従型PWM制御回路のスイッチング周波数を支配するヒステリシスとして前記電流追従型PWM回路に与えることにより達成することが出来る。
本発明により、電動機のPWM領域でスイッチング周波数制御の応答が遅くとも電流指令のステップ変化、急加減速時にヒステリシスを急速に制御しスイッチング周波数をほぼ一定に保つことができる。
また、1パルス領域に近づくとスイッチング周波数が自然に下がり1パルスモードになるようにヒステリシスを制御することができる。
本発明のインバータの制御装置の実施例の制御構成 本発明の主要部であるスイッチング周波数制御回路の詳細構成 電流追従型PWM制御回路で使用するヒステリシス曲線の説明図 本発明の作用の説明図 スイッチング周波数制御回路の他の実施例 従来の電流追従型PWM制御回路を用いた電動機制御装置の制御構成
(第1の実施の形態)
(構成)
本発明に基づく第1の実施の形態の電動機制御装置について、図を参照し詳細に説明する。図1は、本発明に基づく第1の実施の形態の電動機制御装置の制御構成図である。図2は、本発明の主要部であるスイッチング周波数制御回路の詳細構成図である。尚、図6と同一構成のものについては、同符号を付して説明を省略する。
本発明に基づく第1の実施の形態の電動機制御装置は、図6に記載された従来の電動機制御装置の構成に、25のスイッチング周波数制御回路を新たに設けた点を特徴のひとつとしている。
スイッチング周波数制御回路25はゲート信号Gu, GV, GW, Gx, Gy, Gz、速度ωr, トルク分電流指令Iq*を入力され、電流追従型PWM制御回路の許容誤差領域の広さを定めるヒステリシスHysを出力する。インバータ直流電圧Vdcが広範囲に変化するバッテリ駆動装置や電車などでは直流電圧VdcによってもヒステリシスHysを調整する必要がある。
図2にスイッチング周波数制御回路25の詳細を示す。図2において30はスイッチング周波数検出回路、31は減算器、32は積分器、33は逆数回路、34はリミッタ、35はルックアップテーブル回路、36は加算器である。フィードバック制御回路は、スイッチング周波数検出回路30、減算器31、積分器32、逆数回路33、リミッタ34から構成されており、フィードフォワード制御回路は、ルックアップテーブル回路35から構成されている。
スイッチング周波数検出回路30は、Gu,GV,GW,Gx,Gy,Gz各ゲート信号について所定周期間の立ち上がり、立ち下がり回数を測定し、それらの総和をスイッチング周波数検出FsWとして出力する。6アームのゲート信号の代わりに3相のPWM信号から検出することもできるが、ゲート信号から検出するほうが好ましい。ゲート信号は上下アームの短絡を防ぐためのデッドタイムが入った後の信号なので、PWM信号には含まれるがゲート信号ではデッドタイムで除去されるパルスのカウントがなくなる。またPWM信号に含まれている非常に狭い幅のパルスは素子にダメージを与えるため、ゲート信号ではパルスの最小幅が確保される。狭幅パルスは最小幅まで広げられることもあるが、デッドタイムとの関係で除去されることもあり、PWM信号とゲート信号とではパルス数が異なってくる。このため、実際に素子に与えられるゲート信号を用いて計数した方が正確である。またゲート信号の場合、最小幅以下の周期のクロックパルスで計数すれば計数もれがないので、正確な検出回路を容易に作れるというメリットもある。
減算器31にてスイッチング周波数検出FsWとスイッチング周波数指令値FsW*との差(FsW* - FsW)がとられ、偏差(FsW* - FsW) は積分器32にて積分される。スイッチング周波数を下げるためにはヒステリシスを広げなければならないので積分値は逆数回路33にて逆数を取る。リミッタ34によって逆数回路出力信号の下限値を0にリミットしてフィードバック制御によるスイッチング周波数制御信号HysIとする。
ルックアップテーブル回路35はいくつかのIq*の電流値ごとに所定のスイッチング周波数となるヒステリシスと運転周波数ωrとの関係を示すヒステリシステーブルを内蔵しており、適宜補間をおこなって、与えられるωrとIq*とに応じたスイッチング周波数制御信号HysFFを出力する。
2つのスイッチング周波数制御信号HysIとHysFFは加算器36で加算され図1の電流追従型PWM制御回路24にヒステリシスHysとして与えられる。
ここでヒステリシスについて説明する。誘導機負荷の場合、スイッチング周波数をある一定値に保とうとするヒステリシスは概略図3(A)のような曲線となる。インバータ直流電圧が定格値のとき電動機定格回転数の1/2〜2/3付近で最も大きなヒステリシスが必要になる。回転数のゼロ近辺では電動機の誘起電圧が小さいので誘起電圧による電流の減衰が遅くなる。逆に定格回転数に近づくとインバータ出力電圧と誘起電圧との差が小さくなるため電流の増加が緩やかになる。したがって図3(A)のような曲線となる。
本実施の形態の電圧型インバータの制御装置ではルックアップテーブルから出力するヒステリシスを図3(B)のようにする。すなわち、第1の所定運転周波数以下の低回転域ではヒステリシスに第1の下限値を設け、第2の所定運転周波数以上の高回転域ではヒステリシスに第2の下限値を設ける。
また最終的に必要とされる図3(A)の値に対して、ルックアップテーブル回路35から出力される値は例えば図3(A)の値に対して0.7〜0.9程度を乗じた値とする。これはテーブルに記録するヒステリシスの値を最初から0.7〜0.9程度を乗じた値としてもよいし、テーブルには1倍のヒステリシスの値を書いておきルックアップテーブル回路の出力段に0.7〜0.9を乗じる乗算器をおいてもよい。
(作用)
図1に記載の第1の実施の形態の電圧型インバータの制御装置と第2図に記載の従来のインバータの制御装置との違いはスイッチング周波数制御の有無だけなのでスイッチング周波数制御回路25の作用について以下説明する。
図4の(A)はスイッチング周波数制御回路25が出力するヒステリシスと運転周波数との関係、(B)にはその時のスイッチング周波数を示す。(A)にはスイッチング周波数制御回路25のフィードフォワード側が出力するヒステリシスHysFFとフィードバック側が出力するヒステリシスHysIの内訳をも記している。
(A)においてT2を付した区間はフィードフォワードHysFFとフィードバックHysIが加算されて電流追従型PWM制御回路に供給されるので、(B)の該当区間のスイッチング周波数は、フィードバック制御のスイッチング周波数指令FsW*の値となるようにヒステリシスが制御される。
低速のT1の区間はスイッチング周波数をFsW*にするための値よりも大きなHysFFがフィードフォワード側から出力される。フィードバック制御側はスイッチング周波数を指令値に等しく制御しようとして負信号を出力するがリミッタ34により、負信号はゼロでリミットされてしまう。このため最終的なヒステリシスとしてHysFFがそのまま出力される。これにより(B)に示すようにT1とT2の境界点のスイッチング周波数はFsW*に等しいが回転数が下がるにつれてスイッチング周波数も低下する。
T2よりも周波数の高いT3の区間もT1区間と同様にスイッチング周波数をFsW*にするための値よりも大きなHysFFがフィードフォワード側から出力される。フィードバック側のHysIはゼロである。このため一定のHysFFが電流追従型PWM制御回路に供給されるので(B)に示すように回転数が上がるとともにスイッチング周波数は下がりやがて1パルスとなる。
T4の区間はすべて1パルスである。
T3, T4の区間で用いられる一定のHysFFの値は、T3の区間の広さを決める。小さくするとT3の区間が狭くなり、(B)に示すスイッチング周波数のFsW*から1パルスまでのスイッチング周波数低下の傾斜が急になり、大きくすると傾斜が緩やかになる。
T1区間は始動時にスイッチング周波数をいきなりFsW*にしようとせず傾斜をもってFsW*に近づけてゆく。
T1区間からT2区間に移るとき、あるいはT3区間からT2区間に移るとき、どちらにおいてもスイッチング周波数の偏差がゼロの状態からフィードバック制御が動作しはじめるので、応答の遅いフィードバック制御でもスイッチング周波数のオーバシュート量を小さくすることができる。また図3(A)、図4(A)でわかるようにT1, T3はいずれもT2に比べてヒステリシスが小さな区間であり、同一回転数でも力行/回生状態によってヒステリシスが大きく変化する領域でもある。このため、フィードバック制御だけでは制御が間に合わずスイッチング周波数が高くなりすぎる可能性がある。本発明ではこれらの区間がフィードフォワードだけになるので安定した電流波形を得ることができる。
(効果)
スイッチング周波数は、素子の冷却装置の体格・重量に直結する。このためスイッチング損失の大きい大型半導体素子を用いたドライブ装置ではきわめて重要である。
電流追従型PWM制御は従来のdq軸電流制御と三角波比較PWM制御との組合わせ方式とは異なり、スイッチング周波数によって電流応答の速さが左右されないという特長を持っている。したがって電流追従型PWM制御を用いれば、制御性能を下げることなく、スイッチング周波数を下げ、素子の発熱を抑制して冷却装置を小型化することが可能となる。
しかし具体的な冷却装置の設計のためには単に従来よりスイッチング周波数を減らせるというだけでなく、スイッチング周波数が所定周波数以上には上がらないという明確な保証が必要であり、そのためにはスイッチング周波数の管理が必要になってくる。
本発明はそれを実現するためになされたものである。
電流追従型PWM制御のスイッチング周波数を左右するヒステリシスを積分制御だけで行なうと、電流基準のステップ変化、周波数の急変等時にスイッチング周波数のオーバーシュートは避けられない。特にスイッチング周波数を低く制御しなければならない場合には、制御サンプリングが長くなるため応答が遅くスイッチング周波数が所定値以上となる期間も長くなる。また積分制御だけだと1パルス領域近傍までスイッチング周波数を指令値どおりに制御しようとする。1パルス領域では運転周波数とスイッチング周波数が等しくなるから、切り換わるポイント付近でスイッチング周波数制御が不安定気味となる。
一方、スイッチング周波数を所定値に保つために必要なヒステリシスは種々の要因で値が変動するので、すべての要因に対し対応できるようなフィードフォワード制御は極めて困難である。
本発明ではフィードフォワード制御とフィードバック制御とを組合わせ、概算値をフィードフォワードで与え、フィードバック制御で精密に合わせ込むことによってスイッチング周波数の過渡応答と制御精度の双方を満足させる。
また、本発明では、フィードバック制御はフィードフォワード制御で出力されるヒステリシスを増やす方向にしか機能しないようにし、零回転付近と1パルス近傍以上ではフィードフォワード制御で出力するヒステリシス幅を一定幅に保つようにした。これにより、図4(A)に示すように
その領域ではフィードバック制御出力が自然にゼロに近づき、フィードフォワードだけの動作に移行するので、スイッチング周波数は指令値以下の周波数に安定に制御される。
(他の実施の形態)
電車に電力を供給する架線電圧、電気自動車の電源となるバッテリ等は電圧が大きく変動する。これらを電源とするインバータの場合、図2のスイッチング周波数制御回路ではスイッチング周波数を一定に保てない。図5のスイッチング周波数制御回路はこれに対応するものである。
図5ではインバータ直流電圧検出Vdcがあらたに加わっている。要素37, 40に現れる定数VdcTBLはヒステリシステーブル作成時に想定した直流電圧である。
電動機回転数ωrは倍率器37によって定数VdcTBL倍され、割り算器38によって直流電圧検出Vdcで除算された後ルックアップテーブル回路35に入力される。これによってωrの代わりに
ω’r = (VdcTBL/Vdc)・ωr
を用いてテーブルが引かれる。直流電圧1500Vのとき60HzでPWMから1パルスに移行する電動機は直流電圧が750Vになったら30Hzで1パルスに移行する。このため、直流電圧1500Vで作ったテーブルを750Vで読み出すときには(1500/750)・ωrを用いる。これにより750V-30Hzで1500V-60Hzのときのヒステリシスを読み出すことができる。
ただし電流変化率は(電圧/インダクタンス)だから、電圧が半分になったらヒステリシスも半分でよい。このためルックアップテーブル回路出力HysFFは乗算器39によって直流電圧検出Vdcを乗じられ倍率器40によって(1/VdcTBL)倍される。これによって HysFFの代わりに
HysFF’=(Vdc/VdcTBL)・HysFF
が用いられる。750VのときのHysFF’=(750/1500)・HysFF で、1500Vのときの半分のヒステリシスになる。このHysFF’が加算器36でフィードバック制御によるヒステリシスHysIと加算され、電流追従型PWM24にヒステリシスHysとして与えられる。
以上によって、直流電圧変動の大きい用途においてもスイッチング周波数をほぼ一定に保つことが可能となり、大容量のスイッチング素子を用いたインバータに電流追従型PWMを適用して、スイッチング周波数の低周波数化によりスイッチング損失を減らしつつ、電流応答を高速化し、性能を向上させることができる。
またルックアップテーブル回路に収めるヒステリシス曲線はそのまま用いるのでなくフィードバック制御との和で用いるから精度が求められない。このためテーブル作成が容易である。
なお、本発明は中小容量の高速なスイッチング素子を用いたインバータにも適用することができる。本発明によって電流制御、速度制御など他の制御系との間の干渉が起きないようにスイッチング周波数制御の制御ゲインを低くすることができる。中小容量のインバータでもスイッチング周波数の変動が少なければ冷却系の設計が容易になりより小型・安価なインバータを提供できる。
なお、この発明は、前記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1:直流電源,2:コンデンサ,3:インバータ,4:モータ
5U,5V,5W:ホールCT,6:回転センサ, 7:回転検出回路
8:減算器、9:速度制御回路、10:磁束弱め関数発生器、
10:ベクトル演算回路、11:加算器、12:電流検出器、
13:座標変換回路、14d、14q:減算器、
15d、15q:定常偏差補正制御回路、16:リミッタ、
17d, 17q:加算器、18:減算器、19:磁束弱め制御回路、20:リミッタ
21:減算器、22:座標変換回路、23U、23V、23W:減算器
24:電流追従型PWM制御回路、
25:スイッチング周波数制御回路、
30:スイッチング周波数検出回路、31:減算器、32: 積分器、33: 逆数回路、
34:リミッタ、35:ルックアップテーブル回路、36:加算器
37:倍率器、38:割り算器、39:乗算器、40:倍率器

Claims (5)

  1. 電流Iu, IV, IWとPWM用電流基準Iu*, IV*, IW*との比較結果に基づいて電流Iu, IV, IWがPWM用電流基準Iu*, IV*, IW*に追従するようなPWM信号を直接発生する電流追従型PWM制御回路を用いた電圧形インバータの制御装置において、
    インバータのスイッチング周波数を検出するスイッチング周波数検出回路と、
    前記スイッチング周波数検出がスイッチング周波数指令値に従うようヒステリシスの大きさを制御するフィードバック制御回路と、
    電動機の回転数と電流基準とに基づき、所望スイッチング周波数を得るヒステリシスとなるように、ヒステリシスの大きさを制御するフィードフォワード制御回路とを有し、
    前記フィードバック制御回路と前記フィードフォワード制御回路に基づき、前記電流追従型PWM制御回路のスイッチング周波数を支配するヒステリシスを算出し、前記電流追従型PWM回路に与えることを特徴とする電圧形インバータの制御装置。
  2. 電流Iu, IV, IWとPWM用電流基準Iu*, IV*, IW*との比較結果に基づいて電流Iu, IV, IWがPWM用電流基準Iu*, IV*, IW*に追従するようなPWM信号を直接発生する電流追従型PWM制御回路を用いた電圧形インバータの制御装置において、インバータのスイッチング周波数を検出するスイッチング周波数検出回路と、前記スイッチング周波数検出がスイッチング周波数指令値に従うようヒステリシスの大きさを制御する積分型の制御回路と、積分型制御回路出力が負にならないようリミットするリミット回路と、電動機の回転数と電流基準とを入力され該回転数、該電流基準の時に前記リミット回路出力との和が所望スイッチング周波数を得るヒステリシスとなるように、最適ヒステリシスより幾分小さなヒステリシスを出力するルックアップテーブル回路とを有し、前記リミット回路出力と前記ルックアップテーブル出力とを加算した値を前記電流追従型PWM制御回路のスイッチング周波数を支配するヒステリシスとして前記電流追従型PWM回路に与えることを特徴とする電圧形インバータの制御装置。
  3. 第1項の電圧形インバータの制御装置において、電動機のPWM領域の大部分は記リミット回路出力との和が所望スイッチング周波数を得るヒステリシスとなるように、最適ヒステリシスより幾分小さなヒステリシスを出力するが、1パルス領域近傍よりも高い回転数では電流値に関らず一定の値のヒステリシスを出力するルックアップテーブル回路を用いたことを特徴とする電圧形インバータの制御装置。
  4. 第1項の電圧形インバータの制御装置において、電動機のPWM領域の大部分は記リミット回路出力との和が所望スイッチング周波数を得るヒステリシスとなるように、最適ヒステリシスより幾分小さなヒステリシスを出力するが、零回転付近の低速領域では電流値、回転数に関らず一定の値のヒステリシスを出力するルックアップテーブル回路を用いたことを特徴とする電圧形インバータの制御装置。
  5. 第1項の電圧形インバータの制御装置には電動機の回転数と電流基準の他にインバータ直流電圧検出信号が入力され、ヒステリシス曲線作製時に用いた直流電圧を直流電圧検出信号で除した値を回転数に乗じた値を補正回転数として前記ルックアップテーブル回路に入力し、ヒステリシス曲線作製時に用いた直流電圧で直流電圧検出信号を除した値をルックアップテーブル回路から出力されるヒステリシスに乗じて補正ヒステリシスとし、補正ヒステリシスを前記電流追従型PWM制御回路に与えることを特徴とする電圧形インバータの制御装置。
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