JP2011077240A - 光起電力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 この発明は、透明導電膜の結晶粒界密度を減少させ、Naイオンの拡散を抑制し、耐Na性を向上させることを目的とする。
【解決手段】 この発明は、n単結晶シリコン基板1と、このn型単結晶シリコン基板1表面に真性な非晶質シリコン層2を介して形成されたp型非晶質シリコン層3と、このp型非晶質シリコン3層上に形成された透明導電膜4と、を備えた光起電力装置であって、単結晶シリコン基板1の非晶質シリコン層2が設けられる表面は、表面の凹凸を近似直線からの標準偏差が1.0nm未満になるように規定している。
【選択図】 図2

Description

この発明は、光起電力装置に関し、特に、シリコン(111)面が露出された凹凸形状の表面を有するシリコン基板を含む光起電力装置に関するものである。
従来、単結晶シリコン基板を用いた光起電力装置では、シリコン(100)基板の表面を異方性エッチングすることにより、(111)面に起因したピラミッド状の凹凸形状を形成した光閉じ込め構造を用いることが知られている。このような光閉じ込め構造は、ピラミッド状の凹凸形状により、シリコン基板の表面の反射率が低減されるので、短絡電流を増加させることができる。
一方、n型単結晶シリコン基板とp型非晶質シリコン層との間に真性(i型)の非晶質シリコンを介在させて、その界面での欠陥を低減し、ヘテロ接合界面の特性を改善させた所謂HIT(Heterojunction with Intrinsic Thin layer)構造の光起電力装置が知られている。
ところで、上記HIT構造の太陽電池において、出力特性を向上させるために、結晶シリコンが、i型非晶質シリコン層との界面に、2nm以下の高さを有する非周期的な凹凸形状を有するように構成したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−263171号公報
上記したHIT構造の光起電力装置は、表面電極として、非晶質シリコン層上にITOなどの透明導電膜が設けられている。そして、モジュール化した際に、透明導電膜上に配されたカバーガラスからNaが析出し、透明導電膜の結晶粒界からNaイオンが拡散し、非晶質シリコン層の特性を低下させることが知られている。
上記した透明導電膜からのNaイオンの拡散は透明導電膜の結晶粒界密度に起因する。この結晶粒界密度を小さくすることが望まれる。
この発明は、透明導電膜の結晶粒界密度を減少させ、Naイオンの拡散を抑制し、耐Na性を向上させることを目的とする。
この発明は、第1導電型の単結晶シリコン基板と、この単結晶シリコン基板表面に真性な非晶質シリコン層を介して形成された他導電型の非晶質シリコン層と、この非晶質シリコン層上に形成された透明導電膜と、を備えた光起電力装置であって、前記単結晶シリコン基板の非晶質シリコン層が設けられる表面は、表面の凹凸を近似直線からの標準偏差が1.0nm未満になるように規定したことを特徴とする。
また、前記光起電力装置は、前記単結晶シリコン基板の表面には、ピラミッド状の凹凸が形成されており、前記ピラミッド状の凹凸の表面上に、非晶質シリコン層が形成されている。
この発明の光起電力装置によれば、表面の凹凸が近似直線からの標準偏差を1.0nm未満になるように規定されていることで、その上に形成される非晶質シリコン層上の透明導電膜の結晶粒界密度を減少させることができるので、Naイオンの拡散を抑制することができ、耐Na性を向上させることができる。
この発明の実施形態による光起電力装置の構造を示す模式的断面図である。 図1に示したn型単結晶シリコン基板周辺の詳細構造を示す模式的断面図である。 テクスチャ面の凹凸の度合いを算出する方法を説明するための説明図である。 実施例1のn型単結晶シリコン基板の表面を示す図であり、(a)は、4,000,000倍のTEM写真を示す図であり、(b)はその模式図である。 実施例1のn型単結晶シリコン基板の表面を示し、(a)は、40,000,000倍のTEM写真を示す図であり、(b)はその模式図である。 実施例2のn型単結晶シリコン基板の表面を示す図であり、(a)は、4,000,000倍のTEM写真を示す図であり、(b)はその模式図である。 実施例2のn型単結晶シリコン基板の表面を示し、(a)は、40,000,000倍のTEM写真を示す図であり、(b)はその模式図である。 実施例3のn型単結晶シリコン基板の表面を示す図であり、(a)は、4,000,000倍のTEM写真を示す図であり、(b)はその模式図である。 実施例3のn型単結晶シリコン基板の表面を示し、(a)は、40,000,000倍のTEM写真を示す図であり、(b)はその模式図である。 比較例のn型単結晶シリコン基板の表面を示す図であり、(a)は、4,000,000倍のTEM写真を示す図であり、(b)はその模式図である。 比較例のn型単結晶シリコン基板の表面を示し、(a)は、40,000,000倍のTEM写真を示す図であり、(b)はその模式図である。 耐Na試験後のテクスチャ表面の凹凸度合いとPmaxの初期特性の関係を示す図である。
この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付し、説明の重複を避けるためにその説明は繰返さない。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法等は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
この発明の実施形態にかかる光起電力装置の概略構成について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、この発明の実施形態による光起電力装置の構造を示す模式的断面図、図2は図1に示したn型単結晶シリコン基板周辺の詳細構造を示す模式的断面図である。
この実施形態の光起電力装置の構造について説明する。この実施形態による光起電力装置は、図1及び図2に示すように、厚さ200μm程度のn型単結晶シリコン(C−Si)基板1のシリコン(111)面が露出した凹凸形状の表面上に、厚さ5nm程度の真性(i型)の非晶質シリコン層2が形成されている。このi型非晶質シリコン層2上に厚さ5nm程度のp型非晶質シリコン層3が形成されている。
p型非晶質シリコン層3上には、100nm程度の厚みのITO(酸化インジウム錫)からなる透明導電膜4が形成されている。この透明導電膜4の上面の所定領域には、銀(Ag)からなる約10μm〜30μmの厚みと約100μm〜500μmの幅の電極5が形成されている。
この電極5は、所定の間隔を隔てて互いに並行に延びるように形成されたフィンガー電極と、フィンガー電極に流れる電流を集電するバスバー電極と、を含む。
基板1の他面上には、厚さ5nm程度の真性(i型)の非晶質シリコン層6が形成されている。このi型非晶質シリコン層6上に厚さ5nm程度のn型非晶質シリコン層7が形成されている。
n型非晶質シリコン層7上には、100nm程度の厚みのITO(酸化インジウム錫)からなる透明導電膜8が形成されている。この透明導電膜8の上面の所定領域には、銀(Ag)からなる約10μm〜30μmの厚みと約100μm〜500μmの幅の電極9が形成されている。この電極9は、所定の間隔を隔てて互いに並行に延びるように形成されたフィンガー電極と、フィンガー電極に流れる電流を集電するバスバー電極と、を含む。
図2に示すように、n型単結晶シリコン基板1の表面には、比較的大きなピラミッド状の凹凸を有するテクスチャ面が形成されており、このピラミッド状の凹凸を有する表面上にi型非晶質シリコン層2、p型非晶質シリコン層3及び透明導電膜3が形成されている。このピラミッド状の凹凸は、数μmから数十μmの幅Wと、数μmから数十μmの高さHとを有する。このピラミッド状の凹凸を有する面側から光を入射させる場合には、このピラミッド状の凹凸による光閉じ込め構造によって、n型単結晶シリコン基板1の一面の光の反射率が低減され、短絡電流を増加させることが可能である。
上記した凹凸形状のテクスチャ面は、(100)面を有するn型単結晶シリコン基板1の表面を異方性エッチングすることにより形成される。異方性エッチングにより、図2に示すように、(111)面に起因したピラミッド状の凹凸を形成する。この異方性エッチングは、この実施形態においては、NaOH1wt%〜5wt%、カプリル酸1wt%〜10wt%の溶液を用いて、温度80℃〜90℃で30分間行った。
そして、異方性エッチングを行った後、n型単結晶シリコン基板1の凹凸表面を原子レベルでその凹凸を制御するために、n型単結晶シリコン基板1をフッ硝酸槽内に入れ所定時間エッチングを行う。
本発明者等は、ピラミッド状の凹凸形状、所謂テクスチャ面の凹凸が非晶質シリコン層上に形成する透明導電膜のグレインサイズに影響することを見出した。透明導電膜のグレインサイズが大きくなると、透明導電膜の結晶粒界密度が減少する。結晶粒界密度が減少すると、Naイオンの拡散を抑制することができ、耐Na性を向上させることができる。すなわち、本発明者等は、単結晶シリコン基板表面の凹凸と透明導電膜の結晶粒界密度との関係を検討し、単結晶シリコン基板表面の凹凸を原子レベルで抑制することで、透明導電膜のグレインサイズを大きくすることを見出した。
この実施例では、テクスチャ表面の凹凸を原子レベルで制御し、その凹凸を異ならせたn型単結晶シリコン基板1を用意し、光起電力装置をそれぞれ形成して太陽電池特性と耐Na特性を測定した。
テクスチャ表面の凹凸の制御は、表面にフッ硝酸処理を施し、その際の溶液中のフッ酸と硝酸の割合を制御することにより行った。フッ酸と硝酸の濃度を変化させたフッ硝酸槽を以下の表1に示すように、複数用意する。そして、n型単結晶シリコン基板1を同じ条件で異方性エッチングによりピラミッド状の凹凸を形成する。それぞれピラミッド状の凹凸を形成したn型単結晶シリコン基板1を各フッ硝酸槽内に入れ、エッチング処理を行った。エッチング処理は、室温で120秒間行った。
Figure 2011077240
そして、フッ硝酸による処理を行ったn型単結晶シリコン基板1のテクスチャ面の凹凸を評価した。
テクスチャ面の凹凸は、透過型電子顕微鏡(Transmission Electron Microscope:TEM)写真を用いて評価した。各n型単結晶シリコン基板1のTEM写真とその模式図を図4ないし図11に示す。
評価は、400,000倍のTEM写真を用いた。ピクセルは、120ピクセル=50nmとなるような解像度で解析を行った。ピラミッド形状の斜面の中央部から約400ピクセルの範囲から導出した。
評価は、TEM写真の単結晶シリコン(c−Si)とC保護膜の境界点を画像検出ソフトで白黒の輝度の差を用いることで検出した。2ピクセル毎に境界ポイントを200個検出し、図3に示すように、それらの近似直線を引く。それぞれの直線(x0)と境界ポイント(x1,x2,…)の垂線の距離L(n)の標本標準偏差(s)(nm)を下記数式により求め、これを凹凸の度合いとしている。
Figure 2011077240
上記したように、異なるフッ硝酸槽の処理により、テクスチャ表面に凹凸の度合いが0.28nm、0.75nm、0.94nm、1.69nmとそれぞれ異なる基板1を用意した。これらの基板1は、フッ硝酸槽の溶液の濃度を上記した表1に示すように、各溶液の成分の重量パーセント(wt%)を異ならせ、それぞれエッチング処理を行ったものである。
実施例1は、表1の実施例1に示す条件のフッ硝酸槽に、テクスチャを形成した基板1を入れてエッチング処理を行った。このエッチング処理を行った基板1のTEM写真が図4及び図5である。図4(a)は4,000,000倍のTEM写真、同(b)は、TEM写真の模式図である。図5(a)は40,000,000倍のTEM写真、同(b)は、TEM写真の模式図である。単結晶シリコン(c−Si)基板の表面に僅かに凹凸があることが分かる。そして、400,000倍のTEM写真を用いて上述した条件に従い、近似直線からの標準偏差(s)を求めて凹凸の度合いとしている。この値が小さいほど凹凸が小さいことになる。実施例1においては、標準偏差は、0.28nmである。
実施例2は、表1の実施例2に示す条件のフッ硝酸槽に、テクスチャを形成した基板1を入れてエッチング処理を行った。このエッチング処理を行った基板1のTEMシャンが図6及び図7である。図6(a)は4,000,000倍のTEM写真、同(b)は、TEM写真の模式図である。図7(a)は40,000,000倍のTEM写真、同(b)は、TEM写真の模式図である。単結晶シリコン(c−Si)基板の表面に僅かに凹凸があることが分かる。実施例2においては、標準偏差は、0.75nmである。
実施例3は、表1の実施例3に示す条件のフッ硝酸槽に、テクスチャを形成した基板1を入れてエッチング処理を行った。このエッチング処理を行った基板1のTEMシャンが図8及び図9である。図8(a)は4,000,000倍のTEM写真、同(b)は、TEM写真の模式図である。図9(a)は40,000,000倍のTEM写真、同(b)は、TEM写真の模式図である。単結晶シリコン(c−Si)基板の表面に僅かに凹凸があることが分かる。実施例3においては、標準偏差は、0.94nmである。
比較例は、表1の比較例に示す条件のフッ硝酸槽に、テクスチャを形成した基板1を入れてエッチング処理を行った。このエッチング処理を行った基板1のTEMシャンが図10及び図11である。図10(a)は4,000,000倍のTEM写真、同(b)は、TEM写真の模式図である。図11(a)は40,000,000倍のTEM写真、同(b)は、TEM写真の模式図である。単結晶シリコン(c−Si)基板の表面に凹凸があることが分かる。比較例においては、標準偏差は、1.69nmである。
上記のように、4種類の基板1を用意し、以下の表2に従う条件で、RFプラズマCVD法により、n型単結晶シリコン基板1の一面及び他面に各非晶質シリコン層を形成した。
Figure 2011077240
その後、非晶質シリコン層2、9上に、膜厚100nmのITOからなる透明導電膜をスパッタ法により作成した。スパッタ法は、SnO粉末を5wt%混入したIn粉末の焼結体をターゲットとしてカソードに設置する。非晶質シリコン層を積層した単結晶シリコン基板1を含む積層体カソードに対して平行に対向配置した後、チャンバーを真空排気する。加熱ヒータにより積層体の温度(基板温度)が250℃になるように保ち、ArとOとの混合ガス(Ar流量:200〜800sccm、O流量:0〜30sccm)を流して圧力を0.4〜1.3Paに保ち、カソードにDC電力を0.2〜2kW投入して放電を開始する。そして、非晶質シリコン層2、9上に透明導電膜を成膜した。
このようにして形成した実施例1から実施例3の光起電力装置と比較例の光起電力装置のそれぞれ初期出力特性と耐Na特性を測定し、その結果を図12に示す。
耐Na試験は、0.02wt%のNaHCOを規定量塗布後、恒温・恒湿炉に3時間放置した。その後の初期特性との変化率を示している。
図12から分かるように、この発明の実施例1から実施例3によれば、耐Na試験後においてもPmaxが99%以上を維持しており、耐Na特性が向上していることが分かる。これに対して、比較例では、Pmaxが91.9%とその特性が大幅に低下している。これは、テクスチャ表面の凹凸を抑制することで、透明導電膜のグレインサイズが大きくなり、結晶粒界密度が減少したことによるものと考えられる。
図12から、耐Na性を向上させるには、近似直線からの標準偏差(s)が1nm未満になるように、単結晶シリコン基板1のテクスチャ表面の凹凸を制御すればよいことが分かる。そして、近似直線からの標準偏差(s)が1nm未満になるように制御したn型単結晶シリコン基板1を用いて、一面に非晶質シリコン層2、3及び他面に非晶質シリコン層6、7を形成し、その後、透明導電膜4、8を設けることで、耐Na性に優れた光起電力装置が得られる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 n型単結晶シリコン基板
2 i型非晶質シリコン層
3 p型非晶質シリコン層
4 透明導電膜
5 電極
6 i型非晶質シリコン層
7 n型非晶質シリコン層
8 透明導電膜
9 電極

Claims (2)

  1. 第1導電型の単結晶シリコン基板と、
    この単結晶シリコン基板表面に真性な非晶質シリコン層を介して形成された他導電型の非晶質シリコン層と、
    この非晶質シリコン層上に形成された透明導電膜と、を備えた光起電力装置であって、
    前記単結晶シリコン基板の非晶質シリコン層が設けられる表面は、表面の凹凸を近似直線からの標準偏差が1.0nm未満になるように規定したことを特徴とする光起電力装置。
  2. 前記単結晶シリコン基板の表面には、ピラミッド状の凹凸が形成されており、前記ピラミッド状の凹凸の表面上に、非晶質シリコン層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光起電力装置。
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