JP2011077114A - 電気機器の表示装置取付構造 - Google Patents

電気機器の表示装置取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2011077114A
JP2011077114A JP2009224429A JP2009224429A JP2011077114A JP 2011077114 A JP2011077114 A JP 2011077114A JP 2009224429 A JP2009224429 A JP 2009224429A JP 2009224429 A JP2009224429 A JP 2009224429A JP 2011077114 A JP2011077114 A JP 2011077114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display device
housing
packing
display
dimension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009224429A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5040979B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Tanaka
浩幸 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Wave Inc
Original Assignee
Denso Wave Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Wave Inc filed Critical Denso Wave Inc
Priority to JP2009224429A priority Critical patent/JP5040979B2/ja
Publication of JP2011077114A publication Critical patent/JP2011077114A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5040979B2 publication Critical patent/JP5040979B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

【課題】部品数の削減及び表示装置取付けの簡単化を図り得ると共に、表示装置を筐体端部に近づけ得る配置形態とすることができるようにする。
【解決手段】表示装置25の一端部側と筐体22側とを取り付ける取付手段32を、筐体22にあって表示窓23近傍の上側壁部22bの内側に形成されて筐体22内方に開放する凹状をなす差し込み凹部33と、表示装置25の一端部から外方へ突出し且つ先端側が筐体22の前壁部22a内面から離れるように斜めに屈曲し当該屈曲寸法をパッキン27の目標とする圧縮厚み寸法Tpに応じて決定した鋼板製の被係止片部34とから構成し、表示装置25の被係止片部34先端を筐体22の差し込み凹部33に挿入して係止させることにより、表示装置25の一端部側を、筐体22の表示窓23周縁部内面に取り付けてなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気機器の筐体に表示装置をパッキンを介して水封状態に取り付ける電気機器の表示装置取付構造に関する。
近時、建物の壁などに組み込まれる認証装置やセキュリティ装置などの電気機器においては、電気機器の筐体に表示装置を組み込んだ構成のものがあり、この場合、筐体の表示窓から前記表示装置の表示面が露出するようになっている。このような電気機器では、屋外で風雨に晒される場合があるため、防水性を考慮して、前記表示窓周縁部内面と、前記表示装置の前面周囲との間にパッキンを介在させる構成としたものがある。この表示装置取付構造を図14に示している。この図14においては、筐体1の表示窓2内面に表示装置取付用のねじボス3、3を立設しており、前面周縁部に枠状のパッキン4を取着した表示装置5の取付部5aをねじ6、6により前記ねじボス3先端面に取付固定している。
この場合、パッキン4は、表示装置5の取り付けにより、厚み方向で圧縮変形された状態となる。
なお、この図14とほぼ同様の水封構造としては、特許文献1に記載の技術がある。
この特許文献1に記載の技術においては、筐体の表示窓周縁部内面にねじボスを立設し、この表示窓周縁部内面と表示装置前面と間にパッキンを配置し、表示装置取付用のねじにより前記ねじボスに前記表示装置を固定するようにしている。
特開2005−33290号公報
ところで、前述したいずれの表示装置取付構造においても、複数のねじにより表示装置を筐体に固定するため、部品数が多いと共に、ねじ締め個所も多く取り付け作業が面倒である。さらには、筐体の小型化などを図るために表示装置を筐体端部に近づけた配置形態とすることが要望されているが、表示装置を全てねじ止めする前記構成では、前述の図14から分かるように、表示装置5と筐体端部1aとの間にねじボス用の比較的大きなスペースSが必要となって、表示装置5を筐体端部1a側に近づけ得ないというのが実情であった。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、部品数の削減及び表示装置取付けの簡単化を図り得ると共に、表示装置を筐体端部に近づけ得る配置形態とすることができる電気機器の表示装置取付構造を提供することにある。
本発明は、次の経緯を経てなされたものである。
すなわち、まず、ねじといった部品の数を減少させ、且つ表示装置を筐体端部に近づけ得るようにするために、本発明者は、参考図12に示すように、表示装置11の一端側(筐体13端部に寄せる側の端部側)を取り付ける取付手段12として、プラスチック製の筐体13の上側壁部13aに差し込み凹部14を形成し、表示装置11に鋼板製の被係止片部15を突設し、該差し込み凹部14に被係止片部15を挿入配置する構成を考えた。
この構成においては、前記被係止片部15を前記差し込み凹部14に挿入しその内面14aに係止させることにより、パッキン16を圧縮変形させた状態で前記表示装置11の一端側を筐体13の前記表示窓17周縁部内面に取り付ける。このように差し込み凹部14に前記被係止片部15を差し込むだけで、表示装置11における一端側つまり筐体13端部側となる端部側の取り付けができ、部品数の削減を図り得、しかも表示装置11も筐体13端部に近づけた配置とすることが可能となる。なお、この被係止片部15の差し込み凹部14への挿入後、表示装置11の他端部側を適宜の取付手段8(この場合ねじによる取付手段)で取り付ければ、表示装置11の取り付けが完了する。
ところが、この参考図12の構成においては、狭い筐体13の中で、表示装置11を摘まみ持って被係止片部15を差し込み凹部14に挿入しようとすると、参考図13に示すように、表示装置11をやや斜めに持つことになり、そのまま、矢印D方向へ移動させても、被係止片部15が差し込み凹部14に入りにくく、従って、被係止片部15を前記差し込み凹部14に差し込むには、この表示装置11の他端部側を矢印E方向へ変位させつつ矢印D方向へ移動させなければならず、差し込み作業性が悪い。なお、前記差し込み凹部14の幅寸法Wを大きく改善策も考えられるが、この場合差し込み作業性は改善されるものの、パッキン16の圧縮厚みが目標値からずれてしまい、差し込み作業性とパッキン圧縮厚み維持を両立できない。
又、上記参考図12の場合、筐体13におけるI寸法(筐体13にあって表示窓16が存する一壁部13b内面から差し込み凹部14の被係止片部15に対する係止部分14aまでの寸法)によりパッキン16の圧縮厚み寸法Tpが決まるものであるが、プラスチック製である筐体13の製作誤差などによって、上記I寸法に、当初の設計段階での目標値に対して寸法誤差があると、圧縮厚み寸法Tpが目標値からずれてしまうおそれがある。この場合、差し込み凹部14自体を誤差調整するには筐体13の設計製造全体を見直す必要があって実際上困難である。特に、セキュリティ装置や認証装置などの電気機器においては、機器自体が小型であるため、前記パッキンの自由厚みもミリオーダーといった小さいものであり、上述の圧縮厚みを所期目標値とするための寸法精度を筐体13に担わせるのは非常に難しいものである。
前記従来の不具合及び上述の不具合を解決するために、請求項1の電気機器の表示装置取付構造は、矩形箱状をなし一壁部に表示窓を形成したプラスチック製の筐体と、一面部に表示面を有する表示装置と、前記表示装置の前記一面部周縁部又は前記筐体の表示窓周縁部内面に取り付けられたパッキンと、前記表示装置の一端部側及び他端部側を、前記パッキンを前記表示装置の前記一面部の周縁部と前記表示窓周縁部内面との間で圧縮変形させるように、前記筐体内面に夫々取り付ける取付手段とを備えた電気機器の表示装置取付構造において、前記表示装置の一端部側を前記筐体に取り付けるための取付手段を、前記筐体にあって前記一壁部の表示窓近傍の側壁部の内側に形成され筐体内方に開放する凹状をなす差し込み凹部と、前記表示装置の前記一端部から外方へ突出し且つ先端側が前記一壁部内面から離れるように斜めに屈曲し当該屈曲寸法を前記パッキンの目標とする圧縮厚み寸法(パッキン自由厚みから縮代を引いた値)或いは縮代に応じて決定した鋼板製の被係止片部とから構成し、前記表示装置の前記被係止片部先端を、前記筐体の前記差し込み凹部に挿入して係止させることにより前記表示装置の一端部を、前記筐体の前記表示窓周縁部内面に取り付けてなるところに特徴を有する。
これによれば、表示装置の一端部に設けた被係止片部を筐体の差し込み凹部に挿入係止して該表示装置の一端部側を筐体に取り付ける構成であるから、表示装置全体取付けに使用する部品の数を削減できる。しかも表示装置も筐体端部に近づけた配置とすることが可能となる。さらに、被係止片部を、表示装置の一端部から外方へ突出し且つ先端側が筐体の一壁部内面から離れるように斜めに屈曲しているから、作業者が表示装置を斜め状態に持ってその被係止片部を前記差し込み凹部に挿入する際には、この被係止片部の指向方向が前記差し込み凹部の開放方向とほぼ合致することとなり、作業者は、表示装置をそのまま差し込み凹部方向へ移動させれば被係止片部が自ずと差し込み凹部に挿入されて係止される。従って、被係止片部の差し込み作業性が簡単となる。
さらには、この被係止片部をその先端側が前記一壁部内面から離れるように斜めに屈曲し当該屈曲寸法を前記パッキンの目標とする圧縮厚み寸法或いは縮代に応じて決定したから、被係止片部を差し込み凹部に挿入して係止させると、この被係止片部の屈曲先端部が差し込み凹部の係止部分を押すことになり、この結果、その反力としてパッキンが圧縮される。従って、鋼板製である被係止片部の屈曲寸法の設定或いは調整により、表示装置側でパッキンの圧縮厚み或いは縮代を所期目標値となるように調整することができ、筐体側でパッキンの圧縮厚み或いは縮代の調整を行う場合と違ってその調整が極めて簡単となる。
請求項2の電気機器の表示装置取付構造は、請求項1において、前記パッキンの目標とする圧縮厚み寸法をTp[mm]、前記筐体の一壁部内面から前記差し込み凹部における前記被係止片部との係止部分までの距離をTk[mm]、前記表示装置の一面部から前記被係止片部基端までの距離をTm[mm]とし、前記被係止片部の屈曲寸法をTb[mm]としたとき、下記(1)式により前記被係止片部の屈曲寸法Tb[mm]を決定したところに特徴を有する。
Tb=Tk−Tm−Tp ・・・(1)
これによれば、筐体において前記距離Tkと、表示装置における前記距離Tmとが分れば、パッキンの目標とする圧縮厚み寸法Tpに応じて上記被係止片部の屈曲寸法Tbを算出でき、表示装置を筐体に取り付けた際に、自ずとパッキンを、前記目標とする圧縮厚み寸法Tpに圧縮でき、もって所期の水封効果を得ることができる。
請求項3の電気機器の表示装置取付構造は、請求項2において、前記パッキンの自由状態での厚み寸法をA[mm]としたとき、前記筐体の一壁部内面から前記係止部分までの距離Tkを、該パッキンの自由状態での厚み寸法Aと、前記表示装置の一面部から前記被係止片部基端までの距離Tmとを足した寸法としたところに特徴を有する。
これによれば、上記(1)式に、Tk=A+Tmを代入すると、
Tb=A−Tpとなり、つまり、前記屈曲寸法Tbは、パッキンの自由厚み寸法Aから目標とする圧縮厚み寸法Tpを差し引いた値すなわちパッキン縮代となり、パッキンの縮代とこの屈曲寸法Tbとが1:1で対応するようになり、パッキンの圧縮厚み寸法や縮代の設定や調整が極めて容易となる。
請求項4の電気機器の表示装置取付構造は、請求項1ないし3において、前記差し込み凹部を、前記表示窓近傍の側壁部に形成された筒部又は穴部から構成したところに特徴を有する。これによれば、被係止片部を差し込み凹部に挿入した状態で表示装置他端部側を取り付ける場合に、該被係止片部が差し込み凹部から外れることを防止できる。
請求項5の電気機器の表示装置取付構造は、請求項1ないし3において、前記差し込み凹部を、前記表示窓近傍の側壁部に前記一壁部内面とほぼ平行となるように突設された二つのリブ部の対向空間部により構成したところに特徴を有する。これによれば、差し込み凹部を簡単に構成できる。
本発明の第1の実施形態を示すもので、認証装置の部分的縦断側面図 認証装置の外観斜視図 筐体を背面下方からみた破断斜視図 差し込み凹部部分の破断斜視図 表示装置を前方からみた斜視図 表示装置を後方からみた斜視図 表示装置取付前の状態を示す縦断側面図 表示装置取り付けの様子を示す縦断側面図(その1) 表示装置取り付けの様子を示す縦断側面図(その2) 本発明の第2の実施形態を示す差し込み凹部部分の縦断側面図 本発明の第3の実施形態を示す図4相当図 参考例を示す図1相当図 表示装置取り付けの様子を示す縦断側面図 従来例を示す図1相当図
以下、本発明の第1の実施形態について、図1ないし図9を参照して説明する。まず、図2には電気機器に相当する認証装置21が斜視状態で示され、図1には断面状態で示されている。この認証装置21は、例えばICカードを読み取る出入り管理システムで使用されるもので、建物の壁に筐体22前面を残して埋め込まれるようになっている。この認証装置21の前記筐体22は、プラスチック製であり、矩形箱状をなし一壁部としての前壁部22aに表示窓23が形成されている。この表示窓23は矩形状をなしていて、前記筐体22の上側壁部22bに接近した位置に形成されている。
又、前記筐体22の前記前壁部22aにおいて、前記表示窓23より下方となる部位にはICカード読み取り位置を示す読取表示部24が設けられており、この読取表示部24の裏側には図示しないが前記ICカードと通信しIDなどを含む通信データを読み取る読取制御部が設けられている。
前記筐体22の表示窓23の内面には表示装置25の一端部(上端部25b)側及び他端部(下端部25c)側が後述する取付手段32、28により取り付けられている。この表示装置25は、矩形状をなしており、その一面部としての前面部25aには表示面26が設けられている。そして、この前面部25a周縁部には予め矩形枠状のパッキン27が例えば接着により取り付けられている。
前記表示装置25の他端部側たる下端部25c側を前記筐体22に取り付けるための取付手段28について述べる。この取付手段28は、前記筐体22の前壁部22aの内面のうち前記表示窓23下方部左部(筐体22内面側からみて左部)及び右部に一体に形成されたねじボス29、29(図1、図3参照)と、前記表示装置25の下端部25cの左部及び右部には、該下端部25cから外方(下方)へ突出する鋼板製の被取付片部30、30(図5、図6参照)と、ねじ31、31とから構成されている。前記ねじボス29、29の先端面から基端部方向へねじ孔29a、29aが形成されている。前記被取付片部30はねじ挿通溝30aが形成されている。
次に、前記表示装置25の一端部側たる上端部25b側を前記筐体22に取り付けるための取付手段32について述べる。この取付手段32は、差込凹部33、33(図1、図3参照)と、被係止片部34、34(図5、図6参照)とから構成されている。前記差込凹部33、33は、前記筐体22にあって前壁部22aの表示窓23近傍の側壁部である上側壁部22bの内側の左部及び右部に形成されている。この差込凹部33は、前記上側壁部22b内面から内方へ突出するように一体に突設された筒部33aにより、筐体22内方に開放する凹状をなすように構成されている。この筒部33aは前記前壁部22aとほぼ平行をなす矩形筒状をなしている。この筒部33aにおいて、前記前壁部22aと対向する面部は、後述より明らかとなるが前記被係止片部34と係止する係止部分33pとなる。
前記被係止片部34、34は、鋼板製であって矩形状をなし、前記表示装置25の前記上端部25bから外方へ突出し且つ先端側が前記前壁部22a内面から離れるように斜めに屈曲している。
図1及び図7に示すように、前記被係止片部34の屈曲寸法(被係止片部34基端から前壁部22aに対して離れる方向の被係止片部34先端までの寸法)をTb[mm]とし、前記パッキン27の目標とする圧縮厚み寸法(圧縮後の厚み寸法)をTp[mm]、前記筐体22の前壁部22a内面から前記差し込み凹部33における前記被係止片部34との係止部分33pまでの距離をTk[mm]、前記表示装置25の前面部25aから前記被係止片部34基端までの距離をTm[mm]としたとき、下記(1)式により前記被係止片部の屈曲寸法Tb[mm]を決定している。
Tb=Tk−Tm−Tp ・・・(1)
ここで、認証装置21の筐体22は比較的小さいものであり、従って表示装置25やパッキン27も小さいものである。特にパッキン27の自由厚み寸法A(図7参照)はミリオーダー(2〜3ミリ)というように薄いものであり、例えばパッキン27の自由厚み寸法Aを2[mm]とし、目標とする圧縮率(Tp/A)を70%とすると、目標とする圧縮厚み寸法Tpは1.4[mm]となり、例えば、前記Tkを10[mm]、前記Tmを7[mm]とした場合には、屈曲寸法Tbは1.6[mm]となる。つまり、被係止片部34の屈曲寸法Tbは、前記パッキン27の目標とする圧縮厚み寸法Tpに応じて決定している。又、図7において寸法Tt[mm]はパッキン27の縮代を示している。
なお、前壁部22a内面からの前記ねじボス29の先端面までの長さ寸法Ts(図1、図7参照)は、予め前記表示装置25の前面部25aから前記被係止片部34基端までの距離Tm[mm]に目標とする圧縮厚み寸法Tpを足した長さ寸法に設定している。
さて、前記表示装置25を筐体22の表示窓23内面に取り付ける手順について説明する。まず、図8に示すように、作業者が、表示装置25を摘まみ持って、この狭い筐体22の中で、表示装置25を摘まみ持って被係止片部34を差し込み凹部33に挿入しようとすると、表示装置25をやや斜めに持つことになる。ちなみに、このとき、表示窓23の内面下方部の立設状態のねじボス29に表示装置25の前面下部が当たらないようにするためにも表示装置25を斜めに持つと良い。
この状態では、表示装置25にあって前述したように屈曲する被係止片部34は、その指向方向が前記差し込み凹部33の開放方向とほぼ合致することとなり、作業者は、表示装置25をそのまま差し込み凹部33方向へ(矢印Q方向へ)移動させれば被係止片部34が自ずと差し込み凹部33に挿入される。従って、被係止片部34を差し込み凹部33に簡単に差し込むことができる。この差し込み完了状態を図9に示す。この図9から分かるように、上述の差し込み完了によって表示装置25の被取付片部30の回動軌跡(仮想線Kで示す)がねじボス29にほぼ合致するようになる。
この後、図9の状態から、この被係止片部34を回動支点として、該表示装置25の下端部側を筐体22内面側へ回動させると、その被取付片部30がねじボス29先端に自ずと当接する。このとき、屈曲する前記被係止片部34の先端部が上記回動によって差し込み凹部33の係止部分33pに当接して係止されると共に、該係止部分33pを押すことになり、この結果、その反力として表示装置25が筐体22前壁部22a内面方向へ押圧され、これによりパッキン27が圧縮される。このときのパッキン27の圧縮厚み寸法Tpは前述したようにこの被係止片部34の屈曲寸法Tbによって目標値となる。この後、前記ねじ31をねじボス29に螺合し、表示装置25の表示窓23周縁部内面への取り付けが完了する。
ここで、前記筐体22はプラスチック製であって型成形により形成されるものであり、成形後の筐体22には設計値に対して肉ひけや収縮などによる製作寸法誤差(前記Tkの当初設計寸法に対する誤差)がでることもある。このような製作寸法誤差は、同一の成形型によって成形するから筐体22の個体間でばらつくというよりも、個体間では同じ製作誤差となることが多い。このような場合、前記パッキン27の圧縮厚み寸法Tpも目標値からずれてしまう。この点、本実施形態によれば、前述したように、前記被係止片部34の屈曲寸法Tbによってパッキン27の圧縮厚み寸法Tpを決定できるから、筐体22の試作段階で、試作した筐体22の成形後にその製作誤差を測定し、その製作誤差に応じて前記被係止片部34の屈曲寸法Tbを設定すれば、成形型を作成し直すことなく、以後製造される筐体22に対してパッキン27の圧縮厚み寸法Tpを目的値に容易に合致させることができる。
なお、前壁部22a内面からの前記ねじボス29の先端面までの長さ寸法Tsについては、製作寸法誤差は比較的少ない。すなわち、ねじボス29は、表示装置25の取付壁部である前壁部22aに形成されているから、前壁部22a内面からの前記ねじボス29の先端面までの長さにはほとんど製作寸法誤差はでないものである。これに対して、上記差し込み凹部33は、前記表示装置25の取付壁部である前壁部22aに対してほぼ垂直に連なる上側壁部22b、つまり前壁部22aとは異なる筐体隅部に形成されるものであるため、溶融プラスチックの湯回りや収縮度の相違によって製作寸法誤差もでやすいといった事情にあり、この点、上述した被係止片部34の屈曲寸法Tbによりパッキン27の圧縮厚み寸法を調整し決定できる本実施形態は、このような事情に極めて有効に対処できるものである。
このように本実施形態によれば、表示装置25に設けた被係止片部34を筐体22の差し込み凹部33に挿入係止して該表示装置25の一端部を筐体22に取り付ける構成であるから、表示装置25全体取付けに使用する部品の数を削減できる。しかも表示装置25も筐体22端部である上側壁部22bに近づけた配置とすることができる。
さらに、前記被係止片部34を、表示装置25の一端部から外方へ突出し且つ先端側が筐体11の前壁部22a内面から離れるように斜めに屈曲しているから、作業者が表示装置25を斜め状態に持ってその被係止片部34を前記差し込み凹部33に挿入する際には、この被係止片部34の指向方向を前記差し込み凹部33の開放方向とほぼ合致することができ、作業者は、表示装置25をそのまま差し込み凹部33方向へ移動させれば被係止片部34を自ずと差し込み凹部33に挿入することができ、この結果、被係止片部34の差し込み作業性が簡単となる。
さらには、前記被係止片部34の屈曲寸法Tbを前記パッキン27の目標とする圧縮厚み寸法Tpに応じて決定したから、前述したように、被係止片部34を差し込み凹部33に挿入して係止させると、この被係止片部34の屈曲先端部が差し込み凹部33の係止部分33pを押すことでパッキン27を圧縮させることができ、この結果、当該被係止片部34の屈曲寸法Tbの初期設定或いはその後の調整により、パッキン27の圧縮厚みを所期目標値となるように調整することができ、成形型の設計調整や設計し直しといった筐体側でパッキン圧縮厚み調整を行う場合と違ってその調整が極めて簡単となる。
このように上記被係止片部34は、その屈曲によってパッキン27を圧縮させる機能を有することが肝要であり、例え屈曲形態の被係止片部を有する表示装置であっても、当該被係止片部の屈曲がパッキン圧縮に寄与しないものでは、本実施形態の作用効果を得ることはできない。
又、本実施形態によれば、前記被係止片部の屈曲寸法Tb[mm]を、前述した(1)式により決定したから、筐体22における前記距離Tkと、表示装置25における前記距離Tmとが分れば、パッキン27の目標とする圧縮厚み寸法Tpに応じて上記被係止片部の屈曲寸法Tbを算出でき、表示装置25を筐体22に取り付けた際に、自ずとパッキン27を、前記目標とする圧縮厚み寸法Tpに圧縮でき、もって所期の水封効果を得ることができる。
又、本実施形態によれば、前記差し込み凹部33を、前記表示窓23近傍の上側壁部22bに形成された筒部33aから構成したから、被係止片部34を差し込み凹部33に挿入した状態で表示装置25の他端部側を取り付ける場合に、該被係止片部34が差し込み凹部33から外れることを防止できる。
なお、上記実施形態では、前記被係止片部34の屈曲寸法Tb[mm]を前記目標とする圧縮厚み寸法Tpに応じて決定したが、この圧縮厚み寸法Tpに代えてパッキン27の目標とする縮代Tt[mm](図7参照)に応じて決定するようにしても良い。
すなわち、上記Ttは、パッキン27の自由状態での厚み寸法を図7に示したようにA[mm]とすると、Tp=A−Ttであるから、前記(1)式は
Tb=Tk−Tm−(A−Tt)
=Tk−Tm−A+Tt
となり、上述のTtに応じて前記被係止片部34の屈曲寸法Tb[mm]を決定するようにしても良い。
又、前記筐体22の前壁部22a内面から前記係止部分33pまでの距離Tkは、該パッキン27の自由状態での厚み寸法Aと、前記表示装置25の前面部25aから前記被係止片部34基端までの距離Tmとを足した寸法としても良い。
これによれば、前述の(1)式に、Tk=A+Tmを代入すると、
Tb=A−Tpとなり、つまり、前記屈曲寸法Tbは、パッキンの自由厚み寸法Aから目標とする圧縮厚み寸法Tpを差し引いた値すなわちパッキン縮代Ttとなる。この結果、パッキン27の縮代Ttと被係止片部34の屈曲寸法Tbとが1:1で対応するようになり、パッキン27の圧縮厚み寸法Tpや縮代Ttの設定や調整が極めて容易となる。
又、本発明の第2の実施形態として示す図10のように、前記差し込み凹部33を、前記表示窓23近傍の上側壁部22bに形成された穴部41から構成しても良く、このようにしても、前記筒部33aの場合と同様に、被係止片部34を差し込み凹部33に挿入した状態で表示装置25の他端部側を取り付ける場合に、該被係止片部34が差し込み凹部33から外れることを防止できる。
又、本発明の第3の実施形態として示す図11のように、差し込み凹部33を、前記表示窓23近傍の上側壁部22bに前記前壁部22a内面とほぼ平行となるように突設された二つのリブ部42、42の対向空間部により構成しても良い。これによれば、差し込み凹部33を簡単に構成できる。
又、前記第1の実施形態では、表示装置25の他端部側を筐体22に取り付ける取付手段28を、ねじボスねじボス29、29と、被取付片部30、30と、ねじ31とを有したいわゆるねじ止め構成としたが、この取付手段28は、例えば、被取付片部30を筐体22の前壁部22aと、筐体22が備えた蓋(図示せず)とで挟み込む構成としても良い。
なお、表示装置の一端部側は、被係止片部及び差し込み凹部を備えた取付手段によりパッキン押圧状態に取り付けるから、表示装置の他端部側を取り付ける取付手段は、表示装置の他端部側をロックする程度に取り付ける構成であれば良いことは当業者であれば容易に推考できることである。この点に鑑みて、当該表示装置の他端部側を取り付ける取付手段については請求項1ではあえて具体的構成を示していないが、具体的構成としては、上述した実施形態から理解できるように、例えば、表示装置の他端部に設けた被取付片部と、筐体の一壁部内面に形成した取付部(例えば前記ねじボス29とか、係合突起など)と、被取付片部を取付部に固定若しくは係止する固定手段(例えばねじや、筐体が備えた蓋に形成され被取付片部を押圧ロックする押圧部など)とを有する構成とすると良い。
又、本発明は認証装置以外にもセキュリティ装置やデジタルカメラ、或いは携帯電話機などにも適用して実施できるものである。
図面中、21は認証装置(電気機器)、22は筐体、22aは前壁部(一壁部)、22bは上側壁部(側壁部)、23は表示窓、25は表示装置、25aは前面部、25bは上端部(一端部)、25cは下端部(他端部)、26は表示面、27はパッキン、28、32は取付手段、33は差し込み凹部、33aは筒部、33pは係止部分、34は被係止片部、41は穴部、42はリブ部を示す。

Claims (5)

  1. 矩形箱状をなし一壁部に表示窓を形成したプラスチック製の筐体と、
    一面部に表示面を有する表示装置と、
    前記表示装置の前記一面部周縁部又は前記筐体の表示窓周縁部内面に取り付けられたパッキンと、
    前記表示装置の一端部側及び他端部側を、前記パッキンを前記表示装置の前記一面部の周縁部と前記表示窓周縁部内面との間で圧縮変形させるように、前記筐体内面に夫々取り付ける取付手段とを備えた電気機器の表示装置取付構造において、
    前記表示装置の一端部側を前記筐体に取り付けるための取付手段を、
    前記筐体にあって前記一壁部の表示窓近傍の側壁部の内側に形成され筐体内方に開放する凹状をなす差し込み凹部と、
    前記表示装置の前記一端部から外方へ突出し且つ先端側が前記一壁部内面から離れるように斜めに屈曲し当該屈曲寸法を前記パッキンの目標とする圧縮厚み寸法或いは縮代に応じて決定した鋼板製の被係止片部とから構成し、
    前記表示装置の前記被係止片部先端を、前記筐体の前記差し込み凹部に挿入して係止させることにより前記表示装置の一端部を、前記筐体の前記表示窓周縁部内面に取り付けてなることを特徴とする電気機器の表示装置取付構造。
  2. 前記パッキンの目標とする圧縮厚み寸法をTp[mm]、前記筐体の一壁部内面から前記差し込み凹部における前記被係止片部との係止部分までの距離をTk[mm]、前記表示装置の一面部から前記被係止片部基端までの距離をTm[mm]とし、前記被係止片部の屈曲寸法をTb[mm]としたとき、下記(1)式により前記被係止片部の屈曲寸法Tb[mm]を決定したことを特徴とする請求項1の電気機器の表示装置取付構造。
    Tb=Tk−Tm−Tp ・・・(1)
  3. 前記パッキンの自由状態での厚み寸法をA[mm]としたとき、前記筐体の一壁部内面から前記係止部分までの距離Tkを、該パッキンの自由状態での厚み寸法Aと、前記表示装置の一面部から前記被係止片部基端までの距離Tmとを足した寸法としたことを特徴とする請求項2に記載の電気機器の表示装置取付構造。
  4. 前記差し込み凹部を、前記表示窓近傍の側壁部に形成された筒部又は穴部から構成したことを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の電気機器の表示装置取付構造。
  5. 前記差し込み凹部を、前記表示窓近傍の側壁部に前記一壁部内面とほぼ平行となるように突設された二つのリブ部の対向空間部により構成したことを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の電気機器の表示装置取付構造。
JP2009224429A 2009-09-29 2009-09-29 電気機器の表示装置取付構造 Active JP5040979B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009224429A JP5040979B2 (ja) 2009-09-29 2009-09-29 電気機器の表示装置取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009224429A JP5040979B2 (ja) 2009-09-29 2009-09-29 電気機器の表示装置取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011077114A true JP2011077114A (ja) 2011-04-14
JP5040979B2 JP5040979B2 (ja) 2012-10-03

Family

ID=44020832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009224429A Active JP5040979B2 (ja) 2009-09-29 2009-09-29 電気機器の表示装置取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5040979B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013015608A (ja) * 2011-07-01 2013-01-24 Panasonic Industrial Devices Sunx Co Ltd 表示器
JP2013021134A (ja) * 2011-07-11 2013-01-31 Toshiba Corp 壁掛け具、および表示装置
JP2013065245A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Denso Wave Inc セキュリティ装置
JP2017223851A (ja) * 2016-06-16 2017-12-21 株式会社アスコ 安全掲示板およびそれに用いる変化情報掲示プレート
JP2018095118A (ja) * 2016-12-14 2018-06-21 古河電気工業株式会社 組付構造体
WO2018205300A1 (zh) * 2017-05-12 2018-11-15 惠科股份有限公司 曲面显示设备及其组装方法
US10354563B2 (en) 2017-05-12 2019-07-16 HKC Corporation Limited Curved display device and assembling method therefor
JP2023057406A (ja) * 2021-10-11 2023-04-21 矢崎総業株式会社 表示装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10319864A (ja) * 1997-05-09 1998-12-04 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 表示装置の取付構造およびそれを備えた機器
JP2006126223A (ja) * 2004-09-30 2006-05-18 Optrex Corp フレームケース
JP2009015008A (ja) * 2007-07-04 2009-01-22 Funai Electric Co Ltd 薄型表示装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10319864A (ja) * 1997-05-09 1998-12-04 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 表示装置の取付構造およびそれを備えた機器
JP2006126223A (ja) * 2004-09-30 2006-05-18 Optrex Corp フレームケース
JP2009015008A (ja) * 2007-07-04 2009-01-22 Funai Electric Co Ltd 薄型表示装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013015608A (ja) * 2011-07-01 2013-01-24 Panasonic Industrial Devices Sunx Co Ltd 表示器
JP2013021134A (ja) * 2011-07-11 2013-01-31 Toshiba Corp 壁掛け具、および表示装置
US8587958B2 (en) 2011-07-11 2013-11-19 Kabushiki Kaisha Toshiba Wall hanger and display
JP2013065245A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Denso Wave Inc セキュリティ装置
JP2017223851A (ja) * 2016-06-16 2017-12-21 株式会社アスコ 安全掲示板およびそれに用いる変化情報掲示プレート
JP2018095118A (ja) * 2016-12-14 2018-06-21 古河電気工業株式会社 組付構造体
WO2018205300A1 (zh) * 2017-05-12 2018-11-15 惠科股份有限公司 曲面显示设备及其组装方法
US10354563B2 (en) 2017-05-12 2019-07-16 HKC Corporation Limited Curved display device and assembling method therefor
JP2023057406A (ja) * 2021-10-11 2023-04-21 矢崎総業株式会社 表示装置
JP7427641B2 (ja) 2021-10-11 2024-02-05 矢崎総業株式会社 表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5040979B2 (ja) 2012-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5040979B2 (ja) 電気機器の表示装置取付構造
US7387519B2 (en) Device for protecting electric component
US8828572B2 (en) Portable terminal device
CN105580214A (zh) 用于电子组件的模块壳体
CN102834300B (zh) 端盖和装饰嵌条
US8248767B2 (en) Protective cover assembly for electronic device
CN101005288B (zh) 便携式电子装置密封结构
US11508198B2 (en) Smart card key
JP2011129297A (ja) コネクタ
JP2014017106A (ja) バスバモジュール
JP2017044411A (ja) 空気調和機
JP6218704B2 (ja) 電力量計
US8345442B2 (en) Latching structure of electronic device
JP5671865B2 (ja) 筐体
ZA200700164B (en) Fob having a clip and method for manufacture thereof
JP4972717B2 (ja) 機器筐体
JP2013004410A (ja) 接点部材の取付け構造
JP2009064742A (ja) 電子ユニットおよびその製造方法
JP2015032784A (ja) ターミナル保護構造
JP6054903B2 (ja) 電子機器の組み立て方法及び電子機器
JP7531897B2 (ja) 防水型電気機器
JP7187349B2 (ja) インターホン機器の設置構造
JP2008251870A (ja) 電子機器の筐体
JP4382460B2 (ja) コンピュータ用カード
JPWO2008012885A1 (ja) 携帯電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120604

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120612

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120625

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5040979

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250