JP2011075971A - プロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】空間光変調装置にほこりが付着して画像が劣化するのを抑えつつ、空間光変調装置の順次冷却を行うことのできるプロジェクターを提供すること。
【解決手段】本発明の本発明に係るプロジェクターは、入射面から入射した光を変調し、射出面から射出させる複数の空間光変調装置と、複数の空間光変調装置の入射面側に冷却風を順次流動させる入射側冷却流路51と、複数の空間光変調装置の射出面側に冷却風を順次流動させる射出側冷却流路52と、吸込口40aと吐出口40bが形成された送風機40、入射側冷却流路および射出側冷却流路に形成された冷却風の出口のうちいずれかの出口52aと吸込口とを連結する吸込用ダクト61、および入射側冷却流路51および射出側冷却流路52に形成された冷却風の入り口のうちのいずれかの入り口51aと吐出口とを連結する吐出用ダクト62を備える送風機と、を有し、冷却風が各流路を循環する。
【選択図】図4

Description

本発明は、プロジェクター、特に、透過型液晶表示パネルを備えるプロジェクターの技術に関する。
従来、プロジェクターは、投写性能の向上や小型化を目的とする開発が進められている。プロジェクターとしては、例えば、空間光変調装置として赤色(R)光用、緑色(G)光用、青色(B)光用の各透過型液晶表示パネルを備えるプロジェクターが広く普及している。液晶表示パネル、および液晶表示パネルの周囲に設けられる偏光板は、照明光の吸収によって発熱する。液晶表示パネルや偏光板の放熱には、例えば、空気を流動させるファンが用いられている。
プロジェクターの冷却構造としては、液晶表示パネルや偏光板が配置される光軸を含む面に対して、略垂直な方向へ空気を流動させる構成が知られている。この場合、各液晶表示パネルへ均等に空気を供給できる一方、各液晶表示パネルを配置する部分の上下にファン、及び空気を流動させるためのダクトを配置することでプロジェクターの薄型化が難しくなる点が課題となる。かかる課題に対しては、光軸を含む面に略平行な方向へ空気を流動させる流路を設け、各液晶表示パネル及び各偏光板へ順次空気を流動させる技術が提案されている。例えば、特許文献1、特許文献2には、各色光を合成するクロスダイクロイックプリズムの周囲に各液晶表示パネルを配置する構成において、各液晶表示パネルを冷却ダクト内の流路に順番に配置し、冷却ダクト内を流動する冷却風で各液晶表示パネルを順次冷却する構成が提案されている。
特開2001−188305号公報 特開2001−281613号公報
上記従来の技術では、筐体の外部から取り込んだ空気を冷却風として冷却ダクト内を流動させている。筐体の外部から取り込んだ空気にはほこり等が含まれている。筐体の外部から取り込んだ空気を流動させて液晶表示パネルの冷却を続ければ、冷却風に含まれるほこり等が液晶表示パネルに付着してしまう。したがって、液晶表示パネルにほこり等が付着することで、光の通過が遮られて画像が劣化してしまうという問題があり、そのため、別途防塵ガラスを設ける必要がある。特許文献2に開示のものは、冷却ダクトの入口にフィルタを設けて、ほこり等の除去を図っているが、冷却風に含まれるほこり等を完全に除去することは難しい。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、空間光変調装置にほこりが付着して画像が劣化するのを抑えつつ、空間光変調装置の順次冷却を行うことのできるプロジェクターを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るプロジェクターは、入射面から入射した光を画像信号に応じて変調し、射出面から射出させる複数の空間光変調装置と、複数の空間光変調装置の入射面側に冷却風を順次流動させる入射側冷却流路と、複数の空間光変調装置の射出面側に冷却風を順次流動させる射出側冷却流路と、冷却風を吸込む吸込口と吸込口から吸込んだ冷却風を吐出する吐出口が形成された送風機、入射側冷却流路および射出側冷却流路に形成された冷却風の出口のうちいずれかの出口と吸込口とを連結する吸込用ダクト、前記入射側冷却流路および前記射出側冷却流路に形成された冷却風の入り口のうちいずれかの入り口と吐出口とを連結する吐出用ダクトを備える送風機と、を有し、冷却風が入射側冷却流路と射出側冷却流路とを循環する。
入射側冷却流路と射出側冷却流路とを冷却風が循環するので、外部からの空気の導入を抑えて、各流路へのほこりの侵入を防ぐことができる。これにより、空間光変調装置へのほこりの付着を抑えることができる。また、空間光変調装置へのほこりの付着を抑えることで、画像の劣化を抑えて、信頼性の高いプロジェクターとすることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、冷却風を冷却させる冷却部をさらに有することが望ましい。空間光変調装置等から吸収して温度が上昇した冷却風を冷却することができるので、冷却効率の低下を抑えることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、吐出用ダクトは、入射側冷却流路の入り口と吐出口とを接続し、冷却部は、吐出ダクトが接続された入り口と吸込ダクトが接続された出口との間に設けられることが望ましい。
プロジェクターでは、空間光変調装置の光の入射側と射出側とに偏光板が設けられる場合がある。この場合、射出光を適宜遮蔽する射出側の偏光板のほうが入射側の偏光板よりも温度が高くなりやすい。一方、入射側冷却流路の入り口と吐出用ダクトとを接続し、吐出ダクトが接続された入り口と吸込ダクトが接続された出口との間に冷却部を設けることで、冷却部で冷却された冷却風は、先に入射側の冷却対象から熱を吸収してから射出側冷却流路に流入する。入射側の冷却対象から熱を吸収して温度が上昇した冷却風であっても、温度が高くなりやすい射出側の偏光板との間では温度差を大きくなるので、射出側の偏光板を効果的に冷却することができる。したがって、入射側の冷却対象と射出側の冷却対象の両方をバランスよく冷却することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、空間光変調装置から射出された光を被照射面に投写する投写レンズをさらに有し、出口および入り口は、入射側冷却流路および射出側冷却流路において、投写レンズの光軸に対する一方側に形成され、送風機は、投写レンズの光軸に対する一方側に配置されていることが望ましい。
出口、入り口および送風機が、投写レンズの光軸に対する一方側にあるので、出口および入り口に接続される吸込ダクトおよび吐出ダクトと、投写レンズとを重ねずに配置しやすくなる。これにより、プロジェクターの薄型化に寄与することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、送風機を複数有することが望ましい。送風機を複数有するので、複数の送風機により、より多くの冷却風を流動させて冷却効率の向上を図ることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、冷却部を複数有することが望ましい。冷却部を複数有するので、より冷却効率の向上を図ることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、入射側冷却流路と射出側冷却流路とを連結する連結ダクトをさらに有し、冷却部は、連結ダクトに設けられていることが望ましい。連結ダクトでも冷却風を冷却することができるので、冷却風を低温に保ちやすくなり、より一層効果的な空間光変調装置等の冷却が可能となる。
図1は、本発明の実施例1に係るプロジェクターの概略構成を示す図。 図2は、冷却ダクト等を含めたプロジェクターの概略構成を示す外観斜視図。 図3は、図2に示すプロジェクターの分解斜視図。 図4は、図2に示す冷却ユニットが備える冷却ダクトの平面断面図。 図5は、実施例1の変形例1に係る冷却ダクトの斜視図。 図6は、図5に示す冷却ダクトの平面断面図。 図7は、図6に示すA−A線に沿った矢視断面図。 図8は、実施例1の変形例2に係る冷却ダクトの斜視図。 図9は、図8に示す冷却ダクトの平面断面図。 図10は、図9に示すB−B線に沿った矢視断面図。 図11は、実施例1の変形例3に係る冷却ダクトの斜視図。 図12は、図11に示す冷却ダクトの平面断面図。 図13は、図12に示すC−C線に沿った矢視断面図。 図14は、実施例1の変形例4に係る冷却ダクトの斜視図。 図15は、図14に示す冷却ダクトの平面断面図。 図16は、図15に示すD−D線に沿った矢視断面図。 図17は、本発明の実施例2に係るプロジェクターが備える冷却ユニットの概略構成を示す平面断面図。
以下に図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るプロジェクター1の概略構成を示す。なお、図1では、後に詳説する冷却ダクトを省略している。プロジェクター1は、被照射面であるスクリーン32へ投写光を投写し、スクリーン32で反射する光を観察することで画像を鑑賞するフロント投写型のプロジェクターである。光源10は、赤色(R)光、緑色(G)光、青色(B)光を含む光を射出するランプ、例えば超高圧水銀ランプである。第1インテグレーターレンズ11及び第2インテグレーターレンズ12は、アレイ状に配列された複数のレンズ素子を有する。第1インテグレーターレンズ11は、光源10からの光束を複数に分割する。第1インテグレーターレンズ11の各レンズ素子は、光源10からの光束を第2インテグレーターレンズ12のレンズ素子近傍にて集光させる。第2インテグレーターレンズ12のレンズ素子は、第1インテグレーターレンズ11のレンズ素子の像を空間光変調装置上に形成する。
2つのインテグレーターレンズ11、12を経た光は、偏光変換素子13にて特定の直線偏光、例えばs偏光に変換される。重畳レンズ14は、第1インテグレーターレンズ11の各レンズ素子の像を空間光変調装置上で重畳させる。第1インテグレーターレンズ11、第2インテグレーターレンズ12及び重畳レンズ14は、光源10からの光の強度分布を空間光変調装置上にて均一化させる。反射ミラー15は、重畳レンズ14からの光を反射させることで、光路を略90度折り曲げる。第1ダイクロイックミラー16は、反射ミラー15から入射する光のうち第1色光であるB光を反射し、第2色光であるG光、及び第3色光であるR光を透過させる。第1ダイクロイックミラー16は、反射によりB光の光路を略90度折り曲げる。
反射ミラー17は、第1ダイクロイックミラー16からのB光を反射させ、光路を略90度折り曲げる。B光用フィールドレンズ18Bは、反射ミラー17からのB光を平行化させる。λ/2位相差板19Bは、B光用フィールドレンズ18Bからのs偏光をp偏光に変換する。B光用入射側偏光板20Bは、B光用空間光変調装置21Bの入射面近傍に設けられている。B光用入射側偏光板20Bは、p偏光を透過させる。
B光用空間光変調装置21Bは、B光を画像信号に応じて変調する第1色光用空間光変調装置であって、透過型の液晶表示装置である。B光用空間光変調装置21Bは、光が入射する入射面と、光が射出する射出面とを備える。B光用空間光変調装置21Bは、後述する投写レンズ31の光軸AX側に射出面を向け、その射出面が光軸AXと略平行となるように配置されている。B光用射出側偏光板22Bは、B光用空間光変調装置21Bの射出面とクロスダイクロイックプリズム23との間に設けられている。B光用射出側偏光板22Bは、s偏光を透過させる。B光用空間光変調装置21Bでの変調によりp偏光から変換されたs偏光は、B光用射出側偏光板22Bを透過し、クロスダイクロイックプリズム23へ入射する。
第2ダイクロイックミラー24は、第1ダイクロイックミラー16からのG光を反射させ、R光を透過させる。第2ダイクロイックミラー24は、反射によりG光の光路を略90度折り曲げる。G光用フィールドレンズ18Gは、第2ダイクロイックミラー24からのG光を平行化させる。G光用入射側偏光板20Gは、G光用空間光変調装置21Gの入射面近傍に設けられている。G光用入射側偏光板20Gは、s偏光を透過させる。
G光用空間光変調装置21Gは、G光を画像信号に応じて変調する第2色光用空間光変調装置であって、透過型の液晶表示装置である。G光用空間光変調装置21Gは、光が入射する入射面と、光が射出する射出面とを備える。G光用空間光変調装置21Gは、後述する投写レンズ31の光軸AX側に射出面を向け、その射出面が光軸AXと略平行となるように配置されている。G光用射出側偏光板22Gは、G光用空間光変調装置21Gの射出面とクロスダイクロイックプリズム23との間に設けられている。G光用射出側偏光板22Gは、p偏光を透過させる。G光用空間光変調装置21Gでの変調によりs偏光から変換されたp偏光は、G光用射出側偏光板22Gを透過し、クロスダイクロイックプリズム23へ入射する。
第2ダイクロイックミラー24を透過したR光は、リレーレンズ25を透過した後、反射ミラー26での反射により光路が折り曲げられる。反射ミラー26からのR光は、さらにリレーレンズ27を透過した後、反射ミラー28での反射により光路が折り曲げられる。B光の光路及びG光の光路よりもR光の光路が長いことから、空間光変調装置における照明倍率を他の色光と等しくするために、R光の光路には、リレーレンズ25、27を用いるリレー光学系が採用されている。R光用フィールドレンズ18Rは、反射ミラー28からのR光を平行化させる。λ/2位相差板19Rは、R光用フィールドレンズ18Rからのs偏光をp偏光に変換する。R光用入射側偏光板20Rは、R光用空間光変調装置21Rの入射側近傍に設けられている。R光用入射側偏光板20Rは、p偏光を透過させる。
R光用空間光変調装置21Rは、R光を画像信号に応じて変調する第3色光用空間光変調装置であって、透過型の液晶表示装置である。R光用空間光変調装置21Rは、光が入射する入射面と、光が射出する射出面とを備える。R光用空間光変調装置21Rは、後述する投写レンズ31の光軸AX側に射出面を向け、その射出面が光軸AXと略平行となるように配置されている。R光用射出側偏光板22Rは、R光用空間光変調装置21Rの射出面とクロスダイクロイックプリズム23との間に設けられている。R光用射出側偏光板22Rは、s偏光を透過させる。R光用空間光変調装置21Rでの変調によりp偏光から変換されたs偏光は、R光用射出側偏光板22Rを透過し、クロスダイクロイックプリズム23へ入射する。
クロスダイクロイックプリズム23は、B光用空間光変調装置21Bで変調されたB光と、G光用空間光変調装置21Gで変調されたG光と、R光用空間光変調装置21Rで変調されたR光とを合成する色合成光学系として機能する。クロスダイクロイックプリズム23は、互いに略直交するように配置された2つのダイクロイック膜29、30を有する。第1ダイクロイック膜29は、B光を反射し、G光及びR光を透過させる。第2ダイクロイック膜30は、R光を反射し、B光及びG光を透過させる。投写レンズ31は、クロスダイクロイックプリズム23で合成された光をスクリーン32の方向へ投写する。
図2は、冷却ユニットを含めたプロジェクター1の概略構成を示す斜視図である。図3は、図2に示すプロジェクター1の分解斜視図である。図4は、図2に示す冷却ユニットが備える冷却ダクトの平面断面図である。
冷却ユニット70は、送風機40、冷却ダクト50、吸込用ダクト61、吐出用ダクト62、連結ダクト63、熱交換部(冷却部)64を有して構成される。なお、送風機40、吸込用ダクト61、吐出用ダクト62をまとめて送風機構65という。送風機40は、空気を流動させて冷却風を供給する送風機であって、例えばシロッコファンである。送風機40は、吸込口40aから空気を取り込み、取り込んだ空気を冷却風として吐出口40bから吐き出す。
冷却ダクト50は、クロスダイクロイックプリズム23の周囲に配置された各色光用空間光変調装置21B、21G、21R、各色光用射出側偏光板22B、22G、22Rを内部に収容するように構成されている。冷却ダクト50は、B光用空間光変調装置21BとG光用空間光変調装置21Gとの間、およびG光用空間光変調装置21GとR光用空間光変調装置21Rとの間で略90度折り曲げられ、クロスダイクロイックプリズム23の周囲を囲むように延びる形状となっている。なお、各色光用入射側偏光板20B、20G、20Rは、冷却ダクト50の外側に貼り付けられている。
冷却ダクト50の内部には、冷却風が流動する2本の冷却流路が形成される。2本の冷却流路のうち一方の流路は、各色光用空間光変調装置21B、21G、21Rの光の入射面側に冷却風を順次流動させる入射側冷却流路51である。2本の冷却流路のうち他方の流路は、各色光用空間光変調装置21B、21G、21Rの光の射出面側に冷却風を順次流動させる射出側冷却流路52である。各色光用空間光変調装置21B、21G、21Rの間には入射側冷却流路51と射出側冷却流路52とを隔てる壁が設けられており、入射側冷却流路51と射出側冷却流路52は、互いに独立した流路となっている。なお、各色光用射出側偏光板22B、22G、22Rは射出側冷却流路52内に配置される。
入射側冷却流路51を流動する冷却風により、各色光用入射側偏光板20B、20G、20Rと、各色光用空間光変調装置21B、21G、21Rの入射面側が冷却される。射出側冷却流路52を流動する冷却風により、各色光用射出側偏光板22B、22G、22Rと、各色光用空間光変調装置21B、21G、21Rの射出面側が冷却される。
入射側冷却流路51は、その両端にそれぞれ開口が形成されている。両端に形成された開口のうち、R光用空間光変調装置21R側に形成された開口をR光側開口51aといい、B光用空間光変調装置21B側に形成された開口をB光側開口51bという。射出側冷却流路52は、その両端にそれぞれ開口が形成されている。両端に形成された開口のうち、R光用空間光変調装置21R側に形成された開口をR光側開口52aといい、B光用空間光変調装置21B側に形成された開口をB光側開口52bという。なお、R光側開口51a、B光側開口52bは、冷却風が流入する入り口として機能する。B光側開口51b、R光側52aは、冷却風が流出する出口として機能する。
吸込用ダクト61は、冷却風の流動が可能な流路が内部に形成されており、冷却ダクト50と送風機40とを連結する。より具体的には、吸込用ダクト61は、送風機40の吸込口40aと射出側冷却流路52のR光側開口52aとを連結する。また、吐出用ダクト62も、冷却風の流動が可能な流路が内部に形成されており、冷却ダクト50と送風機40とを連結する。より具体的には、吐出用ダクト62は、送風機40の吐出口40bと入射側冷却流路51のR光側開口51aとを連結する。このように、送風機40と冷却ダクト50とが、吸込用ダクト61および吐出用ダクト62を介して連結されることで、送風機40は、吸込口40aから入射側冷却流路51を流動する冷却風を吸込み、吸込んだ冷却風を吐出口40bから吐き出して射出側冷却流路52に送り込む。
連結ダクト63は、冷却風が流動可能な流路が内部に形成されており、入射側冷却流路51のB光側開口51bと射出側冷却流路52のB光側開口52bとを連結する。これにより、入射側冷却流路51と射出側冷却流路52とが、B光側開口51b,52b側で連通され、入射側冷却流路51を通過した冷却風が射出側冷却流路52に折り返されるようになる。
熱交換部64は、R光側開口51aとR光側開口52aとの間である吐出用ダクト62の外側面に設置されている。熱交換部64には、複数のフィンが形成されており、吐出用ダクト62の内部を流動する冷却風の熱を吸収し、外部に放出させて冷却風を冷却する。冷却風は、吐出用ダクト62を流動する際に冷却されて、入射側冷却流路51へと向かう。
以上説明したように、送風機40から吐き出された冷却風は、入射側冷却流路51を流動した後で、連結ダクト53によって射出側冷却流路52に折り返される。そして、射出側冷却流路52を流動した冷却風は送風機40に吸込まれて、再度吐き出される。すなわち、入射側冷却流路51と射出側冷却流路52とに冷却風を循環させることができる。これにより、冷却風の流動する流路を閉じた状態として、外部から新たな空気を取り込まずに各色光用空間光変調装置21B、21G、21R等を冷却することができる。外部から新たな空気を取り込まずに済むので、外部からのほこりの侵入を防いで、各色光用空間光変調装置21B、21G、21R等へのほこりの付着を抑えることができる。各色光用空間光変調装置21B、21G、21R等へのほこりの付着を抑えることで、画像の劣化を抑えて、信頼性の高いプロジェクター1とすることができる。
また、冷却ダクト50がクロスダイクロイックプリズム23の周囲を囲むように延びるので、冷却ダクト50を含めた冷却構造を、クロスダイクロイックプリズム23の厚さと同等の厚さとすることができ、プロジェクター1の薄型化に寄与することができる。また、入射側冷却流路51と射出側冷却流路52とに冷却風を循環させることができるので、各色光用空間光変調装置21B、21G、21R、各色光用入射側偏光板20B、20G、20R、各色光用射出側偏光板22B、22G、22Rを冷却風で順次冷却することができる。
また、冷却ダクト50内に入射側冷却流路51と射出側冷却流路52とが独立して形成されており、これらの流路の間を冷却風が循環するので、各色光用空間光変調装置21B、21G、21Rの入射面側と出射面側のいずれか一方に冷却風が偏って流動してしまうことを防ぐことができる。冷却風が一方に偏って流動すれば、冷却風の流動が少ない側の偏光板の冷却が不足し、偏光板が劣化するおそれがあるが、上記構成により、入射側と射出側の両方の冷却対象を安定して冷却することができる。
また、入射側冷却流路51および射出側冷却流路52を流動してくる過程で、各色光用空間光変調装置21B、21G、21R等から冷却風が吸収した熱を、吐出用ダクト62に設けられている熱交換部64で放熱させて冷却することができる。したがって、循環する冷却風の温度が上昇して冷却効率が低下することを抑えることができる。
また、本実施例1では、熱交換部64で冷却された冷却風は、入射側冷却風路51を流動してから射出側冷却風路52を流動する。したがって、入射側冷却流路51を流動する過程で各色光用入射側偏光板20B、20G、20R等から熱を吸収して、ある程度温度が上昇した冷却風が射出側冷却流路52を流動することとなる。ここで、射出側偏光板22R、22G、22Bは、空間光変調装置21R、21G、21Bからの光を適宜遮蔽するため、空間光変調装置21R、21G、21Bや、入射側偏光板20R、20G、20Bに比べて発熱量が大きく高温になりやすい。したがって、入射側冷却流51を流動して温度が上昇した冷却風であっても、射出側偏光板22R、22G、22Bとの温度差が大きくなるので、冷却効率の低下を抑えることができる。つまり、入射側冷却流路51から冷却風を流動させることで、入射側の冷却対象と射出側の冷却対象をバランスよく効率的に冷却することができる。
また、冷却ユニット70に比べて厚みが大きくなりやすい投写レンズ31と吸込用ダクト61、吐出用ダクト62とを交差させれば、プロジェクター1の厚みが増してしまう。本実施例1では、図2に示すように、吸込用ダクト61、吐出用ダクト62および送風機40が、投写レンズ31の光軸AXに対する一方側に配置されるので、投写レンズ31と各ダクト61,62とを交差させずに配置することができる。したがって、プロジェクター1の薄型化を図ることができる。
なお、プロジェクター1の大きさや各種条件によっては、射出側偏光板22R、22G、22Bの温度が耐熱温度を超えてしまうおそれがある場合がある。このような場合には、入射側の冷却対象と射出側の冷却対象をバランスよく冷却することよりも、射出側の冷却対象を効率よく冷却して射出側偏光板22R、22G、22Bの劣化を防ぐ必要がある。この場合、吐出用ダクト62を射出側冷却流路52のR光側開口52aに接続し、吸込用ダクト61を入射側冷却流路51のR光側開口51aに接続して、冷却風の流動する向きが逆になるように構成すればよい。吐出用ダクト62を流動する際に温度の低下した冷却風を、射出側冷却流路52から流動させて、射出側の冷却対象を効率よく冷却することができる。
なお、連結ダクト63にも熱交換部64を設置してもよい。冷却風が空間光変調装置等から吸収した熱の放熱効率を高めることができる。また、暖まった空気の温度を下げてから空間光変調装置へ冷却風を当てるので、循環する冷却風の温度上昇をより一層抑えて、冷却効率が低下することを抑えることができる。
図5は、実施例1の変形例1に係る冷却ダクト50の斜視図である。図6は、図5に示す冷却ダクト50の平面断面図である。図7は、図6に示すA−A線に沿った矢視断面図である。なお、空間光変調装置や、偏光板の図示を一部省略している。
本変形例1では、入射側冷却流路51と射出側冷却流路52とが、その両端で連結ダクト63により連結されている。そして、入射側冷却流路51であって、G光用空間光変調装置21G近傍の天井面に、冷却風の流出する出口としてのG光側開口51cが形成されている。また、射出側冷却流路52であって、G光用空間光変調装置21G近傍の底面に、冷却風の流入する入り口としてのG光側開口52cが形成されている。
また、送風機40の吸込口40aとG光側開口51cとが吸込用ダクト61で連結され、送風機40の吐出口40bとG光側開口52cとが吐出用ダクト62で連結されている。また、吐出用ダクト62には熱交換部64が設けられている。この構成により、図6に示すように冷却風は循環する。これにより、各色光用空間光変調装置21R、21G、21B等へのほこりの付着を防いで画像の劣化を抑えることができ、プロジェクター1の信頼性を高めることができる。
また、射出側冷却流路52のG光用空間光変調装置21Gの近傍に流入した冷却風は、R光用空間光変調装置21Rに向かう流れと、B光用空間光変調装置21Bに向かう流れとに分岐される。その後、冷却風は、連結ダクト63によってそれぞれ入射側冷却流路51に折り返されて、G光側開口51cからまとめて流出し、送風機40へと向かう。ここで、G光は他の色光に比べて視感度が高いことから、高出力であることが求められることとなる。したがって、G光を適宜遮蔽するG光用射出側偏光板22GやG光が照射されるG光用空間光変調装置21Gは、R光用空間光変調装置21R、B光用空間光変調装置21Bと比較して高温になりやすい。本変形例1では、冷却風は、吐出用ダクト62で冷却されてすぐに、G光用空間光変調装置21Gの近傍に流入するので、G光用射出側偏光板22G等を効果的に冷却することができる。
なお、送風機40の向きを逆に配置して、冷却風の流動する向きが逆方向となるように構成してもよい。この場合、温度の低い冷却風が入射側冷却流路51に先に流入するので、上述したように、入射側の冷却対象と射出側の冷却対象をバランスよく冷却することができる。
図8は、実施例1の変形例2に係る冷却ダクトの斜視図である。図9は、図8に示す冷却ダクトの平面断面図である。図10は、図9に示すB−B線に沿った矢視断面図である。本変形例2では、入射側冷却流路51の底面に形成されたG光側開口51cが冷却風の流入する入り口として機能し、両端に形成されたR光側開口51aとB光側開口51bとが冷却風の流出する出口として機能する。
また、射出側冷却流路52の底面に形成されたG光側開口52cが冷却風の流入する入り口として機能し、両端に形成されたR光側開口52aとB光側開口52bとが冷却風の流出する出口として機能する。
入射側冷却流路51のG光側開口51cと送風機40の吐出口40bとが吐出用ダクト62で連結される。また、射出側冷却流路52のR光側開口52aおよびB光側開口52bと送風機40の吸込口40aとが吸込用ダクト61で連結される。また、入射側冷却流路51のR光側開口51aおよびB光側開口51bと、射出側冷却流路52のG光側開口52cとが連結される。なお、送風機40とG光側開口51cとの間には熱交換部64が設けられる。
この構成により、図9に示すように冷却風を循環させることができる。これにより、各色光用空間光変調装置21R、21G、21B等へのほこりの付着を防いで画像の劣化を抑えることができ、プロジェクター1の信頼性を高めることができる。また、入射側冷却流路51および射出側冷却流路52に対する冷却風の流入箇所が、G光側開口51c,52cとなる。これにより、高温になりやすいG光用の偏光板20G,22G、変調装置21Gを冷却させてから、R光用の偏光板やG光用の偏光板等に向けて冷却風を流動させることができるので、効率的に偏光板や空間光変調装置を冷却することができる。なお、送風機40の向きを逆にして、冷却風の流動する向きが逆方向となるように構成してもよい。
図11は、実施例1の変形例3に係る冷却ダクトの斜視図である。図12は、図11に示す冷却ダクトの平面断面図である。図13は、図12に示すC−C線に沿った矢視断面図である。本変形例3では、入射側冷却流路51の底面に形成されたG光側開口51cが冷却風の流入する入り口として機能し、両端に形成されたR光側開口51aとB光側開口51bとが冷却風の流出する出口として機能する。
また、射出側冷却流路52の底面に形成されたG光側開口52cが冷却風の流入する入り口として機能し、両端に形成されたR光側開口52aとB光側開口52bとが冷却風の流出する出口として機能する。
入射側冷却流路51のG光側開口51cおよび射出側冷却流路52のG光側開口52cと送風機40の吐出口40bとが吐出用ダクト62で連結される。また、入射側冷却流路51のR光側開口51a,B光側開口51bおよび射出側冷却流路52のR光側開口52a,B光側開口52bと送風機40の吸込口40aとが吸込用ダクト61で連結される。なお、送風機40とG光側開口51cとの間には熱交換部64が設けられる。
この構成により、図12に示すように冷却風を循環させることができる。これにより、各色光用空間光変調装置21R、21G、21B等へのほこりの付着を防いで画像の劣化を抑えることができ、プロジェクター1の信頼性を高めることができる。また、入射側冷却流路51および射出側冷却流路52に対する冷却風の流入箇所が、G光側開口51c,52cとなる。これにより、高温になりやすいG光用の偏光板20G,22G、変調装置21Gを冷却させてから、R光用の偏光板やG光用の偏光板等に向けて冷却風を流動させることができるので、効率的に偏光板や空間光変調装置を冷却することができる。また、G光の入射側冷却流路51、射出側冷却流路52の双方に温度の低い冷却風が流れるので、温度の高いG光用空間光変調装置を効率的に冷却することができる。なお、送風機40の向きを逆にして、冷却風の流動する向きが逆方向となるように構成してもよい。
図14は、実施例1の変形例4に係る冷却ダクトの斜視図である。図15は、図14に示す冷却ダクトの平面断面図である。図16は、図15に示すD−D線に沿った矢視断面図である。本変形例4では、入射側冷却流路51の底面に形成されたG光側開口51cが冷却風の流入する入り口として機能し、両端に形成されたR光側開口51aとB光側開口51bとが冷却風の流出する出口として機能する。
また、射出側冷却流路52の底面に形成されたG光側開口52cが冷却風の流出する出口として機能し、両端に形成されたR光側開口52aとB光側開口52bとが冷却風の流入する入り口として機能する。
入射側冷却流路51のG光側開口51cと射出側冷却流路52のG光側開口52cとが連結される。入射側冷却流路51のR光側開口51aおよびB光側開口51bと送風機40の吸込口40aとが吸込用ダクト61で連結される。射出側冷却流路52のR光側開口52aおよびB光側開口52bと送風機40の吐出口40bとが吐出用ダクト62で連結される。なお、送風機40とG光側開口51cとの間には熱交換部64が設けられる。
この構成により、図15に示すように冷却風を循環させることができる。これにより、各色光用空間光変調装置21R、21G、21B等へのほこりの付着を防いで画像の劣化を抑えることができ、プロジェクター1の信頼性を高めることができる。なお、送風機40の向きを逆にして、冷却風の流動する向きが逆方向となるように構成してもよい。
図17は、本発明の実施例2に係るプロジェクターが備える冷却ユニットの概略構成を示す平面断面図である。本実施例2では、冷却ユニット70が2つの送風機構65を備える。R光側開口51a,52aに加えて、B光側開口51b,52bも、送風機40、吸込用ダクト61、吐出用ダクト62を介して連結されている。より具体的には、吸込用ダクト61が、送風機40の吸込口40aと入射側冷却流路51のB光側開口51bとを連結し、吐出用ダクト62が、送風機40の吐出口40bと射出側冷却流路52のB光側開口51bとを連結する。また、2つの吐出用ダクト62には、それぞれ熱交換部64が設置されている。入射側冷却流路51のR光側開口51aと、射出側冷却流路52のB光側開口52bとが、冷却風の流入する入り口として機能する。また、入射側冷却流路51のB光側開口51bと、射出側冷却流路52のR光側開口52aとが、冷却風の流出する出口として機能する。
この構成により、図17に示すように冷却風を循環させることができる。これにより、各色光用空間光変調装置21R、21G、21B等へのほこりの付着を防いで画像の劣化を抑えることができ、プロジェクター1の信頼性を高めることができる。
また、2つの送風機を備えることでより多くの冷却風を流動させることができ、また、熱交換部64もそれぞれの送風機40の吐出側に備えているので、各色光用空間光変調装置21R、21G、21B等をより一層効果的に冷却することができる。なお、送風機40の向きを逆にして、冷却風の流動する向きが逆方向となるように構成してもよい。
上記各実施例のプロジェクターは、光源10として超高圧水銀ランプを用いる構成に限られない。光源10は、超高圧水銀ランプ以外のランプや、発光ダイオード素子(LED)、レーザ光源等を用いる構成としてもよい。プロジェクターは、色光ごとに空間光変調装置を備える構成に限られず、一つの空間光変調装置により二つ又は三つ以上の色光を変調する構成としてもよい。プロジェクターは、スクリーンの一方の面に光を供給し、スクリーンの他方の面から射出する光を観察することで画像を鑑賞する、いわゆるリアプロジェクターであってもよい。
1 プロジェクター、10 光源、11 第1インテグレーターレンズ、12 第2インテグレーターレンズ、13 偏光変換素子、14 重畳レンズ、15、17 反射ミラー、16 第1ダイクロイックミラー、18B B光用フィールドレンズ、18G G光用フィールドレンズ、18R R光用フィールドレンズ、19B、19R λ/2位相差板、20B B光用入射側偏光板、20G G光用入射側偏光板、20R R光用入射側偏光板、21B B光用空間光変調装置、21G G光用空間光変調装置、21R R光用空間光変調装置、22B B光用射出側偏光板、22G G光用射出側偏光板、22R R光用射出側偏光板、23 クロスダイクロイックプリズム、24 第2ダイクロイックミラー、25、27 リレーレンズ、26、28 反射ミラー、29 第1ダイクロイック膜、30 第2ダイクロイック膜、31 投写レンズ、32 スクリーン、40 送風機、40a 吸込口、40b 吐出口、50 冷却ダクト、51 入射側冷却流路、51a R光側開口、51b B光側開口、51c G光側開口、52 射出側冷却流路、52a R光側開口、52b B光側開口、52c G光側開口、61 吸込用ダクト、62 吐出用ダクト、63 連結ダクト、64 熱交換部(冷却部)、65 送風機構、70 冷却ユニット

Claims (7)

  1. 入射面から入射した光を画像信号に応じて変調し、射出面から射出させる複数の空間光変調装置と、
    前記複数の空間光変調装置の入射面側に冷却風を順次流動させる入射側冷却流路と、
    前記複数の空間光変調装置の射出面側に冷却風を順次流動させる射出側冷却流路と、
    冷却風を吸込む吸込口と前記吸込口から吸込んだ冷却風を吐出する吐出口が形成された送風機、前記入射側冷却流路および前記射出側冷却流路に形成された冷却風の出口のうちいずれかの出口と前記吸込口とを連結する吸込用ダクト、前記入射側冷却流路および前記射出側冷却流路に形成された冷却風の入り口のうちいずれかの入り口と前記吐出口とを連結する吐出用ダクトを備える送風機と、を有し、
    前記冷却風が前記入射側冷却流路と前記射出側冷却流路とを循環することを特徴とするプロジェクター。
  2. 前記冷却風を冷却させる冷却部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のプロジェクター。
  3. 前記吐出用ダクトは、前記入射側冷却流路の入り口と前記吐出口とを接続し、
    前記冷却部は、前記吐出ダクトが接続された入り口と前記吸込ダクトが接続された出口との間に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載のプロジェクター。
  4. 前記空間光変調装置から射出された光を被照射面に投写する投写レンズをさらに有し、
    前記出口および入り口は、前記入射側冷却流路および前記射出側冷却流路において、前記投写レンズの光軸に対する一方側に形成され、
    前記送風機は、前記投写レンズの光軸に対する一方側に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のプロジェクター。
  5. 前記送風機を複数有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のプロジェクター。
  6. 前記冷却部を複数有することを特徴とする請求項5に記載のプロジェクター。
  7. 前記入射側冷却流路と前記射出側冷却流路とを連結する連結ダクトをさらに有し、
    前記冷却部は、前記連結ダクトに設けられていることを特徴とする請求項3に記載のプロジェクター。
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