JP2011074972A - 油圧回路装置 - Google Patents

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Masao Kashiwagi
雅夫 柏木
Yoshitaka Mizuta
義隆 水田
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Abstract

【課題】 この発明の目的は、アクチュエータの負荷の大きさに影響されずに安定した供給量を確保できるとともに、制御の自由度も確保できる油圧回路装置を提供することである
【解決手段】 一対の回路系統を備え、それぞれの回路系統に第1,2ポンプP1,P2,P3,P4を備えるとともに、各回路系統の第1,2ポンプに接続した複数の切換弁5〜8,11〜14,19〜22,25〜28は、特定のアクチュエータ1〜4,17,18に対して並列に接続した点に特徴を有する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、一対の回路系統を備え、それら各回路系統に複数の切換弁を接続した油圧回路装置に関する。
従来から知られているこの種の油圧回路装置は、複数の切換弁を接続してなる一対の回路系統のそれぞれに1台のポンプを接続し、このポンプの吐出油を上記各切換弁に接続したアクチュエータに供給するようにしている。
特開平6−123302号公報
上記のようにした従来の油圧回路装置では、例えば上記回路系統において、特定の切換弁がたがいに並列に接続されているとき、その切換弁に接続したアクチュエータのうち、どちらかの負荷が小さいと、ポンプの吐出油は、その負荷の小さいアクチュエータに優先的に供給されてしまい、負荷の大きなアクチュエータにはほとんど供給されなくなるという問題があった。
また、ひとつの回路系統に1台のポンプしか接続されていないので、供給流量が限定的になり、制御の自由度も制限されるという問題があった。
この発明の目的は、アクチュエータの負荷の大きさに影響されずに安定した供給量を確保できるとともに、制御の自由度も確保できる油圧回路装置を提供することである。
この発明は、一対の回路系統を備え、それぞれの回路系統に第1,2ポンプを備えるとともに、各回路系統の第1,2ポンプに接続した複数の切換弁は、特定のアクチュエータに対して並列に接続した点に特徴を有する。
この発明の油圧回路装置によれば、各回路系統に2台のポンプを接続しているので、例えば、並列にした切換弁に接続したアクチュエータのうち、どちらかの負荷が小さいときでも、2台のポンプのうちの一方のポンプの吐出油を負荷の大きいアクチュエータに供給できる。
また、2台のポンプの合計吐出量を利用できるので、それだけ制御の自由度が増すことになる。
この発明の実施形態を示す回路図である。
図1はパワーショベルに関する回路図で、第1,2ポンプP1,P2に接続した第1回路系統と、第1,2ポンプP3,P4に接続した第2回路系統とを備えている。
上記第1回路系統の第1ポンプP1は、右走行用モータ1、ブームシリンダ2、アームシリンダ3およびバケットシリンダ4に圧油を供給するが、これら各アクチュエータ1〜4を制御するのが、第1右走行用切換弁5、第1ブーム用切換弁6、第1アーム2速用切換弁7および第1バケット用切換弁8である。
そして、上記各切換弁5〜8は、それらが中立位置にあるとき、中立流路9を開いて第1ポンプP1の吐出油をタンクTに導く。
また、上記各切換弁5〜8が切換位置に切り換わると、第1ポンプP1の吐出油はパラレル通路10を経由して上記各切換弁5〜8に導かれるとともに、これら切換弁5〜8を介して上記各アクチュエータ1〜4に供給される。
このとき上記各アクチュエータ1〜4の戻り油は、上記各切換弁5〜8を経由してタンクTに導かれる。
一方、上記第2ポンプP2には、その上流側から右走行用モータ1を制御する第2右走行用切換弁11、ブームシリンダ2を制御する第2ブーム用切換弁12、アームシリンダ3の2速制御をする第2アーム2速用切換弁13およびバケットシリンダ4を制御する第2バケット用切換弁14を備えている。
そして、上記各切換弁11〜14は、それらが中立位置にあるとき、中立流路15を開いて第2ポンプP2の吐出油をタンクTに導く。
また、上記切換弁11〜14が切換位置に切り換わると、第2ポンプP2の吐出油はパラレル通路16を経由して上記切換弁11〜14に導かれるとともに、これら切換弁11〜14を介して上記各アクチュエータ1〜4に供給される。
このとき上記各アクチュエータ1〜4の戻り油は、上記切換弁11〜14を経由してタンクTに導かれる。
上記のようにした第1,2右走行用切換弁5,11は右走行用モータ1に対して並列に接続され、第1,2ブーム用切換弁6,12はブームシリンダ2に対して並列に接続され、第1,2アーム2速用切換弁7,13はアームシリンダ3に対して並列に接続され、第1,2バケット用切換弁8,14はバケットシリンダ4に対して並列に接続されている。
上記のように第1切換弁5〜8と第2切換弁11〜14とを並列に接続したので、例えば、負荷の大きなブームシリンダ2と負荷の小さなアームシリンダ3とを同時操作しているときには、それら両シリンダ2,3に、第1ポンプP1と第2ポンプP2との吐出油を別々に供給することができる。したがって、負荷が異なる2台のアクチュエータを同時操作するときでも、負荷の大きなアクチュエータにも安定的に圧油を供給することができる。
また、各切換弁を複合操作することによって、それら切換弁の切換状況に応じて、アクチュエータの作動速度を広い範囲で制御することができる。
例えば、深い穴の掘削作業時と、浅い穴の掘削作業時とでは、旋回モータの旋回速度とブームシリンダの上下速度とのそれぞれの制御モードが異なるが、このように作業モードが異なるときには、各切換弁を個別に開閉制御することによって、それら作業モードに応じた速度制御が可能になる。
しかも、上記のように切換弁を個別に制御すれば足りるので、個々の切換弁を単独で制御するときのように、切換弁の微妙な制御をしなくてもすむようになり、未熟練なオペレータにも簡単に操作が可能になる。
さらに、上記第2回路系統の第1ポンプP3は、左走行用モータ17、旋回モータ18、ブームシリンダ2、アームシリンダ3に圧油を供給するが、これら各アクチュエータ17,18,2,3を制御するのが、第1左走行用切換弁19、第1旋回用切換弁20、第1ブーム2速用切換弁21および第1アーム用切換弁22である。
そして、上記各切換弁19〜22は、それらが中立位置にあるとき、中立流路23を開いて第1ポンプP3の吐出油をタンクTに導く。
また、上記各切換弁19〜22が切換位置に切り換わると、第1ポンプP3の吐出油はパラレル通路24を経由して上記各切換弁19〜22に導かれるとともに、これら切換弁19〜22を介して上記各アクチュエータ17,18,2,3に供給される。
このとき上記各アクチュエータ17,18,2,3の戻り油は、上記各切換弁19〜22を経由してタンクTに導かれる。
一方、上記第2ポンプP4には、左走行用モータ17を制御する第2左走行用切換弁25、旋回モータ18を制御する第2旋回用切換弁26、ブームシリンダ2の2速制御をする第2ブーム2速用切換弁27、アームシリンダ3を制御する第2アーム用切換弁28を接続している。
なお、上記第2ポンプP4にはバケットシリンダ4の2速制御をする切換弁を設けていないが、それはバケットシリンダ4の容量が小さいので、2速制御時には第2ポンプP4の吐出量を必要としないからである。
そして、上記各切換弁25〜28は、それらが中立位置にあるとき、中立流路29を開いて第2ポンプP4の吐出油をタンクTに導く。
また、上記各切換弁25〜28が切換位置に切り換わると、第2ポンプP4の吐出油はパラレル通路30を経由して上記各切換弁25〜28に導かれるとともに、これら切換弁25〜28を介して上記各アクチュエータ17,18,2に供給される。
このとき上記各アクチュエータ17,18,2の戻り油は、上記各切換弁25〜28を経由してタンクTに導かれる。
上記のようにした第1,2左走行用切換弁19,25は左走行用モータ17に対して並列に接続され、第1,2旋回用切換弁20,26は旋回モータ18に対して並列に接続され、第1,2ブーム2速用切換弁21、27はブームシリンダ2に対して並列に接続されている。
したがって、負荷の小さいアクチュエータと負荷の大きなアクチュエータとを同時操作しても、第1,2ポンプP3,P4の吐出油を、それらアクチュエータに別々に供給すれば、負荷の小さなアクチュエータだけに優先的に圧油が供給されることはない。
また、前記したように各切換弁を複合操作することによって、それら切換弁の切換状況に応じて、アクチュエータの作動速度を広い範囲で制御することができる。
例えば、深い穴の掘削作業時と、浅い穴の掘削作業時とでは、旋回モータの旋回速度とブームシリンダの上下速度とのそれぞれの制御モードが異なるが、このように作業モードが異なるときには、各切換弁を個別に開閉制御することによって、それら作業モードに応じた速度制御が可能になる。
しかも、上記のように切換弁を個別に制御すれば足りるので、個々の切換弁を単独で制御するときのように、切換弁の微妙な制御をしなくてもすむようになり、未熟練なオペレータにも簡単に操作が可能になる。
大型の建設機械に最適である。
P1,P3 第1ポンプ
P2,P4 第2ポンプ
1 右走行用モータ
2 ブームシリンダ
3 アームシリンダ
4 バケットシリンダ
5 第1右走行用切換弁
6 第1ブーム用切換弁
7 第1アーム2速用切換弁
8 第1バケット用切換弁
11 第2右走行用切換弁
12 第2ブーム用切換弁
13 第2アーム2速用切換弁
14 第2バケット用切換弁
17 左走行用モータ
18 旋回モータ
19 第1左走行用切換弁
20 第1旋回用切換弁
21 第1ブーム2速用切換弁
22 第1アーム用切換弁
25 第2左走行用切換弁
26 第2旋回用切換弁
27 第2ブーム2速用切換弁

Claims (1)

  1. 一対の回路系統を備え、それぞれの回路系統に第1,2ポンプを備えるとともに、各回路系統の第1,2ポンプに接続した複数の切換弁は、特定のアクチュエータに対して並列に接続してなる油圧回路装置。
JP2009225310A 2009-09-29 2009-09-29 油圧回路装置 Pending JP2011074972A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5550163U (ja) * 1978-09-29 1980-04-02
JP2000055005A (ja) * 1998-08-05 2000-02-22 Hitachi Constr Mach Co Ltd 油圧駆動装置

Patent Citations (2)

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