JP2011073853A - 媒体搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
第一の搬送部位から第二の搬送部位まで媒体を搬送する媒体搬送装置であって、第一の
搬送部位から第二の搬送部位まで結ぶ搬送路と上記搬送路上で媒体を搬送する搬送ベルト
と、上記搬送ベルトをまわす複数のローラと、上記搬送ベルトより下方に設けられ、かつ
上記搬送路に設けられた磁石とで構成され、かつ第二の搬送部位が第一の搬送部位より温
度が高いことを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
人認識カードなどの証明カードを作成するカード作成装置等に適用される媒体搬送装置に
関する。
る装置として用いられる。
して搬送する搬送ベルトが設けられていて、この搬送ベルトが動くことにより、カードが
搬送されるように構成されているものがある。(例えば特許文献1)。
から媒体がすべり落ちてしまい、搬送出来なくなってしまう恐れがあった。
ら媒体がすべり落ちることなく、搬送することが出来るようにした媒体搬送装置を提供す
ることにある。
する媒体搬送装置であって、第一の搬送部位から第二の搬送部位まで結ぶ搬送路と上記搬
送路上で媒体を搬送する搬送ベルトと、上記搬送ベルトをまわす複数のローラと、上記搬
送ベルトより下方に設けられ、かつ上記搬送路に設けられた磁石とで構成され、かつ第二
の搬送部位が第一の搬送部位より温度が高いことを特徴とする。
。
部位)には操作入力部(図示しない)が設けられている。この操作入力部には、本装置を
単独で運用する情報及び証明カードとして必要な情報を入力する操作盤、所有者の顔画像
情報を直接入力する3.5インチ光磁気ディスク装置、及びこれらにより入力された情報
内容や異状等を表示するための表示装置等が配設されている。
る媒体供給部12が設けられている。
パ14を備えている。カードホッパ14の下面部には、時計方向に回転するゴムローラか
らなる取出ローラ18が設けられている。取出ローラ18の回転により最下端のカード4
から1枚ずつ逐次取り出されるようになっている。
向に搬送される。上段カード搬送路6の終端部には中継搬送路10を介して熱転写ユニッ
ト11が接続されている。熱転写ユニット70は上段カード搬送路6から下段カード搬送
路8に向けて設けられている。
ラー感熱昇華印刷部22は、カード4に対して所持者(更新者)の顔画像をフルカラーの
多色印刷するもので、カード4の搬送方向に対して順次配設されたイエロー印刷部24Y
、マゼンダ印刷部24M、シアン印刷部24Cからなり、Y(イエロー)、M(マゼンダ
)、C(シアン)の3色を逐次重ね合わせて感熱昇華印刷するようになっている。
感熱印刷ヘッド28Y、28M、28Cと、これらプラテンローラ26Y、26M、26
Cと感熱印刷ヘッド28Y、28M、28Cとの間に中途部を介在させたY(イエロー)
、M(マゼンダ)、C(シアン)の3色の感熱昇華印刷インクリボン30Y、30M、3
0Cと、インクリボン30Y、30M、30Cの両端部が巻回されたインクリボン送出軸
32Y、32M、32C、および、インクリボン巻取軸34Y、34M、34Cとから構
成されている。
融転写印刷部36が配置されており、顔画像が印刷されたカード4は、この黒文字溶融転
写印刷部36に送り込まれ、必要な記載情報が黒文字印刷される。
ンローラ38と、感熱印刷ヘッド40と、黒の感熱溶融転写インクリボン42と、インク
リボン送出軸44と、インクリボン巻取軸46とから構成されている。
護膜転写部50が配設されており、印刷を完了したカード4の表面に、紫外線(UV)保
護膜の溶融転写を行なうようになっている。
に、昇華印刷をした顔画像が色あせてしまうことに対する防護である。UV保護膜は、実
際の使用状況の中では太陽光の下にさらしたときの色あせの防止(耐光性)にも、機能を
発揮する。
ていて透明であり、これを内部に発熱体を埋め込んだヒートローラ54を押し当てて感熱
転写を行なう。そこで、黒文字溶融転写印刷部36で記載情報が文字印刷されたカード4
は、上段カード搬送路6の終端側に配設された耐光性向上保護膜転写部50に送られる。
耐光性向上保護膜転写部50は、上記したようにUV保護膜の溶融転写を行なうもので、
プラテンローラ52と、ヒートローラ54と、UV保護膜溶融転写リボン56と、リボン
送出軸58と、リボン巻取軸60とから構成されている。
路6に配設された搬送手段である中継搬送路10を介して熱転写ユニット70に送り込ま
れる。熱転写ユニット70ではカードは、ヒートローラ71、バックアップローラ72に
よってUV硬化保護膜73が熱圧着され、カード4上に保護膜が転写される。その後、カ
ード4は熱転写部搬送路74上を搬送され、排出ローラ75によってカードはすべり台1
02に送られる。カード4はすべり台102によって後述する媒体搬送装置100の搬送
ベルト101上に落下する。その後、媒体搬送装置100によってカード4はUV照射ユ
ニット300へ搬送される。UV照射ユニット300では搬送されたカード4にUVラン
プ301よりUV照射を行い、保護膜を硬化させる。
1に積層される。
0に設けられた搬送路104の斜視図である。
ルト対103と、搬送ベルト対103が両端を通っている搬送路104と、搬送ベルト1
03の下側であって搬送路104の中央下側に設けられた長細い形状の磁石105と、磁
石を覆うブラケット106と、で、構成されている。
ている。この傾斜部104aはカードが滑り落ちる可能性がある程度の傾斜であり、平坦
部104bはカードがすべり落ちる可能性が低い傾斜があっても平坦部と呼ぶ。磁石10
5は傾斜部104aの下のみに設けられている。この磁石105の構成を図4に示す。図
4に示すように細長い形状でかつ搬送路104の左右にSNがある1本の永久磁石の形状
が望ましいが、小さな永久磁石を並べ、細長い形状にし、かつ搬送路104の左右にSN
がある状態にしてもよい。図5は、小さな永久磁石を並べて1本の永久磁石の形状を構成
した状態の概略図である。図5では一定感覚にねじ穴をもったフレーム105aに小さな
形状の永久磁石105bをフレームの下側をSとして並べ、ねじ105cでとめて作成し
た。なおフレーム105aや固定ねじは非磁性材であることが望ましい。本実施例では図
4を利用した場合で説明する。
)からカードの搬送を開始し、UV照射ユニット300(第二搬送部位)内までカードを
搬送する。通常搬送部位200(第一搬送部位)内の温度は通常10℃〜40℃程度であ
るが、UV照射ユニット300(第二搬送部位)内は60℃〜100℃程度である。図6
は複数のバーミアンス係数が異なる磁石の温度の変化による磁力の変化を示した図である
。
ある。よって、カード搬送の開始位置は通常搬送部位200(第一搬送部位)にあたるた
め磁石105の磁力は強いが、カードが平面部104bに近づくにつれ、UV照射ユニッ
ト300(第二搬送部位)の熱の影響で、磁力はだんだん弱まる。
はICチップ401が設けられ、さらにその上側にICチップが割れることを防止する金
属板402が設けられている。金属板は例えば鉄、ニッケル、ステンレス、コバルト等が
ある。
送装置101の搬送路104の傾斜部104aに設けられた搬送ベルト対103上に落と
される。そして搬送ベルト対103が動くことによってカード4は傾斜部104aを上側
に上っていく。なお、この際、磁石105がカード4に内臓された金属板402を磁石1
05側にひきつける。よってカード4が搬送ベルト対103をすべり落ちることを防止す
る。カード4が上側に搬送されていくとカード4をひきつけている磁石105はUV照射
ユニット300(第二搬送部位)が近づくにつれてその磁力が下がっていく。カード4が
傾斜部104aと平面部104bの境目まできた際にはすでにUV照射ユニット300(
第二搬送部位)内であるため、磁力は弱まり、結果として、磁石105はカード4をひき
つける力が弱まっている。よって磁石105が設けてある傾斜部104aから、磁石10
5を設けてない平面部104bにカード4が運ばれる際には磁石105はその動きをほと
んど邪魔することがない。カード4は平面部104bに上まで運ばれ、平面部104b上
を運ばれているあいだにUVランプ301により、UV照射が行われる。最後に平面部1
04bで搬送されたカード4はピンチローラ107によって挟持搬送されてスタッカ90
に排出される。
よってカード4が搬送ベルト対103をすべり落ちることを防止する。また磁石105の
一部を高熱部位に設けることで、磁力を減少させ、磁石105を設けている傾斜部104
aから、磁石105を設けてない平面部104bにカード4が運ばれる際には磁石105
はカード4が移動することを妨げる力が最小となる。
ある。 ベルトで磁石を覆っても磁力による影響をカード103は受けるためである。
…搬送ベルト、104…搬送路、104a…傾斜部、104b…平面部、105…磁石、
200…通常搬送部位(第一搬送部位)、300…UV照射ユニット(第二搬送部位)
Claims (3)
- 磁性体を含む媒体を搬送する第一の搬送路と、この第一の搬送路の一端に連結され、前
記第一の搬送路に対して傾斜配置された第二の搬送路と、この第二の搬送路に沿って配置
され、前記媒体を吸着する磁石と、前記第一の搬送路上に設けられた発熱装置と、を備え
ることを特徴とする媒体搬送装置。 - 前記第一および第二の搬送路は、ベルトコンベアにより構成されていることを特徴とす
る請求項1に記載の媒体搬送装置。 - 前記発熱装置は、前記磁石の吸着力を低下させることにより、前記第二の搬送路により
搬送された媒体を前記第一の搬送路に移動させることを特徴とする請求項2に記載の媒体
搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009228915A JP2011073853A (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 媒体搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009228915A JP2011073853A (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 媒体搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011073853A true JP2011073853A (ja) | 2011-04-14 |
Family
ID=44018245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009228915A Pending JP2011073853A (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 媒体搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011073853A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000318820A (ja) * | 1999-05-11 | 2000-11-21 | Koyabe Seiki:Kk | シートフィーダーの金属板搬送装置 |
JP2005135058A (ja) * | 2003-10-29 | 2005-05-26 | Okutorii:Kk | リライトカードの処理装置 |
-
2009
- 2009-09-30 JP JP2009228915A patent/JP2011073853A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000318820A (ja) * | 1999-05-11 | 2000-11-21 | Koyabe Seiki:Kk | シートフィーダーの金属板搬送装置 |
JP2005135058A (ja) * | 2003-10-29 | 2005-05-26 | Okutorii:Kk | リライトカードの処理装置 |
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