JP2011073658A - 床暖房装置およびそれを搭載した電気自動車 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の床暖房装置では、エンジンがまだ温まっていないときには冷却水の温度も低く、暖房の効きが弱いという課題があった。
【解決手段】駆動用バッテリー13からの電力で加熱される複数の電気ヒータ16と、同数の圧力検知手段15とを有し、電気ヒータ16と圧力検知手段15をマット状に一体に形成し、圧力検知手段15で圧力を検知した部分だけ電気ヒータ16に通電する構成とした。これにより、圧力を検知していない部分には通電しないため、より少ない電力で暖房を行うことができるため、航続距離を延ばすことができる。また、駆動用バッテリー13からの電力により電気ヒータ16を加熱させるため、エンジンなどの暖気にかかわらず足元を暖めることができ、速暖性の高い床暖房装置を提供することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気自動車の暖房をする床暖房装置に関するものである。
従来この種の床暖房装置として、エンジンの冷却水を用いるものがある(例えば、特許文献1参照)。
図4は、特許文献1に記載された従来の床暖房装置およびそれを搭載した自動車の側面構成図である。
自動車1の座席2の前部の床3下には温水槽4が配置され、温水槽4はパイプ5によりエンジン6と接続されておりエンジン6冷却水が温水槽4に供給されるように構成されている。暖房が必要なときは、エンジン6の熱で温まった冷却水を温水槽4に導くことにより床3の温度が上昇し、足元を暖房することができる。
特開平9−71124号公報
しかしながら、上記従来の床暖房装置およびそれを搭載した自動車では、エンジン6始動後エンジン6がまだ温まっていないときには冷却水の温度も低く、温水槽4の温度も上昇しないため暖房が効かない。従って、エンジン6が温まるまでの間は暖房の効きが弱いという課題があった。
駆動用バッテリーからの給電で加熱される電気ヒータを有する床暖房マットを足元に設置することで速暖性の高い暖房を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の床暖房装置およびそれを搭載した電気自動車は、駆動用バッテリーからの電力で加熱される複数の電気ヒータと、前記電気ヒータと同数の圧力検知手段とを有し、前記電気ヒータと前記圧力検知手段をマット状に一体に形成し、前記圧力検知手段で圧力を検知した部分だけ前記電気ヒータに通電する構成としたものである。
本発明の床暖房装置およびそれを搭載した電気自動車は、圧力検知手段により圧力を検知した部分のみ電気ヒータに通電し、圧力を検知していない部分には通電しないため、より少ない電力で暖房を行うことができるため省エネ性能が高い。また、駆動用バッテリーからの電力により電気ヒータを加熱させるため、エンジンなど車両を駆動する装置の暖気にかかわらず足元を暖めることができ、速暖性の高い床暖房装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1における床暖房装置およびそれを搭載した電気自動車の側面構成図 本発明の実施の形態1における床暖房装置の要部構成図 本発明の実施の形態2における床暖房装置の要部構成図 従来の床暖房装置およびそれを搭載した電気自動車の側面構成図
第1の発明は、駆動用バッテリーからの電力で加熱される複数の電気ヒータと、前記電気ヒータと同数の圧力検知手段とを有し、前記電気ヒータと前記圧力検知手段をマット状に一体に形成し、前記圧力検知手段で圧力を検知した部分だけ前記電気ヒータに通電する構成としたことにより、圧力検知手段により圧力を検知した部分のみ電気ヒータに通電し、圧力を検知していない部分には通電しないため、より少ない電力で暖房を行うことができるため省エネ性能が高い。また、駆動用バッテリーからの電力により電気ヒータを加熱させるため、エンジンなど車両を駆動する装置の暖気にかかわらず足元を暖めることができ、速暖性の高い床暖房装置を提供することができる。
第2の発明は、特に第1の発明に記載の床暖房装置において、2つの電気ヒータと、2つの圧力検知手段を有し、前記圧力検知手段は前記電気ヒータの近傍に設置し、前記電気ヒータを水平に前後に並べ、マット状に一体に形成したことにより、床に敷いたマットに水平に前後に電気ヒータを並べると座席に対して手前と奥になる。ここで、姿勢を正して乗車しているときには、足はマットの手前つまり座席に近い部分に位置することが多く、逆にリラックスして足を投げ出して乗車していときは、足はマットの奥に位置することが多い。そしてそれぞれの座り方による必要な部分つまり手前または奥だけ発熱するので、より効率が良く省エネ性能が高い床暖房装置を提供することができる。
第3の発明は、特に第1の発明の床暖房装置において、複数の電気ヒータと、複数の圧力検知手段を有し、前記圧力検知手段は前記電気ヒータの近傍に設置し、前記電気ヒータを水平に左右方向に並べ、マット状に一体に形成したことにより、床に敷いたマットの水平左右方向に複数の電気ヒータと複数の圧力手段とが並ぶこととなり、マット上の右足と左足による圧力がかかった部分のみ電気ヒータが発熱するため、より効率が良く省エネ性能が高い床暖房装置を提供することができる。
第4の発明は、特に第1から第3のいずれか1つの発明の床暖房装置を搭載した電気自動車としたことにより、駆動用バッテリーからの電力により電気ヒータを加熱させるため、速暖性の高く、また、必要な部分のみ加熱するため効率が良く省エネ性能の高いため、駆動用バッテリーの消耗を抑え、航続距離を延ばすことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態における床暖房装置およびそれを搭載した電気自動車について図1、図2を用いて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態における床暖房装置およびそれを搭載した電気自動車の側面構成図である。図2は第1の実施の形態における床暖房装置の構成図である。
図1において、本発明の床暖房装置10は、電気自動車11の座席2前部の床3の上に配置される。電気自動車11は、駆動用モータ12とモータ12に電力を供給する駆動用バッテリー13を有しており、床暖房装置10はこの駆動用バッテリー13より電力が供給される。
また図2により床暖房装置10の構成を説明すると、マットの裏地14とその上面に配
置されるシート状で足の大きさ程度の長さを持つ2枚の圧電センサ(圧力検知手段)15a、15bが前後に水平に並べられ、さらにその上にシート状の2枚の電気ヒータ16a、16bが圧電センサ15a、15bと重なるように配置される。その上に1枚のカーペットマット17が全体を覆うように配置され周辺および要部を貼付固定されてなるものである。
2枚の圧電センサ15a、15bの配線は別々に引出されマイコン18などの制御手段に接続される。また2枚の電気ヒータ16a、16bの配線も別々に引出されマイコン18により制御されるリレー19を介して駆動用バッテリー13に接続される。このように構成された床暖房装置10が配置され、その上に搭乗した人の足が乗る。
以上のように構成された床暖房装置およびそれを搭載した電気自動車について、以下その動作、作用について説明する。
図1のように人が電気自動車11の後部の座席2に搭乗した場合、搭乗者の足は座席2前部の床3の上の床暖房装置10の上に乗せられる。このとき、姿勢を正して乗車しているときには、足は床暖房装置10の手前つまり座席2に近い部分に位置することが多く、逆にリラックスして足を投げ出して乗車していときは、足は床暖房装置10の奥に位置することが多い。
例えば図2のように足を投げ出して床暖房装置10の奥側の斜線部足型Aに載せられた場合、足型Aの下に位置する圧電センサ15aが足による圧力を検出しマイコン18にその信号を伝える。マイコン18はリレー19aを作動させ、圧力を検知した圧電センサ15aの場所に設置されている電気ヒータ16aへ通電を開始することで、搭乗者への足部の暖房を始める。これにより、床暖房装置10の、足が載っていない手前側の電気ヒータ16bには通電しないので電力消費は約半分ですむため駆動用バッテリー13の電力消費を抑え航続距離を延ばすことができる。また、駆動用バッテリーの電力で加熱するため、エンジンなどの駆動装置の廃熱に依存することなく速暖性が高い。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態における自動車用暖房装置について図3を用いて説明する。図4は本発明の第2の実施の形態における床暖房装置の構成図である。
第1の実施の形態との違いは、1つのマットに対して電気ヒータと圧電センサを4つ左右方向に並べたことである。実施の形態1と同一符号の物は同様の動作、作用、効果を示し説明を省略する。
図4により、本実施の形態の床暖房装置を説明すると、マットの裏地14の上に4枚の足の幅程度の短冊状の圧電センサ15a〜15dが水平左右方向に設置され、その上にそれぞれ4枚の電気ヒータ16a〜16dが圧電センサ15a〜15dに重なるように設置される。そしてその上に1枚のカーペットマット17が全体を覆うように配置され周辺および要部を貼付固定されてなるものである。4枚の圧電センサ15a〜15dの配線は別々に引出されマイコン18に接続される。また4枚の電気ヒータ16a〜16dの配線も別々に引出されマイコン18により制御されるリレー19を介して駆動用バッテリー13に接続される。
このとき、斜線部足型A、Bの位置に足が載せられたとすると、その下に位置する圧電センサ15b、15cが足による圧力を検出しマイコン18にその信号を伝える。マイコン18はリレー19を作動させ、圧力を検知した圧電センサ15b、15cの場所に設置されている電気ヒータ16b、16cへ通電を開始することで、搭乗者への足部の暖房を
始める。これにより、床暖房装置10の、足が載っていない部分の電気ヒータ16a、16dには通電しないので電力消費は約半分ですむため駆動用バッテリー13の電力消費を抑え航続距離を延ばすことができる。また、駆動用バッテリーの電力で加熱するため、エンジンなどの推進装置の廃熱に依存することなく速暖性が高い。
尚、本実施の形態では短冊状の圧電センサ15、電気ヒータ16を4つ使用する例を説明したがこれに限られず、さらに細く多くして、より細かく加熱する部分を制御しても良い。
また尚、縦に細長い電気ヒータ16を並べる例を示したがこれに限られず、小さな正方形の圧電センサ15と電気ヒータ16を重ねてマトリックス状に配置しても良い。
以上のように、本発明にかかる床暖房装置は、駆動用バッテリーの電力消費を抑えなおかつ、速暖性の高い足元暖房が可能であるため、エンジンの廃熱の小さいハイブリッド自動車の暖房の快適性の向上と、航続距離を延長する装置としても応用可能である。また乗用車に限らずバス、トラックなどの商用車の電気自動車にも応用可能である。
10 床暖房装置
13 駆動用バッテリー
15a、15b、15c、15d 圧電センサ(圧力検知手段)
16a、16b、16c、16d 電気ヒータ

Claims (4)

  1. 駆動用バッテリーからの電力で加熱される複数の電気ヒータと、前記電気ヒータと同数の圧力検知手段とを有し、前記電気ヒータと前記圧力検知手段をマット状に一体に形成し、前記圧力検知手段で圧力を検知した部分だけ前記電気ヒータに通電する構成とした自動車用の床暖房装置。
  2. 2つの電気ヒータと、2つの圧力検知手段を有し、前記圧力検知手段は前記電気ヒータの近傍に設置し、前記電気ヒータを水平に前後に並べ、マット状に一体に形成した請求項1記載の自動車用の床暖房装置。
  3. 複数の電気ヒータと、複数の圧力検知手段を有し、前記圧力検知手段は前記電気ヒータの近傍に設置し、前記電気ヒータを水平に左右方向に並べ、マット状に一体に形成した請求項1記載の自動車用の床暖房装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の床暖房装置を搭載した電気自動車。
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