JP2011072218A - 魚釣用スピニングリール - Google Patents

魚釣用スピニングリール Download PDF

Info

Publication number
JP2011072218A
JP2011072218A JP2009224996A JP2009224996A JP2011072218A JP 2011072218 A JP2011072218 A JP 2011072218A JP 2009224996 A JP2009224996 A JP 2009224996A JP 2009224996 A JP2009224996 A JP 2009224996A JP 2011072218 A JP2011072218 A JP 2011072218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cross
reinforcing member
section
fishing line
rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009224996A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5099926B2 (ja
Inventor
Shinji Fujioka
真嗣 藤岡
Takashi Shibata
崇 柴田
Wataru Tsutsumi
わたる 堤
Kyoichi Kaneko
京市 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Globeride Inc
Original Assignee
Globeride Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Globeride Inc filed Critical Globeride Inc
Priority to JP2009224996A priority Critical patent/JP5099926B2/ja
Publication of JP2011072218A publication Critical patent/JP2011072218A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5099926B2 publication Critical patent/JP5099926B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】釣糸操作を阻害することなくアーム部を補強部材によって十分に補強できるとともに、補強部材を効率良く軽量化して可及的にロータの軽量化を図ることができる重量バランスの優れた魚釣用スピニングリールを提供する。
【解決手段】本発明のスピニングリールは、一方のアーム部3bの側部と他方のアーム部3bの側部とを接続する補強部材10を備える。釣糸案内部3dからロータ3の軸方向に沿って最も離れた補強部材10の部位で補強部材10を任意の角度で切断した断面のうち最も面積が小さい断面をA、断面Aの図心をG、断面Aを含む平面をP、釣糸案内部の中心点から平面Pへ下ろした垂線の足をKとすると、点Kと図心Gとを通る直線軸mに関する断面Aの断面2次モーメントI(m)と、図心Gを通り且つ直線軸mに対して垂直な平面P内の直線軸nに関する断面Aの断面2次モーメントI(n)との間にはI(m)<I(n)の関係が成り立つ。
【選択図】図2

Description

本発明は、ハンドルの回転操作に連動回転するロータ部分に特徴を有する魚釣用スピニングリールに関する。
通常、魚釣用スピニングリールは、釣糸案内部を備えたロータと、釣糸が巻回されるスプールとを備えており、ハンドルの回転操作により前記ロータを回転させると同時に、前記スプールを往復動させる構成となっている。前記ロータには、円筒状に構成された本体部の後部両側に一対のアーム部が対向形成されており、一方のアーム部に設けられた前記釣糸案内部を介して、前後動するスプールに釣糸が巻回されるようになっている。
上記した構成の魚釣用スピニングリールでは、実際に魚の当たりがあってハンドルを巻き取る際には、釣糸に大きな負荷が掛かっており、巻き取り時にロータのアーム部が径方向内方に変形して、スプールの外周に当たりが発生する可能性がある。また、ドラグ繰り出し時に、前記アーム部の変形によって脈動が発生してしまい、スムーズな釣糸の繰り出しが行えない等の問題がある。
そこで、例えば、特許文献1には、一対のアーム部の先端部側に、帯状の補強部材をロータの外周と所定の距離をあけて釣糸放出位置側に円弧状に橋設した魚釣用スピニングリールが開示されている。
特許第2894422号
しかし、特許文献1に開示された魚釣用スピニングリールは、スプールの外周の一部を取り囲むように補強部材をロータの円筒部外周から所定の距離を隔てて一対のアーム部の先端部間に円弧状に架設する構造であるため、ロータの前方側に重量が偏り、そのため、効率良く重量バランスを図ることが難しい。また、釣糸を巻き取るスプールの外周側に補強部材が配置されているため、釣糸が補強部材に絡み易く、また、補強部材が邪魔になってラインホルダへの釣糸係止が行ない難い。
また、特許文献1に開示された魚釣用スピニングリールにおいて、アーム部は、先端側に補強部材が架設されることに起因して、その基部が厚肉形状になっており、そのため、ロータ全体が重量化してしまい、魚釣り操作性に劣る。
更に、リールの小型軽量化を阻害しないように、前記補強部材は、応力分布や剛性を十分に考慮しつつ効率良く軽量化できることが望ましい。
本発明は、前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、釣糸操作を阻害することなくアーム部を補強部材によって十分に補強できるとともに、補強部材を効率良く軽量化して可及的にロータの軽量化を図ることができる重量バランスの優れた魚釣用スピニングリールを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、リール本体と、リール本体に回転可能に設けられるロータと、釣糸が巻回されるスプールとを備え、前記ロータは、本体部と、本体部の両側に対向して形成される一対のアーム部と、各アーム部の先端部に装着されてベールを支持する支持部材とを有し、一方の支持部材には、前記スプールに巻回される釣糸を案内する釣糸案内部が設けられ、前記ロータの回転によって前記釣糸案内部を介してスプールに釣糸が巻回される魚釣用スピニングリールにおいて、一方のアーム部の側部と他方のアーム部の側部とを接続する補強部材を備え、前記補強部材は、アーム部の基部側に移行するに連れてアーム部から離間するとともに、リール本体側に向けて凸状となるように前記一対のアーム部間に橋設され、前記釣糸案内部から前記ロータの軸方向に沿って最も離れた前記補強部材の部位で該補強部材を任意の角度で切断した断面のうち最も面積が小さい断面をA、この断面Aの図心をG、断面Aを含む平面をP、前記釣糸案内部の中心点から平面Pへ下ろした垂線の足をKとすると、この点Kと図心Gとを通る直線軸mに関する断面Aの断面2次モーメントI(m)と、図心Gを通り且つ直線軸mに対して垂直な平面P内の直線軸nに関する断面Aの断面2次モーメントI(n)との間には、I(m)<I(n)の関係が成り立つことを特徴とする。
この請求項1に記載された発明によれば、一方のアーム部の側部と他方のアーム部の側部との間に補強部材を橋設しているため、釣糸の張力によってアーム部に大きな負荷が作用しても、その補強部材で応力の分散が図れ、アーム部を効果的に補強して変形等することが防止される。また、補強部材は、アーム部の基部側に移行するに連れてアーム部から離間してリール本体側に向けて凸状となるように橋設されているため、アーム部の基部の厚肉化が防止され、ロータの可及的な軽量化を図ることが可能になる(したがって、魚釣り操作性に優れる)とともに、ロータの前方側に重量が偏ることがないため、効率良く重量バランスを図ることができる。また、スプールの外周側に補強部材が配置されていないため、釣糸が補強部材に絡むことはなく、また、補強部材が邪魔になってラインホルダへの釣糸係止が行ない難くなることもない。更に、上記構成では、上記I(m)<I(n)の関係を成り立たせることにより、剛性をもたせる方向を負荷方向と略一致させるような形態を実現できるため、補強部材を応力集中し難い形態にできるとともに、補強部材の断面積を効率良く小さくする(効率良く軽量化する)ことが可能となり、ロータの可及的な軽量化を図ることが可能となる。
なお、上記構成において、「釣糸案内部の中心点」とは、釣糸案内部の形状に応じて、釣糸案内部の重心、釣糸案内部の幅方向または長手方向または軸方向の中心を含む。また、上記構成において、断面Aの形状は任意であり、その形状に応じてその断面2次モーメントが計算される。また、上記構成にいて、「アーム部の基部」とは、ロータの本体とアーム部との接続部位であって、アーム部のリール本体側に位置する端部のことである。
また、請求項2に記載された発明は、リール本体と、リール本体に回転可能に設けられるロータと、釣糸が巻回されるスプールとを備え、前記ロータは、本体部と、本体部の両側に対向して形成される一対のアーム部と、各アーム部の先端部に装着されてベールを支持する支持部材とを有し、一方の支持部材には、前記スプールに巻回される釣糸を案内する釣糸案内部が設けられ、前記ロータの回転によって前記釣糸案内部を介してスプールに釣糸が巻回される魚釣用スピニングリールにおいて、一方のアーム部の側部と他方のアーム部の側部とを接続する補強部材を備え、前記補強部材は、その一部が前記ロータの本体部に接続されており、アーム部の基部側に移行するに連れてアーム部から離間するとともに、リール本体側に向けて凸状となるように前記一対のアーム部間に橋設され、前記補強部材と前記ロータの本体部との接続部を除く前記補強部材の部位のうち前記接続部に対して前記釣糸案内部側に位置し且つ前記釣糸案内部から前記ロータの軸方向に沿って最も離れた部位で補強部材を任意の角度で切断した断面の中で最も面積が小さい断面をA、この断面Aの図心をG、断面Aを含む平面をP、前記釣糸案内部の中心点から平面Pへ下ろした垂線の足をKとすると、この点Kと図心Gとを通る直線軸mに関する断面Aの断面2次モーメントI(m)と、図心Gを通り且つ直線軸mに対して垂直な平面P内の直線軸nに関する断面Aの断面2次モーメントI(n)との間には、I(m)<I(n)の関係が成り立つことを特徴とする。
この請求項2に記載された発明によれば、請求項1とほぼ同様の作用効果を得ることができる。特に、上記構成では、接続部が補強部材の長手方向中央部に位置されることが望まく、その場合には、本来負荷の大きくなる長手方向中央部において補強部材とロータの本体部とが接続されるため、その部分の剛性が高くなるとともに、接続部を除く補強部材の非接続側断面の形態をI(m)<I(n)の関係が成り立つようにすることで、剛性をもたせる方向を負荷方向と略一致させるような形態を実現できるため、請求項1と同様あるいはそれ以上に、補強部材を応力集中し難い形態にできるとともに、補強部材の断面積を効率良く小さくする(効率良く軽量化する)ことが可能となり、ロータの可及的な軽量化を図ることが可能となる。
また、請求項3に記載された発明は、請求項1または請求項2に記載された発明において、前記直線軸nが断面Aの強軸と略一致することを特徴とする。
この請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2に記載された発明と同様の作用効果が得られるとともに、断面Aの最大剛性方向を負荷方向と略一致させることができ、ロータの可及的な軽量化を図ることが可能となる。なお、この構成において、強軸とは、構造力学上、断面2次モーメントが最大となる軸のことである。
また、請求項4に記載された発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の発明において、前記補強部材が複数の梁部材から成ることを特徴とする。
この請求項4に記載された発明によれば、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載された発明と同様の作用効果が得られるとともに、補強部材が複数の梁部材から成るため、効率良く方向性をコントロールしながら比剛性を高くすることができ、更なるロータの可及的軽量化を図ることができる。
また、請求項5に記載された発明は、請求項2に記載された発明において、前記ロータの本体部には前記接続部の近傍に開口が設けられていることを特徴とする。
この請求項5に記載された発明によれば、請求項2に記載された発明と同様の作用効果が得られるとともに、接続部(補強部材とロータの本体部との接続部)の近傍に開口を設けることにより、当該接続部の剛性が周辺に比べて高くなり過ぎることが防止され、補強部材の接続部端近傍への応力集中が緩和され、ロータの可及的な軽量化を図ることが可能となる。
本発明によれば、釣糸操作を阻害することなくアーム部を補強部材によって十分に補強できるとともに、補強部材を効率良く軽量化して可及的にロータの軽量化を図ることができる重量バランスの優れた魚釣用スピニングリールを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る魚釣用スピニングリールの全体構成図である。 補強部材の断面形態を構造力学的に説明するためのロータの斜視図である。 図2のロータのアーム部が対向する方向から見たロータの側面図である。 図2のロータを上側から見た平面図である。 図2のロータを下側から見た下面図である。 補強部材の長手方向に対して略垂直な方向から見た図2のロータの正面図である。 図4,5,6のA−A線に沿う断面図である。 補強部材の断面A、直線軸m,n、図心G、点Kの関係を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る魚釣用スピニングリールの補強部材の断面形態を構造力学的に説明するためのロータの斜視図である。 図9のロータのアーム部が対向する方向から見たロータの側面図である。 図9のロータを下側から見た下面図である。 補強部材の長手方向に対して略垂直な方向から見た図9のロータの正面図である。 図12のB−B線に沿う断面図である。 断面Aを規定する非接続部位での補助部材の断面を含むロータの部分断面斜視図である。 補強部材の断面A、直線軸m,n、図心G、点Kの関係を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る魚釣用スピニングリールの補強部材の断面形態を構造力学的に説明するためのロータの斜視図である。 図16のロータのアーム部が対向する方向から見たロータの側面図である。 図16のロータを下側から見た下面図である。 補強部材の長手方向に対して略垂直な方向から見た図16のロータの正面図である。 図18,19のC−C線に沿う断面図である。 補強部材の断面A、直線軸m,n、図心G、点Kの関係を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る魚釣用スピニングリールの補強部材の断面形態を構造力学的に説明するためのロータの斜視図である。 図22のロータのアーム部が対向する方向から見たロータの側面図である。 図22のロータを下側から見た下面図である。 補強部材の長手方向に対して略垂直な方向から見た図22のロータの正面図である。 図25のD−D線に沿う断面図である。 断面Aを規定する非接続部位での補助部材の断面を含むロータの部分断面斜視図である。 補強部材の断面A、直線軸m,n、図心G、点Kの関係を示す図である。 断面Aの変形例を示す図である。 断面Aの変形例を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明に係る魚釣用スピニングリールの実施形態について説明する。
図1〜図8は本発明の第1の実施形態を示している。特に図1に示されるように、本実施形態の魚釣用スピニングリールのリール本体1には、回転操作されるハンドル2と、ハンドル2の回転操作によって回転駆動されるロータ3と、ロータ3の回転駆動と同期して前後動され且つ釣糸が巻回されるスプール5が設けられている。
リール本体1内には、ハンドル2が装着されたハンドル軸2aが軸受を介して回転可能に支持されており、ハンドル軸2aには、ハンドル2の回転操作を、ロータ3に伝達すると共に、スプール5に伝達する動力伝達機構6が係合されている。
動力伝達機構6は、ハンドル軸2aに一体回転可能に装着される駆動歯車(ドライブギヤ)7と、ハンドル軸2aに対して直交する方向に延出する回転軸筒8とを備えている。そして、回転軸筒8の基端側には、駆動歯車7と噛合するピニオン8aが形成されており、先端部には、ロータナット9を螺合することで、ロータ3が回転軸筒8に対して取り付けられている。
また、回転軸筒8の内部には、前部に、釣糸が巻回されるスプール5を保持したスプール軸5aが挿通されている。このスプール軸5aには、公知のオシレーティング機構が連結されており、ハンドル軸2aがハンドル2の回転操作によって回転されたとき、スプール軸5aは軸方向に沿って前後往復駆動される。
上記構成によれば、ハンドル2を回転操作することで、ロータ3は、駆動歯車7及びこれに噛合するピニオン8a(回転軸筒8)を介して回転駆動され、かつ、スプール5は、オシレーティング機構を介して前後に往復駆動される。この場合、ロータ3には、以下に詳述するように、釣糸案内部が設けられており、スプール5の釣糸巻回胴部5bには、ロータ3に設けられた釣糸案内部を介して釣糸が均等に巻回される。
ロータ3は、略円筒状に形成された本体部3aを備えており、その両側には、略180°間隔おいて一対のアーム部3bが形成されている。各アーム部3bは、図2に示すように、本体部3aの後部(リール本体1側)から径方向外方に突き出した連結部3b´と共に本体部3aに一体形成されており、軸方向に延出している。これにより、本体部3aと各アーム部3bとの間には隙間が形成され、この部分に、図1に示すように、スプール5のスカート部5cが位置するようになっている。
一対のアーム部3bの先端には、公知のように、ベール3eを支持する支持部材3cが支軸3c´を中心として釣糸巻き取り位置と釣糸放出位置との間で反転可能に支持されており、一方の支持部材3cの先端部には、スプール5に巻回される釣糸を案内する釣糸案内部(ラインローラ)3dが設けられている。また、両支持部材3cの間には、ベール3eが設けられており、支持部材3cが釣糸放出位置から釣糸巻き取り位置へ反転した際、釣糸をピックアップして釣糸案内部3dへ案内する。
一対のアーム部3bの内、一方の内部には、支持部材3cを釣糸巻き取り位置と釣糸放出位置との間で反転させて振り分け保持する反転保持機構(図示せず)が配設されている。また、一対のアーム部3bには、補強部材10が設けられている。
以下、本実施形態の補強部材10の構成について詳細に説明する。
補強部材10は、図2〜図6に示すように、一対のアーム部3bの側部からロータ3の本体部3aの後部(リール本体1側)に向けて延出されており、本体部3aには接続されていない。この場合、補強部材10は、図3に示すように、一対のアーム部3bそれぞれの両側部に設けておくことが好ましく、両側部に設けられた補強部材10は、好ましくは略同一の形状とされ、アーム部3bの側部の前部(支持部材3cが設けられる部分)から基部(連結部3b´側の部分)に向かって延出し、基部側に移行するに連れて、次第に離間する形状となっている。すなわち、両アーム部3bが対向する方向の側面視において、略ハの字型となる形状に形成されており、これによりアーム部3bの基部の両サイドでは、補強部材10との間で隙間Sが存在するようになっている。なお、隙間Sは、側面視において次第に拡がるようになっている。
また、本実施形態では、補強部材10は、図2,4,5,6に示すように、一対のアーム部3b間で橋設された構造となっており、一対のアーム部3b間において切れることなく連続形成されてリール本体側に向けて凸状となっている。
なお、本実施形態では、補強部材10は、一対のアーム部3b間でリール本体1側に向けて湾曲した形状となっており、図6に示されるように、少なくとも最下端部分(長手方向中間部99の領域)については、スプール5が往復動して最もリール本体側に移動した際、スプールのスカート部5cの後縁部(Rで示すライン)よりもリール本体側に位置するようにしている。より具体的には、ラインRで示すように、スプール5が最もリール本体側に移動したとき、スカート5cの後端の両側の一部が重なる程度になっており、スプール5が往復動しても、その前後動の状況は、補強部材10によって遮られることはなく、容易に視認できるようになっている。
また、本実施形態には、補強部材10によって剛性を高めつつ補強部材10を効率良く軽量化できる特別な設計思想が盛り込まれている。具体的には、図3に示されるように、釣糸案内部3dの中心点M(本実施形態のように釣糸案内部3dがローラ形態の場合には、ローラの幅方向の中心で且つローラ円の中心(軸心))からロータ3の軸方向に沿って最も離れた(釣糸案内部3dの中心Mからロータ3の軸方向に沿う距離Lが最も大きい)補強部材10の部位(したがって、補強部材10の円弧の凸状の頂点部、すなわち、長手方向中間部99の領域における最下端部分・・・本実施形態のように補強部材10がロータの本体部3aに接続されていない構成では、この部位で応力がほぼ最大となる)で補強部材10を任意の角度で切断した断面のうち最も面積が小さい断面(楕円形状)をA、この断面Aの図心をG、断面Aを含む平面をP、釣糸案内部3dの中心点Mから平面Pへ下ろした垂線の足をKとすると、この点Kと図心Gとを通る直線軸mに関する断面Aの断面2次モーメントI(m)と、図心Gを通り且つ直線軸mに対して垂直な平面P内の直線軸nに関する断面Aの断面2次モーメントI(n)との間にI(m)<I(n)の関係が成り立つように補強部材10が形成されている。そして、本実施形態では、断面Aの形状は、強軸方向(構造力学上、断面2次モーメントが最大となる軸)がn軸方向と一致するように設計されている。このように、直線軸nは、断面Aの強軸と略一致(±30°)することが好ましく、完全に一致させるのが特に好ましい。また、本構成においては、図7および図8に示されるように、点Kがロータ3の両側の補強部材10,10で一致するようになっている。
以上説明したように、本実施形態の魚釣用スピニングリールによれば、アーム部3bの側部とロータ3の本体部3aの後部との間を補強部材10で接続したことで、釣糸の張力によってアーム部3bに大きな負荷が作用しても、補強部材10を通じて応力を分散させることが可能となりアーム部の変形等を防止することが可能となる。また、図3〜図5に示されるように、アーム部3bの基部を厚肉化することなく、補強部材10を梁構造のようにして、適度に隙間Sのような空隙部を設けておくことができるため、アーム部の強度維持を図りながら、可及的な軽量化を図ることが可能となる(したがって、魚釣り操作性に優れる)。
特に、本実施形態では、補強部材10は、リール本体1側に向けて凸状(湾曲状)になるようにアーム部3b間に橋設されているため、アーム部に対して径方向に負荷が加わった際、応力を効果的に分散して応力集中を回避できるようになり、アーム部をより効果的に補強することができる。また、補強部材10を、アーム部3bの両側部に設けているため、アーム部3bの補強をより効果的に向上することが可能になると共に、ロータ3の回転バランスの向上が図れる。また、ロータ3の前方側に重量が偏ることがないため、効率良く重量バランスを図ることもできる。また、スプール5の外周側に補強部材10が配置されていないため、釣糸が補強部材10に絡むことはなく、また、補強部材10が邪魔になってラインホルダへの釣糸係止が行ない難くなることもない。
更に、両補強部材10を、アーム部3bの両側部に対しアーム部の基部側に移行するに連れて互いに離間させて、側面視で略ハの字状に形成したことで、アーム部がいわゆる先細形状となり、糸フケや放出時の糸縒れ等によってアーム部へ釣糸の絡み付きが発生しても容易に前方に抜け易くなり、トラブルを解消することが可能となる。また、湾曲状の補強部材10を、スプール5のスカートの下縁よりもさらに下方側に突出させたことにより、ロータ部分の形状が変化し、外観の向上を図ることが可能となる。
また、本実施形態では、上記したI(m)<I(n)の関係を成り立たせることにより、剛性をもたせる方向を負荷方向と略一致させるような形態を実現できるため、補強部材10を応力集中し難い形態にできるとともに、補強部材10の断面積を効率良く小さくする(効率良く軽量化する)ことが可能となり、ロータ3の可及的な軽量化を図ることが可能となる。特に、直線軸nを断面Aの強軸に略一致(±30°)させれば、断面Aの最大剛性方向を負荷方向と略一致させることができ、ロータ3の更なる可及的軽量化を図ることが可能となる。
図9〜図15は本発明の第2の実施形態を示している。図示のように、本実施形態では、補強部材10の長手方向中間部99が接続部10aを介してロータ3の本体部3aの後部に一体形成で接続されている。また、本実施形態では、ロータ3の本体部3aに、開口90を形成している。開口90は、矩形状で、アーム部3bが形成される位置に対して略90°の対向する位置に形成されている。このように、開口90は、アーム部3bの強度を低下させないように、アーム部形成位置と異なる位置に形成されている。そして、開口90の下端位置で、補強部材10の中間部99が接続部10aを介して本体部3aに一体的に連結されている。
また、本実施形態のように、補強部材10がロータ3の本体部3aに接続される構成では、両側の補強部材10によって剛性を高めつつ両側の補強部材10を効率良く軽量化できるようにするための設計形態が第1の実施形態と異なる。すなわち、具体的には、補強部材10とロータ3の本体部3aとの接続部10aを除く補強部材10の部位のうち接続部10aに対して釣糸案内部3d側に位置し且つ釣糸案内部3dの中心点M(本実施形態のように釣糸案内部3dがローラ形態の場合には、ローラの幅方向の中心で且つローラ円の中心(軸心))からロータ3の軸方向に沿って最も離れた(釣糸案内部3dの中心Mからロータ3の軸方向に沿う距離L(図10参照)が最も大きい)部位(したがって、接続部10aの釣糸案内部側端部70に隣接する部位・・・本実施形態のように補強部材10がロータの本体部3aに接続される構成では、釣糸から負荷を受ける釣糸案内部3dに近いこの部位で応力がほぼ最大となる)で補強部材10を任意の角度で切断した断面のうち最も面積が小さい断面(楕円形状)をA、この断面Aの図心をG、断面Aを含む平面をP、釣糸案内部3dの中心点Mから平面Pへ下ろした垂線の足をKとすると、この点Kと図心Gとを通る直線軸(弱軸)mに関する断面Aの断面2次モーメントI(m)と、図心Gを通り且つ直線軸mに対して垂直な平面P内の直線軸(強軸)nに関する断面Aの断面2次モーメントI(n)との間にI(m)<I(n)の関係が成り立つように補強部材10が形成されている(この場合、直線軸nは、断面Aの強軸と略一致(±30°)することが好ましい)。そして、本実施形態では、断面Aの形状は、強軸方向がn軸方向と一致するように設計されている。
したがって、本実施形態においても、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。また、本実施形態では、本来負荷の大きくなる補強部材10の長手方向中央部99において補強部材10とロータ3の本体部3aとが接続部10aを介して接続されるため、その部分の剛性が高くなるとともに、接続部10aを除く補強部材10の非接続側断面Aの形態をI(m)<I(n)の関係が成り立つようにすることで、剛性をもたせる方向を負荷方向と略一致させるような形態を実現できるため、第1の実施形態と同様あるいはそれ以上に、補強部材10を応力集中し難い形態にできるとともに、補強部材10の断面積を効率良く小さくする(効率良く軽量化する)ことが可能となり、ロータ3の可及的な軽量化を図ることが可能となる。また、本実施形態では、接続部10aの近傍に開口90が設けられているため、接続部10aの剛性が周辺に比べて高くなり過ぎることが防止され、補強部材10の接続部10a端近傍への応力集中が緩和され、ロータ3の可及的な軽量化を図ることが可能となる。
図16〜図21は本発明の第3の実施形態を示している。本実施形態は第1の実施形態の変形例であり、ロータ3の本体部3aに接続されない補強部材10が、互いに隣接して湾曲状に延びる2本の第1および第2の梁部材10A,10Bから成る。なお、補強部材10を構成する梁部材の本数は2本に限らず、3本以上であっても構わない。
このように補強部材10が複数の梁部材10A,10Bから成る構成でも、両側の補強部材10によって剛性を高めつつ両側の補強部材10を効率良く軽量化できるようにするための設計思想は第1の実施形態と同様である。ただし、断面2次モーメント等を考慮するにあたっては、2つの梁部材10A,10Bを1つの系としてとらえる。すなわち、具体的には、図16,17,21に示されるように、釣糸案内部3dの中心点Mからロータ3の軸方向に沿って最も離れた(釣糸案内部3dの中心Mからロータ3の軸方向に沿う距離Lが最も大きい)補強部材10の部位(したがって、釣糸案内部3dから遠い側に位置する第2の梁部材10Bの円弧の凸状の頂点部、すなわち、第2の梁部材10Bの長手方向中間部領域における最下端部分)で補強部材10(第1および第2の梁部材10A,10Bのそれぞれ)を任意の角度で切断した断面のうち最も面積が小さい断面(真円形状)をA(第1および第2の梁部材10A,10Bのそれぞれの断面A1,A2)、この断面Aの図心をG(断面A1と断面A2とを合わせた断面の図心)、断面(A1,A2)Aを含む平面をP、釣糸案内部3dの中心点Mから平面Pへ下ろした垂線の足をKとすると、この点Kと図心Gとを通る直線軸mに関する断面Aの断面2次モーメントI(m)と、図心Gを通り且つ直線軸mに対して垂直な平面P内の直線軸nに関する断面Aの断面2次モーメントI(n)との間にI(m)<I(n)の関係が成り立つように補強部材10が形成されている。この場合、直線軸nは、断面Aの強軸(構造力学上、断面2次モーメントが最大となる軸)と略一致(±30°)することが好ましく、本実施形態では、断面Aの形状は、強軸方向がn軸方向と一致するように設計されている。また、本構成においても、図20および図21に示されるように、点Kがロータ3の両側の補強部材10,10で一致するようになっている。したがって、本実施形態においても、第1の実施形態と同様の作用効果が得られるとともに、補強部材10が複数の梁部材10A,10Bから成るため、効率良く方向性をコントロールしながら比剛性を高くすることができ、更なるロータ3の可及的軽量化を図ることができる。
図22〜図28は本発明の第4の実施形態を示している。本実施形態は第2の実施形態の変形例であり、ロータ3の本体部3aに接続される補強部材10が、互いに隣接して湾曲状に延びる2本の第1および第2の梁部材10A,10Bから成る。この場合、釣糸案内部3d側に位置される第1の梁部材10Aがその長手方向中間部で接続部10aを介してロータ本体部3aの後部に接続される。なお、補強部材10を構成する梁部材の本数も2本に限らず、3本以上であっても構わない。
このように補強部材10が複数の梁部材10A,10Bから成る構成でも、両側の補強部材10によって剛性を高めつつ両側の補強部材10を効率良く軽量化できるようにするための設計思想は第2の実施形態と同様である。ただし、断面2次モーメント等を考慮するにあたっては、2つの梁部材10A,10Bを1つの系としてとらえる。すなわち、具体的には、図22,27,28に示されるように、補強部材10(第1の梁部材10A)とロータ3の本体部3aとの接続部10aを除く補強部材10の部位のうち接続部10aに対して釣糸案内部3d側に位置し且つ釣糸案内部3dの中心点Mからロータ3の軸方向に沿って最も離れた(釣糸案内部3dの中心Mからロータ3の軸方向に沿う距離L(図23参照)が最も大きい)部位(したがって、接続部10aの釣糸案内部側端部に隣接する部位であって、釣糸案内部3dから遠い側に位置する第2の梁部材10Bの部位)で補強部材10(第1および第2の梁部材10A,10Bのそれぞれ)を任意の角度で切断した断面のうち最も面積が小さい断面(真円形状)をA(第1および第2の梁部材10A,10Bのそれぞれの断面A1,A2)、この断面Aの図心をG(断面A1と断面A2とを合わせた断面の図心)、断面(A1,A2)Aを含む平面をP、釣糸案内部3dの中心点Mから平面Pへ下ろした垂線の足をKとすると、この点Kと図心Gとを通る直線軸mに関する断面Aの断面2次モーメントI(m)と、図心Gを通り且つ直線軸mに対して垂直な平面P内の直線軸nに関する断面Aの断面2次モーメントI(n)との間にI(m)<I(n)の関係が成り立つように補強部材10が形成されている。この場合、直線軸nは、断面Aの強軸(構造力学上、断面2次モーメントが最大となる軸)と略一致(±30°)することが好ましい。したがって、本実施形態においても、第2の実施形態と同様の作用効果が得られるとともに、補強部材10が複数の梁部材10A,10Bから成るため、効率良く方向性をコントロールしながら比剛性を高くすることができ、更なるロータ3の可及的軽量化を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されることはなく、種々変形することが可能である。
上記した補強部材10については、その形状については、適宜変形することが可能である。例えば、リール本体側に向けて凸状に形成するに際しては、湾曲状ではなく、略V字状や略U字状にする等、直線状にしても良い。また、補強部材10の表面については、平坦面にするのではなく、中間部を厚肉部とし、この部分をロータ3の本体部3bの後部に接続しても良い。このように構成することで、接続部分の強度の向上を図ることが可能となる。さらに、補強部材10の肉厚についても適宜変形することができ、ロータ3の本体部に対する接続位置についても、スプール5の前後動に支障を与えなければ、適宜変形することが可能である。
また、第1および第2の実施形態では断面Aを楕円、第3および第4の実施形態では断面Aを円として示しているが、断面Aの形状および方向性はこれに限らない。例えば、図29の(a)に示されるように、断面Aが楕円形状を成す場合であっても、直線軸nが断面Aに固有の弱軸(断面2次モーメントが最小になる軸)Uと一致せず、また、直線軸nが断面Aに固有の強軸(断面2次モーメントが最大になる軸)Vとも一致しない場合には、弱軸Uと直線軸mとの成す角度θが−45°<θ<+45°の関係を満たせば、I(m)<I(n)の関係が成立する。同様に、図29の(b)に示されるように補強部材10を構成する2つの梁部材10A,10Aの断面A1,A2が円であっても、直線軸nが断面A(A1,A2を1つの系とする断面)に固有の弱軸(断面2次モーメントが最小になる軸)Uと一致せず、また、直線軸nが断面Aに固有の強軸(断面2次モーメントが最大になる軸)Vとも一致しない場合には、弱軸Uと直線軸mとの成す角度θが−45°<θ<+45°の関係を満たせば、I(m)<I(n)の関係が成立する。更に、同様に、図30の(a)に示されるように断面Aが矩形状の場合や、図30の(b)に示されるように断面Aが、円形断面の2つの梁部材10A,10Bを直線断面の接続部10bで繋ぎ合わせた形状を成す場合でも、その断面Aに固有の弱軸Uと直線軸mとの成す角度θが−45°<θ<+45°の関係を満たせば、I(m)<I(n)の関係が成立する。
1 リール本体
3 ロータ
3a 本体部
3b アーム部
3c 支持部材
3d 釣糸案内部
5 スプール
10 補強部材
10A,10B 梁部材
90 開口
A 断面
G 図心
P 平面
m,n 直線軸

Claims (5)

  1. リール本体と、リール本体に回転可能に設けられるロータと、釣糸が巻回されるスプールとを備え、前記ロータは、本体部と、本体部の両側に対向して形成される一対のアーム部と、各アーム部の先端部に装着されてベールを支持する支持部材とを有し、一方の支持部材には、前記スプールに巻回される釣糸を案内する釣糸案内部が設けられ、前記ロータの回転によって前記釣糸案内部を介してスプールに釣糸が巻回される魚釣用スピニングリールにおいて、
    一方のアーム部の側部と他方のアーム部の側部とを接続する補強部材を備え、前記補強部材は、アーム部の基部側に移行するに連れてアーム部から離間するとともに、リール本体側に向けて凸状となるように前記一対のアーム部間に橋設され、
    前記釣糸案内部から前記ロータの軸方向に沿って最も離れた前記補強部材の部位で該補強部材を任意の角度で切断した断面のうち最も面積が小さい断面をA、この断面Aの図心をG、断面Aを含む平面をP、前記釣糸案内部の中心点から平面Pへ下ろした垂線の足をKとすると、この点Kと図心Gとを通る直線軸mに関する断面Aの断面2次モーメントI(m)と、図心Gを通り且つ直線軸mに対して垂直な平面P内の直線軸nに関する断面Aの断面2次モーメントI(n)との間には、I(m)<I(n)の関係が成り立つことを特徴とする魚釣用スピニングリール。
  2. リール本体と、リール本体に回転可能に設けられるロータと、釣糸が巻回されるスプールとを備え、前記ロータは、本体部と、本体部の両側に対向して形成される一対のアーム部と、各アーム部の先端部に装着されてベールを支持する支持部材とを有し、一方の支持部材には、前記スプールに巻回される釣糸を案内する釣糸案内部が設けられ、前記ロータの回転によって前記釣糸案内部を介してスプールに釣糸が巻回される魚釣用スピニングリールにおいて、
    一方のアーム部の側部と他方のアーム部の側部とを接続する補強部材を備え、前記補強部材は、その一部が前記ロータの本体部に接続されており、アーム部の基部側に移行するに連れてアーム部から離間するとともに、リール本体側に向けて凸状となるように前記一対のアーム部間に橋設され、
    前記補強部材と前記ロータの本体部との接続部を除く前記補強部材の部位のうち前記接続部に対して前記釣糸案内部側に位置し且つ前記釣糸案内部から前記ロータの軸方向に沿って最も離れた部位で補強部材を任意の角度で切断した断面の中で最も面積が小さい断面をA、この断面Aの図心をG、断面Aを含む平面をP、前記釣糸案内部の中心点から平面Pへ下ろした垂線の足をKとすると、この点Kと図心Gとを通る直線軸mに関する断面Aの断面2次モーメントI(m)と、図心Gを通り且つ直線軸mに対して垂直な平面P内の直線軸nに関する断面Aの断面2次モーメントI(n)との間には、I(m)<I(n)の関係が成り立つことを特徴とする魚釣用スピニングリール。
  3. 前記直線軸nが断面Aの強軸と略一致することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の魚釣用スピニングリール。
  4. 前記補強部材が複数の梁部材から成ることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の魚釣用スピニングリール。
  5. 前記ロータの本体部には、前記接続部の近傍に開口が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の魚釣用スピニングリール。
JP2009224996A 2009-09-29 2009-09-29 魚釣用スピニングリール Active JP5099926B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009224996A JP5099926B2 (ja) 2009-09-29 2009-09-29 魚釣用スピニングリール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009224996A JP5099926B2 (ja) 2009-09-29 2009-09-29 魚釣用スピニングリール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011072218A true JP2011072218A (ja) 2011-04-14
JP5099926B2 JP5099926B2 (ja) 2012-12-19

Family

ID=44016906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009224996A Active JP5099926B2 (ja) 2009-09-29 2009-09-29 魚釣用スピニングリール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5099926B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2894422B2 (ja) * 1993-12-22 1999-05-24 ダイワ精工株式会社 魚釣用スピニングリール
JP2002335822A (ja) * 2001-05-22 2002-11-26 Shimano Inc スピニングリールのロータ
JP2004141039A (ja) * 2002-10-23 2004-05-20 Shimano Inc スピニングリールのロータ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2894422B2 (ja) * 1993-12-22 1999-05-24 ダイワ精工株式会社 魚釣用スピニングリール
JP2002335822A (ja) * 2001-05-22 2002-11-26 Shimano Inc スピニングリールのロータ
JP2004141039A (ja) * 2002-10-23 2004-05-20 Shimano Inc スピニングリールのロータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP5099926B2 (ja) 2012-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010273629A (ja) 釣り用リールのハンドル組立体
CN103988818A (zh) 纺车式绕线轮的线卡定件及使用该线卡定件的纺车式绕线轮的卷筒
KR101182031B1 (ko) 낚시용 스피닝 릴
JP5099926B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JP4939573B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
KR20010078099A (ko) 스피닝 릴의 낚싯줄 안내 기구
JP2015165784A (ja) ベール支持機構
KR20040019947A (ko) 스피닝 릴의 낚싯줄 안내 기구
JP6908447B2 (ja) 釣り用リールの往復移動機構
JP2011109953A (ja) 魚釣用スピニングリール
JP2007167037A (ja) 釣竿
JP5427645B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JP4476790B2 (ja) 魚釣用スピニングリ−ル
JP3905068B2 (ja) スピニングリールのロータ
JP5021699B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JP6976814B2 (ja) スピニングリール
JP6835601B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JP2012196186A (ja) 魚釣用スピニングリール
JP7476126B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JP7201567B2 (ja) 魚釣用リール及びそのハンドル
JP6871142B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JP7391062B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JP6247138B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JP4128303B2 (ja) スピニングリールのスプール及び糸巻補助具
JP2915796B2 (ja) 魚釣用スピニングリ−ル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111012

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120817

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120920

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120924

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5099926

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250