JP2011071858A - 電話システム及び呼救済方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 内線SIP端末と外線端末との通話中にその内線SIP端末に障害が発生しても、外線端末との呼を継続できる電話システムを提供する。
【解決手段】 本発明の通信システムは、呼制御を実行するSIPサーバと、外線端末に音声メッセージを供給するメッセージサーバと、複数の内線SIP端末とをLANによって接続している。SIPサーバは、外線端末と通話中の第1の内線SIP端末の障害発生時に、その通話中の呼を、第1の内線SIP端末から張り替えることをメッセージサーバに指示して、呼を保留状態にする。このとき、メッセージサーバは、外線端末との呼の通話路を確立して保留時用の音声メッセージを外線端末に供給する。第2の内線SIP端末が保留解除通知を発行したとき、SIPサーバは、メッセージサーバとの通話路を解放させ、外線装置と第2の内線SIP端末との通話路を確立させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は電話システム及び呼救済方法に関し、例えば、SIP(セッション開始プロトコル)インタフェースを採用しているコールセンタシステムに適用し得るものである。
従来、一般的にSIPインタフェースによる電話端末(電話機能を持つパソコン(PC)、VoIP電話端末など)では、SIPサーバを使用して発着信を行い、内線装置や外線装置と通話を行っていた。外線装置から着信が入ったときには、SIPサーバで着信を受け(着呼)、発信先番号により該当の電話端末(内線装置)を呼び出し、電話端末が応答すれば、SIPサーバは着呼を電話端末に移し替え、電話端末と外線装置との2者間で通話が確立する(特許文献1、非特許文献1参照)。また、電話端末から外線装置に発信するときには、SIPサーバに発信を行い、SIPサーバが外線の相手先を決定して接続を行い、外線装置が応答したら、電話端末と外線装置の2者間で通話が確立するシステムとして動作している(非特許文献1参照)。
特開2006−109110号公報
RFC3665
しかしながら、従来技術では、電話端末が異常をきたすと、外線装置と電話端末間で通話不能の状態に陥り、外線は切断されることによって通話は続行できない状態となり、改めて通話を行うためには、電話端末又は外線装置から再度電話発信を行って再接続するしかなかった。
しかし、電話端末がコールセンタシステムのようなLANの構成要素の場合には、再接続動作を行っても、今まで通話に供していた双方の通話者(顧客及びオペレータ)が通話できる状態に復帰するとは限らない。
例えば、電話システムがコールセンタシステムの場合には、外線装置は顧客の電話端末が該当し、上述した電話端末はオペレータが利用するオペレータ電話端末が該当する。多数のオペレータ電話端末が存在するコールセンタシステムであれば、通話中に、不慮の回線切断が発生すると、顧客電話端末から再度発信を行っても、必ず同じオペレータ電話端末に接続するとは限らず、また、発信者番号通知を利用していなければオペレータ電話端末側から再度発信を行うこともできず、商機を逃す原因ともなり兼ねない。
そのため、複数の内線装置を収容している電話システムのいずれかの内線装置と、外線装置との通話中に内線装置に障害が発生しても、外線装置との呼を継続できる電話システム及び呼救済方法が望まれている。
第1の本発明は、所定プロトコルに従って、内線装置間、若しくは、内線装置と外線装置との間の呼制御を実行する呼制御サーバと、外線装置に供給する音声メッセージを管理すると共に、呼制御機能をも実行し得るメッセージサーバと、複数の内線装置とを局所的ネットワークによって接続している通信システムにおいて、(1)上記呼制御サーバは、(1−1)ある外線装置と第1の内線装置との通話中において、上記第1の内線装置の障害発生を監視する監視手段と、(1−2)上記監視手段が、通話中の上記第1の内線装置の障害発生を検出したときに、上記外線装置と上記第1の内線装置との呼を、上記第1の内線装置から上記メッセージサーバに張り替えることを上記メッセージサーバに指示し、上記外線装置との呼を保留状態にする呼張替指示手段とを有し、(2)上記メッセージサーバは、
上記呼制御サーバからの張替指示に応じ、上記外線装置との呼の通話路を確立して保留時用の音声メッセージを上記外線装置に供給する呼張替手段を有することを特徴とする。
ここで、上記呼制御サーバは、第2の内線装置から保留解除通知が与えられたときに、上記外線装置と上記メッセージサーバとの保留時用の通話路を解放させると共に、上記外線装置と上記第2の内線装置との通話路を確立させる保留解除手段をさらに有することが好ましい。
第2の本発明の呼救済方法は、所定プロトコルに従って、内線装置間、若しくは、内線装置と外線装置との間の呼制御を実行する呼制御サーバと、外線装置に供給する音声メッセージを管理すると共に、呼制御機能をも実行し得るメッセージサーバと、複数の内線装置とを局所的ネットワークによって接続している通信システムにおいて、(1)上記呼制御サーバは、ある外線装置と第1の内線装置との通話中において、上記第1の内線装置の障害発生を監視し、(2)通話中の上記第1の内線装置の障害発生を検出したときに、上記外線装置と上記第1の内線装置との呼を、上記第1の内線装置から上記メッセージサーバに張替え、上記外線装置との呼を保留状態にすることを特徴とする。
ここで、上記呼制御サーバが、第2の内線装置から保留解除通知が与えられたときに、上記外線装置と上記メッセージサーバとの保留時用の通話路を解放させると共に、上記外線装置と上記第2の内線装置との通話路を確立させることが好ましい。
本発明の電話システム及び呼救済方法によれば、複数の内線装置を収容している電話システムのいずれかの内線装置と、外線装置との通話中に内線装置に障害が発生しても、外線装置との呼を継続できるようになる。
実施形態の電話システム(コールセンタシステム)を含む、電話通信システムの構成を示すブロック図である。 実施形態の電話システムにおける呼救済時の各部シーケンス図である。 実施形態の電話システムを含む電話通信システムの構成を、確立している通話路の変化を表す矢印と共に示すブロック図である。
(A)主たる実施形態
以下、本発明による電話システム及び呼救済方法をコールセンタシステムに適用した一実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
この実施形態の電話システム及び呼救済方法は、SIPインタフェースを持つコールセンタシステム(VoIP電話機システム)との通話において、オペレータ電話端末の障害時に、顧客電話端末との間を切断状態にせず、自システム内で呼を再接続することができるようにしたものである。
(A−1)実施形態の構成
図1は、実施形態の電話システム(コールセンタシステム)を含む、電話通信システムの構成を示すブロック図である。
図1において、実施形態のコールセンタシステム100は、SIPインタフェースを有する電話システムであって、IP電話網102を介して、外線装置(以下、顧客電話端末と呼ぶ)101と接続し得るものである。図1では、顧客電話端末101を1個のみ示しているが、コールセンタと接続中の顧客電話端末101が複数存在することの方が多い。
コールセンタシステム100は、ゲートウェイ装置(GW装置)103、SIPサーバ104、メッセージサーバ(以下、MSGサーバと呼ぶ)107、及び、複数のオペレータ電話端末110−1〜110−Nを有し、これら要素が例えばバス状の共通経路を介して接続可能なLAN111が構成されている。なお、LAN111のネットワーク構成は、バス状に限定されず、メッシュ状、リング状など任意の接続形態のものであって良い。
ゲートウェイ装置103は、実施形態のコールセンタシステム100をIP電話網102と接続するものである。
SIPサーバ104は、各呼の制御を行う呼制御部105と、通話中のオペレータ電話端末110−a(aは1〜Nのいずれか)の状態を監視する通話監視部106からなる。
呼制御部105は、顧客電話端末101との発着信時における一般的な呼制御だけでなく、この実施形態の場合、通話監視部106からの指示により、オペレータ電話端末110−aに障害が発生したときに実行される呼救済時の呼制御も実行するものである。通話監視部106は、例えば、監視対象の通話中のオペレータ電話端末110−aへPINGを送信し、それに対する応答の有無により、障害が発生したか否かを判別するものであり、障害発生時には、呼制御部105に呼救済時の呼制御も実行させるものである。SIPサーバ104が実行する呼救済時の呼制御については、後述する動作説明の項で詳述する。
MSGサーバ107は、当該MSGサーバ107に着信要求があった呼を制御するためのMSG呼制御部108と、接続してきた呼に対して音声を流すための音声再生部109とを有する。例えば、顧客電話端末101からの着信時にはまずIVR(自動音声応答)機能により、選択肢とその内容を顧客に伝える音声メッセージ(例えば、「経理部門に用事の方は1を、品質管理部門に用事の方は2を、…を押してください」)を階層的に流し、用件を絞り込んだ後に、オペレータ(オペレータ電話端末)に繋げるコールセンタシステム100がある。このようなコールセンタシステム100では、MSGサーバ107が設けられており、MSGサーバ107は、呼制御も適宜実行するものである。
この実施形態の場合、MSGサーバ107は、通話中のオペレータ電話端末110−aに障害が発生したときに実行される呼救済時の動作をも実行するものであり、一時的に、通話中のオペレータ電話端末110−aに代わり、障害が発生したオペレータ電話端末110−aと通話路が確立していた顧客電話端末101との通話路を確立させるものとなっている。MSGサーバ107が実行する呼救済時の動作については、後述する動作説明の項で明らかにする。
各オペレータ電話端末110−1〜110−Nはそれぞれ、コールセンタのオペレータが利用する電話端末である。オペレータ電話端末110−1〜110−Nは、例えば、ヘッドセットを接続したPCをソフトフォンとして用いるものであっても良く、固定電話形式のIP電話端末であっても良く、その形式は問われないものである。
図1では、LAN111に、全ての構成要素が有線接続されているものを示したが、一部の構成要素が無線接続されたものであっても良い。例えば、オペレータ電話端末が携帯端末であって、アクセスポイント装置を介してLANに接続されるものであっても良い。また、LAN111に接続される構成要素の一部がゲートウェイ装置などによって別のLANから遠隔で接続できるものであっても良い。例えば、オペレータ端末が全国に分散されているときには、サーバがデータセンタなどに配置され、ゲートウェイ装置を介してオペレータ端末が配置されるものであっても良い。
(A−2)実施形態の動作
次に、実施形態のコールセンタシステム100において、通話中のオペレータ電話端末の障害発生時に、通話中の顧客電話端末との呼を救済する動作(呼救済方法)を、図2及び図3をも参照しながら詳述する。
ここで、図2は、実施形態における呼救済時の各部シーケンス図であり、図3は、図1と同様な図面に対して、確立している通話路の変化を示す矢印を追加したブロック図である。
以下では、顧客電話端末101とオペレータ電話端末110−aとが音声通話状態にある段階(S1)から説明する。
顧客電話端末101が、IP電話網102を介し、ゲートウェイ装置103を経て、SIPサーバ104へ着信し、これにより、SIPサーバ104がオペレータ電話端末110−aを呼び出し、顧客電話端末101及びオペレータ電話端末110−a間の通話路が確立する際のシーケンスは、非特許文献1(RFC3665)に記載の標準的な接続シーケンスに従っており、その説明を省略する。ここで、SIPサーバ104がどのオペレータ電話端末110−aに接続するかは、SIPサーバ104が内蔵するACD(着信呼自動分配)機能部によって、又は、図示しないACDサーバによって決定する。また、SIPサーバ104が、一旦、着信先としてMSGサーバ107に接続させ、MSGサーバ107が、内蔵するIVR機能により用件を絞り込んで、接続先のオペレータ電話端末110−aを決定して接続させ、顧客電話端末101とオペレータ電話端末110−aとの音声通話路が確立された状態(S1)になったものであっても良い。
この実施形態は、このような顧客電話端末101とオペレータ電話端末110−aとが音声通話状態にある段階(S1)において、オペレータ電話端末110−aに障害が発生したときの動作に特徴がある。
顧客電話端末101とオペレータ電話端末110−aとが音声通話状態にあるときには、これら端末間の呼接続に介在したSIPサーバ104は、その通話監視部106によって、定期的(例えば1秒間隔)に、動作確認(PING)信号をオペレータ電話端末110−aに送信し(S2、S4)、その応答(S3)を待ち受ける生存確認を行う。このような生存確認は、顧客電話端末101とオペレータ電話端末110−aとの通話路が切断されるまで繰返し実行される。
SIPサーバ104は、動作確認信号に対する動作確認応答信号を受信したときには(S3)、オペレータ電話端末110−aが正常と判断し、次に、動作確認信号を送信する時刻になるのを待ち受ける。
一方、オペレータ電話端末110−aに何らかの障害が発生し(S4)、動作確認信号の送信後、所定時間を経過しても、動作確認信号に対する動作確認応答信号を受信できなかったときには、SIPサーバ104は、オペレータ電話端末110−aに障害が発生したことを認識し、通話中の顧客電話端末101との呼を救済する動作を開始する。
この呼救済動作ではまず、SIPサーバ104の呼制御部105は、MSGサーバ107のMSG呼制御部108に対して、呼接続を要求する[INVITE]を発行する(S6)。[INVITE]を受信したMSGサーバ107は、SIPサーバ104に対して、その受信応答を送信する。すなわち、[180Ringing]を発行し(S7)、そのままSDP(セッション記述プロトコル)情報を付加した[200OK(SDP1)]を返信する(S8)。付加されたSDP情報は、当該MSGサーバ107を転送先とした場合に必要な情報が含まれている。
MSGサーバ107からの「200OK」を受信したSIPサーバ104は、障害が発生したオペレータ電話端末110−aと通話を行っていた顧客電話端末101に対して、MSGサーバ107を転送先とした再接続要求である[re−INVITE(SDP1)]を発行する(S9)。これにより、顧客電話端末101からは、顧客電話端末101のSDP情報を含んだ[200OK(SDP2)]が返信され(S10)、SIPサーバ104は、このSDP情報を元にMSGサーバ107に対して[ACK(SDP2)]を返信する(S11)と共に、顧客電話端末101に対しても、受信応答である[ACK]を返信する(S12)。これにより、顧客電話端末101においては、オペレータ電話端末110−aからMSGサーバ107への呼の張り替えが実行され、顧客電話端末101とMSGサーバ107との間で音声通話路が確立される(S13)。
このとき、MSGサーバ107は、内蔵する音声再生部109を使用して、保留中の音楽やガイダンスを流し(S14)、オペレータ電話端末(110)と一時的に接続が切れていることを通知する。
MSGサーバ107から音声再生されている顧客電話端末101に対しては、SIPサーバ104は、通常のパーク保留における保留先と同様の扱いとし、任意のオペレータ電話端末110−b(bは1〜N)よりピックアップを行い、顧客電話端末101とピックアップを行った新たなオペレータ電話端末110−bとの間で通話路を確立させ、通話を再開させることができる。
すなわち、オペレータは、任意のオペレータ電話端末110−bへ移動し(S15)、当該オペレータ電話端末110−bが保留解除後の電話端末となることを表す所定の情報を入力し(S16)、保留を解除させることができる。入力する所定情報としては、例えば、保留解除を専用的に表す数桁の番号であっても良く、障害発生が検出されたオペレータ電話端末110−aの電話番号であっても良く、呼を救済したい顧客電話端末101の電話番号であっても良い。また、SIPサーバ104がオペレータ電話端末とそれを操作するオペレータの識別情報とを対応付けて管理する場合であれば、入力する所定情報がオペレータの識別情報であっても良く、入力する所定情報の一部にオペレータの識別情報を含むようにしても良い。
保留解除後の電話端末となることを表す所定情報が入力されたオペレータ電話端末110−bは、SIPサーバ104(の呼制御部105)に対して、呼接続を要求する[INVITE]を発行し(S17)、これを受信したSIPサーバ104は、顧客電話端末101に対して[re−INVITE(SDP3)]を送信し(S18)、顧客電話端末101は、受信応答である[200OK(SDP4)]を返信する(S19)。さらに、SIPサーバ104(の呼制御部105)は、オペレータ電話端末110−bに対して受信した[200OK(SDP4)]を返信し(S20)、オペレータ電話端末110−bは、SIPサーバ104(の呼制御部105)に対して[ACK]を返信する(S21)。SIPサーバ104(の呼制御部105)は、顧客電話端末101向けに、上述した[200OK(SDP4)]の受信応答である[ACK]を返信する(S22)。続いて、SIPサーバ104(の呼制御部105)は、MSGサーバ107(のMSG呼制御部108)に対して、呼切断を要求する[BYE]を発行し(S23)、これを受信したMSGサーバ107(のMSG呼制御部108)は、SIPサーバ104に対して、[200OK]を返信する(S24)。これにより、顧客電話端末101においては、MSGサーバ107からオペレータ電話端末110−bへの呼の張り替えが実行され、顧客電話端末101とオペレータ電話端末110−bとの間で音声通話路が確立される(S25)。
(A−3)実施形態の効果
上記実施形態によれば、通話中に、オペレータ電話端末に障害が発生しても、SIPサーバが自動的にMSGサーバに顧客電話端末の呼を張り替えることによって、通話を切断されることがなく、顧客電話端末の呼を救済することができ、しかも、MSGサーバに保留状態で接続しているため、別のオペレータ電話端末を使用することで通話を再開することができる。
因みに、オペレータ電話端末に障害が発生した場合に、SIPサーバが直ちに自動的に他のオペレータ電話端末に顧客電話端末の呼を張り替えることも考えられるが、オペレータが他のオペレータ電話端末の箇所に行き、オフフックするまでは、顧客に対して、音声メッセージ等で状況を伝えることができず、顧客を不安にさせ、顧客が呼を切断する操作を行う恐れがある。
一方、上記実施形態によれば、故障時の張替え先がMSGサーバであるので、オペレータが他のオペレータ電話端末の箇所に行って保留を解除する操作を行うまでに、音声メッセージによって、状況を顧客に伝えることができ、顧客が不安に駆られることを防止することができる。また、MSGサーバは、顧客電話端末の呼を救済する機能を設ける前からLANに存在する構成要素であり、呼の救済のための変更は概ねソフトウェア部分だけであり、容易に、顧客電話端末の呼を救済する機能を既存システムに盛り込むことができる。
(B)他の実施形態
上記実施形態では、本発明の通信システムをコールセンタシステムに適用した場合を示したが、用途はコールセンタシステムに限定されるものではない。コールセンタシステム以外のMSGサーバを有するIP−PBXシステムに本発明を適用することができる。この場合において、LANが複数の拠点毎に分散され、拠点毎のLANが専用線などを介して接続されていても良い。
上記実施形態では、MSGサーバに顧客電話端末の呼を張り替えた保留状態からの再開を、他のオペレータ電話端末への所定番号の入力に基づいて実行するものを示したが、他の再開方法を適用しても良い。例えば、保留中に、音声メッセージ「同じオペレータとの通話を希望する方はそのままお待ちください。それ以外の方で経理部門に再接続を希望する方は1を、品質管理部門に再接続を希望する方は2を、…を押してください」を流し、顧客電話端末101からのPB信号を判別して、保留解除後に接続するオペレータ電話端末を決定するようにしても良い。
上記実施形態では、SIPインタフェースを採用している通信システム(コールセンタシステム)を示したが、呼制御用のプロトコルはSIPに限定されるものではない。要は、呼の発着信等の呼制御を行うサーバが、通話時には通信に介在しないプロトコルを採用している通信システムに、本発明を広く適用することができる。
100…コールセンタシステム(通信システム)、101…顧客電話端末(外線装置)、102…IP電話網、103…ゲートウェイ装置(GW装置)、104…SIPサーバ、107…メッセージサーバ(MSGサーバ)、110−1〜110−N、110−a、110−b…オペレータ電話端末、111…LAN。

Claims (5)

  1. 所定プロトコルに従って、内線装置間、若しくは、内線装置と外線装置との間の呼制御を実行する呼制御サーバと、外線装置に供給する音声メッセージを管理すると共に、呼制御機能をも実行し得るメッセージサーバと、複数の内線装置とを局所的ネットワークによって接続している通信システムにおいて、
    上記呼制御サーバは、
    ある外線装置と第1の内線装置との通話中において、上記第1の内線装置の障害発生を監視する監視手段と、
    上記監視手段が、通話中の上記第1の内線装置の障害発生を検出したときに、上記外線装置と上記第1の内線装置との呼を、上記第1の内線装置から上記メッセージサーバに張り替えることを上記メッセージサーバに指示し、上記外線装置との呼を保留状態にする呼張替指示手段とを有し、
    上記メッセージサーバは、
    上記呼制御サーバからの張替指示に応じ、上記外線装置との呼の通話路を確立して保留時用の音声メッセージを上記外線装置に供給する呼張替手段を有する
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 上記呼制御サーバは、第2の内線装置から保留解除通知が与えられたときに、上記外線装置と上記メッセージサーバとの保留時用の通話路を解放させると共に、上記外線装置と上記第2の内線装置との通話路を確立させる保留解除手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 上記所定のプロトコルがSIPであることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. 所定プロトコルに従って、内線装置間、若しくは、内線装置と外線装置との間の呼制御を実行する呼制御サーバと、外線装置に供給する音声メッセージを管理すると共に、呼制御機能をも実行し得るメッセージサーバと、複数の内線装置とを局所的ネットワークによって接続している通信システムにおいて、
    上記呼制御サーバは、ある外線装置と第1の内線装置との通話中において、上記第1の内線装置の障害発生を監視し、
    通話中の上記第1の内線装置の障害発生を検出したときに、上記外線装置と上記第1の内線装置との呼を、上記第1の内線装置から上記メッセージサーバに張替え、上記外線装置との呼を保留状態にする
    ことを特徴とする呼救済方法。
  5. 上記呼制御サーバは、第2の内線装置から保留解除通知が与えられたときに、上記外線装置と上記メッセージサーバとの保留時用の通話路を解放させると共に、上記外線装置と上記第2の内線装置との通話路を確立させることを特徴とする請求項4に記載の呼救済方法。
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