JP2011070127A - 光源装置、投影装置及び投影方法 - Google Patents

光源装置、投影装置及び投影方法 Download PDF

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Abstract

【課題】発光素子と蛍光体との組合せにより各色毎に異なる発光効率を考慮して、できる限り明るく且つ色再現性の高い画像を投影する。
【解決手段】青色(B)光を発する半導体レーザ41と、B光を用い、より発光効率の高いB光の発生時間が他の緑色(G)光の発生時間より短くなるように設定した、時分割でB光及びG光を発生するカラーホイール45及びモータ46と、赤色(R)光を発するLED42と、発生時間を短く設定したB色発生時の駆動電力を、G光発生時の駆動電力より大きく設定し、B光、G光及びR光が循環的に発生するように半導体レーザ41及びLED42とカラーホイール45及びモータ46を制御する投影光処理部31′及びCPU32′と、画像信号を入力する入力部(11,12)と、RGB光を用い、入力部(11,12)で入力する画像信号に対応したカラーの光像を形成して投影する投影系(13〜16,18,19)とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えばプロジェクタ装置等に好適な光源装置、投影装置及び投影方法に関する。
今日、パーソナルコンピュータの画面やビデオ画像、更にメモリカード等に記憶されている画像データによる画像等をスクリーンに投影する画像投影装置としてのデータプロジェクタが多用されている。このプロジェクタは、光源から射出された光をDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)(登録商標)と呼ばれるマイクロミラー表示素子、または液晶板に集光させ、スクリーン上にカラー画像を表示させるものである。
このようなプロジェクタにおいて、従来は高輝度の放電ランプを光源とするものが主流であったが、寿命、大きさ、コストなどの諸問題から、近年、光源として発光ダイオードやレーザダイオード、あるいは有機EL等の半導体発光素子を用いる開発や提案が多々なされている。
例えば下記特許文献1には、光源に紫外光を発光する発光ダイオードあるいは半導体レーザを使用し、当該発光ダイオードあるいは半導体レーザからの紫外光が照射されるカラーホイールの光源側の表面に紫外光を透過して可視光を反射する特性を有する可視光反射膜を形成し、該カラーホイールの裏面側に紫外光照射によりR,G,Bに対応した可視光をそれぞれ発光する蛍光体層を形成するようにした技術が考えられている。(特許文献1)
特開2004−341105号公報
上記特許文献のように、励起光を用いて蛍光体を発光させる場合、蛍光体の特性上、励起光の出力がある値を超えると蛍光体が飽和状態となってしまうことにより、蛍光体の発光効率が急激に悪くなってしまう場合がある。
しかしながら、上記特許文献においては励起光の出力及び蛍光体の飽和状態については言及されておらず、このままでは、蛍光体を飽和させないように低出力で励起光を発光させると絶対光量が不足し、逆に絶対光量を充分に得るためには高出力で励起光を発光させるため蛍光体の発光効率が低下してしまうことになり、これらの問題を依然として解決できていない。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、発光素子と蛍光体との組合せにより各色毎に異なる発光効率を考慮して、できる限り明るく且つ色再現性の高い画像を投影することが可能な光源装置、投影装置及び投影方法を提供することにある。
請求項1記載の発明は、所定の波長帯域で発光する光源素子と、上記光源素子の発光を用い、時分割で発光効率の異なる複数色の光源光を発生する光源光発生手段と、上記光源光発生手段で発生する複数色の光源光中、より発光効率の高い少なくとも1色の光源光の発生時間を他の色の光源光の発生時間より短く設定するととともに、当該発生時間を短く設定した色の光源光発生時の上記光源素子の駆動電力を、他の色の光源光発生時の上記光源素子の駆動電力より大きく設定し、上記光源光発生手段で発生する複数色の光源光が循環的に発生するように上記光源素子と上記光源光発生手段の駆動タイミングを制御する光源制御手段とを具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、第1の波長帯域で発光する第1の光源素子と、上記第1の光源素子の発光を用い、時分割で発光効率の異なる複数色の光源光を発生する光源光発生手段と、上記第1の波長帯域とは異なる第2の波長帯域で発光する第2の光源素子と、上記光源光発生手段で発生する複数色の光源光中、より発光効率の高い少なくとも1色の光源光の発生時間を他の色の光源光の発生時間より短く設定するととともに、当該発生時間を短く設定した色の光源光発生時の上記第1の光源素子の駆動電力を、他の色の光源光発生時の上記第1の光源素子の駆動電力より大きく設定し、上記光源光発生手段で発生する複数色の光源光、及び上記第2の光源素子の発光による光源光が循環的に発生するように上記第1及び第2の光源素子と上記光源光発生手段の駆動タイミングを制御する光源制御手段とを具備したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明において、上記光源光発生手段は、所定の波長帯域光を発光する蛍光体が塗布された領域と、上記光源素子からの光を拡散透過する拡散領域を備えた回転駆動可能なカラーホイールであることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、所定の波長帯域で発光する光源素子と、上記光源素子の発光を用い、時分割で発光効率の異なる複数色の光源光を発生する光源光発生手段と、上記光源光発生手段で発生する複数色の光源光中、より発光効率の高い少なくとも1色の光源光の発生時間を他の色の光源光の発生時間より短く設定するとともに、当該発生時間を短く設定した色の光源光発生時の上記光源素子の駆動電力を、他の色の光源光発生時の上記光源素子の駆動電力より大きく設定し、上記光源光発生手段で発生する複数色の光源光が循環的に発生するように上記光源素子と上記光源光発生手段の駆動タイミングを制御する光源制御手段と、画像信号を入力する入力手段と、上記光源制御手段での制御に基づいて出射される光源光を用い、上記入力手段で入力する画像信号に対応したカラーの光像を形成して投影する投影手段とを具備したことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、上記請求項4記載の発明において、上記光源素子は、青色の波長帯域光を発するとともに、上記光源光発生手段は、赤色及び緑色の波長帯域光を発光する蛍光体が塗布された領域と、上記光源素子からの光を拡散透過する拡散領域を備えた回転駆動可能なカラーホイールであることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、第1の波長帯域で発光する第1の光源素子と、上記第1の光源素子の発光を用い、時分割で発光効率の異なる複数色の光源光を発生する光源光発生手段と、上記第1の波長帯域とは異なる第2の波長帯域で発光する第2の光源素子と、上記光源光発生手段で発生する複数色の光源光中、より発光効率の高い少なくとも1色の光源光の発生時間を他の色の光源光の発生時間より短く設定するととともに、当該発生時間を短く設定した色の光源光発生時の上記第1の光源素子の駆動電力を、他の色の光源光発生時の上記第1の光源素子の駆動電力より大きく設定し、上記光源光発生手段で発生する複数色の光源光、及び上記第2の光源素子の発光による光源光が循環的に発生するように上記第1及び第2の光源素子と上記光源光発生手段の駆動タイミングを制御する光源制御手段と、画像信号を入力する入力手段と、上記光源制御手段での制御に基づいて出射される光源光を用い、上記入力手段で入力する画像信号に対応したカラーの光像を形成して投影する投影手段とを具備したことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、上記請求項6記載の発明において、上記第1の光源素子は、青色の波長帯域光を発し、上記第2の光源素子は、赤色の波長帯域光を発し、上記光源光発生手段は、緑色の波長帯域光を発光する蛍光体が塗布された領域と、上記光源素子からの光を拡散透過する拡散領域を備えた回転駆動可能なカラーホイールであることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、上記請求項6記載の発明において、上記光源光発生手段は、循環周期中で発生時間を短く設定した色の光源光を他の色の光源光より先に発生させることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、上記請求項4または6記載の発明において、上記光源制御手段は、所定の期間である1周期内において、上記発光効率の高い少なくとも1色の光源光の発生時間を他の色の光源光の発生時間より短く設定するととともに、当該発生時間を短く設定した色の光源光発生時の上記光源素子の駆動電力を、他の色の光源光発生時の上記光源素子の駆動電力より大きく設定することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、上記請求項9記載の発明において、上記光源制御手段は、上記発光効率の高い少なくとも1色の光源光の発生時間を短く設定した分、上記他の色の光源光の発生時間を長くするとともに、当該発生時間を短く設定した色の光源光発生時の上記光源素子の駆動電力を大きく設定した分、上記他の色の光源光発生時の上記光源素子の駆動電力を小さく設定し、当該設定の前後で所定のホワイトバランスを維持することを特徴とする。
請求項11記載の発明は、所定の波長帯域で発光する光源素子、上記光源素子の発光を用い、時分割で発光効率の異なる複数色の光源光を発生する光源光発生部、画像信号を入力する入力部、及び光源光を用い、上記入力部で入力する画像信号に対応したカラーの光像を形成して投影する投影部を備えた投影装置での投影方法であって、上記光源光発生部で発生する複数色の光源光中、より発光効率の高い少なくとも1色の光源光の発生時間を他の色の光源光の発生時間より短く設定するととともに、当該発生時間を短く設定した色の光源光発生時の上記光源素子の駆動電力を、他の色の光源光発生時の上記光源素子の駆動電力より大きく設定し、上記光源光発生部で発生する複数色の光源光が循環的に発生するように上記光源素子と上記光源光発生部の駆動タイミングを制御する光源制御工程を有したことを特徴とする。
請求項12記載の発明は、第1の波長帯域で発光する第1の光源素子、上記第1の光源素子の発光を用い、時分割で発光効率の異なる複数色の光源光を発生する光源光発生部、上記第1の波長帯域とは異なる第2の波長帯域で発光する第2の光源素子、画像信号を入力する入力部、及び光源光を用い、上記入力部で入力する画像信号に対応したカラーの光像を形成して投影する投影部を備えた投影装置での投影方法であって、上記光源光発生部で発生する複数色の光源光中、より発光効率の高い少なくとも1色の光源光の発生時間を他の色の光源光の発生時間より短く設定するととともに、当該発生時間を短く設定した色の光源光発生時の上記第1の光源素子の駆動電力を、他の色の光源光発生時の上記第1の光源素子の駆動電力より大きく設定し、上記光源光発生部で発生する複数色の光源光、及び上記第2の光源素子の発光による光源光が循環的に発生するように上記第1及び第2の光源素子と上記光源光発生部の駆動タイミングを制御する光源制御工程を有したことを特徴とする。
本発明によれば、発光素子と蛍光体との組合せにより各色毎に異なる発光効率を考慮して、できる限り明るく且つ色再現性の高い画像を投影することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係るデータプロジェクタ装置全体の機能回路構成を示すブロック図。 同実施形態に係るカラーホイールの構成を示す平面図。 同実施形態に係る光源系の駆動タイミングを示す図。 本発明の第2の実施形態に係るデータプロジェクタ装置全体の機能回路構成を示すブロック図。 同実施形態に係る主に光源系の具体的な光学構成を示す図。 同実施形態に係るカラーホイールの構成を示す平面図。 同実施形態に係る光源系の駆動タイミングを示す図。 同実施形態に係る半導体レーザに与える駆動電流と発熱変化を例示する図。 同実施形態の他の動作例に係るカラーホイールの構成を示す平面図。 同実施形態の他の動作例に係る光源系の駆動タイミングを示す図。
(第1の実施形態)
以下本発明をDLP(登録商標)方式のデータプロジェクタ装置に適用した場合の第1の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るデータプロジェクタ装置10が備える電子回路の概略機能構成を示すブロック図である。
11は入出力コネクタ部であり、例えばピンジャック(RCA)タイプのビデオ入力端子、D−sub15タイプのRGB入力端子、及びUSB(Universal Serial Bus)コネクタを含む。
入出力コネクタ部11より入力される各種規格の画像信号は、入出力インタフェース(I/F)12、システムバスSBを介し、一般にスケーラとも称される画像変換部13に入力される。
画像変換部13は、入力された画像信号を投影に適した所定のフォーマットの画像信号に統一し、適宜表示用のバッファメモリであるビデオRAM14に書込んだ後に、書込んだ画像信号を読出して投影画像処理部15へ送る。
この際、OSD(On Screen Display)用の各種動作状態を示すシンボル等のデータも必要に応じてビデオRAM14で画像信号に重畳加工され、加工後の画像信号が読出されて投影画像処理部15へ送られる。
投影画像処理部15は、送られてきた画像信号に応じて、所定のフォーマットに従ったフレームレート、例えば120[フレーム/秒]と色成分の分割数、及び表示階調数を乗算した、より高速な時分割駆動により、空間的光変調素子(SLM)であるマイクロミラー素子16を表示駆動する。
このマイクロミラー素子16は、アレイ状に配列された複数、例えばXGA(横1024画素×縦768画素)分の微小ミラーの各傾斜角度を個々に高速でオン/オフ動作することでその反射光により光像を形成する。
一方で、光源部17から時分割でR,G,Bの原色光が循環的に出射される。この光源部17からの原色光が、ミラー18で全反射して上記マイクロミラー素子16に照射される。
そして、マイクロミラー素子16での反射光で光像が形成され、形成された光像が投影レンズユニット19を介して、投影対象となる図示しないスクリーンに投影表示される。
光源部17は、光源素子として青色のレーザ光を発する半導体レーザ20を有する。
半導体レーザ20の発する青色のレーザ光は、ダイクロイックミラー21、レンズ22、及びレンズ群23を透過して、カラーホイール24の周上の1点に照射される。このカラーホイール24は、モータ25により基本的に定速で回転される。レーザ光が照射されるカラーホイール24の周上には、赤色蛍光体反射部24R、緑色蛍光体反射部24G、及び青色拡散反射部24Bが合わせてリング状となるように形成されている。
図2は、カラーホイール24の平面構成を例示するもので、平円盤の1面側に、赤色蛍光体反射部24R、緑色蛍光体反射部24G、及び青色拡散反射部24Bを1つのリングを形成するように配設している。
赤色蛍光体反射部24Rは、カラーホイール24の平板上に例えば窒化物蛍光体を塗布して構成される。緑色蛍光体反射部24Gは、カラーホイール24の平板上に例えば酸化物蛍光体を塗布して構成される。青色拡散反射部24Bは、カラーホイール24の平板状に、表面をヘアライン仕上げした円弧状の金属板を配設して構成される。
この図2では、画像フレームの切換タイミングに相当する、カラーホイール24の基準位置を0°とし、カラーホイール24の回転により、半導体レーザ20からの青色光が照射される位置が、図中の矢印MVで示すように赤色蛍光体反射部24R、緑色蛍光体反射部24G、及び青色拡散反射部24Bの順で周上を循環的に移動することを表している。
赤色蛍光体反射部24Rは、画像フレームに対応した回転位相で0°乃至約173°の位置に約173°の中心角をもって配置する。緑色蛍光体反射部24Gは、画像フレームに対応した回転位相で約173°乃至約317°の位置に約144°の中心角をもって配置する。そして、青色拡散反射部24Bを同回転位相で約317°乃至360°(0°)の位置に約43°の中心角をもって配置する。
カラーホイール24の赤色蛍光体反射部24Rがレーザ光の照射位置にある場合、レーザ光の照射により赤色光が励起され、励起された赤色光がカラーホイール24で反射された後、レンズ群23、レンズ22を介して上記ダイクロイックミラー21で反射される。
この赤色光は、レンズ26を介してインテグレータ27で輝度分布が略均一な光束とされた後にレンズ28を介して上記ミラー18へ送られる。
カラーホイール24の緑色蛍光反射部24Gがレーザ光の照射位置にある場合、レーザ光の照射により緑色光が励起される。また、カラーホイール24の青色拡散反射部24Bがレーザ光の照射位置にある場合、青色のレーザ光は青色拡散反射部24Bで単に拡散しながら反射する。
これら緑色蛍光体反射部24Gで励起された緑色光、及び青色拡散反射部24Bで反射した青色光も、上記赤色光と同様に、レンズ群23、レンズ22を介して上記ダイクロイックミラー21で反射され、レンズ26を介してインテグレータ27で輝度分布が略均一な光束とされた後にレンズ28を介して上記ミラー18へ送られる。
しかるに、上記光源部17の半導体レーザ20との発光タイミング及び発光強度、上記モータ25によるカラーホイール24の回転を投影光処理部31が制御する。この投影光処理部31には、上記投影画像処理部15から画像データのタイミング信号が与えられる。
上記各回路の動作すべてをCPU32が制御する。このCPU32は、DRAMで構成されたメインメモリ33、及び動作プログラムや各種定型データ等を記憶した電気的書換可能な不揮発性メモリで構成されたプログラムメモリ34を用いて、このデータプロジェクタ装置10内の制御動作を実行する。
上記CPU32は、操作部35からのキー操作信号に応じて各種投影動作を実行する。
この操作部35は、データプロジェクタ装置10の本体に設けられるキー操作部と、このデータプロジェクタ装置10専用の図示しないリモートコントローラの間で赤外光を受光するレーザ受光部とを含み、ユーザが本体のキー操作部またはリモートコントローラで操作したキーに基づくキー操作信号をCPU32へ直接出力する。
操作部35は、上記キー操作部、及びリモートコントローラ共に、例えばフォーカス調整キー、ズーム調整キー、入力切換キー、メニューキー、カーソル(←,→,↑,↓)キー、セットキー、キャンセルキー等を備える。
上記CPU32はさらに、上記システムバスSBを介して音声処理部36とも接続される。音声処理部36は、PCM音源等の音源回路を備え、投影動作時に与えられる音声データをアナログ化し、スピーカ部37を駆動して拡声放音させ、あるいは必要によりビープ音等を発生させる。
次に上記実施形態の動作について説明する。
ここでは、投影するカラー画像1フレームを構成するR,G,Bの各原色画像を投影する期間をRフィールド、Gフィールド、Bフィールドと称する。上述した如く、定速回転するカラーホイール24の1回転360°に対して、Rフィールド、Gフィールド、及びBフィールドの時間比r:g:bは、カラーホイール24の中心角度に置換すると173°:144°:43°となる。
図3は、CPU32の制御の下に、投影光処理部31が光源部17を駆動する内容を示す図である。
図3(A)は、回転するカラーホイール(CW)24から出射される光源光の色を示す。
図3(B)は半導体レーザ20の駆動電流を示している。フレーム当初のRフィールドでは、半導体レーザ20に赤色画像用の駆動電流Irが与えられる。この駆動電流Irは、赤色蛍光体反射部24Rを構成する蛍光体、例えば窒化物蛍光体の発光特性に鑑み、飽和が生じて発光効率が低下しない程度に抑えた電流値が選定される。
赤色蛍光体反射部24Rに対して半導体レーザ20からの青色光が照射される、カラーホイール24の中心角で173°に相当する時間中、その励起により生じた赤色光が赤色蛍光体反射部24Rからレンズ群23、レンズ22を介してダイクロイックミラー21で反射され、レンズ26、インテグレータ27、及びレンズ28を介してミラー18で反射されて、マイクロミラー素子16に照射される。このときマイクロミラー素子16では投影画像処理部15の駆動により赤色に対応した画像表示がなされる。
そのため、マイクロミラー素子16での反射光により赤色の光像が形成され、形成された光像が投影レンズユニット19より投影対象の図示しないスクリーン等に投射される。
続くGフィールドでも同様に、半導体レーザ20に緑色画像用の駆動電流Igが与えられる。この駆動電流Igは、緑色蛍光体反射部24Gを構成する蛍光体、例えば酸化物蛍光体の発光特性に鑑み、飽和が生じて発光効率が低下しない程度に抑えた電流値が選定される。
緑色蛍光体反射部24Gに対して半導体レーザ20からの青色光が照射される、カラーホイール24の中心角で144°に相当する時間中、その励起により生じた緑色光が緑色蛍光体反射部24Gからレンズ群23、レンズ22を介してダイクロイックミラー21で反射され、レンズ26、インテグレータ27、及びレンズ28を介してミラー18で反射されて、マイクロミラー素子16に照射される。このときマイクロミラー素子16では投影画像処理部15の駆動により緑色に対応した画像表示がなされる。
そのため、マイクロミラー素子16での反射光により緑色の光像が形成され、形成された光像が投影レンズユニット19より投影対象の図示しないスクリーン等に投射される。
そして、続くBフィールドでは、半導体レーザ20に青色画像用の駆動電流Ibが与えられる。この駆動電流Ibは、図3(B)に示す如く、蛍光体による励起を考慮する必要がないために、上記電流Ir,Igに比して充分に高い値を設定することができる。
青色拡散反射部24Bに対して半導体レーザ20からの青色光が照射される、カラーホイール24の中心角で43°に相当する時間中、青色拡散反射部24Bで拡散されながら反射した青色光がレンズ群23、レンズ22を介してダイクロイックミラー21で反射され、レンズ26、インテグレータ27、及びレンズ28を介してミラー18で反射されて、マイクロミラー素子16に照射される。このときマイクロミラー素子16では投影画像処理部15の駆動により青色に対応した画像表示がなされる。
そのため、マイクロミラー素子16での反射光により青色の光像が形成され、形成された光像が投影レンズユニット19より投影対象の図示しないスクリーン等に投射される。
すなわち、励起光としてレーザ光を照射する蛍光体からの光を利用するRフィールド、及びGフィールドは、発光効率の悪い、つまり高い入力光に対して出力光が飽和しやすい蛍光体を使用しているため、飽和が生じない程度に抑えた低電流で発光させるとともに、低電流で発光させる分低下する総発光光量を補うように、その発光期間を充分に長いものとすることで、高い発光効率且つ充分な明るさの光を発光することができるとともに、最適なホワイトバランスを保つことができる。
また、蛍光体を使用するRフィールドとGフィールドは互いに異なる色の蛍光体を使用しているため、発光効率が異なっている。そのため、この蛍光体同士の発光効率の違いも考慮して、上述のようにそれぞれの発光期間及び駆動電流値を設定する構成としてもよい。
これに対して、光源光として、蛍光体を使用せず、光源となる発光素子である半導体レーザ20の出射する色の光をそのまま使用するBフィールドでは、期間の短さを補うように大きな電流値で高い輝度の光像を形成するものとする。
以上詳記した如く本実施形態によれば、発光素子と蛍光体との組合せにより各色毎に異なる発光効率を考慮して、できる限り明るく且つ色再現性の高い画像を投影することが可能となる。
(第2の実施形態)
以下本発明をDLP(登録商標)方式のデータプロジェクタ装置に適用した場合の第2の実施形態について図面を参照して説明する。
図4は、本実施形態に係るデータプロジェクタ装置10′が備える電子回路の概略機能構成を示すブロック図である。
なお、図1の光源部17に代わる光源部17′と、この光源部17′を制御する投影光処理部31′及びCPU32′以外の構成については基本的にほぼ図1に示したものと同様であるものとして、同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
光源部17′は、2種類の光源、すなわち青色のレーザ光を発する半導体レーザ41と、赤色光を発するLED42とを有する。
半導体レーザ41の発する青色のレーザ光は、ミラー43で全反射された後、ダイクロイックミラー44を透過して、カラーホイール45の周上の1点に照射される。このカラーホイール45は、モータ46により回転される。レーザ光が照射されるカラーホイール45の周上には、後述する無蛍光体部45Nと、緑色蛍光反射部45G、及び青色用拡散部45Bが合わせてリング状となるように形成されている。
カラーホイール45の緑色蛍光反射部45Gがレーザ光の照射位置にある場合、レーザ光の照射により緑色光が励起され、励起された緑色光がカラーホイール45で反射された後、上記ダイクロイックミラー44でも反射される。その後、この緑色光は、さらにダイクロイックミラー47で反射され、インテグレータ48で輝度分布が略均一な光束とされた後にミラー49で全反射されて、上記ミラー18へ送られる。
また、図4に示すようにカラーホイール45の青色用拡散部45Bがレーザ光の照射位置にある場合、レーザ光は該拡散部45Bで拡散されながらカラーホイール45を透過した後、ミラー50,51でそれぞれ全反射される。その後、この青色光は、上記ダイクロイックミラー47を透過し、インテグレータ48で輝度分布が略均一な光束とされた後にミラー49で全反射されて、上記ミラー18へ送られる。
さらに、上記LED42の発した赤色光は、上記ダイクロイックミラー44を透過した後にダイクロイックミラー47で反射され、インテグレータ48で輝度分布が略均一な光束とされた後にミラー49で全反射されて、上記ミラー18へ送られる。
以上の如く、ダイクロイックミラー44は、青色光及び赤色光を透過する一方で、緑色光を反射する分光特性を有する。
また、ダイクロイックミラー47は、青色光を透過する一方で、赤色光及び緑色光を反射する分光特性を有する。
光源部17′の半導体レーザ41とLED42の各発光タイミング、及びモータ46によるカラーホイール45の回転を投影光処理部31′が統括して制御する。投影光処理部31′は、投影画像処理部15から与えられる画像データのタイミングに応じて半導体レーザ41、LED42の各発光タイミングとカラーホイール45の回転を制御する。
次に、図5により主として光源部17′の具体的な光学系の構成例を示す。同図は、上記光源部17′周辺の構成を平面的なレイアウトで表現したものである。
ここでは、同一の発光特性を有する複数、例えば3つの半導体レーザ41A〜41Cを設け、これら半導体レーザ41A〜41Cはいずれも青色、例えば波長約450[nm]のレーザ光を発振する。
これら半導体レーザ41A〜41Cの発振した青色光は、レンズ61A〜61Cを介してミラー43A〜43Cで全反射され、さらにレンズ62,63を介した後に上記ダイクロイックミラー44を透過し、レンズ群64を介してカラーホイール45に照射される。
カラーホイール45上では、上述した如く青色用拡散部45Bと緑色蛍光体反射部45Gとが同一円周上でリングを構成するように位置する。
カラーホイール45の緑色蛍光体反射部45Gが青色光の照射位置にある場合、その照射により例えば波長約530[nm]を中心とした波長帯の緑色光が励起され、励起された緑色光がカラーホイール45で反射された後、レンズ群64を介してダイクロイックミラー44でも反射される。
ダイクロイックミラー44で反射した緑色光は、レンズ65を介してさらにダイクロイックミラー47で反射され、レンズ66を介してインテグレータ48で輝度分布が略均一な光束とされた後にレンズ67を介し、ミラー49で全反射されて、レンズ68を介して上記ミラー18へ送られる。
ミラー18で全反射した緑色光は、レンズ69を介してマイクロミラー素子16に照射される。そして、その緑色光の反射光で緑色成分の光像が形成され、レンズ69、上記投影レンズユニット19を介して外部へ投射される。
また、カラーホイール45の青色用拡散部45Bが青色光の照射位置にある場合、青色光は該拡散部45Bで拡散されながらカラーホイール45を透過し、背面側にあるレンズ70を介してミラー50で全反射される。
さらに青色光は、レンズ71を介してミラー51で全反射され、レンズ72を介した後に上記ダイクロイックミラー47を透過し、レンズ66を介してインテグレータ48で輝度分布が略均一な光束とされた後にレンズ67を介し、ミラー49で全反射されて、レンズ68を介して上記ミラー18へ送られる。
一方、上記LED42は、例えば波長620[nm]の赤色光を発生する。LED42の発した赤色光は、レンズ群73を介し、上記ダイクロイックミラー44を透過した後にレンズ65を介して上記ダイクロイックミラー47で反射され、さらにレンズ66を介してインテグレータ48で輝度分布が略均一な光束とされた後にレンズ67を介し、ミラー49で全反射されて、レンズ68を介して上記ミラー18へ送られる。
図6は、カラーホイール45の平面構成を例示するもので、平円盤の周面に、無蛍光体部45N、緑色蛍光体反射部45G、及び青色拡散透過部45Bを1つのリングを形成するように配設している。
無蛍光体部45Nは、上記LED42の発光期間に相当する部分であり、蛍光体の塗布や透過板等の配設は行なっていない。緑色蛍光体反射部45Gは、カラーホイール45の平板上に例えば酸化物蛍光体を円弧状に塗布して構成される。青色拡散透過部45Bは、カラーホイール45の平板状に、円弧状半透明の拡散部を埋設して構成される。
この図6では、投影する画像フレームの切換タイミングに相当する、カラーホイール45の基準位置を0°とし、カラーホイール45の回転により、半導体レーザ41A〜41Cからの青色光が照射される位置が、図中の矢印MVで示すように無蛍光体部45N、緑色蛍光体反射部45G、及び青色拡散透過部45Bの順で周上を循環的に移動することを表している。
無蛍光体部45Nは、画像フレームに対応した回転位相で0°乃至約144°の位置に144°の中心角をもって配置する。緑色蛍光体反射部45Gは、画像フレームに対応した回転位相で144°乃至295°の位置に151°の中心角をもって配置する。そして、青色拡散透過部45Bを同回転位相で295°乃至360°(0°)の位置に約65°の中心角をもって配置する。
次に上記実施形態の動作について説明する。
図7は、CPU32′の制御の下に、投影光処理部31′が光源部17′を駆動する内容を示す図である。
図7(A)は、マイクロミラー素子16に照射される光源光の色を示す。図7(B)はLED42の駆動電流を、図7(C)は半導体レーザ41A〜41C0の駆動電流を示している。
フレーム当初のRフィールドでは、LED42に赤色画像用の駆動電流Irが与えられる。この駆動電流Irは、LED42の発光特性に鑑み、発熱による輝度低下を抑えた電流値が選定される。
LED42から赤色光が出射される間、半導体レーザ41A〜41Cは駆動されないので、カラーホイール45にはレーザ光が照射されない。このカラーホイール45の中心角で144°に相当する時間中、LED42の出射した赤色光がレンズ群73、ダイクロイックミラー44、レンズ65を介してダイクロイックミラー47で反射され、レンズ66、インテグレータ48、レンズ67、ミラー49、及びレンズ68を介してミラー18で反射されて、マイクロミラー素子16に照射される。このときマイクロミラー素子16では投影画像処理部15の駆動により赤色に対応した画像表示がなされる。
そのため、マイクロミラー素子16での反射光により赤色の光像が形成され、形成された光像が投影レンズユニット19より投影対象の図示しないスクリーン等に投射される。
続くGフィールドでは、LED42に代えて半導体レーザ41A〜41Cに緑色画像用の駆動電流Igが与えられる。この駆動電流Igは、カラーホイール45の緑色蛍光体反射部45Gを構成する蛍光体、例えば酸化物蛍光体の発光特性に鑑み、飽和が生じて発光効率が低下しない程度に抑えた電流値が選定される。
緑色蛍光体反射部45Gに対して半導体レーザ41A〜41Cからの青色光が照射される、カラーホイール45の中心角で151°に相当する時間中、その励起により生じた緑色光が緑色蛍光体反射部45Gからレンズ群64を介してダイクロイックミラー44で反射され、レンズ65を介してさらにダイクロイックミラー47で反射された後に、レンズ66、インテグレータ48、レンズ67を介してミラー49で反射され、レンズ68を介してミラー18で反射されて、マイクロミラー素子16に照射される。このときマイクロミラー素子16では投影画像処理部15の駆動により緑色に対応した画像表示がなされる。
そのため、マイクロミラー素子16での反射光により緑色の光像が形成され、形成された光像が投影レンズユニット19より投影対象の図示しないスクリーン等に投射される。
そして、続くBフィールドでは、半導体レーザ41A〜41Cに青色画像用の駆動電流Ibが与えられる。この駆動電流Ibは、図7(C)に示す如く、蛍光体による励起を考慮する必要がないために、上記電流Igに比して充分に高い値を設定することができる。
青色拡散透過部45Bに対して半導体レーザ41A〜41Cからの青色光が照射される、カラーホイール45の中心角で65°に相当する時間中、青色拡散透過部45Bで拡散されながら透過した青色光がレンズ70を介してミラー50で反射され、レンズ71を介してミラー51で反射された後にレンズ72を介してダイクロイックミラー47を透過する。さらにこの青色光は、レンズ66、インテグレータ48、レンズ67を介してミラー49で反射され、レンズ68を介してミラー18で反射されて、マイクロミラー素子16に照射される。このときマイクロミラー素子16では投影画像処理部15の駆動により青に対応した画像表示がなされる。
そのため、マイクロミラー素子16での反射光により青色の光像が形成され、形成された光像が投影レンズユニット19より投影対象の図示しないスクリーン等に投射される。
すなわち、上述のように赤色光を蛍光体発光からLED42からの発光としたことにより、RGB蛍光体において最も発光効率の悪い赤色蛍光体を使わずに、高い輝度の赤色光を得ることができる。
また、光源光としてLED42を利用するRフィールト゛は、LED42を発熱による発光効率を考慮した電流値で発光させるとともに、その発光期間を調整することで総発光光量が低下しないようにする。
そして、光源光としてレーザ光を励起光として照射する蛍光体からの光を利用するGフィールドは、蛍光体の発光特性に鑑み、飽和が生じない程度に抑えた低電流で発光させるとともに、低電流で発光させる分低下する総発光光量を補うように、その発光期間を充分に長いものとすることで、発光効率の低さを補って充分な明るさの光像を得る。
これに対して、光源光として、蛍光体を使用せず、光源となる発光素子である半導体レーザ41A〜41Cの出射する色の光をそのまま使用するBフィールドでは、期間の短さを補うように大きな電流値で高い輝度の光像を形成するものとする。
以上詳記した如く本実施形態によれば、複数の発光素子と蛍光体の有無との組合せにより各色毎に異なる発光効率を考慮して、できる限り明るく且つ色再現性の高い画像を投影することが可能となる。
なお、上記実施形態では、図6のカラーホイール45の構成、及び図7の光源部の動作タイミングでも示した如く、Gフィールドの後にBフィールドを配置し、且つGフィールドでの半導体レーザ41A〜41Cの駆動電流Igよりも、Bフィールドでの半導体レーザ41A〜41Cの駆動電流Ibの方をより大きく設定した場合について説明した。
ところで、半導体レーザの駆動方法として異なる駆動電流で時間的に連続して駆動させる際、図8(A)に示すように小さい電流から大きい電流に移行する場合と、図8(B)に示すように大きい電流から小さい電流に移行する場合とでは、半導体レーザに生じる温度変化が、後者の方がより小さいことがわかっている。
すなわち、光源の発光素子として半導体レーザを用いる場合には、発光輝度の低下や半導体レーザ41の寿命の点で、上記後者による駆動方法を採った方が望ましい。
以下、そのような半導体レーザ41A〜41Cの素子温度を考慮した場合についても、本実施形態の他の動作例として説明する。
(他の動作例)
図9は、上記カラーホイール45に代わるカラーホイール45′の平面構成を例示するもので、平円盤の周面に、無蛍光体部45N、青色拡散透過部45B、及び緑色蛍光体反射部45Gを1つのリングを形成するように配設している。
この図9では、投影する画像フレームの切換タイミングに相当する、カラーホイール45′の基準位置を0°とし、カラーホイール45′の回転により、半導体レーザ41A〜41Cからの青色光が照射される位置が、図中の矢印MVで示すように無蛍光体部45N、青色拡散透過部45B、及び緑色蛍光体反射部45Gの順で周上を循環的に移動することを表している。
無蛍光体部45Nは、画像フレームに対応した回転位相で0°乃至約144°の位置に144°の中心角をもって配置する。青色拡散透過部45Bは、画像フレームに対応した回転位相で144°乃至209°の位置に65°の中心角をもって配置する。そして、緑色蛍光体反射部45Gを同回転位相で209°乃至360°(0°)の位置に約151°の中心角をもって配置する。
次に上記実施形態の動作について説明する。
図10は、CPU32′の制御の下に、投影光処理部31′が光源部17′を駆動する内容を示す図である。
図10(A)は、マイクロミラー素子16に照射される光源光の色を示す。図10(B)はLED42の駆動電流を、図10(C)は半導体レーザ41A〜41C0の駆動電流を示している。
フレーム当初のRフィールドでは、LED42に赤色画像用の駆動電流Irが与えられる。この駆動電流Irは、LED42の発光特性に鑑み、発熱による輝度低下を抑えた電流値が選定される。
LED42から赤色光が出射される間、半導体レーザ41A〜41Cは駆動されないので、カラーホイール45にはレーザ光が照射されない。このカラーホイール45の中心角で144°に相当する時間中、LED42の出射した赤色光がレンズ群73、ダイクロイックミラー44、レンズ65を介してダイクロイックミラー47で反射され、レンズ66、インテグレータ48、レンズ67、ミラー49、及びレンズ68を介してミラー18で反射されて、マイクロミラー素子16に照射される。このときマイクロミラー素子16では投影画像処理部15の駆動により赤色に対応した画像表示がなされる。
そのため、マイクロミラー素子16での反射光により赤色の光像が形成され、形成された光像が投影レンズユニット19より投影対象の図示しないスクリーン等に投射される。
続くBフィールドでは、LED42に代えて半導体レーザ41A〜41Cに青色画像用の駆動電流Ibが与えられる。この駆動電流Ibは、図10(C)に示す如く、蛍光体による励起を考慮する必要がないために、次のGフィールドで用いる電流Igに比して充分に高い値を設定することができる。
青色拡散透過部45Bに対して半導体レーザ41A〜41Cからの青色光が照射される、カラーホイール45の中心角で65°に相当する時間中、青色拡散透過部45Bで拡散されながら透過した青色光がレンズ70を介してミラー50で反射され、レンズ71を介してミラー51で反射された後にレンズ72を介してダイクロイックミラー47を透過する。さらにこの青色光は、レンズ66、インテグレータ48、レンズ67を介してミラー49で反射され、レンズ68を介してミラー18で反射されて、マイクロミラー素子16に照射される。このときマイクロミラー素子16では投影画像処理部15の駆動により青に対応した画像表示がなされる。
そのため、マイクロミラー素子16での反射光により青色の光像が形成され、形成された光像が投影レンズユニット19より投影対象の図示しないスクリーン等に投射される。
そして、次のGフィールドでは、半導体レーザ41A〜41Cに上記電流Ibより低い緑色画像用の駆動電流Igが与えられる。この駆動電流Igは、カラーホイール45の緑色蛍光体反射部45Gを構成する蛍光体、例えば酸化物蛍光体の発光特性に鑑みた電流値が選定される。
緑色蛍光体反射部45Gに対して半導体レーザ41A〜41Cからの青色光が照射される、カラーホイール45の中心角で151°に相当する時間中、その励起により生じた緑色光が緑色蛍光体反射部45Gからレンズ群64を介してダイクロイックミラー44で反射され、レンズ65を介してさらにダイクロイックミラー47で反射された後に、レンズ66、インテグレータ48、レンズ67を介してミラー49で反射され、レンズ68を介してミラー18で反射されて、マイクロミラー素子16に照射される。このときマイクロミラー素子16では投影画像処理部15の駆動により緑色に対応した画像表示がなされる。
そのため、マイクロミラー素子16での反射光により緑色の光像が形成され、形成された光像が投影レンズユニット19より投影対象の図示しないスクリーン等に投射される。
すなわち、光源光としてLED42を利用するRフィールド、レーザ光を照射する蛍光体からの励起光を利用するGフィールドの期間を充分に長いものとすることで、総発光光量の低さを補って充分な明るさの光像を得る。
これに対して、光源光として、蛍光体を使用せず、光源となる発光素子である半導体レーザ41A〜41Cの出射する色の光をそのまま使用するBフィールドでは、期間の短さを補うように大きな電流値で高い輝度の光像を形成するものとする。
加えて上記実施形態では、同じく半導体レーザ41A〜41Cを時間的に連続して駆動するBフィールドとGフィールドとで、上述した如く、より大きい電流値での駆動となるBフィールドをGフィールドより先に配置するものとした。
これにより、上記図8でも示した如く、半導体レーザ41A〜41Cでの温度上昇をより低く抑えることができ、半導体レーザ41A〜41Cでの発光輝度の低下を小さくすると共に、半導体レーザ41A〜41Cの長寿命確認も寄与することができる。
なお、上記第1及び第2の実施形態はいずれも、半導体レーザ20A〜20C(41A〜41C)で青色のレーザ光を発振してカラーホイール24(45,45′)により青色光及び緑色光を発生させる一方で、LED21(42)で赤色光を発生するものとして説明したが、本発明はこれに限らず、1つの光源で発生しうる原色光の輝度バランスが実用に適さない場合に、他の光源を用いてそれを補償するような、複数種類の光源を用いる光源部、及びそのような光源部を用いる投影装置であれば同様に適用可能である。
また、上記各実施形態は共に本発明をDLP(登録商標)方式のデータプロジェクタ装置に適用した場合について説明したものであるが、例えば透過型のモノクロ液晶パネルを用いて光像を形成する液晶プロジェクタ等にも同様に本発明を適用することができる。
その他、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組み合わせて実施しても良い。上述した実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件による適宜の組み合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
10,10′…データプロジェクタ装置、11…入出力コネクタ部、12…入出力インタフェース(I/F)、13…画像変換部(スケーラ)、14…ビデオRAM、15…投影画像処理部、16…マイクロミラー素子(SLM)、17,17′…光源部、18…ミラー、19…投影レンズユニット、20…(B発光)半導体レーザ、21…ダイクロイックミラー、22…レンズ、23…レンズ群、24…カラーホイール、24B…青色用拡散部、24G…緑色蛍光体反射部、24R…赤色蛍光体反射部、25…モータ、26…レンズ、27…インテグレータ、28…レンズ、31,31′…投影光処理部、32,32′…CPU、33…メインメモリ、34…プログラムメモリ、35…操作部、36…音声処理部、37…スピーカ部、41…半導体レーザ、41A〜41C…半導体レーザ、42…LED、43A〜43C…ミラー、44…ダイクロイックミラー、45,45′…カラーホイール、45B…青色用拡散部、45N…無蛍光体部、45G…緑色蛍光体反射部、46…モータ、47…ダイクロイックミラー、48…インテグレータ、49〜51…ミラー、61A〜61C,62,63…レンズ、64…レンズ群、65〜72…レンズ、73…レンズ群、SB…システムバス。

Claims (12)

  1. 所定の波長帯域で発光する光源素子と、
    上記光源素子の発光を用い、時分割で発光効率の異なる複数色の光源光を発生する光源光発生手段と、
    上記光源光発生手段で発生する複数色の光源光中、より発光効率の高い少なくとも1色の光源光の発生時間を他の色の光源光の発生時間より短く設定するととともに、当該発生時間を短く設定した色の光源光発生時の上記光源素子の駆動電力を、他の色の光源光発生時の上記光源素子の駆動電力より大きく設定し、上記光源光発生手段で発生する複数色の光源光が循環的に発生するように上記光源素子と上記光源光発生手段の駆動タイミングを制御する光源制御手段と
    を具備したことを特徴とする光源装置。
  2. 第1の波長帯域で発光する第1の光源素子と、
    上記第1の光源素子の発光を用い、時分割で発光効率の異なる複数色の光源光を発生する光源光発生手段と、
    上記第1の波長帯域とは異なる第2の波長帯域で発光する第2の光源素子と、
    上記光源光発生手段で発生する複数色の光源光中、より発光効率の高い少なくとも1色の光源光の発生時間を他の色の光源光の発生時間より短く設定するととともに、当該発生時間を短く設定した色の光源光発生時の上記第1の光源素子の駆動電力を、他の色の光源光発生時の上記第1の光源素子の駆動電力より大きく設定し、上記光源光発生手段で発生する複数色の光源光、及び上記第2の光源素子の発光による光源光が循環的に発生するように上記第1及び第2の光源素子と上記光源光発生手段の駆動タイミングを制御する光源制御手段と
    を具備したことを特徴とする光源装置。
  3. 上記光源光発生手段は、所定の波長帯域光を発光する蛍光体が塗布された領域と、上記光源素子からの光を拡散透過する拡散領域を備えた回転駆動可能なカラーホイールであることを特徴とする請求項1または2記載の光源装置。
  4. 所定の波長帯域で発光する光源素子と、
    上記光源素子の発光を用い、時分割で発光効率の異なる複数色の光源光を発生する光源光発生手段と、
    上記光源光発生手段で発生する複数色の光源光中、より発光効率の高い少なくとも1色の光源光の発生時間を他の色の光源光の発生時間より短く設定するとともに、当該発生時間を短く設定した色の光源光発生時の上記光源素子の駆動電力を、他の色の光源光発生時の上記光源素子の駆動電力より大きく設定し、上記光源光発生手段で発生する複数色の光源光が循環的に発生するように上記光源素子と上記光源光発生手段の駆動タイミングを制御する光源制御手段と、
    画像信号を入力する入力手段と、
    上記光源制御手段での制御に基づいて出射される光源光を用い、上記入力手段で入力する画像信号に対応したカラーの光像を形成して投影する投影手段と
    を具備したことを特徴とする投影装置。
  5. 上記光源素子は、青色の波長帯域光を発するとともに、
    上記光源光発生手段は、赤色及び緑色の波長帯域光を発光する蛍光体が塗布された領域と、上記光源素子からの光を拡散透過する拡散領域を備えた回転駆動可能なカラーホイールである
    ことを特徴とする請求項4記載の投影装置。
  6. 第1の波長帯域で発光する第1の光源素子と、
    上記第1の光源素子の発光を用い、時分割で発光効率の異なる複数色の光源光を発生する光源光発生手段と、
    上記第1の波長帯域とは異なる第2の波長帯域で発光する第2の光源素子と、
    上記光源光発生手段で発生する複数色の光源光中、より発光効率の高い少なくとも1色の光源光の発生時間を他の色の光源光の発生時間より短く設定するととともに、当該発生時間を短く設定した色の光源光発生時の上記第1の光源素子の駆動電力を、他の色の光源光発生時の上記第1の光源素子の駆動電力より大きく設定し、上記光源光発生手段で発生する複数色の光源光、及び上記第2の光源素子の発光による光源光が循環的に発生するように上記第1及び第2の光源素子と上記光源光発生手段の駆動タイミングを制御する光源制御手段と、
    画像信号を入力する入力手段と、
    上記光源制御手段での制御に基づいて出射される光源光を用い、上記入力手段で入力する画像信号に対応したカラーの光像を形成して投影する投影手段と
    を具備したことを特徴とする投影装置。
  7. 上記第1の光源素子は、青色の波長帯域光を発し、
    上記第2の光源素子は、赤色の波長帯域光を発し、
    上記光源光発生手段は、緑色の波長帯域光を発光する蛍光体が塗布された領域と、上記光源素子からの光を拡散透過する拡散領域を備えた回転駆動可能なカラーホイールである
    ことを特徴とする請求項6記載の投影装置。
  8. 上記光源光発生手段は、循環周期中で発生時間を短く設定した色の光源光を他の色の光源光より先に発生させることを特徴とする請求項6記載の投影装置。
  9. 上記光源制御手段は、所定の期間である1周期内において、上記発光効率の高い少なくとも1色の光源光の発生時間を他の色の光源光の発生時間より短く設定するととともに、当該発生時間を短く設定した色の光源光発生時の上記光源素子の駆動電力を、他の色の光源光発生時の上記光源素子の駆動電力より大きく設定することを特徴とする請求項4または6記載の光源装置。
  10. 上記光源制御手段は、上記発光効率の高い少なくとも1色の光源光の発生時間を短く設定した分、上記他の色の光源光の発生時間を長くするとともに、当該発生時間を短く設定した色の光源光発生時の上記光源素子の駆動電力を大きく設定した分、上記他の色の光源光発生時の上記光源素子の駆動電力を小さく設定し、当該設定の前後で所定のホワイトバランスを維持することを特徴とする請求項9記載の光源装置。
  11. 所定の波長帯域で発光する光源素子、上記光源素子の発光を用い、時分割で発光効率の異なる複数色の光源光を発生する光源光発生部、画像信号を入力する入力部、及び光源光を用い、上記入力部で入力する画像信号に対応したカラーの光像を形成して投影する投影部を備えた投影装置での投影方法であって、
    上記光源光発生部で発生する複数色の光源光中、より発光効率の高い少なくとも1色の光源光の発生時間を他の色の光源光の発生時間より短く設定するととともに、当該発生時間を短く設定した色の光源光発生時の上記光源素子の駆動電力を、他の色の光源光発生時の上記光源素子の駆動電力より大きく設定し、上記光源光発生部で発生する複数色の光源光が循環的に発生するように上記光源素子と上記光源光発生部の駆動タイミングを制御する光源制御工程を有したことを特徴とする投影方法。
  12. 第1の波長帯域で発光する第1の光源素子、上記第1の光源素子の発光を用い、時分割で発光効率の異なる複数色の光源光を発生する光源光発生部、上記第1の波長帯域とは異なる第2の波長帯域で発光する第2の光源素子、画像信号を入力する入力部、及び光源光を用い、上記入力部で入力する画像信号に対応したカラーの光像を形成して投影する投影部を備えた投影装置での投影方法であって、
    上記光源光発生部で発生する複数色の光源光中、より発光効率の高い少なくとも1色の光源光の発生時間を他の色の光源光の発生時間より短く設定するととともに、当該発生時間を短く設定した色の光源光発生時の上記第1の光源素子の駆動電力を、他の色の光源光発生時の上記第1の光源素子の駆動電力より大きく設定し、上記光源光発生部で発生する複数色の光源光、及び上記第2の光源素子の発光による光源光が循環的に発生するように上記第1及び第2の光源素子と上記光源光発生部の駆動タイミングを制御する光源制御工程を有したことを特徴とする投影方法。
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