JP2011069975A - 電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者が表示画面に対応して行う所定の操作に習熟し音声案内を不要に感じるような場合には、その音声案内を出力しないようにして快適に操作ができるようにする。
【解決手段】表示画面を表示するとともに(ステップS2、S15)、その表示画面の表示開始から、表示画面に対応する入力操作があるまでの操作所要時間を計時する(ステップS3、S6、S7)。計時した操作所要時間が基準時間以上ではないと判断した場合(ステップS10のN)、表示画面に遅延して出力する音声案内の遅延時間を延長するように調整し(ステップS11)、計時した所要時間が基準時間以上であると判断した場合(ステップS10のY)、遅延時間を短縮するように調整する(ステップS13)。
【選択図】 図4

Description

本発明は、音声案内機能を有する電子装置に関する。
近年、装置に関する操作手順等を音声で案内する機能を有する電子装置が多く販売されている。このような音声案内機能は、その電子装置の取扱いに慣れていない者にとっては便利な機能であるが、既に取扱いに慣れた者にとっては必ずしも必要としない機能であり、むしろ煩わしさを感じる場合がある。そこで、特開平7−302017号公報(特許文献1)では、音声停止キーを設置し、音声案内の再生中に音声停止キーが押下されると音声案内を停止するようにしている。
特開平7−302017号公報
上記従来の装置では、その装置の使用者が音声案内を不要と感じたときに、その都度、所定のキー操作を行って音声案内を停止させる必要があり、必ずしも音声案内を必要としない使用者にとっては、音声案内を停止させるための操作を行うことは面倒であった。
本発明は、従来の問題点を解決するものであり、使用者が表示画面に対する操作に習熟している場合には、不要と感じる音声案内を出力することがなく快適に操作できるようにし、また一方で、使用者が操作に手間取るようなことがあれば、表示画面の表示に対応してより早目に音声案内を出力して、使用者が間違いなく操作することができるようにした電子装置を提供することを目的としている。
本発明は、表示手段に複数の表示画面を表示するとともに、その表示画面の画面表示に対応して使用者が行うべき所定の操作に関する音声案内を出力する電子装置であって、 前記表示画面が前記表示手段に表示されてから、その表示画面に対応して使用者によって所定の操作が行われるまでの操作所要時間を計時する計時手段と、前記表示画面の前記表示手段への表示から遅延して出力される音声案内の遅延時間の情報を、前記表示画面に対応して記憶する遅延時間情報記憶手段と、前記表示画面が前記表示手段に表示されるときに、その表示画面に対応する音声案内を、前記遅延時間情報記憶手段に記憶された遅延時間の情報に基づいて、その遅延時間の経過とともに出力する音声案内手段と、前記表示手段、前記遅延時間情報記憶手段及び前記音声案内手段を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記表示手段に前記表示画面が表示されるときに、その表示画面について計時される前記操作所用時間がその表示画面に対応する遅延時間より短い場合、前記音声案内手段による音声案内の出力を禁止するとともに、その表示画面について計時される操作所要時間が所定の基準時間を超える場合、その表示画面に対応する遅延時間を所定の調整時間分だけ短縮し、その表示画面について計時される操作所要時間が前記所定の基準時間を超えない場合、その表示画面に対応する遅延時間を所定の調整時間分だけ延長するべく、前記遅延時間情報記憶手段に記憶される遅延時間の情報の書き換えを行うことを特徴とする。
そして、本発明は、前記制御手段は、前記電子装置の電源が投入されたときに、前記遅延時間情報記憶手段に記憶される、前記複数の表示画面に対応する前記遅延時間を初期値に書き換えることを特徴とする。
また、前記基準時間及び前記調整時間の情報を夫々記憶する時間情報記憶手段を備えることを特徴とする。
また、前記時間情報記憶手段に記憶される前記基準時間及び前記調整時間の情報を、使用者の入力によって任意の時間に設定可能に構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、使用者が表示画面に対する操作に習熟してスムースに操作できるような場合には、不要な音声案内を出力することがなく快適に操作できるようにし、一方で、使用者が操作に手間取るようなことがあれば、表示画面の表示に対応してより早目に音声案内を出力して、使用者が間違いなく操作することができるようにした電子装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る文書作成装置の斜視図である。 その文書作成装置の断面模式図である。 その文書作成装置の電子回路のブロック図である。 その文書作成装置の制御フローを示すフローチャートである。 その文書作成装置の表示手段に表示される表示画面を示す説明図である。 その文書作成装置の表示手段に表示される表示画面を示す説明図である。 その文書作成装置の表示手段に表示される表示画面を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。本発明は、音声案内を出力する機能を備えた電子装置に関するものであり、以下に、電子装置として文書作成装置を例に挙げて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る文書作成装置1の外観斜視図であり、図2は、文書作成装置1の側面断面模式図である。文書作成装置1は、葉書やL判、2L判等の比較的小さな印刷用紙10に印刷を実行する装置であり、住所録を作成し作成した住所録を保存する機能や、住所録から葉書に宛名印刷を行う機能や、葉書の文面を編集し印刷する機能や、デジタルカメラで撮影した写真画像を取込んで印刷する機能や、デジタルカメラで撮影した画像を取込んでその画像と文章とを組み合わせて葉書に印刷する機能等、様々な機能を有している。
この文書作成装置1は、図1に示すように、箱形の筐体2を備え、筐体2の前方にはキーボード3が配置されている。このキーボード3は、装置の電源をオン・オフするために使用する電源キー、表示部8の表示画面に表示される編集画面上でカーソルを移動させ、あるいは表示部8の表示画面に表示される種々の設定画面上においてカーソルを移動させて設定項目を選択したり、選択した設定項目の設定内容を変更するためなどに使用するカーソルキー、データ入力などにおいて種々の確定操作を行い、設定画面上などで選択対象や変更内容を確定させるために使用する実行キー、表示部8に本装置の動作可能な基本機能を一覧で表示するトップメニュー画面を表示させるために使用するメニューキー、印刷実行の指示に用いるプリントキー、文字や数字を入れるための文字・数字キーなどが配置されている。
筐体2の前面には、印刷が完了した葉書や写真等の印刷用紙10が排出される排紙口5と、メモリカード等の可搬型記憶媒体を挿入可能な記憶媒体挿入口6とが形成されている。この記憶媒体挿入口6は、メモリカード等の着脱可能な可搬型記憶媒体が挿入されることにより、デジタルカメラで撮影された写真の画像データや、パーソナルコンピュータで編集された文章等の編集データを文書作成装置1に取り込み可能とするとともに、文書作成装置1で編集したデータをメモリカード等に保存可能とする。
また、筐体2の上面には、液晶表示部8が配置されている。この表示部8は、キーボード3からの入力信号に対応して画面上に入力内容が表示される、或いは、各種の設定に必要なメニュー画面などが表示される、又は、デジタルカメラから取り込んだ写真画像が表示される等、文書作成装置1で必要とする各種のデータが表示される。さらに、筐体2の上部には、筐体2の後方側から筐体2の上方までの間を回動可能な取っ手15が装着されている。この取っ手15は、略コ字状に形成され、文書作成装置1の運搬時等に把持されて使用される。
そして、文書作成装置1は、図2に示すように、筐体2の背面に開口する空腔部16を有し、この空腔部16の開口を塞ぐように給紙トレイ18が配置されており、給紙トレイ18に印刷用紙10を複数枚重ねて収容することができるようになっている。
また、給紙トレイ18の内側であって上方位置には、給紙トレイ18に収容された印刷用紙10を1枚ずつ下方に送り出すピックアップローラ19が配置されている。また、給紙トレイ18の下端近傍には、ピックアップローラ19によって下方に送り出された印刷用紙10を筐体2の排紙口5方向へと搬送する搬送ローラ20a、20bが配置されている。さらに、筐体2の内部であって搬送ローラ20a、20bの前方近傍には、印刷手段としての印刷ヘッド21が配置されている。また、筐体2の内部であって印刷ヘッド21の前方には、印刷を完了した印刷用紙10を排紙口5から排出する排紙ローラ22a、22bが配置されている。この搬送ローラ20aと排紙ローラ22aは、図示しないステッピングモータによって回転を制御されて、所定速度で印刷用紙10を搬送している。なお、ピックアップローラ19と、搬送ローラ20a、20bと、排紙ローラ22a、22bとは、文書作成装置1における搬送手段として機能している。
印刷手段を構成する印刷ヘッド21は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の各色インクを吐出する夫々のノズルを有するインクジェット方式の印刷ヘッド21とされ、ノズルから各色を印刷用紙10に噴射することにより印刷を実行する。なお、インクジェット方式の印刷ヘッド21について述べたが、本発明がインクジェット方式に限定されるものではない。
そして、給紙トレイ18に収容された印刷用紙10は、ピックアップローラ19によって前方に位置する印刷用紙10から順に下方に送り出され、搬送ローラ20a、20bとの間に挟み込まれた状態で印刷ヘッド21の下方に繰り出され、印刷が完了後、排紙ローラ22a、22bの間に挟み込まれて排紙口5から外部へと排出される。
次に、本実施形態の文書作成装置1の制御回路について述べる。図3は、文書作成装置1の電子回路のブロック図である。この文書作成装置1は、図3に示すように、制御部となるCPU31と、ROM32やRAM33等と、表示部8と、キーボード3と、印刷機構及び搬送機構を備えたプリンタ部と、スピーカを備えた音声案内部34と、タイマ35などを備える。
この文書作成装置1は、はがきの文章を編集・作成し、それを印刷したり、デジタルカメラで撮影した写真画像を取り込んで写真として印刷したりする機能を有しており、それらの機能を実行するときに、使用者に対して装置の操作を音声で案内する機能を有している。そして、この文書作成装置1では、表示部8に所定の表示画面が表示されてから、その表示画面の画面表示に対応して使用者が行う所定の操作までの時間に応じて、表示画面に対応して行う音声案内の出力開始のタイミングを調整する音声出力制御機能を有している。
制御部31は、ROM32に予め記憶されているシステムプログラム、メモリカードに記憶された制御プログラム等を起動させ、RAM33をワークメモリとして回路各部を動作させて文書作成装置1の種々の機能を実行する。
ROM32には、表示部8に表示する種々の設定画面などの表示画面の情報が記憶される表示画面情報記憶領域32a及びその表示画面に対応して使用者が行うべき所定の操作に関する音声案内情報が記憶された音声案内情報記憶領域32bが確保されている。
例えば、図5、図6及び図7は表示画面情報記憶領域32aに記憶される表示画面情報の例を示している。図5(a)に示す表示画面は、トップメニュー画面を表しており、この文書作成装置1で利用可能な機能をメニュー表示するものである。図示のように、この文書作成装置1では、はがきの文面の編集及びその印刷を行う「文面」、ハガキの住所録の作成及びその住所録に基づいた宛名印刷を行う「宛名」、デジタルカメラで撮影した写真画像の印刷を行う「デジタル写真プリント」及び装置における各種の設定を行う「設定」の各メニュー項目から所望の項目を選択するようになっている。なお、この表示画面では、使用者がカーソルキーの操作によってカーソルを移動させて所望のメニュー項目を指定し、実行キーを操作するようになっている。これにより、指定した項目が選択され、表示部8には、図5(b)に示す次の表示画面が切り替わって表示される。
図5(b)は、図5(a)において、メニュー項目の中から「デジタル写真プリント」を選択した場合に、その次に表示される表示画面を表している。この表示画面は、図示のように、デジタルカメラによって撮影されメモリカードに記録された写真画像の中から所望の画像を選んで印刷する場合の「選んで」、メモリカードに記録された複数の写真画像を1枚の用紙に縮小して一覧印刷するインデックス印刷を行う場合の「インデックス」、DPOF仕様に基づいて指定された写真画像を指定枚数印刷する場合の「DPOF」、写真画像にキー入力部3から入力した適宜なコメント文字を合成して印刷する場合の「コメント」、及び写真画像を所定のシール用紙に複数印刷する場合の「シール」の各項目の選択が可能になっている。使用者は、カーソルキーを操作してメニュー項目を指定し、実行キーを操作して選択する。
更に、図6(a)は図5(b)において、「選んで」の項目を選択した場合に、その次に表示される表示画面を表している。ここでは、メモリカードから写真画像が取り込まれて、その縮小画像が表示部8に表示される。この画面において、使用者は印刷すべき所望の画像を選択し、その印刷枚数を指定する。また、図6(b)は、図6(a)で写真画像の選択及び印刷枚数指定の後に表示される表示画面を表している。この表示画面では、「用紙サイズ」、「紙質」、「印刷タイプ」及び「フチの有無」の各項目についての設定を行うようになっている。また、図7は、図6(b)の画面の次に表れる印刷実行画面を表している。この画面の指示に従ってキーボード3の実行キーを操作することによって印刷が開始される。
また、ROM32の音声案内情報記憶領域32bには音声案内情報が記憶されている。例えば、図5(a)の表示画面に対応して、「カーソルキーで選択し実行キーを押してメニューから希望の項目を選んでください。」の音声案内情報が記憶されている。また、図5(b)の表示画面に対応して、「メモリカードをカードスロットにセットしてください。カーソルキーで選択し実行キーを押してデジタル写真メニューの中から希望の項目を選んでください。」の音声案内情報が記憶されている。また、図6(a)の表示画面に対応して、「カーソルキーによって印刷したい写真を選び、数字キーによって印刷枚数を指定してください。指定が終わったら実行キーを押してください。」の音声案内情報が記憶されている。また、図6(b)の表示画面に対応して、「写真を印刷します。上下カーソルキーで項目を選んで、左右カーソルキーで各項目の設定を変更できます。実行キーを押すと決定します。」の音声案内情報が記憶されている。また、図7の表示画面に対応して、印刷する面を表にして用紙をセットしてください。実行キーを押すと印刷を開始します。」の音声案内情報が記憶されている。
RAM33には、キーボード3から入力された文字等の文書の編集情報をワークメモリとして記憶する処理や、表示部8に表示される表示用パターンデータを記憶する処理や、キーボード3から入力された文字列のデータが展開された印字パターンデータを記憶する等の処理を行う。
また、RAM8には、遅延時間情報記憶領域33aが確保される。この遅延時間情報記憶領域33aには、表示部8に表示される複数の表示画面の各表示画面毎に、それらの表示画面の表示から遅延して出力される音声案内情報の出力の遅延時間の情報が記憶されるすなわち、この遅延時間は、表示画面の表示開始から音声案内の出力開始までの時間を云う。この遅延時間の初期値は、例えば、3秒に設定される。したがって、初期状態では、表示画面の表示開始の3秒後にその表示画面に対応する音声案内の出力が開始される。本発明では、この遅延時間情報の初期値が、使用者が表示画面に対応して行う所定の操作に要する操作所要時間に応じて、延長又は短縮調整するべく書き換えられる。
また、RAM8には、基準時間情報報記憶領域33bが確保される。この基準時間情報記憶領域33bには、使用者が表示画面に対応した所定のキー操作を行う場合の操作所要時間について、所定の判断をする基準となる基準時間情報が記憶される。例えば、基準時間が5秒に設定される。
また、RAM8には、調整時間情報報記憶領域33cが確保される。この調整時間情報記憶領域33cには、前記遅延時間情報記憶領域33aに記憶される遅延時間情報によって表される遅延時間を時間調整するための調整時間情報が予め記憶される。例えば、調整時間として、0.5秒が設定される。なお、前記基準時間及び前記調整時間は予め定められた時間でもよいが、使用者によって所望の時間を設定可能にしてもよい。
また、タイマ34は、表示画面の表示開始から、その表示画面の画面表示に対応して使用者が行うキー操作などの所定の操作までの所要時間を計時する。なお、例えば、図5乃至図7の各表示画面では、その各表示画面での指定を終えてそれを確定する操作を行う、実行キーの操作が、ここで云う所定の操作となる。また、この操作によって、次の表示画面があれば、その次の表示画面に移行する。
以下、文書作成装置1における動作を図4のフローチャートによって説明する。まず、文書作成装置1の電源キーが操作されて電源が投入されると、RAM33の遅延時間情報記憶領域33aに記憶される複数の表示画面の各遅延時間情報を初期値(例えば、3秒)に設定するなどのイニシャル処理を行い(ステップS1)、ROM32の表示画面情報記憶領域32aに記憶されるトップメニュー画面情報読み出して表示部8にトップメニュー画面を表示する(ステップS2)。例えば、図5(a)に示すトップメニュー画面を表示部8に表示する。
表示部8への表示画面の表示とともに、タイマ35を起動する(ステップS3)。そして、タイマ35の計時値を、現に表示部8に表示する表示画面に対応してRAM33の遅延時間情報記憶領域33aに記憶される遅延時間の情報によって表される遅延時間と比較し、その遅延時間になったか否か判断する(ステップS4)。タイマ35の計時値が遅延時間に達していれば(ステップS4のY)、ROM32の音声案内情報記憶領域32bに記憶されている、表示画面に対応する音声案内情報を読み出し音声案内部34によって音声案内を出力する(ステップS5)。例えば、表示部8にトップメニュー画面を表示する場合、その表示画面に対応する、「カーソルキーで選択し実行キーを押してメニューから希望の項目を選んでください。」の音声案内情報が出力される。
また、タイマ35の計時値が遅延時間に達していなければ(ステップS4のN)、キーボード3からの所定の入力操作があったか否か判断する(ステップS6)、例えば、図5(a)のトップメニュー画面が表示部8に表示される場合、使用者は、カーソルキーの操作によってメニュー項目を指定し、実行キーの操作によって指定した項目の選択を決定するものであるが、この場合における所定の入力操作とは、最終的に確定操作を行う実行キーの操作であり、ステップS6では、図5(a)の表示画面については、実行キーの入力操作があるか否か判断される。
キーボード3の所定の入力操作がなければ(ステップS6のN)、ステップS4に戻る。また、キーボード3の所定の入力操作があるときは(ステップ6のY)、タイマ35を停止する(ステップS7)。その時点で、音声案内の出力中であるか否か判断し(ステップS8)、音声案内の出力中ではないと判断すると(ステップS8のN)、そのままステップS10に移行する。また、音声案内の出力中であると判断すると(ステップ8のY)、音声案内の出力を中止して(ステップS9)、次のステップS10に移行する。
次のステップS10では、停止したタイマ35の計時時間(表示画面の表示開始からキー操作が行われるまでの所要時間)が前記基準時間(例えば、5秒)以上か否か判断し(ステップS10)、基準時間以上ではないと判断すると(ステップS10のN)、遅延時間情報記憶領域33aに記憶されている当該表示画面に対応する遅延時間(例えば、初期値は3秒)を、調整時間情報記憶領域33cに記憶されている調整時間情報の時間分(例えば、0.5秒分)だけ延長するべく、その遅延時間情報を書き換える(ステップS11)。
また、タイマ35の計時時間が前記基準時間以上であると判断すると(ステップS10のY)、次に、遅延時間が所定時間(例えば、0.5秒)以上か判断し(ステップS12)、遅延時間が所定時間以上であると判断すると(ステップS12のY)、さらに遅延時間(例えば、初期値は3秒)を調整時間情報記憶領域33cに記憶される調整時間情報の時間分(例えば、0.5秒分)だけ短縮する(ステップS13)。また、ステップS12において、遅延時間が前記所定時間以上ではないと判断すると(ステップS12のN)、ステップS13の処理を行うことなくステップS14に移行する。
しかして、ステップS11、S13において、遅延時間を調整時間分だけ延長し、あるいは短縮する処理の後、タイマ35のリセット処理を行い(ステップ14)、次の表示画面を表示部8に表示するとともに(ステップ15)、ステップS3に戻って、タイマ起動処理を行い、以下、同様にしてステップS4以降の処理を行い、表示部8に表示される複数の各表示画面について、その表示画面に対応する音声案内の出力開始タイミングを決める遅延時間の情報が、使用者の前記操作所要時間の長さに応じて表示画面毎に書き換えられる。
すなわち、操作に慣れた使用者の場合には前記操作所要時間が比較的短いため、前記基準時間の長さを適宜な値に設定しておくことにより、前記基準時間の経過前に所定の操作を完了することになる。この結果、前記遅延時間が延長方向に調整されため、より確実に前記遅延時間の経過前に所定のキー操作が完了するようになり、現に表示されている表示画面に対応する音声案内を耳にすることなく、次の段階の次の表示画面に移行することができ、不必要な音声案内を耳にしなければならない煩わしさを解消することができる。
一方で、操作に不慣れな使用者の場合には前記操作所要時間は比較的長いため、前記基準時間の長さを適宜な値に設定しておくことにより、前記基準時間の経過後に所定の操作が完了することになる。この結果、前記遅延時間が短縮方向に調整されるため、より確実に前記遅延時間の経過後に所定のキー操作が完了するようになり、現に表示されている表示画面に対応する音声案内を耳にすることができるため、その音声案内に基づいて間違いなく操作することができる。
1…文書作成装置
2…筐体
3…キー入力部
8…表示部
31…制御部
32…ROM
32a…表示画面情報記憶領域
32b…音声案内情報記憶領域
33…RAM
33a…遅延時間情報記憶領域
32b…基準時間情報記憶領域
32c…調整時間情報記憶領域
34…音声案内部
35…タイマ

Claims (4)

  1. 表示手段に複数の表示画面を表示するとともに、その表示画面の画面表示に対応して使用者が行うべき所定の操作に関する音声案内を出力する電子装置であって、
    前記表示画面が前記表示手段に表示されてから、その表示画面に対応して使用者によって所定の操作が行われるまでの操作所要時間を計時する計時手段と、
    前記表示画面の前記表示手段への表示から遅延して出力される音声案内の遅延時間の情報を、前記表示画面に対応して記憶する遅延時間情報記憶手段と、
    前記表示画面が前記表示手段に表示されるときに、その表示画面に対応する音声案内を、前記遅延時間情報記憶手段に記憶された遅延時間の情報に基づいて、その遅延時間の経過とともに出力する音声案内手段と、
    前記表示手段、前記遅延時間情報記憶手段及び前記音声案内手段を制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記表示手段に前記表示画面が表示されるときに、その表示画面について計時される前記操作所用時間がその表示画面に対応する遅延時間より短い場合、前記音声案内手段による音声案内の出力を禁止するとともに、その表示画面について計時される操作所要時間が所定の基準時間を超える場合、その表示画面に対応する遅延時間を所定の調整時間分だけ短縮し、その表示画面について計時される操作所要時間が前記所定の基準時間を超えない場合、その表示画面に対応する遅延時間を所定の調整時間分だけ延長するべく、前記遅延時間情報記憶手段に記憶される遅延時間の情報の書き換えを行うことを特徴とする電子装置。
  2. 前記制御手段は、前記電子装置の電源が投入されたときに、前記遅延時間情報記憶手段に記憶される、前記複数の表示画面に対応する前記遅延時間を初期値に書き換えることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記基準時間及び前記調整時間の情報を夫々記憶する時間情報記憶手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子装置。
  4. 前記時間情報記憶手段に記憶される前記基準時間及び前記調整時間の情報を、使用者の入力によって任意の時間に設定可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至3に記載の電子装置。
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