JP2011069547A - 冷凍空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】除湿運転時に、室内の温度を快適温度に保持する冷凍空調装置を得る。
【解決手段】冷凍空調装置は、圧縮機1(1a、1b)、室外熱交換器2(2a、2b)、減圧装置3(3a、3b)、室内熱交換器4(4a、4b)を備えた二つの冷凍サイクルを有し、減圧装置は、複数の毛細管3が各々に室内熱交換器4に接続し、二つの冷凍サイクルの少なくとも一方に、室外熱交換器7aをバイパスするバイパス回路を備え、室内ファン6は、一方の冷凍サイクルの室内熱交換器と、他方の冷凍サイクルの室内熱交換器に送風し、それぞれの室内熱交換器4a、4bで熱交換された空気が混合されて室内に吹出される。そして、二つの冷凍サイクルの内のバイパス回路7aを備えた方が、室外熱交換器2aをバイパスさせた運転、他方が冷房運転を行うことにより除湿運転が行われる。
【選択図】図1

Description

本発明は、減圧と分配を兼用した複数の毛細管を備えた冷凍空調装置に関するものであり、特に、低外気温度においても快適な除湿運転を行う冷凍空調装置に関する。
従来、車両用空気調和装置のように振動する場所に設置される空気調和装置では、蒸発器の分配性能が悪化することがある。即ち、絶えず振動する状態では、蒸発器の分配器内に存在する二相冷媒の内、液冷媒が或る部位に偏在してしまったり、別のタイミングでは別の部位に偏在してしまったりするような事態が発生し得るので、このような場合には蒸発器における冷媒の分配性能が悪化する。
そこで、液冷媒の分配により分配性能向上を図る空気調和装置が知られている。一例として、圧縮機と、室外熱交換器と、分配と減圧を兼用した複数の毛細管と、室内熱交換器と、アキュムレーターとが順に接続された冷媒回路を備えている冷房専用の車両用空気調和装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この場合、分配された毛細管のそれぞれの端部は室内熱交換器を構成する各伝熱管に接続される。
また、複数の室内熱交換器を直列に接続し、除湿運転時にはその一部を再熱器(凝縮器)として作用するように構成した車両用空気調和装置が知られている(例えば特許文献2参照)。
しかしながら、特許文献2の図1に示されるような複数の室内熱交換器を直列に接続した構成において、第1膨張機構及び第2膨張機構として特許文献1に示されるような分配と減圧を兼用した複数の毛細管を用いた場合、除湿運転時には、直列に接続された複数の室内熱交換器の内、一部を再熱器(凝縮器)として作用させるような構成は、実現できない。
なぜならば、分配と減圧を兼用した複数の毛細管の端部が室内熱交換器を構成するそれぞれの伝熱管に直接接続されるため、バイパス回路から伝熱管に冷媒を流し込む入口がない。従って、室内熱交換器を凝縮器として構成することができなくなるからである。
したがって、従来の空調装置では室内熱交換器を並列に接続したものが一般的であり、冷房専用の空調装置では湿度の高い梅雨の季節になると、冷房能力を極力抑えた弱冷運転をすると共に、室内ファンの回転数を低くして車内温度があまり低下しないようにした簡易的な除湿運転をしたり、蒸発器の出口に再加熱ヒーターを設けて、蒸発器により冷却された空気を再加熱したりする方法が一般的であった(例えば非特許文献1参照)。また、その他に蒸発器の空気出口側に再加熱用の凝縮器を配置して、除湿運転時だけ電磁弁で冷媒を流すようにした冷凍サイクルが知られている(例えば特許文献3参照)。
また、複数の冷凍サイクルを有する冷房・暖房両用のヒートポンプ式空調装置の場合は、冷房運転と暖房運転を組み合わせることで、サイクルによる除湿運転が可能である。さらに、1台のヒートポンプ式空調装置の場合は、冷房と暖房を交互に切替える除湿運転方法が知られている(例えば特許文献4参照)。
特開平4−372421号公報(第1頁〜第3頁、図1、図2) 特許第3379268号公報(第2頁〜第4頁、図1) 特公昭52−13023号公報 特公平3−15109号公報
雑誌冷凍(第67巻第772号P58〜64)
しかしながら、非特許文献1及び特許文献3に記載の再加熱ヒーターの設置や再加熱用の凝縮器を設ける構造は、空調装置の大形化や重量の増加を伴い、部品点数の増加による信頼性の低下にもつながる。また、除湿運転を行う時期等は梅雨時の短期間であることから、通常の冷房運転時には再加熱ヒーターや再加熱用凝縮器は不要物となり、スペースの有効利用の観点からも不経済である。
また、非特許文献1に記載の再加熱ヒーターや再加熱用凝縮器を設けない冷房の弱冷運転だけによる従来の除湿方法では、乗客の少ない閑散時にはどうしても車内温度が低下して、肌寒さを感じるため、快適性が低下するという課題があった。
また、冷房運転と暖房運転を組み合わせることで、サイクルによる除湿運転を行う従来技術や、特許文献4に記載の従来技術では温風と冷風の混合を考慮していないため機種によっては室内送風機から車内に温風と冷風が別々に送風される問題があった。
本発明は上記のような課題を解決するために為されたものであり、主な目的は除湿運転時に室内の温度を快適温度に保持する冷凍空調装置を得ることにある。
本発明に係る冷凍空調装置は、冷媒が圧縮機、室外熱交換器、減圧装置、複数の伝熱管を有する室内熱交換器を順次循環する複数の冷凍サイクルと、複数の冷凍サイクルの室内熱交換器に空気を送風し、室内熱交換器によって熱交換された空気を混合して室内に吹き出す室内ファンと、制御手段と、を備え、各冷凍サイクル毎に、減圧装置は、一端が室内熱交換器の各伝熱管と接続し、他端が室外熱交換器の出口配管に接続する複数の毛細管を備え、複数の冷凍サイクルの内の少なくとも一つから成る第1の冷凍サイクル群は室外熱交換器の入口側配管と出口側配管に接続されたバイパス回路と、室外熱交換器への冷媒の流れをバイパス回路に切替え可能な切替弁と、を備え、制御手段は、除湿運転時には、切替弁を制御して第1の冷凍サイクル群の冷媒の流れをバイパス回路に切替えさせるものである。
この発明によれば、一方の冷房運転を行う室内熱交換器で空気を冷却して除湿を行ない、かつ、室外熱交換器をバイパスした高温ガス冷媒が流入する他方の室内熱交換器で空気を加熱し、両者を室内送風機によって室内へ供給する。除湿のために冷却された空気と、加熱した空気とを混合することによって温度回復して除湿された空気を室内へ供給することができる。したがって、除湿運転時に調和空気の温度が低下して不快感を与えるという不具合を防止して、快適な温度の調和空気を室内に供給することができる。これにより、除湿運転時には室内の温度を快適温度に保持することができる。
本発明に係る冷凍空調装置の実施の形態1を示す概略構成図である。 本発明の実施の形態1を示す冷凍空調装置の室内側断面図である。 本発明に係る冷凍空調装置の実施の形態1における制御系の構成を示すブロック図である。 本発明に係る冷凍空調装置の実施の形態1における制御部31のフローチャートである。 本発明に係る冷凍空調装置の実施の形態2を示す概略構成図である。 本発明に係る冷凍空調装置の実施の形態2における制御系の構成を示すブロック図である。 本発明に係る冷凍空調装置の実施の形態2における制御部31のフローチャートである。
以下、本発明に係る冷凍空調装置の好適な実施の形態について添付図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は本発明に係る冷凍空調装置の実施の形態1を示す概略構成図である。図において、冷凍空調装置は、圧縮機1a、室外熱交換器2a、減圧装置3a、室内熱交換器4aをそれぞれ冷媒が循環可能なように接続される第一の冷凍サイクルと、圧縮機1b、室外熱交換器2b、減圧装置3b、室内熱交換器4bをそれぞれ冷媒が循環可能なように接続して形成される第二の冷凍サイクル及び室外ファン5及び室内ファン6を有している。
なお、圧縮機1a、1bは容量型である。
減圧装置3a、3bは、複数の毛細管で構成され、冷媒の減圧作用と蒸発器の各伝熱管へ分配作用を兼用している。車両用空気調和装置のように振動する場所に設置される空気調和装置では、減圧装置3a、3bに冷媒を液状態(即ち、減圧装置3a、3bを構成する複数の毛細管の各々の入口側を液冷媒のみで満たした状態)で流入させる必要がある。気液二相状態での流入は、減圧装置3a、3bの分配不良、さらに冷媒流量の低下を引き起こすため、運転効率が低下する。
第一の冷凍サイクルは、室外熱交換器2aをバイパスするためのバイパス回路7aを有している。もちろん第二の冷凍サイクルもバイパス回路を有していてもかまわない。バイパス回路7aは電磁弁8aを備え、冷房運転時は電磁弁8aを閉とし、除湿運転時は電磁弁8aを開として室内熱交換器4aに高温ガスを流通させる。バイパス回路7aに流量調節手段を備えれば、除湿時に室内熱交換器4aの加熱量を制御できるため望ましい。
第一の冷凍サイクルと第二の冷凍サイクルは独立して冷房運転を行うことが可能であり、冷房負荷に応じて第一の冷凍サイクル及び第二の冷凍サイクルの運転を行う。室内ファン6を挟んで、一方には第一冷凍サイクルの室内熱交換器4aが配置され、他方には第二冷凍サイクルの室内熱交換器4bとが配置される。
また、図2に示すように、室内熱交換器の吸込口には温度センサー9a、9b(以下、まとめて9と呼ぶ)、湿度センサー10a、10b(以下、まとめて10と呼ぶ)、が設置されており、吹出し口には、温度センサー11a、11b(以下、まとめて11と呼ぶ)、湿度センサー12a、12b(以下、まとめて12と呼ぶ)、が設置されている。さらに、室内ファン吹出口には、温度センサー13、湿度センサー14が設置されている。以上のセンサーを設ける事により、除湿時における室内熱交換器通過後の被空調空気の除湿量を測定する。測定により得られた除湿量に基づき、必要な冷却・除湿能力と必要な再加熱量の推定が可能となる。
次に、本実施の形態1の動作を説明する。
通常の冷房運転の場合、バイパス回路7aの電磁弁8aを閉として、冷媒は室外熱交換器2a、2bを通過する経路で循環する。この場合、圧縮機1a、1bで圧縮・加熱された冷媒は室外熱交換器2a、2bで室外空気と熱交換することによって冷却・凝縮される。その後、冷媒は減圧装置3a、3bで減圧され、室内熱交換器4a、4bで室内空気と熱交換し加熱・蒸発されて圧縮機1a、1bへ流入するサイクルを形成する。この時、室内熱交換器4a、4bと熱交換することによって冷却された空気が室内ファン6によって室内へ吹出される。そして、圧縮機1a、1b及び減圧装置3a、3bはそれぞれ、温度センサー9及び湿度センサー10と温度センサー13、湿度センサー14によって検知される冷房負荷に対応した圧縮機容量となるよう制御される。一定速圧縮機であれば、アンロード運転、インバーター圧縮機であれば運転周波数の変更で容量を制御する。
除湿運転の場合、第一の冷凍サイクルの冷媒は、バイパス回路7aの電磁弁8aを開とするため、圧縮機1aで圧縮・加熱されて、室外熱交換器2aをバイパスし、減圧装置3aで減圧された高温ガスが室内熱交換器4aに流入する。この結果、室内熱交換器4aで熱交換された室内空気は加熱されて吹出される。その後、冷媒は再び圧縮機1aへと流入するサイクルを形成する。室外熱交換器2aを完全にバイパスさせるために、室外熱交換器2aの入口側、または出口側に電磁弁を備えることが望ましい。
一方、第二の冷凍サイクルの冷媒は圧縮機1bで圧縮・加熱されて、室外熱交換器2bで冷却・凝縮する。その後、減圧装置3bで減圧された冷媒は室内熱交換器4bで室内空気と熱交換し加熱・蒸発して再び圧縮機1bへ流入するサイクルを形成する。この結果、室内熱交換器4bで熱交換された室内空気は除湿・冷却されて吹出される。この時、圧縮機1b、減圧装置3bは温度センサー9、11と湿度センサー10、12により検知される除湿負荷に対応した圧縮機容量で運転される。
第一の冷凍サイクルの室内熱交換器4aは加熱器となり、被空調空気は加熱される。一方、第二の冷凍サイクルの室内熱交換器4bは蒸発器となり、被空調空気は冷却・除湿される。これら両方の被空調空気が室内ファン6で混合されて、室温程度の乾いた空気として吹出される。
この結果、被空調空気は一様の温度・湿度条件で各冷凍サイクルの室内熱交換器に流入し、蒸発器として作用する室内熱交換器を通過した被空調空気は冷却・除湿され、加熱器として作用する室内熱交換器を通過した被空調空気は加熱されて、それぞれ、室内ファンに吸込まれ、室内ファンのケーシングで混合されて一様な空調空気として吹出される。したがって、冷えすぎ感や、じめじめ感といった不快感を与えることのない除湿運転とすることができる。
図3は、本発明に係る冷凍空調装置の実施の形態1における制御系の構成を示すブロック図である。
図3に示すように冷凍空調装置は演算制御を行う制御部31と、各種データ類を一時記憶するメモリー32と、制御用プログラムや各種固定テーブル類を格納するROM33と、各種の設定スイッチ34と、これらを接続し、これらの間でデータ信号や制御信号が相互に乗り合う入出力バス35と、電磁弁8aと、この電磁弁8aを駆動する電磁弁駆動手段8a1と、温度センサー9a、9b、11a、11b、13と、これらの温度センサー9a、9b、11a、11b、13の出力信号を制御部31(制御手段を構成する)が処理できるディジタル信号に変換する温度検出部9a1、9b1、11a1、11b1、131と、湿度センサー10a、10b、12a、12b、14と、これらの湿度センサー10a、10b、12a、12b、14の出力信号を制御部31(制御手段を構成する)が処理できるディジタル信号に変換する湿度検出部10a1、10b1、12a1、12b1、141と、制御部31の制御の下に圧縮機用モーター1a、1bを駆動するインバーター1a1、1b1と、室外ファン5、制御部31の制御の下に室外ファン5を駆動する室外ファン駆動手段(モーター)51、室内ファン6、制御部31の制御の下に室内ファン6を駆動する室内ファン駆動手段(モーター)61、及び制御部31の制御の下に冷却ファン7を駆動する駆動手段71と、を備えている。
また、図4は、本発明に係る冷凍空調装置の実施の形態1における制御部31のフローチャートである。
次に、本実施の形態1における制御部31の動作を図1〜図4を用いて説明する。
ユーザーが冷凍空調装置の電源スイッチを投入すると、制御部31に電源が供給され、制御部31が起動される。制御部31は起動されると、先ず、各種のテーブル類やデータの初期化を行い(ステップS401)、低速回転で初期運転を行う。所定時間経過後、制御部31は、スイッチの設定情報を入力し(ステップS402)、スイッチ情報に基づいて運転停止命令か否かを判断する(ステップS403)。運転停止命令であれば、制御部31は、インバーターを停止させて(ステップS404)、運転を終了する。ステップS403の判断において、運転停止命令でなければ、制御部31は、スイッチ情報に基づいて除湿運転指令か否かを判断する(ステップS405)。除湿運転指令でなければ、制御部31は、通常の冷却運転指令であると判断し、現在冷却運転中であれば、電磁弁8aを開放にした状態でステップS410へ進み、現在冷却運転中でなければ、除湿運転中であると判断し、冷却運転に切替えるために電磁弁駆動手段8a1を制御して電磁弁8aを開放させてステップS410へ進む。また、ステップS406の判断において、除湿運転指令であれば、制御部31は、現在除湿運転中であれば、電磁弁を閉止した状態でステップS410へ進み、現在除湿運転中でなければ、冷却運転中であると判断し、除湿運転に切替えるために電磁弁駆動手段8a1を制御して電磁弁8aを閉止させてステップS410へ進む。
ステップS410では、制御部31は各温度センサー9a、9b、11a、11b、13、及び各湿度センサー10a、10b、12a、12b、14の情報を温度検出部9a1、9b1、11a1、11b1、131、湿度検出部10a1、10b1、12a1、12b1、141を介して取得する。続いて、制御部は、吸込側温度センサー9a、9bによって検出された温度と設定温度との差分を算出し、この差分温度が0になるようにインバーター1a1、1b1を駆動して圧縮機1a、1bの回転速度を制御する。
なお、上記の例では、現在の室内温度と温度設定値との差分に基づいて圧縮機の回転速度を制御する場合について説明したが、その他に制御部31は、室内熱交換器の吸込み温度と吹出し温度との差分が0になるように制御する。
本実施の形態によれば、除湿時に、室内の被空調空気の一部は蒸発器として作用する室内熱交換器において冷却・除湿され、他の被空調空気加熱器として作用する室内熱交換器において加熱されて、それぞれ、室内ファンに吸込まれ、室内ファンのケーシングで混合されて一様な空調空気として吹出されるため、冷えすぎ感や、じめじめ感といった不快感を与えることのない除湿運転が可能である。
実施の形態2.
図5は本発明に係る冷凍空調装置の実施の形態2を示す概略構成図である。図において、実施の形態1と同様に、冷凍空調装置は、圧縮機1a、室外熱交換器2a、減圧装置3a、31a、室内熱交換器4a、41aをそれぞれ冷媒が循環可能なように接続される第一の冷凍サイクルと、圧縮機1b、室外熱交換器2b、減圧装置3b、31b、室内熱交換器4b、41bをそれぞれ冷媒が循環可能なように接続して形成される第二の冷凍サイクル及び室外ファン5及び室内ファン6を有している。減圧装置3a、31a、3b、31bは、複数の毛細管で構成され、冷媒の減圧作用と蒸発器の各伝熱管へ分配作用を兼用している。
第一の冷凍サイクル及び第二の冷凍サイクルは、室外熱交換器2a、2bをバイパスするためのバイパス回路7a、7bを有している。バイパス回路7a、7bは電磁弁8a、8bを備え、冷房運転時は電磁弁8a、8bを閉とし、除湿運転時は電磁弁8a、8bを開としてバイパス回路7a、7bに高温ガスを流通させる。バイパス回路7a、7bに流量調節手段を備えれば、除湿時に室内熱交換器4a、4bの加熱量を制御できるため望ましい。
減圧装置3a、3bの複数の毛細管に供給する配管を複数の流路に分け、室外熱交換器2a、2bから流出する冷媒は複数の流路に分岐される。バイパス回路7a、7bは、これら複数の流路のうち少なくとも一つの流路と合流する構成をとる。複数の流路と合流する場合、除湿運転時にバイパス回路7a、7bから供給される冷媒を流通させる流路を切り替え可能とするため、バイパス回路7a、7bの各流路の合流点ごとに電磁弁を備えることが望ましい。流路の切り替えによりバイパス回路7a、7bの流量を調節し、除湿時に室内熱交換器4a、4bの加熱量を制御できる。また、バイパス回路7a、7bから冷媒が供給される流路に、室外熱交換器2a、2bから冷媒が供給されないよう、各流路の液管のバイパス回路7a、7b合流点上流に電磁弁15a、15bを備える。
除湿運転時に、室内ファン6で加熱空気と冷却空気が混合する形態をとるため、第一の冷凍サイクルの室内熱交換器4において、室外熱交換器2aから冷媒が供給される部分(冷却部分)41aと、第二の冷凍サイクルの室内熱交換器4において、バイパス回路7bから冷媒が供給される部分(加熱部分)41bとが、室内ファン6の回転軸に対してほぼ線対称位置となる構成をとり、同様に第一の冷凍サイクルの加熱部分4aと、第二の冷凍サイクルの冷却部分4bとが、室内ファン6の回転軸に対してほぼ線対称位置となる構成をとる。
実施の形態1と同様、図2に示すように、室内熱交換器4a、4bの吸込口には温度センサー9、湿度センサー10が設置されており、室内熱交換器4a、4bの吹出し口には、温度センサー11、湿度センサー12が設置されている。さらに、室内ファン吐出口には、温度センサー13、湿度センサー14が設置されている。以上のセンサーを設ける事により、除湿時における室内熱交換器通過後の被空調空気の除湿量を測定する。測定により得られた除湿量に基づき、必要な冷却・除湿能力と必要な再加熱量の推定が可能となる。
次に、本実施の形態2の動作を説明する。
通常の冷房運転の場合、バイパス回路7a、7bの電磁弁8a、8bを閉、液管の各流路の電磁弁15a、15bを開として、冷媒は室外熱交換器2a、2bを通過する経路で循環する。この場合、圧縮機1a、1bで圧縮・加熱された冷媒は室外熱交換器2a、2bで室外空気と熱交換することによって冷却・凝縮される。その後、冷媒は複数の流路に分岐し、減圧装置3a、3a1、3b、3b1で減圧され、室内熱交換器4a、4a1、4b、4b1で室内空気と熱交換し加熱・蒸発されて圧縮機1a、1bへ流入するサイクルを形成する。この時、室内熱交換器4a、4a1、4b、4b1と熱交換することによって冷却された空気が室内ファン6によって室内へ吹出される。そして、圧縮機1a、1b及び減圧装置3a、3a1、3b、3b1はそれぞれ、温度センサー9及び湿度センサー10と温度センサー13、湿度センサー14によって検知される冷房負荷に対応した圧縮機容量となるよう制御される。
除湿運転の場合、バイパス回路7a、7bの電磁弁8a、8bを開とし、室外熱交換器2a、2bから冷媒が供給される流路の電磁弁15a、15bを閉とする。冷媒は圧縮機1a、1bで圧縮・加熱された後、室外熱交換器2a、2bとバイパス回路7a、7bに分岐し、室外熱交換器2a、2bに分岐した冷媒は室外空気と熱交換することによって冷却・凝縮され、バイパス回路7a、7bに分岐した冷媒は高温ガスのまま減圧装置3a、3b1に流入する。凝縮した冷媒、または高温ガス冷媒が減圧装置3a1、3bで減圧され、室内熱交換器4a、4bに流入する。この結果、凝縮した冷媒が流入する室内熱交換器4a1、4bでは熱交換により室内空気は、冷却・除湿される。高温ガス冷媒が流入する室内熱交換器4a、4b1では室内空気が加熱されて吹出される。その後、冷媒は室内熱交換器4a、4a1の出口で合流し、再び圧縮機1aへと流入するサイクルを形成するとともに、室内熱交換器4b、4b1の出口で合流し、再び圧縮機1bへと流入するサイクルを形成する。
上述のように、一方の冷凍サイクルの加熱部分と、他方の冷凍サイクルの冷却部分とが、室内ファン6の回転軸に対してほぼ線対称位置となり、室内ファン6で加熱空気と冷却空気が混合する形態をとる。このため、加熱部、冷却部両方の被空調空気が室内ファン6で混合されて、室温程度の乾いた空気として吹出される。
この結果、被空調空気は一様の温度・湿度条件で各冷凍サイクルの室内熱交換器に流入し、蒸発器として作用する室内熱交換器を通過した被空調空気は冷却・除湿され、加熱器として作用する室内熱交換器を通過した被空調空気は加熱されて、それぞれ、室内ファンに吸込まれ、室内ファンのケーシングで混合されて一様な空調空気として吹出される。したがって、冷えすぎ感や、じめじめ感といった不快感を与えることのない除湿運転とすることができる。
図6は、本発明に係る冷凍空調装置の実施の形態2における制御系の構成を示すブロック図である。図において、図3と同符号は同一または相当部分である。
図6に示すように電磁弁8b、15a、15bと電磁弁駆動手段8b1、15a1、15b1が追加された以外は図3の構成と同じである。また、電磁弁8b、15a、15bの機能は電磁弁8aの機能と同じである。また、電磁弁駆動手段8b1、15a1、15b1はそれぞれ電磁弁8b、15a、15bを駆動する。
また、図7は、本発明に係る冷凍空調装置の実施の形態2における制御部31のフローチャートである。
次に、本実施の形態2における制御部31の動作を図5〜図7を用いて説明する。
ステップS401〜S403は実施の形態1と同様に動作する。
ステップS403の判断において、運転停止命令でなければ、制御部31は、スイッチ情報に基づいて除湿運転指令か否かを判断する(ステップS405)。除湿運転指令であれば、制御部31は現在冷却運転中であれば(ステップS406でYes)、除湿運転に切替えるために電磁弁駆動手段8a1及び8b1を制御して電磁弁8a及び8bを開放させるとともに電磁弁駆動手段15a1及び15b1を制御して電磁弁15a及び15bを閉止させて(ステップS701、S702)、ステップS410へ進み、冷却運転中でなければ(ステップS406でNo)、制御部31は、現在除湿運転中であると判断し、電磁弁8a及び8bを開放にした状態且つ電磁弁15a及び15bを閉止した状態でステップS410へ進む。
また、ステップS405において、除湿運転指令でなければ(ステップS405でNo)、制御部31は、通常の冷却運転指令であると判断し、現在除湿運転中であれば(ステップS408でYes)、制御部31は冷却運転に切替えるために電磁弁駆動手段8a1及び8b1を制御して電磁弁8a及び8bを閉止させるとともに電磁弁駆動手段15a1及び15b1を制御して電磁弁15a及び15bを開放させて(ステップS703、S704)、ステップS410へ進み、現在除湿運転中でなければ(ステップS408でNo)、現在は冷却運転中であると判断し、電磁弁8a及び8bを閉止状態にし、且つ電磁弁15a及び15bを開放にした状態でステップS410へ進む。
ステップS410以降は実施の形態1と同様に動作する。
上記の例では独立した2つの冷凍サイクルで記述してきたが、それ以上の複数の独立した冷凍サイクルにおいても同様である。圧縮機はインバーター式圧縮機、一定速圧縮機、スクロール式圧縮機、ロータリー式圧縮機等の容量型圧縮機のいずれかとすることが良いが、インバーター式圧縮機の場合は、特に冷却、除湿、加熱を木目細かく制御することができる。
なお、上記の例では、分岐が1つの場合について説明したが、これに限る必要はなく、2つ以上に分岐しても良い。この場合の効果も上記と同様である。
実施の形態3.
また、室外熱交換器をバイパスさせ、高温ガスを室内熱交換器に直接流入させるためのバイパス回路に、流量調節弁を備えれば、高温ガスの流量を調節でき、加熱量を木目細かく制御することができる。
1 圧縮機、2 室外熱交換器、3、3a、3b 減圧装置、4、4a、4b 室内熱交換器、5 室外ファン、6 室内ファン、7、7a、7b バイパス回路、8、8a、8b 電磁弁、9、9a、9b 温度センサー、10、10a、10b 湿度センサー、11 温度センサー、12 湿度センサー、13 温度センサー、14 湿度センサー、15、15a、15b 電磁弁 31 制御部、31a、31b 減圧装置、32 メモリー、33 ROM、34 設定スイッチ、35 入出力バス、41a、41b 室内熱交換器、51 室外ファン駆動手段、61 室内ファン駆動手段、1a1 インバーター、1b1 インバーター、8a1 電磁弁駆動手段、9a1 温度検出部、9b1 温度検出部、10a1 湿度検出部、10b1 湿度検出部、11a1 温度検出部、11b1 温度検出部、12a1 湿度検出部、12b1 湿度検出部、131 温度検出部、141 湿度検出部。

Claims (5)

  1. 冷媒が圧縮機、室外熱交換器、減圧装置、複数の伝熱管を有する室内熱交換器を順次循環する複数の冷凍サイクルと、
    前記複数の冷凍サイクルの前記室内熱交換器に空気を送風し、前記室内熱交換器によって熱交換された空気を混合して室内に吹き出す室内ファンと、
    制御手段と、を備え、
    各冷凍サイクル毎に、前記減圧装置は、一端が前記室内熱交換器の各伝熱管と接続し、他端が前記室外熱交換器の出口配管に接続する複数の毛細管を備え、
    前記複数の冷凍サイクルの内の少なくとも一つから成る第1の冷凍サイクル群は前記室外熱交換器の入口側配管と出口側配管に接続されたバイパス回路と、前記室外熱交換器への冷媒の流れをこのバイパス回路に切替え可能な切替弁と、を備え、
    前記制御手段は、除湿運転時には、前記切替弁を制御して前記第1の冷凍サイクル群の冷媒の流れを前記バイパス回路に切替えさせることを特徴とする冷凍空調装置。
  2. 圧縮機と室外熱交換器を有し、前記室外熱交換器の出口側配管を分岐して成る複数の流路のそれぞれが減圧装置と室内熱交換器を有する複数の冷凍サイクルと、
    前記複数の冷凍サイクル内の前記複数の室内熱交換器に空気を送風し、前記室内熱交換器によって熱交換された空気を混合して室内に吹き出す室内ファンと、
    制御手段と、を備え、
    各冷凍サイクル毎に、前記複数の減圧装置は、それぞれ一端が前記室内熱交換器の各伝熱管と接続し、他端が前記室外熱交換器の出口側配管に接続する複数の毛細管を備え、
    前記複数の冷凍サイクルの内の少なくとも一つから成る第1の冷凍サイクル群は一端が前記室外熱交換器の入口側配管に接続され、他端が前記複数の流路の前記減圧装置と前記室外熱交換器出口側配管との間に接続されたバイパス回路と、前記室外熱交換器への冷媒の流れをこのバイパス回路に切替え可能な第1の切替弁と、
    前記複数の流路の前記減圧装置と前記室外熱交換器出口側配管との間に介在する第2の切替弁と、を備え、
    前記制御手段は、除湿運転時には、前記第1の切替弁と前記第2の切替弁とを制御して前記第1の冷凍サイクル群の冷媒の流れを前記バイパス回路に切替えさせることを特徴とする冷凍空調装置。
  3. 前記第1の熱交換器と前記第2の熱交換器とは前記室内ファンの回転軸に対してほぼ線対称の位置に配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷凍空調装置。
  4. 前記圧縮機は容量制御型であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の冷凍空調装置。
  5. 前記切替弁に代えて、前記バイパス回路を流れる冷媒の流量を調節可能な流量調節弁を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の冷凍空調装置。
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