JP2011069313A - 回転圧縮機 - Google Patents

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Takashi Nozu
隆司 野洲
Junichi Suzuki
淳一 鈴木
Mayumi Kobayashi
真由美 小林
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Abstract

【課題】回転圧縮機の密閉容器内に吐出される冷媒の脈動を低減する。
【解決手段】シリンダ38の両面の開口部を閉塞する上部支持部材(主支持部材)54及び下部支持部材(副支持部材)56と、シリンダ38の上部支持部材56側及び下部支持部材56側にそれぞれ形成された第1及び第2の吐出ポート39、41と、上部支持部材54及び下部支持部材56を第1及び第2のカバー63、65にてそれぞれ覆うことにより構成され、第1及び第2の吐出ポート39、41にそれぞれ連通する第1及び第2の吐出消音室62、64とを備え、第1の吐出消音室62から密閉容器12内に冷媒を吐出すると共に、第2の吐出消音室64からは、シリンダ38及び各支持部材54、56を貫通する連通路70を経て密閉容器内12に直接冷媒を吐出する。
【選択図】図1

Description

本発明は密閉容器内に駆動要素と、この駆動要素の回転軸にて駆動される回転圧縮要素を備えた回転圧縮機に関するものである。
従来の回転圧縮機は、密閉容器内に駆動要素と、この駆動要素の回転軸にて駆動される回転圧縮要素を収納して成る。回転圧縮要素は、シリンダと、回転軸に形成された偏心部に嵌合されてシリンダ内で偏心回転するローラと、このローラに当接してシリンダ内を低圧室側と高圧室側とに区画するベーンと、シリンダの開口面を閉塞すると共に、回転軸の軸受けを有する支持部材と、支持部材のシリンダが位置する側と反対側に設けられた吐出消音室から構成されている。また、吐出消音室とシリンダ内の高圧室側とはシリンダに形成された吐出ポートと、支持部材に形成された連通孔を介して連通されており、吐出消音室内には連通孔を開閉可能に閉塞する吐出弁が設けられている。
そして、駆動要素が駆動されると、吸込通路を介してシリンダの低圧室側に低温低圧の冷媒ガスが吸入され、ローラとベーンの動作により圧縮される。当該ローラとベーンの動作によりシリンダ内の冷媒ガスが圧縮されて、所定の圧力に到達すると、係る冷媒ガスの圧力により吐出弁が押し上げられて、吐出ポート及び連通孔を介してシリンダの高圧室側と吐出消音室とが連通される。これにより、シリンダの高圧室側の冷媒ガスは、シリンダの高圧室側より吐出ポート及び連通孔を経て吐出消音室に吐出される。吐出消音室に吐出された高温高圧の冷媒ガスは、密閉容器内に吐出された後、当該密閉容器内を経て、外部に吐出される構成とされていた(例えば、特許文献1参照)。
一方、このような回転圧縮機において、近年、単シリンダの単段圧縮型のもので、シリンダの両側にそれぞれ吐出消音室を形成して、シリンダ内で圧縮された冷媒を両方の吐出消音室に吐出するものも開発されてきている。ここで、この回転圧縮機について、図3を用いて詳細に説明する。
図3において、112は回転圧縮機110の密閉容器、114は駆動要素としての電動要素、132は電動要素114の回転軸116にて駆動される回転圧縮要素、138はシリンダ、142は偏心部、146はローラ、154はシリンダ138の上面の開口部を閉塞すると共に、中心に回転軸116の軸受部154Aを有する上部支持部材、156は、シリンダ138の下面の開口部を閉塞すると共に、中心に回転軸116の軸受部156Aを有する下部支持部材、158は吸込通路である。
この回転圧縮機110のシリンダ138には、上側に第1の吐出ポート139が形成され、下側に第2の吐出ポート141が形成されている。また、上部支持部材154の上面は、略椀状のカップ部材(カバー)163により覆われており、その内側には第1の吐出消音室162が設けられている。この吐出消音室162の下面の上部支持部材154には、第1の吐出ポート139に対応する位置に連通孔155が貫通形成されており、この連通孔155の上端開口は吐出弁166により開閉可能に閉塞されている。
また、下部支持部材156の下面は、略椀状のカップ部材(カバー)165により覆われており、その内側には第2の吐出消音室164が設けられている。この吐出消音室164の上面の下部支持部材156には、第2の吐出ポート141に対応する位置に連通孔157が貫通形成されており、この連通孔157の下端開口は吐出弁168により開閉可能に閉塞されている。
係る構成により動作を説明すると、吸込通路158を介してシリンダ138の低圧室側に吸入された低温低圧の冷媒ガスは、ローラ146と図示しないベーンの動作により圧縮されて、所定の圧力に到達すると、係る冷媒ガスの圧力により吐出弁166、168が押されて、各連通孔155、157の開口が開放され、吐出ポート139、141及び連通孔155、157を介してシリンダ138の高圧室側と第1及び第2の吐出消音室162、164とがそれぞれ連通される。
これにより、シリンダ138内の高温高圧の冷媒ガスの一部は、高圧室側から吐出ポート139、連通孔155を経てシリンダ138の上側の第1の吐出消音室162内に吐出される。一方、シリンダ138内の一部の冷媒ガスは、高圧室側から吐出ポート141、連通孔157を経てシリンダ138の下側に位置する第2の吐出消音室164内に吐出される。この第2の吐出消音室164に吐出された冷媒ガスは、上下支持部材154、156及びシリンダ138を貫通するように形成された連通路120を経て第1の吐出消音室162に吐出され、吐出消音室162内に直接吐出された冷媒と合流する。
その後、合流した冷媒は、カップ部材163に形成された吐出孔125より密閉容器112内に吐出され、電動要素114の隙間を通って、密閉容器112の上側に移動し、エンドキャップ112Bに形成された冷媒吐出管196から外部に吐出されるものであった。
特開2007−56860号公報
ところで、上述した回転圧縮機110では、吐出消音室162から密閉容器112内に吐出される冷媒の脈動が大きく、騒音や振動の発生が問題となっていた。更に、密閉容器112内の下部のオイル溜めに戻ろうとするオイルの流れがこの大きな脈動により阻害されてしまい、冷媒と共に密閉容器112の外部に吐出されるオイル量が多いという問題も生じていた。
そこで、本発明は、係る従来技術の問題を解決するために成されたものであり、密閉容器内に吐出される冷媒の脈動を低減することができる回転圧縮機を提供することを目的とする。
即ち、請求項1の発明の回転圧縮機は、密閉容器内に駆動要素と、この駆動要素の回転軸にて駆動される回転圧縮要素を備えたものであって、回転圧縮要素を構成するシリンダと、シリンダ両面の開口部を閉塞すると共に、回転軸の軸受部を有する主支持部材及び副支持部材と、シリンダの主支持部材及び副支持部材側にそれぞれ形成された第1及び第2の吐出ポートと、主支持部材及び副支持部材を第1及び第2のカバーにてそれぞれ覆うことにより構成され、第1及び第2の吐出ポートにそれぞれ連通する第1及び第2の吐出消音室とを備え、第1の吐出消音室から密閉容器内に冷媒を吐出すると共に、第2の吐出消音室からは、シリンダ及び各支持部材を貫通する連通路を経て密閉容器内に直接冷媒を吐出することを特徴とする。
請求項2の発明の回転圧縮機は、上記発明において第1のカバーを、連通路の開口を避けた形状としたことを特徴とする。
請求項3の発明の回転圧縮機は、連通路の開口を第1の吐出消音室内に配置すると共に、第1のカバーを貫通して連通路の開口と密閉容器内とを連通する連通管を設けたことを特徴とする。
請求項4の発明の回転圧縮機は、請求項1乃至請求項3のうちの何れかに記載の発明において連通路の通路長を、第1の吐出消音室から密閉容器内に吐出される冷媒の周期と、第2の吐出消音室から密閉容器内に吐出される冷媒の周期とが、半周期分ずれる寸法に設定したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、密閉容器内に駆動要素と、この駆動要素の回転軸にて駆動される回転圧縮要素を備えた回転圧縮機において、回転圧縮要素を構成するシリンダと、シリンダ両面の開口部を閉塞すると共に、回転軸の軸受部を有する主支持部材及び副支持部材と、シリンダの主支持部材及び副支持部材側にそれぞれ形成された第1及び第2の吐出ポートと、主支持部材及び副支持部材を第1及び第2のカバーにてそれぞれ覆うことにより構成され、第1及び第2の吐出ポートにそれぞれ連通する第1及び第2の吐出消音室とを備え、第1の吐出消音室から密閉容器内に冷媒を吐出すると共に、第2の吐出消音室からは、シリンダ及び各支持部材を貫通する連通路を経て密閉容器内に直接冷媒を吐出するので、第2の吐出消音室に吐出された冷媒は、第1の吐出消音室に吐出された冷媒より連通路を通過する分だけ、密閉容器内に吐出される時間が遅くなる。
これにより、第1の吐出消音室から密閉容器内に吐出される冷媒の脈動の周期と、第2の吐出消音室から密閉容器内に吐出される冷媒の脈動の周期がずれるため、密閉容器内の吐出冷媒の脈動を低減することができるようになり、振動や騒音を抑制することが可能となる。
また、吐出冷媒の脈動により阻害されていた密閉容器内底部へのオイル戻りも良好となり、圧縮冷媒と共に密閉容器から外部に吐出されるオイル量も効果的に低減させることができるようになる。
更に、上記発明において請求項2の発明の如く、第1のカバーを連通路の開口を避けた形状、或いは、請求項3の発明の如く、連通路の開口を第1の吐出消音室内に配置すると共に、第1のカバーを貫通して連通路の開口と密閉容器内とを連通する連通管を設けることで、第2の吐出消音室から密閉容器内に直接冷媒を吐出する通路を容易に形成することが可能となる。
更にまた、請求項4の発明のように、連通路の通路長を、第1の吐出消音室から密閉容器内に吐出される冷媒の周期と、第2の吐出消音室から密閉容器内に吐出される冷媒の周期とが、半周期分ずれる寸法とすれば、確実、且つ、効果的に脈動を低減することができるようになる。
本発明を適用した一実施例の回転圧縮機の縦断側面図である(実施例1)。 他の実施例の回転圧縮機の縦断側面図である(実施例2)。 従来の回転圧縮機の縦断側面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した一実施例の回転圧縮機の縦断側面図である。図1に示す回転圧縮機10は、内部高圧型単段のロータリコンプレッサである。このロータリコンプレッサ10は、鋼板から成る縦型円筒状の密閉容器12内に、この密閉容器12の内部空間の上側に配置された駆動要素としての電動要素14と、この電動要素14の下側に配置され、電動要素14の回転軸16により駆動される回転圧縮要素32を収納して成る。
密閉容器12は円筒状の容器本体12Aと、この容器本体12Aの上部開口を閉塞する略椀状のエンドキャップ(蓋体)12Bと、容器本体12Aの下部開口を閉塞するボトムキャップ12Cとで構成されており、密閉容器12内の底部にはオイル溜めが形成されている。また、エンドキャップ12Bの上面には円形の取付孔12Dが形成され、この取付孔12Dには電動要素14に電力を供給するためのターミナル(配線を省略)20が取り付けられている。更に、エンドキャップ12Bには後述する冷媒吐出管96が取り付けられ、この冷媒吐出管96の一端は密閉容器12内と連通している。また、ボトムキャップ12Cの底部には取付用台座11が設けられている。
電動要素14は、密閉容器12の上部空間の内周面に沿って環状に溶接固定されたステータ22と、このステータ22の内側に若干の間隔を設けて挿入設置されたロータ24とから構成されており、このロータ24は中心を通り鉛直方向に延びる回転軸16に固定される。
前記ステータ22は、ドーナッツ状の電磁鋼板を積層した積層体26と、この積層体26の歯部に直巻き(集中巻き)方式により巻装されたステータコイル28を有している。また、ロータ24もステータ22と同様に電磁鋼板の積層体で形成されている。
前記回転圧縮要素32は、当該回転圧縮要素32を構成するシリンダ38と、このシリンダ38内に設けられ、回転軸16に形成された偏心部に嵌合されてシリンダ38で偏心回転するローラ46と、このローラ46に当接してシリンダ38内を低圧室側と高圧室側に区画する図示しないベーンと、シリンダ38の上面の開口部を閉塞すると共に、回転軸16の軸受部54Aを有する主支持部材としての上部支持部材54と、シリンダ38の下面の開口部を閉塞すると共に、回転軸16の軸受部56Aを有する副支持部材としての下部支持部材56にて構成される。
前記シリンダ38には、当該シリンダ38内部の低圧室側とそれぞれ連通する吸込通路58が形成されており、当該吸込通路58には後述する冷媒導入管92が連通接続されている。また、シリンダ38の上部支持部材54側(即ち、シリンダ38の上側)には、シリンダ38内の高圧室側と連通する第1の吐出ポート39が形成され、その吐出ポート39の直下となるシリンダ38の下部支持部材56側(即ち、シリンダ38の下側)には、シリンダ38内の高圧室側と連通する第2の吐出ポート41が第1の吐出ポート39と上下対称に形成されている。
また、上部支持部材54のシリンダ38が位置する側とは反対側の面(上面)は、第1のカバーとしてのカップ部材63により覆われており、その内側には第1の吐出消音室62が設けられている。即ち、第1の吐出消音室62は、上部支持部材54の上面一部をカップ部材63にて覆うことにより構成されている。本実施例のカップ部材63は、後述する連通路70の開口71を避けた形状とされている。具体的に、カップ部材63は、上部支持部材54の上面全体を被覆する略椀状ではなく、上部支持部材54の上面にて開口する連通路70の開口71を避けるように凹陥した凹陥部63Aを有した形状とされている。この第1の吐出消音室62の底面となる上部支持部材54には、前記シリンダ38に形成された第1の吐出ポート39に対応する位置に上部支持部材54を軸心方向(上下方向)に貫通する連通孔55が形成されており、この連通孔55の上端開口は吐出弁66により開閉可能に閉塞されている。
この吐出弁66は縦長略矩形状の金属板からなる弾性部材にて構成されており、吐出弁66の一端が連通孔55の上端開口に当接して密閉すると共に、他側は連通孔55と所定の間隔を存し、上部支持部材54に形成された図示しない取付孔にカシメピンにより固着される。吐出弁66の上側には吐出弁抑え板としてのバッカーバルブ67が配置され、前記吐出弁66と同様にカシメピンによって上部支持部材54に取り付けられている。
そして、シリンダ38内で圧縮され、所定の圧力に達した高圧室側の冷媒ガスの一部が、連通孔55を閉じている吐出弁66を押し上げて連通孔55の上端開口を開く。これにより、連通孔55を介して第1の吐出ポート39と第1の吐出消音室62とが連通されて、シリンダ38内の高温高圧の冷媒ガスが第1の吐出消音室62内に吐出されることとなる。このとき、吐出弁66は上述したように他側が上部支持部材54に固着されているので連通孔55に当接している一側が反り曲がり、吐出弁66の開き量を規制しているバッカーバルブ67に当接する。そして、冷媒ガスの吐出が終了する時期になると、吐出弁66がバッカーバルブ67から離れ、連通孔55の上端開口を閉塞する。
一方、下部支持部材56のシリンダ38が位置する側とは反対側の面(下面)は、第2のカバーとしての略椀状のカップ部材65により覆われており、その内側には第2の吐出消音室64が設けられている。即ち、第2の吐出消音室64は、下部支持部材56の下面をカップ部材65にて覆うことにより構成されている。この第2の吐出消音室64の天面となる下部支持部材56には、前記シリンダ38に形成された第2の吐出ポート41に対応する位置に下部支持部材56を軸心方向(上下方向)に貫通する連通孔57が形成されている。連通孔57は上部支持部材54に形成された前記連通孔55と略同一の内径であって、略同一の長さ(上下方向の高さ)寸法とされている。この連通孔57の下端開口は吐出弁68により開閉可能に閉塞されている。
この吐出弁68は、前記吐出弁66と同様に縦長略矩形状の金属板からなる弾性部材にて構成されており、吐出弁68の一端が連通孔57の下端開口に当接して密閉すると共に、他側は連通孔57と所定の間隔を存し、下部支持部材56に形成された図示しない取付孔にカシメピンにより固着される。また、吐出弁68の下側には吐出弁抑え板としてのバッカーバルブ69が配置され、吐出弁68と同様にカシメピンによって下部支持部材56に取り付けられている。
そして、シリンダ38内で圧縮され、所定の圧力に達した高圧室側の冷媒ガスの一部が、連通孔57を閉じている吐出弁68を押し曲げて連通孔57の下端開口を開く。これにより、連通孔57を介して第2の吐出ポート41と第2の吐出消音室64とが連通されて、シリンダ38内の高温高圧の冷媒ガスが第2の吐出消音室64内に吐出されることとなる。このとき、吐出弁68は上述したように他側が下部支持部材56に固着されているので連通孔57に当接している一側が反り曲がり、吐出弁68の開き量を規制しているバッカーバルブ69に当接する。そして、冷媒ガスの吐出が終了する時期になると、吐出弁68がバッカーバルブ69から離れ、連通孔57の下端開口を閉塞する。
前記密閉容器12の容器本体12Aの側面には、シリンダ38の吸込通路58に対応する位置に、スリーブ91が溶接固定されている。そして、スリーブ91内にはシリンダ38に冷媒ガスを導入するための冷媒導入管92の一端が挿入接続され、この冷媒導入管92の一端はシリンダ38の吸込通路58と連通する。この冷媒導入管92の他端はアキュムレータ98内にて開口している。
上記アキュムレータ98は吸込冷媒の気液分離を行うタンクであり、密閉容器12の容器本体12Aの上部側面にブラケット97を介して取り付けられている。そして、アキュムレータ98には冷媒導入管92が底部から挿入され、当該アキュムレータ98内の上方に他端が開口している。
他方、第2の吐出消音室64と密閉容器12内とは、シリンダ38及び各支持部材54、56を貫通する連通路70を介して連通されている。この連通路70は、第2の吐出消音室64内に吐出された冷媒ガスを密閉容器12内に直接吐出するための通路である。具体的に、本実施例の連通路70は、シリンダ38及び各支持部材54、56をそれぞれ軸心方向(上下方向)に貫通形成した孔より成る通路であり、一端(下端)は、下部支持部材56の下面にて開口し、当該下部支持部材56の下面に形成された第2の吐出消音室64内と連通している。そして、当該連通路70の他端(上端)71は上部支持部材54の上面であって、前記カップ部材63により覆われていない位置、即ち、カップ部材63の前記凹陥部63Aの外側に開口している。
そして、上記連通路70の他端の開口71より第2の吐出消音室64内の冷媒ガスが密閉容器12内に(具体的には、当該カップ部材63の上方に位置する電動要素14に向かって)吐出されることとなる。
また、第1の吐出消音室62と密閉容器12内とは、カップ部材63を貫通する吐出孔72にて連通されており、この孔67から第1の吐出消音室62内の冷媒ガスが密閉容器12内に(具体的には、当該カップ部材63の上方に位置する電動要素14に向かって)吐出されることとなる。
ところで、前記連通路70の通路の全長は、第1の吐出消音室62から密閉容器12内に吐出される冷媒の周期と、第2の吐出消音室64から密閉容器12内に吐出される冷媒の周期とが半周期分ずれる寸法に設定されている。本実施例では、連通路70がシリンダ38及び上下支持部材54、56を軸心方向にそれぞれ貫通する孔により形成されているので、シリンダ38及び両支持部材54、56の厚さ寸法の総和が、連通路70の通路全長となる。従って、当該シリンダ38及び両支持部材54、56の厚さ寸法の総和が、第1の吐出消音室62から密閉容器12内に吐出される冷媒の周期と半周期分ずれるように設定されているものとする。
尚、本実施例では、連通路70をシリンダ38及び各支持部材54、56をそれぞれ軸心方向(上下方向)に貫通する孔より構成するものとしたので、その通路の全長、即ち、シリンダ38及び両支持部材54、56の厚さの寸法の総和が、第1の吐出消音室62から密閉容器12内に吐出される冷媒の周期と、第2の吐出消音室64から密閉容器12内に吐出される冷媒の周期とが半周期分ずれる寸法となるように設定する必要があるが、この場合、シリンダ38及び両支持部材54、56の厚さの寸法を調節することにより、係る寸法としてもよい。
これに限らず、予めシリンダ38及び両支持部材54、56の厚さ寸法が決まっており、その総和が連通路70の通路の全長が第1の吐出消音室62から密閉容器12内に吐出される冷媒の周期と、第2の吐出消音室64から密閉容器12内に吐出される冷媒の周期とが半周期分ずれる寸法にならない場合には、連通路70の他端の開口71に連通管を接続し、第1の吐出消音室62から密閉容器12内に吐出される冷媒の周期と、第2の吐出消音室64から密閉容器12内に吐出される冷媒の周期とが半周期分ずれるように、当該連通管の長さ寸法を調節するものとしても差し支えない。この場合、連通路の通路長は、シリンダ38及び両支持部材54、56の厚さの寸法と連通管の長さ寸法の総和とする。
以上の構成で次にロータリコンプレッサ10の動作を説明する。ターミナル20及び図示しない配線を介して電動要素14のステータコイル28に通電されると、電動要素14が起動してロータ24が回転する。この回転により回転軸16と一体に設けられた偏心部42に嵌合されたローラ46がシリンダ38内を偏心回転する。
これにより、アキュムレータ98内で液と分離された、気体の冷媒(冷媒ガス)のみが当該アキュムレータ98内に開口した冷媒吐出管92内に入る。冷媒導入管92に入った低圧の冷媒ガスは吸込通路58を経て、回転圧縮要素32のシリンダ38の低圧室側に吸入される。
シリンダ38の低圧室側に吸入された冷媒ガスは、ローラ46と図示しないベーンの動作により圧縮される。そして、シリンダ38内の冷媒ガスが所定の高圧に達すると、係る冷媒ガスの高圧によりシリンダ38の上下にそれぞれ位置する吐出弁66、68が押されて、連通孔55の上端開口及び連通孔57の下端開口が開放される。これにより、連通孔55を介して第1の吐出ポート39と第1の吐出消音室62とが連通されると共に、連通孔57を介して第2の吐出ポート41と第2の吐出消音室64とが連通される。
このとき、シリンダ38の高圧室側の高温高圧の冷媒ガスは、第1の吐出消音室62と第2の吐出消音室64とに分かれて吐出される。即ち、シリンダ38内で圧縮されて、高温高圧となった冷媒ガスは、高圧室側で2つの流れに分岐し、分岐した一方の冷媒ガスが、第1の吐出ポート39から連通孔55を経て第1の吐出消音室62内に吐出される。この第1の吐出消音室62内に吐出された冷媒ガスは、カップ部材63に形成された吐出孔72から密閉容器12内に吐出される。
一方、シリンダ38の高圧室側で分岐した他方の冷媒ガスは、第2の吐出ポート41から連通孔57を経て第2の吐出消音室64内に吐出される。この第2の吐出消音室64内に吐出された冷媒は、吐出消音室64に設けられた一端の開口から前記連通路70内に入り、連通路70内を上側に向かって進み、上部支持部材54の上面に設けられた他端の開口71から密閉容器12内に吐出される。
このとき、第2の吐出消音室64からは、シリンダ38及び各支持部材54、56を貫通する連通路70を経て密閉容器12内に直接冷媒ガスが吐出されるので、第2の吐出消音室から密閉容器12内に吐出される冷媒ガスは、第1の吐出消音室62から密閉容器12内に吐出される冷媒ガスより連通路70を通過する分だけ、密閉容器12内に吐出される時間が遅くなる。
即ち、第1の吐出消音室62から密閉容器12内に吐出される冷媒ガスの脈動の周期と、第2の吐出消音室64から連通路70を通過して密閉容器12内に吐出される冷媒ガスの脈動の周期が連通路70の長さ分だけずれる。
図3に示すように、第2の吐出消音室164内の冷媒ガスを第1の吐出消音室162に吐出させて、シリンダ138から第1の吐出消音室162内に直接吐出された冷媒ガスと合流させた後に、密閉容器112内に吐出させた場合には、第1の吐出消音室162内での合流で冷媒ガスが1つの流れとなって、密閉容器12内に吐出されるため、その分、その冷媒ガスの脈動は大きくなってしまう。
しかしながら、本発明のように、第2の吐出消音室64の冷媒を第1の吐出消音室62に吐出させずに、直接密閉容器12内に吐出されることで、第1の吐出消音室62から密閉容器12内に吐出される冷媒ガスと、第2の吐出消音室64から密閉容器12内に吐出される冷媒ガスとが別々の流れとなり、且つ、第2の吐出消音室64から密閉容器12内に吐出される冷媒は、連通路70を通過して密閉容器12内に吐出されるので、冷媒の脈動の周期が連通路70の通路長さ分ずれることとなる。これにより、密閉容器12内の吐出冷媒の脈動を低減することができるようになる。
このように、密閉容器12内の冷媒の脈動を低減することで、この脈動による振動や騒音を低減することができるようになる。特に、脈動がロータリコンプレッサ10に接続された冷媒配管96、92を介してロータリコンプレッサ10の周囲に設けられた機器に伝達されて、機器に悪影響を及ぼす不都合や、脈動によって生じる騒音を抑制することが可能となる。
特に、本実施例では前述したように連通路70の通路長は、第1の吐出消音室62から密閉容器12内に吐出される冷媒の周期と、第2の吐出消音室64から密閉容器12内に吐出される冷媒の周期とが半周期分ずれる寸法に設定されているので、確実、且つ、効果的に脈動を低減することができるようになる。
そして、密閉容器12内に吐出された高温高圧の冷媒ガスは、その後、電動要素14の隙間を通って、密閉容器12の上側に移動し、エンドキャップ12Bに形成された冷媒吐出管96から外部に吐出される。このとき、冷媒ガスと共に密閉容器12内に吐出されたオイルが、密閉容器12内を移動する過程で分離され、容器本体12Aの内壁面等を伝わって降下し、密閉容器12の底部のオイル溜めに戻る。従来では、密閉容器12内に吐出された冷媒の大きな脈動により、オイルの下方向に向かう流れ(戻り)が阻害され、オイルが冷媒吐出管96から外部に多く吐出されるという問題が生じていた。
しかしながら、上述した本発明により密閉容器12内の冷媒の脈動が低減するので、吐出冷媒の脈動により阻害されていた密閉容器12内底部へのオイル戻りも良好となり、圧縮冷媒ガスと共に密閉容器12から外部に吐出されるオイル量も効果的に減らすことができるようになる。
前記実施例1では、カップ部材63を、連通路70の上端の開口71を避けた形状とした。このような形状とすることで、第2の吐出消音室64から密閉容器12内に直接冷媒を吐出する通路を容易に形成することができるが、係る実施例1の構造に限らず、例えば、図2に示すように、カップ部材83を上部支持部材54の上面全体を被覆する略椀状に形成しても差し支えない。尚、図2において、前記図1と同一の符号が付されているものは、同様、或いは、類似の効果、若しくは、作用を奏するものであるので、ここでは説明を省略する。
図2に示すように本実施例の場合には、当該連通路70の上端の開口71は第1の吐出消音室62内に位置することとなるので、この上端開口71にカップ部材83を貫通する円筒状の連通管75の下端を接続することで、連通管75を介して連通路70の開口71と密閉容器12内とを連通させることができる。これにより、前記実施例1と同様に簡単な形状で、第2の吐出消音室64内の冷媒を第1の吐出消音室62内に吐出させずに、直接密閉容器12内に吐出させることができるようになる。
これにより、前記実施例1と同様に、第1の吐出消音室62から密閉容器12内に吐出される冷媒と、第2の吐出消音室64から密閉容器12内に吐出される冷媒とが別々の流れとなり、且つ、第2の吐出消音室64から密閉容器12内に吐出される冷媒は、連通路70及び連通管75を通過して密閉容器12内に吐出されるため、冷媒の脈動の周期が連通路70及び連通管75の通路長さ分ずれることとなる。これにより、密閉容器12内の吐出冷媒の脈動を低減することができるようになる。
尚、本実施例において、連通路70と連通管75とを合わせた通路長を、第1の吐出消音室62から密閉容器12内に吐出される冷媒の周期と、第2の吐出消音室64から密閉容器12内に吐出される冷媒の周期とが、半周期分ずれる寸法となるように設定することで、前記実施例1と同様に、確実、且つ、効果的に脈動を低減することができるようになる。
10 ロータリコンプレッサ(回転圧縮機)
11 取付用台座
12 密閉容器
12A 容器本体
12B エンドキャップ
12C ボトムキャップ
12D 取付孔
14 電動要素(駆動要素)
16 回転軸
20 ターミナル
22 ステータ
24 ロータ
26 積層体
28 ステータコイル
32 回転圧縮要素
38 シリンダ
39 吐出ポート(第1の吐出ポート)
41 吐出ポート(第2の吐出ポート)
42 偏心部
46 ローラ
54 上部支持部材(主支持部材)
54A、56A 軸受部
56 下部支持部材(副支持部材)
58 吸込通路
62 第1の吐出消音室
63、83 カップ部材(第1のカバー)
63A 凹陥部
64 第2の吐出消音室
65 カップ部材(第2のカバー)
66、68 吐出弁
67、69 バッカーバルブ
70 連通路
71 開口
72 吐出孔
75 連通管
91 スリーブ
92 冷媒導入管
96 冷媒吐出管
97 ブラケット
98 アキュムレータ

Claims (4)

  1. 密閉容器内に駆動要素と、該駆動要素の回転軸にて駆動される回転圧縮要素を備えた回転圧縮機において、
    前記回転圧縮要素を構成するシリンダと、
    前記シリンダ両面の開口部を閉塞すると共に、前記回転軸の軸受部を有する主支持部材及び副支持部材と、
    前記シリンダの前記主支持部材及び副支持部材側にそれぞれ形成された第1及び第2の吐出ポートと、
    前記主支持部材及び副支持部材を第1及び第2のカバーにてそれぞれ覆うことにより構成され、前記第1及び第2の吐出ポートにそれぞれ連通する第1及び第2の吐出消音室とを備え、
    前記第1の吐出消音室から前記密閉容器内に冷媒を吐出すると共に、前記第2の吐出消音室からは、前記シリンダ及び各支持部材を貫通する連通路を経て前記密閉容器内に直接冷媒を吐出することを特徴とする回転圧縮機。
  2. 前記第1のカバーを、前記連通路の開口を避けた形状としたことを特徴とする請求項1に記載の回転圧縮機。
  3. 前記連通路の開口を前記第1の吐出消音室内に配置すると共に、前記第1のカバーを貫通して前記連通路の開口と前記密閉容器内とを連通する連通管を設けたことを特徴とする請求項1に記載の回転圧縮機。
  4. 前記連通路の通路長を、前記第1の吐出消音室から前記密閉容器内に吐出される冷媒の周期と、前記第2の吐出消音室から前記密閉容器内に吐出される冷媒の周期とが、半周期分ずれる寸法に設定したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちの何れかに記載の回転圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61178092U (ja) * 1985-04-26 1986-11-06
JPS63176678A (ja) * 1987-01-17 1988-07-20 Daikin Ind Ltd 密閉型圧縮機における吐出流体の内部吐出構造

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