JP2011069305A - 内燃機関及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】過給システムを備えた内燃機関において、EGRガスをシリンダに十分供給できて排ガス性能を悪化させることがないと共に、吸気及び排気ポンピングロスを効率よく低減させることができて、排ガス性能及び燃費性能を向上することができる内燃機関及びその制御方法を提供する。
【解決手段】排気通路16の最下流に設けたターボチャージャ14のタービン14bの下流側と、吸気通路11の最上流に設けたターボチャージャ14のコンプレッサ14aの上流側とを接続するEGRガス用通路22を設け、該EGRガス用通路22にEGRガス調整弁24を設けると共に、排気通路16に設けられたターボチャージャ14のタービン14aを迂回する排気バイパス通路15を設け、該排気バイパス通路25に排気バイパス弁26を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、過給システムを備えた内燃機関及びその制御方法に関し、より詳細には、内燃機関の排ガス性能を悪化させることなく、燃費性能を向上することができる内燃機関及びその制御方法に関する。
近年、自動車の内燃機関の排ガス規制は年々厳しくなっており、これに対応するための技術開発が進んでいる。一般的なNOx低減技術としては、EGR(排気ガス再循環装置)システムがあり、その他の技術として、排気ガスの低減と同時に高出力及び低燃費を狙った過給システムがある。
このEGRシステムは、排気ガスをエンジンに再循環させるシステムであり、NOxを低減させるのに有効なシステムである。一般に使用されているEGRシステムには大きく分けて2種類あり、図10に示すような、ターボチャージャ(過給器)14のタービン14bの上流の排気マニホールドや排気通路16等から比較的高圧の排気ガスGeを取り込んで、内燃機関(エンジン)1Xの吸気通路11へ導入して再循環する高圧EGRシステムと、図11に示すような、ターボチャージャ14のタービン14bの下流から比較的低圧の排気ガスGeを、エアクリーナ(図示しない)前後の周辺からターボチャージャ14のコンプレッサ14aまでの間で取り込んで、コンプレッサ14aを利用して、吸気通路11へ過給して再循環する低圧EGRシステムとがある。
しかしながら、これらのEGRシステムにおいては、次のような問題がある。一般的な高圧EGRシステムの場合は、排気ガスの導入を一番上流側に配置されたターボチャージャのタービンの上流側から(例えば、排気マニホールドから)取り込んでいる。このため、EGRガスを多量に導入する場合に、タービンを回転させる排気エネルギーが減少し、コンプレッサで過給する新空気量が低下するので、排気ガス中のPMが増加し、燃費が悪化する。
また、内燃機関から排気された直後の燃焼ガスを導入するため、非常に高温なEGRガスをエンジン入口で吸気温度(常温)程度まで下げる必要が有り、吸気通路に導入する前に大型のEGRクーラで冷却する必要がある。そのため、この冷却によるエネルギー損失が大きく、燃費が悪化する。
一方、低圧EGRシステムは、これらの問題を改善するための一つのEGRシステムであるが、この低圧EGRシステムにも、導入するEGRガスが低圧で大気圧との差圧が少ないため大量にEGRガスを吸入させるのが難しく、特に、エンジン低負荷運転領域のような排気圧力が低い場合には圧力差が少ないので、高いEGR率を確保することが難しいという問題がある。
この改善策として、吸入通路に取り付けた吸気絞り弁や、排気通路に取り付けた排気絞り弁をそれぞれ閉弁操作することが考えられるが、この場合には、吸気及び排気ポンピングロスを増加させるので、燃費が大きく悪化してしまう。
なお、この内燃機関の低負荷運転領域において、充分なEGR率を確保できないのは高圧EGRシステムでも同様で、これを改善するためには低圧EGRシステムと同様に吸気絞り弁や排気絞り弁を使用するか、又は、ターボに取り付けてある可変翼(VGT)を閉じる。しかし、これらの場合は、低圧EGRシステムと同様に燃費の悪化が大きくなる。
一方、過給システムは、投入燃料に対する理論上で必要な空気量に対して新規空気の過剰率を高めるシステムであり、一般的には過給装置としてターボチャージャを取り付けており、ディーゼルエンジンの排ガス性能及びエンジン性能を大きく向上させている。また、近年では、更に高過給化、高出力化及び低燃費化を図るために、一つの内燃機関に2つ以上の過給装置を備えた多段過給システムが開発されている。
しかし、この多段過給システムにおいても、過給装置を増加させる毎に過給後の空気温度が上昇するため、過給により昇温した空気を冷却するためのクーラの設置が必要となるという問題がある。
また、この過給システムでは、過給装置が十分な排気エネルギーをもらえる内燃機関の運転領域においては高い効果を発揮できるが、低負荷運転領域においては、過給装置は全く仕事をしない。この場合には、ピストンの下降により吸入空気を引き込むときに、増加したクーラや吸気配管などに配置された多数の部品により、吸気ポンピングロスが大きくなり、結果として燃費性能を悪化させる。
また、一方で、シングルターボ及び多段ターボにおいて、低負荷運転領域においても過給装置に十分に仕事をさせて、吸気量を増加させることにより、排ガス中のNOxやPMを改善することを狙って、ダウンサイズ化が進んでいる。
しかし、このターボチャージャの小型化により、タービンハウジングの入口や出口の寸法が小さくなり、排気通路上の断面積の小さい部分が更に縮小されることになる。そのため、過給装置が全く運転しないアイドル運転領域等では、排気出口を絞るのと同じことになるため、排気ポンピングロスが大きくなり、結果として燃費が悪化する。
また、過給装置が効率よく作動する高負荷領域でも、最近のターボチャージャに取り付けられているターボ絞り弁としての可変翼(VGT)を最大まで広げても、高過給高EGRのコンセプトによって吸入空気量が増加して排気圧力が高くなるので、排気ポンピングロスが大きくなり、燃費が悪化する。
この排気ポンピングロスは、低圧EGRシステムの場合では、EGR率の変化にかかわらず、コンプレッサが常に一定のガス量(新規空気量+EGRガス流量)を過給しているので、更に悪化する。
このポンピングロスに対する対策として、ターボチャージャを備える多気筒エンジンにおいて、排気対策および出力・燃費の向上を図るべく、広い運転領域において、ポンピングロスを抑えつつ、高過給・大量EGRを実現しえるように、排気マニホールドを排気行程のオーバラップしない気筒群毎に分割する一方、これらの排気マニホールドの集合部下流をターボチャージャのタービン入口に向けて先細形状に絞る排気エゼクタと、排気エゼクタの有効ノズル面積を変化させる可動ベーンを備えた多気筒エンジンが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−231906号公報
本発明は、上記の状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、過給システムと備えた内燃機関において、EGRガスをシリンダに十分供給できて排ガス性能を悪化させることがないと共に、吸気及び排気ポンピングロスを効率よく低減させることができて、排ガス性能及び燃費性能を向上することができる内燃機関及びその制御方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の内燃機関は、過給システムを備えた内燃機関において、排気通路の最下流に設けたターボチャージャのタービンの下流側と、吸気通路の最上流に設けたターボチャージャのコンプレッサの上流側とを接続するEGRガス用通路を設け、該EGRガス用通路にEGRガス調整弁を設けると共に、排気通路に設けられたターボチャージャのタービンを迂回する排気バイパス通路を設け、該排気バイパス通路に排気バイパス弁を設けて構成する。
この構成によれば、内燃機関の過給システムに設けたターボチャージャが作動しない低負荷運転領域において、EGRガス調整弁を開いてEGRガスの流量と調整しながら、内燃機関の吸気口の近くの吸気通路に接続するEGRガス用通路からEGRガスを供給することで、吸気絞り弁や排気絞り弁を使用することなく、大量のEGRガスを吸気通路に導入することが可能となるので、高EGR率でNOx発生を抑制できる。そのため、排ガス性能を悪化させることない。また、吸気絞り弁や排気絞り弁を使用しないので、吸気ポンピングロスを低減させることができて、燃費の改善を図ることができる。
また、排気バイパス通路を用いて、低負荷運転領域、アイドル運転領域、及び、高負荷運転領域(全負荷運転領域)において、ターボチャージャのタービンの上流の排気ガスをタービンの下流へ迂回させて流すことにより、排気ポンピングロスを低下させて、燃費を改善することができる。
上記の内燃機関において、前記内燃機関が、最上流に設けたターボチャージャのタービンの上流側と、最下流に設けたターボチャージャのコンプレッサの下流側を接続する高圧EGR通路を有する高圧EGRシステムを備えて構成すると、高圧EGR通路の高圧EGR弁を開弁操作することにより、排気ポンピングロスを低減できる。
上記の内燃機関において、前記EGRガス調整弁と前記排気バイパス弁を制御する弁制御装置を設けると共に、該弁制御装置が、内燃機関の運転が低負荷運転領域にある場合には、EGRガス調整弁を開いてEGRガスの流量を調整しながら、EGRガスを前記吸気通路に供給すると共に、前記排気バイパス弁を開いて前記タービンを迂回する排気ガスの流量を調整しながら、排気ガスの一部又は全部を前記タービンを迂回させる制御を行い、内燃機関の運転が低負荷運転領域又はアイドル運転領域又は高負荷運転領域にある場合は、前記EGRガス調整弁を調整すると共に、前記排気バイパス弁を開いて前記タービンを迂回する排気ガスの流量を調整しながら、排気ガスの一部又は全部を前記タービンを迂回させる制御を行い、内燃機関の運転が前記運転領域以外の運転領域にある場合は、前記EGRガス調整弁を調整し前記排気バイパス弁を閉じる制御を行うように構成する。
この構成によれば、低負荷運転領域において、EGRガス用通路からEGRガスを吸気通路に供給してEGR率を高めることができるので、排ガス性能を悪化させることなく、吸気ポンピングロスを低減でき、燃費を向上することができる。
また、低負荷運転領域又はアイドル運転領域又は高負荷運転領域(全負荷運転領域)において、排気バイパス通路を用いて、ターボチャージャのタービンの上流の排気ガスをタービンの下流へ迂回させて流すことにより、排気ポンピングロスを低下させて、燃費を改善することができる。
その上、前記運転領域以外の運転領域にある場合は、排気バイパス弁を閉じる制御を行うことにより、従来どおりのEGR制御を行うことができる。
そして、上記の目的を達成するための内燃機関の制御方法は、過給システムを備え、排気通路の最下流に設けたターボチャージャのタービンの下流側と、吸気通路の最上流に設けたターボチャージャのコンプレッサの上流側とを接続するEGRガス用通路を設け、該EGRガス用通路にEGRガス調整弁を設けると共に、排気通路に設けられたターボチャージャのタービンを迂回する排気バイパス通路を設け、該排気バイパス通路に排気バイパス弁を設けた内燃機関の制御方法において、内燃機関の運転が低負荷運転領域にある場合には、EGRガス調整弁を開いてEGRガスの流量を調整しながら、EGRガスを前記吸気通路に供給すると共に、前記排気バイパス弁を開いて前記タービンを迂回する排気ガスの流量を調整しながら、排気ガスの一部又は全部を前記タービンを迂回させ、内燃機関の運転が低負荷運転領域又はアイドル運転領域又は高負荷運転領域にある場合は、前記EGRガス調整弁を調整すると共に、前記排気バイパス弁を開いて前記タービンを迂回する排気ガスの流量を調整しながら、排気ガスの一部又は全部を前記タービンを迂回させ、内燃機関の運転が前記運転領域以外の運転領域にある場合は、前記EGRガス調整弁を調整し前記排気バイパス弁を閉じる制御を行うことを特徴とする方法である。
この方法によれば、上記と同様に、低負荷運転領域において、排ガス性能を悪化させることなく、吸気ポンピングロスと排気ポンピングロスを低減でき、燃費を向上することができる。更に、アイドル運転領域と高負荷運転領域(全負荷運転領域)において、排気ポンピングロスを低下させて、燃費を改善することができる。その上、前記運転領域以外の運転領域にある場合は、EGRガス調整弁を調整し前記排気バイパス弁を閉じる制御を行うことにより、従来どおりのEGR制御を行うことができる。
本発明に係る内燃機関及びその制御方法によれば、ディーゼルエンジン等の内燃機関で、低負荷運転領域において、EGRガス用通路からEGRガスを吸気通路に供給してEGR率を高めることができるので、排ガス性能を悪化させることなく、吸気ポンピングロスを低減でき、燃費を向上することができる。
また、低負荷運転領域、アイドル運転領域、及び、高負荷運転領域において、排気バイパス通路を用いて、ターボチャージャのタービンの上流の排気ガスをタービンの下流へ迂回させて流すことにより、タービンによる排気抵抗にも関わらず、排気ポンピングロスを低下させて、燃費を改善することができる。
本発明の第1の実施の形態の内燃機関の構成を示した図である。 本発明の第2の実施の形態の内燃機関の構成を示した図である。 本発明の第3の実施の形態の内燃機関の構成を示した図である。 排気システムの作動線を示した図である。 基本の制御フローを示した図である。 EGR制御の制御フローを示した図である。 排気バイパス弁の制御の制御フローを示した図である。 EGRガス調整弁の制御のための基本マップデータの一例を示した図である。 排気ガスバイパス弁の制御のための基本マップデータの一例を示した図である。 高圧EGRシステムの構成を示した図である。 低圧EGRシステムの構成を示した図である。 内燃機関の運転領域と全負荷作動線を示した図である。
以下、本発明に係る実施の形態の内燃機関及びその制御方法について、図面を参照しながら説明する。なお、ここでは、ターボチャージャが1台として説明するが、本発明は、多段ターボ過給システムの場合にも適用でき、同様な作用効果を奏することができる。
図1〜図3に、本発明の第1〜第3の実施の形態の内燃機関(エンジン)1、1A、1Bの構成を示す。この内燃機関1、1A、1Bは、吸気通路11と排気通路16とEGR通路19を備えている。エンジン本体10の吸気マニホールド10aに接続される吸気通路11は、上流側から順に、エアクリーナ12と吸気絞り弁13とターボチャージャ(過給器)14のコンプレッサ14aとインタークーラ15を備えている。
また、排気マニホールド10bに接続される排気通路16は、上流側から順に、ターボチャージャ14のタービン14bと、排気ガス浄化装置(後処理装置)17と、排気絞り弁18を備えている。排気ガス浄化装置17は、図1〜図3の構成では、DPF装置(ディーゼルパティキュレートフィルタ装置)のみとしているが、酸化触媒装置、NOx吸蔵還元型触媒装置、触媒付きフィルタ装置等で構成してもよい。
DPF装置は、排気ガス中の粒子状物質(PM)を捕集するためのディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF)を備えた装置であり、通常は触媒付きDPFで構成される。この触媒付きDPFは、多孔質のセラミックのハニカムのチャンネルの入口と出口を交互に目封じしたモノリスハニカム型ウォールフロータイプのフィルタ等で形成される。このフィルタの部分に白金や酸化セリウム等の触媒を担持する。
過給システムは、図1〜図3の構成ではシングルターボであり、一つのターボチャージャ14が設けられ、コンプレッサ14aが吸気通路11に、タービン14bが排気通路16に配置される。
更に、EGRシステムとして、図1に示す第1の実施の形態の内燃機関1は、高圧EGRシステムであり、EGR通路19が、ターボチャージャ14のタービン14bの上流と、インタークーラ15の下流を接続して設けられる。このEGR通路19に、上流側から順に、EGRクーラ20とEGR弁21が配設される。このEGRシステムでは、ターボチャージャ14のタービン14bの上流からEGRガスGeを取り込み、このEGRガスGeを、EGR通路19に配置したEGRクーラ20で冷却し、EGR弁21でそのガス量を調整して、コンプレッサ14aの上流に供給する。
また、図2に示す第2の実施の形態の内燃機関1Aは、低圧EGRシステムであり、EGR通路19が、排気ガス浄化装置17の下流でかつ排気絞り弁18の上流とターボチャージャ14のコンプレッサ14aの上流を接続して設けられる。このEGR通路19に、上流側から順に、EGRクーラ20とEGR弁21が配設される。このEGRシステムでは、ターボチャージャ14のタービン14bの下流の排気ガス浄化装置17の下流の排気通路16よりEGRガスGeを取り込み、このEGRガスGeを、EGR通路19に配置したEGRクーラ20で冷却し、EGR弁21でそのガス量を調整して、コンプレッサ14aの下流に供給する。
また、図3に示す第3の実施の形態の内燃機関1Bでは、EGR通路19が、排気ガス浄化装置17の下流でかつ排気絞り弁18の上流と、インタークーラ15の下流を接続して設けられる。このEGR通路19に、上流側から順に、EGRクーラ20とEGR弁21が配設される。このEGRシステムでは、ターボチャージャ14のタービン14bの下流からEGRガスGeを取り込み、このEGRガスGeを、EGR通路19に配置したEGRクーラ20で冷却し、EGR弁21でそのガス量を調整して、コンプレッサ14aの上流に供給する。
本発明においては、更に、排気通路16の最下流に設けたターボチャージャ14のタービン14bの下流側と、吸気通路11の最上流に設けたターボチャージャ14のコンプレッサ14aの上流側とを接続するEGRガス用通路22を設け、このEGRガス用通路22に、上流側から順にEGRガス用クーラ23とEGRガス調整弁24を設ける。図1〜図3の構成では、EGRガス調整弁24が2つ配設されている。
それと共に、排気通路19に設けられたターボチャージャ14のタービン14aを迂回する排気バイパス通路25を設け、この排気バイパス通路25に排気バイパス弁26を設ける。この排気バイパス通路25により、エンジン本体10に取り付けられたターボチャージャ14と並列に配置され、エンジン本体10の排気マニホールド10bからターボチャージャ14のタービン14aの下流へ排気ガスを迂回することが可能となり、この迂回する排気ガスの量を排気バイパス弁26の弁開度の制御により最適化することで、燃費の改善を図る。この排気バイパス通路25は、高負荷運転領域において、ターボチャージャ14による過過給状態により排気圧力が上昇するのを抑制するために、又は、低負荷運転領域でターボチャージャ14が作動しない運転領域で開放側に調整することにより排気ポンピングロスを低減するために設けられる。
更に、空気量センサ27が吸気絞り弁13の下流側に、第1吸気圧(ブースト)センサ28がインタークーラ15の下流側に、第2吸気圧センサ29が吸気マニホールド10aの入口近傍又は内部に、排気圧センサ30が排気マニホールド10bの出口近傍又は内部にそれぞれ設けられる。
また、これらのセンサ27〜30等の測定値と内燃機関1、1A、1Bの運転制御に必要なデータを入力して内燃機関1、1A、1Bの運転制御、EGRシステムのEGR弁21の弁操作、過給システムのターボチャージャ14の可変翼(VGT)の操作、排気ガス浄化装置17の排気ガス浄化制御や再生制御等を行う制御装置(図示しない)が設けられている。この制御装置はECU(エンジンコントロールユニット)と呼ばれており、EGRガス調整弁24と排気バイパス弁26を制御する弁制御装置もこの制御装置に組み込こむ。そして、この制御装置は、内燃機関1、1A、1Bからのデータと空気量センサ27等の各種センサからの検出値に基づいて、吸気絞り弁13、排気絞り弁17、EGR弁21、EGRガス調整弁24、排気バイパス弁26等を制御する。
次に、上記の構成の内燃機関の制御方法について、EGRガス調整弁24、排気バイパス弁2に関する部分について、図5〜図7に示す制御フローを参照しながら説明する。図5〜図7の制御フローは、内燃機関の始動開始と共に、上級の制御フローから呼ばれてスタートし、EGR制御と排気バイパス弁の制御をしては、上級の制御フローに戻り、また、上級の制御フローから呼ばれて、内燃機関の運転中は繰り返し実施されるものとして示してある。そして、内燃機関の停止と共に、上級の制御フローが停止し、この図5〜図7の制御フローも停止する。
この図5の制御フローが上級の制御フローから呼ばれて、スタートすると、ステップS11でエンジン回転数とエンジン負荷を入力し、次のステップのS12で燃料噴射量を算出する。
次のステップS20では、図6に示すような制御フローに従って、EGR通路19に設けたEGR弁21と、EGRガス用通路22に設けたEGRガス調整弁24の制御を行う。ステップS21で、EGR弁21の基本操作量をEGR弁の制御用マップデータを参照して算出し、ステップS22で、EGR弁21の弁開度を操作する。
次に、EGRガス調整弁24の操作を行うが、ステップS23で、EGRガス調整弁24の基本操作量をEGRガス調整弁の制御用マップデータを参照して算出し、ステップS24で、EGRガス調整弁24の弁開度を操作する。
このEGRガス調整弁の制御用マップデータの一例を図8に示す。横軸はエンジン回転数を示し、縦軸は燃料流量を示す。表中の数値は基本とするEGRガス調整弁の目標開度を示す。この制御用マップデータは、エンジンが定常状態のときに計測した必要なデータをもとに、目標とする排ガス規制に適合させ、なおかつ、低燃費になるように作成したものである。
このEGRガス用通路22は、基本的にはターボチャージャ14による過給が実施されていない状態で使用するため、図1〜図3に示す第1吸気圧センサ28の検出値が予め設定された閾値を超えていない場合に、EGRガス調整弁24を開弁させる。また、図1〜図3に示すEGRガスGaの導入量が多くなってシリンダに入る混合気中の酸素濃度が低下し過ぎないように、空気量センサ27で検出される吸入空気量が予め設定された閾値より低い時は、図8に示す制御用マップデータに修正係数を掛けて、EGRガス調整弁24を適切な開度に調整する。このEGRガス調整弁24は、エンジンの全運転領域又は一部の運転領域で開弁される。
内燃機関1が定常状態である場合には、図8に示した基本マップデータに従って、EGRガス調整弁24は制御される。なお、その他のターボチャージャ14のターボ可変翼やシリンダ内の燃料噴射における噴射タイミング等も最適化した状態を選定して、設定したマップデータに基づいて制御される。
一方、内燃機関1が過渡状態である場合には、定常状態とは状態(コンディション)が異なるため、各センサ27〜30の検出値に基づいてフィードバック制御をする。図6のステップS25の給気圧(ブースト圧)のチェックとステップS26の吸気量のチェックとステップS27の操作量の補正がこのフィードバック制御に対応し、夫々、目標の給気圧と吸気量になるようにEGR弁21とEGRガス調整弁24を制御する。この給気圧は、第1吸気圧センサ28と第2吸気圧センサ29で、吸気量は空気量センサ27で計測される。
次のステップS30では、図7に示すような制御フローに従って、排気バイパス通路5に設けた排気バイパス弁26の制御を行う。ステップS31で、排気バイパス弁26の基本操作量を排気バイパス弁の制御用マップデータを参照して算出し、ステップS32で、排気バイパス弁26の弁開度を操作する。
この排気バイパス弁の制御用マップデータの一例を図9に示す。横軸はエンジン回転数を示し、縦軸は燃料流量を示す。表中の数値は基本とする排気バイパス弁の目標開度を示す。この制御用マップデータは、エンジンが定常状態のときに計測した必要なデータをもとに、目標とする排ガス規制に適合させ、なおかつ、低燃費になるように作成したものである。
この排気バイパス弁26を開弁する運転領域としては、ターボチャージャ14が作動しないような低負荷運転領域、アイドル運転領域と、非常に負荷の高い全負荷運転領域とがある。
内燃機関1、1A、1Bが低負荷運転領域の場合は、基本的にターボチャージャ14による過給が行われていない状態であり、この状態で排気バイパス弁26を開弁することで、排気ポンピングロスを低減する。
一方、内燃機関1、1A、1Bの排気圧力が非常に高い全負荷領域の場合には、排気バイパス弁26の基本の開弁制御は、低速回転運転領域や低負荷運転領域と同様に基本の制御用マップデータをベースとして制御する。なお、その他のターボチャージャ14のターボ可変翼やシリンダ内の燃料噴射における噴射タイミング等も最適化した状態を選定して、設定したマップデータに基づいて制御される。
また、内燃機関1、1A、1Bが、過渡状態である場合には、定常状態とは状態(コンディション)が異なるため、各センサ27〜30の検出値に基づいてフィードバック制御をする。図7のステップS33の排気圧のチェックとステップS34の給気圧のチェックとステップS35の吸気量のチェックとステップS36の操作量の補正がこのフィードバック制御に対応し、夫々、目標の排気圧と給気圧と吸気量になるように排気バイパス弁26を制御する。この排気圧は、排気圧センサ30で、給気圧は、第1吸気圧センサ28と第2吸気圧センサ29で、吸気量は空気量センサ27で計測される。
この過渡状態の制御では、内燃機関1、1A、1Bがそのような状態にあることを判断する必要がある。定常運転状態と異なり、過渡状態ではターボチャージャ14の回転が十分に上がらずに排気圧力が低いので、図1〜図3に示す排気圧センサ30の値と、制御用マップデータ上に持っている閾値により、排気バイパス弁26は適切な開度に調整される。
また、同じく、図1〜図3に示す第2給気圧センサ29(又は、第1給気圧センサ28)の値が閾値を超えていない場合や、図1〜図3に示す空気量センサ(MAF)27によって吸入空気量を計測し、この計測値が閾値(エンジン理論必要空気量×係数、又はエンジン試験データより選定)より低下した場合などは、排気バイパス弁の制御用マップデータ(基本のマップ)に修正係数を掛けて排気バイパス弁26の適切な開度調整を行う。つまり、図12に示すような運転領域で、フィードバック制御により、最適化された弁開度になるように排気バイパス弁26の弁開度を操作する。
そして、図5に示す、ステップS20のEGR制御とステップS30の排気バイパス弁の制御を所定の時間(EGR弁とEGRガス調整弁と排気バイパス弁の弁開度の見直しのサイクルに関係する時間)の間行って、リターンする。
次に、排気ポンピングロス(圧力損失)について図4を参照しながら説明する。排気ポンピングロスは、ターボチャージャが可変翼を持っている場合には、この可変翼の開度により変化する。図4の横軸の左側にこの開度を示す。また、その時の作動線をL1のラインで示す。これは、シングルターボの場合でも複数のターボの場合でも同様である。一方、可変翼の無いターボチャージャを使用している場合では、排気圧力を調整できないので、L1のライン上のどこかに固定されることになる。
ターボチャージャの可変翼を開くことにより、基本的には排気ポンピングロスは図4のL1のラインで示すように低減する。しかし、ターボチャージャの回転数が低下し、過給圧も同時に低下する。
この状態で更にEGRガス調整弁を開弁すると(横軸の右側)、高圧EGRシステムの場合は、L2のラインで示すように、排気ポンピングロスは更に低下する。一方、低圧EGRシステムの場合は、L3のラインで示すように低下しない。これが低圧EGRシステムの排ガス性能を向上させる良い点であるが、逆に、排気ポンピングロスを高い状態から開放できない理由でもある。
従って、ターボチャージャの可変翼を最大に開き、更に、EGRガス調整弁を全開に開いた場合の低圧EGRシステムと高圧EGRシステムの排気ポンピングロスの差は右側に「ΔP」で示した差となる。
上記の内燃機関1、1A、1Bは、ターボ上流からターボ下流へ排気ガスをバイパスする排気バイパス弁26及び排気バイパス通路25を持っていることで、タービン可変翼の有無や開度値、及び低圧EGRシステムと高圧EGRシステムの差やそれらEGR弁21の弁開度に関わらず、排気絞り弁18とEGR弁21と排気バイパス弁26を開閉弁操作することで、図4の「本システムの作動可能領域」で示した排気ポンピングロス低減の効果を得ることができる。
特に、アイドルや低負荷などのターボ過給を必要としない運転領域では単純に排気絞り弁18とEGR弁21と排気バイパス弁26の開弁操作によって排気ポンピングロスを低減し、燃費を簡単に向上することができる。
しかし、図12に示す高負荷運転領域においては、単純に排気絞り弁18とEGR弁21とEGRガス調整弁24と排気バイパス弁26を開弁操作するだけでは、逆に吸入空気量が激減し、エンジン性能の悪化を招くことになる。従って、上記の図5〜図7の制御フローの説明で述べたように基本の制御用マップデータから算出した操作量に加え、運転状態に合わせて行うフィードバック制御が重要となる。
上記の図4の説明では、タービンの可変翼の開度と、L3のラインに関するEGRガス調整弁24の開度と、L2のラインに関する図1の高圧EGRシステムのEGR弁の開度を横軸にして別々に説明したが、実際の内燃機関では、タービン14bの可変翼の開度とEGRガス調整弁24の開度は同時に制御される。
図4のL4のラインは、タービン14bの可変翼の開度を55%に固定すると同時に、図1のような高圧EGRシステムで、EGR弁21を開弁していったときの排気ポンピングロスの推移線を示すものである。EGR弁21を開弁制御することにより、排気ポンピングロスはL1のラインからL4のラインに移行し、30%程度(図4の縦長の楕円内のEGRで示す部分)低減する。
一方、図2に示す低圧EGRシステムの場合は、タービン14bの可変翼の開度だけで排気ポンピングロスが決定するため、L3に平行なライン上で動くだけで、L1のラインのままで排気ポンピングロスは変化しない。つまり、排気ポンピングロスの最低値は、L1のラインの右端(タービン可変翼の全開)の値となる。
次に、図4のL5のラインに対応する試験を、図3に示す低圧EGRシステムの内燃機関1で実際に行い、この実験データでその効果を確認した。内燃機関1が全負荷運転領域にある状態で、タービン可変翼の開度を全開とし、EGRガス調整弁24の開度を全閉した状態(L5のラインの上側)から排気バイパス弁26を任意に作動させた状態(L5のラインの下側)とでターボチャージャの性能を計測した。
その結果、タービン14bの入口の排気圧力は、全閉時の294kPaから任意に調整した時の272kPaとなって、22kPa低減したのに対し、吸気圧力は全閉時の175kPaから任意に調整した時の165kPaとなり8kPaだけ低下した。つまり、タービン14bの効率低下に対して、コンプレッサ14aの効率が向上した割合が高く、燃費が全閉時の217g/kWhから任意に調整した時の214g/kWhとなり、内燃機関全体の結果として、約1%の燃費の改善を確認できた。
本発明の内燃機関及びその制御は、ディーゼルエンジン等の内燃機関において、低負荷運転領域において、EGRガス用通路からEGRガスを吸気通路に供給してEGR率を高めることができるので、排ガス性能を悪化させることなく、吸気ポンピングロスを低減でき、燃費を向上することができる。
また、低負荷運転領域、アイドル運転領域、及び、高負荷運転領域(全負荷運転領域)において、排気バイパス通路を用いて、ターボチャージャのタービンの上流の排気ガスをタービンの下流へ迂回させて流すことにより、排気ポンピングロスを低下させて、燃費を改善することができる。
そのため、本発明の内燃機関及びその制御方法は、自動車に搭載するの内燃機関等の内燃機関及びその制御方法として利用できる。
1 内燃機関(エンジン)
10 エンジン本体
10a 吸気マニホールド
10b 排気マニホールド
11 吸気通路
12 エアクリーナ
13 吸気絞り弁
14 ターボチャージャ(過給器)
14a コンプレッサ
14b タービン
15 インタークーラ
16 排気通路
17 排気ガス浄化装置(後処理装置)
18 排気絞り弁
19 EGR通路
20 EGRクーラ
21 EGR弁
22 EGRガス用通路
23 EGRガス用クーラ
24 EGRガス調整弁
25 排気バイパス通路
26 排気バイパス弁
27 空気量センサ
28 第1吸気圧(ブースト)センサ
29 第2吸気圧(ブースト)センサ
30 排気圧センサ
A 新気(吸気)
G 排気ガス
Ge EGRガス

Claims (4)

  1. 過給システムを備えた内燃機関において、排気通路の最下流に設けたターボチャージャのタービンの下流側と、吸気通路の最上流に設けたターボチャージャのコンプレッサの上流側とを接続するEGRガス用通路を設け、該EGRガス用通路にEGRガス調整弁を設けると共に、排気通路に設けられたターボチャージャのタービンを迂回する排気バイパス通路を設け、該排気バイパス通路に排気バイパス弁を設けたことを特徴とする内燃機関。
  2. 前記内燃機関が、最上流に設けたターボチャージャのタービンの上流側と、最下流に設けたターボチャージャのコンプレッサの下流側を接続する高圧EGR通路を有する高圧EGRシステムを備えたことを特徴とする請求項1記載の内燃機関。
  3. 前記EGRガス調整弁と前記排気バイパス弁を制御する弁制御装置を設けると共に、該弁制御装置が、
    内燃機関の運転が低負荷運転領域にある場合には、EGRガス調整弁を開いてEGRガスの流量を調整しながら、EGRガスを前記吸気通路に供給すると共に、前記排気バイパス弁を開いて前記タービンを迂回する排気ガスの流量を調整しながら、排気ガスの一部又は全部を前記タービンを迂回させる制御を行い、
    内燃機関の運転が低負荷運転領域又はアイドル運転領域又は高負荷運転領域にある場合は、前記EGRガス調整弁を調整すると共に、前記排気バイパス弁を開いて前記タービンを迂回する排気ガスの流量を調整しながら、排気ガスの一部又は全部を前記タービンを迂回させる制御を行い、
    内燃機関の運転が前記運転領域以外の運転領域にある場合は、前記EGRガス調整弁を調整し前記排気バイパス弁を閉じる制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関。
  4. 過給システムを備え、排気通路の最下流に設けたターボチャージャのタービンの下流側と、吸気通路の最上流に設けたターボチャージャのコンプレッサの上流側とを接続するEGRガス用通路を設け、該EGRガス用通路にEGRガス調整弁を設けると共に、排気通路に設けられたターボチャージャのタービンを迂回する排気バイパス通路を設け、該排気バイパス通路に排気バイパス弁を設けた内燃機関の制御方法において、
    内燃機関の運転が低負荷運転領域にある場合には、EGRガス調整弁を開いてEGRガスの流量を調整しながら、EGRガスを前記吸気通路に供給すると共に、前記排気バイパス弁を開いて前記タービンを迂回する排気ガスの流量を調整しながら、排気ガスの一部又は全部を前記タービンを迂回させ、
    内燃機関の運転が低負荷運転領域又はアイドル運転領域又は高負荷運転領域にある場合は、前記EGRガス調整弁を調整すると共に、前記排気バイパス弁を開いて前記タービンを迂回する排気ガスの流量を調整しながら、排気ガスの一部又は全部を前記タービンを迂回させ、
    内燃機関の運転が前記運転領域以外の運転領域にある場合は、前記EGRガス調整弁を調整し前記排気バイパス弁を閉じる制御を行うことを特徴とする内燃機関の制御方法。
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