JP2011069069A - 建物形成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】各工種を連続して実施でき、且つ、作業の流れを良好に維持できて、作業効率の向上を図れるようにする。
【解決手段】RC造のプレキャスト材2を組み立てて複数階層の躯体架構1を形成する建物形成方法であって、プレキャスト柱2Aと、プレキャスト梁2Bと、スラブ底板部材2Cをそれぞれ設置する第1施工工程と、壁鉄筋5とスラブ鉄筋3とを設置する第2施工工程と、壁型枠6を設置する第3施工工程と、壁型枠6内と上階のスラブ底板部材2C上とにコンクリート4を打設する第4施工工程との施工工程を実施するに当たり、上下に隣接する4つの施工ブロック層r1〜r4の内の第1施工ブロック層r1で第1施工工程を、第2施工ブロック層r2で第2施工工程を、第3施工ブロック層r3で第3施工工程を、第4施工ブロック層r4で第4施工工程を実施する。
【選択図】図1
【解決手段】RC造のプレキャスト材2を組み立てて複数階層の躯体架構1を形成する建物形成方法であって、プレキャスト柱2Aと、プレキャスト梁2Bと、スラブ底板部材2Cをそれぞれ設置する第1施工工程と、壁鉄筋5とスラブ鉄筋3とを設置する第2施工工程と、壁型枠6を設置する第3施工工程と、壁型枠6内と上階のスラブ底板部材2C上とにコンクリート4を打設する第4施工工程との施工工程を実施するに当たり、上下に隣接する4つの施工ブロック層r1〜r4の内の第1施工ブロック層r1で第1施工工程を、第2施工ブロック層r2で第2施工工程を、第3施工ブロック層r3で第3施工工程を、第4施工ブロック層r4で第4施工工程を実施する。
【選択図】図1
Description
本発明は、RC造のプレキャスト材を組み立てて複数階層の躯体架構を形成する建物形成方法に関する。
従来、この種の建物形成方法としては、該当階のプレキャスト柱と、上階のプレキャスト梁とを設置すると共に、上階に、スラブの下面部分を構成するスラブ底板部材をそれぞれ設置する第1施工工程を実施し、該当階の壁鉄筋とスラブ鉄筋とを設置する第2施工工程を実施し、該当階の壁型枠を設置する第3施工工程を実施し、該当階の壁型枠内と、上階の前記スラブ底板部材上とにコンクリートを打設する第4施工工程とを実施し、該当階の前記第1〜第4施工工程が完了した後、上階の施工を開始するもので、1階ずつ仕上げていく方法を採用していた(例えば、特許文献1参照)。
上述した従来の建物形成方法によれば、前記第1〜4の各施工工程における工種が、該当階において混在し、現場内での作業が錯綜し易い。また、プレキャスト部材の組み立て作業や、コンクリート打設作業は、他の作業を並行して実施できないから、クリティカルパスとなる。更には、建物は1階ずつ仕上げていくから、各工種とも、該当階での施工が完了したら、その階層が仕上がるまで次の階層の施工に着手することができず、作業が途切れることとなる。従って、各作業を円滑に進め難く、建物全体とした作業効率の向上が望まれる。
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、各工種を連続して実施でき、且つ、作業の流れを良好に維持できて、作業効率の向上を図れる建物形成方法を提供するところにある。
本発明の第1の特徴構成は、RC造のプレキャスト材を組み立てて複数階層の躯体架構を形成する建物形成方法であって、該当階のプレキャスト柱と、上階のプレキャスト梁とを設置すると共に、上階に、スラブの下面部分を構成するスラブ底板部材をそれぞれ設置する第1施工工程と、該当階の壁鉄筋とスラブ鉄筋とを設置する第2施工工程と、該当階の壁型枠を設置する第3施工工程と、該当階の壁型枠内と、上階の前記スラブ底板部材上とにコンクリートを打設する第4施工工程との一連の施工工程を実施するに当たり、上下に隣接する4つの施工ブロック層を一つの施工単位として設定し、4つの内の最上位の第1施工ブロック層においては、前記第1施工工程を実施し、4つの内の上から2番目の第2施工ブロック層においては、前記第2施工工程を実施し、4つの内の上から3番目の第3施工ブロック層においては、前記第3施工工程を実施し、4つの内の最下位の第4施工ブロック層においては、前記第4施工工程を実施するところにある。
本発明の第1の特徴構成によれば、上下に隣接する4つの施工ブロック層に別れて、前記第1〜4施工工程を並行して実施できるから、各施工ブロック層においては、単独の工種によって施工を進めることができ、各作業が錯綜するのを防止できる。
また、各施工工程を、並行して一度に実施できるから、従来のように、同一の施工ブロック層で、第1〜4の各施工工程を順次実施していたのに比べると工期の短縮化を図ることができる。
また、4つの施工ブロック層からなる一つの施工単位を、各施工ブロック層での施工が完了した時点で1ブロック層ずつ上に移行させることで、各施工ブロック層で実施されている施工工程は、実質的には連続して実施できる。
即ち、第1施工工程を例に挙げて説明すると、当初は、N階を第1施工ブロック層として、第1施工工程を実施し、他の施工ブロック層を含めた施工単位の各施工が完了すると、施工単位を一階層上方にシフトさせるから、(N+1)階を第1施工ブロック層として同様に第1施工工程を実施する。このように、第1施工工程は、休むことなく、順次、上方の階層にシフトしながらその階層で実施することができる。従って、従来のように、各施工工程が小間切れになるのを防止でき、作業計画を設定しやすくなる。
その結果、各作業の流れを良好に維持できて、建物全体とした作業効率の向上を図れる。
また、各施工工程を、並行して一度に実施できるから、従来のように、同一の施工ブロック層で、第1〜4の各施工工程を順次実施していたのに比べると工期の短縮化を図ることができる。
また、4つの施工ブロック層からなる一つの施工単位を、各施工ブロック層での施工が完了した時点で1ブロック層ずつ上に移行させることで、各施工ブロック層で実施されている施工工程は、実質的には連続して実施できる。
即ち、第1施工工程を例に挙げて説明すると、当初は、N階を第1施工ブロック層として、第1施工工程を実施し、他の施工ブロック層を含めた施工単位の各施工が完了すると、施工単位を一階層上方にシフトさせるから、(N+1)階を第1施工ブロック層として同様に第1施工工程を実施する。このように、第1施工工程は、休むことなく、順次、上方の階層にシフトしながらその階層で実施することができる。従って、従来のように、各施工工程が小間切れになるのを防止でき、作業計画を設定しやすくなる。
その結果、各作業の流れを良好に維持できて、建物全体とした作業効率の向上を図れる。
本発明の第2の特徴構成は、RC造のプレキャスト材を組み立てて複数階層の躯体架構を形成する建物形成方法であって、該当階のプレキャスト柱と、上階のプレキャスト梁とを設置すると共に、上階に、スラブの下面部分を構成するスラブ底板部材をそれぞれ設置する第1施工工程と、該当階のスラブ鉄筋を設置する第2施工工程と、該当階の前記スラブ底板部材上にコンクリートを打設する第3施工工程との一連の施工工程を実施するに当たり、上下に隣接する3つの施工ブロック層を一つの施工単位として設定し、3つの内の最上位の第1施工ブロック層においては、前記第1施工工程を実施し、3つの内の上から2番目の第2施工ブロック層においては、前記第2施工工程を実施し、3つの内の最下位の第3施工ブロック層においては、前記第3施工工程を実施するところにある。
本発明の第2の特徴構成によれば、上下に隣接する3つの施工ブロック層に別れて、前記第1〜3施工工程を並行して実施できるから、各施工ブロック層においては、単独の工種によって施工を進めることができ、各作業が錯綜するのを防止できる。
また、各施工工程を、並行して一度に実施できるから、従来のように、同一の施工ブロック層で、第1〜3の各施工工程を順次実施していたのに比べると工期の短縮化を図ることができる。
また、3つの施工ブロック層からなる一つの施工単位を、各施工ブロック層での施工が完了した時点で1ブロック層ずつ上に移行させることで、各施工ブロック層で実施されている施工工程は、実質的には連続して実施できる。
即ち、第1施工工程を例に挙げて説明すると、当初は、N階を第1施工ブロック層として、第1施工工程を実施し、他の施工ブロック層を含めた施工単位の各施工が完了すると、施工単位を一階層上方にシフトさせるから、(N+1)階を第1施工ブロック層として同様に第1施工工程を実施する。このように、第1施工工程は、休むことなく、順次、上方の階層にシフトしながらその階層で実施することができる。従って、従来のように、各施工工程が小間切れになるのを防止でき、作業計画を設定しやすくなる。
その結果、各作業の流れを良好に維持できて、建物全体とした作業効率の向上を図れる。
また、各施工工程を、並行して一度に実施できるから、従来のように、同一の施工ブロック層で、第1〜3の各施工工程を順次実施していたのに比べると工期の短縮化を図ることができる。
また、3つの施工ブロック層からなる一つの施工単位を、各施工ブロック層での施工が完了した時点で1ブロック層ずつ上に移行させることで、各施工ブロック層で実施されている施工工程は、実質的には連続して実施できる。
即ち、第1施工工程を例に挙げて説明すると、当初は、N階を第1施工ブロック層として、第1施工工程を実施し、他の施工ブロック層を含めた施工単位の各施工が完了すると、施工単位を一階層上方にシフトさせるから、(N+1)階を第1施工ブロック層として同様に第1施工工程を実施する。このように、第1施工工程は、休むことなく、順次、上方の階層にシフトしながらその階層で実施することができる。従って、従来のように、各施工工程が小間切れになるのを防止でき、作業計画を設定しやすくなる。
その結果、各作業の流れを良好に維持できて、建物全体とした作業効率の向上を図れる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の建物形成方法によって形成している建物Bを示すもので、下層から上層へ順次施工を進め、途中の階層を建設している状況を表している。
便宜上、図に示す建設途中の階層の内、頂部に位置し、新しく躯体架構1を組みあげている該当階層をN(以後、N階層という)とする。
図1は、本発明の建物形成方法によって形成している建物Bを示すもので、下層から上層へ順次施工を進め、途中の階層を建設している状況を表している。
便宜上、図に示す建設途中の階層の内、頂部に位置し、新しく躯体架構1を組みあげている該当階層をN(以後、N階層という)とする。
前記建物Bは、RC造のプレキャスト材2を組み立てて複数階層の躯体架構1を形成してある。
前記プレキャスト材2としては、例えば、プレキャスト柱2A、プレキャスト梁2B、合成床(スラブに相当)Sの下面部分を構成するスラブ底板部材2C等が例に挙げられる。
各プレキャスト材2どうしの連結は、所定の締結具や、グラウト材等を使用して実施される。
また、合成床Sに関しては、前記スラブ底板部材2Cを設置し、その上にスラブ鉄筋3を配置した状態でコンクリート4を打設して一体の床を形成するものである。
当該実施形態の建物Bにおいては、合成床Sのコンクリート4打設時に、同様にコンクリート4を打設する構造体として壁Wがある。
壁Wは、壁鉄筋5を組むと共に、その外側に壁型枠6を設置してコンクリート4を打設することで形成される。当該実施形態においては、上階の合成床Sへのコンクリート4打設時に、該当階の壁Wのコンクリート4の打設が実施される。
前記プレキャスト材2としては、例えば、プレキャスト柱2A、プレキャスト梁2B、合成床(スラブに相当)Sの下面部分を構成するスラブ底板部材2C等が例に挙げられる。
各プレキャスト材2どうしの連結は、所定の締結具や、グラウト材等を使用して実施される。
また、合成床Sに関しては、前記スラブ底板部材2Cを設置し、その上にスラブ鉄筋3を配置した状態でコンクリート4を打設して一体の床を形成するものである。
当該実施形態の建物Bにおいては、合成床Sのコンクリート4打設時に、同様にコンクリート4を打設する構造体として壁Wがある。
壁Wは、壁鉄筋5を組むと共に、その外側に壁型枠6を設置してコンクリート4を打設することで形成される。当該実施形態においては、上階の合成床Sへのコンクリート4打設時に、該当階の壁Wのコンクリート4の打設が実施される。
前記建物Bの建設に当たっては、前記N階層とその下方の3階層との合計4階層を、それぞれ個別の施工ブロック層rとし、それら上下に隣接する4つの施工ブロック層rをもって一つの施工単位Rとして施工を進めている。
詳しくは、N階層から下方の各階層をそれぞれ(N−1)、(N−2)、(N−3)の記号で表し、N階層を第1施工ブロック層r1とし、(N−1)階層を第2施工ブロック層r2、(N−2)階層を第3施工ブロック層r3、(N−3)階層を第4施工ブロック層r4とし、各ブロック層毎に、異なった施工を実施する。
具体的には、第1施工ブロック層r1においては、該当階のプレキャスト柱2Aと、上階のプレキャスト梁2Bとを設置すると共に、上階に、合成床Sの下面部分を構成するスラブ底板部材2Cをそれぞれ設置する第1施工工程が実施される。
第2施工ブロック層r2においては、該当階の壁鉄筋5とスラブ鉄筋3とを設置する第2施工工程が実施される。
第3施工ブロック層r3においては、該当階の壁型枠6を設置する第3施工工程が実施される。
第4施工ブロック層r4においては、該当階の壁型枠6内と、上階の前記スラブ底板部材2C上とにコンクリート4を打設する第4施工工程が実施される。
以上の第1〜4施工工程が完了すると、図2に示すように、各施工工程を一階層ずつ上方にシフトして、次の施工を開始し、順次、これらの繰り返しによって、最上階までの施工を行うことができる。
具体的には、第1施工ブロック層r1においては、該当階のプレキャスト柱2Aと、上階のプレキャスト梁2Bとを設置すると共に、上階に、合成床Sの下面部分を構成するスラブ底板部材2Cをそれぞれ設置する第1施工工程が実施される。
第2施工ブロック層r2においては、該当階の壁鉄筋5とスラブ鉄筋3とを設置する第2施工工程が実施される。
第3施工ブロック層r3においては、該当階の壁型枠6を設置する第3施工工程が実施される。
第4施工ブロック層r4においては、該当階の壁型枠6内と、上階の前記スラブ底板部材2C上とにコンクリート4を打設する第4施工工程が実施される。
以上の第1〜4施工工程が完了すると、図2に示すように、各施工工程を一階層ずつ上方にシフトして、次の施工を開始し、順次、これらの繰り返しによって、最上階までの施工を行うことができる。
本実施形態の建物形成方法によれば、上下に隣接する4つの施工ブロック層r1〜r4に別れて、前記第1〜4施工工程を並行して実施できるから、各施工ブロック層r1〜r4においては、単独の工種によって施工を進めることができ、各作業が錯綜するのを防止できる。また、各施工工程を、並行して一度に実施できるから、従来のように、同一の施工ブロック層で、第1〜4の各施工工程を順次実施していたのに比べると工期の短縮化を図ることができる。
また、4つの施工ブロック層r1〜r4からなる一つの施工単位Rを、各施工ブロック層r1〜r4での施工が完了した時点で1ブロック層ずつ上に移行させることで、各施工ブロック層r1〜r4で実施されている第1〜第4施工工程は、実質的には連続して実施できる。
即ち、図2に示すように、施工単位R内での各施工工程が完了すると、施工単位Rを一階層上方にシフトさせ、それを繰りかえすことによって、各施工工程は休むことなく、順次、上方の階層にシフトしながらそれぞれの階層で実施することができる。従って、従来のように、各施工工程が小間切れになるのを防止でき、各作業の流れを良好に維持できて、建物全体とした作業効率の向上を図れる。
また、4つの施工ブロック層r1〜r4からなる一つの施工単位Rを、各施工ブロック層r1〜r4での施工が完了した時点で1ブロック層ずつ上に移行させることで、各施工ブロック層r1〜r4で実施されている第1〜第4施工工程は、実質的には連続して実施できる。
即ち、図2に示すように、施工単位R内での各施工工程が完了すると、施工単位Rを一階層上方にシフトさせ、それを繰りかえすことによって、各施工工程は休むことなく、順次、上方の階層にシフトしながらそれぞれの階層で実施することができる。従って、従来のように、各施工工程が小間切れになるのを防止でき、各作業の流れを良好に維持できて、建物全体とした作業効率の向上を図れる。
〔第2実施形態〕
第2実施形態は、先に説明した第1実施形態における壁Wの無い建物を形成するものであり、壁鉄筋や壁型枠や壁コンクリート打設が無い。
従って、図3に示すような工程表で施工が進められる。
具体的には、上下に隣接する3つの施工ブロック層r1〜r3を一つの施工単位Rとして設定される。
3つの内の最上位の第1施工ブロック層r1においては、該当階のプレキャスト柱2Aと、上階のプレキャスト梁2Bとを設置すると共に、上階に、合成床Sの下面部分を構成するスラブ底板部材2Cをそれぞれ設置する第1施工工程を実施し、3つの内の上から2番目の第2施工ブロック層r2においては、該当階のスラブ鉄筋3を設置する第2施工工程を実施し、3つの内の最下位の第3施工ブロック層r3においては、該当階の前記スラブ底板部材2C上にコンクリート4を打設する第3施工工程を実施する。
第2実施形態は、先に説明した第1実施形態における壁Wの無い建物を形成するものであり、壁鉄筋や壁型枠や壁コンクリート打設が無い。
従って、図3に示すような工程表で施工が進められる。
具体的には、上下に隣接する3つの施工ブロック層r1〜r3を一つの施工単位Rとして設定される。
3つの内の最上位の第1施工ブロック層r1においては、該当階のプレキャスト柱2Aと、上階のプレキャスト梁2Bとを設置すると共に、上階に、合成床Sの下面部分を構成するスラブ底板部材2Cをそれぞれ設置する第1施工工程を実施し、3つの内の上から2番目の第2施工ブロック層r2においては、該当階のスラブ鉄筋3を設置する第2施工工程を実施し、3つの内の最下位の第3施工ブロック層r3においては、該当階の前記スラブ底板部材2C上にコンクリート4を打設する第3施工工程を実施する。
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
以下に他の実施の形態を説明する。
〈1〉 前記施工ブロック層は、先の実施形態で説明した一階層のみに対応したものに、限るものではなく、例えば、二階層以上の複数階層をもって一つの施工ブロック層を構成するものであってもよい。
また、各施工ブロック層が、同一数の階層で構成されるものに限らず、例えば、第一施工ブロック層r1は、二階層で、他の施工ブロック層は、一階層で構成されている場合や、他の階層数の形態も可能である。
また、各施工ブロック層が、同一数の階層で構成されるものに限らず、例えば、第一施工ブロック層r1は、二階層で、他の施工ブロック層は、一階層で構成されている場合や、他の階層数の形態も可能である。
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
1 躯体架構
2 プレキャスト材
2A プレキャスト柱
2B プレキャスト梁
2C スラブ底板部材
3 スラブ鉄筋
4 コンクリート
5 壁鉄筋
6 壁型枠
r1 第1施工ブロック層
r2 第2施工ブロック層
r3 第3施工ブロック層
r4 第4施工ブロック層
R 施工単位
S 合成床
2 プレキャスト材
2A プレキャスト柱
2B プレキャスト梁
2C スラブ底板部材
3 スラブ鉄筋
4 コンクリート
5 壁鉄筋
6 壁型枠
r1 第1施工ブロック層
r2 第2施工ブロック層
r3 第3施工ブロック層
r4 第4施工ブロック層
R 施工単位
S 合成床
Claims (2)
- RC造のプレキャスト材を組み立てて複数階層の躯体架構を形成する建物形成方法であって、
該当階のプレキャスト柱と、上階のプレキャスト梁とを設置すると共に、上階に、スラブの下面部分を構成するスラブ底板部材をそれぞれ設置する第1施工工程と、
該当階の壁鉄筋とスラブ鉄筋とを設置する第2施工工程と、
該当階の壁型枠を設置する第3施工工程と、
該当階の壁型枠内と、上階の前記スラブ底板部材上とにコンクリートを打設する第4施工工程との一連の施工工程を実施するに当たり、
上下に隣接する4つの施工ブロック層を一つの施工単位として設定し、
4つの内の最上位の第1施工ブロック層においては、前記第1施工工程を実施し、
4つの内の上から2番目の第2施工ブロック層においては、前記第2施工工程を実施し、
4つの内の上から3番目の第3施工ブロック層においては、前記第3施工工程を実施し、
4つの内の最下位の第4施工ブロック層においては、前記第4施工工程を実施する建物形成方法。 - RC造のプレキャスト材を組み立てて複数階層の躯体架構を形成する建物形成方法であって、
該当階のプレキャスト柱と、上階のプレキャスト梁とを設置すると共に、上階に、スラブの下面部分を構成するスラブ底板部材をそれぞれ設置する第1施工工程と、
該当階のスラブ鉄筋を設置する第2施工工程と、
該当階の前記スラブ底板部材上にコンクリートを打設する第3施工工程との一連の施工工程を実施するに当たり、
上下に隣接する3つの施工ブロック層を一つの施工単位として設定し、
3つの内の最上位の第1施工ブロック層においては、前記第1施工工程を実施し、
3つの内の上から2番目の第2施工ブロック層においては、前記第2施工工程を実施し、
3つの内の最下位の第3施工ブロック層においては、前記第3施工工程を実施する建物形成方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020056165A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-09 | 株式会社フジタ | 建物の施工方法 |
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JPH06185111A (ja) * | 1992-12-15 | 1994-07-05 | Kurosawa Kensetsu Kk | プレキャストコンクリート梁及び柱並びにこれらを使用した耐震壁の構築工法 |
JP2007092452A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Okumura Corp | 多層建物の構築方法 |
-
2009
- 2009-09-24 JP JP2009219479A patent/JP2011069069A/ja active Pending
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