JP2011069008A - 手編み器 - Google Patents

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節子 工藤
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Abstract

【課題】綴じ合わせ目のないセーターなどの編み上げが可能で、持ち運び自在な手編み器を提供する。
【解決手段】所定の長さの連結部材で連結され平行に配置された一対の柱状体の、一方の柱状体の長手方向には溝部が形成され、他方の柱状体の略中央部には、前記一方の柱状体に形成された溝部にスライドして係合するT字状凸部が突設されて基本部材を構成し、該基本部材を複数平行に配置し、前記T字状凸部を突設した柱状体と、前記溝部が形成された柱状体とを対向して配置すると共に、前記T字状凸部を溝部にスライドして係合し連結する
【選択図】 図1

Description

本発明は、手編み器に関するものである。
従来より毛糸を使用した編み物は、専用の機械を用いるか、編み棒や鉤針などによる手編みによってそのほとんどが作製されている。とくに戸外において手編みをする際には、ショルダーバッグや手提げ袋等に収納して持ち運びできる編み棒や鉤針が利用されている。
しかしながら、持ち運びができる上記従来の手編み器の場合、毛糸の太さに応じた編み棒を予め用意する必要があった。また綴じ合わせ目の無いセーター等を作製したり、異なる色の毛糸を使用して色別の縞模様を形成することができなかった。
そこで、本発明者は丸棒状の編み棒多数を可撓性の連結桿で直線状に連結して、手編み器本体のユニットとなし、該ユニットを適宜連結して支持具に挟持させて使用できる手編み器を提案した(特許文献1参照。)。また、可撓材で成形されたスリーブ状の基体と、該基体の少なくとも一方の端部に所定感覚で複数形成された突起群と、を有する手編み器も提案されている(特許文献2参照。)。
特開平7−189089号公報 特開2002−348759号公報
しかしながら、上記特許文献1に提案した手編み器の場合、毛糸の太さに応じた編み棒を用意せずに、複数の色の毛糸を使用して色別による縞の形成や織り柄の作製を可能とするが、綴じ合わせ目の無いセーター等を作製するためには手編み器本体ユニットをリング状に形成する必要があり、ユニットが大きくなり持ち運びには不向きなものとなるという問題点があった。
また、上記特許文献2に提案されている手編み器の場合、スリーブが予めリング状に形成されており筒状の編み物の作製に適するが、マフラーや帽子等小さなサイズの物には有効であるものの、セーター等のサイズの大きなものを作製する場合には、上記の特許文献1と同様に持ち運びには不向きであるという欠点があった。
そこで、本発明者は綴じ合わせ目の無いセーター等を作製することが可能で、複数の色の毛糸による色別の縞模様や織り柄の作製も可能となり、持ち運び性に優れる手編み器を提案した(特願2006−42620号公報。)が、さらに構造を単純化して取り扱いやすく、量産が可能な手編み器が望まれた。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、持ち運び性に優れると共に、構造を単純化して取り扱いやすくし、量産が可能な手編み器を提供するものである。
このため本発明の手編み器は、所定の長さの連結部材で連結され平行に配置された一対の柱状体の、一方の柱状体の長手方向には溝部が形成され、他方の柱状体の略中央部には、前記一方の柱状体に形成された溝部にスライドして係合するT字状凸部が突設されて基本部材を構成し、該基本部材を複数平行に配置し、前記T字状凸部を突設した柱状体と、前記溝部が形成された柱状体とを対向して配置すると共に、前記T字状凸部を溝部にスライドして係合し連結することを第1の特徴とする。
また、前記柱状体の長手方向に形成された溝部は、その開口部は前記T字状凸部を挿入不可な幅に形成され、且つ柱状体の長手方向端部においては前記T字状凸部を挿入自在な幅と深さに形成されていることを第2の特徴とする。
そして、前記溝部を形成された柱状体の側面には、長手方向に平行して一対の凸条が設けられたことを第3の特徴とする。
尚、上記溝部は柱状体の長手方向端部から該柱状体の半分の長さを越える所定の長さに形成されることが望ましい。
本発明に係る手編み器によれば、所定の長さの連結部材で連結された一対の柱状体を複数平行して連結することで様々な大きさの編み物を作成できるという優れた効果を有する。
また、前記連結部材によって一対の柱状体を複数連結し、円形若しくは楕円形に連結することができ、携帯性に優れるという効果を有する。
そして、一方の柱状体に形成された溝部にスライドして係合するT字状凸部が突設されて基本部材を構成しており、任意の箇所で基本部材をスライドさせ、一対の突状を介してスムーズに糸返しができるという優れた効果を有する。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に示す実施例に基づいて説明するが、本発明が本実施例に限定されないことは言うまでもない。図1は本発明に係る手編み器の一実施例を示す説明図、図2は本発明に係る糸調節具の斜視図、図3は本発明の手編み器の使用説明図、図4は図3の部分拡大説明図である。尚、図1aは斜視図を示し、図1bは平面図を示す。
図1及び図2に示すように、本発明による手編み器1は、一対の柱状体2が、その中央部で連結部材3によって連結されて基本ユニット1aを構成しており、この基本ユニット1aを複数連結して構成されている。
柱状体2は、長さ50mm、直径6mmの木材、アルミ、若しくはプラスチック製の円柱形状に形成されており、一方の柱状体2aの中央部には連結部材3の延長方向に突出してT字状凸部4が形成されており、他方の柱状体2bの連結部材3と反対面には長手方向に溝部5が刻設されている。このT字状凸部4は、連結部材3と同じ太さと長さの連結部4aと、後述する溝部5と略同径で連結部4aより大径の円柱状部4bからなり、柱状体2と同じ材質で形成されている。そして、柱状体2bの溝部5は、その開口部6の幅が円柱状部4bの径より狭くまた内径は円柱状部4bの径と同等かやや大径に刻設され、また溝部5の長手方向の長さは柱状体2bの長さの略5/6とされており、T字状凸部4を柱状体2bの長手方向にスライドして係合可能とする。さらに、柱状体2の側面には長手方向に一対の凸条体7、7が平行して形成され後述する糸返しの際に使用される。
図2は、図1に示す基本ユニット1aを複数連結する工程を示しており、図中の矢印の方向に基本ユニット1aをそれぞれスライドさせながら円柱状部4bを溝部5に係合することによって手編み器1が形成される。尚、図面では基本ユニット1aは線状に連結されるが、円形又は楕円形状に連結することも当然可能である。
上記の構成からなる本発明の手編み器1は、軽量な木材、アルミ、プラスチック等の材料を使用しており、しかも湾曲可能に連結されているため、持ち運び自在であり、ショルダーバッグや手提げ袋等に収納して持ち運ぶことによってどこでも編み物ができる。
さらに、手編み器1を構成する基本ユニット1aは、T字状凸部4と溝部5とを有しており、この基本ユニット1a毎にスライドさせることが可能であり、糸返し作業が容易となる。
次に図3、図4により、本発明の手編み器の使用例を説明する。尚、本実施例においては筒状の編み物を例として説明する。
まず手編み器1と、毛糸等の糸材8を準備する。尚、本実施例においては2種類(2色)の糸材8a、8bを使用する。それぞれの糸材8a、8bを手編み器1の開始位置Aにて結び目を作り、柱状体2の前後を挟みながら相互に掛け、予め設計した寸法に対応する柱状体2の本数の位置(図3右方向へ)まで進める。次に糸材8a、8bを柱状体2の後側(図3裏側)にて縦下方向に交差させ、連結部材3を中心とする柱状体2の下側の位置から上記と同様に柱状体2を挟みながら左方向へ相互に掛けていく。これによって上下の1段目となる。そして上記Aの位置と対応する円柱体4の下側から再度糸材8a、8bを柱状体2の後側(図3裏側)にて縦上方向に交差させ、上記した作業を上下で行ない、上下の2段目が形成される。
上記の作業の後、図3b、図4bに示すように、1段目の糸材9を2段目の糸材10と絡めるように糸返し針11によって円柱体2左側へ全て返し、上記と同様に3段目を形成させる。以下同様の作業により予め設計した寸法まで段数を重ねることによって、筒状の編み物を編むことができる。ここで糸材の返し作業においては市販の糸返し針を使用し、基本ユニット1aの柱状体2をスライドさせ、凸条7を介して糸返し針11によって糸返しを行なうことによって、糸返しが容易に行なうことができる。
以上の工程で仕上がった編み物は、手編み器1から外して裏返して完成となる。尚、本実施例においては筒状のメリヤス編みによる編み物を例として説明したが、他の編み方(例えばループ状やタスキ掛け状の編み方)であっても良く、また手編み器1の上側或いは下側の柱状体2のみを使用することによって平面状の編み物を作ることも可能である。
以上、本発明による手編み器によれば、紐体を中心に上下位置となる複数の柱状体に毛糸等の糸材を交互に掛けて編む上げることにより、手編み器をリング状に形成せずに綴じ合わせ目の無いセーター等を製作できる。
しかも、一対の柱状体を複数連結しているため、手編み器本体を湾曲させることが可能であり、編み物を製作中であっても持ち運び可能である。
本発明に係る手編み器の基本ユニットの一実施例を示す説明図である。 本発明に係る手編み器の組立説明図である。 本発明に係る手編み器の使用説明図である。 本発明に係る手編み器を使用説明図である。
1 手編み器
1a 基本ユニット
2、2a、2b 柱状体
3 連結部材
4 T字状凸部
5 溝部
6 開口部
7 凸条
8、8a、8b 糸材
9、10 糸材
11 糸返し針

Claims (3)

  1. 所定の長さの連結部材で連結され平行に配置された一対の柱状体の、一方の柱状体の長手方向には溝部が形成され、他方の柱状体の略中央部には、前記一方の柱状体に形成された溝部にスライドして係合するT字状凸部が突設されて基本部材を構成し、該基本部材を複数平行に配置し、前記T字状凸部を突設した柱状体と、前記溝部が形成された柱状体とを対向して配置すると共に、前記T字状凸部を溝部にスライドして係合し連結することを特徴とする手編み器。
  2. 前記柱状体の長手方向に形成された溝部は、その開口部は前記T字状凸部を挿入不可な幅に形成され、且つ柱状体の長手方向端部においては前記T字状凸部を挿入自在な幅と深さに形成されていることを特徴とする請求項1記載の手編み器。
  3. 前記溝部を形成された柱状体の側面には、長手方向に平行して一対の凸条が設けられたことを特徴とする請求項1記載の手編み器。
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