JP2011066886A - 無線通信のための二重ループ自動周波数制御 - Google Patents
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Abstract
【課題】二重ループ自動周波数制御(AFC)を用いた周波数制御を実行するための方法を提供する。
【解決手段】二重ループAFCはドップラー効果等による短期的周波数変動を補正する内部ループおよび部品の許容誤差や温度変動による長期的周波数変動を補正する外部ループを含む。一設計において、第1の内部ループは放送システム等の第1のシステムの周波数制御のために実施され、第2の内部ループはセルラシステム等の第2のシステムの周波数制御のために実施され、少なくとも1つの外部ループは第1および第2のシステムの受信に用いられる基準周波数を調整するために実施される。各内部ループは、関連システムに対する入力信号における周波数誤差を推定し、補正する。また各内部ループはそのシステムを受信すると動作可能とされるかもしれない。基準周波数は周波数ダウンコンバージョン、サンプリング、および/または、他の目的に用いられるかもしれない。
【選択図】図5
【解決手段】二重ループAFCはドップラー効果等による短期的周波数変動を補正する内部ループおよび部品の許容誤差や温度変動による長期的周波数変動を補正する外部ループを含む。一設計において、第1の内部ループは放送システム等の第1のシステムの周波数制御のために実施され、第2の内部ループはセルラシステム等の第2のシステムの周波数制御のために実施され、少なくとも1つの外部ループは第1および第2のシステムの受信に用いられる基準周波数を調整するために実施される。各内部ループは、関連システムに対する入力信号における周波数誤差を推定し、補正する。また各内部ループはそのシステムを受信すると動作可能とされるかもしれない。基準周波数は周波数ダウンコンバージョン、サンプリング、および/または、他の目的に用いられるかもしれない。
【選択図】図5
Description
本出願は2005年3月1日に出願された米国仮出願番号60/657,839、名称"Method and Apparatus for Dual-Loop Automatic Frequency Control"(二重ループ自動周波数制御のための方法と装置)および2005年3月11日に出願された米国仮出願番号60/660,914、名称"Automatic Frequency Controller"(自動周波数制御器)に対する優先権を主張する。これらはこの文書の譲受人に譲渡され、これによって、ここに参照として明白に組み込まれている。
本開示は、一般に通信に関する。より詳細には、無線通信のための自動周波数制御(AFC)に関する。
無線通信において、送信機は伝送に一層適した無線周波数(RF)変調信号を発生するためにデータでRF搬送波信号を変調する。次に、送信機はRF変調信号を無線チャンネルを介して受信機へ送信する。送信された信号は1つ以上の伝搬経路を経由して受信機に達するかもしれない。この経路は見通し内経路、および/または、反射経路を含むかもしれない。無線チャンネルの特性はフェージングおよびマルチパスのような種々の現象によって時間と共に変化するかもしれない。その結果、伝送された信号は種々のチャンネル状態を通過し、時間と共に異なる振幅および/または位相で受信されるかもしれない。
受信機は送信信号を受信し、受信信号を局部発振器(LO)でダウンコーバートし、ダウンコンバートされた信号を処理して送信機から送られたデータを復元する。通常、受信機は、LO信号における周波数誤差を推定し、この周波数誤差を補正するための周波数制御(例えば周波数の捕捉および追跡)を実行する。この周波数誤差は、受信機回路部品の許容誤差、温度変動、受信機および/または送信機の動きに起因するドップラー効果のような種々の要素に原因があるかもしれない。周波数精度に関する要求が厳しい場合、周波数制御は解決すべき困難な問題であるかもしれない。また、受信機が送信機からデータを断続的に受信する場合、周波数制御は複雑であるかもしれない。
したがって、当業者には無線通信のための周波数制御を急速にかつ高信頼に実行するための方法に対する要求がある。
二重ループAFCを用いた周波数制御を実行するための方法がここに説明される。二重ループAFCは短期的周波数変動(例えば、ドップラー効果に起因)を補正する内部ループおよび長期的周波数変動(例えば、部品の許容誤差および温度変動に起因)を補正する外部ループを含む。これらの方法は、1つ以上の通信システム、例えば放送システム、セルラシステム、および/または、衛星測位システムを受信する際の周波数制御のために用いられるかもしれない。また、これらの方法はバースト性伝送を受信する際の周波数制御のためにも用いられるかもしれない。
1つの態様において、二重ループAFCは複数のシステムの周波数制御に用いられる。
一実施例において、第1の内部ループは第1のシステム(例えば、放送システム)の周波数制御のために実施され、第2の内部ループは第2のシステム(例えば、セルラシステム)の周波数制御のために実施され、少なくとも1つの外部ループは第1および第2のシステムを受信するために用いられる基準周波数を調整するために実施される。基準周波数は、基準発振器(例えば、TC−VCXO)で発生され、周波数ダウンコンバージョン、サンプリング、および/または他の目的に用いられるかもしれない。第1の内部ループは第1のシステムに対する第1の入力信号における周波数誤差を推定し補正する。第2の内部ループは第2のシステムに対する第2の入力信号における周波数誤差を推定し補正する。第1および第2の内部ループはそれぞれ第1および第2のシステムを受信する時に動作可能とされるかもしれない。独立した第1および第2の外部ループはそれぞれ第1および第2のシステムに対して実施されるかもしれない。また、1つの外部ループは基準周波数を更新するために選択されるかもしれない。代替的には、単一の外部ループが両システムに対して実施され、第1および/または第2の内部ループにより更新されるかもしれない。内部および外部ループの代表的設計を以下に説明する。
もう1つの態様において、二重ループAFCはデータがバーストで受信されるバースト性伝送の周波数制御に用いられる。一実施例において、AFC内部ループはデータの各バーストの間に各内部ループ更新時点で更新され、AFC外部ループは、各外部ループの更新時点で更新される。内部ループは、データのバースト内の周波数誤差を推定し、補正する。外部ループは、データのバーストを受信するために用いる基準周波数における周波数誤差を推定し、補正する。内部ループは、例えばデータのバーストの間に受信される各OFDMシンボルによって更新されるかもしれない。外部ループは、例えばデータの各バーストの終了時に更新されるかもしれない。
本発明の種々の態様および実施例は以下により詳細に説明される。同じ参照記号は全般にわたり同一として取り扱う図面と共に、本発明の特徴および本質は、以下に記載された詳細な説明からより明らかになるだろう。
複数のシステムと交信する端末を示す。
代表的なスーパーフレーム構造を示す。
端末のブロック図を示す。
AFCユニットのブロック図を示す。
1システムのための二重ループAFCのブロック図を示す。
初期周波数誤差推定器のブロック図を示す。
周波数誤差推定器のブロック図を示す。
二重ループAFCのモデルを示す。
複数システムのための周波数制御を実行する処理を示す。
複数システムのための周波数制御を実行する装置を示す。
1システムのための周波数制御を実行する処理を示す。
1システムのための周波数制御を実行する装置を示す。
バースト性データのための周波数制御を実行する処理を示す。
バースト性データのための周波数制御を実行する装置を示す。
「代表的」という言葉は、ここでは「例、実例、または例証として役立つこと」を意味するために用いられる。ここで「代表的」と説明されたいかなる実施例または設計も、必ずしも他の実施例より好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。
図1に複数の通信システムと交信可能な端末110を示す。これらのシステムはセルラシステム120、放送システム130、衛星測位システム140、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)システム(図1に図示しない)、他のシステム、またはそれらの組み合わせを含むかもしれない。
セルラ方式120は、符号分割多重接続(CDMA)システム、時分割多重接続(TDMA)システム、周波数分割多重接続(FDMA)システム、直交周波数分割多重接続(OFDMA)システム、単一搬送波FDMA(SC−FDMA)システム、または他のセルラシステムであるかもしれない。CDMAシステムは、cdma2000、広帯域−CDMA(W−CDMA)その他のような無線技術を利用するかもしれない。cdma2000はIS-95、IS-2000およびIS-856規格を含む。TDMAシステムは、広域移動体通信(GSM)、ディジタル先進移動電話システム(D−AMPS)その他のような無線技術を利用するかもしれない。D−AMPSはIS−136およびIS−54規格を含む。これらの種々のシステム、無線技術、および規格は当業者に周知である。セルラシステム120は、W-CDMAを実施するユニバーサル移動電話システム、IS-2000および/またはIS-95を実施するCDMA2000 1x、IS-856を実施するCDMA2000 1xEV-DOシステム、GSMシステム、または他のシステムであるかもしれない。
放送システム130は、MediaFLOシステム、携帯向けディジタルビデオ放送(DVB-H)システム、地上テレビ放送用統合ディジタル放送(ISDB-T)システム、または他の放送システムであるかもしれない。これらの放送システムは当業者に周知である。
衛星測位システム140は、米国全地球測位システム(GPS)、ロシアのGlonassシステム、ヨーロッパのガリレオシステム、または他の衛星測位システムであるかもしれない。GPSは、地球を回る適切な間隔に配置した24個の衛星といくつかの予備衛星の集合体である。各GPS衛星は、地上の受信機が、十分な数の衛星(通常4個)に対する測定値およびそれら衛星の既知の位置に基づいて、受信機の位置を正確に推定することを可能とする符号化された信号を送信する。
図1に示すように、セルラシステム120は、カバレッジ内の端末に対する通信をサポートする多数の基地局122を含む。基地局は通常、端末と交信するために用いられる固定局であり、基地局送受信機サブシステム(BTS)、ノードB、アクセスポイントなどと呼ばれるかもしれない。放送システム130は、カバレッジ内の端末へデータを放送する多数の放送局132を含む。基地局122および放送局132は、異なる場所(図1に示すように)にあるかもしれないし、同じ場所を共用するかもしれない(図1には示さない)。衛星測位システム140は、位置決定のために用いられる信号を送信する多数の衛星142を含む。
端末110は、固定または移動であるかもしれない。また、それは移動局、ユーザ機器、移動機器などと呼ばれるかもしれない。端末110は、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデム、無線通信装置、携帯装置、加入者ユニットなどであるかもしれない。明快さのために、以下の記述の多くは、端末110がCDMAシステム(UMTSシステムまたはCDMA 1xシステムであるかもしれない)、MediaFLOシステム、およびGPSと交信できるような実施例に関するものである。
図2に放送システム130に用いられるかもしれない代表的スーパーフレーム構造200を示す。図2に示す実施例において、伝送タイムラインは、各スーパーフレームが特定の継続時間、例えば約1秒、を有しているスーパーフレームに分割される。各スーパーフレームは時分割多重(TDM)パイロット用のフィールド212、オーバヘッド/制御情報用のフィールド214、およびトラヒックデータ用のN≧1のN個のフレームを持つフィールド216を含む。また、スーパーフレームは図2には示さない、異なるおよび/または付加的フィールドを含むかもしれない。
図2に示す実施例において、TDMパイロットはL個の時間領域サンプルを含むS個の同一のパイロットシーケンスで構成される。ここで、S>1およびL>1である。TDMパイロットは、(1)L個の時間領域サンプルを持つパイロットシーケンスを得るために、L個の変調シンボルにL点逆高速フーリエ変換(IFFT)を実行することと、(2)そのパイロットシーケンスをS回繰り返すこととによって生成されるかもしれない。TDMパイロットは、信号検出、フレーム同期、初期周波数誤差推定、時間粗同期、および/または他の目的に用いられるかもしれない。
オーバヘッド情報は、オーバヘッド情報を送信する放送局の識別情報、データチャネルがスーパーフレームのフレームのどこにおよびどのように送られるか、および/または他の情報を伝えるかもしれない。データチャネルはN個のフレームで、オーバヘッド情報によって示される周波数および時間の位置で送られる。各データチャンネルは、ビデオ、オーディオ、テレテキスト、データ、ビデオ/オーディオクリップ、その他のような任意の形式のデータを伝送するかもしれない。端末110は放送システム130から1つ以上の特定のデータチャンネルを受信することに関心があるかもしれない。端末110は、各所望のデータチャンネルがどこで送られるかを、例えば、オーバヘッド情報および/またはデータチャネルで送られるデータに基づいて確認するかもしれない。端末110は電池の節電のために多くの時間スリープ状態になり、所望の(複数の)データチャネルを受信するために周期的に起動するかもしれない。
図2に示す実施例において、データは、直交周波数分割多重(OFDM)を用いて送信される。OFDMはシステム帯域幅を複数(K個)のトーン、ビンその他で呼ばれる直交副搬送波に分割する。各副搬送波はデータで変調されるかもしれない。各フレームは複数(M個)のOFDMシンボルを伝送する。OFDMシンボルは、(1)OFDMシンボルのデータ部分に関するK個の時間領域サンプルを得るために、K個の変調シンボルにK点高速逆フーリエ変換(IFFT)を実行することと、(2)データ部分の最後のC個のサンプルを、OFDMシンボルの循環プレフィックスを形成するために複写することとにより生成されるかもしれない。このデータ部分は有効部分、変換シンボルなどと呼ばれる。また、窓掛け/フィルタリングも循環プレフィックスおよびデータ部分に実行されるかもしれない。OFDMシンボルは窓掛け無しでK+C個のサンプル、または窓掛け付でK+C個より多いサンプルを含むかもしれない。
一実施例において、K=4096、C=512、従って各OFDMシンボルは窓掛け前に4608個の時間領域サンプルを含む。一実施例において、L=128、S=36、従ってTDMパイロットは長さ128の36個の同一パイロットシーケンスを含む。K、C、L、およびSに対して他の値も用いられるかもしれない。
図2は特定のスーパーフレーム構造を示す。ここに説明する周波数制御手法は他のフレームおよびスーパーフレーム構造に対しても用いられるかもしれない。
図3に端末110の一実施例のブロック図を示す。この実施例において、端末110はセルラシステムから信号を受信するためのアンテナ310aおよび受信機320aと、放送システムからの信号を受信するためのアンテナ310bおよび受信機320bと、さらにGPS衛星からの信号を受信するためのアンテナ310cおよび受信機320cとを含む。一般に、端末110は任意の数のシステムに対する任意の数のアンテナおよび任意の数の受信機を含むかもしれない。1つのアンテナがこれらのシステムに対して適当な性能を提供できる場合、複数のシステムはその1つのアンテナを共有するかもしれない。また、これらのシステムが同時に受信されない場合、複数のシステムは1つの受信機を共有するかもしれない。また、与えられたシステムに対して、複数のアンテナおよび/または複数の受信機が、例えば異なる周波数帯(例えばセルラおよびPCS帯域)の信号を受信するために用いられるかもしれない。
放送システムに対して、アンテナ310bは放送局によって送信された信号を受信し、受信RF信号を受信機320bに送る。受信機320bの内部で、低雑音増幅器(LNA)322bは受信RF信号を増幅し、増幅されたRF信号を出力する。フィルタ322bは目的の帯域内の信号成分を通過させかつ帯域外雑音および不要信号を除去するために、増幅されたRF信号をフィルタリングする。ダウンコンバータ324bはフィルタリングされたRF信号をLO発振器344からのLO信号BLOでダウンコンバートし、ダウンコンバートした信号を出力する。BLO信号の周波数は目的のRFチャネル内の信号成分がベースバンドまたはほぼベースバンドへダウンコンバートされるように選択される。低域フィルタ326bは目的の帯域内の信号成分を通過させかつ雑音および不要信号を除去するために、ダウンコンバートされた信号をフィルタリングする。増幅器326bはフィルタリングしたベースバンド信号を増幅し、出力ベースバンド信号を出力する。アナログ-ディジタル変換器(ADC)328bは出力ベースバンド信号をディジタル化し、データプロセッサ330へ入力サンプルBinを出力する。
アンテナ310aおよび受信機320aはセルラシステムの基地局によって送信された信号を同様に受信し、処理し、データプロセッサ330へ入力サンプルCinを出力する。アンテナ310cおよび受信機320cは、GPS衛星によって送信された信号を受信し、処理し、データプロセッサ330へ入力サンプルGinを出力する。簡単さのために図3に示さないが、入力サンプルBin、CinおよびGinは、同相(I)および直交(Q)成分をもつ複素値サンプルであるかもしれない。
図3に受信機320a、320b、および320cのための特定の設計を示す。一般に、受信機はスーパヘテロダイン方式または直接変換方式を実施するかもしれない。スーパヘテロダイン方式において、受信RF信号は複数の段階で、例えば、1つの段でRFから中間周波(IF)へ、次に他の段でIFからベースバンドへダウンコンバートされる。図3に示す直接変換方式において、受信RF信号はRFから直接ベースバンドへ一段でダウ
ンコンバートされる。スーパヘテロダインおよび直接変換方式は、異なる回路ブロックおよび異なるLO周波数を用いるかもしれない。
ンコンバートされる。スーパヘテロダインおよび直接変換方式は、異なる回路ブロックおよび異なるLO周波数を用いるかもしれない。
一般に、受信機は1段以上の増幅器、フィルタ、ミクサその他で信号調整を実行するかもしれない。受信機は図3に示さない、異なるおよび/または付加的回路ブロックを含むかもしれない。
データプロセッサ330は入力サンプルBin、CinおよびGinを処理し、各システムに出力データを提供する。各システムのための処理はそのシステムが用いる無線技術に依存しており、復調、復号その他を含むかもしれない。データプロセッサ330は図3において単一のプロセッサとして示したが、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、プロセッサ、その他を含むかもしれない。
AFCユニット340は、基準発振器342の周波数誤差を推定し、以下に述べるように、周波数制御信号Fctrlを発生する。基準発振器342は正確な周波数frefを持つ基準信号を発生する。基準発振器342は電圧制御水晶発振器(VCXO)、温度補償水晶発振器(TCXO)、電圧制御TCXO(VC−TCXO)、電圧制御発振器(VCO)、または他の形式の発振器であるかもしれない。LO発生器344は基準信号を受け、受信機320a、320b、および320c用のLO信号を発生する。クロック発生器346は基準信号を受け、ADC328a、328b、および328c用のサンプリングクロックを発生する。LO発生器344およびクロック発生器346は、当業者に周知のように、各々VCO、位相同期ループ(PLL)、分周器、その他で実施されるかもしれない。
制御器/プロセッサ350は端末110の種々のユニットの動作を指示する。コントローラ/プロセッサ350は、どのシステムを受信するか、および各システムに対してどのチャンネルを受信するかを決定するかもしれない。メモリ352は端末110用プログラムコードおよびデータを格納する。
図3に示す実施例において、基準発振器342は全システム用のサンプリングクロックと同様にLO信号を発生するために用いられる基準周波数frefを出力する。全システム用に単一の基準発振器を用いることは、費用、電力、および面積を削減し、端末110における動作をさらに簡素化するかもしれない。
各システム(例えば、各基地局、各放送局、および各衛星)の各送信機は通常正確なRF周波数と正確なデータレートで送信する。端末の基準発振器は比較的正確であるが、部品の許容誤差、温度変動、および他の要素に起因する周波数誤差を有するかもしれない。
さらに、与えられた送信機と端末の間に、端末および/または送信機の動きで引き起こされるドップラー効果に起因する周波数誤差が存在するかもしれない。部品の許容誤差および温度変動による周波数誤差は、通常は遅い速度で変動し、すべてのシステムに共通である。ドップラー効果による周波数誤差は、より速い速度で変動し、異なる送信機に対して異なるかもしれない。
1つの態様において、二重ループAFCは端末での周波数制御のために用いられる。二重ループAFCは、(1)例えばドップラー効果に起因する短期的周波数変動を補正する内部ループ、および(2)例えば部品の許容誤差および温度変動に起因する長期的周波数変動を補正する外部ループを含む。二重ループAFCは、どのシステムを受信しているかにかかわらず、受信中のすべてのシステムに対して良好な特性が得られるように制御されるかもしれない。
図4に図3におけるAFCユニット340の一実施例のブロック図を示す。この実施例において、AFCユニット340は、セルラシステム用の内部ループおよび外部ループ並びに放送システム用の内部ループおよび外部ループを実施する。基準発振器は、セルラシステム用外部ループまたは放送システム用外部ループのいずれかで駆動される。
AFCユニット340の内部で、内部ループユニット410aは、セルラシステムに対する入力サンプルCinを受け、基地局と端末間の短期的周波数誤差を推定し、入力サンプルCin中のこの周波数誤差を補正し、出力サンプルCoutをセルラ用復調器(Demod)450aへ提供し、さらにセルラシステムに関する短期的周波数誤差推定値FCinを出力する。同様に、内部ループユニット410bは、放送システムに対する入力サンプルBinを受け、基地局と端末間の短期的周波数誤差を推定し、入力サンプルBin中のこの周波数誤差を補正し、出力サンプルBoutを放送用復調器(Demod)450bへ提供し、さらに放送システムに関する短期的周波数誤差推定値FBinを出力する。ユニット410aおよび410bはそれぞれセルラおよび放送システム用の内部ループを実施する。
外部ループユニット420aは、セルラシステムに関する短期的周波数誤差推定値FCinを受け、端末における長期的周波数誤差を推定し、長期的周波数誤差推定値FCoutをモード選択器430へ送る。同様に、外部ループユニット420bは、放送システムに関する短期的周波数誤差推定値FBinを受け、端末における長期的周波数誤差を推定し、長期的周波数誤差推定値FBoutをモード選択器430へ送る。選択器430は、Mode_sel制御信号に基づいてFCoutまたはFBoutの周波数誤差推定値のいずれかを選択し、基準発振器用のFctrl制御信号を発生する。Fctrl信号は、アナログ信号またはディジタル信号であるかもしれない。選択器430はアナログ-ディジタル変換、レベルシフト、スケーリングその他の信号調整を実行するかもしれない。また、選択器430はパルス幅変調(PWM)された制御信号を発生するかもしれない。
図4は2個の外部ループが2つのシステムに対して保有され、基準発振器が1つのシステムに対する外部ループに基づいて調整される一実施例を示している。もう1つの実施例において、単一の外部ループが両システムに対して保有され、基準発振器がこの単一の外部ループに基づいて調整される。この外部ループは、2つのシステムに対する内部ループからのFBinおよびFCinの周波数誤差推定値を受信し、外部ループはこれらの周波数誤差推定値に基づいて単一のFoutを発生するかもしれない。
表1は端末に関する2つのモードの動作の一覧表である。セルラおよび放送モードにおいて、端末は同時にセルラおよび放送システムを受信する。放送のみのモードにおいて、端末はセルラ方式ではなく、放送システムを受信する。端末は、端末がセルラシステムを受信するが放送システムは受信しないセルラのみのモード(表1には示されない)で動作するかもしれない。また、端末はいかなる動作モードでもGPSを受信するかもしれない。
また、表1は各動作モードに対する内部および外部ループを動作させる実施例の一覧である。セルラおよび放送モードにおいて、セルラおよび放送システム用の内部ループは動作可能とされ、これらのシステムに対する短期的周波数誤差を追跡する。またセルラシステム用の外部ループのみが基準発振器を制御するように動作可能とされる。放送のみのモードにおいて、セルラシステム用の内部および外部ループは無効とされ、放送システム用の内部および外部ループが動作可能とされ、かつ基準発振器は放送システム用の外部ルー
プによって制御される。
プによって制御される。
図4および表1は基準発振器がセルラシステムまたは放送システムのいずれかによって制御される実施例を示す。他の実施例において、基準発振器は異なるおよび/または付加的システムによって制御されるかもしれない。例えば、端末がセルラまたは放送ではなくGPSを受信する場合、基準発振器はGPS信号に基づいて動作するAFCユニットによって制御されるかもしれない。明快さのために、以下の説明は図4および表1に示す実施例に対するものである。
セルラおよび放送システム用の内部および外部ループは種々の方法で実施されるかもしれない。放送システム用の内部および外部ループのための代表的な設計を以下に説明する。
図5に放送システム用の内部ループユニット410bおよび外部ループユニット420bの実施例のブロック図を示す。内部ループユニット410bの内部において、入力サンプルBinは位相回転器510および初期周波数誤差推定器520に提供される。推定器520は指示される度に初期周波数誤差推定値
を導出し(例えば、TDMパイロットに基づいて)、初期周波数誤差推定値をマルチプレクサ(Mux)546の1つの入力へ送る。位相回転器510は、各入力サンプルBinを位相累積器からの位相値θkだけ回転し、位相回転した出力サンプルBoutを出力する。放送システムに対して周波数ロックが実現すると、出力サンプルは多くの短期的周波数誤差が除去された状態となっている。周波数誤差推定器530は例えば受信OFDMシンボルに基づいて周波数誤差推定値
を導出する。周波数誤差推定値は出力サンプルにおける残留周波数誤差を表す。周波数ロック検出器532は放送システムに対して周波数ロックが得られたかどうかを決定する。
と内部ループ利得αを乗算する。加算器544は乗算器542の出力と周波数レジスタ548の出力を加算する。マルチプレクサ546はもう1つの入力で加算器544の出力を受け、加算器544の出力または初期周波数誤差推定値
のいずれかを出力する。周波数レジスタ548はマルチプレクサ546の出力を格納し、短期的周波数誤差推定値FBinを出力する。位相累積器512は各サンプル期間における短期的周波数誤差推定値を累積し、各入力サンプル対する位相補正値を出力する。
外部ループのユニット420b内部において、周波数累積器550はレジスタ548からの周波数誤差推定値FBinを累積し、累積周波数誤差を出力する。カウンタ552はFBinが累積器550で累積された回数を計数する。ユニット554は累積された周波数誤差を累積の回数で割り算し、平均周波数誤差推定値
を出力する。ループフィルタ560は平均周波数誤差推定値をフィルタリングし、基準周波数における長期的周波数誤差を表すFBoutを出力する。ループフィルタ560の内部において、乗算器562は平均周波数誤差推定値と外部ループ利得βを乗算する。ユニット564は、いずれの更新期間においても外部ループへの調整量を制約するために、乗算器562の出力を特定の範囲内に制限するかもしれない。また、ユニット564は乗算器562の出力をスケーリングするかもしれない。加算器566は周波数レジスタ570の出力とユニット564の出力を加算する。周波数レジスタ570は加算器566の出力を格納し、長期的周波数誤差推定値FBoutを出力する。
放送システム用の内部および外部ループは以下のように動作するかもしれない。端末が最初に起動、または最初に放送システムに調整すると、推定器520は端末において多くの短期的および長期的周波数誤差を取り込んだ初期周波数誤差推定値
を導出する。周波数レジスタ548は初期周波数誤差推定値を格納する。位相累積器512はレジスタ548からの周波数誤差に起因する各サンプル期間の移相量を計算する。位相回転器510は各入力サンプルを位相累積器512からの移相量だけ回転させる。その後、各受信OFDMシンボルに対し、推定器530はそのOFDMシンボルに対する出力サンプルに基づいて周波数誤差推定値
は内部ループ利得αによってスケーリングされ、加算器544およびマルチプレクサ546を経由して周波数レジスタ548によって累積される。したがって、周波数レジスタ548は初期周波数誤差推定値で初期化され、その後、各受信OFDMシンボルからの周波数誤差推定値で更新される。
一実施例において、外部ループ420bは各フレームにおいて更新される。周波数累積器550、カウンタ552、および周波数レジスタ570は各フレームの開始時点でゼロにリセットされる。その後、周波数累積器550は各OFDMシンボル期間において図2に示すスーパーフレーム構造に対して1フレームにM回まで周波数レジスタ548の出力を累積する。カウンタ552はレジスタ548の出力が累積器550によって累積される度に1だけ増加する。各フレームの終了時に、ユニット554は平均周波数誤差推定値
を計算する。これは次に、外部ループ利得βによりスケーリングされ、ユニット564で制限および/またはスケーリングされ、加算器566を経由して周波数レジスタ570により累積される。周波数レジスタ570は各フレームの平均周波数誤差推定値のスケーリング版で更新される。
上述の実施例において、各入力サンプルに位相回転が実行され、各OFDMシンボル期間に内部ループが更新され、各フレーム内で外部ループが更新される。内部および外部ループは別の頻度で更新されるかもしれない。一般に、内部ループは周波数誤差推定値が得られる場合にはいつも更新されるかもしれない。また、外部ループは平均周波数誤差推定値が得られる場合はいつも更新されるかもしれない。例えば、外部ループはデータのバーストの受信後に更新されるかもしれない。また、内部および外部ループは、以下に説明するように、異なるモード例えば捕捉モードおよび追跡モードで動作されるかもしれない。
ここでs(k)はサンプル期間k内に送信されたサンプル、x(k)はサンプル期間kに対する入力サンプル、n(k)は入力サンプルx(k)に対する雑音である、Δfは周波数誤差、φは任意の位相、Tsは1サンプル期間である。
図2に示すように、TDMパイロットはS個の同一のパイロットシーケンスを含む。したがって、伝送されたサンプルはTDMパイロットの期間は周期的であり、s(k)=s(k+L)である。この場合、入力サンプルに関する相関は以下のように表されるかもしれない。
ここで、n(k)は後処理された雑音である。(2)式は、周波数誤差Δfは入力サンプルx(k)と遅延入力サンプルx(k+L)の相関を取ることにより分離されることを示している。
ここでXl(i)=x(i+l・L+ks)はl番目のパイロットシーケンスに対するi番目の入力サンプル、ksは第1のパイロットシーケンスの開始時点に対するサンプルインデックス、Clはl番目のパイロットシーケンスに対する相関結果である。
ここでS′は遅延相関が実行された回数であり、S′<S、Cinitはすべてのパイロットシーケンスに対する累積相関結果である。
(4)式は、S′回の相関結果についてコヒーレント累積を実行し、複素値であるCinitを与える。
ここでGLは検出器利得であり、GL=2π・L・Tsである。
第1のパイロットシーケンスの始まりは入力サンプルにスライディング相関を実行し、スライディング相関のピークを検出することによって確認されるかもしれない。入力サンプルはバッファリングされるかもしれない。また、(3)式の遅延相関はTDMパイロットが検出された後にすべてのパイロットシーケンスに対して実行されるかもしれない。代替的に、TDMパイロットはパイロットシーケンスのいくつかを用いて検出されるかもしれない。また、初期周波数誤差推定値は残りのパイロットシーケンスを用いて導出されるかもしれない。
図6に図5の初期周波数誤差推定器520の一実施例のブロック図を示す。本実施例において、遅延相関器610は放送システムに対する入力サンプルBinを受け、(4)式に示す遅延相関を実行する。遅延相関器610の内部において、入力サンプルはLサンプルの遅延線612および乗算器616に提供される。遅延線612は各入力サンプルをパイロットシーケンスの長さであるLサンプル期間だけ遅延させる。ユニット614は遅延線612からの各遅延サンプルの複素共役値を出力する。乗算器616は各入力サンプルとユニット614からの対応する出力を乗算し、各サンプル期間の積
を出力する。ピーク検出器620は、TDMパイロットを検出し、第1のパイロットシーケンスの始まりに対するサンプルインデックスksを出力する。累積器618は1パイロットシーケンスについてLサンプル期間にわたり乗算器616の出力を累積し、各パイロットシーケンスに対する相関結果Clを出力する。
加算器632およびレジスタ634で形成される累積器630は、S′パイロットシーケンスについての遅延相関器610からの相関結果を累積し、累積結果Cinitを出力する。arctanユニット640はCinitの逆正接を計算する。スケーリングユニット642は、arctanユニット640の出力をスケーリングし、初期周波数誤差推定値
を出力する。
各OFDMシンボルは、図2に示すように、データ部分の最後のC個のサンプルと同一の循環(循環)プレフィックスを含む。したがって、循環プレフィックス期間のサンプルは周期的であり、その結果s(k)=s(k+K)である。周波数誤差推定値は、循環プレフィックスに基づいて各OFDMシンボルに対して以下のように計算されるかもしれない。
はm番目のOFDMシンボルに対する周波数誤差推定値、C′は相関が実行されたサンプルの数であり、C′≦Cである。
(6)式の虚部Im[ ]は(5)式の逆正接の近似である。この近似は(6)式の角括弧の中の値が小さいとき、すなわち通常は周波数ロックが得られた場合、適度に正確である。
各OFDMシンボルの開始は時間追跡ループにより決定される。時間追跡ループは当業者に周知であってここでは説明しない。(6)式における累積は循環プレフィックスのC個のサンプルのすべてまたはサブセットに実行されるかもしれない。
図7に図5の周波数誤差推定器530の実施例のブロック図を示す。本実施例において、遅延相関器710は、放送システムに対する出力サンプルBoutを受け、(6)式の角括弧の中に示される遅延相関を実行する。遅延相関器710は遅延線712、複素共役ユニット714、乗算器716、および累積器718を含む。これらは図6の遅延相関器610内のユニット612、614、616、および618とそれぞれ類似の方法で動作する。しかし、遅延線712は各出力サンプルをデータ部分の長さであるKサンプル期間だけ遅延させる。累積器718は循環プレフィックスのC′サンプル期間にわたって乗算器716の出力を累積し、各OFDMシンボルに対する相関結果Cmを出力する。ユニット720は周波数誤差推定値
として相関結果Cmの虚部を出力する。
図6および図7はそれぞれ周波数誤差推定器520および530の代表的実施例を示す。図6の実施例は初期周波数誤差推定値を導出するためにTDMパイロットの周期的な性質に頼る。図7の実施例は周波数誤差推定値を導出するために各OFDMシンボルにおける循環プレフィックスの周期的性質に頼る。一般に、周波数誤差推定は、伝送される信号の構造、伝送される信号に用いられる技術、および/または他の要因に依存する種々の方法で実行されるかもしれない。
で与えられるかもしれない位相値を出力する。位相回転器510は各入力サンプルを次式のように回転するかもしれない。
yI(k) + jyQ (k) = [xI(k) + jxQ (k)]・[ cosθk+jsinθk] 式(7)
ここで、x(k) =xI(k) + jxQ (k) はサンプル期間kの複素入力サンプル、y(k) = yI(k)
+ jyQ (k) はサンプル期間kの複素出力サンプルである。(7)式における複素乗算は4つの実数による乗算および2つの実数による加算で実行されるかもしれない。
ここで、x(k) =xI(k) + jxQ (k) はサンプル期間kの複素入力サンプル、y(k) = yI(k)
+ jyQ (k) はサンプル期間kの複素出力サンプルである。(7)式における複素乗算は4つの実数による乗算および2つの実数による加算で実行されるかもしれない。
周波数ロック検出器532は種々の方法で周波数ロックを検出するかもしれない。一実施例において、検出器532は初めに、カウンタをゼロにリセットする。その後、検出器532は推定器530からの各周波数誤差推定値
をしきい値Δfthと比較し、周波数誤差推定値がしきい値より小さい場合カウンタを進め、そうでなければカウンタを戻す。カウンタが最大値に達した場合、検出器532は周波数ロックを宣言し、カウンタがゼロに達した場合、ロックの喪失を宣言する。カウンタのビット数およびしきい値Δfthは良好なロック検出特性を得るように選択されるかもしれない。また、周波数ロックは他の方法で検出されるかもしれない。
一実施例において、放送システムのためのAFCは捕捉モードまたは追跡モードで動作されるかもしれない。両ループモードはセルラおよび放送双方を受信する場合または放送のみを受信する場合に適用可能であるかもしれない。明快さのために、以下の説明は放送のみを受信する場合に関する。
一実施例において、内部および外部ループは捕捉および追跡モードにおいて共に動作可能であり、2つのモードにおける内部および/または外部ループに対して異なるパラメータ値が用いられるかもしれない。内部ループにおいて、同じ内部ループ利得αが両モードに用いられるかもしれない。代替的に、より大きい内部ループ利得が捕捉モードに用いられ、より小さい内部ループ利得が追跡モードに用いられるかもしれない。外部ループにおいて、より大きい外部ループ利得βおよび/またはより大きい限界値が捕捉モードに用いられるかもしれない。また周波数レジスタ570は各更新間隔においてより大きな量で更新されるかもしれない。追跡モードにおいて、より小さい外部ループ利得βおよび/またはより小さい限界値が用いられるかもしれない。また周波数レジスタ570は各更新間隔においてより小さい量で更新されるかもしれない。
別の実施例において、外部ループは捕捉モードにおける短期的および長期的周波数誤差を補正するために基準発振器を調整する。また、内部および外部ループは共に追跡モードで動作可能である。捕捉モードにおいて、内部ループは入力サンプル(出力サンプルではない)に基づいて周波数誤差推定値を導出し、これらの周波数誤差推定値を外部ループへ送る。外部ループは基準発振器を正しい周波数へ向かわせる。外部ループは捕捉モードにおいてより大きい外部ループ利得βおよび/またはより大きい限界値で動作されるかもしれない。本実施例において、内部ループは本質的には捕捉モードで動作しない。また、外部ループは基準発振器を素早く正しい周波数の方へ進めることを試みる。追跡モードにおいて外部ループは基準発振器をゆっくり更新し、内部ループは短期的周波数誤差を補正する。
捕捉および追跡モードは他の方法でも実施されるかもしれない。端末は異なるおよび/または付加的モードをサポートするかもしれない。例えば、端末は、例えば受信信号品質が劣っている場合、または他の条件が検出される場合に、内部および/または外部ループを固定のままにしておく保持モードもサポートするかもしれない。
端末は、電源投入時、拡張スリープ状態からの起動後、周波数ロックが失われた場合、および/または他の状態に対して、捕捉モードを開始するかもしれない。端末は、周波数レジスタ570に適用される調整が何回かの更新において特定の値より低い場合、および/または他の条件が満足される場合には、周波数ロックを検出すると捕捉モードから追跡モードへ移行するかもしれない。
端末は放送システムからデータを周期的に受信するかもしれない。例えば、各フレームは多くのOFDMシンボル(例えば、約300OFDMシンボル)を伝送し、端末は各フレームでわずかのOFDMシンボル(もしあれば)しか受信しないかもしれない。この場合、端末はフレームの大部分においてスリープ状態にあり、目的の1番目のOFDMシンボルの数OFDMシンボル前に起動し、目的の各OFDMシンボルを処理するかもしれな
い。端末は動作中に各OFDMシンボル期間内に内部ループを更新し、スリープ状態になる前に外部ループを更新するかもしれない。
い。端末は動作中に各OFDMシンボル期間内に内部ループを更新し、スリープ状態になる前に外部ループを更新するかもしれない。
図8に放送システム用の二重ループAFCのモデル800のブロック図を示す。モデル800は内部ループのためのセクション810と外部ループのためのセクション820を含む。モデル800は追跡モードにおける、内部および外部ループの動作を表す。
外部ループのセクション820内において、加算器822は受信周波数frxから基準周波数frefを引き算し、入力周波数finを出力する。受信周波数は放送システムから受信する信号の周波数であり、基準周波数は基準発振器の周波数であり、入力周波数は入力サンプルBinの周波数誤差である。加算器822は図3のダウンコンバータ324bによる周波数ダウンコンバージョンのモデル化である。
内部ループのセクション810内において、加算器812は入力周波数finから回転器周波数frotを引き算し、周波数誤差ferrを出力する。加算器812は図5のユニット510による位相回転のモデル化である。回転器周波数frotはレジスタ548により提供される周波数であり、周波数誤差ferrは図5の周波数誤差推定器530により推定される残留周波数誤差である。周波数誤差ferrは乗算器816により内部ループ利得αでスケーリングされ、累積器814で累積される。乗算器816は図5の乗算器542に対応しており、累積器814は加算器544および周波数レジスタ548に対応している。累積器814は、z領域における伝達関数1/(z−1)を有している。
外部ループのセクション820において、回転器周波数frotは乗算器826により外部ループ利得βでスケーリングされ、基準周波数を発生するために累積器824により累積される。乗算器826は図5の乗算器562に対応しており、累積器824は加算器566および周波数レジスタ570に対応している。
であらわされるかもしれない。
で表されるかもしれない。
通常サンプリングレートは内部および外部ループの帯域幅より遙かに高いため、(8)式および(9)式のz領域の伝達関数はz−1=jω=sという近似を用いてs領域の伝達関数へ変換されるかもしれない。ここで、ωは正規化周波数である。s領域の伝達関数は、
で表されるかもしれない。
で表されるかもしれない。
はループの減衰係数である。
で表されるかもしれない。
外部ループの帯域幅は通常、追跡モードの内部ループの帯域幅より十分狭い。内部および外部ループの帯域幅は以下のように決定されるかもしれない。最初に内部ループの所望帯域幅およびBWinとBWoutの所望比率が決定される。次に(11)式および(12)式を用いてBWinとBWoutの比に基づいて減衰係数ξが決定される。次に(11)式を用いて減衰係数ξおよび内部ループ帯域幅BWinに基づいて固有周波数ωnが
決定される。内部ループ利得αは、(11)式を用いて内部ループ帯域幅に基づいて決定される。外部ループ利得βは内部ループ利得αおよび固有周波数ωnに基づいて決定される。1つの代表的設計において、BWin=128ヘルツ(Hz)、BWout=12.8Hz、ξ=3.2、ωn=0.062、α=0.4、β=0.01である。内部および外部ループに対して他の設計も用いられるかもしれない。一般に、内部および外部ループは特定の動作シナリオに対して所望の周波数捕捉および追跡特性を得るように設計されるかもしれない。
決定される。内部ループ利得αは、(11)式を用いて内部ループ帯域幅に基づいて決定される。外部ループ利得βは内部ループ利得αおよび固有周波数ωnに基づいて決定される。1つの代表的設計において、BWin=128ヘルツ(Hz)、BWout=12.8Hz、ξ=3.2、ωn=0.062、α=0.4、β=0.01である。内部および外部ループに対して他の設計も用いられるかもしれない。一般に、内部および外部ループは特定の動作シナリオに対して所望の周波数捕捉および追跡特性を得るように設計されるかもしれない。
明快さのために、特定の放送システムについて内部および外部ループを説明してきた。放送システム用の内部および外部ループのために他の設計も用いられるかもしれない。セルラシステムおよび/または他のシステムのための内部および外部ループは、これらのシステムによって送信される信号の構造およびこれらのシステムによって用いられる無線技術に従って設計されるかもしれない。例えば、周波数誤差推定値はシステムが伝送するパイロットに基づいて導出されるかもしれない。パイロットは連続または周期的に送信されるかもしれない。また内部ループはパイロットが受信されるときはいつも更新されるかもしれない。
図9に複数通信システムに対して周波数制御を実行するための処理900の一実施例を示す。第1の通信システムに対する周波数制御は第1の内部ループで実行される(ブロック912)。第2の通信システムに対する周波数制御は第2の内部ループで実行される(ブロック914)。第1および第2の通信システムを受信するために用いられる基準周波数は外部ループで調整される(ブロック916)。第1のシステムは放送システムであるかもしれない。また、第2のシステムはセルラシステムであるかもしれない。第1および第2のシステムは2つの異なる無線技術を利用するかもしれない。例えば、第1のシステムはOFDMを利用する放送システムであるかもしれない。また、第2のシステムはCDMAシステムであるかもしれない。基準周波数は、例えばGPSである衛星測位システムを受信するために用いられるかもしれない。基準周波数は周波数ダウンコンバージョン、サンプリングおよび/または他の目的に用いられるかもしれない。
第1の内部ループは第1のシステムに対する第1の入力信号における周波数誤差を推定し補正する。第2の内部ループは第2のシステムに対する第2の入力信号における周波数誤差を推定し補正する。第1のループおよび第2の内部ループはそれぞれ第1および第2のシステムを受信すると、動作可能にされるかもしれない。
一実施例において、第1および第2の外部ループはそれぞれ第1および第2のシステムに対して実施され、それぞれ第1および第2の内部ループにより更新される。第1の内部ループおよび第1の外部ループは第1のシステムだけを受信する場合、動作するかもしれない。第1および第2の内部ループ並びに第2の外部ループは、第1および第2のシステムを受信する場合に、動作するかもしれない。もう1つの実施例において、単一の外部ループが両システムに対して実施され、第1の内部ループもしくは第2の内部ループ、または両内部ループにより更新される。一般に、動作している外部ループは、基準周波数と第1および/または第2のシステムの周波数との間の周波数誤差を推定し、基準周波数を更新する。
図10に複数通信システムのための周波数制御を実行するための装置1000の一実施例を示す。装置1000は、第1の内部ループにより第1の通信システムのための周波数制御を実行するための手段(ブロック1012)と、第2の内部ループにより第2の通信システムのための周波数制御を実行するための手段(ブロック1014)と、外部ループにより第1および第2の通信システムを受信するために用いられる基準周波数を調整するための手段(ブロック1016)とを含む。
図11に1つの通信システムのための周波数制御を実行するための処理1100の一実施例を示す。第1の通信システム(例えば、放送システム)に対する周波数誤差が内部ループにより推定され、補正される(ブロック1112)。第1のシステムおよび第2の通信システム(例えばセルラシステム)を受信するために用いられる基準周波数における周波数誤差が、外部ループにより推定され、補正される(ブロック1114)。第1のシステムを受信すると、内部ループは動作可能となる(ブロック1116)。外部ループは第1のシステムを受信すると、かつこのループが基準周波数を調整するように指示される場合、動作可能となる(ブロック1118)。
内部ループは位相回転器、第1および第2の周波数誤差推定器、ループフィルタ、周波数ロック検出器、またはそれらの組み合わせを含むかもしれない。位相回転器は第1のシステムに対する入力サンプルにおける周波数誤差を補正し、出力サンプルを出力する。第1の周波数誤差推定器は出力サンプルの残留周波数誤差を表す周波数誤差推定値を導出する。第1の周波数誤差推定器はデータ部分と循環プレフィックスの相関を取ることにより各受信OFDMシンボルに対する周波数誤差推定値を導出するかもしれない。第2の周波数誤差推定器は入力サンプルにおける周波数誤差を表す初期周波数誤差推定値を導出する。第2の周波数誤差推定器は、第1のシステムから受信した信号における周期的シーケンスの相関を取ることにより、初期周波数誤差推定値を導出するかもしれない。内部ループフィルタは、初期周波数誤差推定値で初期化されるかもしれない。また、その後、内部ループのための出力を生成するために第1の周波数誤差推定器からの周波数誤差推定値をフィルタリングするかもしれない。周波数ロック検出器は第1のシステムに対する周波数ロックが得られたかどうかを決定する。
外部ループは第1および第2のモジュール、ループフィルタ、またはそれらの組み合わせを含むかもしれない。第1のモジュールは内部ループからの平均周波数誤差を計算する。第2のモジュールは外部ループフィルタへの入力を制限する。外部ループフィルタは平均周波数誤差をフィルタリングし、外部ループへの出力を提供する。外部ループは捕捉モードまたは追跡モードにおいて動作可能であるかもしれない。捕捉モードにおいて、第2のモジュールは外部ループフィルタへの入力を第1の範囲内に制限するかもしれないし、かつ/または外部ループフィルタは第1の利得を用いるかもしれない。追跡モードにおいて、第2のモジュールは外部ループフィルタへの入力を第1の範囲より小さい第2の範囲内に制限するかもしれないし、かつ/または、外部ループフィルタは第1の利得より低い第2の利得を用いるかもしれない。
図12に1つの通信システムのための周波数制御を実行するための装置1200の一実施例を示す。装置1200は、内部ループにより第1の通信システムに対する周波数誤差を推定し補正するための手段(ブロック1212)と、外部ループにより基準周波数の周波数誤差を推定し補正するための手段(ブロック1214)と、第1のシステムを受信すると内部ループを動作可能とするための手段(ブロック1216)と、外部ループを第1のシステムを受信するとかつこのループが基準周波数を調整するように指示される場合に動作可能とするための手段(ブロック1218)とを含む。
図13にバースト性の伝送のための周波数制御を実行するための処理1300の一実施例を示す。端末はデータを例えば放送システム、セルラシステムまたは他のシステムからバーストで受信する(ブロック1312)。端末はデータの各バースト期間に、各内部ループの更新時点においてAFC用内部ループを更新する(ブロック1314)。内部ループはデータのバースト内の周波数誤差を推定し補正する。端末は各外部ループ更新時点においてAFC用外部ループを更新する(ブロック1316)。外部ループはデータのバーストを受信するために用いられる基準周波数における周波数誤差を推定し補正する。端末はデータの各バースト内の少なくとも1つのOFDMシンボルを受信し、各受信OFDMシンボルにより内部ループを更新するかもしれない。端末は外部ループをデータの各バーストの終了時に、またはより頻繁にもしくはより少なく更新するかもしれない。端末はデータの各バーストに先立って起動し、データのバーストとバーストの間でスリープ状態となるかもしれない。
図14にバースト性の伝送のための周波数制御を実行するための装置1400の一実施例を示す。装置1400は、バースト内のデータを受信するための手段(ブロック1412)と、データの各バーストの期間に各内部ループの更新時点においてAFC用内部ループを更新するための手段(ブロック1414)と、各外部ループ更新時点においてAFC用外部ループを更新するための手段(ブロック1416)とを含む。
ここに説明した周波数制御技術は種々の手段で実施されるかもしれない。例えば、これらの手法はハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせで実施されるかもしれない。ハードウェアでの実施において、周波数制御用処理ユニットは1つ以上のASIC、DSP、ディジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブル論理回路(PLD)、プログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、制御器、マイクロ制御器、マイクロプロセッサ、電子装置、ここに説明した機能を実行するように設計された他の電子ユニット、またはそれらの組み合わせで実行されるかもしれない。
ファームウェアおよび/またはソフトウェアでの実施において、本技術はここに説明した機能を実行するモジュール(例えば、手順、機能など)で実施されるかもしれない。ファームウェアおよび/またはソフトウェアコードはメモリ(例えば、図3のメモリ352)に格納され、プロセッサ(例えば、プロセッサ350)によって実行されるかもしれない。メモリはプロセッサの内部、またはプロセッサの外部で実施されるかもしれない。
一実施例において、内部ループはハードウェアで実施され、外部ループはソフトウェアおよび/またはファームウェアで実施される。他の実施例において、内部および外部ループはハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアの他の組み合わせで実施されるかもしれない。
開示された実施例のこれまでの説明は、いかなる当業者も本発明を製造しまたは使用することを可能にするように提供されている。これらの実施例への種々の変更は当業者に容易に明らかになるだろう。また、ここに定義した一般的原理は本発明の精神または範囲から逸脱することなく他の実施例に適用されるかもしれない。したがって、本発明は、ここに示した実施例に制限することを意図されていず、ここに開示した原理および新規な特徴に矛盾しない最も広い範囲と一致するということである。
Claims (58)
- 第1の内部ループにより第1の通信システムのための周波数制御を実行するように、および第2の内部ループにより第2の通信システムのための周波数制御を実行するように、並びに第1および第2の通信システムを受信するために用いられる基準周波数を外部ループにより調整するように構成された、少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを含む装置。 - 少なくとも1つのプロセッサが、第1の内部ループにより第1の通信システムに対する第1の入力信号における周波数誤差を推定し補正するように、および第2の内部ループにより第2の通信システムに対する第2の入力信号における周波数誤差を推定し補正するように構成された請求項1に記載の装置。
- 少なくとも1つのプロセッサが、外部ループにより基準周波数と第1または第2の通信システムの周波数との間の周波数誤差を推定し補正するように構成された、請求項1に記載の装置。
- 少なくとも1つのプロセッサが、第1および第2の通信システムのための第1および第2の外部ループをそれぞれ実施するように、並びに第1および第2の内部ループによりそれぞれ第1および第2の外部ループを更新するように、並びに基準周波数を調整する外部ループとして第1または第2の外部ループを選択するように構成された、請求項1に記載の装置。
- 少なくとも1つのプロセッサが、第1の通信システムのみを受信するとき第1の内部ループおよび第1の外部ループを動作可能とするように、並びに第1および第2の通信システムを受信するとき第1および第2の内部ループおよび第2の外部ループを動作可能とするように構成された、請求項4に記載の装置。
- 少なくとも1つのプロセッサが、外部ループを第1の内部ループもしくは第2の内部ループにより、または第1および第2の内部ループ双方により更新するように構成された、請求項1に記載の装置。
- 第1の通信システムが放送システムであり、かつ第2の通信システムがセルラシステムである、請求項1に記載の装置。
- 第1および第2の通信システムが、2つの異なる無線技術を利用する請求項1に記載の装置。
- 第1の通信システムが、直交周波数分割多重(OFDM)を利用する放送システムであり、かつ第2の通信システムが、符号分割多重接続(CDMA)システムである、請求項1に記載の装置。
- 基準周波数が、第1および第2の通信システムから受信する信号の周波数ダウンコンバージョンのために用いられる、請求項1に記載の装置。
- 基準周波数が、第1および第2の通信システムに対する信号をサンプリングするために用いられる、請求項1に記載の装置。
- 基準周波数が、衛星測位システムを受信するためにさらに用いられる、請求項1に記載の装置。
- 第1の内部ループにより第1の通信システムのための周波数制御を実行するように、および第2の内部ループにより第2の通信システムのための周波数制御を実行するように、
並びに第1および第2の通信システムを受信するために用いられる基準周波数を外部ループにより調整するように構成されたプロセッサ。 - 第1の通信システムが基準周波数を調整するために選択されるとき第1の内部ループにより外部ループを更新するように、および第2の通信システムが基準周波数を調整するために選択されるとき第2の内部ループにより外部ループを更新するようにさらに構成された、請求項13に記載のプロセッサ。
- 第1の通信システムを受信するとき第1の内部ループを動作可能とするように、および第2の通信システムを受信するとき第2の内部ループを動作可能とするようにさらに構成された、請求項13に記載のプロセッサ。
- 第1の内部ループにより第1の通信システムのための周波数制御を実行することと、
第2の内部ループにより第2の通信システムのための周波数制御を実行することと、
第1および第2の通信システムを受信するために用いられる基準周波数を外部ループにより調整することとを含む方法。 - 第1の通信システムが基準周波数を調整するために選択されるとき第1の内部ループにより外部ループを更新することと、
第2の通信システムが基準周波数を調整するために選択されるとき第2の内部ループにより外部ループを更新することとをさらに含む、請求項16に記載の方法。 - 第1の通信システムを受信するとき第1の内部ループを動作可能にすることと、
第2の通信システムを受信するとき第2の内部ループを動作可能にすることとをさらに含む、請求項16に記載の方法。 - 第1の内部ループにより第1の通信システムのための周波数制御を実行するための手段と、
第2の内部ループにより第2の通信システムのための周波数制御を実行するための手段と、
第1および第2の通信システムを受信するために用いられる基準周波数を外部ループにより調整するための手段とを含む装置。 - 第1の通信システムが基準周波数を調整するために選択されるとき第1の内部ループにより外部ループを更新するための手段と、
第2の通信システムが基準周波数を調整するために選択されるとき第2の内部ループにより外部ループを更新するための手段とをさらに含む請求項19に記載の装置。 - 第1の通信システムを受信するとき第1の内部ループを動作可能とするための手段と、
第2の通信システムを受信するとき第2の内部ループを動作可能とするための手段とをさらに含む、請求項19に記載の装置。 - 第1の内部ループにより第1の通信システムのための周波数制御を実行するように、および
第2の内部ループにより第2の通信システムのための周波数制御を実行するように、並びに
第1および第2の通信システムを受信するために用いられる基準周波数を外部ループにより調整するように計算機プログラムでコード化された計算機読み込み可能な媒体。 - 内部ループにより第1の通信システムに対する周波数誤差を推定し補正するように、並びに外部ループにより第1の通信システムおよび第2の通信システムを受信するために用いられる基準周波数の周波数誤差を推定し補正するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを含む装置。 - 内部ループが、
第1の通信システムに対する入力サンプル内の周波数誤差を補正し出力サンプルを出力するための位相回転器と、
出力サンプルに基づいて周波数誤差推定値を導出するための第1の周波数誤差推定器と、
周波数誤差推定値をフィルタリングするため、および第1の通信システムに対する周波数誤差を表しかつ入力サンプル内の周波数誤差の補正に用いられる内部ループ出力を出力するためとのループフィルタとを含む、請求項23に記載の装置。 - 第1の周波数誤差推定器が、循環プレフィックスと受信OFDMシンボルとの相関を取ることにより各受信OFDMシンボルに対する周波数誤差推定値を導出する、請求項24に記載の装置。
- 内部ループが、入力サンプルに基づいて初期周波数誤差推定値を導出するように構成された第2の周波数誤差推定器をさらに含み、かつループフィルタが、初期周波数誤差推定値で初期化される、請求項24に記載の装置。
- 第2の周波数誤差推定器が、第1の通信システムから受信した信号内の周期的シーケンスの相関を取ることによって初期周波数誤差推定値を導出する、請求項26に記載の装置。
- 第2の周波数誤差推定器が、内部ループが最初に動作可能とされるとき一度動作し、かつ第1の周波数誤差推定器が、内部ループが動作可能である間動作する、請求項26に記載の装置。
- 内部ループが、
第1の通信システムに対して周波数ロックが得られたかどうかを決定するように構成された周波数ロック検出器をさらに含む請求項24に記載の装置。 - 外部ループが、
内部ループからの平均周波数誤差を計算するための第1のモジュールと、
平均周波数誤差をフィルタリングするため、および基準周波数内の周波数誤差の補正に用いられる外部ループ出力を出力するためのループフィルタとを含む請求項23に記載の装置。 - 外部ループが、
ループフィルタの入力を制限するための第2のモジュールをさらに含む請求項30に記載の装置。 - 外部ループが、捕捉モードまたは追跡モードで動作可能であり、かつ第2のモジュールが、ループフィルタの入力を、捕捉モードにおいて第1の範囲内に、および追跡モードにおいて第1の範囲より狭い第2の範囲内に制限する、請求項31に記載の装置。
- 外部ループが、捕捉モードまたは追跡モードにおいて動作可能であり、かつループフィルタが、捕捉モードにおいて第1の利得値を用い、追跡モードにおいて第1の利得値より低い第2の利得値を用いる請求項30に記載の装置。
- 第1の通信システムが、放送システムであり、第2の通信システムがセルラシステムである請求項23に記載の装置。
- 内部ループにより第1の通信システムに対する周波数誤差を推定し補正するように、並びに外部ループにより第1の通信システムおよび第2の通信システムを受信するために用いられる基準周波数における周波数誤差を推定し補正するように構成されたプロセッサ。
- 内部ループが、
第1の通信システムに対する入力サンプルにおける周波数誤差を補正し出力サンプルを出力するための位相回転器と、
出力サンプルに基づいて周波数誤差推定値を導出するための第1の周波数誤差推定器と、
周波数誤差推定値をフィルタリングするため、および第1の通信システムに対する周波数誤差を表しかつ入力サンプルにおける周波数誤差の補正に用いられる内部ループ出力を出力するためとのループフィルタとを含む請求項35に記載のプロセッサ。 - 外部ループが、
内部ループからの平均周波数誤差を計算するためのモジュールと、
平均周波数誤差をフィルタリングするため、および基準周波数における周波薄誤差の補正に用いられる外部ループ出力を出力するためのループフィルタとを含む、請求項35に記載のプロセッサ。 - 内部ループにより第1の通信システムに対する周波数誤差を推定し補正することと、
外部ループにより第1の通信システムおよび第2の通信システムを受信するために用いられる基準周波数における周波数誤差を推定し補正することとを含む方法。 - 第1の通信システムに対する周波数誤差を推定し補正することが、
出力サンプルを得るために第1の通信システムに対する入力サンプルにおける周波数誤差を補正することと、
出力サンプルに基づいて周波数誤差推定値を導出することと、
第1の通信システムに対する周波数誤差を表しかつ入力サンプルにおける周波数誤差の補正に用いられる内部ループの出力を得るために、周波数誤差推定値をフィルタリングすることとを含む、請求項38に記載の方法。 - 基準信号における周波数誤差を推定し補正することが、
内部ループからの平均周波数誤差を計算することと、
基準周波数における周波数誤差を補正するために用いられる外部ループ出力を得るために平均周波数誤差をフィルタリングすることとを含む、請求項38に記載の方法。 - 内部ループにより第1の通信システムに対する周波数誤差を推定し補正するための手段と、
外部ループにより第1の通信システムおよび第2の通信システムを受信するために用いられる基準周波数における周波数誤差を推定し補正するための手段とを含む装置。 - 第1の通信システムに対する周波数誤差を推定し補正するための手段が、
出力サンプルを得るために第1の通信システムに対する入力サンプルにおける周波数誤差を補正するための手段と、
出力サンプルに基づいて周波数誤差推定値を導出するための手段と、
第1の通信システムに対する周波数誤差を表しかつ入力サンプルにおける周波数誤差の補正に用いられる内部ループの出力を得るために、周波数誤差推定値をフィルタリングするための手段とを含む、請求項41に記載の装置。 - 基準周波数における周波数誤差を推定し補正するための手段が、
内部ループからの平均周波数誤差を計算するための手段と、
基準周波数における周波数誤差を補正するために用いられる外部ループ出力を得るために、平均周波数誤差にフィルタを掛けるための手段とを含む請求項41に記載の装置。 - 内部ループにより第1の通信システムに対する周波数誤差を推定し補正し、および外部ループにより第1の通信システムおよび第2の通信システムを受信するために用いられる基準周波数における周波数誤差を推定し補正するための、計算機プログラムでコード化された計算機読み込み可能な媒体。
- バーストでデータを受信するように、およびデータのバーストにおける周波数誤差を推定し補正する内部ループをデータの各バーストの期間の各内部ループ更新時点において更新するように、およびデータのバーストを受信するために用いられる基準周波数における周波数誤差を指定し補正する外部ループを各外部ループ更新時点において更新するように構成された、少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを含む装置。 - データの各バーストが、少なくとも1つのOFDMシンボルを含み、かつ少なくとも1つのプロセッサが、各受信OFDMシンボルにより内部ループを更新するように構成された、請求項45に記載の装置。
- 少なくとも1つのプロセッサが、データの各バーストの終了時に外部ループを更新するように構成された、請求項45に記載の装置。
- 少なくとも1つのプロセッサが、データの各バーストに先立って起動され、データのバーストとバーストとの間はスリープ状態にあるように構成された、請求項45に記載の装置。
- バーストでデータを受信するように、およびデータのバーストにおける周波数誤差を推定し補正する内部ループを、データの各バーストの期間の各内部ループ更新時点において更新するように、およびデータのバーストを受信するために用いられる基準周波数における周波数誤差を推定し補正する外部ループを、各外部ループ更新時点において更新するように構成された、プロセッサ。
- データの各バースト内で受信された各OFDMシンボルで内部ループを更新するようにさらに構成された、請求項49に記載のプロセッサ。
- データの各バーストの終了時に外部ループを更新するようにさらに構成された、請求項49に記載のプロセッサ。
- バーストでデータを受信することと、
データのバーストにおける周波数誤差を推定し補正する内部ループを、データの各バーストの期間の各内部ループ更新時点において更新することと、
データのバーストを受信するために用いられる基準周波数内の周波数誤差を推定し補正する外部ループを、各外部ループ更新時点において更新することとを含む方法。 - 内部ループを更新することが、
データの各バースト内で受信された各OFDMシンボルで内部ループを更新することを含む、請求項52に記載の方法。 - 外部ループを更新することが、
データの各バーストの終了時に外部ループを更新することを含む請求項52に記載の方法。 - バーストでデータを受信するための手段と、
データのバーストにおける周波数誤差を推定し補正する内部ループを、データの各バーストの期間の各内部ループ更新時点において更新するための手段と、
データのバーストを受信するために用いられる基準周波数内の周波数誤差を推定し補正する外部ループを、各外部ループ更新時点において更新するための手段とを含む装置。 - 内部ループを更新するための手段が、
データの各バースト内で受信された各OFDMシンボルで内部ループを更新するための手段を含む、請求項55に記載の装置。 - 外部ループを更新するための手段が、
データの各バーストの終了時に外部ループを更新するための手段を含む、請求項55に記載の装置。 - データのバーストにおける周波数誤差を推定し補正する内部ループを、データの各バーストの期間の各内部ループ更新時点において更新するための、および
データのバーストを受信するために用いられる基準周波数における周波数誤差を推定し補正する外部ループを、各外部ループ更新時点において更新するための、計算機プログラムでコード化された計算機読み込み可能な媒体。
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