JP2011066885A - パラメータ設定システム、撮像装置、それらの制御方法、制御プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】外部装置よりダウンロードした画像処理パラメータを撮像装置と現像アプリケーションの両方に設定可能にする。
【解決手段】情報処理装置が外部装置よりパラメータファイルをダウンロードし、ダウンロードされたパラメータファイルに含まれている画像処理パラメータを撮像装置に提供し、パラメータファイルに含まれている画像処理パラメータを用いて画像データを処理し、パラメータファイルを前記撮像装置に着脱可能な記憶媒体に記憶する。情報処理装置と撮像装置は、ダウンロードされた1つのパラメータファイルから得られる画像処理パラメータを用いて、同じ特性の画像処理が実行可能である。また、情報処理装置が撮像装置にパラメータファイルを提供する際には、記憶媒体に記憶されたパラメータファイルを提示し、設定すべきパラメータファイルをユーザに選択させ、選択されたパラメータファイルを撮像装置の機種に基づいて提供する。
【選択図】図1
【解決手段】情報処理装置が外部装置よりパラメータファイルをダウンロードし、ダウンロードされたパラメータファイルに含まれている画像処理パラメータを撮像装置に提供し、パラメータファイルに含まれている画像処理パラメータを用いて画像データを処理し、パラメータファイルを前記撮像装置に着脱可能な記憶媒体に記憶する。情報処理装置と撮像装置は、ダウンロードされた1つのパラメータファイルから得られる画像処理パラメータを用いて、同じ特性の画像処理が実行可能である。また、情報処理装置が撮像装置にパラメータファイルを提供する際には、記憶媒体に記憶されたパラメータファイルを提示し、設定すべきパラメータファイルをユーザに選択させ、選択されたパラメータファイルを撮像装置の機種に基づいて提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、撮像装置で撮影した画像データを処理する際の画像処理用データの設定に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置には、風景撮影モードやポートレート撮影モード等、それぞれの撮影シーンに最適化された画像処理モードや測光モードが搭載されているものがある。例えば、前述した風景撮影モードでは、青空や緑がより鮮やかに再現されるような色再現で画像処理が施され、ポートレート撮影モードでは人物の肌色がきれいに再現されるような色再現で画像処理が施される。撮像装置に搭載されているこれらの撮影モードを選択することで、ユーザはそれぞれのシーンに最適化された処理が施された画像を得ることができる。
しかしながら、この様な撮影処理モードに関しては新しいモードの開発が常に行われており、それに基いた新機種の撮像装置が発売されている。そのために、購入したばかりの撮像装置であっても、直ぐに機能的に劣った旧型となってしまう。
この問題を解決するために、例えば特許文献1の様に、通信回線を介して新しい撮影処理モード用のファイル(制御プログラム)をクライアントサーバからダウンロードし、撮像装置に設定するというものがある。この様な機能が搭載されている撮像装置では、ユーザが撮像装置を購入した後に新しい撮影モード用のファイルをダウンロードし、撮像装置に設定することで、簡単に最新の撮影モードで撮影することができるようになる。
前述した技術とは別に、撮像装置で撮影されたRAW画像(撮像素子から出力された生データ画像)を、専用の現像アプリケーションを用いることにより、パーソナルコンピュータ上で現像処理する構成が知られている。このようなパーソナルコンピュータ上の現像処理においても、撮像装置と同じように、風景やポートレート等の撮影モードを選択して現像することができるものがある。
しかしながら、特許文献1で提案されている技術では、デジタルカメラに設定する撮影処理モード用のファイルに関しては述べられているが、現像アプリケーションにこのファイルの設定を反映することに関しては触れられていない。その為、デジタルカメラで設定した撮影モードによる画像処理を現像アプリケーションソフトによって再現することができないという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、外部装置よりダウンロードした画像処理パラメータを撮像装置と現像アプリケーションの両方に設定可能にすることを目的とする。
上記の課題を解決するための本発明によるパラメータ設定システムは以下の構成を備える。即ち、
撮像装置と情報処理装置に画像処理のためのパラメータを設定するシステムであって、
前記情報処理装置において、外部装置よりパラメータファイルをダウンロードするダウンロード手段と、
前記ダウンロード手段によってダウンロードされた前記パラメータファイルに含まれている画像処理パラメータを前記撮像装置に提供する提供手段と、
前記情報処理装置において、前記パラメータファイルに含まれている画像処理パラメータを用いて画像データを処理する処理手段と、
前記ダウンロード手段によってダウンロードされた前記パラメータファイルを前記撮像装置に着脱可能な記憶媒体に記憶する記憶手段と、を備え、
前記情報処理装置と前記撮像装置は、前記ダウンロード手段でダウンロードされた1つのパラメータファイルから得られる画像処理パラメータを用いて、前記情報処理装置と前記撮像装置とで同じ特性の画像処理が実行可能であり、
前記提供手段は、
前記記憶媒体に記憶されたパラメータファイルを提示して、設定すべきパラメータファイルをユーザに選択させる選択手段を有し、
前記選択手段で選択されたパラメータファイルを前記撮像装置の機種に基づいて前記撮像装置へ提供する。
撮像装置と情報処理装置に画像処理のためのパラメータを設定するシステムであって、
前記情報処理装置において、外部装置よりパラメータファイルをダウンロードするダウンロード手段と、
前記ダウンロード手段によってダウンロードされた前記パラメータファイルに含まれている画像処理パラメータを前記撮像装置に提供する提供手段と、
前記情報処理装置において、前記パラメータファイルに含まれている画像処理パラメータを用いて画像データを処理する処理手段と、
前記ダウンロード手段によってダウンロードされた前記パラメータファイルを前記撮像装置に着脱可能な記憶媒体に記憶する記憶手段と、を備え、
前記情報処理装置と前記撮像装置は、前記ダウンロード手段でダウンロードされた1つのパラメータファイルから得られる画像処理パラメータを用いて、前記情報処理装置と前記撮像装置とで同じ特性の画像処理が実行可能であり、
前記提供手段は、
前記記憶媒体に記憶されたパラメータファイルを提示して、設定すべきパラメータファイルをユーザに選択させる選択手段を有し、
前記選択手段で選択されたパラメータファイルを前記撮像装置の機種に基づいて前記撮像装置へ提供する。
本発明によれば、外部装置からダウンロードした画像処理パラメータを撮像装置と現像アプリケーションの両方に設定可能にすることが可能となる。
以下、本発明に係る好適な実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は、第1の実施形態における画像処理パラメータ設定システムの概要を示す図である。
図1は、第1の実施形態における画像処理パラメータ設定システムの概要を示す図である。
図1において、センターサーバ103はインターネット102に接続可能に設けられている。ユーザは自宅のパーソナルコンピュータ101(以下PC)をWebブラウザによってインターネット102に接続することにより、センターサーバ103にアクセスすることができる。なお、通信回線やインターネットプロバイダ等は図示を省略している。PC101はUSB等の通信ケーブルを介してデジタルカメラ等の撮像装置104に接続可能である。本実施形態では、撮像装置104は機種Aとするが、別の機種の撮像装置をPC101に接続することも可能である。図1に示されるように、PC101には撮像装置104で撮影したRAW画像を現像する現像アプリケーション101aがインストールされている。
センターサーバ103には、撮像装置104や現像アプリケーション101aに設定可能な画像処理パラメータが記録された画像処理パラメータファイルが記録されている。この画像処理パラメータファイルに記録されているパラメータを撮像装置104や現像アプリケーション101aに設定することにより、ユーザはそのパラメータが持つ画像処理特性で処理された(現像された)画像を得ることができる。
例えば、全体に色を薄くし黄色の彩度だけを濃く残すことで、人物や風景をノスタルジックに表現する「ノスタルジアモード」が挙げられる。或は、白く霞がかった空や海をバックに撮影した場合でもコントラストの高い画像にする「クリアモード」等の画像処理特性に対応した画像処理用ファイルが挙げられる。このような画像処理特性を本実施形態では、「画像スタイル」と呼ぶこととする。
画像処理パラメータファイルは撮像装置104の機種毎に用意されている。例えば、図1に示したセンターサーバ103には、機種Aの撮像装置に対応したノスタルジアモード用の画像処理パラメータファイル103aとクリアモード用の画像処理パラメータファイル103cが登録されている。同様に、機種Bの撮像装置に対応したノスタルジアモード用の画像処理パラメータファイル103bとクリアモード用の画像処理パラメータファイル103dが登録されている。尚、本実施形態では2種類の機種の撮像装置に対応するファイルを用意しているが、機種は何種類であっても良い。また、画像スタイルの種類も、ノスタルジアモードとクリアモードを用意しているが、何種類であっても良い。
画像処理パラメータファイルが新たに開発され、センターサーバに追加されることにより、ユーザはその新たな画像処理パラメータをダウンロードして用いることができる。その為、ユーザは撮像装置を購入した後も、常に最新の画像スタイルによる画像処理を行うことができる。
またPC101には、画像処理パラメータファイルを撮像装置104へ設定するための、画像処理パラメータファイル設定アプリケーションソフト101b(以下、設定アプリケーション101bという)がインストールされている。設定アプリケーション101bは、センターサーバ103からダウンロードした画像処理パラメータファイルをPC101に保存するとともに、当該画像処理パラメータファイルによって規定される画像スタイルを撮像装置104に登録する。
次に、画像処理パラメータファイルの内容の詳細を説明する。図2は、本実施形態による画像処理パラメータファイルのデータ構成例を示す図である。
図2に示されるように、画像処理パラメータファイルには画像処理を規定するための高次のマトリックス係数201が含まれている。このマトリックス係数の代わりに3次元LUT(ルックアップテーブル)を用いても良い。高次マトリックス係数或いは3次元LUTによる画像処理内容の設定については後述する。また、画像処理パラメータファイルは、撮像装置104や現像アプリケーション104aによる画像処理においてシャープネス、コントラスト、色の濃さ、色合い等を微調整するための調整パラメータ202を含む。調整パラメータ202の内容は、後述するようにユーザによる変更が可能である。また、画像処理パラメータファイルの著作権を証明する為の著作権情報203も画像処理パラメータファイルに含まれている。この著作権情報203には、当該画像処理パラメータファイルの著作権を所有する人又は会社名等を表すIDが記載される。また、画像処理パラメータ用ファイルは、「ノスタルジア」や「クリア」といった画像スタイルを表すスタイル名204や、対応する撮像装置の機種情報等205を含む。尚、スタイル名204は、撮影モードの名称としてユーザに提示される。
尚、好ましくは、画像処理パラメータファイルにおいて、高次のマトリックス係数201や、シャープネス、コントラスト、色の濃さ、色合い等を変更する為の調整パラメータ202等、画像処理に係わるデータは簡単に改ざんされない様にセンターサーバ103に用意する前に予め暗号化しておく。この暗号化は、例えば次の手法で行われる。ファイル内のデータを4bit毎に分割し、暗号化する。暗号化前にとり得るデータは16進数で0〜Fであるが、これに対して所定の暗号化定数を足し込み、それを暗号化データとする。即ち、以下に示す式(1)を用いて暗号化を行う。
暗号化前データ+暗号化定数=暗号化データ …(1)
暗号化前データ+暗号化定数=暗号化データ …(1)
また、上記により暗号化されたデータは、後述する、撮像装置に設定する直前、又は現像アプリケーション101aで使用する直前に復号化して使用する。具体的には以下の式(2)に示したように、暗号化されたデータに対して暗号化定数を引き算することで復号化することができる。
暗号化されたデータ−暗号化定数=復号データ …(2)
暗号化されたデータ−暗号化定数=復号データ …(2)
図3に暗号化定数を5としたときのこの暗号化と復号化の例を示した。ただし、本実施形態では、暗号化定数を5としたがこれに限るものではない。また、上述した暗号化とは別の手法で暗号化を行ってもよいことは言うまでも無い。また、本実施形態では画像処理パラメータファイルの一部(上記例では高次のマトリックス係数201、調整パラメータ202)を暗号化するものとするが、ファイル全部を暗号化しても良い。
次に、本実施形態による、上記高次マトリックス係数及び調整パラメータを利用した画像処理が可能なPC101及び撮像装置104の構成について説明する。
図4は第1実施形態に係る撮像装置(デジタルカメラ)の構成を示すブロック図である。図4において、撮影レンズ1を通ってきた光は、赤外カットフィルタ2、光学LPF3を通過して撮像素子4に結像する。撮像素子4としては、CCDやCMOSセンサ等が挙げられる。一般に撮像素子4の受光面にはフォトダイオードによるセンサが平面的に配置されている。そして、例えば、R(赤)・G(緑)・B(青)の各原色カラーフィルタが所定の配列で配置されたカラーフィルタにより、各センサに1色のカラーが割り当てられる。或いは、撮像素子4を原色の数だけ用意して、各撮像素子に1色ずつ割り当てる形態でもよい。
撮像素子4に結像された光は、各センサにおいて入射光量に応じた量の電荷に変換される。タイミングジェネレータ16が発生する信号は、水平駆動用ドライバ17と垂直駆動用ドライバ18に供給される。水平駆動用ドライバ17と垂直駆動用ドライバ18はタイミングジェネレータ16からの信号に従って撮像素子4に駆動信号を供給する。この駆動信号に従って撮像素子4からセンサに蓄積された電荷が伝送され、順次電圧信号に変換される。
変換された電圧信号は、相関二重サンプリング/ゲイン調整部5(以下CDS/AGCと呼ぶ)でサンプリングされ、ゲイン調整された後、A/D変換器6でデジタル信号に変換される。A/D変換器6でデジタル信号に変換された画像データは、画像処理IC7に入力される。画像処理IC7では、まず、WB回路7aが入力された画像データに対してホワイトバランスのためのデータを算出する。ホワイトバランスのためのデータと画像データは一旦メモリ8に格納される。
メモリ8に格納された画像データは、再び画像処理IC7に入力され、次の3つの処理が施される。
(1)デジタル信号に変換された画像データは、そのまま可逆圧縮部7dにおいてロスレス圧縮(可逆圧縮)され、RAWデータとしてCPUバス10に送り出される。
(2)デジタル信号に変換された画像データは、サムネイル生成部7cで間引き処理等のダウンサンプリングにより元の画像サイズより小さいサムネイル画像に変化され、CPUバス10に送られる。なお、間引き処理では、RAW画像データを複数ブロックに分割し、各ブロック内で平均化することによりダウンサンプリングがなされる。
(3)JPEG圧縮するための画像を作成する。このため、まず、撮像装置104の画像処理部7bが画像データに対して画像処理を施す。画像処理部7bにおける処理としては、ホワイトバランス処理、色補間、マスキング処理、ガンマ変換、エッジ強調処理等の周知の処理が挙げられる。調整パラメータ202の少なくとも一部は画像処理部7bに作用する。画像処理部7bより出力される画像データは、高次マトリックス係数201に基づいて生成された3次元格子点データテーブル7eにより変換される。変換された画像データは、JPEG圧縮部7fでラスタブロック変換されてJPEG圧縮され、CPUバス10に送られる。
(1)デジタル信号に変換された画像データは、そのまま可逆圧縮部7dにおいてロスレス圧縮(可逆圧縮)され、RAWデータとしてCPUバス10に送り出される。
(2)デジタル信号に変換された画像データは、サムネイル生成部7cで間引き処理等のダウンサンプリングにより元の画像サイズより小さいサムネイル画像に変化され、CPUバス10に送られる。なお、間引き処理では、RAW画像データを複数ブロックに分割し、各ブロック内で平均化することによりダウンサンプリングがなされる。
(3)JPEG圧縮するための画像を作成する。このため、まず、撮像装置104の画像処理部7bが画像データに対して画像処理を施す。画像処理部7bにおける処理としては、ホワイトバランス処理、色補間、マスキング処理、ガンマ変換、エッジ強調処理等の周知の処理が挙げられる。調整パラメータ202の少なくとも一部は画像処理部7bに作用する。画像処理部7bより出力される画像データは、高次マトリックス係数201に基づいて生成された3次元格子点データテーブル7eにより変換される。変換された画像データは、JPEG圧縮部7fでラスタブロック変換されてJPEG圧縮され、CPUバス10に送られる。
なお、以下では、3次元格子点データテーブルを3次元ルックアップテーブルと称する。3次元ルックアップテーブルでは、色変換処理を行うが、3次元ルックアップテーブルを利用した色変換処理の詳細は周知であるので説明を省略する。3次元ルックアップテーブルを設定することにより所望の色を所望の色へ変換する(例えば、空の青を所望の青に変換する)ことができる。
可逆圧縮されたRAWデータとJPEG圧縮された画像データは、それぞれCPUバス10を経てメモリ9に格納される。CPU15はメモリ9に格納されたRAWデータにJPEG圧縮画像を付帯させてRAW画像ファイルを生成する。ここで、JPEG圧縮画像はRAWデータのプレビュー用のデータとして付帯されている。生成されたRAW画像ファイルはインターフェース13を介して着脱可能に接続されている外部メモリ14(例えばコンパクトフラッシュ(登録商標)(CF)カード等のメモリカード)に格納される。
また、通信I/F20は、PC101等の外部装置と通信を行うためのインターフェースであり、例えば、USBによって構成される。また、表示部21は液晶パネルであり、各種操作メニューを提示する機能や、撮影画像の表示機能、電子ビューファインダ(EVF)機能を実現する。操作部22は、シャッタースイッチ、モードスイッチ、十字キー等の操作スイッチを含む。
なお、以上のCPU15による処理を実現するための制御プログラムはメモリ8或いはメモリ9に格納されているものとする。
CPU15は、後述する手順によってメモリ9に格納された高次マトリックス係数から、指定された撮影モードに対応した高次マトリックス係数を読み出す。そして、読み出した係数に基づいて3次元ルックアップテーブル7eを生成する。
例えば、m01〜m19の高次マトリクス係数セットを用いて、3次の項までマトリクス演算をするとすると、
Red=m01×R+m02×G+m03×B
+m04×R×R + m05×G×G + m06×B×B
+m07×R×G + m08×R×B + m09×G×B
+m10×R×R×G+m11×R×R×B+m12×R×R×R
+m13×R×G×G+m14×G×G×B+m15×G×G×G
+m16×R×B×B+m17×G×B×B+m18×B×B×B
+m19×R×G×B …(3)
となる。
Red=m01×R+m02×G+m03×B
+m04×R×R + m05×G×G + m06×B×B
+m07×R×G + m08×R×B + m09×G×B
+m10×R×R×G+m11×R×R×B+m12×R×R×R
+m13×R×G×G+m14×G×G×B+m15×G×G×G
+m16×R×B×B+m17×G×B×B+m18×B×B×B
+m19×R×G×B …(3)
となる。
すなわち、指定された撮影モードに対応した高次マトリックス係数m01〜m19を用いて、3次元ルックアップテーブル7eの各格子点のR,G,B値を式(3)に代入して各格子点のRed値を求める。同様に、Green,Blueの値を各格子点について求める。このようにして、3次元格子点データが生成され、生成されたデータは3次元ルックアップテーブル7eに設定される。例えば、Red,Green,Blueのそれぞれが0〜255の値をとり得る場合、各色を8つに分割する、9×9×9個の格子点におけるR,G,B値を求め、3次元ルックアップテーブル7eとして設定する。
また、CPU15は、指定された撮影モードに対応した調整パラメータをメモリ9より取得し、画像処理部7bに設定する。こうして高次マトリックスや調整パラメータに従って3次元ルックアップテーブル7eや画像処理部7bを設定することにより、所望の画像スタイルによる画像処理が実行されることになる。
図2に示す如き画像処理パラメータファイル内の高次マトリックス係数及び調整パラメータは、PC101により撮像装置104のメモリ9に設定される。メモリ9にはスタイル名204と高次マトリックス係数201及び調整パラメータ202が対応付けて登録される。そして、撮像装置104の操作部22から指定された撮影モード(スタイル名)に対応した高次マトリックス係数201及び調整パラメータ202がメモリ9から読み出され、3次元ルックアップテーブル7eの生成、画像処理部7bの設定に用いられる。
尚、高次マトリックス係数の代わりに3次元ルックアップテーブルの格子点データが画像処理パラメータファイルに格納されている場合は、上記式(3)による演算は不要となる。即ち、画像処理パラメータファイルに格納されている格子点データをそのまま3次元ルックアップテーブル7eのデータとして用いればよい。又、高次マトリックス係数と3次元ルックアップテーブルの格子点データの両方を画像処理パラメータファイルに登録するようにしてもよい。
図5はPC101の概略の構成を示すブロック図である。PC101としては一般的なパーソナルコンピュータを用いることができる。図5において、CPU501はROM502或いはRAM503に保持されたプログラムを実行することにより各処理を実現する。ROM502は情報処理装置における基本入出力システムやブートプログラム等が格納されている。RAM503はCPU501のメインメモリとして機能する。RAM503には、外部記憶装置504にインストールされているプログラムがCPU501による実行のためにロードされる。ディスプレイ505はCPU501の制御下で各種表示を行う。入力装置506はキーボードやポインティングデバイスで構成される。インターフェース507(以下、I/F507)は例えば、デジタルカメラの外部メモリ14を装着可能とし、外部メモリ14に記録されているRAW画像ファイルをRAM503や外部記憶装置504に取り込むことができる。また、I/F507はインターネットと接続するインターフェースを含む。更に、I/F507は、撮像装置104等の外部装置との接続を実現するためのUSB等のインターフェースを含む。
各種アプリケーションは外部記憶装置504にインストールされて、実行時にRAM507にロードされる。なお、外部記憶装置504としてはハードディスクが一般的である。以下では、上述のデジタルカメラによって生成されたRAW画像ファイルを処理するアプリケーションを説明する。
図6はPC101によって実行される現像アプリケーション101aの機能構成を示すブロック図である。撮像装置104によって生成されたRAW画像ファイルと、センターサーバ103からダウンロードした画像処理パラメータファイルは外部記憶装置504に格納されているものとする。マトリックス取得部601は、ユーザによって指定された撮影モード(スタイル名)に対応した画像処理パラメータファイルから高次マトリックス係数201を取得する。展開部602は、マトリックス取得部601が取得したマトリクス係数セットを用いて3次元ルックアップテーブル620の各格子点に対応する値(3次元格子点データ)を算出する。そして、3次元ルックアップテーブル620に3次元格子点データを設定する。なお、展開部602は、3×19のマトリクス係数セットから撮像装置104と同様に9×9×9の格子点データを生成するようにすればよい。しかしながら、一般にPC101のCPU501は高機能であることから、33×33×33グリッドで各格子点データが3つの2バイト(16bit)値を含むルックアップテーブルを生成するようにしてもよい。
一方、RAWデータ取得部611は処理対象のRAW画像ファイルからRAWデータを取得する。画像処理部612は、取得したRAWデータに対して、ホワイトバランス処理、色補間、マスキング処理、ガンマ変換、エッジ強調処理等の処理を施す。そして、3次元ルックアップテーブル620を用いた画像処理を行い、処理後の画像630を得る。尚、調整パラメータ取得部603は画像処理パラメータファイルからシャープネスやコントラスト等に関わる調整パラメータを取得し、取得した調整パラメータを画像処理部612に設定する。調整パラメータにより、画像処理部612におけるエッジ強調の処理強度等が設定されることになる。尚、後述の説明から明らかとなるが、RAW画像ファイルには当該ファイルを生成した撮像装置の機種情報が記録されており、当該機種情報に対応した画像処理パラメータファイルの高次マトリックス係数や調整パラメータが使用される。
上記の構成において、PC101は、センターサーバ103からダウンロードした画像処理パラメータファイルから高次マトリックス係数や調整パラメータを取り出し、撮像装置104に送信する。撮像装置104は通信I/F20を介してPC101から高次マトリックス係数及び調整パラメータを受信し、メモリ9に格納する。
次にセンターサーバ103から画像処理パラメータファイルをダウンロードする際のPC101の処理について図7のフローチャートを参照して説明する。
まず、ファイルダウンロードを行うために、PC101は、WebブラウザによってI/F507よりインターネット102に接続し、センターサーバ103の画像処理パラメータファイルダウンロード用WEBページ(不図示)にアクセスする(ステップS101)。PC101はセンターサーバ103のWEBページをディスプレイ505に表示する(ステップS102)。当該WEBページ上に用意してある画像処理パラメータファイルダウンロードボタン(不図示)がユーザによって押されると、PC101はセンターサーバ103に対してファイルのダウンロードを要求する。ダウンロードの要求を受けたセンターサーバ103は要求元のPC101に対して撮像装置の機種情報を要求する。PC101は、センターサーバ103から撮像装置の機種情報の要求を受信する(ステップS103)。
機種情報の要求を受信したPC101は、撮像装置104がPC101に接続してあるかどうかを確認し(ステップS104)、接続されていなければディスプレイ505に撮像装置を接続するように警告を表示する(ステップS105)。そして、撮像装置104が接続されるのを待つ(ステップS104)。
撮像装置の接続されが確認できた場合は、PC101は接続されている撮像装置との通信により、接続されている撮像装置の機種情報を取得する(ステップS106)。本実施形態では機種Aが接続されているものとして説明するが、機種はこれに限るものではない。機種情報を取得すると、PC101はセンターサーバ103に取得した機種情報(本例では機種A)を送信する(ステップS107)。
センターサーバ103は、登録されている画像処理パラメータファイルのうち受信した機種情報(機種A)に対応したファイルをPC101に送信する。図1では、ノスタルジアモード用の画像処理パラメータファイル103aとクリアモード用の画像処理パラメータファイル103cがPC101に送信される。こうして、PC101は、センターサーバ103から接続されている撮像装置(機種A)に対応した画像処理パラメータファイルを受信(ダウンロード)する(ステップS108)。このように、接続された撮像装置の機種に対応している画像処理パラメータファイルがサーバ側で検索され、一括してダウンロードされる。尚、画像処理パラメータファイルはノスタルジアモード用とクリアモード用を例に挙げているが、それに限るものではない。またファイルの個数は幾つであってもよい。また、PC101において指定された撮影モードの画像処理パラメータファイルのみがダウンロードされるように構成してもよい。
PC101は、センターサーバ103から受信した画像処理パラメータファイルをハードディスク等の外部記憶装置504に記録する(ステップS109)。こうして、画像処理パラメータファイルのダウンロード処理が終了する。
次に、設定アプリケーション101bが、画像処理パラメータファイルを撮像装置104に設定する処理について図8のフローチャートを用いて説明する。
まず、USB等の通信ケーブルを介して撮像装置104の通信I/F20とI/F507がPC101に接続されると、PC101において設定アプリケーション101bが起動する。尚、撮像装置104とPC101の接続検出に応じて設定アプリケーション101bを起動させてもよいし、ユーザが明示的に設定アプリケーション101bを起動させるようにしてもよい。
設定アプリケーション101bは、まず、ディスプレイ506に、画像処理パラメータを選択するためのスタイル選択画面を表示する(ステップS201)。図9は、設定アプリケーション101bによるスタイル選択画面の具体的な表示画面例を示す図である。
図9において、スタイル選択ボックス901は、撮像装置に設定するスタイルの選択を行うためのインターフェースである。図10はスタイル選択ボックス901によるスタイル設定の様子を示す図である。スタイル選択ボックス901への操作により、図10に示したように、プルダウンリスト1001が表示される。スタイルには、標準で選択できるモードとしてスタンダード、ポートレート、風景、ニュートラル、忠実設定、モノクロと呼ばれるモードが用意されている。これらはそれぞれ異なる特徴を持ったスタイルである。また、これらのスタイルとは別に、図7で説明した手順によってダウンロードされた画像処理パラメータファイルのデータを登録する為のモードとして、ユーザ設定1、ユーザ設定2、ユーザ設定3がある。本実施形態では、ユーザ設定は3つ用意してあり、それぞれに異なる画像処理モードを登録することが出来る。尚、ユーザ設定の数は「3」に限られるものではない。以下、図10に示したように「ユーザ設定1」が選択された場合について説明する。
ユーザ設定1〜3のいずれかが選択されると(ステップS202)、図9の枠902内に示したようにグレイアウトされて設定できなかった部分が、図11に示すように設定可能な状態になる。この状態のときに図11の「開く」ボタン1101を押すと、図12に示したファイル選択画面が表示される。
図12では、機種A用のノスタルジアモード用画像処理パラメータファイル103a、機種A用のクリアモード用画像処理パラメータファイル103c、機種B用のクリアモード用画像処理パラメータファイル103dの3つのファイルが表示されている。以下では、ノスタルジアモード用画像処理パラメータファイル103aを選択する場合について説明する。
画像処理パラメータファイル103aを選択後、「開く」ボタン1201が押されると、画像処理パラメータファイル103aのデータを外部記憶装置504から読み込む(ステップS202、S203)。次に、PC101は、読み込んだデータに含まれている機種情報205がPC101に接続されている撮像装置の機種に対応しているかどうかを確認する(ステップS204)。対応していなければ、その旨を警告する表示をディスプレイ505に表示し、再びファイル選択画面に戻る(ステップS205)。
一方、ステップS204において、機種が対応すると判定された場合、読み込んだデータからスタイル名204を抽出し、図13のボックス1301に表示する(ステップS206)。
本実施形態では、スタイルを設定する際に、高次マトリックス係数とともに、シャープネス、コントラスト、色の濃さ、色合い等を所望に調整するための調整パラメータを設定することができる。従って、撮像装置に当該スタイルを設定する際には、これらの調整パラメータの設定を図13の1302に示したユーザインターフェースから行うことができる(ステップS207)。ここで、シャープネスは0〜7、コントラスト、色の濃さ、色合いは−4〜+4の範囲内で設定することが出来る。
上述した設定が全て完了したら、ユーザは図13の「登録」ボタン1303を押す。登録ボタン1303の押下が検出されると、PC101は画像処理パラメータファイル内のデータを、図3で前述したように必要に応じて復号化処理する(ステップS208、S209)。そして、複号化したデータを撮像装置104に転送する(ステップS210)。本例では、高次マトリックス係数201、調整パラメータ202、スタイル名204が撮像装置104に転送されるものとする。尚、本実施形態では、複号化処理をPC101内で行っているが、撮像装置104にデータを転送後に、撮像装置104において行うようにしても良い。
以上のようにしてPC101から転送された高次マトリックス係数と調整パラメータは、同時に転送されたスタイル名に対応付けられて、メモリ9に記憶される。こうして、ダウンロードされた画像処理パラメータファイルによる撮像装置104への画像処理パラメータの登録処理が終了となる。撮像装置104では、上述したように、指定された撮影モード(スタイル名)に対応した高次マトリックス係数に基づいて3次元ルックアップテーブル7eが生成、設定され、指定された撮影モードに対応した調整パラメータが画像処理部7bに設定される。
以上、画像処理パラメータを撮像装置に設定する設定アプリケーション101bを用いた画像処理パラメータファイル設定方法について述べてきた。次に、設定アプリケーション101bを使用せずに、CFカードやSDカードといった撮像装置104に着脱可能なメモリカード(外部メモリ14)を用いて画像処理パラメータを設定する方法について説明する。尚、本実施形態では撮像装置104に着脱可能な外部メモリ14として、CFカードを用いることとする。図14は撮像装置がCFカードに記録された画像処理パラメータファイルからスタイルデータを登録する処理を説明するフローチャートである。
まず、ユーザは、予め撮像装置104に設定したい画像処理パラメータファイルをCFカードに記録させておき、そのCFカードを撮像装置104に装着する。尚、CFカードへの画像処理パラメータファイルの記録は、例えば、PC101がセンターサーバ103からインターネット102を介して取得した画像処理パラメータファイルをCFカードに記録することによりなされる。
撮像装置104はTFT等の表示部21を具備しており、この表示部21には、GUI(Graphical User Interface)の様々なメニューを表示することができる。また、撮像装置104に具備されている操作部22を用いて撮像装置104の様々な設定を行うことが出来る。撮像装置104は、このGUIメニューの一つである「画像処理パラメータファイル登録」がユーザによって選択されたことを検出すると、(ステップS301)、CFカードの装着を検出する(ステップS302)。そして、CFカードが装着されていることを検出すると、当該CFカード内から画像処理パラメータファイルを検索する(ステップS303)。そして、CFカード内に存在する全ての画像処理パラメータファイルのデータを読み込み、撮像装置内のメモリ9に一時記録する(ステップS304)。
次に、読み込んだデータから、機種情報205とスタイル名204を抽出する(ステップS305)。そして、撮像装置104の機種と読み込んだ機種情報205が同一の画像処理パラメータファイルのスタイル名をGUI画面に表示する(ステップS306)。このとき、表示できる画像処理パラメータファイルが存在しなかった場合は、「対応する画像処理パラメータファイルが存在しません。」のような警告を表示部21に表示して本処理を終了する。
ユーザは、ステップS306においてGUI上に表示されたスタイル名から、登録したい所望の画像スタイルを選択することができる。撮像装置104は、GUI上でユーザによって選択されたスタイルを検出する(ステップS307)。そして、撮像装置104は、選択されたスタイル名に対応した画像処理パラメータファイルのデータ(高次マトリックス係数、調整パラメータ)を図3により前述した手法を用いて復号化する(ステップS308)。そして、複号化されたデータをスタイル名と対応付けて撮像装置内のメモリ9に記録する(ステップ1209)。こうして、画像処理パラメータファイル登録処理が終了となる。
以上、画像処理パラメータファイルの撮像装置への登録方法について説明した。続いて、上述した図8或いは図14で登録された画像スタイルを撮像装置で使用する方法について以下に説明する。
図15Aは、撮像装置104の表示部21上に提示されるGUIメニュー例を示す図である。図15Aの1401はスタイル設定メニューであり、現状設定されているスタイルのモードが表示されている。図15Aでは、現在、予め撮像装置104に標準搭載されているタイルの「スタンダード」が選択されていることが示されている。ここで、スタイル設定メニュー1401を選択すると、図15Bに示したような、スタイルの詳細設定画面に切り替わる。この詳細設定メニューの中から、前述したユーザ設定1の項目に登録しておいた「ノスタルジア」1501を選択し、設定すると、以降の撮影において、このスタイルで現像された画像が出力される。すなわち、このスタイルに登録された高次マトリックス係数による3次元ルックアップテーブルと調整パラメータによる画像処理が行われた画像が出力される。なお、撮像装置において、撮影時に設定されたスタイルで現像された画像はJPEG圧縮画像である。このように撮影されたJPEG圧縮画像のヘッダには、撮影時に設定されていたスタイル名等を記憶しておく。
次に、PC101にインストールされている現像アプリケーション101aにおける画像処理パラメータの設定処理について説明する。なお、現像アプリケーション101aの機能構成は図6により上述したとおりである。図16は現像アプリケーション101aによってディスプレイ505に提示されるユーザインターフェースの一例を示す図である。
図16において、リスト領域1601は予め選択された、現像処理を施す画像の一覧を表示する領域である。図16は、領域1601に1枚の画像が表示された様子を示しているが、複数枚を表示できることは明らかである。
編集画像表示領域1602はリスト領域1601の中から選択された1枚の画像を表示する領域である。ユーザは、編集画像表示領域1602に表示された画像を見ながらホワイトバランスやスタイルの設定等の編集を行う。
メニュー画面1603は、編集画像表示領域1602に表示されている画像に対して、露出補正、ホワイトバランス、画像スタイル、色空間といった項目を編集するためのメニューを提供する画面である。メニュー画面1603を用いて変更された項目は、その直後に編集画像表示領域1602に表示されている画像に反映される(プレビュー用現像処理が施される)。その為、ユーザは画像の仕上がりを確認しながら、これらの項目を編集することが出来る。このプレビュー用現像処理では、偽色低減処理等の時間がかかる処理は行わず、高速化を図っている。
1604はデジタル露出補正の設定メニューであり、画像の明るさを−2段から+2段までの間、0.1段ステップで任意に変更することが出来る。1605はホワイトバランスを設定する為のメニューである。図16ではホワイトバランスはオートモードが選択されているが、他にも太陽光、日陰、タングステン、等様々なホワイトバランスモードを選択することができる。1606はスタイル選択メニューであり、例えば、前述したスタンダード、ポートレート、風景、ニュートラル、忠実設定、モノクロ、ユーザ設定1〜3の中から所望のスタイルを選択することが出来る。1607は画像処理パラメータファイル選択ボタンである。この選択ボタン1607の押下により画像処理パラメータファイルの画像への反映が行われる。詳細の動作については後に説明する。1608は画像のシャープネス、コントラスト、色の濃さ、色合いを編集するためのメニューである。ここでシャープネスは0〜7までの8段階、その他は−4〜+4の9段階で設定することが可能である。1609は色空間の設定画面であり、本例では、sRGBまたはAdobeRGBのどちらかが選択可能である。
以上、現像アプリケーション101aのユーザインターフェースの説明を行った。次に、現像アプリケーション101aで現像する画像に対して、ダウンロードした画像処理パラメータファイルを適用する方法について図17のフローチャートを用いて説明する。
ユーザがリスト領域1601に表示されている画像の中から編集したい画像を選択すると、現像アプリケーション101aは編集画像表示領域1602に選択された画像を表示する(ステップS401)。本実施形態のRAW画像ファイルには、RAW画像データとこれを現像・JPEG圧縮したJPEG画像データが含まれており、この段階では、編集画像表示領域1602への画像表示にはJPEG画像データが用いられる。次に適用すべき画像処理パラメータファイルをユーザに選択させる(ステップS402)。本実施形態では、画像処理パラメータファイル選択ボタン1607が押されると、図18に示すような画像スタイルの選択画面が表示される。図18では、機種A用のノスタルジア用画像処理パラメータファイル103a、機種A用のクリア用画像処理パラメータファイル103c、機種B用のクリア用画像処理パラメータファイル103dの3つのファイルが表示されている。以下では、機種A用のクリア用画像処理パラメータファイル103cが選択された場合について説明する。
画像処理パラメータファイル103cが指定され、「開く」ボタン1801が押されると、画像処理パラメータファイル103cが選択され、当該ファイルのデータが現像アプリケーション101aに読み込まれる(ステップS402、S403)。
読み込んだデータから機種情報205を取得し、編集対象のRAW画像ファイルに記録されている機種情報(当該画像を撮影した撮像装置の機種情報)と比較する(ステップS404)。この比較の結果、読み込んだ画像処理パラメータファイルが、編集対象の画像の機種に対応していなかった場合、その旨を警告する表示を画面上に出し、再びファイル選択画面に戻る(ステップS405)。
一方、画像処理パラメータが編集対象の画像の機種に対応している場合、当該画像処理パラメータファイルのデータからスタイル名204を抽出し、図16の1606にその名前を表示する(ステップS406)。そして、その画像処理パラメータファイルのデータ8高次マトリックス係数201、調整パラメータ202)を複号化し(ステップS407)、PC101のメモリ(RAM53)に記録しておく(ステップS408)。マトリクス取得部601(図6)は、以上のようにして復号された高次マトリクス係数を取得する。展開部602は、取得された高次マトリクス係数から3次元ルックアップテーブル620の各格子点のデータを生成する。又、調整パラメータ取得部603は、画像処理部612に、上記復号された調整パラメータを設定する。
次に、上記パラメータを用いて編集画像表示領域1602に表示されている編集用画像を編集し、設定された編集結果を確認するプレビュー表示を行う(ステップS409)。こうして画像処理パラメータファイルの反映が行われた画像に対して、必要に応じて、前述した、デジタル露出補正、ホワイトバランス、シャープネス、コントラスト、色の濃さ、色合い、色空間といった項目の編集が行われる(ステップS410)。
すべての項目の編集が終了したら、最終現像処理メニュー(不図示)を選択し、最終的な現像処理が施された画像が出力され、処理が終了となる。この、最終現像処理では、プレビュー用現像処理で省いていた、偽色低減処理等の時間のかかる処理も施され、撮像装置104で現像したものと同等の画像が出力される(ステップS411)。
なお、ここでは、ユーザが指定したパラメータファイルが機種に対応していなかった場合に警告を行ったが、予めRAW画像ファイルから読み取った機種情報でPC側で判別を行い、対応しているパラメータファイルのみを表示するようにしても良い。
また、現像アプリケーションの場合は、撮像装置の機種情報だけでなく、パラメータファイルとアプリケーションのバージョン情報の対応を併せて判別するようにしても良い。この場合は、パラメータファイルの機種情報とアプリケーションのバージョン情報が対応していると判別された場合に設定を行うようにする。
〔第2の実施形態〕
第1の実施形態では機種毎に画像処理パラメータファイルを用意する場合について説明した。第2の実施形態では、この画像処理パラメータファイルを機種毎に分割せずに1つにまとめた場合について説明する。
第1の実施形態では機種毎に画像処理パラメータファイルを用意する場合について説明した。第2の実施形態では、この画像処理パラメータファイルを機種毎に分割せずに1つにまとめた場合について説明する。
図19に本発明にかかる第2の実施形態における、画像処理用ファイル設定システムの概要を示した。
図19において、画像処理用ファイル設定システムの構成は第1の実施形態(図1)で示したものと同様である。図1と異なる点は、センターサーバ103に用意されている画像処理パラメータファイルが機種毎に区別されていない点である。1903aと1903bはそれぞれ第1の実施形態で説明したノスタルジアモードとクリアモードのスタイルに対応した画像処理パラメータファイルであるが、複数機種用のデータが1つにまとめられている。即ち、ユーザは機種を区別することなく画像処理パラメータファイルのダウンロードを行うことができる。
次に、この画像処理パラメータファイルの内容の詳細を説明する。図20は、第2の実施形態に係る画像処理パラメータファイルのデータ構造の例を示す図である。図20に示されるように、画像処理パラメータファイルには撮像装置の機種Aに対応した画像処理を行う高次のマトリックス係数2001が含まれている。第1の実施形態と同様に、高次マトリックス係数の変わりに3次元LUT(ルックアップテーブル)の情報を格納しても良い。また、機種Aに対応した、撮像装置104や現像アプリケーション104aでシャープネス、コントラスト、色の濃さ、色合い等の画像処理を微調整するための調整パラメータ2002も含まれている。機種情報2003は、上記高次マトリックス係数2001及び調整パラメータ2002が機種Aに対応したものであることを示している。
同様に機種Bに対応した高次のマトリックス係数2003やシャープネス、コントラスト、色の濃さ、色合い等を微調整するための調整パラメータ2005、機種情報2006も含まれている。
尚、図20に示す実施形態では、機種Aと機種Bの2種類の機種に対応した画像処理パラメータファイルの構成について説明しているが、ファイルに記録される機種の種類や数は幾つであっても良い。機種が増えるたびに、高次マトリックス係数や、シャープネス、コントラスト、色の濃さ、色合い等を調整するための調整パラメータが機種毎に用意されることになる。
更に、画像処理パラメータファイルには、第1の実施形態と同様に、著作権情報2007、及びスタイル名2008が用意されている。
第1の実施形態で述べたように、図20の画像処理パラメータファイルにおける高次マトリックス係数2001,2004、調整パラメータ2002,2005といった画像処理に係わるパラメータは全て暗号化されている。暗号化と複号化の手法は例えば第1の実施形態(図3)で示した方法等が用いられる。もちろん、画像処理パラメータファイルの全体を暗号化してもよい。
次に、センターサーバ103からWebブラウザで画像処理パラメータファイルダウンロード用Webページ(不図示)を閲覧し、保存をすることによってPC101にダウンロードした画像処理パラメータファイルを、設定アプリケーション101bを用いて撮像装置に登録する方法について図21のフローチャートを用いて説明する。
まず、USB等の通信ケーブル(通信I/F20、I/F507)を介して撮像装置104がPC101に接続されると、PC101において設定アプリケーション101bが起動される。設定アプリケーション101bはまず、図9に示されるようなスタイル選択画面を表示する(ステップS501)。そして、第1の実施形態(図8のS202,S203)で説明したように、図9〜図11に示されるユーザインターフェースにより、ユーザは所望のスタイルを選択することができる(ステップS502、S503)。
尚、第2の実施形態では、図11に示される「開く」ボタン1101の押下によって例えば図22に示される画面がディスプレイ505に表示される。図22では、ノスタルジア用画像処理パラメータファイル1903a、クリア用画像処理パラメータファイル1903bの2つのファイルが表示されている。以下では、ノスタルジア用画像処理パラメータファイル1903aを選択した場合について説明する。
画像処理パラメータファイル1903aを選択後、「開く」ボタン2201が押されると、画像処理パラメータファイル1903aのデータがPC101に読み込まれる(ステップS503)。そして、読み込んだデータの中から機種情報2003,2006を検出し、現在PC101に接続されている撮像装置104の機種に対応している機種情報が存在するかどうかを確認する(ステップS504)。対応する機種情報が存在していなければ、その旨を警告する表示を画面上に出し、再びファイル選択画面に戻る(ステップS505)。
一方、現在接続されている撮像装置の機種に対応する機種情報が存在する場合は、読み込んだデータからスタイル名2008を抽出し、図13の1301に示したように画面にその名前(スタイル名)を表示する(ステップS506)。
以降、第1の実施形態(図8のS207〜S210)と同様の操作、処理手順によりステップS507〜S510の処理が実行される。こうして、撮像装置104に画像処理パラメータファイルに基づくデータ(高次マトリックス係数、調整パラメータ、スタイル名)が登録される。但し、ステップS509及びS510において復号化され転送されるデータは、選択された画像処理パラメータファイルのうちの、接続されている撮像装置104の機種に対応したデータとなる。
次に、設定アプリケーション101bを使用せずに、CFカードやSDカードといった撮像装置104に着脱可能な記録媒体(外部メモリ14)を用いた画像処理パラメータファイル設定方法を図23のフローチャートで説明する。尚、本実施形態では外部メモリ14として、CFカードを用いることとする。
ステップS601〜S603の処理は第1の実施形態におけるステップS301〜S303と同様である。ステップS603でCFカードから画像処理パラメータファイルが検索されると、画像処理パラメータファイルに記録されている全ての機種情報を抽出する(ステップS604)。例えば、図20に示すデータ構成の場合、機種情報2003,2006が抽出されることになる。そして、抽出した機種情報の中に撮像装置104に対応したものがあるかどうかを判定する。対応した情報が存在する場合は、その機種に対応した高次マトリックス係数及び調整パラメータと、当該画像処理パラメータファイルの著作権情報及びスタイル名を撮像装置104のメモリ9に一時記録する(ステップS605)。
次に、装着されたCFカード内の全ての画像処理パラメータファイルが検出されたかどうかを確認し、まだ他にCFカード内に画像処理パラメータファイルが存在する場合は、ステップS603に戻って上記の処理を繰り返す(ステップS606)。一方、全て検出されたと判定された場合は、ステップS607の処理に移行する。
ステップS607では、撮像装置104に対応したデータを含む画像処理パラメータファイルが1つ以上検出されたかどうかを確認する(ステップS607)。1つも検出されていなければ、装着されているCFカードには当該撮像装置104に対応するデータを含む画像処理パラメータファイルが存在しない旨を表示部21に警告として表示する(ステップS608)。
一方、1つ以上の画像処理パラメータファイルが検出された場合は、ステップS605においてメモリ9に一時記録された全てのスタイル名をGUI上に表示する(ステップS609)。以降、ステップS610〜S612により、GUI上のメニューから撮像装置に登録したい画像スタイルをユーザが選択することに応じて、撮像装置104へのパラメータの登録が行われる。尚、ステップS610〜S612の処理は第1の実施形態で説明したステップS307〜S309と同様である。
以上、第2の実施形態による、画像処理パラメータファイルの撮像装置への登録方法について説明した。尚、この登録した画像スタイルを撮像装置で使用する方法については実施形態1と同様のため説明を省略する。
次に、現像アプリケーションソフト101aで現像する画像に対して、前記ダウンロードした画像処理パラメータファイルを適用する方法について図24のフローチャートを用いて説明する。但し、PC101にインストールされている現像アプリケーション101aの機能構成については第1の実施形態(図6)と同様の為、説明を省略する。又、図24に示すステップS701〜S711の各処理は、第1の実施形態(図17)において説明したステップS401〜S411の各処理と略同様であるので、以下、異なる箇所について説明する。
ステップS702では、図16に示したユーザインタフェースにおける画像処理パラメータファイル選択ボタン1607が押されると、図25に示すような画像スタイルの選択画面が表示される。図25の例では、ノスタルジア用画像処理パラメータファイル1703aと、クリア用画像処理パラメータファイル1703bの2つの画像処理パラメータファイルが表示されている。
又、ステップS704では、「開く」ボタン2501の押下によって読み込まれた画像処理パラメータファイルから、全機種情報(図20の例では機種情報2003及び2006)を取得し、編集対象の画像の機種情報と比較する(ステップ2204)。このとき、読み込んだ画像処理パラメータファイルの機種情報の中に編集対象の画像に対応したものがなかった場合は、その旨を警告する表示をディスプレイ505に表示し、再びファイル選択画面に戻る(ステップS705)。一方、編集対象の画像に対応した機種情報が存在した場合は、当該画像処理パラメータフィアルのデータからスタイル名2008を抽出し、図16の1606にその名前を表示する(ステップS706)。以降の処理は第1の実施形態と同様である。
以上説明したように、上記各実施形態によれば、以下のような効果が得られる。
(1)ダウンロードした1つの画像処理パラメータファイルを撮像装置と現像アプリケーションソフトの両方に適用することができる。
(2)ダウンロードした、同一の画像処理パラメータファイルを撮像装置と現像アプリケーションソフトに適用することにより、撮像装置と現像アプリケーションソフトにおいて同一の画像処理特性で画像を処理することができる。
(3)画像処理用ファイルのデータに3次元のLUT(ルックアップテーブル)や前記3次元のLUTの元となる高次のマトリクスデータを用いることで、色再現性の自由度の高い画像処理を行うことができる。
(4)シャープネス、コントラスト、色合い、色の濃さ等の項目を調整して撮像装置に登録することができる。このため、撮像装置或は現像アプリケーションにおいて、調整内容の異なる複数パターンの中から所望のパラメータを選択できる。
(5)画像処理パラメータファイルは著作権情報が付加されているので、ファイルの著作権を証明することができる。また、画像処理モードの名前(スタイル名)が付加されているので、パラメータの設定に際して、撮像装置や現像アプリケーションにおいて画像処理モード名(スタイル名)を表示することができる。また、画像処理パラメータファイルに対応する撮像装置の機種情報を付加することで、対応する撮像装置の機種を判別することができる。
(6)画像処理パラメータファイルのデータを暗号化することで、画像処理用ファイルの内容が無闇に改ざんされるのを防ぐことができる。
(7)画像処理パラメータファイルを設定した撮像装置や現像アプリケーションソフトで、コントラスト、シャープネス、色合い、色の濃さ等を変更して現像することができる。
(8)撮像装置の機種を自動的に判別してダウンロードするので、ユーザがファイルをダウンロードする際に機種判別をする手間がなくなる。また、画像処理用ファイルを撮像装置に設定する際に、画像処理用ファイルが撮像装置に対応しないファイルを設定してしまう誤動作を防ぐことができる。
(10)画像処理パラメータファイルを現像アプリケーションソフトに設定する際に、編集対象の画像の撮影に用いた撮像装置と当該画像処理パラメータファイルの機種が一致するかを判定する。このため、現像アプリケーションソフトで処理する画像の撮影に用いられた機種に対応しないファイルを設定してしまうような誤操作を防ぐことができる。
(11)又、第2実施形態によれば、画像処理用ファイルを機種毎に分けずに1つにまとめるので、ユーザがファイルをダウンロードする際に、対応する機種を気にする必要がなくなり、操作性が向上する。
(1)ダウンロードした1つの画像処理パラメータファイルを撮像装置と現像アプリケーションソフトの両方に適用することができる。
(2)ダウンロードした、同一の画像処理パラメータファイルを撮像装置と現像アプリケーションソフトに適用することにより、撮像装置と現像アプリケーションソフトにおいて同一の画像処理特性で画像を処理することができる。
(3)画像処理用ファイルのデータに3次元のLUT(ルックアップテーブル)や前記3次元のLUTの元となる高次のマトリクスデータを用いることで、色再現性の自由度の高い画像処理を行うことができる。
(4)シャープネス、コントラスト、色合い、色の濃さ等の項目を調整して撮像装置に登録することができる。このため、撮像装置或は現像アプリケーションにおいて、調整内容の異なる複数パターンの中から所望のパラメータを選択できる。
(5)画像処理パラメータファイルは著作権情報が付加されているので、ファイルの著作権を証明することができる。また、画像処理モードの名前(スタイル名)が付加されているので、パラメータの設定に際して、撮像装置や現像アプリケーションにおいて画像処理モード名(スタイル名)を表示することができる。また、画像処理パラメータファイルに対応する撮像装置の機種情報を付加することで、対応する撮像装置の機種を判別することができる。
(6)画像処理パラメータファイルのデータを暗号化することで、画像処理用ファイルの内容が無闇に改ざんされるのを防ぐことができる。
(7)画像処理パラメータファイルを設定した撮像装置や現像アプリケーションソフトで、コントラスト、シャープネス、色合い、色の濃さ等を変更して現像することができる。
(8)撮像装置の機種を自動的に判別してダウンロードするので、ユーザがファイルをダウンロードする際に機種判別をする手間がなくなる。また、画像処理用ファイルを撮像装置に設定する際に、画像処理用ファイルが撮像装置に対応しないファイルを設定してしまう誤動作を防ぐことができる。
(10)画像処理パラメータファイルを現像アプリケーションソフトに設定する際に、編集対象の画像の撮影に用いた撮像装置と当該画像処理パラメータファイルの機種が一致するかを判定する。このため、現像アプリケーションソフトで処理する画像の撮影に用いられた機種に対応しないファイルを設定してしまうような誤操作を防ぐことができる。
(11)又、第2実施形態によれば、画像処理用ファイルを機種毎に分けずに1つにまとめるので、ユーザがファイルをダウンロードする際に、対応する機種を気にする必要がなくなり、操作性が向上する。
〔他の実施形態〕
上述の実施形態では、サーバからPC内のWebブラウザを用いて画像処理パラメータファイルをダウンロードし、PC内のハードディスクから撮像装置に設定する方法と、あるいは、ダウンロードしたパラメータファイルをCFカード等の外部メモリに格納し、これを撮像装置に装着することにより画像パラメータファイルを設定する方法を示した。
上述の実施形態では、サーバからPC内のWebブラウザを用いて画像処理パラメータファイルをダウンロードし、PC内のハードディスクから撮像装置に設定する方法と、あるいは、ダウンロードしたパラメータファイルをCFカード等の外部メモリに格納し、これを撮像装置に装着することにより画像パラメータファイルを設定する方法を示した。
他の実施形態として、設定アプリケーション101bがWebブラウザ機能を持つことにより、撮像装置をPCと接続してサーバから、設定アプリケーションを用いて画像パラメータファイルを撮像装置内のRAM53にダウンロードし、抽出したパラメータを撮像装置に設定してもよい。このように、撮像装置をPCに接続した際に起動する設定アプリケーション101がWebブラウザ機能を持つことによって、設定アプリケーション1つで、画像パラメータファイルのダウンロードから撮像装置、及び現像アプリケーションへの画像パラメータの設定を一括して行うことが可能になる。
また、図26に示すように撮像装置自体が無線LAN接続機能を有し、撮像装置が直接サーバへアクセスすることによって画像処理パラメータファイルをダウンロードし、撮像装置に設定しても良い。機種の判別は、撮像装置をネットワーク通信モードに切替え、サーバに撮像装置自体の機種情報を送信してサーバ上で機種判別を行っても良い。そして撮像装置内に格納されているダウンロード用のアプリケーションが起動し、判別結果に応じて画像パラメータファイルのダウンロードを行う。すると、撮像装置上で暗号化されたダウンロードファイルの復号化が行われて画像パラメータファイルが自動的に設定される。
尚、上記各実施形態においては、調整パラメータ202の変更をPC101において行う構成のみを説明したが、撮像装置104においても同様に調整パラメータの変更を行えるようにしてもよい。この場合、撮像装置104が備える表示部21と操作部22を用いて図9等により説明した各種パラメータの調整を行うことになるが、そのユーザインターフェースの具体例等は当業者には明らかであるので説明を省略する。
以上、実施形態を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、ソフトウェアのプログラムをシステム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによって前述した実施形態の機能が達成される場合を含む。この場合、供給されるプログラムは実施形態で図に示したフローチャートに対応したプログラムである。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては以下が挙げられる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などである。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることが挙げられる。この場合、ダウンロードされるプログラムは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルであってもよい。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布するという形態をとることもできる。この場合、所定の条件をクリアしたユーザに、インターネットを介してホームページから暗号を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用して暗号化されたプログラムを実行し、プログラムをコンピュータにインストールさせるようにもできる。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどとの協働で実施形態の機能が実現されてもよい。この場合、OSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれて前述の実施形態の機能の一部或いは全てが実現されてもよい。この場合、機能拡張ボードや機能拡張ユニットにプログラムが書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行なう。
Claims (21)
- 撮像装置と情報処理装置に画像処理のためのパラメータを設定するシステムであって、
前記情報処理装置において、外部装置よりパラメータファイルをダウンロードするダウンロード手段と、
前記ダウンロード手段によってダウンロードされた前記パラメータファイルに含まれている画像処理パラメータを前記撮像装置に提供する提供手段と、
前記情報処理装置において、前記パラメータファイルに含まれている画像処理パラメータを用いて画像データを処理する処理手段と、
前記ダウンロード手段によってダウンロードされた前記パラメータファイルを前記撮像装置に着脱可能な記憶媒体に記憶する記憶手段と、を備え、
前記情報処理装置と前記撮像装置は、前記ダウンロード手段でダウンロードされた1つのパラメータファイルから得られる画像処理パラメータを用いて、前記情報処理装置と前記撮像装置とで同じ特性の画像処理が実行可能であり、
前記提供手段は、
前記記憶媒体に記憶されたパラメータファイルを提示して、設定すべきパラメータファイルをユーザに選択させる選択手段を有し、
前記選択手段で選択されたパラメータファイルを前記撮像装置の機種に基づいて前記撮像装置へ提供することを特徴とするパラメータ設定システム。 - 前記パラメータファイルは、3次元ルックアップテーブル及び3次元ルックアップテーブルを生成するための高次マトリックス係数の少なくともいずれかを前記画像処理パラメータとして含むことを特徴とする請求項1に記載のパラメータ設定システム。
- 前記パラメータファイルは、更に、シャープネス、コントラスト、色合い及び色の濃さの少なくともいずれかを調整する可変パラメータを含み、
前記情報処理装置において、前記可変パラメータをユーザに調整させるためのユーザインターフェースを提供する調整手段を更に備えることを特徴とする請求項2に記載のパラメータ設定システム。 - 前記提供手段は、前記調整手段によって調整された可変パラメータを前記撮像装置に提供することを特徴とする請求項3に記載のパラメータ設定システム。
- 前記パラメータファイルは1つの機種に対応する画像処理パラメータとその機種を示す機種情報を含み、
前記提供手段は、前記選択されたパラメータファイルの機種情報が前記撮像装置に対応する場合に画像処理パラメータを前記撮像装置に提供し、前記選択されたパラメータファイルの機種情報が前記撮像装置に対応しない場合は画像処理パラメータを提供せずに警告を出力することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のパラメータ設定システム。 - 前記パラメータファイルは機種情報と画像処理パラメータのセットを複数セット含み、
前記提供手段は、前記選択されたパラメータファイルより、前記撮像装置に対応する機種情報に対応する画像処理パラメータを抽出して、前記撮像装置に提供することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のパラメータ設定システム。 - 前記提供手段は、前記選択されたパラメータファイルが前記撮像装置に対応する機種情報を含んでいない場合は、画像処理パラメータの提供を行わずに警告を出力することを特徴とする請求項6に記載のパラメータ設定システム。
- 前記ダウンロード手段によってダウンロードされた前記パラメータファイルを前記情報処理装置内の記憶媒体に記憶する記憶手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のパラメータ設定システム。
- 前記ダウンロード手段によってダウンロードされたパラメータファイルに含まれている機種情報を取得する取得手段と、
前記機種情報に基づいて、前記パラメータファイルに含まれている画像処理パラメータが当該撮像装置に対応しているかを判別する判別手段とを有し、
前記判別手段によって対応していると判断された場合に、前記提供手段は、前記撮像装置に前記画像処理パラメータを提供することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のパラメータ設定システム。 - パラメータファイルを用いて画像処理パラメータを撮像装置と情報処理装置に設定可能なパラメータ設定システムにおける撮像装置であって、
外部装置よりダウンロードされたパラメータファイルの機種情報を取得する取得手段と、
前記機種情報に基づいて、前記パラメータファイルに含まれている画像処理パラメータが当該撮像装置に対応しているかを判別する判別手段と、
前記判別手段によって対応していると判断された場合、前記パラメータファイルに含まれている画像処理パラメータを利用可能に登録する登録手段と、を備え、
前記パラメータファイルは記憶媒体に記憶されており、
前記登録手段は、前記記憶媒体に記憶されたパラメータファイルのうち、前記撮像装置に対応するパラメータファイルを機種情報に基づいて抽出、提示して、登録すべきパラメータファイルをユーザに選択させる選択手段を有することを特徴とする撮像装置。 - 前記外部装置と通信可能に接続する通信手段を更に有し、
前記登録手段は、前記通信手段を介して前記撮像装置に前記画像処理パラメータを登録することを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。 - 前記パラメータファイルは、3次元ルックアップテーブル及び3次元ルックアップテーブルを生成するための高次マトリックス係数の少なくともいずれかを前記画像処理パラメータとして含むことを特徴とする請求項10または11に記載の撮像装置。
- 前記パラメータファイルは、シャープネス、コントラスト、色合い及び色の濃さの少なくともいずれかを調整する可変パラメータを含むことを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記パラメータファイルは機種情報と画像処理パラメータのセットを複数セット含み、
前記登録手段は、前記撮像装置に対応する機種情報を含むパラメータファイルを抽出、提示することを特徴とする請求項10乃至13のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記登録手段は、前記記憶媒体に格納されているパラメータファイルに、前記撮像装置に対応する機種情報を含むものが存在しない場合、その旨の警告を出力することを特徴とする請求項10乃至14のいずれか1項に記載の撮像装置。
- さらに、前記外部装置と通信可能に接続する通信手段を有し、
前記登録手段は、前記通信手段を介して前記撮像装置に前記画像処理パラメータを登録することを特徴とする請求項10乃至15のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 撮像装置と情報処理装置に画像処理パラメータを設定するシステムにおけるパラメータ設定方法であって、
前記情報処理装置が外部装置よりパラメータファイルをダウンロードするダウンロード工程と、
前記情報処理装置が前記ダウンロード工程でダウンロードされた前記パラメータファイルに含まれている画像処理パラメータを前記撮像装置に提供する提供工程と、
前記情報処理装置が、前記パラメータファイルに含まれている画像処理パラメータを用いて画像データを処理する処理工程と、
前記ダウンロード工程によってダウンロードされた前記パラメータファイルを前記撮像装置に着脱可能な記憶媒体に記憶する記憶工程と、を備え、
前記情報処理装置と前記撮像装置は、前記ダウンロード工程でダウンロードされた1つのパラメータファイルから得られる画像処理パラメータを用いて、前記情報処理装置と前記撮像装置とで同じ特性の画像処理が実行可能であり、
前記提供工程は、
前記記憶媒体に記憶されたパラメータファイルを提示して、設定すべきパラメータファイルをユーザに選択させる選択工程を有し、
前記選択工程で選択されたパラメータファイルを前記撮像装置の機種に基づいて前記撮像装置へ提供することを特徴とするパラメータ設定方法。 - パラメータファイルを用いて画像処理パラメータを設定可能な撮像装置の制御方法であって、
着脱可能な記憶媒体に格納されたパラメータファイルの機種情報を取得する取得工程と、
前記機種情報に基づいて、前記パラメータファイルに含まれている画像処理パラメータが当該撮像装置に対応しているかを判断する判断工程と、
前記判断工程によって対応していると判断された場合、前記パラメータファイルに含まれている画像処理パラメータを利用可能に登録する登録工程と、を備え、
前記パラメータファイルは記憶媒体に記憶されており、
前記登録工程は、前記記憶媒体に記憶されたパラメータファイルのうち、前記撮像装置に対応するパラメータファイルを機種情報に基づいて抽出、提示して、登録すべきパラメータファイルをユーザに選択させる選択工程を備えることを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 請求項17に記載のパラメータ設定方法の各工程をコンピュータに実行させるための制御プログラム。
- 請求項18に記載の撮像装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるための制御プログラム。
- 請求項19または20に記載の制御プロラムを格納したコンピュータ可読媒体。
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