JP2011066090A - 基板移載装置、基板位置合わせ装置、基板移載方法およびデバイスの製造方法 - Google Patents

基板移載装置、基板位置合わせ装置、基板移載方法およびデバイスの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基板ホルダに基板を移載する基板移載装置において、相対的な位置ずれ量が大きい場合に実行する基板を基板ホルダから剥離する動作は、例えばリフトピンを用いて基板を持ち上げて行われる。しかし、強制的な剥離動作を行うと、剥離時の衝撃により基板がリフトピン上で大きくずれてしまったり、場合によっては基板がリフトピンから落下することがあった。
【解決手段】基板ホルダに基板を移載する基板移載装置であって、基板ホルダを載置するステージと、ステージに載置された基板ホルダから基板ホルダの上方へ離間させて基板を支持するリフトピンと、ステージに載置された基板ホルダとリフトピンに支持された基板の位置を検出して、基板ホルダと基板との水平面に沿った相対的なずれ量を検出する検出部とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、基板移載装置、基板位置合わせ装置、基板移載方法およびデバイスの製造方法に関する。
ウェハをウェハホルダに載置固定した後に、ウェハに設けられたアライメント用のマークを画像検出部によって検出することで、ウェハとウェハホルダ間の位置ずれ量を算出し、この位置ずれ量が規定範囲内である場合にのみ次工程への搬出を許可するウェハ移載装置が、たとえば特許文献1に紹介されている。位置ずれ量が規定範囲内でなければ、ウェハをウェハホルダから剥離し、再度ウェハを置き直す。
特開2009−54964号公報
一般的にウェハホルダは、外部から供給される電力によりウェハを静電吸着して固定する。算出された位置ずれ量が規定範囲内でなければ、一端電力の供給を停止して静電吸着を解除し、ウェハをウェハホルダから剥離する。ウェハをウェハホルダから剥離する動作は、例えば、ステージに対して進退するリフトピンを用いて、ウェハホルダの孔を貫通してウェハを持ち上げて行われる。しかしながら、電力の供給を停止した後もしばらくの間は静電力が残存しているので、十分な時間が経過する前に強制的な剥離動作を行うと、剥離時の衝撃によりウェハがリフトピン上で大きくずれてしまったり、場合によってはウェハがリフトピンから落下することがあった。一方、静電力が消滅する十分な時間の経過を待つと、スループットの低下を招くという弊害があった。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様における基板移載装置は、基板ホルダに基板を移載する基板移載装置であって、基板ホルダを載置するステージと、ステージに載置された基板ホルダから基板ホルダの上方へ離間させて基板を支持するリフトピンと、ステージに載置された基板ホルダとリフトピンに支持された基板の位置を検出して、基板ホルダと基板との水平面に沿った相対的なずれ量を検出する検出部とを備える。
上記課題を解決するために、本発明の第2の態様における基板位置合わせ装置は、上記の基板移載装置を備える。
上記課題を解決するために、本発明の第3の態様における基板移載方法は、基板ホルダに基板を移載する基板移載方法であって、基板ホルダをステージに載置するホルダ載置ステップと、リフトピンにより基板を、ステージに載置された基板ホルダから基板ホルダの上方へ離間させて支持する支持ステップと、検出部により、ステージに載置された基板ホルダとリフトピンに支持された基板の位置を検出して、基板ホルダと基板との水平面に沿った相対的なずれ量を検出する検出ステップとを備える。
上記課題を解決するために、本発明の第4の態様における基板ホルダを用いて製造されるデバイスの製造方法は、基板ホルダに基板を移載する基板移載工程として、基板ホルダをステージに載置するホルダ載置ステップと、リフトピンにより基板を、ステージに載置された基板ホルダから基板ホルダの上方へ離間させて支持する支持ステップと、検出部により、ステージに載置された基板ホルダとリフトピンに支持された基板の位置を検出して、基板ホルダと基板との水平面に沿った相対的なずれ量を検出する検出ステップとを含む。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
ウェハ移載システムの構成を概略的に示す斜視図である。 ウェハを移載する様子を示す斜視図である。 ウェハのノッチとアライメントマークの関係を示す図である。 ウェハ移載装置の断面を概略的に示す図である。 ウェハとステージの位置関係を示す図である。 ウェハ移載処理についての制御フロー図である。 基板位置合わせ装置に適用した場合を説明する図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態にかかるウェハ移載装置70を含むウェハ移載装置システムの構成を概略的に示す斜視図である。ウェハ移載システムは、ウェハ移載装置70の他にウェハローダ30、ウェハノッチ検出装置40、ウェハ搬送部50、ウェハホルダローダ60および制御演算部90を備える。ウェハ移載システムは、半導体基板であるウェハ10を基板ホルダとしてのウェハホルダ20へ、予め定められた相対的な位置関係となるように移載するシステムである。各装置の各要素は、ウェハ移載システム全体の制御および演算を司る制御演算部90、または要素ごとに設けられた制御演算部が、統合制御、協調制御を行うことにより動作する。なお、以下においてxyz軸を図1に示すように定める。
ウェハローダ30は、ウェハ10を所定の保管場所からウェハノッチ検出装置40の回転テーブル41へ搬入載置する、多関節構造を備えたロボットアームである。ウェハローダ30のウェハ保持部31は、ウェハを静電吸着する吸着機構を備え、搬送中もウェハ10を安定的に保持する。
ウェハノッチ検出装置40は、ノッチ11の位置を検出することにより、ウェハ10の姿勢を外形基準で同定する。ノッチ11は、略円形を成すウェハ10の円周部に設けられた切欠きであり、例えば図示するように三角形状に切り欠かれている。ノッチ11により、ウェハ10のxy平面内における回転位相を外形基準で把握することができる。
具体的には、ウェハローダ30により回転テーブル41に載置されたウェハ10を回転する。回転テーブル41には、回転テーブル41を回転させるモータに加え、モータの回転量あるいは回転テーブル41の回転量を検出するロータリエンコーダが内蔵されており、載置されたウェハ10の回転量を監視する。なお、回転テーブル41は、ウェハ10を吸着固定する静電吸着機構を備える。
ラインセンサ42は、回転するウェハ10の外周部を、その投光部と受光部が挟み込むように配置されたノッチ検出センサである。投光部は、例えば赤外線であるライン状の平行光をウェハ10の面に向かって照射する。平行光は、ノッチ11以外の外周部において遮断され、受光部に到達しない。一方ノッチ11に対して平行光が照射されているときには、ウェハ10の表面に遮断されることなく受光部に到達する。したがって、受光部の出力を監視すればノッチ11の位置を検出することができる。そして、ロータリエンコーダの出力と合わせて演算することにより、ウェハ10のxy平面内における回転位相を検知することができる。検知した回転位相は、制御演算部90が備える記憶部に一時的に記憶される。
ウェハ搬送部50は、回転位相の検出を終えたウェハ10を、ウェハノッチ検出装置40からウェハ移載装置70へ搬送する搬送装置である。ウェハ搬送部50の先端には、吸着機構を備えたウェハ保持アーム51が設けられており、ウェハ10を安定的に搬送する。具体的には、検出した回転位相に基づいてウェハ10を回転テーブル41により所定の方向に向ける調整を行った後、ウェハホルダ20が載置されたステージ71の上方まで、ウェハ10の姿勢を維持したまま搬送する。
一方、ウェハホルダローダ60は、ウェハホルダ20を所定の保管場所からウェハ移載装置70のステージ71に搬送する搬送装置である。ウェハホルダローダ60の先端には、ウェハホルダ20の周縁部を挟み込むハンド部61が設けられており、ウェハホルダ20を挟持して安定的に搬送する。
ウェハ移載装置70は、ウェハホルダ20に対してウェハ10を精確に位置決めして載置し、一体化された状態を形成する装置である。一体化された状態を以下においてワークと呼ぶ。ウェハ移載装置70は、ステージ71をx軸方向に移動するxテーブル73およびy軸方向に移動するyテーブル74を有する。ステージ71をx軸方向に所定距離移動させたい場合には、制御演算部90が図示しないアクチュエータを駆動することによりxテーブル73を移動させる。同様に、ステージ71をy軸方向に所定距離移動させたい場合には、制御演算部90が図示しないアクチュエータを駆動することによりyテーブル74を移動させる。また、制御演算部90は図示しないアクチュエータを駆動することにより、ステージ71をz軸周りに所定の回転角だけ回転させることができる。このような構成を採用することにより、ステージ71に載置されたウェハホルダ20を、xy平面内において任意の位置に任意の姿勢で静止させることができる。
ステージ71は、ステージ表面72に設けられた複数の吸引口75を介してウェハホルダ20の裏面を真空吸着する。吸引口75に接続された管の他端は、図示しない排気装置に接続されている。また、ステージ71には、複数の貫通孔76が設けられており、ステージ71の内部に収納されたリフトピン77がステージ表面72から突出する場合に、その挿通を許容する。突出した複数のリフトピン77は、その先端で形成する仮想的な面においてウェハ10を仮置きすることができる。それぞれのリフトピン77の先端には吸引孔が設けられており、仮置きされたウェハ10を真空吸着により仮固定することができる。
また、ステージ表面72には、2本の位置決めピン78が設けられており、ウェハホルダ20の裏面に設けられた位置決め穴と嵌合して、ウェハホルダ20をステージ71の所定の位置に位置決めする。さらに、ステージ表面72には電力供給ピン79が設けられており、ウェハホルダ20の裏面に設けられた電力供給端子と接続して、ウェハホルダ20に電力を供給する。電力供給端子から電力を供給されたウェハホルダ20は、その内部に設けられた電極によりウェハ保持面21に電位差を生じさせ、ウェハ10を静電吸着させる。
ウェハ移載装置70はさらに、制御演算部90に接続された撮像素子と、ステージ71に載置されたウェハホルダ20とその上方に位置するウェハ10を俯瞰してその一部の像を撮像素子に結像させる光学系とを有する撮像ユニット80を備える。撮像ユニット80は、例えばウェハ移載装置70の天井フレームなど、ステージ71の移動に伴う振動の影響を受けない場所に固定されている。
ウェハホルダ20には、その中央部に一段窪ませてウェハ保持面21が設けられている。また、ウェハホルダ20の周辺部には、ウェハホルダ20の指標として複数のフィディシャルマーク22が設けられている。制御演算部90は、撮像ユニット80によりフィディシャルマーク22を検出することでウェハホルダ20の姿勢を同定する。また、ウェハ保持面21には、複数の挿通孔23が設けられており、ウェハホルダ20の表裏を貫通する。
図2は、ウェハ10をウェハホルダ20へ移載する様子を示す斜視図である。図は、ウェハホルダローダ60により、ウェハホルダ20がステージ71に載置固定された後の状態を示す。複数のリフトピン77は、ステージ71の貫通孔76を突き抜け、さらにウェハホルダ20の挿通孔23から突出して、ウェハ10の仮置きを許容する受渡面を形成する。
ウェハ10を保持したウェハ搬送部50は、複数のリフトピン77の上方へ移動し、ウェハ保持アーム51を複数のリフトピン77の間に差し入れて、ウェハ10を受渡面に受け渡す。受渡面においてウェハ10がリフトピン77に仮置きされた後の処理動作については後述する。
図3は、ウェハ10のノッチ11とアライメントマーク12の関係を示す図である。アライメントマーク12は、ウェハ10の回路形成面に設けられた複数の指標であり、回路形成面に区画形成されて造り込まれた複数の回路領域との相対的な位置関係を規定する。したがって、回路領域を基準としてウェハ10の姿勢を同定する場合には、アライメントマーク12を検出する。
アライメントマーク12は、回路形成面に設けられた指標であるが、回路領域内の回路素子とは無関係に設けても良いし、回路の構成要素であって指標として利用できるものを用いても良い。例えば、積層型半導体チップの製造においては、層間の接続にTSV(Through Si Via)がよく利用されるが、TSVの先端をアライメントマーク12として用いることができる。また、ウェハ10を切断して半導体チップに個片化するときの切断予定線であるスクライブラインの交差箇所を、アライメントマーク12として用いることもできる。
複数のウェハ10に対して互いの回路形成面を貼り合わせて積層型半導体チップを製造する三次元実装においては、ウェハ10の外形を基準として貼り合わせるのではなく、回路形成面に形成された回路領域を基準として貼り合わされる。つまり、互いのアライメントマーク12を検出して、対応するアライメントマーク同士の相対的な誤差をできる限り小さくして貼り合わされる。しかしながら、アライメントマーク12の精確な検出は、比較的倍率の高い撮像ユニットを必要とするので、ウェハ10の姿勢が全くわからない状態からアライメントマーク12のサーチを始めると、その位置を検出するまでに膨大な時間を要してしまう。そこで、ノッチ11を検出して、外形基準によるウェハ10の姿勢を同定する。このとき、例えば図3に示すように、ノッチ11を検出して得られる外形基準の姿勢と、アライメントマーク12を検出して得られる回路領域基準の姿勢では、x軸およびy軸方向に(x,y)、z軸周りにθのずれ量が存在する。しかし、このずれ量はわずかであるので、一旦外形基準でウェハ10の姿勢を同定できれば、アライメントマーク12のサーチに必要な時間は大幅に削減できる。また、サーチに要するステージ71の移動も少なくすることができる。
ウェハノッチ検出装置40では、ウェハ10の外形基準による姿勢を同定することができる。したがって、ウェハ10をウェハノッチ検出装置40からウェハ移載装置70へ搬送するときは、ウェハ移載装置70においてウェハ保持面21に載置する目標姿勢となるように、外形基準で同定したウェハ10の姿勢を調整した上で、ウェハ保持アーム51で保持して搬送する。
図4は、ウェハ移載装置70の断面を概略的に示す図である。ただし、特に各要素が断面に現れるように図示し、また、一部の要素を簡略化している。図は、リフトピン77がステージ71の貫通孔76を突き抜け、さらにウェハホルダ20の挿通孔23から突出して形成された受渡面に、ウェハ10が仮置きされている状態を示す。
受渡面における仮置きは、上述のように、外形基準で同定したウェハ10の姿勢に基づいて行われている。ただし、ウェハ搬送部50の搬送に伴う誤差、ウェハ保持アーム51がウェハ10の着脱に伴う誤差などが累積されるので、実際には目標姿勢の通りに仮置きされているわけではない。そこで、撮像ユニット80を用いてアライメントマーク12を検出することにより、ウェハ10の精確な姿勢を求める。また、ウェハホルダ20に設けられたフィディシャルマーク22を検出することにより、ウェハホルダ20の精確な姿勢を求める。さらに、これらの検出結果から、ウェハホルダ20とウェハ10の相対的なずれ量を求める。
図5は、ウェハ10とステージ71の位置関係を示す図である。ウェハ10は、ウェハホルダ20の上方で少なくとも4つの位置をとり得る。上述のように、ウェハ保持アーム51によって搬入出されるウェハ10を授受する位置が授受位置14である。授受位置14でウェハ10を受け取ると、リフトピン77を一旦持ち上げて待機位置13までウェハ10を移動させる。この状態でウェハ保持アーム51をウェハホルダ20の上部から後退させる。
ウェハ保持アーム51が後退すると、リフトピン77を引き下げて計測位置15にウェハ10を移動させる。このとき、ウェハ10とウェハホルダ20のウェハ保持面21との間には空隙が存在し、互いに接触していない。このときの空隙量は、撮像ユニット80が奥行き方向の異なるアライメントマーク12とフィディシャルマーク22を共に検出することを考慮すれば、両者が被写界深度内に存在することが好ましく、また、リフトピン77の並進ずれを考慮すれば、その後の移動量は少ないことが好ましいので、できる限り小さい方が良い。一方で、例えば3本のリフトピン77でウェハ10の周辺部分を支持した場合、ウェハ10の自重による撓みの影響で、ウェハ10の中心付近の空隙量は、周辺部分のそれよりも小さくなる。すると、空隙量を小さくしすぎると、中心付近でウェハ保持面21と接触してしまい、ずれ量の検出に悪影響を及ぼす。したがって、設定されるべき空隙量は、この撓み量より若干大きい位が良い。具体的には、SEMI規格の200mmウェハでは撓み量が約50μmであり、300mmのウェハでは220μmであるので、計測対象となるウェハ10のサイズに応じて適宜空隙量を変更することが好ましい。つまり、ウェハサイズが大きいほど空隙量も大きく設定すると良い。
なお、撮像ユニット80の光学系は、計測位置15にあるウェハ10のアライメントマーク12も、ウェハホルダ20のフィディシャルマーク22も共に被写界深度内に収まるように設計されている。つまり、焦点調整を行わなくても共に焦点が合っている状態を実現している。具体的には、例えば、少なくともこの領域において像側テレセントリックに近似される光学設計がなされている。
そして、後述の検出処理を行った後にリフトピン77をさらに引き下げて、ウェハ10をウェハ保持面21に吸着保持させる吸着位置16まで移動させる。このとき、リフトピン77は、引き下げの動作に伴ってウェハ10との接触を離脱し、挿通孔23を通って、ステージ71の退避位置まで移動する。
ウェハ10の姿勢、ウェハホルダ20の姿勢およびウェハホルダ20とウェハ10の相対的なずれ量の検出は、リフトピン77がウェハ10を計測位置15で支持する状態において実行する。複数のアライメントマーク12の検出は、対象となるアライメントマーク12が撮像ユニット80の直下に位置するように、ステージ71をxy平面内で移動させておこなう。例えば、対象となるアライメントマーク12の中心が、撮像ユニット80の撮像素子の中心画素と一致したときの、ステージ71の移動量をもってそのアライメントマーク12の位置を決定する。このように決定された複数のアライメントマーク12の位置から、回路領域を基準としたウェハ10の精確な姿勢が求められる。つまり、ウェハ10の姿勢として、ステージ71の基準座標に対しての並進偏心量(x,y)と回転偏心量θが求められる。
同様に、複数のフィディシャルマーク22の位置検出も行われる。そして決定されたフィディシャルマーク22の位置からウェハホルダの精確な姿勢が求められる。つまり、ウェハホルダ20の姿勢として、ステージ71の基準座標に対しての並進偏心量(x,y)と回転偏心量θが求められる。
ウェハ10の姿勢とウェハホルダ20の姿勢が求められると、次に相対的なずれ量が求められる。ずれ量は、x軸方向のずれ量としてΔx=x−xにより求められ、y軸方向のずれ量としてΔy=y−yにより求められ、z軸周りの回転方向のずれ量としてΔθ=θ−θにより求められる。
次に、ウェハ10をウェハホルダ20に載置してワークを形成するまでの、一連のウェハ移載処理について説明する。図6は、ウェハ移載処理についての制御フロー図である。各々のステップは、それぞれのセンサからの出力を受けて、またはそれぞれの駆動部に対して、制御演算部90が制御を行う。
ステップS101では、まず、ウェハホルダローダ60により、ウェハホルダ20をステージ71へ搬入する。ウェハホルダ20は、吸引口75を介してステージ71へ吸着固定される。ウェハホルダ20がステージ71へ吸着固定されると、ステップS102で、撮像ユニット80を用いてウェハホルダ20の姿勢を求める。この処理により、上述のように、ウェハホルダ20の姿勢として、ステージ71の基準座標に対しての並進偏心量(x,y)と回転偏心量θが求められる。
ウェハホルダ20の姿勢を求めると、次に、ステップS103でウェハ10をウェハ移載装置70へ搬入する。なお、この処理に先立って、ウェハ10は、ウェハノッチ検出装置40を用いて外形基準の姿勢が検出されており、この姿勢に基づいて調整された目標姿勢で、ウェハ保持アーム51により搬入される。なお、このときのウェハ10の目標姿勢とは、予定通り載置された場合のウェハホルダ20に対するずれ量が0となる姿勢である。ウェハ10の搬入は、上述のように、リフトピン77が突出して形成する受渡面に受け渡すことにより行う。このときのウェハ10の位置は、図5で示す授受位置14である。
そして、ウェハ10を仮置きしたリフトピン77は、ステップS104で一旦持ち上げられ、ウェハ10を待機位置まで移動する。そして、ウェハ保持アーム51をウェハホルダ20の上方から後退させる。ウェハ保持アーム51が後退して障害物がなくなった後、リフトピン77を引き下げて、ウェハ10を計測位置15へ移動させる。
計測位置15へ移動されたウェハ10に対して、複数のアライメントマーク12の検出を行う。これにより、上述のように、ウェハ10の姿勢として、ステージ71の基準座標に対しての並進偏心量(x,y)と回転偏心量θが求められる。
ステップS102とステップS106により、ウェハホルダ20の姿勢と、ウェハ10の姿勢が求められたので、ステップS107ではこれらに基づいて相対的なずれ量Dを求める。そして、求めたずれ量Dが予め定められた限界ずれ量Dよりも小さいか否かを判断する。上述のように、x軸方向のずれ量Δx、y軸方向のずれ量Δyおよびz軸周りの回転方向のずれ量Δθがそれぞれ求められるが、相対的なずれ量Dとしては、様々な形式で求めることができる。たとえば、D=(Δx,Δy,Δθ)とし、限界ずれ量DをD=(Δx,Δy,Δθ)と定めて、いずれか一つの要素でも定められた限界ずれ量を超えれば、ステップS107でNOに進むようにしても良い。あるいは、ずれ量Dを評価関数としてD=Δx+Δy+Δθで表し、予め定められた定数Dと比較して判断しても良い。その他適宜評価関数を変更して判断しても良い。つまり、ウェハ10とウェハホルダ20の相対的なずれ量が、後の工程において許容できるか、または、悪影響を与えるものかを判断できれば良い。例えば、後の工程の一つとして、相対する2枚のウェハ10を高精度に位置合わせをする工程を考えた場合、ワークを載置するステージを回転できる量は小さな範囲に限られているが、この許容回転角を基準としてDを定めても良い。
ステップS107で、相対的なずれ量Dが限界ずれ量Dよりも小さいと判断されれば、ステップS108へ進む。ステップS108では、計測位置15にあるウェハ10を、リフトピン77をステージ71の退避位置まで引き下げることにより、ウェハ保持面21である吸着位置16まで移動させる。そして、ステップS109で、ウェハ10はウェハホルダ20の静電吸着力によりウェハホルダ20に固定されて、一体化されたワークを形成する。
ワークが形成されると、ステップS110へ進み、もしワーク形成時にステージ71の移動がなされていれば、ステージ71を初期状態である元の位置に再び戻す。この移動動作を行うことにより、ワーク搬出時に搬出アームがいずれかの構造物と干渉する恐れがなくなる。ワークの搬出アームは、ウェハホルダローダ60を兼用しても良いし、別体として設けても良い。そして、ワークを搬出して一連の処理を終了する。
ステップS107で、相対的なずれ量Dが限界ずれ量D以上と判断されれば、ステップS111へ進む。ステップS111では、相対的なずれを修正する動作を行った回数をカウントするリトライカウンタRをインクリメントする。なお、初期値は0である。そして、ステップS112へ進み、リトライカウンタRが上限回数であるRより小さいか否かを判断する。上限回数Rに達していたら、ステップS113へ進みエラー処理を行う。具体的には、ウェハ10の不良、ウェハホルダ20の不良等が考えられるので、これらの回収作業を行い、一連の処理を終了する。
ステップS112で、リトライカウンタRがまだ上限回数Rに達していなければ、ステップS114へ進む。ステップS114では、計測位置15にあるウェハ10を授受位置14まで持ち上げ、ウェハ保持アーム51を差し入れて、ウェハ10の保持をウェハ保持アーム51に移す。そしてステップS115で、リフトピン77を退避位置まで退避させる。つまり、リフトピン77をステージ71の内部に収納し、ウェハ10をステージ71の上方で、ウェハ移載装置70の構造物とは非接触で待機させる。
そして、ステップS116では、ウェハ10とウェハホルダ20の相対的なずれ量を相殺すべく、ステージ71を移動する。具体的には、まず回転方向のずれ量であるΔθだけステージ71を回転する。次にx軸およびy軸方向のずれを修正するが、Δθ回転したことにより、ウェハホルダ20の中心位置(x,y)が(xh',yh')へ移動するので、その分を加味して移動量を算出する。具体的には、x軸方向の移動量はx−xh'であり、y軸方向の移動量はy−yh'である。ここで、xh'はx・cos(Δθ)−y・sin(Δθ)で求められ、yh'はx・sin(Δθ)+y・cos(Δθ)で求められる。このようにして求められた移動量に基づいて、ステージ71を移動する。
ステップS116でステージ71を移動して、ウェハ10とウェハホルダ20の相対的なずれを解消すると、再びステップS104へ戻り、再度一連の処理を繰り返す。この場合、すでに相対的なずれを解消しているので、ステップS107では、限界ずれ量Dよりも小さいと判断されることが期待できる。そして、ステップS108からステップS19を経由し、ステップS110では、ステップS116で移動した移動量だけステージ71を戻す処理を行って、一連の処理を終了する。
以上のようにウェハ移載装置70を構成すると、ウェハ10がウェハホルダ20と接触する直前において、つまりわずかに空隙を挟んでウェハ10の姿勢を同定するので、ウェハ10をウェハホルダ20から剥離する動作を伴わない。したがって、剥離時に生じうる衝撃がウェハ10に加わる恐れがないので、ウェハ10がリフトピン77上で位置ずれを生じたり、ひいては落下することはない。
以上の実施形態においては、ウェハ移載システムを構成するウェハ移載装置70として存在する場合を説明した。しかし、ウェハ移載装置70は、他の装置に組み込まれて同様の処理を行うこともできる。その一例として基板位置合わせ装置に適用した場合を簡単に説明する。図7は、基板位置合わせ装置に適用した場合を説明する図である。
まず、基板位置合わせ装置としての説明をする。基板位置合わせ装置は、互いに対向して第1測定顕微鏡301と第2測定顕微鏡302を備える。第1測定顕微鏡301は筐体の天井フレームに固定され、第2測定顕微鏡302は第1ステージ303に設置される。第1ステージ303は、駆動装置307に設置され、図示しない制御演算部の制御によりxyz方向およびθxθyθz方向の6軸方向に移動する。第1ステージ303はその中央部に球面台座308を備え、駆動装置307は第1ステージ303を球面台座308に沿って駆動することにより、θxθy方向に移動させる。xy方向の移動距離およびz軸周りの回転方向であるθz方向の回転量は、レーザー光波干渉式の測長器であるXY干渉計306により、第1ステージ303の端部に設けられた反射ミラー305を用いて検出される。なお、XY干渉計306および反射ミラー305は、XY方向の移動量およびθz方向の回転量が検出できるように、適当な位置に複数設置されている。
第1ウェハホルダ101と第1ウェハ100は、搬送ロボットに把持されて、第1ステージ303に搬入される。同様に、第2ウェハホルダ201と第2ウェハ200は、搬送ロボットに把持されて、第2ステージ304に搬入される。
第1測定顕微鏡301は、図示されない制御演算部に接続された撮像素子と、第1ステージ303に第1ウェハホルダ101を介して載置された第1ウェハ100の一部分の像を撮像素子に結像させる光学系とを備える第1撮像ユニットを構成する。同様に、第2測定顕微鏡302は、図示されない制御演算部に接続された撮像素子と、第2ステージ304に第2ウェハホルダ201を介して載置された第2ウェハ200の一部分の像を撮像素子に結像させる光学系とを備える第2撮像ユニットを構成する。
第1測定顕微鏡301により第1ウェハ100の所定の部分を観察するときには、制御演算部は、その観察部分が第1測定顕微鏡301の視野内に位置するように、駆動装置307を駆動して第1ステージ303を移動させる。第2測定顕微鏡302により第2ウェハ200の所定の部分を観察するときには、制御演算部は、その観察部分が第2測定顕微鏡302の視野内に位置するように、駆動装置307を駆動して第1ステージ303を移動させる。なお、第1測定顕微鏡301と第2測定顕微鏡302のそれぞれの光軸は、互いに対向したときに一致するよう予め調整されている。
第1測定顕微鏡301および第2測定顕微鏡302により第1ウェハ100と第2ウェハ200の精確な姿勢を把握して、互いの接合面を接触させる。そして、第1ウェハホルダ101の吸着子と第2ウェハホルダ201のマグネットを作用させることで、第1ウェハ100および第2ウェハ200を挟持した状態で、第1ウェハホルダ101と第2ウェハホルダ201を一体化して固定する。一体化されたウェハホルダ対は、搬送ロボットに把持されて、基板位置合わせ装置から次工程を担う装置へ向けて搬出される。
以上のような基板位置合わせ装置において、第1ステージ303は、上述のウェハ移載装置70におけるステージ71と同様の構成を備えている。さらに、第1測定顕微鏡301は、ウェハ移載装置70における撮像ユニット80と同じ役割を担うことができる。したがって、上述の実施形態と同様のフローにより、搬送ロボットを用いて第1ウェハホルダ101と第1ウェハ100を第1ステージ303へ搬入すれば、相互のずれ量が限界ずれ量D以下であるワークを形成することができる。
また、第2ステージ304へ載置する第2ウェハ200と第2ウェハホルダ201のワークは、一旦第1ステージ303側でワークを形成した後に、反転して第2ステージ304へ載置すれば良い。以上のように、ウェハ移載装置70を、基板位置合わせ装置に適用することができる。この場合、多くの構成要素が複数の機能を担うように共用することができるので、追加する構成要素をほとんど必要とせず好都合である。
以上、本発明を上述の実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
なお上述の各処理の実行順序は、特段明示した場合を除き任意の順序で実現し得ることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 ウェハ、11 ノッチ、12 アライメントマーク、13 待機位置、14 授受位置、15 計測位置、16 吸着位置、20 ウェハホルダ、21 ウェハ保持面、22 フィディシャルマーク、23 挿通孔、30 ウェハローダ、31 ウェハ保持部、40 ウェハノッチ検出装置、41 回転テーブル、42 ラインセンサ、50 ウェハ搬送部、51 ウェハ保持アーム、60 ウェハホルダローダ、61 ハンド部、70 ウェハ移載装置、71 ステージ、72 ステージ表面、73 xテーブル、74 yテーブル、75 吸引口、76 貫通孔、77 リフトピン、78 位置決めピン、79 電力供給ピン、80 撮像ユニット、90 制御演算部、100 第1ウェハ、101 第1ウェハホルダ、200 第2ウェハ、201 第2ウェハホルダ、301 第1測定顕微鏡、302 第2測定顕微鏡、303 第1ステージ、304 第2ステージ、305 反射ミラー、306 XY干渉計、307 駆動装置、308 球面台座

Claims (10)

  1. 基板ホルダに基板を移載する基板移載装置であって、
    前記基板ホルダを載置するステージと、
    前記ステージに載置された前記基板ホルダから前記基板ホルダの上方へ離間させて前記基板を支持するリフトピンと、
    前記ステージに載置された前記基板ホルダと前記リフトピンに支持された前記基板の位置を検出して、前記基板ホルダと前記基板との水平面に沿った相対的なずれ量を検出する検出部と
    を備える基板移載装置。
  2. 前記検出部は、前記基板ホルダに設けられたホルダ指標と、前記基板に設けられた基板指標を検出することにより、それぞれの位置を検出する請求項1に記載の基板移載装置。
  3. 前記検出部は、前記ステージに対向して設置され、前記ホルダ指標の検出と前記基板指標の検出を共に行う一つの撮像ユニットを備える請求項2に記載の基板移載装置。
  4. 前記撮像ユニットは、前記ホルダ指標の像と前記基板指標の像を共に被写界深度内に結像させる光学系を備える請求項3に記載の基板移載装置。
  5. 前記リフトピンは、前記基板を支持する支持位置の他に前記基板から退避する退避位置をとり、
    前記検出部により演算された前記ずれ量が所定値よりも小さい場合には、前記リフトピンが前記退避位置に移動する動作に伴い、前記基板を前記基板ホルダに載置する請求項1から4のいずれか1項に記載の基板移載装置。
  6. 前記ステージを前記水平面内の方向に移動する移動機構を備え、
    前記検出部により検出された前記ずれ量が所定値以上の場合には、前記ずれ量を相殺するように前記移動機構により前記ステージを移動する請求項1から5のいずれか1項に記載の基板移載装置。
  7. 前記移動機構は、前記ずれ量を相殺するように前記ステージを移動させ、前記基板を前記基板ホルダに載置した後に、前記ステージを元の位置に戻す請求項6に記載の基板移載装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の基板移載装置を備える基板位置合わせ装置。
  9. 基板ホルダに基板を移載する基板移載方法であって、
    前記基板ホルダをステージに載置するホルダ載置ステップと、
    リフトピンにより前記基板を、前記ステージに載置された前記基板ホルダから前記基板ホルダの上方へ離間させて支持する支持ステップと、
    検出部により、前記ステージに載置された前記基板ホルダと前記リフトピンに支持された前記基板の位置を検出して、前記基板ホルダと前記基板との水平面に沿った相対的なずれ量を検出する検出ステップと
    を備える基板移載方法。
  10. 基板ホルダを用いて製造されるデバイスの製造方法であって、
    前記基板ホルダに基板を移載する基板移載工程は、
    前記基板ホルダをステージに載置するホルダ載置ステップと、
    リフトピンにより前記基板を、前記ステージに載置された前記基板ホルダから前記基板ホルダの上方へ離間させて支持する支持ステップと、
    検出部により、前記ステージに載置された前記基板ホルダと前記リフトピンに支持された前記基板の位置を検出して、前記基板ホルダと前記基板との水平面に沿った相対的なずれ量を検出する検出ステップと
    を含むデバイスの製造方法。
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