JP2011065844A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】支柱による照明取付部材の支持を安定させ、かつ直接照明および間接照明で同時に什器上を照らすこと。
【解決手段】什器上方に延設されるとともに上下両面に照明器具を取付可能な主板部4、および該主板部4の両側縁からそれぞれ上下に突出する一対の側板部5を有する照明取付部材6と、什器から上方に向けて延在し、上端面が主板部4の下面に当接して固定されるとともに上端部が一対の側板部5間に嵌合された支柱7とを備える照明装置1を提供する。
【選択図】図4

Description

本発明は、オフィス等の執務空間にて使用される什器用の照明装置に関する。
オフィス等の執務空間にて使用される作業用天板を有する什器においては、天板上での作業性向上のため、天板上の照度が十分に確保されることが望ましい。一般的には、執務空間の天井に取り付けられた天井照明と、この天井照明での不足分を補う照明装置とによって照度が確保されている。
この種の照明装置として、例えば下記特許文献1に示すような、天板から起立させた一対の支柱と、これら支柱の上端部間に架け渡した照明取付部材(横架材)とを備え、この照明取付部材に照明器具を取付可能な構成が知られている。前記照明取付部材は、各支柱の上端部に相手側の支柱に向けて延びるように溶接したアームに締着されることで、支柱の上端部に結合されている。
またこの照明装置は、照明取付部材への照明器具の取付態様を、直接照明を行う取付態様および間接照明を行う取付態様のいずれかから選択できるように構成されている。
特許第3506060号公報
しかしながら、前記従来の照明装置では、照明取付部材がアームを介して支柱の上端部に結合された片持ち構造であることから、照明取付部材に水平方向および鉛直方向のいずれの方向から力が加えられた場合であっても、支柱に大きな曲げモーメントが作用し、支柱による照明取付部材の支持が不安定になるという問題がある。
さらに、直接照明および間接照明のいずれかを選択できるものの、両方を同時に採用して天板上を照らすことができないという問題もある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、支柱による照明取付部材の支持を安定させ、かつ直接照明および間接照明で同時に什器上を照らすことができる照明装置を提供することである。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る照明装置は、什器上方に延設されるとともに上下両面に照明器具を取付可能な主板部、および該主板部の両側縁からそれぞれ上下に突出する一対の側板部を有する照明取付部材と、前記什器から上方に向けて延在し、上端面が前記主板部の下面に当接して固定されるとともに上端部が前記一対の側板部間に嵌合された支柱とを備えていることを特徴とする。
この構成によれば、支柱の上端部が一対の側板部間に嵌合されているので、照明取付部材に水平方向に加えられた力を、側板部から支柱に直接伝えることができる。また、支柱の上端面が主板部の下面に当接しているので、照明取付部材に鉛直方向に加えられた力を、軸力として支柱に受け止めさせることができる。
以上より、照明取付部材に水平方向および鉛直方向のいずれの方向から力が加えられた場合であっても、前記従来技術のような片持ち構造に比べて、支柱に大きな曲げモーメントが作用するのを抑えることが可能になり、支柱による照明取付部材の支持を安定させることができる。
また、主板部の上下両面に照明器具が取付可能なので、上下両面に照明器具を取り付けることで、直接照明および間接照明で同時に什器上を照らすことができる。すなわち、上面に取り付けられた照明器具からの光が、例えば天井などに反射して間接照明として什器上を照らすとともに、下面に取り付けられた照明器具からの光が、直接照明として什器上を照らすこととなる。またこの際、主板部の両側縁からそれぞれ上下に突出する一対の側板部によって、照明器具からの光が側方に漏れるのが抑制される。
また、前記一対の側板部は、それぞれの下端が前記支柱の上端部の側面に当接することで前記支柱に外嵌するとともに、それぞれの下端から前記主板部との連結部分に向かうに従い互いに離間していても良い。
この構成によれば、一対の側板部が、それぞれの下端から前記連結部分に向かうに従い互いに離間しているので、両側板部の下端間を狭め、主板部の下面に取り付けられる照明器具からの光が照明取付部材から側方に漏れるのを抑制しつつ、該照明器具の設置スペースを確保することができる。
また、前記側板部の下端には、前記支柱の上端部の側面に当接する下補助片が上方に向けて延設されていても良い。
この構成によれば、側板部の下端に下補助片が延設されているので、照明取付部材に水平方向から加えられた力を、側板部の下端および下補助片の双方から上下方向に分散させて支柱に伝えることが可能になり、支柱による照明取付部材の支持をより安定させることができる。
また、下補助片が、側板部の下端に上方に向けて延設されていることから、この下補助片が、照明取付部材の外部に露出するのではなく一対の側板部間に収容されることとなり、照明装置の体裁を良好なものに維持することができる。また、このように下補助片が一対の側板部間に収容されることから、下補助片を、主板部の下面に取り付けられた照明器具のリフレクタとして機能させることもできる。
また、前記主板部の下面には、前記支柱の上端部の側面に当接する上補助片が下方に向けて延設されていても良い。
この構成によれば、主板部の下面に上補助片が延設されているので、照明取付部材に水平方向から加えられた力を、上補助片から支柱に伝えることが可能になり、支柱による照明取付部材の支持をより安定させることができる。
また、前記上補助片は、前記支柱の上端部の側面に前記側板部側から当接していても良い。
この構成によれば、上補助片が、支柱の上端部の側面に側板部側から当接しているので、水平方向のうち側板部側から照明取付部材に加えられた力を、側板部の下端および上補助片の双方から上下方向に分散させて支柱に伝えることが可能になり、支柱による照明取付部材の支持をより一層安定させることができる。
また、前記一対の側板部は、それぞれの前記連結部分から上下両端に向かうに従い互いに近接するように湾曲形成されていても良い。
この構成によれば、一対の側板部が、それぞれの前記連結部分から上下両端に向かうに従い互いに近接するように湾曲形成されているので、照明装置の体裁を良好に収めることができる。
また、前記主板部には、上下に連通する連通路が形成されていても良い。
この構成によれば、主板部に連通路が形成されているので、主板部の上下間で照明器具の配線を引き回すことができる。
また、前記照明取付部材に着脱可能に装着され、前記一対の側板部間において前記主板部よりも下側に位置する空間を覆うカバー体を備えていても良い。
この構成によれば、カバー体を備えているので、側板部の下面に照明器具を取り付けない状態で当該照明装置を使用する場合であっても、照明取付部材にカバー体を装着することで、一対の側板部間において主板部よりも下側に位置する空間がカバー体で覆われ外部に露出されることがなく、照明装置の体裁を良好に収めることができる。
本発明に係る照明装置によれば、支柱による照明取付部材の支持を安定させ、かつ直接照明および間接照明で同時に什器上を照らすことができる。
本発明の一実施形態に係る照明装置の斜視図である。 図1に示す照明装置の側面図であって、要部を破断した図である。 図1に示す照明装置の上面図である。 図2に示す断面矢視A−A図である。 図4に示す断面矢視D−D図である。 図1に示す照明装置に取り付けられた照明器具の斜視図である。 図2に示す断面矢視B−B図である。 図2に示す断面矢視C−C図である。 図1に示す照明装置にカバー体を取り付けた状態を示す断面図である。 図1に示す照明装置に取り付け可能な照明器具の斜視図である。 図1に示す照明装置に図10に示す照明器具を取り付けた状態を示す断面図である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係る照明装置を説明する。
図1から図4に示すように、照明装置1は、テーブル(什器)2上方に延設されるとともに上下両面に照明器具3を取付可能な主板部4、および該主板部4の両側縁からそれぞれ上下に突出する一対の側板部5を有する照明取付部材6と、テーブル2から上方に向けて延在し、上端面が主板部4の下面に当接して固定されるとともに上端部が一対の側板部5間に嵌合された支柱7とを備えている。
図1に示すように、テーブル2は、平面視矩形状の天板2aを備えている。
図5に示すように、支柱7には、上下方向Zに延びる配線空間11が形成されている。支柱7は、上下方向Zに延びるとともに配線空間11となる配線溝14が形成された支柱本体12と、支柱本体12の配線溝14に着脱可能に装着され、配線空間11を覆う配線カバー13とを備えている。
支柱本体12は、上下方向Zに断面視して天板2aの幅方向Yに長い楕円形状をなしており、配線溝14は、テーブル2の長手方向Xを向く側面に上下方向Zの全長にわたって形成されている。また配線カバー13は、断面視コ字状に形成されて配線溝14内に嵌合され、配線空間11を覆っている。
図4に示すように、支柱本体12の上端部には、上下方向Zに延びるねじ孔16が形成されている。本実施形態では、ねじ孔16は、楕円形状断面の長径方向の両側端側に対をなして設けられている。
また図2に示すように、一対の側板部5間において主板部4よりも下側に位置する下側空間17内の配線カバー13には、この下側空間17と配線空間11とを連通する配線窓18が形成されている。
照明取付部材6の主板部4は、テーブル2上方に延設されるとともに上下両面に照明器具3を取付可能な板本体20と、該板本体20における支柱7との固定部分20aの上面に配設されて板本体20および支柱7に固定された補強板21とを備えている。
板本体20は、長手方向Xに延在するとともに天板2aと平行に配置されており、長手方向Xの中央部が支柱7に固定された前記固定部分20aとなっている。
図3に示すように、この板本体20には、上下に連通する連通路22が形成されている。連通路22は、板本体20において、長手方向Xの各端縁から前記固定部分20aに至るまで長手方向Xに沿って延ばされるとともに、板本体20の幅方向Yの中央部に形成された切り欠きであり、これにより、板本体20は平面視H字状となっている。なお本実施形態では、板本体20の板幅は、支柱7の幅よりも大きく、連通路22の幅は、支柱7の幅よりも小さくなっている。
図4に示すように、板本体20の前記固定部分20aの下面には、下方に向けて突出するとともに下端面が支柱7の上端面に当接するリブ20bが形成されている。本実施形態では、リブ20bは、幅方向Yに間隔をあけて2つ形成されている。
さらに前記固定部分20aの下面には、支柱7の上端部の側面に当接する上補助片23が下方に向けて延設されている。上補助片23は、支柱7の上端部の側面に両側板部5側、つまり幅方向Yの外側から当接するように一対設けられている。
また、板本体20の側端部20cの上面には、後述する補強板21の側片26の外側縁に近接するガイド突条24が突設されている。このガイド突条24は、長手方向Xに沿って板本体20の側端部20cの全長にわたって延びている。
図3に示すように、補強板21は、板本体20の前記固定部分20a上に配置された基片25と、基片25の両側部からそれぞれ長手方向Xの両側に延び、板本体20の側端部20c上に配置された一対の側片26と、一対の側片26の外側縁に立設された起立片27とを備えており、一枚の板部材で平面視H字状に一体形成されている。
側片26には、図示しない第1貫通孔が長手方向Xに間隔をあけて形成され、板本体20の側端部20cには、上下両方向に開口する図示しない第1雌ねじが長手方向Xに間隔をあけて形成されている。そして、補強板21は、前記第1貫通孔に上側から差し込まれるとともに前記第1雌ねじに螺着された第1ねじ28によって、板本体20の上面に固定されている。
さらに図4に示すように、板本体20の前記固定部分20aおよび補強板21の基片25にはそれぞれ、幅方向Yに間隔をあけて2つの第2貫通孔30、31が形成されている。そして、これらの第2貫通孔30、31には、主板部4を支柱7の上端面に固定する第2ねじ29が上側から差し込まれている。第2ねじ29の軸部29bは、支柱7のねじ孔16に螺着され、これにより、主板部4は、第2ねじ29の頭部29aと支柱7の上端面との間で挟持され、支柱7の上端面に固定されている。
なお本実施形態では、板本体20の前記固定部分20aに形成された第2貫通孔31は、各リブ20bを貫通するように配設されている。
一対の側板部5は、それぞれの下端が支柱7の上端部の側面に当接することで支柱7に外嵌するとともに、それぞれの下端から主板部4との連結部分5aに向かうに従い互いに離間している。本実施形態では、一対の側板部5は、前記連結部分5aから上下両端に向かうに従い互いに近接するように湾曲形成されており、それぞれの曲率中心が共通とされた円弧形状をなしている。また側板部5の上端間の距離は、側板部5の下端間の距離よりも大きくなっている。
側板部5の下端には、支柱7の上端部の側面に当接する下補助片32が上方に向けて延設されている。下補助片32は、各側板部5にそれぞれの全長にわたって設けられている。
側板部5において前記連結部分5aよりも上側に位置する部分の内面には、先端部が補強板21の起立片27の上端に近接するガイド片33が突設されている。ガイド片33は、側板部5の長手方向Xの全長にわたって設けられ、板本体20と平行に延びるとともに先端部が下方に向かうように屈曲されている。
図6に示すように、照明器具3は、長手方向Xに延在する棒状とされており、その側面にはL字ブラケット34の一面部34aが取り付けられている。L字ブラケット34は、長手方向Xに沿って間隔をあけて複数(図示の例では2つ)、照明器具3の両側面に対になるように取り付けられており、このL字ブラケット34において照明器具3から外側に延びる他面部34bには、上下双方向に開口する挿通孔34cが形成されている。
図7に示すように、この照明器具3は、主板部4の板本体20の上下両面にそれぞれ取り付けられている。上下2つの照明器具3は、光を照射する方向がそれぞれ上側および下側となるように互いの上下が反転しているとともに、互いの長手方向Xおよび幅方向Yそれぞれの位置が一致している。照明器具3は、板本体20に形成された前記連通路22を幅方向Yの全長にわたって覆い、L字ブラケット34の他面部34bは、板本体20の側端部20c上に当接し、前記ガイド突条24に内側から近接している。
ここで、板本体20の側端部20cには、長手方向Xに間隔をあけて複数の第3貫通孔46が形成されている。この第3貫通孔46には、L字ブラケット34の前記挿通孔34cが位置合わせされるとともに、両挿通孔34cおよび第3貫通孔46には、照明器具3を板本体20に取り付ける第3ねじ35が上側から挿通されている。そして、板本体20の下面側に配設されたナット50に、第3ねじ35の軸部が螺着されている。これにより、第3ねじ35の頭部およびナット50との間に、L字ブラケット34の両他面部34bおよび板本体20の側端部20cが上下方向Zに挟持され、板本体20の上下両面に照明器具3が取り付けられている。
また図3に示すように、照明器具3は、板本体20の上下各面に、長手方向Xで前記固定部分20aを挟んだ両側に1つずつ配設されている。照明器具3の長手方向Xの大きさは、連通路22の長手方向Xの大きさよりも小さくなっており、連通路22における長手方向Xでの支柱7側の端部は、照明器具3に覆われず上下方向Zに露出している。
そして図1に示すように、以上のように構成された照明装置1は、照明取付部材6の長手方向Xの端部が互いに隣接するように、長手方向Xに沿ってテーブル2上に複数連設されている。照明取付部材6の長手方向Xの端部のうち、長手方向Xで互いに隣接する端部の間には、これらの端部間の隙間を埋めるとともに両端部を連結する平板状の連結キャップ40が配設されている。また、長手方向Xの両端に位置する端部には、長手方向Xに向く開口を閉塞する平板状のエンドキャップ41が取り付けられている。
ここで図2に示すように、照明取付部材6には、前記下側空間17における支柱7と照明器具3との間に配置され、支柱7の配線窓18を覆う窓カバー36が着脱可能に装着されている。図2、図3および図8に示すように、窓カバー36は、両下補助片32間の開口を閉塞するとともに長手方向Xの一方の端縁が凹面状に形成されて支柱7の側面に全長にわたって当接する横カバー片37と、横カバー片37の両側端縁に立設されるとともに下補助片32間に嵌合された一対の嵌合片38と、横カバー片37の長手方向Xの他方の端縁に立設されるとともに両側端縁が嵌合片38と連結された縦カバー片39とを備えている。図2に示すように、窓カバー36は、横カバー片37および縦カバー片39が配線窓18を覆うとともに、その内部が支柱7側および上側の双方に開口している。
また前記配線空間11内には、支柱7の下方に設けられた図示しない給電装置から延びる給電用配線42が収容されている。この給電用配線42は、配線窓18、窓カバー36内、前記下側空間17、および連通路22を通って、一対の側板部5間において主板部4よりも上側に位置する上側空間43まで引き回され、前記上側空間43に収容された配線アダプタ44に接続されている。この配線アダプタ44には、照明器具3から延びる受電用配線45が接続されている。なおこれらの受電用配線45のうち、板本体20の下面に取り付けられた照明器具3の受電用配線45は、連通路22を通った後に配線アダプタ44に接続されている。
次に、以上のように構成された照明装置1の作用について説明する。
この照明装置1においては、支柱7の上端部が一対の側板部5間に嵌合されているので、照明取付部材6に水平方向に加えられた力を、側板部5から支柱7に直接伝えることができる。さらに、支柱7の上端面が主板部4の下面に当接しているので、照明取付部材6に鉛直方向に加えられた力を、軸力として支柱7に受け止めさせることができる。
また、この照明装置1でテーブル2の天板2a上を照らす際には、板本体20の上下両面に取り付けられた両照明器具3に給電して光を照射させる。このとき、板本体20の上面に取り付けられた照明器具3からの光は、例えば天井などに反射して間接照明として天板2a上を照らす。一方、板本体20の下面に取り付けられた照明器具3からの光は、直接照明として天板2a上を照らす。またこの際、主板部4の両側縁からそれぞれ上下に突出する一対の側板部5によって、照明器具3からの光が側方に漏れるのが抑制される。
以上説明したように、本実施形態に係る照明装置1によれば、照明取付部材6に水平方向および鉛直方向のいずれの方向から力が加えられた場合であっても、前記従来技術のような片持ち構造に比べて、支柱7に大きな曲げモーメントが作用するのを抑えることが可能になり、支柱7による照明取付部材6の支持を安定させることができる。
また、主板部4の上下両面に照明器具3が取付可能なので、上下両面に照明器具3を取り付けることで、直接照明および間接照明で同時にテーブル2の天板2a上を照らすことができる。
また、側板部5の下端に下補助片32が延設されているので、照明取付部材6に水平方向から加えられた力を、側板部5の下端および下補助片32の双方から上下方向Zに分散させて支柱7に伝えることが可能になり、支柱7による照明取付部材6の支持をより安定させることができる。
また、下補助片32が、側板部5の下端に上方に向けて延設されていることから、この下補助片32が、照明取付部材6の外部に露出するのではなく前記下側空間17に収容されることとなり、照明装置1の体裁を良好なものに維持することができる。また、このように下補助片32が前記下側空間17に収容されることから、下補助片32を、主板部4の下面に取り付けられた照明器具3のリフレクタとして機能させることもできる。
また、主板部4の下面に上補助片23が延設されているので、照明取付部材6に水平方向から加えられた力を、上補助片23から支柱7に伝えることが可能になり、支柱7による照明取付部材6の支持をより一層安定させることができる。
さらに、上補助片23が、支柱7の上端部の側面に側板部5側から当接しているので、水平方向のうち側板部5側、つまり幅方向Y側から照明取付部材6に加えられた力を、側板部5の下端および上補助片23の双方から上下方向Zに分散させて支柱7に伝えることが可能になり、支柱7による照明取付部材6の支持をより一層確実に安定させることができる。
また、一対の側板部5が、それぞれの下端から前記連結部分5aに向かうに従い互いに離間しているので、両側板部5の下端間を狭め、主板部4の下面に取り付けられる照明器具3からの光が照明取付部材6から側方に漏れるのを抑制しつつ、該照明器具3の設置スペースを確保することができる。
さらに、一対の側板部5が、それぞれの前記連結部分5aから上下両端に向かうに従い互いに近接するように湾曲形成されているので、照明装置1の体裁を良好に収めることができる。
また、主板部4に連通路22が形成されているので、主板部4の上下間で給電用配線42および受電用配線45を引き回すことができる。
また、補強板21が配設されているので、支柱7との固定部分20aにおける主板部4の剛性を高めて主板部4と支柱7との固定を強固なものとしつつ、板本体20の板厚を全長にわたって薄くして主板部4の軽量化を図ることができる。
次に、前記照明装置1において、板本体20の下面に照明器具3を取り付けないで使用する場合について説明する。
図9に示すように、板本体20の上面にのみ照明器具3が取り付けられた照明装置1においては、板本体20の下面側に、板本体20の上面側に位置するL字ブラケット34の他面部34bとの間に板本体20の側端部20cを挟みこむようにナット50が配設されている。そして、第3ねじ35の軸部がナット50に螺着されることで、第3ねじ35の頭部とナット50との間に、L字ブラケット34の他面部34bおよび板本体20の側端部20cが上下方向Zに挟持され、主板部4の上面に照明器具3が取り付けられている。なおこの際、前記窓カバー36は取り外されている。
そして照明装置1は、照明取付部材6に着脱可能に装着され前記下側空間17を覆うカバー体51を備えている。カバー体51は、両側板部5の下端間の開口を閉塞する略板状の閉塞板部52と、閉塞板部52の両側端縁から立設されるとともに下補助片32間に嵌合された一対の嵌合片部53とを備えている。
閉塞板部52は、両嵌合片部53間で湾曲形成されており、照明取付部材6に装着された状態での曲率中心が、側板部5の曲率中心と共通となっている。そして閉塞板部52の外面は、該閉側板部52が照明取付部材6に装着された状態で、一対の側板部5の下端に滑らかに接続されている。また、閉塞板部52は、両側板部5の下端間の開口を、連結キャップ40もしくはエンドキャップ41と支柱7との間の全長にわたって閉塞している。
この場合、カバー体51を備えているので、側板部5の下面に照明器具3を取り付けない状態で当該照明装置1を使用する場合であっても、照明取付部材6にカバー体51を装着することで、前記下側空間17がカバー体51で覆われ外部に露出されることがなく、照明装置1の体裁を良好に収めることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、照明装置1は、窓カバー36およびカバー体51を備えているものとしたが、これらはなくても良い。
また、図10および図11に示すように、照明器具3が、一対の側板部5間に2つ並列されていても良い。
図10に示すように、2つの照明器具3は、両照明器具3を間に挟むように配設されたコ字ブラケット60に固定されている。図11に示すように、コ字ブラケット60は、上面に両照明器具3が配置された主面部61と、主面部61の両側端縁から上方に向けて延在して両照明器具3を幅方向Yに挟み込み、各照明器具3の外側面にそれぞれ固定された一対の側面部62とを備えている。
そして、コ字ブラケット60の主面部61に形成された挿通孔61aと、板本体20の下面側の照明器具3に取り付けられたL字ブラケット34の他面部34bの挿通孔34cとに第3ねじ35の軸部が挿通され、この軸部が板本体20の下面側に配設されたナット50に螺着されている。これにより、コ字ブラケット60の主面部61、板本体20の側端部20cおよびL字ブラケット34の他面部34bが、第3ねじ35の頭部とナット50との間に上下方向Zに挟持され、主板部4の上下両面に照明器具3が取り付けられることとなる。
また、前記実施形態では、一対の側板部5が、それぞれの下端から主板部4との連結部分5aに向かうに従い互いに離間しているものとしたが、これに限られるものではない。例えば、一対の側板部5が、それぞれ上下方向全体にわたって支柱7の上端部の側面に当接していても良い。
また、一対の側板部5が、それぞれの下端から主板部4との連結部分5aに向かうに従い互いに離間している場合であっても、一対の側板部5が、主板部4との連結部分5aから上下両端に向かうに従い互いに近接するように湾曲形成されていなくても良い。例えば、主板部4との連結部分5aよりも下側の部分のみが前述のように湾曲形成されていても良いし、また、前記下側の部分が屈曲されていても良い。
また、前記実施形態では、照明取付部材6が下補助片32および上補助片23を備えているものとしたが、これらはなくても良い。
また、上補助片23を備えている場合であっても、上補助片23が支柱7の上端部の側面に側板部5側から当接していなくても良く。例えば、上補助片23が支柱7の上端部の側面に長手方向X側から当接していても良い。
また、前記実施形態では、主板部4は、板本体20と補強板21とを備えているものとしたが、補強板21はなくても良い。さらに、補強板21を備える場合であっても、板本体20の上面ではなく、下面に配置されていても良いし、両面に配置されていても良い。
また、前記実施形態では、主板部4に、上下に連通する連通路22が形成されているものとしたが、連通路22はなくても良い。また、支柱7に配線空間11が形成されていなくても良い。
さらに、前記実施形態では、一本の支柱7に照明取付部材6が支持されるものとしたが、これに限られるものではなく、複数本の支柱7により支持されていても良い。
また、前記実施形態では、照明装置1は、テーブル2の天板2a上を照らすものとしたが、この照明装置1を他の什器に設け、その什器上を照らすことも可能である。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 照明装置
2 テーブル(什器)
3 照明器具
4 主板部
5 側板部
5a 連結部分
6 照明取付部材
7 支柱
20 板本体
20a 固定部分
21 補強板
22 連通路
23 上補助片
51 カバー体
Z 上下方向

Claims (8)

  1. 什器上方に延設されるとともに上下両面に照明器具を取付可能な主板部、および該主板部の両側縁からそれぞれ上下に突出する一対の側板部を有する照明取付部材と、
    前記什器から上方に向けて延在し、上端面が前記主板部の下面に当接して固定されるとともに上端部が前記一対の側板部間に嵌合された支柱とを備えていることを特徴とする照明装置。
  2. 請求項1記載の照明装置において、
    前記一対の側板部は、それぞれの下端が前記支柱の上端部の側面に当接することで前記支柱に外嵌するとともに、それぞれの下端から前記主板部との連結部分に向かうに従い互いに離間していることを特徴とする照明装置。
  3. 請求項2記載の照明装置において、
    前記側板部の下端には、前記支柱の上端部の側面に当接する下補助片が上方に向けて延設されていることを特徴とする照明装置。
  4. 請求項2又は3記載の照明装置において、
    前記主板部の下面には、前記支柱の上端部の側面に当接する上補助片が下方に向けて延設されていることを特徴とする照明装置。
  5. 請求項4記載の照明装置において、
    前記上補助片は、前記支柱の上端部の側面に前記側板部側から当接していることを特徴とする照明装置。
  6. 請求項2から5いずれか1項に記載の照明装置において、
    前記一対の側板部は、それぞれの前記連結部分から上下両端に向かうに従い互いに近接するように湾曲形成されていることを特徴とする照明装置。
  7. 請求項1から6いずれか1項に記載の照明装置において、
    前記主板部には、上下に連通する連通路が形成されていることを特徴とする照明装置。
  8. 請求項1から7いずれか1項に記載の照明装置において、
    前記照明取付部材に着脱可能に装着され、前記一対の側板部間において前記主板部よりも下側に位置する空間を覆うカバー体を備えていることを特徴とする照明装置。
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