JP2011064140A - エンジンの吸気制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】弁体の操作荷重が小さく,しかも第1吸気口をファンネル状に形成しながら,高速運転に適した短い吸気路長の設定を容易に行い得るようにする。
【解決手段】弁体を,吸気マニフォルドMに回転自在に支承される弁軸24に取り付けられるバタフライ弁25で構成し,このバタフライ弁25を,その第2切換位置Bではこのバタフライ弁25の吸気流に沿う上流端部が第1吸気口6の一半周縁部6aに連続するように配置し,また第1吸気口6の他半周縁部6aを,サージ室2に向かって拡径する部分ファンネル状に形成する一方,バタフライ弁25の吸気流に沿う中間部に,その第2切換位置Bにおいて部分ファンネル状の他半周縁部6bに連続して環状ファンネル11を構成する部分ファンネル状の段部25cを形成した。
【選択図】 図3

Description

本発明は,エンジンに取り付けられる吸気マニフォルドが,空気導入路を有するサージ室と,エンジンの吸気ポートに連なる吸気路とを備え,その吸気路を,上流端がエンジンの吸気ポートに連なると共に下流端が第1吸気口を介してサージ室に開放される短路部と,上流端が短路部に連続的に連通し得ると共に下流端が第2吸気口を介してサージ室に開放される長路部とで構成し,第1吸気口を遮断して短路部及び長路部間を連通させる第1切換位置と,短路部及び長路部間を遮断して第1吸気口を開放する第2切換位置との間で回動する弁体を吸気マニフォルドに取り付けた,エンジンの吸気制御装置の改良に関する。
かゝるエンジン用吸気制御装置は,特許文献1に開示されているように,既に知られている。
特開平2−81927号公報
かゝるエンジンの吸気制御装置では,切換弁により第1吸気口を遮断すると共に短路部及び長路部間を連通させたときは,エンジンの低速ないし中速運転に適した有効長の長い吸気路を構成することができ,また切換弁により短路部及び長路部間を遮断すると共に第1吸気口を開放したときは,エンジンの高速運転に適した有効長の短い吸気路を構成することができ,しかも第1吸気口を開放したときは,第1及び第2吸気路間を遮断することにより,短路部が長路部に干渉されることがないから,有効吸気路長が短路部のみで適正に決定され,エンジンの高速出力性能の向上を図ることができる。
しかしながら,上記従来のものでは,切換弁の弁体を,弁ハウジングとの接触面積が大きいロータリ型にしているため,その操作荷重が大きく,それを駆動するアクチュエータが大型化するを免れない。しかもロータリ型の弁体の採用により,第1吸気口を,吸気抵抗に少ない環状ファンネル状に形成するに当たり,その第1吸気口を,弁ハウジングからサージ室側に大きく突出させざるを得ず,その分,短路部の有効長が長くなり,高速運転に適した短い吸気路長の設定が困難になる。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,弁体の操作荷重が小さく,しかも第1吸気口を環状ファンネル状に形成しながら,高速運転に適した短い吸気路長の設定を容易に行い得るエンジンの吸気制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,エンジンに取り付けられる吸気マニフォルドが,空気導入路を有するサージ室と,エンジンの吸気ポートに連なる吸気路とを備え,その吸気路を,上流端がエンジンの吸気ポートに連なると共に下流端が第1吸気口を介してサージ室に開放される短路部と,上流端が短路部に連続的に連通し得ると共に下流端が第2吸気口を介してサージ室に開放される長路部とで構成し,第1吸気口を遮断して短路部及び長路部間を連通させる第1切換位置と,短路部及び長路部間を遮断して第1吸気口を開放する第2切換位置との間で回動する弁体を吸気マニフォルドに取り付けた,エンジンの吸気制御装置において,前記弁体を,吸気マニフォルドに回転自在に支承される弁軸に取り付けられるバタフライ弁で構成し,このバタフライ弁を,その第2切換位置ではこのバタフライ弁の吸気流に沿う上流端部が前記第1吸気口の一半周縁部に連続するように配置し,また前記第1吸気口の他半周縁部を,サージ室に向かって拡径する部分ファンネル状に形成する一方,バタフライ弁の吸気流に沿う中間部に,その第2切換位置において前記部分ファンネル状の他半周縁部に連続して環状ファンネルを構成する部分ファンネル状の段部を形成したことを特徴とする。
本発明によれば,切換弁の弁体に,弁ハウジングとの接触部が少ないバタフライ弁を採用したことで,その操作荷重を軽減を図り,それを駆動するアクチュエータの小型化が可能となる。しかもバタフライ弁が第1吸気口のファンネルの形成に関与することになり,そのファンネルのサージ室への突出を不要にするので,第1吸気口での吸気抵抗を少なくすると同時に,高速運転に適した短い吸気路長の設定が容易になり,エンジンEの高速出力性能の向上に大いに貢献することができる。
本発明の第1実施例に係るエンジンの吸気制御装置の斜視図。 上記吸気装置の分解斜視図。 図1の3−3線断面斜視図で吸気路の有効長を大とした状態を示す。 吸気路の有効長を小とした状態を示す,図3との対応図。 図3の要部拡大図。 図4の要部拡大図。 バタフライ弁を取り除いて弁ハウジングの第1及び第2弁座を示す図4及び図5との対応図。 図5の8−8線断面図。 バタフライ弁の平面図。 図9の10−10線断面図。 図10の11矢視図。
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて以下に説明する。
先ず図1において,エンジンの吸気制御装置は,多気筒エンジンEに取り付けられる吸気マニフォルドMを主体とする。この吸気マニフォルドMは,エンジンEに接合される取り付けフランジ1と,エンジンEの気筒配列方向に長く延びる単一のサージ室2と,これら取り付けフランジ1及びサージ室2間を連結する,エンジンEの気筒数に対応した複数本(図示例では4本)の吸気路3とを備え,これら吸気路3は,取り付けフランジ1をエンジンEに接合されるとき,エンジンEの対応する吸気ポートに連通するようになっている。
サージ室2は,その長手方向一端から突出する一本の空気導入路4を有しており,その空気導入路4上流端に形成されるスロットル取り付けフランジ5に,図示しないスロットルボディが取り付けられる。したがって,空気導入路4はスロットルボディの吸気道に連なることになる。
図1〜図6に示すように,各吸気路3は,上流端がエンジンEの吸気ポートに連なると共に下流端が第1吸気口6を介してサージ室2に開放され得る短路部3aと,上流端が短路部3aに連続的に連通し得ると共に下流端が第2吸気口7を介してサージ室2に開放される,U字状に屈曲した長路部3bとで構成される。第2吸気口7は,サージ室2に向かって拡径する環状ファンネル状に形成されている。第1吸気口6の形状について後述する。
また各吸気路3の一側部には,短路部3a及び長路部3bの境界部を跨いで各吸気路3内をサージ室2と反対側に開放する切欠き部8が設けられ,この切欠き部8の周縁に,各吸気路3を完成させる合成樹脂製の吸気路形成片9が溶着される。複数の吸気路3の切欠き部8に対応する複数の吸気路形成片9は,各隣接する側部を一体に連結することにより単一の吸気路形成片集合体10に構成される。
吸気マニフォルドMは,取り付けフランジ1及び,切欠き部8の一半部(図1では上半部)を持った複数の短路部3aを一体に成形してなる第1ブロックM1と,サージ室2及び,切欠き部8の他半部(図1では下半部)を持った複数の長路部3bを一体に成形してなる第2ブロックM2と,前記吸気路形成片集合体10とに分割させ,それぞれ合成樹脂を素材として成形される。
切欠き部8の一半部を持った各短路部3aとサージ室2とは,切換弁13の弁ハウジング14を介して一体に連結される。複数の短路部3aとサージ室2とを連結する複数の弁ハウジング14は,図8に示すように,各隣接する側壁を互いに一体に連結することにより単一の弁ハウジング集合体15に構成される。この弁ハウジング集合体15も合成樹脂製である。
各弁ハウジング14には,前記第1吸気口6と,短路部3aの下流端部に連通する第1接続口16と,長路部3bの下流端部に連通する第2接続口17とが設けられる。各弁ハウジング14は,前記切欠き部8を通して短路部3a及びサージ室2間に介装され,そして各弁ハウジング14の第1吸気口6の周縁部をサージ室2に,第1接続口16の周縁部を短路部3aの上流端に,第2接続口17の周縁部を長路部3bの下流端にそれぞれ溶着することで,弁ハウジング集合体15は第1及び第2ブロックM1,M2に取り付けられる。
弁ハウジング集合体15の第1及び第2ブロックM1,M2への取り付け後,複数の吸気路3の切欠き部8周縁に,吸気路形成片集合体10を構成する複数の吸気路形成片9が,対応する弁ハウジング14を覆うようにして溶着される。各弁ハウジング14と,それを覆う各吸気路形成片9との間には,それらの対向面同士の接触を回避する隙間gが設けられる。
図8において,弁ハウジング集合体15の一方の外側壁には軸受孔20が形成され,また他方の外側壁には,軸受21を保持した軸受ホルダ22がボルト23により固着される。各弁ハウジング14の中心部を貫通するように配置される一本の弁軸24は,それら軸受孔20及び軸受21により両端部が回転自在に支承され,この弁軸24には,各弁ハウジング14内に収容されるバタフライ弁25がビス26により固着され,各バタフライ弁25は,弁軸24の往復回動により第1切換位置A(図3及び図5参照)と第2切換位置B(図4及び図6参照)との間を回動するようになっている。
而して,バタフライ弁25は,第1切換位置Aを占めると,図3及び図5に示すように,前記第1吸気口6を遮断して短路部3a及び長路部3b間を連通状態にし,また第2切換位置Bを占めると,図4及び図6に示すように,短路部3a及び長路部3b間を遮断して第1吸気口6を開放するようになっており,このバタフライ弁25のシール機能を確実にすべく,バタフライ弁25の外周にはOリング等の環状のシール部材27が装着され,このシール部材27バタフライ弁25の第1及び第2切換位置A,Bで密接する第1及び第2弁座28,29が弁ハウジング14の内周面に仕上げ形成される。
図8に示すように,弁ハウジング集合体15の外側壁には,弁軸24を駆動し得る電動アクチュエータ30が取り付けられる。
前記バタフライ弁25の形状及び,それにより開閉される前記第1吸気口6の形状について図4,図6,図9〜図11を参照しながら説明する。
バタフライ弁25は,弁軸24の方向に短径Sを向けると共に,弁軸24と直交する方向(即ち吸気流に沿う方向)に長径Lを向ける長円形をなしている。またバタフライ弁25は,吸気流に沿う上流側半部が薄肉部25a,吸気流に沿う下流側半部が厚肉部25bに形成され,それら薄肉部25a及び厚肉部25b間に,弁軸24の一側に沿って湾曲する段部25cが形成される。そしてこのバタフライ弁25は,短路部3a及び長路部3b間を遮断する第2切換位置Bでは,前記薄肉部25aの先端部が,前記第1吸気口6の下半周縁部6aに連続すると共に,前記段部25cがサージ室2に向くように配置される。
一方,前記第1吸気口6の上半周縁部6bは,サージ室2に向かって拡径する部分ファンネル状に形成され,それに対応してバタフライ弁25の前記段部25cは,弁軸24の一側に沿うように湾曲していて,バタフライ弁25の第2切換位置Bにおいて部分ファンネル状の上半周縁部6bに連続する部分ファンネル状に形成され,上記部分ファンネル状の上半周縁部6bと上記部分ファンネル状の段部25cとで環状ファンネル11が構成されるようになっている。
また部分ファンネル状の段部25cに続く厚肉部25bの上面は,短路部3aの内面に連続する凹曲面に形成される。
次に,この実施例の作用について説明する。
図2において,吸気マニフォルドMの組み立てに当たっては,先ず,弁ハウジング集合体15に弁軸24を取り付け,その弁軸24に,各弁ハウジング14内でバタフライ弁25を取り付けて切換弁13を完成させる。このように最初に切換弁13のみを組み立てるので,この切換弁13を吸気マニフォルドMに取り付け前に,切換弁13の機能検査を行うことができ,組立作業の無駄を省くことができる。
次に,前述のように,各吸気路3の切欠き部8から弁ハウジング集合体15を第1及び第2ブロックM1,M2間に介装して,各弁ハウジング14の第1吸気口6の周縁部をサージ室2に,第1接続口16の周縁部を短路部3aの上流端に,第2接続口17の周縁部を長路部3bの下流端にそれぞれ溶着することで,弁ハウジング集合体15を第1及び第2ブロックM1,M2に取り付ける。
最後に,複数の吸気路3の切欠き部8の周縁部に,吸気路形成片集合体10を構成する複数の吸気路形成片9を,対応する弁ハウジング14を覆うようにして溶着して各吸気路3を完成させ,吸気マニフォルドMの組み立ては完了する。
ところで,各弁ハウジング14と,それを覆う各吸気路形成片9との間には,それらの対向面同士の接触を回避する隙間gが設けられるので,各吸気路形成片9と各吸気路3の切欠き部8の周縁部との溶着時に発生する各吸気路形成片9の熱歪みの弁ハウジング14への影響を前記隙間gにより遮断することができる。したがって弁ハウジング14を常に歪みの無い状態に維持することができるから,バタフライ弁25を常にスムーズに作動させることができる。また第1,第2ブロックM1,M2,弁ハウジング集合体15及び吸気路形成片集合体10を全て溶着により結合するので,組立工程及び部品点数の削減を図ることができて,コストの低減に寄与し得る。
しかもバタフライ弁25は,ロータリ型の弁体とは異なり,弁ハウジング14との接触部が少ないから,バタフライ弁25の操作荷重を軽減することが可能であり,電動アクチュエータ30の小型化を可能にする。
エンジンEの低速運転時には,電動アクチュエータ30の作動により,バタフライ弁25を図3及び図5に示すように第1切換位置Aに回動して保持する。この状態では,バタフライ弁25は,サージ室2に開口する弁ハウジング14の第1吸気口6を遮断すると共に,短路部3a及び長路部3b間を連通状態にするので,エンジンEの各気筒の吸気行程では,図示しないスロットルボディで流量を制御された空気は,空気導入路4からサージ室2に流入すると,短路部3a及び長路部3bよりなる比較的長い吸気路3を通してエンジンEに供給されることになる。その際,長路部3bは,環状ファンネル状の第2吸気口7を通してサージ室2から吸気するので,その吸気がスムーズで吸気抵抗の減少を図ることができる。
かくして,吸気マニフォルドMの内部は低速運転に適応する低速吸気モードとなり,吸気慣性効果の有効利用により充填効率を高め,エンジンEの低速出力性能を高めることができる。
エンジンEの高速運転時には,電動アクチュエータ30の作動により,バタフライ弁25を図4及び図6に示すように第2切換位置Bに回動して保持する。この状態では,弁板11は,短路部3a及び長路部3b間を遮断すると共に,弁ハウジング14の第1吸気口6を開放するので,エンジンEの各気筒の吸気行程では,図示しないスロットルボディで流量を制御された空気は,空気導入路4からサージ室2に流入すると,サージ室2から第1吸気口6を介して短い短路部3aを通してエンジンEに供給されることになる。したがって吸気マニフォルドMの内部は高速運転に適応する高速吸気モードとなり,吸気抵抗の減少と,吸気の脈動効果の利用とにより充填効率を高め,エンジンEの高速出力性能を高めることができる。
ところで,短路部3aは,バタフライ弁25により長路部3bとの間を遮断されるため,長路部3bに干渉されることなく,比較的短い管路を確実に形成することができる。
またバタフライ弁25は,その第2切換位置Bでは,薄肉部25aの先端部が,第1吸気口6の下半周縁部6aに連続するように配置される一方,第1吸気口6の上半周縁部6bは,サージ室2に向かって拡径する部分ファンネル状に形成され,それに対応してバタフライ弁25の厚肉部25b及び薄肉部25a間の段部25cは,部分ファンネル状の前記上半周縁部6bに連続するよう弁軸24の一側に沿って湾曲する部分ファンネル状に形成され,上記部分ファンネル状の上半周縁部6bと上記部分ファンネル状の段部25cとで環状ファンネル11が構成されるので,バタフライ弁25が第1吸気口6のファンネル11の形成に関与することになり,そのファンネル11のサージ室2への突出を不要にする。したがって,第1吸気口6での吸気抵抗を少なくすると同時に,高速運転に適した短い吸気路長の設定が容易になり,エンジンEの高速出力性能の向上に大いに貢献することができる。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,第1及び第2ブロックM1,M2を,形状及び成形方式の関係で更に分割することもできる。また本発明は4気筒以外の多気筒エンジンE用にも,単気筒エンジンE用にも適用可能である。
A・・・・・バタフライ弁の第1切換位置
B・・・・・バタフライ弁の第2切換位置
E・・・・・エンジン
M・・・・・吸気マニフォルド
2・・・・・サージ室
3・・・・・吸気路
3a・・・・短路部
3b・・・・長路部
4・・・・・空気導入路
6・・・・・第1吸気口
6a・・・・第1吸気口の一半周縁部(下半周縁部)
6b・・・・第1吸気口の他半周縁部(上半周縁部)
7・・・・・第2吸気口
11・・・・環状ファンネル
24・・・・弁軸
25・・・・バタフライ弁
25a・・・薄肉部
25b・・・厚肉部
25c・・・部分ファンネル状の段部

Claims (1)

  1. エンジン(E)に取り付けられる吸気マニフォルド(M)が,空気導入路(4)を有するサージ室(2)と,エンジン(E)の吸気ポートに連なる吸気路(3)とを備え,その吸気路(3)を,上流端がエンジン(E)の吸気ポートに連なると共に下流端が第1吸気口(6)を介してサージ室(2)に開放される短路部(3a)と,上流端が短路部(3a)に連続的に連通し得ると共に下流端が第2吸気口(7)を介してサージ室(2)に開放される長路部(3b)とで構成し,第1吸気口(6)を遮断して短路部(3a)及び長路部(3b)間を連通させる第1切換位置Aと,短路部(3a)及び長路部(3b)間を遮断して第1吸気口(6)を開放する第2切換位置Bとの間で回動する弁体を吸気マニフォルド(M)に取り付けた,エンジンの吸気制御装置において,
    前記弁体を,吸気マニフォルド(M)に回転自在に支承される弁軸(24)に取り付けられるバタフライ弁(25)で構成し,このバタフライ弁(25)を,その第2切換位置(B)ではこのバタフライ弁(25)の吸気流に沿う上流端部が前記第1吸気口(6)の一半周縁部(6a)に連続するように配置し,また前記第1吸気口(6)の他半周縁部(6a)を,サージ室(2)に向かって拡径する部分ファンネル状に形成する一方,バタフライ弁(25)の吸気流に沿う中間部に,その第2切換位置(B)において前記部分ファンネル状の他半周縁部(6b)に連続して環状ファンネル(11)を構成する部分ファンネル状の段部(25c)を形成したことを特徴とする,エンジンの吸気制御装置。
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