JP2011062312A - 遊技機 - Google Patents

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高志 大島
Atsushi Hirakuri
敦 平栗
Iwao Fuchiwaki
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Abstract

【課題】遊技球に帯電した静電気を効果的に除去して、遊技機の誤動作や故障を防止する。
【解決手段】遊技領域を流下する遊技球に帯電した静電気を、装飾部材の側壁14b、基部14a、ネジ163aを介して、制御基板161のグランドラインおよび電源ラインに流すことで、遊技球に帯電した静電気を放電させる。また、グランドライン上に静電気を除去するツェナーダイオードを接続した。
【選択図】図4

Description

本発明は、遊技球に帯電した静電気を除去する遊技機に関する。
従来から、鋼製の遊技球を用いて遊技を行うパチンコ遊技機に関しては、遊技店の島設備から遊技球が供給される供給路や遊技機内の球流路で遊技球に摩擦が生じて遊技球に静電気が帯電したり、遊技領域を流下する遊技球が、遊技釘、センター役物等の装飾部材に衝突して遊技球に静電気が帯電したりしている。そして、遊技球に帯電した静電気が遊技機に搭載された制御基板に放電され、遊技機の誤動作や故障を招いていた。
そこで、遊技盤に敷設されたレールに戻り防止片を設け、レールと戻り防止片とを導電性で構成してレールをグランドに接続しておくことで、発射された遊技球に帯電された静電気を除去する構造が知られている。
特開2008−207042号公報
特許文献1に記載の発明によれば、遊技領域に流下する前に遊技球に帯電した静電気を除去することができるものの、遊技球が戻り防止片を通過して、遊技領域で流下している遊技球が、遊技釘、センター役物等の装飾部材に衝突したことで、新たに静電気を帯電したときには、遊技機の誤動作や故障を招いてしまう。
特に、センター役物等の装飾部材のデザイン性を向上させるために装飾部材にメッキ等を施してしまうと、より遊技球に静電気が帯電し易くなってしまうので、装飾部材に使用できる部材が限定されてしまい、装飾部材のデザイン性を向上させることも困難でもあった。
本発明の目的は、遊技球に帯電した静電気を効果的に除去して、遊技機の誤動作や故障を防止することである。
請求項1に記載の発明は、遊技領域を流下する遊技球に接触可能であって、導電性の導電部を有する装飾部材と、所定の電子部品が搭載され、グランドに接続されるグランドラインと電源電圧に接続される電源ラインとを有する制御基板と、前記装飾部材の導電部と前記制御基板のグランドラインと電源ラインとに接触する導電性の接触部材とを備え、前記制御基板には、前記グランドライン上に静電気を除去する静電気除去部品が接続されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、遊技領域を流下する遊技球に帯電した静電気を、前記装飾部材の導電部(金メッキで被覆されたセンター役物)、導電性の接触部材(ネジ)を介して、制御基板上の電源ラインとグランドラインとに流すことで、遊技球に帯電した静電気を放電させることができる。
これにより、遊技球に帯電した静電気を効果的に除去して、遊技機の誤動作や故障を防止することができる。特に、遊技領域に設けた装飾部材(センター役物)を、ゴム、プラスチック等の絶縁体の材料で構成することに限定されず、装飾部材に用いることができる材料の選択の幅が広がり、装飾部材のデザイン性を向上させることもできる。
ここで、遊技球に帯電した静電気は、一般的には電圧の低いグランド側に流れることになるが、静電気の電圧が非常に大きいときには、グランド側から静電気がはね返る場合がある。このような場合であっても、グランド側からのはね返りの静電気を、電源電圧側で吸収することができ、静電気を効果的に除去し、遊技機の誤動作や故障を効果的に防止することができる。
さらに、グランドライン上に静電気を除去する静電気除去部品が接続されているので、静電気除去部品によって除去できる静電気を除去した上で、除去できなかった静電気をグランドで放電させることができる。このため、静電気の入力によるグランドの基準電圧の変化を抑制し(電圧のブレを少なくし)、遊技球に帯電した静電気を効果的に除去して、遊技機の誤動作や故障を防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記制御基板には、前記電源ライン上に抵抗器が接続されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、遊技球に帯電した静電気がグランドラインに流れやすくなるように、電源ライン上に抵抗器が接続されているので、グランド側への静電気の放電を主として、電源電圧側への静電気の放電は補助的に用いることができるから、静電気の入力による電源電圧の変化を抑制し(電圧のブレを少なくし)、遊技機の誤動作や故障を効果的に防止することができる。
本発明によれば、遊技球に帯電した静電気を効果的に除去して、遊技機の誤動作や故障を防止することである。
遊技機の正面図である。 遊技機の裏面側の斜視図である 遊技機のブロック図である。 遊技盤用照明装置の分解斜視図である。 制御基板の正面図である。 制御基板の回路図である。 変形例1の制御基板の回路図である。 変形例2の制御基板の回路図である。 変形例3の制御基板の回路図である。 変形例4の制御基板の回路図である。 変形例5の制御基板の回路図である。 変形例6の制御基板の回路図である。 変形例7の制御基板の正面図である。 静電気の波形の説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は本発明の遊技機の一例を示す正面図であり、図2は遊技機の裏面側の斜視図である。
遊技機1は、遊技球が流下する遊技領域6が形成された遊技盤2を設けており、遊技盤2の遊技領域6の外周部分には、ガラス枠110が備えられている。このガラス枠110には操作ハンドル3が回動可能に設けられている。
遊技者が操作ハンドル3に触れると、操作ハンドル3内にあるタッチセンサ3bが、操作ハンドル3に遊技者が触れたことを検知し、発射制御基板106にタッチ信号を送信する。発射制御基板106は、タッチセンサ3bからタッチ信号を受信すると、発射用ソレノイド4aの通電を許可する。そして、操作ハンドル3の回転角度を変化させると、操作ハンドル3に直結しているギアが回転し、ギアに連結した発射ボリューム3aのつまみが回転する。この発射ボリューム3aの検出角度に応じた電圧が、遊技球発射機構に設けられた発射用ソレノイド4aに印加される。そして、発射用ソレノイド4aに電圧が印加されると、発射用ソレノイド4aが印加電圧に応じて作動するとともに、操作ハンドル3の回動角度に応じた強さで、遊技領域6に向けて遊技球を発射する。
上記のようにして発射された遊技球は、レール5a、5b間を上昇して遊技盤2の上部位置に達した後、遊技領域6内を落下する。このとき、遊技領域6に設けられた不図示の複数の釘や風車によって、遊技球は予測不能に落下することとなる。
また、上記遊技領域6には、複数の一般入賞口7が設けられている。これら各一般入賞口7には、一般入賞口検出スイッチ7aが設けられており、この一般入賞口検出スイッチ7aが遊技球の入球を検出すると、所定の賞球(例えば10個の遊技球)が払い出される。
さらに、上記遊技領域6であって、上記一般入賞口7の上方には、普通図柄ゲート8が遊技球を通過可能に設けられている。普通図柄ゲート8には、遊技球の通過を検出するゲート検出スイッチ8aが設けられており、このゲート検出スイッチ8aが遊技球の通過を検出すると、後述する「普通図柄の抽選」が行われる。
また、上記遊技領域6の中央の下部位置には、上記一般入賞口7と同様に、遊技球が入球可能な第1始動口9が設けられている。また、第1始動口9の真下には、第2始動口10が設けられている。第2始動口10は、一対の可動片10bを有しており、これら一対の可動片10bが閉状態に維持される第1の態様と、一対の可動片10bが開状態となる第2の態様とに可動制御される。なお、第2始動口10が上記第1の態様に制御されているときには、当該第2始動口10の真上に位置する第1始動口9が障害物となって、遊技球の受入れを不可能または困難としている。一方で、第2始動口10が上記第2の態様に制御されているときには、上記一対の可動片10bが受け皿として機能し、第2始動口10への遊技球の入球が容易となる。つまり、第2始動口10は、第1の態様にあるときには遊技球の入球機会がほとんどなく、第2の態様にあるときには遊技球の入球機会が増すこととなる。
なお、上記第1始動口9および第2始動口10には、遊技球の入球を検出する第1始動口検出スイッチ9aおよび第2始動口検出スイッチ10aがそれぞれ設けられており、これら検出スイッチが遊技球の入球を検出すると、後述する「大当たりの抽選」が行われる。また、検出スイッチ9a、10aが遊技球の入球を検出した場合にも、所定の賞球(例えば3個の遊技球)が払い出される。
そして、図1に示すように、上記第2始動口10のさらに下方には、大入賞口11が設けられている。この大入賞口11は、通常は大入賞口開閉扉11bによって閉状態に維持されており、遊技球の入球を不可能としている。これに対して、大当たりの抽選の結果として大当たりに当選すると、大入賞口開閉扉11bが開放されるとともに、この大入賞口開閉扉11bが遊技球を大入賞口11内に導く受け皿として機能し、遊技球が大入賞口11に入球可能となる。大入賞口11には大入賞口検出スイッチ11aが設けられており、この大入賞口検出スイッチ11aが遊技球の入球を検出すると、予め設定された賞球(例えば9個の遊技球)が払い出される。
上記大入賞口11のさらに下方、すなわち、遊技領域6の最下部には、一般入賞口7、第1始動口9、第2始動口10、および大入賞口11のいずれにも入球しなかった遊技球を排出するための排出口12が設けられている。
また、上記遊技盤2の中央位置には、導電性を有する金メッキで被覆され、遊技領域6を流下している遊技球と接触して、遊技球の流下方向に影響を与える装飾部材14(いわゆるセンター役物)が設けられている。この装飾部材14の略中央には、後述する液晶表示装置13を配置するための開口部が形成されており、装飾部材14の左側には、所定の文字を点灯させるための遊技盤用照明装置160が設けられ、装飾部材14の右側には、人形の顔をした演出用役物装置15が設けられている。
そして、遊技盤用照明装置160は、3個のLED161a、161b、161cが搭載された制御基板161と、その制御基板161を覆うLEDカバー162とを備えている(図4参照)。この制御基板161に搭載されたLEDから発光された光によってLEDカバー162を介して、所定の文字が点灯されることとなる。なお、遊技盤用照明装置160については、詳しくは図4を用いて後述する。
上述した通り、上記装飾部材14の略中央の開口部には液晶表示装置13が配置され、この液晶表示装置13は、遊技が行われていない待機中に画像を表示したり、遊技の進行に応じた画像を表示したりする。なかでも、第1始動口9または第2始動口10に遊技球が入球したときには、抽選結果を遊技者に報知する演出図柄30が変動表示される。演出図柄30というのは、例えば3つの数字をそれぞれスクロール表示するとともに、所定時間経過後に当該スクロールを停止させて、特定の図柄(数字)を配列表示するものである。これにより、図柄のスクロール中には、あたかも現在抽選が行われているような印象を遊技者に与えるとともに、スクロールの停止時に表示される図柄によって、抽選結果が遊技者に報知される。この演出図柄30の変動表示中に、さまざまな画像やキャラクタ等を表示することによって、大当たりに当選するかもしれないという高い期待感を遊技者に与えるようにしている。
なお本実施形態では、液晶表示器(LCD)等からなる液晶表示装置13を設けたが、液晶表示装置13の代わりに、複数のLEDから構成される7セグメントLED、ドットマトリクスを設けてもよい。
上記演出用役物装置15は、その動作態様によって遊技者に期待感を与えるものである。本実施形態においては、演出用役物装置15を人形の顔をした可動装置で構成している。演出用役物装置15は、例えば、左右方向に移動したり、遊技機1の正面側に突出したりして可変に制御されるようにしている。これら演出用役物装置15の動作態様によって、遊技者にさまざまな期待感を与えるようにしている。
さらに、ガラス枠110の上部位置および下部位置の双方には、枠用照明装置16が設けられており、枠用照明装置16は、それぞれ複数のLED16aを備えており、各LED16aの光の照射方向や発光色を変更しながら、さまざまな演出を行うようにしている。
また、上記操作ハンドル3の左側には、遊技者が押圧操作可能な演出ボタン17が設けられている。この演出ボタン17は、例えば、上記液晶表示装置13に当該演出ボタン17を操作するようなメッセージが表示されたときのみ有効となる。演出ボタン17には、演出ボタン検出スイッチ17aが設けられており、この演出ボタン検出スイッチ17aが遊技者の操作を検出すると、この操作に応じてさらなる演出が実行される。
さらに、図1には示していないが、遊技機1にはスピーカからなる音声出力装置18(図3参照)が設けられており、上記の各演出装置に加えて、音声による演出も行うようにしている。
そして、遊技領域6の下方には、第1特別図柄表示装置19、第2特別図柄表示装置20、普通図柄表示装置21、第1特別図柄保留表示器22、第2特別図柄保留表示器23、普通図柄保留表示器24が設けられている。
上記第1特別図柄表示装置19は、第1始動口9に遊技球が入球したことを契機として行われた大当たりの抽選結果を報知するものであり、7セグメントのLEDで構成されている。つまり、大当たりの抽選結果に対応する特別図柄が複数設けられており、この第1特別図柄表示装置19に大当たりの抽選結果に対応する特別図柄を表示することによって、抽選結果を遊技者に報知するようにしている。例えば、大当たりに当選した場合には「7」が表示され、ハズレであった場合には「−」が表示される。このようにして表示される「7」や「−」が特別図柄となるが、この特別図柄はすぐに表示されるわけではなく、所定時間変動表示された後に、停止表示されるようにしている。
ここで、「大当たりの抽選」とは、第1始動口9に遊技球が入球したときに、大当たり抽選用の乱数値を取得し、取得した乱数値が大当たりのものであるかどうかの判定する処理をいう。この大当たりの抽選結果は即座に遊技者に報知されるわけではなく、所定時間を経過したところで遊技者に報知される。そして、所定時間が経過したところで、大当たりの抽選結果に対応する特別図柄が停止表示して、遊技者に抽選結果が報知されるようにしている。なお、第2特別図柄表示装置20は、第2始動口10に遊技球が入球したことを契機として行われた大当たりの抽選結果を報知するためのもので、その表示態様は、上記第1特別図柄表示装置19における特別図柄の表示態様と同一である。
また、普通図柄表示装置21は、普通図柄ゲート8を遊技球が通過したことを契機として行われる普通図柄の抽選結果を報知するためのものである。詳しくは後述するが、この普通図柄の抽選によって当たりに当選すると普通図柄表示装置21が点灯し、その後、上記第2始動口10が所定時間、第2の態様に制御される。
ここで、「普通図柄の抽選」とは、普通図柄ゲート8に遊技球が通過したときに、普通図柄の抽選用の乱数値を取得し、取得した乱数値が当たりのものであるかどうかの判定する処理をいう。この普通図柄の抽選結果についても、普通図柄ゲート8を遊技球が通過して即座に抽選結果が報知されるわけではなく、所定時間が経過するまで普通図柄表示装置21を点滅等させ、所定時間が経過したところで、普通図柄の抽選結果に対応する普通図柄が停止表示して、遊技者に抽選結果が報知されるようにしている。
さらに、特別図柄の変動表示中や後述する特別遊技中等、第1始動口9または第2始動口10に遊技球が入球して、即座に大当たりの抽選が行えない場合には、一定の条件のもとで大当たりの抽選の権利が保留される。より詳細には、第1始動口9に遊技球が入球して保留される大当たりの抽選の権利は第1保留として保留され、第2始動口10に遊技球が入球して保留される大当たりの抽選の権利は第2保留として保留される。
これら両保留は、それぞれ上限保留個数を4個に設定し、その保留個数は、それぞれ第1特別図柄保留表示器22と第2特別図柄保留表示器23とに表示される。なお、第1保留が1つの場合には、第1特別図柄保留表示器22の左側のLEDが点灯し、第1保留が2つの場合には、第1特別図柄保留表示器22の2つのLEDが点灯する。また、第1保留が3つの場合には、第1特別図柄保留表示器22の左側のLEDが点滅するとともに右側のLEDが点灯し、第1保留が4つの場合には、第1特別図柄保留表示器22の2つのLEDが点滅する。また、第2特別図柄保留表示器23においても、上記と同様に第2保留の保留個数が表示される。
そして、普通図柄の上限保留個数も4個に設定されており、その保留個数が、上記第1特別図柄保留表示器22および第2特別図柄保留表示器23と同様の態様によって、普通図柄保留表示器24において表示される。
ガラス枠110は、遊技盤2の前方(遊技者側)において遊技領域6を視認可能に覆うガラス板(図示せず)を支持している。ガラス板は、ガラス枠110に対して着脱可能に固定されている。
またガラス枠110は、左右方向の一端側(たとえば遊技機に正対して左側)においてヒンジ機構部111を介して外枠100に連結されており、ヒンジ機構部111を支点として左右方向の他端側(たとえば遊技機に正対して右側)を外枠100から開放させる方向に回動可能とされている。ガラス枠110は、ガラス板111とともに遊技盤2を覆い、ヒンジ機構部111を支点として扉のように回動することによって、遊技盤2を含む外枠100の内側部分を開放することができる。ガラス枠110の他端側には、ガラス枠110の他端側を外枠100に固定するロック機構が設けられている。ロック機構による固定は、専用の鍵によって解除することが可能とされている。また、ガラス枠110には、ガラス枠110が外枠100から開放されているか否かを検出する扉開放スイッチ33(図3参照)も設けられている。
遊技機1の裏面には、主制御基板101、演出制御基板102、払出制御基板103、電源基板107、遊技情報出力端子板108などが設けられている。また、電源基板107に遊技機に電力を給電するための電源プラグ50や、図示しない電源スイッチが設けられている。
(制御手段の内部構成)
次に、図3の遊技機のブロック図を用いて、遊技の進行を制御する制御手段について説明する。
主制御基板101は遊技の基本動作を制御する主制御手段である。この主制御基板101は、メインCPU101a、メインROM101b、メインRAM101cを備えている。メインCPU101aは、各検出スイッチやタイマからの入力信号に基づいて、メインROM101bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、各装置や表示器を直接制御したり、あるいは演算処理の結果に応じて他の基板にコマンドを送信したりする。メインRAM101cは、メインCPU101aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
上記主制御基板101の入力側には、一般入賞口検出スイッチ7a、ゲート検出スイッチ8a、第1始動口検出スイッチ9a、第2始動口検出スイッチ10a、大入賞口検出スイッチ11aが接続されており、遊技球の検出信号が主制御基板101に入力するようにしている。
また、主制御基板101の出力側には、第2始動口10の一対の可動片10bを開閉動作させる始動口開閉ソレノイド10cと、大入賞口開閉扉11bを開閉動作させる大入賞口開閉ソレノイド11cとが接続されるとともに、図柄表示装置を構成する第1特別図柄表示装置19と第2特別図柄表示装置20と普通図柄表示装置21と、保留表示器を構成する第1特別図柄保留表示器22と第2特別図柄保留表示器23と普通図柄保留表示器24とが接続されており、出力ポートを介して各種信号が出力される。
また、主制御基板101は、遊技店のホールコンピュータ等において遊技機の管理をするために必要となる外部情報信号を遊技情報出力端子板108に出力する。
主制御基板101のメインROM101bには、遊技制御用のプログラムや各種の遊技に決定に必要なデータ、テーブルが記憶されている。
例えば、大当たり抽選に参照される大当り判定テーブル、普通図柄の抽選に参照される当り判定テーブル、特別図柄の停止図柄を決定する図柄決定テーブル等がメインROM101bに記憶されている。
なお、上述したテーブルは、本実施形態におけるテーブルのうち、特徴的なテーブルを一例として列挙しているに過ぎず、遊技の進行にあたっては、この他にも不図示のテーブルやプログラムが多数設けられている。
主制御基板101のメインRAM101cは、複数の記憶領域を有している。
例えば、メインRAM101cには、普通図柄保留数(G)記憶領域、普通図柄保留記憶領域、第1特別図柄保留数(U1)記憶領域、第2特別図柄保留数(U2)記憶領域、判定記憶領域、第1特別図柄記憶領域、第2特別図柄記憶領域、高確率遊技状態の残り変動回数(X)記憶領域、時短遊技状態の残り変動回数(J)記憶領域、ラウンド遊技回数(R)記憶領域、開放回数(K)記憶領域、大入賞口入球数(C)記憶領域、遊技状態記憶領域、遊技状態バッファ、停止図柄データ記憶領域、演出用伝送データ格納領域、各種のタイマカウンタが設けられている。なお、上述した記憶領域も一例に過ぎず、この他にも多数の記憶領域が設けられている。
遊技情報出力端子板108は、主制御基板101において生成された外部情報信号を遊技店のホールコンピュータ等に出力するための基板である。遊技情報出力端子板108は、主制御基板101と配線接続され、外部情報を遊技店のホールコンピュータ等と接続をするためのコネクタが設けられている。
電源基板107は、コンデンサからなるバックアップ電源を備えており、遊技機に電源電圧を供給するとともに、供給する電源電圧を監視し、電源電圧が所定値以下となったときに、電断検知信号を主制御基板101に出力する。より具体的には、電断検知信号がハイレベルになるとメインCPU101aは動作可能状態になり、電断検知信号がローレベルになるとメインCPU101aは動作停止状態になる。バックアップ電源はコンデンサに限らず、例えば、電池でもよく、コンデンサと電池とを併用して用いてもよい。
演出制御基板102は、主に遊技中や待機中等の各演出を制御する。この演出制御基板102は、サブCPU102a、サブROM102b、サブRAM102cを備えており、主制御基板101に対して、当該主制御基板101から演出制御基板102への一方向に通信可能に接続されている。サブCPU102aは、主制御基板101から送信されたコマンド、または、上記演出ボタン検出スイッチ17a、タイマからの入力信号に基づいて、サブROM102bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、当該処理に基づいて、対応するデータをランプ制御基板104または画像制御基板105に送信する。サブRAM102cは、サブCPU102aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
例えば、演出制御基板102におけるサブCPU102aは、主制御基板101から特別図柄の変動態様を示す変動パターン指定コマンドを受信すると、受信した変動パターン指定コマンドの内容を解析して、液晶表示装置13や音声出力装置18や枠用照明装置16、遊技盤用照明装置160、演出用役物装置15に所定の演出を実行させるためのデータを生成し、かかるデータを画像制御基板105やランプ制御基板104へ送信する。
演出制御基板102のサブROM102bには、演出制御用のプログラムや各種の遊技の決定に必要なデータ、テーブルが記憶されている。
例えば、主制御基板から受信した変動パターン指定コマンドに基づいて演出パターンを決定するための演出パターン決定テーブル、停止表示する演出図柄30の組み合わせを決定するための演出図柄決定テーブル等がサブROM102bに記憶されている。なお、上述したテーブルは、本実施形態におけるテーブルのうち、特徴的なテーブルを一例として列挙しているに過ぎず、遊技の進行にあたっては、この他にも不図示のテーブルやプログラムが多数設けられている。
演出制御基板102のサブRAM102cは、複数の記憶領域を有している。
サブRAM102cには、コマンド受信バッファ、遊技状態記憶領域、演出モード記憶領域、演出パターン記憶領域、演出図柄記憶領域等が設けられている。なお、上述した記憶領域も一例に過ぎず、この他にも多数の記憶領域が設けられている。
また、本実施形態では、演出制御基板102には、現在時刻を出力するRTC(リアルタイムクロック)102dが搭載されている。サブCPU102aは、RTC102dから現在の日付を示す日付信号や現在の時刻を示す時刻信号を入力し、現在の日時にもとづいて各種処理を実行する。RTC102dは、通常、遊技機に電源が供給されているときには遊技機からの電源によって動作し、遊技機の電源が切られているときには、電源基板107に搭載されたバックアップ電源から供給される電源によって動作する。従って、RTC102dは、遊技機の電源が切られている場合であっても現在の日時を計時することができる。なお、RTC102dは、演出制御基板上に電池を設けて、かかる電池によって動作するようにしてもよい。
また、RTC102dを設けずに、バックアップRAMとしての機能を有するサブRAM102cに設けたカウンタを、所定時間ごと(例えば2ms毎)にカウントアップすることによって時間を計時してもよい。
払出制御基板103は、遊技球の発射制御と賞球の払い出し制御を行う。この払出制御基板103は、払出CPU103a、払出ROM103b、払出RAM103cを備えており、主制御基板101に対して、双方向に通信可能に接続されている。払出CPU103aは、遊技球が払い出されたか否かを検知する払出球計数検知スイッチ32、扉開放スイッチ33、タイマからの入力信号に基づいて、払出ROM103bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、当該処理に基づいて、対応するデータを主制御基板101に送信する。また、払出制御基板103の出力側には、遊技球の貯留部から所定数の賞球を遊技者に払い出すための賞球払出装置の払出モータ31が接続されている。払出CPU103aは、主制御基板101から送信された払出個数指定コマンドに基づいて、払出ROM103bから所定のプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、賞球払出装置の払出モータ31を制御して所定の賞球を遊技者に払い出す。このとき、払出RAM103cは、払出CPU103aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
また、図示しない遊技球貸出装置(カードユニット)が払出制御基板103に接続されているか確認し、遊技球貸出装置(カードユニット)が接続されていれば、発射制御基板106に遊技球を発射させることを許可する発射制御データを送信する。
発射制御基板106は、払出制御基板103から発射制御データを受信すると発射の許可を行う。そして、タッチセンサ3bからのタッチ信号および発射ボリューム3aからの入力信号を読み出し、発射用ソレノイド4aを通電制御し、遊技球を発射させる。
ここで、発射用ソレノイド4aの回転速度は、発射制御基板106に設けられた水晶発振器の出力周期に基づく周波数から、約99.9(回/分)に設定されている。これにより、1分間における発射遊技数は、発射ソレノイドが1回転する毎に1個発射されるため、約99.9(個/分)となる。すなわち、遊技球は約0.6秒毎に発射されることになる。
ランプ制御基板104は、演出制御基板102に接続されており、演出制御基板102から送信されたデータを受信すると、演出用役物装置作動プログラムを読み出して、演出用役物装置15を動作させるソレノイドやモータ等の駆動源を通電制御するとともに、受信した演出用のデータに基づいて枠用照明装置制御プログラムを読み出して、枠用照明装置16、遊技盤用照明装置160を点灯制御する。
より具体的な遊技盤用照明装置160の点灯制御に関しては、ランプ制御基板104は遊技盤用照明装置160の左サイドLED基板161とも接続されており、ランプ制御基板104から左サイドLED基板161に対して、電源電圧信号(15V)、グランド信号(GND)、制御信号(CTL1〜CTL3)が適宜出力されることで、左サイドLED基板161に搭載されたLEDの点灯制御を行っている。
画像制御基板105は、上記液晶表示装置13の画像表示制御を行うための図示しない画像CPU、画像ROM、画像RAM、VRAMと、音声CPU、音声ROM、音声RAMとを備えている。この画像制御基板105は、上記演出制御基板102に双方向通信可能に接続されており、その出力側に上記液晶表示装置13および音声出力装置18を接続している。
画像制御基板105において、音声出力装置18を制御する際には、受信したデータに基づいて、音声CPUが音声ROMから音声出力装置制御プログラムを読み出して、音声出力装置18における音声を出力制御する。また、液晶表示装置13を制御する際には、画像CPUが画像ROMからプログラムを読み出して、受信した演出用のコマンドに基づいて液晶表示装置13における画像表示を制御する。
上記画像ROMには、液晶表示装置13に表示される演出図柄30や背景等の画像データが多数格納されており、画像CPUが演出制御基板102から送信されたコマンドに基づいて所定のプログラムを読み出すとともに、所定の画像データを画像ROMからVRAMに読み出して、液晶表示装置13における表示制御をする。なお、画像CPUは、液晶表示装置13に対して、背景画像表示処理、演出図柄表示処理、キャラクタ画像表示処理など各種画像処理を実行するが、背景画像、演出図柄画像、キャラクタ画像は、液晶表示装置13の表示画面上において重畳表示される。
すなわち、演出図柄画像やキャラクタ画像は背景画像よりも手前に見えるように表示される。このとき、同一位置に背景画像と図柄画像が重なる場合、Zバッファ法など周知の陰面消去法により各画像データのZバッファのZ値を参照することで、図柄画像を優先してVRAMに記憶させる。
また、上記音声ROMには、音声出力装置18から出力される音声のデータが多数格納されており、音声CPUは、演出制御基板102から送信されたコマンドに基づいて所定のプログラムを読み出すとともに、音声出力装置18における音声出力制御をする。
(遊技状態の説明)
次に、遊技が進行する際の遊技状態について説明する。本実施形態においては、「低確率遊技状態」「高確率遊技状態」「時短遊技状態」「非時短遊技状態」のいずれかの遊技状態にて遊技が進行する。ただし、遊技の進行中において、遊技状態が「低確率遊技状態」または「高確率遊技状態」である場合には、必ず「時短遊技状態」または「非時短遊技状態」となっている。つまり、(1)「低確率遊技状態」であって「時短遊技状態」である場合と、(2)「低確率遊技状態」であって「非時短遊技状態」である場合と、(3)「高確率遊技状態」であって「時短遊技状態」である場合と、(4)「高確率遊技状態」であって「非時短遊技状態」である場合とが存在することとなる。
なお、遊技を開始したときの遊技状態、すなわち遊技機1の初期の遊技状態は、「低確率遊技状態」であって「非時短遊技状態」に設定されており、この遊技状態を本実施形態においては「通常遊技状態」と称することとする。
本実施形態において「低確率遊技状態」というのは、第1始動口9または第2始動口10に遊技球が入球したことを条件として行われる大当たりの抽選において、大当たりの当選確率が1/299.5に設定された遊技状態をいう。これに対して「高確率遊技状態」というのは、上記大当たりの当選確率が1/29.95に設定された遊技状態をいう。したがって、「高確率遊技状態」では、「低確率遊技状態」よりも、大当たりに当選しやすいこととなる。
なお、低確率遊技状態から高確率遊技状態に変更するのは、後述する大当たり遊技を終了した後である。
本実施形態において「非時短遊技状態」というのは、普通図柄ゲート8を遊技球が通過したことを条件として行われる普通図柄の抽選において、その抽選に要する時間が29秒と長く設定され、かつ、当たりに当選した際の第2始動口10の開放制御時間が0.2秒と短く設定された遊技状態をいう。つまり、普通図柄ゲート8を遊技球が通過すると、普通図柄の抽選が行われるが、その抽選結果は、当該抽選が開始されてから29秒後に確定する。そして、抽選結果が当たりであった場合には、その後、第2始動口10が約0.2秒間、第2の態様に制御される。
これに対して「時短遊技状態」というのは、上記普通図柄の抽選に要する時間が3秒と、「非時短遊技状態」よりも短く設定され、かつ、当たりに当選した際の第2始動口10の開放制御時間が3.5秒と、「非時短遊技状態」よりも長く設定された遊技状態をいう。さらに、「非時短遊技状態」においては普通図柄の抽選において当たりに当選する確率が1/11に設定され、「時短遊技状態」においては普通図柄の抽選において当たりに当選する確率が10/11に設定される。
したがって、「時短遊技状態」においては、「非時短遊技状態」よりも、普通図柄ゲート8を遊技球が通過する限りにおいて、第2始動口10が第2の態様に制御されやすくなる。これにより、「時短遊技状態」では、遊技者が遊技球を消費せずに遊技を進行することが可能となる。
なお、普通図柄の抽選において当たりに当選する確率を「非時短遊技状態」および「時短遊技状態」のいずれの遊技状態であっても変わらないように設定してもよい。
(大当たりの種類の説明)
本実施形態において「大当たり」というのは、第1始動口9または第2始動口10に遊技球が入球したことを条件として行われる大当たりの抽選において、大当たり遊技を実行する権利を獲得したことをいう。
「大当たり遊技」においては、大入賞口11が開放されるラウンド遊技を計15回行う。各ラウンド遊技における大入賞口11の総開放時間は最大29.5秒に設定されており、この間に大入賞口11に所定個数の遊技球(例えば9個)が入球すると、1回のラウンド遊技が終了となる。つまり、「大当たり遊技」は、大入賞口11に遊技球が入球するとともに、当該入球に応じた賞球を遊技者が獲得できることから、多量の賞球を獲得可能な遊技である。
(遊技盤用照明装置の構成)
次に、図4の遊技盤用照明装置の分解斜視図を用いて、遊技盤用照明装置の構成について説明する。
導電性を有する金メッキで被覆された装飾部材14の左側には、遊技盤用照明装置160を取り付けるための基部14aとその基部14aから立ち上がった側壁14bとが一体成型され、金メッキで被覆されている。ただし、基部14aと側壁14bとを必ずしも一体成型する必要はなく、異なる部品で接続されていてもよい。
この側壁14bは、遊技盤面上に対して垂直に立ちあがり、遊技領域6を流下する遊技球が装飾部材14の開口部に進入しないように壁となっている。このため、遊技領域6を流下する遊技球は、側壁14bに衝突して、その壁部14bの左側を流下することとなる。
上述した通り、遊技盤用照明装置160は、制御基板161と、その制御基板161を覆うLEDカバー162とを備えている。
この制御基板161には、赤、緑、青の3色が発光可能な3個のLED161a、161b、161cと、ランプ制御基板104と配線を介して接続されるコネクタ161dと、図示しない抵抗器とが搭載され、鋼製のネジ163aを嵌入するためのネジ孔161eが形成されている。
また、LEDカバー162は、鋼製のネジ163b、163cを嵌入するためのネジ孔162b、162cが形成されている。
そして、基部14aには、ネジ163aを嵌入するためのネジ孔14dと、ネジ163bを嵌入するためのネジ孔14cと、ネジ163cを嵌入するためのネジ孔14eとが形成されている。
このため、制御基板161は、ネジ163aをネジ孔14d、161eに嵌入させることで、装飾部材14にネジ止めされることになる。同様に、LEDカバー162についても、ネジ163bをネジ孔14c、162bに嵌入させ、ネジ163cをネジ孔14e、162cに嵌入させることで、装飾部材14にネジ止めされることになる。
ここで、遊技領域6を流下する遊技球と接触する側壁14bは、金メッキで被覆され導電性を有しており、この側壁14bと一体成型されている基部14aも金メッキで被覆され導電性を有している。さらには、基部14aと接触するネジ163aも鋼製で導電性を有している。
このため、遊技領域を流下する遊技球に帯電した静電気を、装飾部材14の側壁14b、基部14a、ネジ163aを介して、積極的に制御基板161に流すことができる。そして、後述するように、制御基板161上で、入力した静電気を放電させることができるから、遊技球に帯電した静電気を効果的に除去して、遊技機の誤動作や故障を防止することができる。
(制御基板の構成)
次に、図5の制御基板の正面図を用いて、制御基板161の構成について説明する。
制御基板161は、後述する図6の回路図に従って、銅箔等の導電体の配線がリジッド基板にプリントされた片面のプリント基板で構成されている。
この導電体の配線がプリントされた制御基板161の表面には、3個のLED161a、161b、161cと、5個の抵抗器(R1〜R5)と、2個のツェナーダイオード(ZD1、ZD2)とが搭載され、それぞれの部品には図6の回路図に従った導電体の信号ラインがプリントされている。
また、制御基板161の裏面には、5ピンからなるコネクタ161dが搭載され、コネクタの各ピンが裏面から表面を貫通し、貫通されたピンが表面で半田付けされることで、ランプ制御基板104からコネクタ161dを介して、各種信号が入出力されるように構成されている。
具体的には、コネクタ161dの1ピンからの信号ライン161iはランプ制御基板104の基準電圧となるグランド(GND)と接続されており、2ピンからの信号ライン161jには電源基板107から供給された電源電圧がランプ制御基板104を介して入力され、3ピンからの信号ライン161kには赤色のLEDに対応する制御信号(CTL1)が入力され、4ピンからの信号ライン161mには緑色のLEDに対応する制御信号(CTL2)が入力され、5ピンからの信号ライン161nには青色のLEDに対応する制御信号(CTL3)が入力される。
また、静電気の弱い緑色のLEDと青色のLEDとを保護するために、電源電圧に対応する信号ライン161jと緑色のLEDのカソード側の信号ライン161mとに並列してツェナーダイオード(ZD1)が接続され、電源電圧に対応する信号ライン161jと青色のLEDのカソード側の信号ライン161nとに並列してツェナーダイオード(ZD2)が接続されている。なお、赤色のLEDに対しても静電気からの保護を図るために、同様にツェナーダイオードを設けてもよい。また、3ピンから5ピンのLEDのカソード側の信号ライン161k、161m、161nには、各種LEDの制限抵抗(R1〜R3)が接続されている。
さらに、制御基板161の表面のネジ孔161eに周りには、円環状の銅箔等の導電体からなる静電気入力ライン161fが設けられており、この円環状の静電気入力ライン161fがネジ163aの頭部と接触することにより、ネジ163aを介して静電気が制御基板161に入力されることとなる。
そして、円環状の静電気入力ライン161fは、グランド側のグランドライン161gと電源電圧側の電源ライン161hとに接続されていることから、静電気入力ライン161fから入力した静電気をグランドまたは電源電圧に流し、放電させることができる。
また、電源ライン161hには抵抗値が1Mオームの抵抗器R4が接続され、グランドライン161gには抵抗値が1Mオームよりも小さい470Kオームの抵抗器R5が接続されている。
これにより、静電気がグランドラインに流れやすくなるので、グラウンド側への静電気の放電を主として、電源電圧側への静電気の放電は補助的に用いることができ、静電気の入力による電源電圧の変化を抑制し(電圧のブレを少なくし)、遊技機の誤動作や故障を効果的に防止することができる。
(制御基板の回路図)
次に、図6を用いて、制御基板の回路図について説明する。図6(a)は、本実施形態の制御基板161の回路図を示したものであり、図6(b)は、遊技領域を流下する遊技球に帯電した静電気を放電させる仕組みの回路図であり、図6(a)の一部を抜き出した等価回路である。
上述した通り、制御基板161には5ピンからなるコネクタ161dが搭載されており、コネクタ161dの1ピンはランプ制御基板104のグランド(GND)と接続され、2ピンから15Vの電源電圧が入力され、3ピンから赤色の制御信号(CTL1)が入力され、4ピンから緑色の制御信号(CTL2)が入力され、5ピンから青色の制御信号(CTL3)が入力されるように構成されている。
さらには、装飾部材の側壁14b、基部14a、ネジ163a(メッキビス止め)を介して、遊技領域を流下する遊技球に帯電した静電気が入力される。
まず、コネクタ161dの2ピンの電源電圧(15V)は、LED3(161a)のアノード側と導電体の配線で接続されている。より具体的には、赤色(R)のLED3(161a)のアノード側と、緑色(G)のLED3(161a)のアノード側と、青色(B)のLED3(161a)のアノード側とに、2ピンの電源電圧(15V)が導電体の配線を介して接続されている。
そして、LED3(161a)のカソード側とLED2(161b)のアノード側とが導電体の配線で接続されている。
より具体的には、赤色(R)のLED3(161a)のカソード側と赤色(R)のLED2(161b)のアノード側とが導電体の配線で接続され、緑色(G)のLED3(161a)のカソード側と緑色(G)のLED2(161b)のアノード側とが導電体の配線で接続され、青色(B)のLED3(161a)のカソード側と青色(B)のLED2(161b)のアノード側とが導電体の配線で接続されている。
次に、LED2(161b)のカソード側とLED1(161c)のアノード側とが導電体の配線で接続されている。
より具体的には、赤色(R)のLED2(161b)のカソード側と赤色(R)のLED1(161c)のアノード側とが導電体の配線で接続され、緑色(G)のLED2(161b)のカソード側と緑色(G)のLED1(161c)のアノード側とが導電体の配線で接続され、青色(B)のLED2(161b)のカソード側と青色(B)のLED1(161c)のアノード側とが導電体の配線で接続されている。
そして、制御基板161上にはLED1〜3の性能に対応し、一定の電流を流すために制限抵抗(R1〜R3)が設けられ、LED1(161c)のカソード側と制限抵抗(R1〜R3)の一端とが導電体の配線で接続されている。
また、赤色(R)のLEDに対応する制限抵抗(R1)の他端は、コネクタ161dの3ピンの制御信号(CTL1)と導電体の配線で接続されている。一方、緑色(G)のLEDに対応する制限抵抗(R2)の他端は、コネクタ161dの4ピンの制御信号(CTL2)とツェナーダイオード(ZD1)のアノード側とに導電体の配線で並列接続されている。同様に、青色(B)のLEDに対応する制限抵抗(R3)の他端は、コネクタ161dの5ピンの制御信号(CTL3)とツェナーダイオード(ZD2)のアノード側とに導電体の配線で並列接続されている。
また、コネクタ161dの2ピンの電源電圧(15V)は、LED3(161a)のアノード側と導電体の配線で接続されるだけではなく、ツェナーダイオード(ZD1、ZD2)のカソード側と、メッキビス止めとも導電体の配線で並列接続されている。上述した通り、このツェナーダイオード(ZD1、ZD2)によって、静電気の弱い緑色のLEDと青色のLEDとを静電気から保護している。
また、コネクタ161dの2ピンの電源電圧(15V)とメッキビス止めとの導電体の配線上には、抵抗値が1Mオームの抵抗器R4が直列的に接続されている。
さらに、コネクタ161dの1ピンのグランド(GND)とメッキビス止めとが導電体の配線で接続されており、その配線上には抵抗値が1Mオームよりも小さい470Kオームの抵抗器R5が直列的に接続されている。
すなわち、メッキビス止めからは、コネクタ161dの1ピンのグランド(GND)とコネクタ161dの2ピンの電源電圧(15V)とに並列接続されていることになるが、電源電圧側に設けられた抵抗器R4の方がグランド側に設けられた抵抗器R5よりも大きいため、主としてグランド側に静電気を流すことができる。
また、遊技球に帯電した静電気は、一般的には電圧の低いグランド側に流れることになるが、静電気の電圧が非常に大きいときには、グランド側から静電気がはね返る場合がある。このような場合であっても、グランド側からのはね返りの静電気を、電源電圧側で吸収することができ、静電気を効果的に除去し、遊技機の誤動作や故障を効果的に防止することができる。
(変形例1)
次に、図7を用いて、遊技球に帯電した静電気を放電させるための制御基板161の回路図の変形例1について説明する。図7(a)は、制御基板161の回路図を示したものであり、図7(b)は、遊技領域を流下する遊技球に帯電した静電気を放電させる仕組みの回路図であり、図7(a)の一部を抜き出した等価回路である。
図7の制御基板の回路図は、上記図6に示した制御基板の回路図と比べて、図6に示した抵抗器R5が、静電気を除去するための静電気除去部品としてのツェナーダイオード(ZD3)に置き換えられた点で相違している。
すなわち、コネクタ161dの1ピンのグランド(GND)とメッキビス止めとが導電体の配線で接続されており、その配線上にはツェナーダイオード(ZD3)が直列的に接続されている。
これにより、静電気がグランドに流れるまでに、静電気除去部品によって除去できる静電気を除去した上で、除去できなかった静電気をグランドで放電させることができる。このため、静電気の入力によるグランドの基準電圧の変化を抑制し(電圧のブレを少なくし)、遊技球に帯電した静電気を効果的に除去して、遊技機の誤動作や故障を防止することができる。
特に、ツェナーダイオード(ZD3)であれば、非常に瞬間的に高くなる静電気を除去することができる。詳しくは、図14を用いて後述する。
(変形例2)
次に、図8を用いて、遊技球に帯電した静電気を放電させるための制御基板161の回路図の変形例2について説明する。図8(a)は、制御基板161の回路図を示したものであり、図8(b)は、遊技領域を流下する遊技球に帯電した静電気を放電させる仕組みの回路図であり、図8(a)の一部を抜き出した等価回路である。
図8の制御基板の回路図は、上記図6に示した制御基板の回路図と比べて、図6に示した抵抗器R5が、静電気を除去するための静電気除去部品としての第1のコイル(L1)と第2のコイル(L2)に置き換えられた点で相違している。
すなわち、コネクタ161dの1ピンのグランド(GND)とメッキビス止めとが導電体の配線で接続されており、その配線上にはメッキビス止め側から順番に第1のコイル(L1)、第2のコイル(L2)が直列的に接続されている。
ここで、第1のコイル(L1)は高周波の範囲で静電気を除去する性能を有するものであり、第2のコイル(L2)は低周波の範囲で静電気を除去する性能を有するものである。
これにより、静電気がグランドに流れるまでに、静電気除去部品によって除去できる静電気を除去した上で、除去できなかった静電気をグランドで放電させることができる。このため、静電気の入力によるグランドの基準電圧の変化を抑制し(電圧のブレを少なくし)、遊技球に帯電した静電気を効果的に除去して、遊技機の誤動作や故障を防止することができる。
また、高周波の静電気と低周波の静電気とを除去した上で、除去できなかった静電気をグランドで放電させることができる。
特に、メッキビス止めから入力された静電気は、第1のコイル(L1)、第2のコイル(L2)、グランドの順番に流れていくので、最初に第1のコイル(L1)によって高周波の静電気を除去し、静電気を低周波にさせた後、第2のコイル(L2)によって低周波の静電気を除去することができ、より効果的に静電気を除去することができる。詳しくは、図14を用いて後述する。
(変形例3)
次に、図9を用いて、遊技球に帯電した静電気を放電させるための制御基板161の回路図の変形例3について説明する。図9(a)は、制御基板161の回路図を示したものであり、図9(b)は、遊技領域を流下する遊技球に帯電した静電気を放電させる仕組みの回路図であり、図9(a)の一部を抜き出した等価回路である。
図9の制御基板の回路図は、上記図6に示した制御基板の回路図と比べて、図6に示した抵抗器R5が、静電気を除去するための静電気除去部品としてのツェナーダイオード(ZD3)と第1のコイル(L1)に置き換えられた点で相違している。
すなわち、コネクタ161dの1ピンのグランド(GND)とメッキビス止めとが導電体の配線で接続されており、その配線上にはメッキビス止め側から順番にツェナーダイオード(ZD3)、第1のコイル(L1)が直列的に接続されている。
これにより、静電気がグランドに流れるまでに、静電気除去部品によって除去できる静電気を除去した上で、除去できなかった静電気をグランドで放電させることができる。このため、静電気の入力によるグランドの基準電圧の変化を抑制し(電圧のブレを少なくし)、遊技球に帯電した静電気を効果的に除去して、遊技機の誤動作や故障を防止することができる。
また、ツェナーダイオード(ZD3)の性質を用いて第1の性質の静電気(非常に瞬間的に高くなる静電気)を除去し、第1のコイル(L1)の性質を用いて第2の性質の静電気(高周波または低周波の静電気)を除去した上で、除去できなかった静電気をグランドで放電させることができる。
特に、メッキビス止めから入力された静電気は、ツェナーダイオード(ZD3)、第1のコイル(L1)、グランドの順番に流れていくので、最初にツェナーダイオード(ZD3)によって瞬間的に高い静電気を除去した後、第1のコイル(L1)によって所定の周波数の静電気を除去することができ、より効果的に静電気を除去することができる。詳しくは、図14を用いて後述する。
(変形例4)
次に、図10を用いて、遊技球に帯電した静電気を放電させるための制御基板161の回路図の変形例4について説明する。図10(a)は、制御基板161の回路図を示したものであり、図10(b)は、遊技領域を流下する遊技球に帯電した静電気を放電させる仕組みの回路図であり、図10(a)の一部を抜き出した等価回路である。
図10の制御基板の回路図は、上記図6に示した制御基板の回路図と比べて、図6に示した抵抗器R5が、静電気を除去するための静電気除去部品としてのツェナーダイオード(ZD3)と第1のコイル(L1)と第2のコイル(L2)に置き換えられた点で相違している。
すなわち、コネクタ161dの1ピンのグランド(GND)とメッキビス止めとが導電体の配線で接続されており、その配線上にはメッキビス止め側から順番にツェナーダイオード(ZD3)、第1のコイル(L1)、第2のコイル(L2)が直列的に接続されている。
これにより、静電気がグランドに流れるまでに、静電気除去部品によって除去できる静電気を除去した上で、除去できなかった静電気をグランドで放電させることができる。このため、静電気の入力によるグランドの基準電圧の変化を抑制し(電圧のブレを少なくし)、遊技球に帯電した静電気を効果的に除去して、遊技機の誤動作や故障を防止することができる。
特に、メッキビス止めから入力された静電気は、ツェナーダイオード(ZD3)、第1のコイル(L1)、第2のコイル(L2)、グランドの順番に流れていくので、最初にツェナーダイオード(ZD3)によって瞬間的に高い静電気を除去した後、第1のコイル(L1)によって高周波の静電気を除去し、静電気を低周波にさせた後、第2のコイル(L2)によって低周波の静電気を除去することができ、より効果的に静電気を除去することができる。詳しくは、図14を用いて後述する。
(静電気の波形の説明)
ここで、図14に示す静電気の波形(ESD波形)を用いて、上述した静電気を除去するための静電気除去部品としてのツェナーダイオード、コイルの効果を補足して説明する。
図14に示すグラフは、横軸を秒数として、縦軸を電圧として実線で静電気の波形を表したものである。静電気は、極めて短い時間(0.7〜1ns)で急激に高くなり、時間の経過とともに電圧が下がっていく。
上述した、ツェナーダイオードに対しては、図14に示すaの箇所の静電気を効果的に放電させることができ、高周波の範囲で静電気を除去する性能を有する第1のコイル(L1)であれば、図14に示すbの箇所の静電気を効果的に放電させることができ、低周波の範囲で静電気を除去する性能を有する第2のコイル(L2)であれば、図14に示すcの箇所の静電気を効果的に放電させることができる。
(変形例5)
次に、図11を用いて、遊技球に帯電した静電気を放電させるための制御基板161の回路図の変形例5について説明する。図11(a)は、制御基板161の回路図を示したものであり、図11(b)は、遊技領域を流下する遊技球に帯電した静電気を放電させる仕組みの回路図であり、図11(a)の一部を抜き出した等価回路である。
図11の制御基板の回路図は、上記図6に示した制御基板の回路図と比べて、図6に示した抵抗器R4が、静電気を除去するための静電気除去部品としての第1のバリスタ(Z1)に置き換えられ、図6に示した抵抗器R5が、静電気を除去するための静電気除去部品としての第2のバリスタ(Z2)に置き換えられた点で相違している。なお、第1のバリスタ(Z1)と第2のバリスタ(Z2)とは、同一の性能を有する部品である。
すなわち、コネクタ161dの2ピンの電源電圧(15V)とメッキビス止めとが導電体の配線で接続されており、その配線上には第1のバリスタ(Z1)が直列的に接続されている。同様に、コネクタ161dの1ピンのグランド(GND)とメッキビス止めとが導電体の配線で接続されており、その配線上には第2のバリスタ(Z2)が直列的に接続されている。
ここで、遊技球に帯電した静電気は、静電気の発生条件によってプラスに帯電したりマイナスに帯電したり、電圧の値も相違したり静電気の性質が不明となる。
しかしながら、静電気の性質が不明であっても、電源電圧とグランドとに同じ性質のバリスタが接続されているので、発生した静電気を自然に流れやすい方に流すことができ、様々な性質の静電気を効果的に除去することができる。
(変形例6)
次に、図12を用いて、遊技球に帯電した静電気を放電させるための制御基板161の回路図の変形例6について説明する。図12(a)は、制御基板161の回路図を示したものであり、図12(b)は、遊技領域を流下する遊技球に帯電した静電気を放電させる仕組みの回路図であり、図12(a)の一部を抜き出した等価回路である。
図12の制御基板の回路図は、上記図6に示した制御基板の回路図と比べて、ランプ制御基板104を介して入力される電源電圧(15V)を、LEDの点灯制御用の電源電圧と、遊技球に帯電した静電気の放電用の電源電圧とに分けた点で相違している。
すなわち、5ピンのコネクタ161dを6ピンのコネクタに置き換え、新たな2ピンにはランプ制御基板104を介して電源電圧と接続されるとともに、新たな2ピンの電源電圧(15V)は、メッキビス止めと導電体の配線で接続されている。一方、新たな3ピンにもランプ制御基板104を介して電源電圧と接続されるとともに、新たな3ピンの電源電圧(15V)は、LED3(161a)のアノード側と導電体の配線で接続されている。
これにより、遊技球に帯電した静電気が、メッキビス止めを介して制御基板161に搭載されたLED1〜3(161a、161b、161c)に直接流れることがなく、より万全に遊技機の誤動作や故障を防止することができる。
なお、この電源電圧(15V)を、LEDの点灯制御用の電源電圧と、遊技球に帯電した静電気の放電用の電源電圧とに分けるという変形例6に関しては、上記変形例1〜変形例5に対しても同様に採用できる。
(変形例7)
次に、図13を用いて、遊技球に帯電した静電気を放電させるための制御基板161の変形例7について説明する。
図13の制御基板161は、上記図5に示した制御基板と比べて、ランプ制御基板104からグランド(GND)をとるのではなく、制御基板161自体からグランドをとる点で相違している。
すなわち、ランプ制御基板104のグランド(GND)と接続するためのコネクタ161dの1ピンを削除し、制御基板161のプリント基板上に接地用のグランドパターン161pを設け、グランドライン161gを抵抗器R5の一端に接続し、その抵抗器R5の他端をグランドパターン161pに接続している。
これにより、制御基板161のプリント基板上に設けられた接地用のグランドパターン161pを介して、遊技球に帯電した静電気を放電させることができる。
(その他の変形例)
なお、本実施形態では、遊技盤用照明装置160を装飾部材14の左側にしか設けていないが、装飾部材14の上側、下側、右側に設けてもよいし、その数は限定されるものではない。
また、本実施形態では、遊技球に帯電した静電気を放電させるための制御基板には、光を発光するための制御基板161を用いたが、モータやソレノイド等を駆動させるための制御基板、音声を出力するための制御基板、画像を表示するための制御基板、中継基板などに用いてもよく、遊技球に帯電した静電気を放電させるための制御基板の種別に限定されるものではない。
また、本実施形態では、制御基板161を鋼製のネジ163aによって装飾部材14にネジ止めすることとしたが、鋼製のクリップやフック等を用いて制御基板161を装飾部材14に取り付けてもよい。
さらに、本実施形態では、制御基板161を鋼製のネジ163aによって装飾部材14にネジ止めする場合に、制御基板161にネジ孔161eを形成したが、ネジ163aがグランドライン161gおよび電源ライン161hに接触すれば、制御基板161にネジ孔161eを形成しなくてもよい。例えば、ネジ163aの径によって制御基板161の側面を固定させ、ネジ163aの頭部を制御基板161上のグランドライン161gおよび電源ライン161hに接触させてもよい。
さらに、本実施形態では、制御基板161を鋼製のネジ163aによって装飾部材14にネジ止めすることで、そのネジ163aを用いて装飾部材14(基部14a)を制御基板161上のグランドライン161gおよび電源ライン161hに接続させるように構成したが、制御基板161を装飾部材14に取り付けるネジを用いずに、導電性を有する銅線やバネ等を用いて、装飾部材14(基部14a)を制御基板161上のグランドライン161gおよび電源ライン161hに接続させてもよい。
なお、本実施形態では、遊技球に帯電した静電気を電子部品の基準電圧となるグランドに流すことにしたが、アースに接続されたグランドに静電気を流すように構成してもよい。
14 装飾部材
14a 基部
14b 側壁
104 ランプ制御基板
160 遊技盤用照明装置
161 制御基板
161d コネクタ
161i 信号ライン
161j 信号ライン
161f 静電気入力ライン
161g グランドライン
161h 電源ライン
162 LEDカバー
163a ネジ


Claims (2)

  1. 遊技領域を流下する遊技球に接触可能であって、導電性の導電部を有する装飾部材と、
    所定の電子部品が搭載され、グランドに接続されるグランドラインと電源電圧に接続される電源ラインとを有する制御基板と、
    前記装飾部材の導電部と前記制御基板のグランドラインと電源ラインとに接触する導電性の接触部材とを備え、
    前記制御基板には、前記グランドライン上に静電気を除去する静電気除去部品が接続されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記制御基板には、前記電源ライン上に抵抗器が接続されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。

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