JP2011061895A - 超音波モータ機構 - Google Patents

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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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    • H02N2/02Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors
    • H02N2/026Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors by pressing one or more vibrators against the driven body

Abstract

【課題】シャフトと連結部材との位置決めを精度良く行うことのできる超音波モータ機構を提供する。
【解決手段】圧電素子を有する超音波振動子と、超音波振動子との間の摩擦力により相対的に駆動される被駆動部材と、被駆動部材と連結する連結部材と、超音波振動子を被駆動体に付勢する第1付勢部材と、被駆動部材を移動可能に支持するベース部材と、被駆動部材をベース部材に対して移動可能に支持する球状の転動部材と、を少なくとも具備し、被駆動部材と連結部材の間に第2付勢部材を介入させることによって、被駆動部材を長手方向に付勢し、被駆動部材と連結部材とを当接させることによって互いに結合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、超音波モータ機構に関するものである。
従来の超音波モータ機構としては特許文献1記載の駆動装置が挙げられる。この駆動装置は、第1枠体と第2枠体とを相対移動させる第1駆動機構と、第2枠体と第3枠体とを相対移動させる第2駆動機構と、を備え、これら第1及び第2駆動機構は、圧電素子によって駆動を発生させる駆動発生部と、駆動発生部により発生した駆動を受ける駆動受部と、をそれぞれ有する。また、第1枠体には、第1駆動機構の駆動受部のシャフトの両端が固定され、第2枠体には、第2駆動機構の駆動受部のシャフトの両端が固定されている。
特開2008−67479号公報
しかしながら、特許文献1記載の駆動装置では、シャフトと、対応する枠体(連結部材)と、を互いに固定する際に、枠体に対するシャフトの位置決めを精度よく行うことについて具体的に考慮されていない。この駆動装置において、シャフトと枠体との位置決めを精度よく行うためには、専用の治具や工具が必要となる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、専用の治具や工具を用いることなく、シャフトと連結部材との位置決めを精度良く行うことのできる超音波モータ機構を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る超音波モータ機構は、圧電素子を有する超音波振動子と、超音波振動子との間の摩擦力により相対的に駆動される被駆動部材と、被駆動部材と連結する連結部材と、超音波振動子を被駆動体に付勢する第1付勢部材と、被駆動部材を移動可能に支持するベース部材と、被駆動部材をベース部材に対して移動可能に支持する球状の転動部材と、を少なくとも具備し、被駆動部材と連結部材の間に第2付勢部材を介入させることによって、被駆動部材を長手方向に付勢し、被駆動部材と連結部材とを当接させることによって互いに結合することを特徴としている。
本発明に係る超音波モータ機構において、被駆動部材は、その長手方向の一方の端部が第2付勢部材で付勢され、他方の端部は連結部材の溝部に当接することが好ましい。
本発明に係る超音波モータ機構において、第2付勢部材はネジ又はばねであることが好ましい。
本発明に係る超音波モータ機構は、シャフトと連結部材との位置決めを精度良く行うことができる、という効果を奏する。
本発明の実施形態に係る超音波モータ機構の構成を示す平面図である。 図1のII−II線における断面図である。 図1のIII−III線における断面図である。
以下に、本発明に係る超音波モータ機構の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係る超音波モータ機構の構成を示す平面図である。図2は、図1のII−II線における断面図である。図3は、図1のIII−III線における断面図である。
図1から図3に示すように、超音波モータ機構は、圧電素子140及び駆動子142、143を有する超音波振動子と、円筒面を有する被駆動部材としてのシャフト150と、連結部材180と、第1付勢部材としての押圧部材130と、ベース部材170と、4つの転動部材160と、を備える。また、超音波モータ機構は、ベース部材170と結合して超音波振動子及び押圧部材130を内部に収容するケース部材120を備え、ケース部材120は、基台110上に載置される。
略コの字型の断面形状を有するベース部材170の内部には、4つの球状部材からなる転動部材160が収容される。転動部材160は、ベース部材170の長手方向(図1の上下方向、図2の左右方向)に移動可能に収容される。なお、転動部材160は、ベース部材170の長手方向に移動可能であれば、4つより多くても良い。
シャフト150は、円筒面と平面からなる側面を備え、長手方向直交断面が略D字形状をなしている。このシャフト150は、円筒面が転動部材160に当接するように載置される。
シャフト150の長手方向両端は、シャフト150の駆動変位を外部装置に伝達するための連結部材180の第1腕部181、第2腕部182にそれぞれ結合されている。
ケース部材120は箱型の形状をしており、その内部空間には、圧電素子140と、押圧部材130と、が高さ方向(図2、図3の上下方向)の上側から順に内包される。130としては金属製の板バネを用いる。圧電素子140の下面には、下方に突出する支持部材141が設けられ、押圧部材130の上面に当接する。押圧部材130は、その長手方向(図2の左右方向)の両端がケース部材120の内壁に当接し、上に凸に撓んだ状態で支持される。
ベース部材170とケース部材120は、例えば、ケース部材120の上部に設けた複数の突起部を、ベース部材170の下部に設けた複数の係止部にそれぞれ係止することによって固定する。
圧電素子140の上面には、上方へ突出する駆動子142、143が設けられ、ケース部材120をベース部材170に組みつけたとき、駆動子142、143はシャフト150の下側に位置する平面に当接する。このとき、押圧部材130は所定の量だけ撓んだ状態で長手方向略中央部分が支持部材141に当接する。押圧部材130の撓み量は任意に設定でき、この撓み量を所望の値にすることによって、シャフト150に対して圧電素子140から所望の押圧力を発生し、駆動子142、143をシャフト150に付勢する。これにより、駆動子142、143とシャフト150との間に摩擦力が生じ、圧電素子140を駆動することにより、シャフト150はベース部材170に対して長手方向(図1の上下方向、図2の左右方向、駆動方向)に移動可能となる。
連結部材180は、シャフト150の長手方向に略平行に延びるように配置される基部183と、基部183の両端からそれぞれ延びる第1腕部181、第2腕部182と、を備え、平面視でコの字状をなす。第1腕部181には、シャフト150の長手方向の一方の端部を受容する第1溝部181aが設けられ、第2腕部182には、シャフト150の他方の端部を受容する第2溝部182aが設けられている。第1溝部181a、第2溝部182aは、内側から外側へ向かって形成された有底の凹部であり、図3に示すように、シャフト150の両端部の上面及び両側面にそれぞれ当接し、これによりシャフト150を支持する。なお、連結部材は複数の部材から構成されるものであっても良い。
また、第1溝部181aには、シャフト150の軸方向に略一致するように形成された小径の貫通したネジ穴181bが設けられ、第2付勢部材としての固定ネジ190が螺合される。この固定ネジ190は、シャフト150の軸方向に進退可能である。
基部183には、その高さ方向に貫通するように、連結ネジ184、185が螺合されている。連結ネジ184、185は、軸部の先端が枠部材200にそれぞれ結合されており、これにより連結部材180と枠部材200が連結されている。
なお、連結部材180によって連結する外部装置としては、枠部材200以外の形状でもよい。
本実施形態の超音波モータ機構では、第1溝部181a内に螺入した固定ネジ190の先端面190aをシャフト150の一方の端面150aに当接させる。シャフト150は、固定ネジ190の第1溝部181aへの螺入量に応じて、第1溝部181a、第2溝部182aの内面に案内されつつシャフト150の軸方向150c(長手方向)に沿って移動し、シャフト150の他方の端面150bが第2溝部182aの内面に当接すると移動を停止する。このとき、シャフト150は、長手方向の両端面150a、150bが、固定ネジ190の先端面と第2溝部182aの内面にそれぞれ当接した状態で固定される。
なお、第2付勢部材としては、固定ネジ190のほか、例えばバネその他の弾性部材を設けることもできる。バネを用いる場合は、例えば、バネの伸縮方向の一端がシャフト150の一方の端面150aに当接し、他端が第1溝部181a内壁に当接する。この場合、バネは、シャフト150を端面150b側に付勢するような圧縮性を有するものを用いる。
以上の構成の超音波モータ機構においては、圧電素子140を駆動すると、押圧部材130によってベース部材170側へ押圧された状態のシャフト150が長手方向に駆動される。このとき、転動部材160はシャフト150との当接点においてシャフト150の長手方向の駆動力を受けて転がり運動をするため、シャフト150はスムーズに駆動される。
シャフト150が駆動されると、連結部材180も一体となって移動する。これにより、シャフト150の変位は、連結部材180に結合された枠部材200(外部装置)に伝達される。
本実施形態に係る超音波モータ機構によれば、シャフト150の端面150bが第2腕部182の第2溝部182aに当接するまで固定ネジ190を締め付けて組み立てる。すなわち、シャフト150(被駆動部材)と連結部材180との間に、第2付勢部材としての固定ネジ190を介入させることによって、シャフト150を長手方向に付勢し、シャフト150と連結部材180とを当接させることによって互いに結合している。これにより、連結部材180と、シャフト150と、の固定を精度良く、かつ、容易に行うことができる。また、固定ネジ190を用いるのみであるため、超音波モータ機構の構成を大きく変えたり、部品点数を大きく増やしたり、別個の専用治具を用意する必要がない。
さらに、被駆動部材の長さの公差、連結部材に設けられた溝構造部により簡単に精度よく位置きめができる。また、固定ネジ190という1本のネジ締めにより固定しているので分解の必要が生じた場合でもすぐに対処できる。
また、駆動時においては、シャフト150の縦振動を抑制する方向に、ネジ端面固定を行うので、シャフト150の余分な縦振動を抑えることができ、これにより特性が安定する。
さらにまた、固定ネジ190を締めることで組立てが完了するので、仮に接着固定をした場合と比較すると、接着時間などが不要な分、組立て工数が削減でき、コスト削減に繋がる。
以上のように、本発明に係る超音波モータ機構は、被駆動部材と連結部材との位置決めを精度良く行うことが求められる駆動装置に有用である。
110 基台
120 ケース部材
130 押圧部材(第1付勢部材)
140 圧電素子
141 支持部材
142、143 駆動子
150 シャフト(被駆動部材)
150a、150b 端面
150c 軸方向(長手方向)
160 転動部材
170 ベース部材
180 連結部材
181 第1腕部
181a 第1溝部
181b ネジ穴
182 第2腕部
182a 第2溝部
183 基部
184、185 連結ネジ
190 固定ネジ(第2付勢部材)
190a 先端面
200 枠部材(外部装置)

Claims (4)

  1. 圧電素子を有する超音波振動子と、
    前記超音波振動子との間の摩擦力により相対的に駆動される被駆動部材と、
    前記被駆動部材と連結する連結部材と、
    前記超音波振動子を前記被駆動体に付勢する第1付勢部材と、
    前記被駆動部材を移動可能に支持するベース部材と、
    前記被駆動部材を前記ベース部材に対して移動可能に支持する球状の転動部材と、
    を少なくとも具備し、
    前記被駆動部材と前記連結部材の間に第2付勢部材を介入させることによって、前記被駆動部材を長手方向に付勢し、
    前記被駆動部材と前記連結部材とを当接させることによって互いに結合することを特徴とする超音波モータ機構。
  2. 前記被駆動部材は、その長手方向の一方の端部が前記第2付勢部材で付勢され、他方の端部は前記連結部材の溝部に当接することを特徴とする請求項1に記載の超音波モータ機構。
  3. 前記第2付勢部材はネジ又はばねであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の超音波モータ機構。
  4. 前記連結部材は、複数の部材から構成されてなることを特徴とする請求項1から請求項
    3のいずれか1項に記載の超音波モータ機構。
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