JP2011061894A - 超音波モータ - Google Patents

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    • H10N30/2023Piezoelectric or electrostrictive devices with electrical input and mechanical output, e.g. functioning as actuators or vibrators using longitudinal or thickness displacement combined with bending, shear or torsion displacement having polygonal or rectangular shape

Abstract

【課題】単一の部材からなり、構造が単純であり、溝部等が不要であり、縦振動とねじれ振動を容易に励起することができ、縦振動とねじれ振動を合成することにより楕円振動を形成し、楕円振動によりロータを回転させる超音波モータを提供する。
【解決手段】振動子の回転軸方向に伸縮する縦1次共振振動と、回転軸をねじれ軸とするねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動とを合成することにより、楕円振動を形成してなり、振動子の回転軸方向に伸縮する縦1次共振振動と、回転軸をねじれ軸とするねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動と、の共振周波数がほぼ一致するように、振動子の矩形状の長さ比率を設定し、振動子は、複数の圧電シートからなり、圧電シートの厚み方向に分極されてなる活性化領域により、縦1次共振振動と、ねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動と、を発生する。
【選択図】図1

Description

本発明は、超音波モータに関するものである。
例えば、下記特許文献1には、振動子の縦振動とねじれ振動を合成して楕円振動を発生させ、ロータを回転させる超音波モータが提案されている。そして、下記特許文献1の図1には、振動子の分解斜視図が描かれており、振動子軸方向に対し斜めにカッティングされた弾性体の間に複数枚の圧電素子が挿入された構成となっている。また、圧電素子の正電極は2分割されており、ここでは、それぞれA相、B相と称するものとする。
ここで、A相とB相に同位相の交番電圧を印加することで、棒状振動子に縦振動を発生させることができる。また、A相とB相に逆位相の交番電圧を印加することで、棒状振動子にねじれ振動を発生させることができる。尚、振動子の溝位置を調整して縦振動の共振周波数と、ねじれ振動の共振周波数を、ほぼ一致するようにしておく。そして、A相とB相にπ/2位相の異なる交番電圧を印加すると、縦振動とねじれ振動が同時に発生し、棒状弾性体上面に楕円振動を発生させることができる。棒状弾性体上面にロータを押圧することにより、ロータを時計方向(CW方向)若しくは反時計方向(CCW方向)に回転させることができる。
特開平9−117168号公報
しかしながら、特許文献1に記載された超音波モータは、その図1に示されるように、圧電素子と弾性体が必要になる、弾性体を斜めにカットしなければならない、縦振動とねじれ振動の周波数を合わせるために弾性体の一部に溝部を設けなければならない、等の課題があった。それ故、全体として振動子の構成が非常に複雑になるという課題を有していた。
したがって本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、単一の部材からなり、構造が単純であり、溝部等が不要であり、縦振動とねじれ振動を容易に励起することができ、縦振動とねじれ振動を合成することにより楕円振動を形成し、楕円振動によりロータを回転させる超音波モータを提供することにある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る超音波モータは、中心軸に垂直な断面が矩形状の長さ比率を有する振動子と、振動子の楕円振動発生面に接して振動子の楕円振動発生面と直交する中心軸を回転軸として回転駆動されるロータと、を少なくとも備えた超音波モータであって、振動子の回転軸方向に伸縮する縦1次共振振動と、回転軸をねじれ軸とするねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動とを合成することにより、楕円振動を形成してなり、振動子の回転軸方向に伸縮する縦1次共振振動と、回転軸をねじれ軸とするねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動と、の共振周波数がほぼ一致するように、振動子の矩形状の長さ比率を設定し、振動子は、複数の圧電シートからなり、圧電シートの厚み方向に分極されてなる活性化領域により、縦1次共振振動と、ねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動と、を発生することを特徴としている。
本発明に係る超音波モータにおいて、振動体は複数の圧電シートが中心軸と所定角度傾いて積層されてなり、複数の圧電シートのうち、ねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動の節近傍に位置する圧電シートには第1内部電極が設けられており、活性化領域は、少なくとも第1内部電極が互いに対向する部分に形成されていることが好ましい。
本発明に係る超音波モータにおいて、第1内部電極が設けられた圧電シートには、さらに第2内部電極が設けられており、互いに逆方向に分極されてなる活性化領域は、第1内部電極が互いに対向する部分、及び、第2内部電極が互いに対向する部分に、それぞれ対応するように形成されていることが好ましい。
本発明に係る超音波モータは、単一の部材からなり、構造が単純であり、溝部等が不要であり、縦振動とねじれ振動を容易に励起することができ、縦振動とねじれ振動を合成することにより楕円振動を形成し、楕円振動によりロータを回転させることができる、という効果を奏する。
本発明の第1実施形態に係る超音波モータの構成を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る超音波モータの構成を示す分解斜視図である。 (a)は、第1実施形態に係る振動子の概略構成を示す斜視図、(b)は、ねじれ1次振動モードにおける振動状態を破線で示した斜視図、(c)は、縦1次振動モードにおける振動状態を破線で示した斜視図、(d)は、ねじれ2次振動モードにおける振動状態を破線で示した斜視図、(e)は、ねじれ3次振動モードにおける振動状態を破線で示した斜視図である。 振動子の高さを一定として、横軸を短辺の長さ/長辺の長さとしたときの各モードの共振周波数を表したグラフである。 本発明の第1実施形態に係る積層圧電素子の構成を示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る積層圧電素子から振動子をカットする位置を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る積層圧電素子からカットされた振動子の構成を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る積層圧電素子の構成を示す分解斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る積層圧電素子から振動子をカットする位置を示す斜視図である。
以下に、本発明に係る超音波モータの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る超音波モータ100の構成を示す斜視図である。図2は、超音波モータ100の構成を示す分解斜視図である。
超音波モータ100は、振動子101及びロータ102を備える。
振動子101は、中心軸100c(回転軸)に垂直な断面が矩形状の長さ比率を有する、略直方体形状の圧電素子である。ロータ102は、略円板状をなし、その下面が振動子101の楕円振動発生面101aに設けた摩擦接触部材103a、103bに接し、振動子101の楕円振動発生面101aと直交する中心軸100cを回転軸として回転駆動される。
振動子101へのロータ102の取り付け構造について説明する。
振動子101(圧電素子)の節近傍にはホルダ110が固着される。振動子101の楕円振動発生面101aとホルダ110との間には、シャフト105、ロータ102、ベアリング107、押圧バネ108、バネ押さえリング109が順に配置される。この配置は、中心軸100cに対して同心状に行われる。
ロータ102の中央の凹部102aにはベアリング107が結合され、ロータ102とベアリング107には中心軸100cに沿うようにシャフト105が挿通される。シャフト105の下部は振動子101の楕円振動発生面101a上に接触配置される。
ロータ102及びベアリング107に挿通されたシャフト105の上部先端は、押圧バネ108とバネ押さえリング109に順に挿通され、さらに、ホルダ110の上部の貫通穴110aを通って、ホルダ110の上方に配置されたシャフト固定リング111に螺合される。これにより、シャフト105はホルダ110に固定される。
バネ押さえリング109とシャフト105はネジ溝によって互いに螺合されており、バネ押さえリング109を回転させてシャフト105に対する位置を変更することにより、押圧バネ108の力量を調節してロータ102の摩擦接触部材103a、103bへの押圧力量を調節することができる。
次に、図3及び図4を参照して、超音波モータ10に使用される振動子101(圧電素子)の共振周波数の一致に関して説明する。図3(a)は、振動子101の概略構成を示す斜視図である。図3(b)は、ねじれ1次振動モードにおける振動状態を破線で示した斜視図である。図3(c)は、縦1次振動モードにおける振動状態を破線で示した斜視図である。図3(d)は、ねじれ2次振動モードにおける振動状態を破線で示した斜視図である。図3(e)は、ねじれ3次振動モードにおける振動状態を破線で示した斜視図である。図4は、振動子101の高さcを一定として、横軸を短辺の長さ/長辺の長さ(a/b)としたときの各モードの共振周波数を表したグラフである。
図3(a)に示されるように、振動子101の略直方体形状であり、中心軸100cに直交する矩形状の断面の短辺101sの長さをa、長辺101fの長さをb、中心軸100cに沿った高さをcとしている。以下の説明では、高さ方向を、縦1次振動モードの振動の方向、かつ、ねじれ振動のねじれの軸方向とする。また、a、b、cの大小関係はa<b<cとする。
振動子101においては、a、b、cの各寸法を適切な値とすることで、縦1次振動モードの共振周波数とねじれ2次振動モード、若しくはねじれ3次振動モードの、共振周波数をほぼ一致させている。
ここで、図3(b)〜(e)には、ねじれ振動の方向p1、p2、縦振動の方向q、及び振動の節Nを示している。節Nは、ねじれ1次振動(図3(b))及び縦1次振動(図3(c))では高さ方向の中心位置に1つ存在し、ねじれ2次振動(図3(d))では高さ方向の2つの位置に存在し、ねじれ3次振動(図3(d))では高さ方向の3つの位置に存在する。
また、図3(b)〜(e)において、実線は振動前の振動子101の形状を示しており、破線は振動後の振動子101の形状を示している。
図4からわかるように、a/bを変化させた場合には、縦1次振動モードの共振周波数はa/bに依存せず、ほぼ一定の値をとるが、ねじれ振動の共振周波数は、a/b値の増加とともに大きくなっていく。
また、ねじれ1次振動モードの共振周波数は、a/bがどのような値をとっても、縦1次振動モードの共振周波数と一致する条件はない。これに対して、ねじれ2次振動モードの共振周波数は、a/b値が0.6となる近傍で、縦1次振動モードの共振周波数と一致する。また、ねじれ3次振動モードの共振周波数は、a/b値が0.3の近傍となるところで、縦1次振動モードの共振周波数と一致する。したがって、第1実施形態の振動子101においては、縦1次ねじれ3次振動ではa/bが0.25〜0.35、縦1次ねじれ2次振動ではa/bが0.5〜0.6、となるように長さa、bをそれぞれ設定する。
超音波モータ100においては、振動子101の中心軸100c(回転軸)方向に沿って伸縮する縦1次共振振動と、中心軸100cをねじれ軸とするねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動と、を合成することにより、楕円振動を形成する。長さa、bの比(比率)は、振動子101の中心軸100c方向に伸縮する縦1次共振振動と、中心軸100cをねじれ軸とするねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動と、の共振周波数がほぼ一致するように設定する。
振動子101は、複数の圧電シートを積層した積層圧電素子120からなり、圧電シートの厚み方向に分極されてなる活性化領域により、縦1次共振振動と、ねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動と、を発生する。以下に、図5〜7を参照して、振動子101、積層圧電素子120の構成について説明する。ここで、図5は、積層圧電素子120の構成を示す分解斜視図である。図6は、積層圧電素子120から振動子101をカットする位置を示す斜視図である。図7は、積層圧電素子120からカットされた振動子101の構成を示す斜視図である。図6及び図7においては、内部の電極を透過的に示しており、各圧電シートについては図示を省略している。また、摩擦接触部材103a、103bは、カットされた後の振動子101の上面に接着固定する。
積層圧電素子120は、高さ方向(図5の矢印S1方向)に沿って積層された、第1圧電シート121、122、123、124、第2圧電シート131、132、133、134、及び、第3圧電シート141、142、143、144を備える。第1圧電シート121、122は高さ方向の最も上側に配置され、第1圧電シート123、124は最も下側に配置される。第2圧電シート131、132、133、134は、上側の第1圧電シート121、122と下側の第1圧電シート123、124の間に配置される。さらに、上側の第2圧電シート131、132と、下側の第2圧電シート133、134の間には、第3圧電シート141、142、143、144が配置される。
なお、図5に示す例では、第1、第2、及び、第3圧電シートを4枚ずつとしているが、積層圧電素子120を構成する圧電シートの数は、振動子101の仕様に合わせて任意に選択することができる。
ここで、第1、第2、及び第3圧電シートは、矩形状の同一の平面形状を備える。第1、第2、及び第3圧電シートとしては、例えば、ハード系のチタン酸ジルコン酸鉛の圧電素子を用いる。内部電極を含む第3圧電シートからなる圧電素子は、厚み方向に分極されてなる活性化領域を有する。
また、第1、第2、及び第3圧電シートは、第2圧電シート131、132、133、134と第3圧電シート141、142、143、144とを同じ厚さとして、第1圧電シート121、122、123、124はこれらよりも厚いものを用いるとよい。なお、振動子101の仕様によっては、第1、第2、及び第3圧電シートの厚さを同一としてもよい。
第3圧電シート141、142、143、144は、積層した状態の積層圧電素子120のねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動の節近傍に配置されている。第3圧電シート141、142、143、144の上面には、印刷によって、内部電極が2組ずつ形成されている。
以下、内部電極及び外部電極の具体的な構成について説明する。
まず、第3圧電シート141については、その長手方向の略中央に、−相の第1内部電極151aと−相の第2内部電極171aが、互いに対向するように配置されている。−相の第1内部電極151a及び−相の第2内部電極171aは、その端部151b、171bが第3圧電シート141の長辺の別の位置にそれぞれ露出するように延びている。
第3圧電シート142には、第3圧電シート141に積層したときに−相の第1内部電極151a、−相の第2内部電極171aに対応する位置に、+相の第1内部電極161a、+相の第2内部電極181aがそれぞれ形成されている。+相の第1内部電極161a及び+相の第2内部電極181aは、−相の第1内部電極151a及び−相の第2内部電極171aとそれぞれ対応するように、端部161b、181bが第3圧電シート142の長辺の別の位置にそれぞれ露出するように延びている。ここで、第3圧電シート141及び第3圧電シート142の活性化領域は、少なくとも、−相の第1内部電極151aと+相の第1内部電極161aが互いに対向する部分、及び、−相の第2内部電極171aと+相の第2内部電極181aが互いに対向する部分に形成されている。
第3圧電シート143は、第3圧電シート141と同様の電極配置であり、−相の第1内部電極152aが第3圧電シート141の−相の第1内部電極151aに対応し、−相の第2内部電極172aが第3圧電シート141の−相の第2内部電極171aに対応しており、端部152b、172bが第3圧電シート143の長辺の別の位置にそれぞれ露出している。
第3圧電シート144は、第3圧電シート142と同様の電極配置であり、+相の第1内部電極162aが第3圧電シート142の+相の第1内部電極161aに対応し、+相の第2内部電極182aが第3圧電シート142の+相の第2内部電極181aに対応しており、端部162b、182bが第3圧電シート144の長辺の別の位置にそれぞれ露出している。ここで、第3圧電シート143及び第3圧電シート144の活性化領域は、少なくとも、−相の第1内部電極152aと+相の第1内部電極162aが互いに対向する部分、及び、−相の第2内部電極172aと+相の第2内部電極182aが互いに対向する部分に形成されている。
第3圧電シート141、142、143、144に配置された各内部電極が第3圧電シートの長辺から露出する端部151b、152b、161b、162b、171b、172b、181b、182bには、例えば銀ペーストの印刷によって外部電極が形成される。ここで、端部151b、152bに形成された外部電極は−相の第1外部電極群150bを構成し、端部161b、162bに形成された外部電極は+相の第1外部電極群160bを構成し、端部171b、172bに形成された外部電極は−相の第2外部電極群170bを構成し、さらに、端部181b、182bに形成された外部電極は+相の第2外部電極群180bを構成する(図6、図7)。
−相の第1外部電極群150b、+相の第1外部電極群160b、−相の第2外部電極群170b、+相の第2外部電極群180bは、超音波モータ100の外部の電源(不図示)にそれぞれ接続される。接続には、例えばFPC(flexible print circuit)を用い、各電極群にFPCの一端を固着する。
図6に示すように、−相の第1外部電極群150b、+相の第1外部電極群160bは、中心軸100cに直交する断面の長辺101fが積層されて形成される面の一方の側面101f1上に形成されており、−相の第2外部電極群170b、+相の第2外部電極群180bは、長辺101fからなる面の他方の側面101f2上に形成されている。振動子101は、第1、第2、及び第3圧電シートの積層方向S1に対して中心軸100cが所定角度傾斜する方向に沿って、積層圧電素子120をカットすることで形成する。ここで、第1、第2、及び第3圧電シートの長辺が連なってでき、各外部電極群が露出した側面は、カットされずに側面101f1、101f2となる。
積層圧電素子120から振動子101を切り出す角度は、積層方向S1に対して45度(図6)とすることが好ましく、縦振動を強くしたい場合には積層方向S1に沿うような角度(45度未満の角度)に、ねじり振動を強くしたい場合は積層方向S1に対する角度を45度よりも大きくするとよい。
−相の第1外部電極群150b及び+相の第1外部電極群160bと、−相の第2外部電極群170b及び+相の第2外部電極群180bと、に印加する信号の位相は、互いに約90度ずらしていることが好ましい。上述のように積層圧電素子120から振動子101を切断して、第1、第2、及び第3圧電シートの厚み効果を斜めに配列させた振動子101に対して、位相が約90度ずれた信号を印加することにより、振動子101の高さ方向の両端面に楕円振動が発生する。したがって、摩擦接触部材103a、103bを介してロータ102に楕円振動が伝達される。これにより、単一の部材からなり、構造が単純であり、溝部等が不要な振動子101を得ることができる。この振動子101を用いた超音波モータ100は、部品点数が少なくなり、製造が容易となるため、コストを低減することができる。さらに、超音波モータ100は、縦振動とねじれ振動を容易に励起することができ、縦振動とねじれ振動を合成することにより楕円振動を形成し、楕円振動によりロータ102を回転させることができる。
なお、本実施形態では、印加する信号の位相を約90度ずらしていたが、必要なモータ特性を得るために90度以外の任意の角度に設定することもできる。
(第2実施形態)
つづいて、図8、図9を参照して、第2実施形態に係る超音波モータについて説明する。
図8は、第2実施形態に係る積層圧電素子220の構成を示す分解斜視図である。図9は、積層圧電素子220から振動子201をカットする位置を示す斜視図である。図9においては、内部の電極を透過的に示しており、各圧電シートについては図示を省略している。また、第1実施形態の摩擦接触部材103a、103bに対応する摩擦接触部材は、振動子101と同様に、カットされた後の振動子201の上面に接着固定する。
第1実施形態の振動子101においては、各内部電極が、中心軸100cに直交する断面の長辺101fまでそれぞれ延びており、長辺101fで露出した端部に外部電極が形成されている。
これに対して、第2実施形態の振動子201では、各内部電極は、中心軸200cに直交する断面の短辺201sまでそれぞれ延びており、短辺201sで露出した端部に外部電極が形成されている。
ここで、第2実施形態の振動子201は、第1実施形態の振動子101に対応するものであって、振動子101を振動子201に置き換えることによって超音波モータ100と同様の構成の超音波モータを提供できる。したがって、この超音波モータの振動子201以外の構成部材は超音波モータ100と同様であるため、その詳細な説明は省略する。
振動子201は、第1実施形態の振動子101と同様に、複数の圧電シートを積層した積層圧電素子220からなり、圧電シートの厚み方向に分極されてなる活性化領域により、縦1次共振振動と、ねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動と、を発生する。
積層圧電素子220は、高さ方向(図8の矢印S2方向)に沿って積層された、第1圧電シート221、222、223、224、第2圧電シート231、232、233、234、及び、第3圧電シート241、242、243、244を備える。第1圧電シート221、222は高さ方向の最も上側に配置され、第1圧電シート223、224は最も下側に配置される。第2圧電シート231、232、233、234は、上側の第1圧電シート221、222と下側の第1圧電シート223、224の間に配置される。さらに、上側の第2圧電シート231、232と、下側の第2圧電シート233、234の間には、第3圧電シート241、242、243、244が配置される。
なお、図8に示す例では、第1、第2、及び、第3圧電シートを4枚ずつとしているが、積層圧電素子220を構成する圧電シートの数は、振動子201の仕様に合わせて任意に選択することができる。
ここで、第1、第2、及び第3圧電シートは、矩形状の同一の平面形状を備える。第1、第2、及び第3圧電シートとしては、例えば、ハード系のチタン酸ジルコン酸鉛の圧電素子を用いる。内部電極を含む第3圧電シートからなる圧電素子は、厚み方向に分極されてなる活性化領域を有する。
また、第1、第2、及び第3圧電シートは、第2圧電シート231、232、233、234と第3圧電シート241、242、243、244とを同じ厚さとして、第1圧電シート221、222、223、224はこれらよりも厚いものを用いるとよい。なお、振動子201の仕様によっては、第1、第2、及び第3圧電シートの厚さを同一としてもよい。
第3圧電シート241、242、243、244は、積層した状態の積層圧電素子220のねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動の節近傍に配置されている。
第3圧電シート241、242、243、244の上面には、印刷によって、内部電極が2組ずつ形成されている。
以下、内部電極及び外部電極の具体的な構成について説明する。
まず、第3圧電シート241については、その長手方向の略中央に、−相の第1内部電極251aと−相の第2内部電極271aが、互いに対向するように配置されている。−相の第1内部電極251aは、その端部251bが第3圧電シート241の一方の短辺に露出するように延び、−相の第2内部電極271aは、その端部271bが第3圧電シート241の他方の短辺に露出するように延びている。
第3圧電シート242には、第3圧電シート241に積層したときに−相の第1内部電極251a、−相の第2内部電極271aに対応する位置に、+相の第1内部電極261a、+相の第2内部電極281aがそれぞれ形成されている。+相の第1内部電極261a及び+相の第2内部電極281aは、−相の第1内部電極251a及び−相の第2内部電極271aとそれぞれ対応するように、端部261b、281bが第3圧電シート142の短辺にそれぞれ露出するように延びている。ここで、第3圧電シート241の活性化領域及び第3圧電シート242の活性化領域は、少なくとも、−相の第1内部電極251aと+相の第1内部電極261aが互いに対向する部分、及び、−相の第2内部電極271aと+相の第2内部電極281aが互いに対向する部分に形成されている。
第3圧電シート243は、第3圧電シート241と同様の電極配置であり、−相の第1内部電極252aが第3圧電シート241の−相の第1内部電極251aに対応し、−相の第2内部電極272aが第3圧電シート241の−相の第2内部電極271aに対応しており、端部252b、272bが第3圧電シート143の短辺にそれぞれ露出している。
第3圧電シート244は、第3圧電シート242と同様の電極配置であり、+相の第1内部電極262aが第3圧電シート242の+相の第1内部電極261aに対応し、+相の第2内部電極282aが第3圧電シート242の+相の第2内部電極281aに対応しており、端部262b、282bが第3圧電シート244の短辺にそれぞれ露出している。ここで、第3圧電シート243の活性化領域及び第3圧電シート244の活性化領域は、少なくとも、−相の第1内部電極252aと+相の第1内部電極262aが互いに対向する部分、及び、−相の第2内部電極272aと+相の第2内部電極282aが互いに対向する部分に形成されている。
第3圧電シート241、242、243、244に配置された各内部電極が第3圧電シートの短辺から露出する端部251b、252b、261b、262b、271b、272b、281b、282bには、例えば銀ペーストの印刷によって外部電極が形成される。ここで、端部251b、252bに形成された外部電極は−相の第1外部電極群250bを構成し、端部261b、262bに形成された外部電極は+相の第1外部電極群260bを構成し、端部271b、272bに形成された外部電極は−相の第2外部電極群270bを構成し、さらに、端部281b、282bに形成された外部電極は+相の第2外部電極群280bを構成する(図9)。
−相の第1外部電極群250b、+相の第1外部電極群260b、−相の第2外部電極群270b、+相の第2外部電極群280bは、超音波モータの外部の電源(不図示)にそれぞれ接続される。接続には、例えばFPCを用い、各電極群にFPCの一端を固着する。
図9に示すように、+相の第1外部電極群260b、−相の第2外部電極群270bは、中心軸200cに直交する断面の短辺201sが積層されて形成される面の一方の側面201s1上に形成されており、−相の第1外部電極群250b、+相の第2外部電極群280bは、短辺201sからなる面の他方の側面201s2上に形成されている。振動子201は、第1、第2、及び第3圧電シートの積層方向S2に対して中心軸200cが所定角度傾斜する方向に沿って、積層圧電素子220をカットすることで形成する。ここで、第1、第2、及び第3圧電シートの長辺が連なってできた側面は、カットされずに長辺201fの両面となる。
−相の第1外部電極群250b及び+相の第1外部電極群260bと、−相の第2外部電極群270b及び+相の第2外部電極群280bと、に印加する信号の位相は、互いに約90度ずらしていることが好ましい。上述のように積層圧電素子220から振動子201を切断して、第1、第2、及び第3圧電シートの横効果を利用し斜めに配列させた振動子201に対して、位相が約90度ずれた信号を印加することにより、振動子201の高さ方向の両端面に楕円振動が発生する。
第2実施形態に係る超音波モータにおいては、横効果を有する圧電素子を用いることにより、長さ振動を利用して大きな変位を得ることが可能となり、効率の良い超音波モータ(例えば高速回転型のモータ)を提供できる。
なお、その他の構成、作用、効果については、第1実施形態と同様である。
以上のように、本発明に係る超音波モータは、振動とねじれ振動を合成することにより楕円振動を形成し、楕円振動によりロータを回転させる超音波モータに適している。
100 超音波モータ
100c 中心軸(回転軸)
101 振動子
101a 楕円振動発生面
101f 長辺
101s 短辺
102 ロータ
103a、103b 摩擦接触部材
105 シャフト
107 ベアリング
108 押圧バネ
109 バネ押さえリング
110 ホルダ
111 シャフト固定リング
120 積層圧電素子
121、122、123、124 第1圧電シート
131、132、133、134 第2圧電シート
141、142、143、144 第3圧電シート
150b −相の第1外部電極群
151a、152a −相の第1内部電極
151b、152b 端部
160b +相の第1外部電極群
161a、162a +相の第1内部電極
161b、162b 端部
170b −相の第2外部電極群
171a、172a −相の第2内部電極
171b、172b 端部
180b +相の第2外部電極群
181a、182a +相の第2内部電極
181b、182b 端部
200c 中心軸(回転軸)
201 振動子
201f 長辺
201s 短辺
220 積層圧電素子
221、222、223、224 第1圧電シート
231、232、233、234 第2圧電シート
241、242、243、244 第3圧電シート
250b −相の第1外部電極群
251a、252a −相の第1内部電極
251b、252b 端部
260b +相の第1外部電極群
261a、262a +相の第1内部電極
261b、262b 端部
270b −相の第2外部電極群
271a、272a −相の第2内部電極
271b、272b 端部
280b +相の第2外部電極群
281a、282a +相の第2内部電極
281b、282b 端部

Claims (3)

  1. 中心軸に垂直な断面が矩形状の長さ比率を有する振動子と、前記振動子の楕円振動発生面に接して前記振動子の前記楕円振動発生面と直交する前記中心軸を回転軸として回転駆動されるロータと、を少なくとも備えた超音波モータであって、
    前記振動子の前記回転軸方向に伸縮する縦1次共振振動と、前記回転軸をねじれ軸とするねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動とを合成することにより、前記楕円振動を形成してなり、
    前記振動子の前記回転軸方向に伸縮する縦1次共振振動と、前記回転軸をねじれ軸とするねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動と、の共振周波数がほぼ一致するように、前記振動子の前記矩形状の長さ比率を設定し、
    前記振動子は、複数の圧電シートからなり、
    前記圧電シートの厚み方向に分極されてなる活性化領域により、前記縦1次共振振動と、前記ねじれ2次共振振動又は前記ねじれ3次共振振動と、を発生することを特徴とする超音波モータ。
  2. 前記振動体は前記複数の圧電シートが前記中心軸と所定角度傾いて積層されてなり、
    前記複数の圧電シートのうち、前記ねじれ2次共振振動又は前記ねじれ3次共振振動の節近傍に位置する圧電シートには第1内部電極が設けられており、
    前記活性化領域は、少なくとも前記第1内部電極が互いに対向する部分に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の超音波モータ。
  3. 前記第1内部電極が設けられた前記圧電シートには、さらに第2内部電極が設けられており、
    互いに逆方向に分極されてなる活性化領域は、前記第1内部電極が互いに対向する部分、及び、前記第2内部電極が互いに対向する部分に、それぞれ対応するように形成されていることを特徴とする請求項2に記載の超音波モータ。
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