JP5545825B2 - 超音波モータ - Google Patents

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Description

本発明は、超音波モータに関するものである。
例えば、下記特許文献1には、振動子の縦振動とねじれ振動を合成して楕円振動を発生させ、ロータを回転させる超音波モータが提案されている。そして、下記特許文献1の図1には、振動子の分解斜視図が描かれており、振動子軸方向に対し斜めにカッティングされた弾性体の間に複数枚の圧電素子が挿入された構成となっている。また、圧電素子の正電極は2分割されており、ここでは、それぞれA相、B相と称するものとする。
ここで、A相とB相に同位相の交番電圧を印加することで、棒状振動子に縦振動を発生させることができる。また、A相とB相に逆位相の交番電圧を印加することで、棒状振動子にねじれ振動を発生させることができる。尚、振動子の溝位置を調整して縦振動の共振周波数と、ねじれ振動の共振周波数を、ほぼ一致するようにしておく。そして、A相とB相にπ/2位相の異なる交番電圧を印加すると、縦振動とねじれ振動が同時に発生し、棒状弾性体上面に楕円振動を発生させることができる。棒状弾性体上面にロータを押圧することにより、ロータを時計方向(CW方向)若しくは反時計方向(CCW方向)に回転させることができる。
特開平9−117168号公報
しかしながら、特許文献1に記載された超音波モータは、その図1に示されるように、圧電素子と弾性体が必要になる、弾性体を斜めにカットしなければならない、縦振動とねじれ振動の周波数を合わせるために弾性体の一部に溝部を設けなければならない、構造が複雑であり組立性に難点がある等の課題があった。それ故、全体として振動子の構成が非常に複雑になり、ねじれ共振振動の発生効率が低いという課題を有していた。
したがって本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、圧電素子の屈曲振動を積極的に使用することによりねじれ共振振動を効率よく発生させることのできる超音波モータを提供することにある。また、本発明は、単一の部材からなり、構造が単純であり、溝部等が不要であり、縦振動とねじれ振動を容易に励起することができ、縦振動とねじれ振動を合成することにより楕円振動を形成し、楕円振動によりロータを回転させる超音波モータを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る超音波モータは、中心軸に垂直な断面が矩形状の長さ比率を有する振動子と、振動子の楕円振動発生面に接して振動子の楕円振動発生面と直交する中心軸を回転軸として回転駆動されるロータと、を少なくとも備えた超音波モータであって、振動子の回転軸方向に伸縮する縦1次共振振動と、回転軸をねじれ軸とするねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動とを合成することにより、楕円振動を形成してなり、振動子の回転軸方向に伸縮する縦1次共振振動と、回転軸をねじれ軸とするねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動と、の共振周波数がほぼ一致するように、振動子の矩形状の長さ比率を設定し、振動子には、厚みすべり振動し、かつ、ねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動の腹位置に配置されたねじれ圧電体が含まれ、ねじれ3次共振振動の2つの腹に2つのねじれ圧電体をそれぞれ配置していることを特徴としている。
本発明に係る超音波モータは、中心軸に垂直な断面が矩形状の長さ比率を有する振動子と、振動子の楕円振動発生面に接して振動子の楕円振動発生面と直交する中心軸を回転軸として回転駆動されるロータと、を少なくとも備えた超音波モータであって、振動子の回転軸方向に伸縮する縦1次共振振動と、回転軸をねじれ軸とするねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動とを合成することにより、楕円振動を形成してなり、振動子の回転軸方向に伸縮する縦1次共振振動と、回転軸をねじれ軸とするねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動と、の共振周波数がほぼ一致するように、振動子の矩形状の長さ比率を設定し、振動子には、厚みすべり振動し、かつ、ねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動の腹位置に配置されたねじれ圧電体が含まれ、ねじれ圧電体の分極方向は、ロータの回転軸に垂直であり、かつ、駆動電極への印加方向に垂直であることを特徴としている
本発明に係る超音波モータにおいては、ねじれ圧電体の駆動電極は振動子の側面に配置されていることが好ましい。
本発明に係る超音波モータにおいては、ねじれ3次共振振動の2つの腹に2つのねじれ圧電体をそれぞれ配置していることが好ましい。
本発明に係る超音波モータにおいては、ねじれ3次共振振動の2つの腹の1つに1つのねじれ圧電体を配置していることが好ましい。
本発明に係る超音波モータにおいては、ねじれ2次共振振動の1つの腹に1つのねじれ圧電体を配置していることが好ましい。
本発明に係る超音波モータは、圧電素子の屈曲振動を積極的に使用することによりねじれ共振振動を効率よく発生させることができるという効果を奏する。また、本発明の超音波モータにおいては、単一の部材からなり、構造が単純であり、溝部等が不要であり、縦振動とねじれ振動を容易に励起することができ、縦振動とねじれ振動を合成することにより楕円振動を形成し、楕円振動によりロータを回転させることができる、という効果を奏する。
本発明の第1実施形態に係る超音波モータの構成を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る超音波モータの構成を示す分解斜視図である。 (a)は、第1実施形態に係る振動子の概略構成を示す斜視図、(b)は、ねじれ1次振動モードにおける振動状態を破線で示した斜視図、(c)は、縦1次振動モードにおける振動状態を破線で示した斜視図、(d)は、ねじれ2次振動モードにおける振動状態を破線で示した斜視図、(e)は、ねじれ3次振動モードにおける振動状態を破線で示した斜視図である。 振動子の高さを一定として、横軸を短辺の長さ/長辺の長さとしたときの各モードの共振周波数を表したグラフである。 第1実施形態に係るねじれ振動用圧電素子の構成を示す斜視図である。 (a)は第1実施形態に係るねじれ振動用圧電素子に駆動信号を印加したときの厚みすべり振動を示す斜視図、(b)は(a)の平面図である。 (a)は第1実施形態に係るねじれ振動用圧電素子に対して、図6の場合とは逆方向の駆動信号を印加したときの厚みすべり振動を示す斜視図、(b)は(a)の平面図である。 第1実施形態に係る縦振動用圧電素子の構成を示す、正面上方から見た斜視図である。 (a)は第1実施形態に係る縦振動用圧電素子に駆動信号を印加したときの縦振動を示す、正面上方から見た斜視図、(b)は(a)の右側面図である。 (a)は第1実施形態に係る縦振動用圧電素子に対して、図9の場合とは逆方向の駆動信号を印加したときの振動を示す、正面上方から見た斜視図、(b)は(a)の右側面図である。 第1実施形態に係る積層圧電素子の構成を示す分解斜視図である。 第1実施形態に係る積層圧電素子の構成を示す斜視図である。 積層後の積層圧電素子の構成を示す側面図と、図3(e)に示すねじれ3次共振振動における振動状態を側面から見た図である。 第2実施形態に係る積層圧電素子の構成を示す分解斜視図である。 第2実施形態に係る積層圧電素子の構成を示す斜視図である。 積層後の積層圧電素子の構成を示す側面図と、図3(e)に示すねじれ3次共振振動における振動状態を側面から見た図である。 第3実施形態に係る積層圧電素子の構成を示す分解斜視図である。 第3実施形態に係る積層圧電素子の構成を示す斜視図である。 積層後の積層圧電素子の構成を示す側面図と、図3(d)に示すねじれ2次共振振動における振動状態を側面から見た図である。
以下に、本発明に係る超音波モータの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る超音波モータ100は、縦1次共振振動とねじれ2次共振振動の合成により楕円振動を発生させるものであり、図1、図2に示すように、振動子101及びロータ102を備える。
振動子101は、中心軸100c(回転軸)に垂直な断面が矩形状の長さ比率を有する、略直方体形状の圧電素子である。ロータ102は、略円板状をなし、その下面が振動子101の楕円振動発生面101aに設けた摩擦接触部材103a、103bに接し、振動子101の楕円振動発生面101aと直交する中心軸100cを回転軸として回転駆動される。
振動子101へのロータ102の取り付け構造について説明する。
振動子101(圧電素子)の節近傍にはホルダ110が固着される。振動子101の楕円振動発生面101aとホルダ110との間には、シャフト105、ロータ102、ベアリング107、押圧バネ108、バネ押さえリング109が順に配置される。この配置は、中心軸100cに対して同心状に行われる。
ロータ102の中央の凹部102aにはベアリング107が結合され、ロータ102とベアリング107には中心軸100cに沿うようにシャフト105が挿通される。シャフト105の下部は振動子101の楕円振動発生面101a上に接触配置される。
ロータ102及びベアリング107に挿通されたシャフト105の上部先端は、押圧バネ108とバネ押さえリング109に順に挿通され、さらに、ホルダ110の上部の貫通穴110aを通って、ホルダ110の上方に配置されたシャフト固定リング111に螺合される。これにより、シャフト105はホルダ110に固定される。
バネ押さえリング109とシャフト105はネジ溝によって互いに螺合されており、バネ押さえリング109を回転させてシャフト105に対する位置を変更することにより、押圧バネ108の力量を調節してロータ102の摩擦接触部材103a、103bへの押圧力量を調節することができる。
次に、図3及び図4を参照して、超音波モータ10に使用される振動子101(圧電素子)の共振周波数の一致に関して説明する。
図3(a)に示されるように、振動子101は略直方体形状であり、中心軸100cに直交する矩形状の断面の短辺101sの長さをa、長辺101fの長さをb、中心軸100cに沿った高さをcとしている。以下の説明では、高さ方向を、1次振動モードの振動の方向、かつ、ねじれ振動のねじれの軸方向とする。また、a、b、cの大小関係はa<b<cとする。
振動子101においては、a、b、cの各寸法を適切な値とすることで、縦1次振動モードの共振周波数とねじれ2次振動モード、若しくはねじれ3次振動モードの、共振周波数をほぼ一致させている。
ここで、図3(b)〜(e)には、ねじれ振動の方向p1、p2、縦振動の方向q、及び振動の節Nを示している。節Nは、ねじれ1次振動(図3(b))及び縦1次振動(図3(c))では高さ方向の中心位置に1つ存在し、ねじれ2次振動(図3(d))では高さ方向の2つの位置に存在し、ねじれ3次振動(図3(e))では高さ方向の3つの位置に存在する。
また、図3(b)〜(e)において、実線は振動前の振動子101の形状を示しており、破線は振動後の振動子101の形状を示している。
図4からわかるように、a/bを変化させた場合には、縦1次振動モードの共振周波数はa/bに依存せず、ほぼ一定の値をとるが、ねじれ振動の共振周波数は、a/b値の増加とともに大きくなっていく。
また、ねじれ1次振動モードの共振周波数は、a/bがどのような値をとっても、縦1次振動モードの共振周波数と一致する条件はない。これに対して、ねじれ2次振動モードの共振周波数は、a/b値が0.6となる近傍で、縦1次振動モードの共振周波数と一致する。また、ねじれ3次振動モードの共振周波数は、a/b値が0.3の近傍となるところで、縦1次振動モードの共振周波数と一致する。したがって、第1実施形態の振動子101においては、縦1次ねじれ3次振動ではa/bが0.25〜0.35、縦1次ねじれ2次振動ではa/bが0.5〜0.6、となるように長さa、bをそれぞれ設定する。
超音波モータ100においては、振動子101の中心軸100c(回転軸)方向に沿って伸縮する縦1次共振振動と、中心軸100cをねじれ軸とするねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動と、を合成することにより、楕円振動を形成する。長さa、bの比(比率)は、振動子101の中心軸100c方向に伸縮する縦1次共振振動と、中心軸100cをねじれ軸とするねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動と、の共振周波数がほぼ一致するように設定する。
振動子101は、複数の圧電素子を積層接着した積層圧電素子120(図12)からなり、各圧電素子の変形に応じて、縦1次共振振動と、ねじれ3次共振振動と、を発生する。積層圧電素子120は、ねじれ振動用圧電素子130である第1圧電素子131及び第2圧電素子132と、縦振動用圧電素子140である第3圧電素子141及び第4圧電素子142と、を備える。
なお、図1、図2においては、各圧電素子及び駆動電極の図示を省略している。
以下に、図5から図7を参照して、積層圧電素子120を構成するねじれ振動用圧電素子130(ねじれ圧電体)について説明する。ここで、図5は、ねじれ振動用圧電素子130の構成を示す、正面上方右側から見た斜視図である。図6(a)はねじれ振動用圧電素子130に駆動信号を印加したときの厚みすべり振動を示す、正面上方右側から見た斜視図、(b)は(a)の平面図である。図7(a)はねじれ振動用圧電素子130に対して、図6の場合とは逆方向の駆動信号を印加したときの厚みすべり振動を示す、正面上方右側から見た斜視図、(b)は(a)の平面図である。
図5に示すように、ねじれ振動用圧電素子130は、略直方体形状の圧電体である。ねじれ振動用圧電素子130には、その側面のうち正面に第1駆動電極130aを設け、正面に対向する背面に第2駆動電極130bを設けている。第1駆動電極130aと第2駆動電極130bは、超音波モータ100の外部の電源(不図示)にそれぞれ接続される。接続には、例えばFPC(flexible print circuit)を用い、各電極にFPCの一端を固着する。これにより、第1駆動電極130aと第2駆動電極130bを介してねじれ振動用圧電素子130に対して駆動信号が印加される。したがって、駆動電極への印加方向は、信号の電気極性に応じて、第1駆動電極130aから第2駆動電極130bへ、又は、第2駆動電極130bから第1駆動電極130aへ向かう方向となる。
ねじれ振動用圧電素子130の分極方向P1は、駆動電極への印加方向に垂直であり、かつ、ねじれ振動用圧電素子130の上下方向に垂直な方向に設定する。ねじれ振動用圧電素子130は、後述するように、その上下方向をロータ102の中心軸100c(図1、図2)に垂直に一致させるように配置するため、ねじれ振動用圧電素子130の分極方向P1は、駆動電極への印加方向に垂直であり、かつ、ロータ102の中心軸100cに垂直な方向となる。
このような構成のねじれ振動用圧電素子130に対して駆動信号を印加すると、ねじれ振動用圧電素子130は、図6又は図7に示すように厚みすべり振動する。具体的には、図6に示すように、外部の電源の−(マイナス)側を第1駆動電極130aに、+(プラス)側を第2駆動電極130bに、それぞれ接続すると、ねじれ振動用圧電素子130の正面及び背面が、各面に平行であって、かつ、互いに逆の方向に変形する。これに対して、図7に示すように、外部の電源の+側を第1駆動電極130aに、−側を第2駆動電極130bに、それぞれ接続すると、ねじれ振動用圧電素子130の正面及び背面は、図6に示す場合と逆の方向に変形する。したがって、第1駆動電極130aと第2駆動電極130bへ印加する信号に応じてねじれ振動用圧電素子130を厚みすべり振動させることができ、ねじれ振動用圧電素子130にはずれ変形が生ずる。
次に、図8から図10を参照して、積層圧電素子120を構成する縦振動用圧電素子140について説明する。ここで、図8は、縦振動用圧電素子140の構成を示す、正面上方右側から見た斜視図である。図9(a)は縦振動用圧電素子140に駆動信号を印加したときの振動を示す、正面上方右側から見た斜視図、(b)は(a)の右側面図である。図10(a)は縦振動用圧電素子140に対して、図9の場合とは逆方向の駆動信号を印加したときの縦振動を示す、正面上方右側から見た斜視図、(b)は(a)の右側面図である。
図8に示すように、縦振動用圧電素子140は、略直方体形状の圧電体である。縦振動用圧電素子140には、その側面のうち正面に第1駆動電極140aを設け、正面に対向する背面に第2駆動電極140bを設けている。第1駆動電極140aと第2駆動電極140bは、超音波モータ100の外部の電源(不図示)にそれぞれ接続される。接続には、例えばFPCを用い、各電極にFPCの一端を固着する。これにより、第1駆動電極140aと第2駆動電極140bを介して縦振動用圧電素子140に対して駆動信号が印加される。したがって、駆動電極への印加方向は、信号の電気極性に応じて、第1駆動電極140aから第2駆動電極140bへ、又は、第2駆動電極140bから第1駆動電極140aへ向かう方向となる。
縦振動用圧電素子140の分極方向P2は、駆動電極への印加方向に沿った方向である。縦振動用圧電素子140は、後述するように、その上下方向をロータ102の中心軸100c(図1、図2)に垂直に一致させるように配置するため、縦振動用圧電素子140の分極方向P2は、駆動電極への印加方向に沿った方向であり、かつ、ロータ102の中心軸100cに垂直な方向となる。
このような構成の縦振動用圧電素子140に対して駆動信号を印加すると、縦振動用圧電素子140は、図9又は図10に示すように縦振動する。具体的には、外部の電源の+と−の一方を第1駆動電極140aに、他方を第2駆動電極140bに、それぞれ接続すると、縦振動用圧電素子140は上下方向(図8から図10の上下方向)に伸び(図9)、第1駆動電極140aと第2駆動電極140bへの接続を入れ替えると、縦振動用圧電素子140は上下方向に縮む。したがって、第1駆動電極140aと第2駆動電極140bへ印加する信号に応じて縦振動用圧電素子140を縦振動させることができる。
以下、図11、図12、及び図13で、ねじれ3次共振振動を発生させる場合について説明する。積層圧電素子120は、中心軸100cに沿って上側から順に、第3圧電素子141、第1圧電素子131、第2圧電素子132、第4圧電素子142を積層してなる。ここで、図11は、積層圧電素子120の構成を示す、正面上方右側から見た分解斜視図である。図12は、積層後の積層圧電素子120の構成を示す、正面上方右側から見た斜視図である。
第1圧電素子131及び第2圧電素子132は、図5から図7に示すねじれ振動用圧電素子130と同様の構成であり、互いに同一の形状を備える。第1圧電素子131については、第1駆動電極131aがねじれ振動用圧電素子130の第1駆動電極130aに対応し、第2駆動電極131bがねじれ振動用圧電素子130の第2駆動電極130bに対応する。第2圧電素子132については、第1駆動電極132aがねじれ振動用圧電素子130の第1駆動電極130aに対応し、第2駆動電極132bがねじれ振動用圧電素子130の第2駆動電極130bに対応する。第1圧電素子131と第2圧電素子132は、第1駆動電極131aと第1駆動電極132aが積層圧電素子120の正面側にそれぞれ配置されるように積層される。
第3圧電素子141及び第4圧電素子142は、図8から図10に示す縦振動用圧電素子140と同様の構成であり、互いに同一の形状を備える。第3圧電素子141については、第1駆動電極141aが縦振動用圧電素子140の第1駆動電極140aに対応し、第2駆動電極141bが縦振動用圧電素子140の第2駆動電極140bに対応する。第4圧電素子142については、第1駆動電極142aが縦振動用圧電素子140の第1駆動電極140aに対応し、第2駆動電極142bが縦振動用圧電素子140の第2駆動電極140bに対応する。第3圧電素子141と第4圧電素子142は、第1駆動電極141aと第1駆動電極142aが積層圧電素子120の正面側にそれぞれ配置されるように積層される。
図13は、積層後の積層圧電素子120の構成を示す側面図と、図3(e)に示すねじれ3次共振振動における振動状態を側面から見た図である。
以下に、これまで述べた積層圧電素子120の構成についての考え方を述べる。図13の左側に示す積層圧電素子120は、図4に示す、ねじれ3次共振振動が生じるような条件を満たすように、短辺と長辺が構成されている。この結果、図13の右側に示すねじれ3次共振振動が生じることになる。図13の右側に示すねじれ3次共振振動の振動状態を波線150で示す。波線150で示した振動状態の節及び腹の位置に対応するように各圧電素子が配置されている。
具体的には、図13に示すように、節N11に対応するように第1圧電素子131と第3圧電素子141との境界面161を配置し、節N12に対応するように第1圧電素子131と第2圧電素子132との境界面162を配置し、節N13に対応するように第2圧電素子132と第4圧電素子142との境界面163を配置している。すなわち、ねじれ3次共振振動150の節位置に対応するように圧電素子間の境界面を配置している。また、ねじれ3次共振振動150の2つの腹に対応するように、第1圧電素子131及び第2圧電素子132の側面をそれぞれ配置している。
このような構成により、ねじれの応力が最大になる位置がねじれの節になり、ねじれ3次共振振動が効率よく励起される。
第1圧電素子131と第2圧電素子132には、印加方向が逆となるように、逆位相の駆動信号がそれぞれ印加され、これにより中心軸100cをねじれ軸とするねじれ3次共振振動(図3(e))が生じる。このねじれ3次共振振動と、第3圧電素子141及び第4圧電素子142による縦1次共振振動(図3(c))と、の合成により、振動子101の高さ方向の両端面に楕円振動が発生する。したがって、摩擦接触部材103a、103bを介してロータ102に楕円振動が伝達される。
以上の構成により、単一の部材からなり、構造が単純であり、溝部等が不要な振動子101を得ることができる。この振動子101を用いた超音波モータ100は、部品点数が少なくなり、製造が容易となるため、コストを低減することができる。さらに、超音波モータ100は、縦振動とねじれ振動を容易に励起することができ、縦振動とねじれ振動を合成することにより楕円振動を形成し、楕円振動によりロータ102を回転させることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る超音波モータは、振動子101に用いる積層圧電素子220の構成が第1実施形態に係る積層圧電素子120と異なる。積層圧電素子220以外の構成は第1実施形態に係る超音波モータ100と同様であって、同じ部材については同じ参照符号を使用し、積層圧電素子220以外の構成についての詳細な説明は省略する。
図14は、積層圧電素子220の構成を示す、正面上方右側から見た分解斜視図である。図15は、積層後の積層圧電素子220の構成を示す、正面上方右側から見た斜視図である。
図14及び図15に示すように、積層圧電素子220は、中心軸100cに沿って上側から順に、第3素子251、第1圧電素子231、第2圧電素子241を積層してなる。
第3素子251は、駆動電極を有しない素子であり、例えば分極処理をしていないセラミックを用いる。
第1圧電素子231は、図5から図7に示すねじれ振動用圧電素子130と同様の構成を備える。第1圧電素子231においては、第1駆動電極231aがねじれ振動用圧電素子130の第1駆動電極130aに対応し、第2駆動電極231bがねじれ振動用圧電素子130の第2駆動電極130bに対応する。この第1圧電素子231は、第1駆動電極231aが積層圧電素子220の正面側に配置されるように積層される。
第2圧電素子241は、図8から図10に示す縦振動用圧電素子140と同様の構成を備える。第2圧電素子241においては、第1駆動電極241aが縦振動用圧電素子140の第1駆動電極140aに対応し、第2駆動電極241bが縦振動用圧電素子140の第2駆動電極140bに対応する。この第2圧電素子241は、第1駆動電極241aが積層圧電素子220の正面側に配置されるように積層される。
図16は、積層後の積層圧電素子220の構成を示す側面図と、図3(e)に示すねじれ3次共振振動における振動状態を側面から見た図である。
以下に、これまで述べた積層圧電素子220の構成についての考え方を述べる。図16の左側に示す積層圧電素子220は、図4に示す、ねじれ3次共振振動が生じるような条件を満たすように、短辺と長辺が構成されている。この結果、図16の右側に示すねじれ3次共振振動が生じることになる。図16の右側に示すねじれ3次共振振動の振動状態を波線250で示す。波線250で示した振動状態の節及び腹の位置に対応するように各素子が配置されている。
具体的には、図16に示すように、節N21に対応するように第3素子251と第1圧電素子231との境界面261を配置し、節N22に対応するように第1圧電素子231と第2圧電素子241との境界面262を配置している。すなわち、ねじれ3次共振振動250の節位置に対応するように素子間の境界面を配置している。また、ねじれ3次共振振動250の腹に対応するように、第1圧電素子231の側面を配置している。
このような構成により、ねじれの応力が最大になる位置がねじれの節になり、ねじれ3次共振振動が効率よく励起される。
第1実施形態の超音波モータでは、2つのねじれ振動用圧電素子131、132の上下の境界面にねじれ3次共振振動の節を配置したのに対して、第2実施形態の超音波モータでは、1つのねじれ振動用圧電素子231の上下の境界面にねじれ3次共振振動の節を配置している。このようにねじれ3次共振振動の節を配置するねじれ振動用圧電素子が1つであっても、第1実施形態と同じようなねじれ3次共振振動を発生させることができる。
第1圧電素子231に駆動信号を印加すると、中心軸100cをねじれ軸とするねじれ3次共振振動(図3(e))が生じる。このねじれ3次共振振動と、第2圧電素子241による縦1次共振振動(図3(c))と、の合成により、振動子101の高さ方向の両端面に楕円振動が発生する。このとき、発生した共振振動に対応して第3素子251も振動する。したがって、摩擦接触部材103a、103bを介してロータ102に楕円振動が伝達される。
なお、その他の構成、作用、効果については、第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る超音波モータは、振動子101に用いる積層圧電素子320の構成、及び、発生するねじれ共振振動がねじれ3次共振振動である点、が第1実施形態に係る積層圧電素子120と異なる。積層圧電素子320以外の構成は第1実施形態に係る超音波モータ100と同様であって、同じ部材については同じ参照符号を使用し、積層圧電素子320以外の構成についての詳細な説明は省略する。
図17は、積層圧電素子320の構成を示す、正面上方右側から見た分解斜視図である。図18は、積層後の積層圧電素子320の構成を示す、正面上方右側から見た斜視図である。
図17及び図18に示すように、積層圧電素子320は、中心軸100cに沿って上側から順に、第3素子351、第1圧電素子331、第2圧電素子341を積層してなる。
第3素子351は、駆動電極を有しない素子であり、例えば分極処理をしていないセラミックを用いる。
第1圧電素子331は、図5から図7に示すねじれ振動用圧電素子130と同様の構成を備える。第1圧電素子331においては、第1駆動電極331aがねじれ振動用圧電素子130の第1駆動電極130aに対応し、第2駆動電極331bがねじれ振動用圧電素子130の第2駆動電極130bに対応する。この第1圧電素子331は、第1駆動電極331aが積層圧電素子320の正面側に配置されるように積層される。
第2圧電素子341は、図8から図10に示す縦振動用圧電素子140と同様の構成を備える。第2圧電素子341においては、第1駆動電極341aが縦振動用圧電素子140の第1駆動電極140aに対応し、第2駆動電極341bが縦振動用圧電素子140の第2駆動電極140bに対応する。この第2圧電素子341は、第1駆動電極341aが積層圧電素子320の正面側に配置されるように積層される。
図19は、積層後の積層圧電素子320の構成を示す側面図と、図3(d)に示すねじれ2次共振振動における振動状態を側面から見た図である。
以下に、これまで述べた積層圧電素子320の構成についての考え方を述べる。図19の左側に示す積層圧電素子320は、図4に示す、ねじれ2次共振振動が生じるような条件を満たすように、短辺と長辺が構成されている。この結果、図19の右側に示すねじれ2次共振振動が生じることになる。図19の右側に示すねじれ2次共振振動の振動状態を波線350で示す。波線350で示した振動状態の節及び腹の位置に対応するように各圧電素子が配置されている。
具体的には、図19に示すように、節N31に対応するように第1圧電素子331と第3素子351との境界面361を配置し、節N32に対応するように第1圧電素子331と第2圧電素子341との境界面362を配置している。すなわち、ねじれ2次共振振動350の節位置に対応するように素子間の境界面を配置している。また、ねじれ2次共振振動350の腹に対応するように、第1圧電素子331の側面を配置している。
このような構成により、ねじれの応力が最大になる位置がねじれの節になり、ねじれ3次共振振動が効率よく励起される。
第1実施形態の超音波モータでは、2つのねじれ振動用圧電素子131、132の上下の境界面にねじれ3次共振振動の節を配置したのに対して、第3実施形態の超音波モータでは、1つのねじれ振動用圧電素子331の上下の境界面にねじれ2次共振振動の節を配置している。このようにねじれ2次共振振動の節を配置するねじれ振動用圧電素子が1つであっても、ねじれ2次共振振動を発生させることができる。
第1圧電素子331に駆動信号を印加すると、中心軸100cをねじれ軸とするねじれ2次共振振動(図3(d))が生じる。このねじれ2次共振振動と、第2圧電素子341による縦1次共振振動(図3(c))と、の合成により、振動子101の高さ方向の両端面に楕円振動が発生する。このとき、発生した共振振動に対応して第3素子351も振動する。したがって、摩擦接触部材103a、103bを介してロータ102に楕円振動が伝達される。
なお、その他の構成、作用、効果については、第1実施形態と同様である。
以上のように、本発明に係る超音波モータは、振動とねじれ振動を合成することにより楕円振動を形成し、楕円振動によりロータを回転させる超音波モータに適している。
100 超音波モータ
100c 中心軸(回転軸)
101 振動子
101a 楕円振動発生面
101f 長辺
101s 短辺
102 ロータ
103a、103b 摩擦接触部材
105 シャフト
107 ベアリング
108 押圧バネ
109 バネ押さえリング
110 ホルダ
111 シャフト固定リング
120 積層圧電素子
130 ねじれ振動用圧電素子
130a 第1駆動電極
130b 第2駆動電極
131 第1圧電素子
131a 第1駆動電極
131b 第2駆動電極
132 第2圧電素子
132a 第1駆動電極
132b 第2駆動電極
140 縦振動用圧電素子
140a 第1駆動電極
140b 第2駆動電極
141 第3圧電素子
141a 第1駆動電極
141b 第2駆動電極
142 第4圧電素子
142a 第1駆動電極
142b 第2駆動電極
161、162、163 境界面
220 積層圧電素子
231 第1圧電素子
231a 第1駆動電極
231b 第2駆動電極
241 第3圧電素子
241a 第1駆動電極
241b 第2駆動電極
251 第3素子
261、262 境界面
320 積層圧電素子
331 第1圧電素子
331a 第1駆動電極
331b 第2駆動電極
341 第3圧電素子
341a 第1駆動電極
341b 第2駆動電極
351 第3素子
361、362 境界面
N11、N12、N13 節
N21、N22 節
N31、N32 節

Claims (6)

  1. 中心軸に垂直な断面が矩形状の長さ比率を有する振動子と、前記振動子の楕円振動発生面に接して前記振動子の前記楕円振動発生面と直交する前記中心軸を回転軸として回転駆動されるロータと、を少なくとも備えた超音波モータであって、
    前記振動子の前記回転軸方向に伸縮する縦1次共振振動と、前記回転軸をねじれ軸とするねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動とを合成することにより、前記楕円振動を形成してなり、
    前記振動子の前記回転軸方向に伸縮する縦1次共振振動と、前記回転軸をねじれ軸とするねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動と、の共振周波数がほぼ一致するように、前記振動子の前記矩形状の長さ比率を設定し、
    前記振動子には、厚みすべり振動し、かつ、前記ねじれ2次共振振動又は前記ねじれ3次共振振動の腹位置に配置されたねじれ圧電体が含まれ
    前記ねじれ3次共振振動の2つの腹に2つの前記ねじれ圧電体をそれぞれ配置していることを特徴とする超音波モータ。
  2. 中心軸に垂直な断面が矩形状の長さ比率を有する振動子と、前記振動子の楕円振動発生面に接して前記振動子の前記楕円振動発生面と直交する前記中心軸を回転軸として回転駆動されるロータと、を少なくとも備えた超音波モータであって、
    前記振動子の前記回転軸方向に伸縮する縦1次共振振動と、前記回転軸をねじれ軸とするねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動とを合成することにより、前記楕円振動を形成してなり、
    前記振動子の前記回転軸方向に伸縮する縦1次共振振動と、前記回転軸をねじれ軸とするねじれ2次共振振動又はねじれ3次共振振動と、の共振周波数がほぼ一致するように、前記振動子の前記矩形状の長さ比率を設定し、
    前記振動子には、厚みすべり振動し、かつ、前記ねじれ2次共振振動又は前記ねじれ3次共振振動の腹位置に配置されたねじれ圧電体が含まれ、
    前記ねじれ圧電体の分極方向は、前記ロータの回転軸に垂直であり、かつ、駆動電極への印加方向に垂直であることを特徴とする超音波モータ。
  3. 前記ねじれ圧電体の駆動電極は前記振動子の側面に配置されていることを特徴とする請求項に記載の超音波モータ。
  4. 前記ねじれ3次共振振動の2つの腹に2つの前記ねじれ圧電体をそれぞれ配置していることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の超音波モータ。
  5. 前記ねじれ3次共振振動の2つの腹の1つに1つの前記ねじれ圧電体を配置していることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の超音波モータ。
  6. 前記ねじれ2次共振振動の1つの腹に1つの前記ねじれ圧電体を配置していることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の超音波モータ。
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