JP2011061411A - 光源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明の目的は、導光体の熱膨張を許容しつつ、反射体の取り付け用の切り欠きを設けないで反射体を保持する光源装置を提供することである。
【解決手段】
第1の発明に係る光源装置は、棒状導光体と、該導光体の一端に配置された光源部と、該導光体の他端に配置された反射体と、を備える光源装置において、前記光源部が固定される、基台が設けられ、該基台には、前記導光体に密着する支持台が載置され、該支持台は、該導光体の長手方向に沿って伸びると共に該導光体に密接する樋状部を備え、且つ、該導光体の他端との間で前記反射体を挟む他端部を備え、該支持台の他端部には、該導光体の一端を該光源部に当接させるように該他端部を押圧する弾性体が配置され、該弾性体が、該基台に固定されたことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、ファクシミリ、複写機、イメージスキャナ、バーコードリーダなどに使用する画像読取装置の照明用光源に用いられる光源装置に関する。
近年、ファクシミリなどの画像読取装置において、発光ダイオード(以下、LED(Light Emitthing Diode)と言う)の出力向上により、小型で低消費電力のLEDが光源装置の光源として使用されるようになってきている(特許文献1参照)
図5は、従来の光源装置の説明図である。
従来に係る光源装置100は、棒状の導光体102と、導光体102の一端に配置された光源部101と、導光体102の他端に配置された反射体104と、を備える。
導光体102は、白色ケース103内に納められ、この白色ケース103の一端に光源部101が取り付けられる。
導光体102は、一部切り欠いて係止部102aが設けられる。その係止部102aに反射体104のつめ部104aが引っかけられ、導光体102の他端に反射体104が固定される。
光源部101には、LEDが設けられ、このLEDからの光は導光体102の内部で導光され、その内部を進む。導光体102の内部を進んだ光は、導光体102の他端に配置された反射体104で反射される。
特開2006−085975公報
読み取り用途の光源装置100の場合、点灯時、導光体102は、光を受けて熱せられたり、この光源装置の周辺の機器からの熱も受けて熱せられ、膨張する。
図5の光源装置100は、導光体102が白色ケース103に納められているだけであり、この白色ケース103と反射体104とが独立した別体である。このため、導光体102が膨張しても、白色ケース103と反射体104との間の隙間を拡大するだけで、その膨張量を許容することができる。
ところが、膨張を許容するために、白色ケース103と反射体104とを独立した別体にするには、図5のように、導光体102の一部を切り欠いて係止部102aが形成されることになる。そうなると、導光体102の内部を進んだ光が、導光体102の係止部102aで不所望な反射などがなされ、所期の方向(例えば原稿台)への光の出射ができなくなり、所期の方向への光量低下を招いてしまう。
そこで、本発明の目的は、導光体の熱膨張を許容しつつ、反射体の取り付け用の切り欠きを設けないで反射体を保持する光源装置を提供することである。
第1の発明に係る光源装置は、棒状導光体と、該導光体の一端に配置された光源部と、該導光体の他端に配置された反射体と、を備える光源装置において、前記光源部が固定される、基台が設けられ、該基台には、前記導光体を支持する支持台が載置され、該支持台は、該導光体の長手方向に沿って伸びると共に該導光体を収容する樋状部を備え、且つ、該導光体の他端との間で前記反射体を挟む他端部を備え、該支持台の他端部には、該他端部を該光源方向に押圧する弾性体が配置され、該弾性体が、該基台に固定されたことを特徴とする。
第2の発明に係る光源装置は、第1の発明において、前記樋状部には、前記導光体の長手方向に対して垂直方向に伸びる垂直部と、該垂直部の端部に設けられた前記導光体の長手方向に沿って伸びる平行部と、からなるスライダーが設けられ、前記基台には、該垂直部が挿通されるスライド穴が設けられ、該樋状部と該平行部とが、該基台の一部を挟むように配置されたことを特徴とする。
第3の発明に係る光源装置は、第1又は2の発明において、前記樋状部と前記導光体の外面との間に、反射機能を有した部材が配置されたことを特徴とする。
第4の発明に係る光源装置は、第3の発明において、前記支持台の外面には、挟持体が設けられたことを特徴とする。
第1の発明に係る光源装置は、導光体が熱膨張したとき、導光体の一端に配置された光源部を基点にして、導光体が他端に向かって膨張するが、導光体を支持する支持台が基台に載置されているだけなので、導光体の膨張と共に支持台が移動し、支持台を押圧する弾性体に力が加わる。このとき、弾性体は、導光体の一端を光源方向に押圧し、導光体の熱膨張による力を弾性機能によって吸収することで、導光体の熱膨張を許容できる。
また弾性体は支持台の他端部を介して導光体を押圧しているので、導光体の他端と支持台の他端部との間に挟まれた反射体は挟持される。このため、導光体に切り欠きを設けなくても反射体を導光体の他端の位置に保持することができる。
第2の発明に係る光源装置は、導光体が熱膨張したとき、支持台の移動に伴ってスライダーも移動するが、基台に設けたスライド穴によって、そのスライダーの移動を許容し、結果的に導光体の膨張を許容できる。さらに、支持台は、樋状部と平行部とが基台の一部を挟むように配置されたことにより、導光体の長手方向に対して垂直方向への移動を抑制することができる。光源装置は、光源部からの光を導光体の一端で好適に入射されるように光学設計されており、導光体が熱膨張するときに、導光体をその長手方向に対して垂直方向への移動を抑制されることで、導光体と光源部との位置関係を保持することができ、光源部からの光を導光体の一端から内部へ好適に入射させることができる。
第3の発明に係る光源装置は、反射機能を有した部材により、導光体から光を出射する所期の方向(例えば原稿台)への光量を増加することができる。
第4の発明に係る光源装置は、挟持体によって、導光体と支持台との密着関係を保持することができ、結果的に反射機能を有した部材を導光体の外面に密着することができる。
第1の実施例に係る光源装置の説明図である。 第1の実施例に係る光源装置の説明図である。 第1の実施例に係る弾性体の別の例の説明図である。 第3の実施例に係る光源装置の説明図である。 従来に係る光源装置の説明図である。
図1及び図2を用いて、本発明に係る第1の実施例を説明する。
図1(a)は光源装置1の斜視図であり、図1(b)は図1(a)の導光体4の長手方向に対して直交する断面図(図1(a)のA−A断面図)である。図2は、図1の導光体4の長手方向に沿った断面図(図1(a)のB−B断面図)であり、図2(a)が光源部2側の一部断面図、図2(b)が弾性体8側の一部断面図である。なお、図2には、図1で示したものと同じものに、同一の符号が付されている。
本発明に係る光源装置1は、棒状の導光体4と、該導光体4の一端に配置された光源部2と、該導光体4を支持する支持台5と、該支持台5の他端に配置された弾性体8と、該光源部2と該弾性体8とが固定されると共に該支持台5を載置する基台6と、を備える。
導光体4は、円柱状に構成され、例えば、アクリル樹脂などの透光性部材で形成される。導光体4の一端には、図2(a)に示すように、光源部2に向かって突出する突出部42を備える。
光源部2は、光源としてのLED21と、このLED21を封止する封止体23と、このLED21からの光を反射する反射面221を備えたキャップ22と、このLED21に給電すると共にキャップ22を保持する基板24と、を備える。
基板24上には、導光体4の一端面411に対向するLED21が設けられ、このLED21を封止するように、半球状の封止体23が設けられる。さらに、封止されたLED21の周りに、導光体4に向かうに従って拡径する反射面221が配置され、この反射面221が設けられたキャップ22が基板24上に設けられる。
なお、この実施例のように、キャップ22の内面に反射面221を別体で設けることもできるが、キャップ22に反射機能を加え、別体の反射面221を設けなくてもかまわない。この場合、キャップ22は、例えばアルミニウムのような金属で形成され、反射面221を設ける部分を鏡面加工することで、反射機能を付加される。
LED21は、読取用光源の用途において、白色光を発するものであってもかまわないが、緑色光を発するものであってもかまわない。
光源部2の基板24は、L字状の側板3に不図示の固定手段(例えばネジ止め)により固定される。この側板3は、導光体4の長手方向に沿って伸びる基台6に、不図示の固定手段(例えばネジ止め)で固定される。これにより、光源部2は、側板3を介して基台6に固定される。
側板3は、例えばアルミニウムのような金属部材で構成される。
また、基台6は、例えばアルミニウムのような金属部材で構成される。
基台6上には、導光体4を支持する支持台5が載置される。この支持台5は、導光体4の長手方向に沿って伸び、且つ、導光体4を収容する半円筒状の樋状部54を備える(図1(a)及び図1(b)参照)。導光体4と樋状部54との間には、反射機能を有した部材72が設けられ、この反射機能を有した部材72を介して導光体4と樋状部54とが密着される。樋状部54の外面には、図1(a)に示すように挟持体52が配置され、この挟持体52によって、導光体4と樋状部54との密着を強固にしている。なお、反射機能を有した部材72が備える反射面は、例えば拡散反射面である。
樋状部54には、基台6の方に向かって突出するスライダー51が1又は複数(本実施例においては3つ)設けられる。このスライダー51は、導光体4の長手方向に対して垂直方向に伸びる垂直部511と、例えば図2(a)に示すように、垂直部511の端部には、導光体4の長手方向に沿って平行に伸びると共に垂直部511の端部に設けられた平行部512と、を備える。
また、樋状部54は、導光体4の長手方向に沿って伸びる長尺であり、図2(b)に示すように、導光体4の他端面412に対向する他端部53を備える。
支持台5を構成する部材としては、例えばポリカーボネイトのような樹脂部材やアルミニウムのような金属部材が挙げられる。
支持台5の他端部53と導光体4の他端面412との間には、反射体71が配置される。反射体71は、導光体4の断面(図1(b)参照)と略同一形状からなり、導光体4と同じように、樋状部54に密着するように配置される。
反射体71は、その反射面が導光体4の他端面412に対向するように配置され、導光体4の内部を進んだ光を反射する。なお、反射体71が備える反射面は、例えば拡散反射面である。
他端部53の外面(図2の他端部53において、反射体71が配置された面の反対側の面)には、弾性体8が配置される。この弾性体8は、基台6に不図示の固定手段(例えばネジ止め)で固定されており、支持台5の他端部53を光源部2側(図2(b)の紙面左側)に向かって押圧する。この押圧によって、反射体71は、導光体4の他端面412と支持台5の他端部53との間に挟持される。
弾性体8に支持台5が押圧されることにより、支持台5に密着された導光体4も光源部2側に押圧され、導光体4の一端側の一部がキャップ22に当接される。これにより、導光体4と支持台5は、光源部2と弾性体8との間で挟持される。
また、弾性体8に押圧されることにより、支持台5が備えるスライダー51も光源部2側に押圧される。その結果、基台6の一部をスライダー51の平行部512と樋状部54とで挟む構成となる。なお、スライダー51の垂直部511は弾性体8に押圧されて光源部2側に移動されても、基台6(垂直部511において左側で対向する基台6の面)と当接しないように、スライド穴61は長穴で構成されている。
図3は、導光体4の長手方向に沿った断面図である。図3(a)は導光体4が膨張する前の状態であり、図3(b)は導光体4が膨張した後の状態を示している。図3には、図2(b)で示したものと同じものに、同一の符号が付されている。
図3(a)の説明として、図2(b)と相違する部分のみ説明する。
基台6には、支持台5の他端部53の外方(図3(a)において、支持台5の紙面右側)に壁62が設けられ、この壁62から支持台5側に突出する突部621が設けられている。この突部621に巻きまわされるように、コイルばねが配置されている。このコイルばねは、図2に示す板ばねのように、支持台5の他端部53を光源部2側に向かって押圧する。
このように、本発明に係る弾性体8は、図2に示す板ばねであってもかまわなく、図3に示すコイルばねであってもかまわない。
第1の実施例に係る光源装置1は、不図示の電源から基板24に給電されることで点灯を開始する。この給電開始後における光源装置1の動作について、図1〜3を用いて説明する。
LED21は基板24を介して給電され、例えば可視光を発光し、封止体23を透過した光が導光体4に向かって出射される。光源部2と導光体4との位置関係は、LED21からの光が導光体4に好適に取り込まれるように光学設計がなされており、弾性体8からの押圧によって導光体4と光源部2とが当接することで、光学設計された光源部2と導光体4との位置関係とは保持される。従って、この光学設計により、LED21からの光は、その一部が導光体4に直接入射され、一部がキャップ22に設けた反射面221で反射され、その反射光が導光体4に好適に入射される。
光源部2の光軸と導光体4の光軸とは、一致するように光学設計され、その位置関係は基台6を介して保持される。この点について、以下に説明する。
導光体4に密着する支持台5は、基台6に載置されているので、導光体4も支持台5を介して基台6に載置されることになり、導光体4は、自重による曲がりを抑制される。また、支持台5は、例えば図2(a)に示すように、スライダー51の平行部512と樋状部54とが基台6の一部を挟む構成を有し、これにより、支持台5は、導光体4の長手方向に対して垂直方向(Y方向)への移動を基台6によって規制されている。さらに、スライダー51の垂直部511は、図1(b)に示すように、その側面の基台6との隙間は、構造設計により抑制し、長手方向にスライドさせる構造であるので、導光体4の長手方向に対して垂直方向(Z方向)への移動を基台6によって規制されている。従って、支持台5に密着されている導光体4も、その長手方向に対して垂直方向(Y方向及びZ方向)への移動を基台6によって規制される。さらに、光源部2は、基台6に固定されていることから、光源部2の光軸と導光体4の光軸とは、基台6を介してその位置関係が保持される。
このように、光源部2の光軸と導光体4の光軸が一致した状態において、導光体4の内部に取り込まれた光は、その内部に進むにつれて反射機能を有した部材72に反射されることで、図1(b)に示す光出射面43から順次出射される。光の中には、光出射面43から出射されず、導光体4の内部を進み、導光体4の他端面412に至るものもある。このような光は、導光体4の他端面412に対向するように反射体71が配置されているので、この反射体71の反射面に反射されて、光源部2に向かい、反射機能を有した部材72に反射されて光出射面43から出射される。
光源装置は、読取用途において、周辺の機器から熱を受けて発熱される。特に、導光体4は、内部で光を導光させるものの、その光の一部を吸収し発熱されてしまう。これらの発熱によって導光体4は熱膨張する。
第1の実施例に係る光源装置1は、基台6に光源部2が固定され、且つ、基台6に導光体4に密着した支持台5が載置され、さらに導光体4の一端が光源部2と当接していることから、この当接部を基点として、支持台5を基台6に対して摺接させつつ、導光体4が膨張する。従って、図3(b)に示すように、導光体4の膨張量は他端側に向かうが、支持台5の他端部53には弾性体8が配置されており、この弾性体8が基台6に固定されていることから、弾性体8が縮むことで導光体4の膨張量を吸収することができる。これにより、基台6に固定された光源部2と弾性体8との間で導光体4が挟持された状態であっても、導光体4の熱膨張が妨げられないので、導光体4が曲がってしまうような不備を抑制できる。
また、弾性体8は、導光体4の熱膨張を許容しつつ、導光体4の一端を光源部2に当接させるように押圧を継続するので、導光体4と光源部2とが当接を維持されて、両者の位置関係が保持される。従って、弾性体8の弾性機能によって、導光体4の熱膨張を許容しつつ、導光体4と光源部2との光学設計を保持することができる。
そして、弾性体8が支持台5を押圧することで、反射体71は、導光体4が熱膨張した場合でも、支持台5の他端部53と導光体4の他端面412との間に挟まれた状態のままである。このように、反射体71は、導光体4に切り欠きを設けなくても、導光体4の他端に反射面を対向させた状態が保持される。
導光体4が膨張するとき、その膨張に伴って支持台5も弾性体8の方に向かって移動される。そのとき、導光体4がその長手方向に対して垂直方向(図1(b)におけるY方向やZ方向)に移動してしまうと、光源部2からの光軸と導光体4の光軸がずれてしまい、導光体4の長手方向における照度分布が所期のものに比べて異なったものになってしまう。
そこで、第1の実施例に係る光源装置1では、図3に示すように基台6のスライド穴61は、導光体4の長手方向に伸びる長穴状であるので、スライダー51の垂直部511の移動を妨げない。そして、スライダー51が移動された結果、基台6のスライド穴61の略中央の位置に垂直部511が移動するが、それでも基台6の一部をスライダー51の平行部512と樋状部54とが挟むように状態が保持される。これにより、導光体4がその長手方向に対して垂直方向(Y方向)へ移動することを抑制でき、導光体4の光軸と光源部2の光軸との位置関係を保持することができる。
さらに、図1(b)に示すように、支持台5の垂直部511と基台6との隙間は、構造設計により抑制し、長手方向にスライドさせる構造であるので、支持台5に密着された導光体4は、その長手方向に対して垂直方向(Z方向)への移動が抑制され、導光体4の光軸と光源部2の光軸との位置関係を保持することができる。
導光体4の出射面からの光量は大きいほど良い。このため、第1の実施例に係る光源装置1は、反射機能を有した部材72を導光体4の光出射面43の反対側の面に配置することにより、光出射面43から光を出射する所期の方向(例えば原稿台)への光量を増加することができる。さらに、挟持体52によって、導光体4と支持台5との密着関係を保持することができ、結果的に反射機能を有した部材72を導光体4の外面に密着することができる。
以上のように、第1の実施例に係る光源装置1は、点灯後に導光体4が熱膨張しても、導光体4と光源部2との位置関係は保持することができる。さらに、光源装置1は、点灯を終了して、導光体4が収縮しても、導光体4とこれに密着する支持体とが基台6に固定された光源部2と弾性体8との間で挟持されており、且つ、弾性体8によって光源部2に向かって押圧されていることから、導光体4と光源部2とが当接を維持され、両者の位置関係は保持できる。さらに、導光体4は、収縮する過程で、その長手方向に対して垂直方向(Y方向及びZ方向)への移動をスライダー51とスライド穴61によって規制されているので、導光体4の光軸と光源部2との光軸との位置関係を保持することができる。
なお、第1の実施例では、光源部2と導光体4とが当接する必要があるものの、その当接位置は図2(a)に示す位置に限定されるものでなく、第2の実施例の図4に示す位置であってもかまわない。
図4は、導光体4の長手方向に沿った断面図であり、光源部2側の一部断面図である。図4には、図2(a)で示したものと同じものに、同一の符号が付されている。
図4は、導光体4と光源部2との当接位置が、図2(a)と相違する。
図4の説明として、図2(a)と相違する部分のみ説明する。
まず、図4(a)の実施例について説明する。
図4(a)では、反射面221が設けられるキャップ22のテーパー部分が導光体4側まで伸びており、この反射面221に導光体4が当接されている。このように、反射面221に導光体4を当接する場合であっても、第1の実施例で説明した作用・効果を得ることができる。
次に、図4(b)の実施例について説明する。
図4(b)では、キャップ22の外方(図4(b)の紙面上下)に、基板24から導光体4に向かって伸びる支持部25が設けられ、この支持部25に導光体4が当接されている。このように、支持部25に導光体4を当接する場合であっても、第1の実施例で説明した作用・効果を得ることができる。
なお、第1及び第2の実施例のいずれにおいても、導光体4の一端に突出部42を設けてあるが、これは、光源部2からの光を、導光体4と光源部2との当接部分で妨げられることなく、導光体4の内部に取り込むためのものである。図4(a)の場合、導光体4が光源部2の反射面221と当接されていることから、光源部2からの光が導光体4と光源部2との当接部分で妨げられることがないので、この実施例においては、導光体4の突出部42を無くしてもかまわない。
1 光源装置
2 光源部
21 LED
22 キャップ
221 反射面
23 封止体
24 基板
25 支持部
3 側板
4 導光体
411 一端面
412 他端面
42 突出部
43 光出射面
5 支持台
51 スライダー
511 垂直部
512 平行部
52 挟持体
53 他端部
54 樋状部
6 基台
61 スライド穴
62 壁
621 突部
71 反射体
72 反射機能を有した部材
8 弾性体

Claims (4)

  1. 棒状導光体と、該導光体の一端に配置された光源部と、該導光体の他端に配置された反射体と、を備える光源装置において、
    前記光源部が固定される、基台が設けられ、
    該基台には、前記導光体を支持する支持台が載置され、
    該支持台は、該導光体の長手方向に沿って伸びると共に該導光体を収容する樋状部を備え、且つ、該導光体の他端との間で前記反射体を挟む他端部を備え、
    該支持台の他端部には、該他端部を該光源方向に押圧する弾性体が配置され、
    該弾性体が、該基台に固定された
    ことを特徴とする光源装置。
  2. 前記樋状部には、前記導光体の長手方向に対して垂直方向に伸びる垂直部と、該垂直部の端部に設けられた前記導光体の長手方向に沿って伸びる平行部と、からなるスライダーが設けられ、
    前記基台には、該垂直部が挿通されるスライド穴が設けられ、
    該樋状部と該平行部とが、該基台の一部を挟むように配置された
    ことを特徴とする請求項1に記載された光源装置。
  3. 前記樋状部と前記導光体の外面との間に、反射機能を有した部材が配置された
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光源装置
  4. 前記支持台の外面には、挟持体が設けられた
    ことを特徴とする請求項3に記載の光源装置。
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