JP2011061298A - 通信装置 - Google Patents

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Tatsuji Kishida
達治 岸田
Yoshitaka Motomura
剛毅 本村
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Abstract

【課題】キーロック状態においてユーザがキーロック解除操作を行うことなく、通信装置の機能の一部を一時的に使用することが可能な通信装置を提供する。
【解決手段】本発明の通信装置は、通信網に接続して通信を行う通信部と、操作入力の受け付けを行う操作部とを備えている。また、時間の計測を行う計時部と、オフフック/オンフックの状態検知を行うセンサ部とを備えている。また、操作部に対して操作入力の受け付けの許可/禁止を指示する操作制御部を備えている。また、操作制御部が操作入力の受け付けを禁止している状態でオフフックが検知された場合に、検知後の経過時間を計時部により計測する時間監視部を備えている。また、時間監視部による計測が開始され、且つ経過時間が所定時間を超える前に発呼操作が検知された場合に、操作制御部に対して操作入力の受け付けを許可するよう指示するキーロック制御部を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、通信網に接続されて通信を行う通信装置に関するものであり、特にキーロック機能を備えた通信装置に関する。
近年、通信インフラの発達により、通信装置に様々な機能が付加されるようになってきた。例えば電話装置においては、通話機能の他に、キーロック機能や、電子式カレンダーによるスケジュール管理機能を備えた電話装置が普及している。
しかしながら上記のような多機能化に伴い、誤操作や誤作動により弊害が発生する可能性も高まっている。このため、ユーザからの操作を受け付けないようにするためのキーロック機能を備えた通信装置が実用化されている。
キーロック機能が有効に設定されている場合、例えばユーザが掃除中に誤ってキーに接触したり、或いは操作方法を知らない子供が意図せずキーに接触したりしたとしても、その操作が無効化される。キーロック機能を解除する場合、所定の手順による解除操作を行うことにより、通常の状態に復帰する。
上記のキーロック機能に関連して特許文献1においては、確実性の高い不正使用防止機能を有する携帯無線電話機が開示されている。この携帯無線電話機は、従来の数字四桁の暗証番号の代わりに暗証画像を用いている。また、画像を読み取るレンズ部に指や眼をかざす操作により、暗証画像の入力を受け付け、キーロックを解除する。これにより、キーロック解除時の使い勝手の向上を図っている。
また特許文献2においては、キーロック中のキーが押下された場合に、キーロックされている旨を表示部に表示し、続けて同じキーが押下された場合に、キーロックの解除手順を表示部に表示する電子機器が開示されている。これによりユーザは、直感的に解除手順を理解することができる。
特開2000−307717号公報 特開2007−13530号公報
しかしながら特許文献1の携帯無線電話機は、キーロック解除のための画像読み取り用レンズや画像解析機能を新たに追加する必要があり、省サイズ化及びコストの面で不利であった。
また特許文献2の電子機器は、キーロックの解除方法を効果的にユーザに通知することはできるが、キーロックの解除自体は、従来と同様の処理方法で行っている。このためユーザは、キーロックを解除する都度、解除操作を行わなければならず、煩わしさを感じるという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであって、キーロック状態においてユーザがキーロック解除操作を行うことなく、通信装置の機能の一部を一時的に使用することが可能な通信装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の通信装置は、通信網に接続して通信を行う通信部と、操作入力の受け付けを行う操作部と、時間の計測を行う計時部と、オフフック/オンフックの状態検知を行うセンサ部と、操作入力の受け付けの許可/禁止を行う操作制御部とを備えた通信装置において、前記操作制御部が操作入力の受け付けを禁止している状態において前記センサ部によりオフフックが検知された場合に、検知後の経過時間を前記計時部により計測する時間監視部と、前記時間監視部による計測が開始され、且つ前記経過時間が予め定められた時間を超える前に前記操作部により発呼操作が検知された場合に、操作入力の受け付けを許可するよう前記操作制御部に指示するキーロック制御部とを備えることを特徴としている。
この構成によると、本発明の通信装置は、通信網に接続して通信を行う通信部と、操作入力の受け付けを行う操作部とを備えている。また、時間の計測を行う計時部と、オフフック/オンフックの状態検知を行うセンサ部とを備えている。また、操作部による操作入力の受け付けの許可/禁止を行う操作制御部を備えている。また、操作制御部が操作入力の受け付けを禁止している状態でオフフックが検知された場合に、検知後の経過時間を計時部により計測する時間監視部を備えている。また、時間監視部による計測が開始され、且つ経過時間が所定時間を超える前に発呼操作が検知された場合に、操作制御部に対して操作入力の受け付けを許可するよう指示するキーロック制御部を備えている。これによりユーザは、キーロック解除操作を行うことなく、発呼操作のみによってキーロックを解除して通話することができる。
また上記目的を達成するために本発明の通信装置は、前記キーロック制御部が、前記発呼操作が検知されることにより前記操作制御部に対して操作入力の受け付けを許可した後、前記センサ部によりオンフックが検知された場合に、前記操作制御部に対して操作入力の受け付けを禁止する。
この構成によると、キーロック制御部は、操作制御部に対して操作入力の受け付けを許可した後、センサ部により再びオンフックが検知された場合に、操作制御部に対して操作入力の受け付けを禁止する。これによりユーザは、一時的に解除されていたキーロックを、オンフック操作のみによって再び有効に設定することが可能である。
また上記目的を達成するために本発明の通信装置は、前記キーロック制御部が、前記発呼操作が検知されることにより前記操作制御部に対して操作入力の受け付けを許可した場合に、許可後の経過時間、又は許可後において前記操作部による操作が検知されてからの経過時間を前記計時部により計測し、該経過時間が予め定められた時間を超えた場合に前記操作制御部に対して操作入力の受け付けを禁止する。
この構成によると、キーロック制御部は、発呼操作が検知されて操作入力の受け付けを許可した場合に、許可後の経過時間を計時部により計測する。そして経過時間が所定時間を超えた場合に、操作制御部に対して操作入力の受け付けを禁止する。これにより、一時的に解除されていたキーロックを、ユーザ操作を必要とすることなく再び設定することが可能である。
また上記目的を達成するために本発明の通信装置は、前記キーロック制御部が、前記操作部に含まれる数字キー、発呼キー、電話帳呼び出しキー、及び選択キーのいずれかが押下された場合に、前記発呼操作が行われたと判定する。
この構成によると、キーロック制御部は、作部に含まれる数字キー、発呼キー、電話帳呼び出しキー、及び選択キーのいずれかが押下された場合に、発呼操作が行われたと判定する。
また上記目的を達成するために本発明の通信装置は、前記状態検知部が、前記通信装置の含む受話器に接触可能な位置に設けられた加圧センサ、前記通信装置に対して充電を行う充電装置の接続状態を判定する充電装置検知部、又は前記通信装置が備えるハンズフリー通話用装置を用いて、オフフック/オンフックの状態検知を行う。
この構成によると、状態検知部は、受話器の設置状態を検知する加圧センサ、充電装置の接続状態を判定する電源回路等からなる充電装置検知部、又はハンズフリー通話を行うためのハンズフリーキー等からなるハンズフリー通話用装置を用いて、オフフック/オンフックの状態検知を行う。
本発明の通信装置によれば、キーロック状態により誤動作を防止しつつ、ダイヤル発信等の発呼操作によって一時的にキーロック解除を行うことできる。このためユーザは、通話のたびにキーロック解除操作を行う必要がない。
また本発明によれば、キーロック解除後に所定時間が経過したり、オフフックが検知された場合に、再びキーロック状態に移行する。このため、ユーザはキーロックの再設定操作を行う必要がない。以上のことから、発呼時の利便性の向上を図ることができる。
本発明の通信装置が含まれる電話システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第一の実施形態に係る通信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第一の実施形態に係るキーロック処理を示すフロー図である。 本発明の第二の実施形態に係るキーロック処理を示すフロー図である。
以下に本発明の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、ここで示す実施形態は一例であり、本発明はここに示す実施形態に限定されるものではない。
〈1−1.電話システムの構成について〉
図1は、本発明の第一の実施形態に係るIP電話100(=通信装置)が含まれる電話システムの構成を示すブロック図である。本システムは少なくとも、IP電話100、有線LAN41、PSTN網51、加入者電話機52、SIPサーバ61、IP電話ルータ62、ゲートウェイ63、及びIP電話網71を含むように構成されている。
本実施形態のIP電話100は、有線LAN41に接続されることにより、電話網を介した音声通信が可能な通信装置である。有線LAN41は、IP電話100、IP電話ルータ62、及びゲートウェイ63等が有線接続されたローカルのネットワークである。
前記の各装置は有線LAN41に接続されることにより、相互に通信が可能となっている。なお、有線LAN41を構成する物理的な手段としては、例えばツイストペアケーブルを用いた10BASE−T(IEEE802.3iとして標準化)や100BASE−TX(IEEE802.3uとして標準化)等があげられる。
SIPサーバ61は、有線LAN41におけるIP電話通信の制御を、SIPを用いて行う通信制御装置である。SIPは、転送機能や発信者番号通知機能などを備えた通話制御プロトコルの一種であり、同系統のプロトコルと比較して接続にかかる時間が短いという特徴を持つ。SIPサーバは、IP電話100等のSIPクライアントがアドレスを登録するレジスタサーバ、クライアントに代わってアドレスを検索するプロキシサーバ、クライアントから受け取った接続要求を別のアドレスに転送するリダイレクトサーバなどの機能を備えている。
IP電話ルータ62は、複数のIPネットワークを相互接続するためのネットワーク中継装置である。具体的には、OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルでいうネットワーク層(第3層)やトランスポート層(第4層)の一部のプロトコルを解析して転送を行う。本実施形態では、IP電話ルータ62は有線LAN41とIP電話網71との二つのIPネットワークを相互に接続する役割を持つ。
ゲートウェイ63は、プロトコル体系が異なるネットワーク間を相互接続するためのプロトコル変換器である。ゲートウェイ63は例えば、有線LAN41とPSTN網51とを接続し、SIP等のシグナリングプロトコルを用いてシグナル変換を行うことにより、両ネットワーク間での通信を可能とする。
IP電話網71は、電話網の一部もしくは全てにVoIP(Voice over Internet Protocol)技術を利用した通信網である。用いる通信回線としてはFTTH(Fiber To The Home)やADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)等の、いわゆるブロードバンド回線が利用される。
なおVoIPとは、音声を各種符号化方式で圧縮してパケットに変換し、IPネットワークでリアルタイム伝送する技術である。これによりIP電話網71は音声通話サービスの他、画像の送受信を行うテレビ電話サービス等も提供可能である。
〈1−2.IP電話の内部構成について〉
図2は、本発明の第一の実施形態に係るIP電話100の内部を示すブロック図である。IP電話100は、本体部10と、受話器20とから構成されている。本体部10は少なくとも、制御部11、フラッシュメモリ12、表示部13、操作部14、通信部15、信号処理部16、加圧センサ17(=センサ部)、及び時計回路18(=計時部)を含んでいる。受話器20は、スピーカ21、及びマイク22を含んでいる。
なお、本体部10と受話器20との接続方式は、有線ケーブル(不図示)を用いて接続する形態でもよいし、相互に無線部(不図示)を備えることにより無線通信を用いて接続する形態でもよい。
制御部11は、IP電話100の各部を制御することにより通信制御処理(音声データの送受信、発信の実施、或いは着信の検知等)を統括制御するための中央処理装置である。また制御部11は、制御部11が備える演算処理装置上で所定のプログラムを実行することにより実現される機能部として、操作制御部11a、時間監視部11b、及びキーロック制御部11cを備えている。
操作制御部11aは、通常の待受状態において所定のキーロック設定操作を検知した場合に、キーロックを有効化する。キーロックが有効な状態においては、操作部14によるキー操作を検知したとしても、検知結果を示す信号、つまり操作部14から制御部11へ送られる入力信号を破棄し、受け付けた操作に関連する処理を行わない。
また操作制御部11aは、キーロック状態において所定の解除操作を受け付けた場合に、キーロックを無効化する。これにより、通常の待受状態に復帰する。なお、キーロックの設定/解除操作は、例えば操作部14に含まれる設定キーの長押し等により行う。
時間監視部11bは、加圧センサ17を用いて、受話器20の設置状態を監視する。時間監視部11bは、加圧センサ17が所定値を超える圧力を検知した場合に、オンフック状態、つまり受話器20が置かれた状態と判定する。
また、加圧センサ17が所定値を超える圧力を検知していない場合に、オフフック状態、つまり受話器20が持ち上げられた状態と判定する。また時間監視部11bは、上記の状態変化を検知した際に、検知後の経過時間を時計回路18により計測する。計測結果は、次のキーロック制御部11cに与えられる。
キーロック制御部11cは、受話器20のオフフックが検知され、且つ所定の操作が検知された場合に、一時的にキーロックを解除した状態(以下、「一時解除状態」という)へ移行するよう、操作制御部11aに指示する。
一時解除状態において受話器20のオンフックが検知されると、キーロック制御部11cは、再びキーロック状態へ移行するよう、操作制御部11aに指示する。またキーロック制御部11cは、オフフックとなってから所定時間が経過したことが時間監視部11bにより検知された場合に、再びキーロック状態へ移行するよう、操作制御部11aに指示する。
フラッシュメモリ12は、IP電話100が保持する各種データを一時的に記録する媒体である。フラッシュメモリ12は制御部11によって各種通信制御処理が行われる際の処理データや、ユーザから受けた指示命令等を一時的に記録しておくためのバッファメモリとしての役割を持つ。
表示部13は、IP電話100が保持する各種情報、例えば着信時における発信側電話番号等をユーザに対して表示する。表示部13は例えば、液晶パネル等の小型で消費電力の少ない表示装置を用いる。
操作部14は、ユーザが本体部10を用いてIP電話100の操作を行うためのものである。操作部14は、通信を行うための各種操作、例えば通話を行う相手の電話番号の入力等を受け付ける。操作部14は、数字キー、発呼キー、選択キー等を含むように構成されている。また、電話帳データを呼び出すための電話帳呼び出しキー等も含む。
通信部15は、IP電話100を電話回線に接続するための通信インタフェースである。通信部15は、ネットワークに接続されたSIPサーバ61と通信を行うことにより、音声通話の着信処理や発信処理等を実施することが可能である。
信号処理部16は、通信部15により入力された音声データの復号処理を行う。復号により得られた音声信号はスピーカ21に与えられる。また信号処理部16は、マイク22より入力された音声信号に所定の符号化処理を施して音声データ/FAXデータを作成し、通信部15に与える。これにより音声データは、PSTN網51を介して接続される外部の通信装置等に送信される。
加圧センサ17は、受話器20が本体部10に装着されているか否かの検知を行うためのセンサである。加圧センサ17は例えば、弾性部材や複数の電極を用いて、本体部10にかかる圧力を検知する。なお検知結果は時間監視部11bに送られる。
時計回路18は、現在時刻や経過時間を計時するための回路であり、例えば所定の周波数による発振出力を行う水晶振動子を用いて計時を行う。また時計回路18は、時刻情報だけではなく、現在の月日や曜日といった暦に関連する暦情報の管理を行うことも可能である。
受話器20に含まれるスピーカ21は、通話音声を出力する音声出力装置である。またマイク22は、通話音声を入力する音声入力装置である。
〈1−3.キーロック処理について〉
ここで、本発明の第一の実施形態に係るIP電話100のキーロック処理を、図3のフロー図を用いながら説明する。
図3は、本発明の第一の実施形態に係るキーロック処理の処理フローを示したフロー図である。本処理は、IP電話100の電源が起動されている状態において、任意のタイミングで開始可能である。
本処理の開始後、時間監視部11bはステップS110において、受話器20のフックアップを加圧センサ17により検知したか否かを判定する。検知していない場合、再びステップS110に移行し、フックアップの監視を継続して行う。
時間監視部11bがフックアップを検知した場合、キーロック制御部11cはステップS120において、キーロック設定が有効になっているか否かを判定する。キーロック設定が無効である場合、ステップS125において、通常の操作受け付け処理を行う。操作受け付けが完了すると、再びステップS110へ移行する。
キーロック設定が有効である場合、時間監視部11bはステップS130において、時計回路18による時間計測を開始する。次にキーロック制御部11cはステップS140において、キーロックを一時的に無効化し、所定のキーによるキー操作の受け付けのみを行うよう、操作制御部11aに指示する。なお本実施形態では、受け付けを行うキーとして、予め定められた発呼処理に関連するキーに限定するものとする。
次にキーロック制御部11cはステップS150において、所定のキー操作を検知したか否かを判定する。なお所定のキー操作の一例としては、例えば電話番号を入力するためのテンキーの押下、電話帳を呼び出すための電話帳呼び出しキーの押下、履歴データを呼び出すための左右キーの押下、発呼指示を入力するための発呼キーの押下等を受け付けるよう、予め定めておく。
所定のキー操作を検知していない場合、時間監視部11bはステップS151において、計測している経過時間が所定時間を超えたか否かを判定する。所定時間を超えていない場合、再びステップS150へ移行する。所定時間を超えた場合、キーロック制御部11cはステップS152において、キー操作の受け付けを停止、つまりキーロックを有効化した後、待ち受け状態に遷移する。その後、再びステップS110へ移行する。
ステップS150において、所定のキーによるキー操作を検知した場合、キーロック制御部11cはステップS160において、キーロックを一時的に無効化するよう、操作制御部11aに指示する。次に時間監視部11bはステップS170において、経過時間の計測を停止する。
次に時間監視部11bはステップS180において、受話器20のオンフックを加圧センサ17により検知したか否かを判定する。検知していない場合、ステップS185へ移行し、受け付けたキー入力に応じた通話処理を実施する。なお、キー入力により通話指示ではなくFAX送信指示が入力された場合は、FAX送信処理を行う。処理が完了すると、再びステップS180へ移行する。
検知した場合、キーロック制御部11cはステップS190において、キーロックを有効化するよう、操作制御部11aへ指示する。そしてステップS200において、IP電話100を待ち受け状態に遷移させる。その後、再びステップS110へ移行する。
なお以上の処理フローは、例えばIP電話100が電源停止指示を検知する等により、稼働停止状態に移行するまで継続して実施されるものとする。
以上に説明した本実施形態によれば、操作制御部11aが行うキーロックにより誤動作を防止しつつ、ダイヤル発信等の発呼操作によって、一時的にキーロック解除を行うことできる。このためユーザは、通話のたびに操作部14によるキーロック解除操作を行う必要がない。
次に、本発明の第二の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
〈2−1.電話システムの構成について〉
第一の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
〈2−2.IP電話の内部構成について〉
装置構成は第一の実施形態の図2と同様であるが、時間監視部11b及びキーロック制御部11cの機能が一部異なる。
本実施形態の時間監視部11bは、キーロック状態において発呼操作が検知されることによりキーロックが無効化された後、経過時間の計測停止を行わない。代わりに、経過時間の計測を継続した状態で、発呼操作を検知してからの経過時間を計測する。
この計測時間が所定時間を超えると、キーロック制御部11cは再びキーロックを有効化するよう、操作制御部11aに指示する。その後、IP電話100は通常の待ち受け状態に遷移する。
〈2−3.キーロック処理について〉
ここで、本発明の第二の実施形態に係るIP電話100のキーロック処理を、図4の処理フローを用いながら説明する。なお、第一の実施形態と同内容の処理については、同一の番号を付加することにより説明を省略するものとする。
図4のステップS110〜ステップS160については、第一の実施形態の図3と同内容である。ステップS160においてキーロックが無効化された後、時間監視部11bはステップS171において、発呼操作、つまりステップS150で検知した所定のキー操作から、所定時間が経過したか否かを判定する。
所定時間を超えた場合、経過時間の計測を停止した後、ステップS152へ移行する。所定時間を超えていない場合、ステップS180へ移行する。なお以降の処理については実施の形態1と同内容であるため、説明を省略する。
以上に説明した実施形態によれば、発呼操作を検知してキーロックが一時解除されてから、経過時間が所定時間を超えた場合に、再びキーロック状態に移行させる。このため、キーロック解除された状態が長時間に渡って継続されるのを回避することができる。
[その他の実施の形態]
以上、好ましい実施の形態及び実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
従って本発明は、以下の形態にも適用可能である。
(A)上記実施形態では、時間監視部11bがオンフック/オフフックの状態検知を行う方法として受話器20のフックアップを例に説明を行ったが、これ以外の方法によりオンフック/オフフックの状態検知を行う形態でもよい。例えばIP電話100が、充電を行うクレードル(=充電装置)に接続可能であり、且つその接続状態を監視する充電装置検知部を備える形態でもよい。この場合、クレードルから取り外された場合にオフフック、クレードルに設置された場合にオンフックと判定する。或いは、IP電話100がハンズフリー通話用装置を備える形態でもよい。この場合、操作部14に含まれるハンズフリーキー(不図示)が押下されたか否かにより、オンフック/オフフックの状態検知を行う。
(B)上記実施形態では、キーロック制御部11cがキーロックを再び有効化する条件としてオフフックの検知(ステップS180)を例に説明を行ったが、これ以外の条件でキーロックを有効化する形態でもよい。例えば、通信回線が切断されることにより、通話状態が解除されたことを条件として、キーロックを有効化する形態でもよい。
(C)上記の実施形態では、本発明のキーロック機能を備えた通信装置としてIP電話100を例にあげているが、電話通信網に接続して音声通話可能な通信装置であれば、これ以外の装置において本発明を実施する形態でもよい。例えば、親子電話、インターネット電話、携帯電話、自動車電話、PDAやノートパソコン上で実行される通信アプリケーション等において実施する形態であってもよい。
(D)上記の実施形態では、本発明のキーロック機能に関わるIP電話100の各種機能部が、マイクロプロセッサ等の演算処理装置上で所定のプログラムを実行することにより実現されているが、各種機能部が複数の回路により実現される形態でもよい。
100 IP電話(通信装置)
11 制御部
11a 操作制御部
11b 時間監視部
11c キーロック制御部
12 フラッシュメモリ
13 表示部
14 操作部
15 通信部
16 信号処理部
17 加圧センサ(センサ部)
18 時計回路(計時部)
20 受話器
21 スピーカ
22 マイク

Claims (5)

  1. 通信網に接続して通信を行う通信部と、
    操作入力の受け付けを行う操作部と、
    時間の計測を行う計時部と、
    オフフック/オンフックの状態検知を行うセンサ部と、
    操作入力の受け付けの許可/禁止を行う操作制御部とを備えた通信装置において、
    前記操作制御部が操作入力の受け付けを禁止している状態において前記センサ部によりオフフックが検知された場合に、検知後の経過時間を前記計時部により計測する時間監視部と、
    前記時間監視部による計測が開始され、且つ前記経過時間が予め定められた時間を超える前に前記操作部により発呼操作が検知された場合に、操作入力の受け付けを許可するよう前記操作制御部に指示するキーロック制御部とを備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記キーロック制御部が、前記発呼操作が検知されることにより前記操作制御部に対して操作入力の受け付けを許可した後、前記センサ部によりオンフックが検知された場合に、前記操作制御部に対して操作入力の受け付けを禁止する、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記キーロック制御部が、前記発呼操作が検知されることにより前記操作制御部に対して操作入力の受け付けを許可した場合に、許可後の経過時間、又は許可後において前記操作部による操作が検知されてからの経過時間を前記計時部により計測し、該経過時間が予め定められた時間を超えた場合に前記操作制御部に対して操作入力の受け付けを禁止する、 請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記キーロック制御部が、前記操作部に含まれる数字キー、発呼キー、電話帳呼び出しキー、及び選択キーのいずれかが押下された場合に、前記発呼操作が行われたと判定する、 請求項1に記載の通信装置。
  5. 前記状態検知部が、前記通信装置の含む受話器に接触可能な位置に設けられた加圧センサ、前記通信装置に対して充電を行う充電装置の接続状態を判定する充電装置検知部、又は前記通信装置が備えるハンズフリー通話用装置を用いて、オフフック/オンフックの状態検知を行う、請求項1に記載の通信装置。
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