JP2011060230A - 物品管理システム - Google Patents

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雅一 加藤
Hisahiro Matsushita
尚弘 松下
Jun Yaginuma
順 柳沼
Nao Tsuchida
直 槌田
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Abstract

【課題】UHF帯の電波を利用したRFタグの読み取りによって、棚に陳列された物品が棚から取り出されたことを確実に検出することができる技術を提供する。
【解決手段】物品管理システムは、管理対象物に付されたRFタグとの間で無線通信するための電波を送受信するアンテナと、前記アンテナから放射される電波が、前記管理対象物を出し入れ可能な所定の配置領域内に到達しないように遮蔽するシールドと、を備え、前記アンテナは、少なくとも前記配置領域に対する物品の出し入れ口付近に、前記RFタグと通信可能な強度の電波を照射する。
【選択図】図1

Description

本発明は、RF(Radio Frequency)タグの読み取り技術に関するものであり、特に、所定の領域に対する物品の出し入れを検出する技術に関する。
従来、陳列棚に置かれた商品が客の手に取られたという情報を収集・分析して、店舗運営や商品企画に活かし、売上につなげようという取り組みがなされている。そのために、例えば、商品にRF(Radio Frequency)タグを取り付けて商品陳列棚に陳列し、タグの読み取りを行うリーダ(リーダライタ)のアンテナによってRFタグが棚の中から外に移動したことを検出することが行われている。このようにして、RFタグが棚の外に移動したことが検出されれば、商品が陳列棚から取り出されたこと、つまり、商品が顧客の興味を引いて棚から取り出されたという情報を取得することができる。
無線技術を利用して、商品陳列棚に置かれた商品が商品棚から取り出されたことを検出する方法としては、例えば特許文献1〜3に示すような方法が知られている。
特許文献1には、商品陳列棚の各棚の取り出し口の端部に矩形形状のアンテナを埋め込んで、棚から商品を取り出したときに商品に取り付けられたRFタグを読み取ることで、顧客が商品を手に取ったことを検出する方法が記載されている。
また、特許文献2には、商品陳列棚の各棚板にリーダアンテナを配置し、商品が手に取られたときにRFタグがリーダアンテナとの通信可能範囲から外れることによりRFタグの読み取りが行われなくなることを利用して、商品が手に取られたことを検出する方法が記載されている。
また、衣料品や装身具などを陳列する商品陳列棚には、商品を明るく、綺麗に見せることを目的として、透明なガラス製の棚が使われることがしばしばある。特許文献3には、このような透明なガラス製の陳列棚の外観を損なうことがないように、商品に取り付けられたRFタグを読み取るリーダアンテナとして、ほぼ透明に近いアンテナを棚板に形成する方法が記載されている。
以上のような、RFタグとリーダ(又はリーダライタ)アンテナとの通信は、通信距離が比較的長く、かつ、価格を抑えることができるという理由から、UHF帯の電波を用いたRFタグの普及が進んでいる。UHF帯ではない13.56MHzの電波を使用したRFタグの場合、電磁誘導によって通信を行うため、リーダアンテナをRFタグに近接させなければならないが、UHF帯の電波を利用したRFタグの場合、空間に放射された電波により通信を行うため、2〜3mの距離でも読み取りが可能であるというメリットが得られる。
しかし、RFタグとアンテナとの通信にUHF帯の電波を用いる場合、上述の特許文献1〜3に記載の方法では、以下のような課題がある。
まず、特許文献1に示す方法においては、電波の到達範囲を20cm〜40cmとしているが、UHF帯の電波を用いた場合、電波の到達範囲を上記範囲に制限することは困難であり、この方法をUHF帯の電波を用いて実現することは難しい。
特許文献2に示す方法においては、通信に用いる電波の周波数に13.56MHz帯を使用しているものと想定されるが、代わりにUHF帯の電波を利用した場合、RFタグがリーダアンテナに近接した状態でのみ読み取りを可能とすることは困難である。また、電波の放射範囲を制限することも難しい。従って、この方法では、UHF帯の電波を利用することは困難である。
また、特許文献1及び2に示す方法では、設置されたアンテナによって、棚の美観を損なうという問題もある。
特許文献3に示す方法においては、透明なアンテナであるため、棚の美観をある程度保つことができる。しかし、UHF帯の電波を利用可能なアンテナの構成は示されておらず、仮に利用できたとしても、その放射範囲を制限することが難しいため、同様にこの方法でもUHF帯の電波を利用することは困難である。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、UHF帯の電波を利用したRFタグの読み取りによって、棚に陳列された物品が棚から取り出されたことを確実に検出することができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、管理対象物に付されたRFタグとの間で無線通信するための電波を送受信するアンテナと、前記アンテナから放射される電波が、前記管理対象物を出し入れ可能な所定の配置領域内に到達しないように遮蔽するシールドと、を備え、前記アンテナは、少なくとも前記配置領域に対する物品の出し入れ口付近に、前記RFタグと通信可能な強度の電波を照射する物品管理システムに関する。
本発明によれば、UHF帯の電波を利用したRFタグの読み取りによって、棚に陳列された物品が棚から取り出されたことを確実に検出することができるという効果が得られる。
第1の実施形態による商品管理システムについて説明するためのシステムの構成図である。 第1の実施形態による商品管理システムが適用された陳列棚を側方から見た模式図である。 図1及び図2に示した商品管理システムをアンテナの上方から見た模式図である。 アンテナを構成するアンテナ素子の斜視図である。 アンテナ素子の電波の放射パターンを示す図である。 図5に示した放射パターンのyz平面における放射パターンを示す図である。 図5に示した放射パターンのxz平面における放射パターンを示す図である。 アンテナ素子の配列を示す図である。 アンテナからの電波の放射パターンを示す図である。 図9に示した放射パターンのyz平面における放射パターンを示す図である。 図9に示した放射パターンのxz平面における放射パターンを示す図である。 アンテナを構成するアンテナ素子の異なる配列を示す図である。 アンテナを構成するアンテナ素子の異なる配列を示す図である。 アンテナを構成するアンテナ素子の異なる配列を示す図である。 第2の実施形態の商品管理システムについて説明するためのシステムの構成図である。 図15に示した商品管理システムを、商品が取り出される方向に直交する方向から見たシステムの構成図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の本実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施の形態による物品管理システムの一例である商品管理システム1について説明するためのシステムの構成図である。
本実施の形態の商品管理システム1は、商品14に取り付けられたRF(Radio Frequency)タグ10をアンテナ2から送信される電波によって検出することで、商品14が陳列棚12から取り出されたことを検出可能なシステムである。このような商品管理システム1は、例えば、服飾品の販売店舗などで利用可能であり、商品が顧客の手に取られた、あるいは、手に取られなかったという情報を基にして、商品開発や店舗運営を行うことができる。
この本実施の形態の商品管理システム1は、アンテナ2と、アンテナ2から送信される電波を遮蔽するシールド4と、を備える。商品管理システム1はその他に、アンテナ2を介してRFタグと信号の送受信を行う通信部としての通信装置6と、通信装置6が取得した情報を管理等するコンピュータ8と、をさらに備える。
以下、図1〜図4に基づいて、商品管理システム1を構成する各機器について説明する。図2は、本実施の形態の商品管理システム1が適用された陳列棚12を側方から見た模式図である。図3は、図2に示した商品管理システム1をアンテナ2の上方から見た模式図であり、陳列棚12とアンテナ2との平面視における位置関係を説明する図である。図4は、アンテナ2を構成するアンテナ素子の構成を説明する斜視図である。
まず、アンテナ2は、図4に示すアンテナ素子20が、1列に4個一体的に配列されたアレイアンテナである。一般的によく利用される平面アンテナを用いることもできるが、平面アンテナの場合、電波の放射範囲が広く、商品の取り出しを検出する対象の陳列棚12以外の場所に置かれている商品に付されたRFタグを誤って検出する可能性がある。そのため、本実施の形態のアンテナ2には、アンテナ素子の配列により電波の指向性を様々に設定できるアレイアンテナを用いることが好ましい。そして、このアンテナ2は、本実施の形態においては、例えば、電波の放射対象である陳列棚12の上方の天井面に配置される。
アンテナ2を構成するアンテナ素子20は、基板20bの上面に放射素子20aが配置され、基板20bの裏側にグランド板20cが配置されて構成される。アンテナのインピーダンス整合のため、放射素子20aの中央位置からずれた位置に給電点20dが形成される。本実施の形態のアンテナ2は、この給電点20dに電力が供給され、UHF帯の電波(例えば、953MHz)の周波数の電波を出力する。基板20bは、例えば、ガラスエポキシ基板であるFR−4基板を用いることができる。グランド板20は、導電体から形成されている。
図5〜図7は、単一のアンテナ素子20から電波を放射した場合の放射パターンを示す図である。図6は、図5に示す放射パターンのyz平面における放射パターンを示し、図7は、図5に示す放射パターンのxz平面における放射パターンを示す。図5〜図7に示すように、単一のアンテナ素子の場合には、電波の放射面から全方向(電波の強度分布が略半球形状)に電波が放射されていることがわかる。
そして本実施の形態のアンテナ2は、物品の載置面が矩形の陳列棚12に載置された商品14のRFタグ10を検出する場合、図3に示すように、陳列棚12の載置面の長手方向における中央位置において、長手方向に直交する短手方向に、上述したアンテナ素子20aを1列に4個並べて配置したものである。放射素子20aそれぞれに対して、通信装置6が備える不図示の電力分配器から電力を同時に供給することで、各放射素子20aから出力される電波の合成作用により、アンテナ2から陳列棚12に向けて、陳列棚12の長手方向に広がった合成電波が放射される。
そして、アンテナ2から放射される合成電波の放射範囲の内、RFタグ10に記憶された情報の読み取りや情報の書き込みをする無線通信が可能な強度の電波が放射される範囲を、図2及び図3において、読取エリア30として示している。後述するシールド4によって電波が遮蔽された空間(非読取エリア32)を除いて、この読取エリア30内にRFタグが存在した場合、アンテナ2とRFタグ10との間で無線通信が成立し、RFタグの存在を検出することができる。
図2及び図3に示すように、この読取エリア30は、本実施の形態においては、陳列棚12の長手方向と平行な方向に長手方向を有する楕円体の空間である。そして、読取エリア30は、陳列棚12の周囲の少なくとも商品14が出し入れされる位置においてRFタグの読取が可能となるような範囲に形成される必要がある。本実施の形態において例示する陳列棚12では、陳列棚12の側面の内、図1の正面及び背面側に表れる幅広の側面(出し入れ口に相当)から商品が取り出される。そのため、図3に示すように、陳列棚12の幅広の側面における取り出し位置の外側に読取エリア30が形成されている。このような読取エリア30が形成されることにより、シールド4によって電波が遮蔽される陳列棚12の中から商品14が取り出されると、その陳列棚12の出し入れ口の外側の位置で、RFタグ10が検出される。
ここで、図8に示すように、アンテナ素子を4つ配列したアレイアンテナから電波を放射した場合の放射パターンについて説明する。図9〜図11は、図8に示すアレイアンテナで電波を放射した場合の放射パターンを示す図である。このアンテナは、4つのアンテナ素子を、その中心間の距離が150mmとなるように直線的に配列したものである。このアンテナから電波を放射すると、図9〜図11に示すように、z軸方向に強い指向性を示す、x軸方向に長い楕円体の放射パターンが形成される。本実施の形態においては、この楕円体の範囲が読取エリア30に相当する。なお、上述の図2に示す読取エリア30においては、図9及び図10においてz軸方向に伸びた大きい放射パターンの両側に形成される、小さい放射パターンは省略している。
シールド4は、陳列棚12の最上段12tに設けられ、アンテナ2から放射される電波を遮蔽する。そして、図2に示すように、シールド4は、電波の遮蔽効果により、読取エリア30の一部に、RFタグ10の検出がされない非読取エリア32を形成する。本実施の形態の場合には、陳列棚12の最上段12tの下方に非読取エリア32が形成され、陳列棚12のうち、最上段12tより下方の商品14が置かれる領域(物品載置領域)は、全て、非読取エリア32となる。
このシールド4は、電波を遮蔽する導電体であればよい。そして、陳列棚12がガラスやアクリルなどで形成される透明な棚である場合には、陳列棚12及び陳列される商品14の美観を損ねることがないように、透明な導電体を用いることが好ましい。シールド4として利用可能な透明な導電体としては、例えば、10Ω/□程度のシート抵抗を有するITO(酸化インジウムスズ)膜が挙げられるが、電波を遮蔽することができる透明導電体であれば、これに限られることはない。
なお、シールド4は、陳列棚12の最上段12tの上面及び底面のいずれに配置してもよいし、最上段12tの棚板の内部に形成してもよい。
また、陳列棚12の最上段12tそのものが、最上段12tより下方の棚(物品載置領域)全体に非読取エリア32を形成することができる形状・大きさの導電体で構成されている場合には、最上段12t自体がシールドの機能を果たすため、シールド4を別途設ける必要はない。
以上説明した、読取エリア30及びその一部に形成される非読取エリア32により、陳列棚12からの商品14の取り出しを、アンテナ2及び通信装置6によって検出することができる。つまり、商品14が陳列棚12に置かれている場合には、アンテナ2から放射される電波は、シールド4によって遮蔽されるため、アンテナ2及び通信装置6は、RFタグ10を検出することはできない。一方、商品14が、陳列棚12から取り出されると、商品14に取り付けられたRFタグ10は非読取エリア32から読取エリア30に移動し、アンテナ2からの電波を受信する。そうすると、RFタグ10は、受信した電波を利用して所定の処理を行った後、ID情報などを含む電波を出力し、アンテナ2がそのRFタグ10からの電波を受信することで、RFタグ10とアンテナ2との間で無線通信が成立し、RFタグ10が検出される。
ここで、本実施の形態で利用されるRFタグ10は、上述したように、アンテナ2から送信された電波を受信して、その受信電波に応答する信号を返信してアンテナ2との無線通信を行うもので、いわゆるパッシブタグとよばれる種類のタグである。また、通信の方式は、アンテナ2とRFタグ10との間で、電波を送受信する電波方式である。本実施の形態のRFタグ10は、UHF帯の電波を送受信可能なタグであり、アンテナ2から3m〜5m程度の距離において通信が可能である。アンテナ2を天井に配置した場合、アンテナ2と陳列棚12のRFタグ10(商品14)との距離は通常は3m以内であると考えられるため、本実施の形態のアンテナ2とRFタグ10とは、十分に通信が可能である。そして、RFタグ10は、各RFタグ固有のID情報が記憶されたICチップを備えており、アンテナからID情報の返信を求める電波を受信した場合には、ID情報を含む電波を送信する処理を行うことができる。
次に、商品管理システム1の他の構成について説明する。
アンテナ2に接続される通信装置6は、いわゆるRFID技術におけるリーダライタとよばれる装置であり、本実施の形態においては、アンテナ機能を除く機能を備える装置である。具体的には、通信装置6は、RFタグ10に記憶される情報の読み取り及びRFタグ10への情報の書き込み処理を制御する。
この通信装置6は、アレイアンテナであるアンテナ2のアンテナ素子それぞれに、同時に電力を供給する電力供給装置と、送信する情報の電気信号への変換処理や受信した信号をコンピュータ8で処理可能な情報に変換する処理などを行う変換部と、情報の送受信を制御するCPUと、CPUで実行される様々なプログラムなどを記憶するメモリなどの不図示の部材を備える。なお、メモリに記憶された様々なプログラムがCPUにより実行されることにより、RFタグ10の読取などの様々な処理を制御する制御部としての機能が実現される。
通信装置6の具体的な処理は、まずアンテナ2を介して、RFタグ10のID情報を求める信号を送信する。そして、RFタグ10がその電波を受信した場合にRFタグ10から反射波として送信されるID情報を、アンテナ2を介して取得する。そして、通信装置6に接続されるコンピュータ8に取得した情報を送信する。この際に通信装置6は、ID情報を取得した通信装置6を特定する情報を、取得したRFタグのID情報と対応付けて送信することもできる。これは、後述するコンピュータ8において、ID情報と、この通信装置6を特定する情報と、を対応付けて記憶することで、複数組の商品管理システム1を利用している場合にも、検出されたID情報が、どの通信装置6によって検出されたかを特定することができるためである。また、通信装置6は、RFタグ10が検出された時刻などの情報も、ID情報と対応付けてコンピュータ8に送信することができる。
コンピュータ8は、上述したように通信装置6が取得した情報を収集し管理する端末である。具体的には、コンピュータ8は、RFタグ10がそれぞれ有する固有のID情報と、商品管理番号などの商品14を特定する情報(以下、「商品管理番号」とも呼ぶ)とが対応付けられたデータベースが格納されている。データベースにおけるRFタグのID情報と商品管理番号との対応付けは、例えば、商品14にRFタグ10を付す際に、商品管理番号に対してID情報を対応付けてデータベースに記憶することにより行われる。
このコンピュータ8は、通信装置6からRFタグ10の検出情報を取得すると、取得した情報に含まれるRFタグ10のID情報から、対応付けられた商品14の商品管理番号を特定する。そして、RFタグ10が検出された事実やその時刻、検出した通信装置6の情報などを、その商品管理番号と対応付けて記憶する。これにより、商品管理システム1の管理者は、コンピュータ8のデータベースを参照することで、どの陳列棚に置かれた商品が、いつ顧客に手に取られたか(あるいは、手に取られなかったか)を知ることができる。
以上の構成を備える商品管理システム1によれば、陳列棚12の内部に商品14が置かれている場合には、その商品14に付されたRFタグ10は検出されないが、商品14が陳列棚12から取り出された場合には、RFタグが読取エリア30を通過するため、RFタグ10を確実に読み取ることができる。
次に、本実施の形態の商品管理システム1によるRFタグの読取処理の流れを説明する。
まず、通信装置6が、RFタグ10に対してID情報を送信するように求める信号を、アンテナ2を介して出力する。アンテナ2は、この信号に基づくUHF帯の所定の周波数の電波を送信し、上述した陳列棚12を包含する所定の空間に、読取エリア30を形成する。
読取エリア30が形成された状態において、RFタグ10が付された商品14が陳列棚12の内部に置かれている場合には、RFタグ10は非読取エリア32内に存在するため、RFタグ10がアンテナ2からの電波を受信することはない。そのため、RFタグ10は、アンテナ2及び通信装置6によって検出されない。
商品14が陳列棚12の内部から取り出され、RFタグ10が非読取エリア32から読取エリア30に移動すると、RFタグ10は、アンテナ2から出力された電波を受信可能となる。RFタグ10は、電波を受信すると、RFタグ10のICチップが所定の処理を行い、RFタグ10のそれぞれに割り当てられたID情報を含ませた反射電波を送信する。
アンテナ2は、RFタグ10から出力されたID情報を含む電波を受信すると、通信装置6に電気信号として受信した情報を送信する。通信装置6は、取得した電気信号を不図示の変換部によってコンピュータ8で処理可能な信号に変換する。そして、通信装置6は、変換された信号をコンピュータ8に送信する。
コンピュータ8は、変換された信号を取得すると、その信号に含まれるID情報を利用してデータベースを検索し、ID情報に対応する商品管理番号を特定する。そして、コンピュータ8は、その商品管理番号とRFタグ10が検出されたことに関する情報とを対応付けてデータベースに登録する。データベースに登録される情報としては、上述したように、例えば、RFタグ10が検出された時刻やRFタグ10を検出した通信装置6を特定する情報などが含まれる。
以上が、本実施の形態の商品管理システム1によって、陳列棚12から取り出された商品14のRFタグ10を検出する処理の流れである。
以上の本実施の形態の商品管理システム1によれば、陳列棚12に置かれた商品が陳列棚12から取り出された場合に、その商品に付されたRFタグ10を確実に検出することができる。
また、アンテナ2としてアレイアンテナを用い、陳列棚12の商品が配置される領域に沿った読取エリア30を形成することにより、対象とする陳列段12の商品14の出し入れのみを検出することができ、対象とする陳列棚12以外の場所に置かれた商品に付されたRFタグを誤って検出することがない。
なお、本実施の形態においては、アンテナ2は、図3に示したように、アンテナ素子20を一列に4つ並べて構成されるアレイアンテナを用いるとして説明したがこれに限られるものではない。例えば、アンテナ素子20を、図12〜図14に示すように配列して構成されるアレイアンテナを用いることができる。図12に示すアンテナ2Aは、陳列棚12の長手方向における中央付近において、8個のアンテナ素子20が、陳列棚12の短手方向に4行、長手方向に2列で配列されたアレイアンテナである。図13に示すアンテナ2Bは、アンテナ素子20が、陳列棚12の短手方向に2個配列されたアレイアンテナである。図14に示すアンテナは、アンテナ素子20が1列に4個配列された二組のアレイアンテナ2C1及び2C2で構成されるアンテナである。図12〜図14に示すそれぞれのアンテナによって、各図に示すような読取エリア30(30a、30b)が形成されるため、非読取エリアから読取エリア30にRFタグが移動することで、同様にRFタグの検出が可能となる。
つまり、アレイアンテナであるアンテナ2は、陳列棚12の長手方向に直交する方向におけるアンテナ素子20の配列数が、陳列棚12の長手方向におけるアンテナ素子20の配列数よりも多ければ、陳列棚12の長手方向に広がった読取エリアを形成することができるという効果が得られる。換言すると、アンテナ2が、陳列棚12の長手方向に直交する方向にn行(nは2以上の整数)、陳列棚12の長手方向にm列(mは自然数かつm<n)の配列でアンテナ素子20が配列されたアレイアンテナであれば、陳列棚12の周囲に沿って読取エリア30を形成することが可能であり、RFタグの検出ができる。なお、本明細書では、「自然数」は、「1,2,3,・・・」といった正の整数を意味し、「0」は含まないものとする。
なお、図14に示す、二つのアレイアンテナ2C1、2C2を組み合わせて使用する場合には、それぞれのアレイアンテナに対して互いに異なるタイミングで電力を供給して、異なるタイミングで電波が出力されるようにする。これは、二つのアレイアンテナから同時に電波が出力されると、二組のアレイアンテナが一体的な一つのアレイアンテナとして機能し、それぞれから出力される電波が合成されて、図14に示すような読取エリア30a、30bを形成することができないためである。
また、本実施の形態においては、図2に示したように、陳列棚12の両側の商品の出し入れ口の外側に読取エリア30を形成すると説明したが、これに限られるものではない。例えば、陳列棚12の商品の出し入れ口となる一方の側面を壁に寄せて配置した場合や、一側面にしか出し入れ口がないような陳列棚に対して商品の出し入れを検出する場合には、商品の出し入れがされる位置だけに読取エリア30が形成されればよい。その場合には、アンテナ2を出し入れがされる位置の方向にずらして配置したり、アンテナ素子20の配列を変えるなどして、読取エリア30の形状を変更することができる。
また、本実施の形態においては、アンテナ2から放射される電波と非読取エリア32によって形成される読取エリア30は、陳列棚12の全ての棚の商品の出し入れ口の外側に形成されるものとして説明したが、これに限られるものではない。複数段の棚の内、一部の棚の商品の出し入れ位置にのみ読取エリア30が形成されていてもよく、例えば、図1に示した陳列棚12の上段の棚の出し入れ位置にのみ読取エリア30が形成されるようにしてもよい。この場合は、アンテナ2を構成するアレイアンテナのアンテナ素子20の配列や、電波の出力を変更することで、読取エリア30の形状を変えればよい。
また、本実施の形態においては、シールド4を陳列棚12の最上段12tに設けるとして説明したがこれに限られるものではない。最上段12tよりも下方の棚板にシールド4を形成し、その下方の商品のみについてRFタグの読取を行うようにすることもできる。
また、本実施の形態においては、シールド4を陳列棚12の最上段12tに設けるとしたが、これに限られるものではなく、陳列棚12の棚とは別に、別途電波を遮蔽するシールド板を陳列棚12とアンテナ2との間の位置に形成してもよい。
また、本実施の形態においては、アンテナ2を天井に配置し、シールド4を陳列段12の最上段12tに配置し、シールド4の下方に置かれる商品のRFタグ10を読み取るシステムとして説明したが、これに限られるものではない。例えば、シールド4を陳列棚12の最下段の棚の商品が載置される面又はその下方に配置し、アンテナ2をそのシールド4の下方(例えば、床面)に配置することができる。この場合も、商品の下方に配置されたシールド4によって、陳列棚12にRFタグ10の非読取エリアが形成され、RFタグ10が非読取エリアから読取エリアに移動することにより、RFタグ10の検出が可能である。
また、本実施の形態においては、商品14が水平方向に取り出されるような陳列棚12に対して商品管理システム1を適用するものとして説明したが、これに限られるものではない。例えば、上面に商品の取り出し口が設けられるような陳列棚に置かれた商品を、上方向に取り出すような場合にも、商品管理システム1を適用することができる。この場合には、例えば、アンテナを商品の取り出し方向に平行な壁面に配置して水平方向に電波を放射するようにし、電波を遮蔽するシールドを、陳列棚の側面に形成する。このような構成によれば、陳列棚から上向きに取り出されるような商品についても同様に商品の取り出しを検出することができる。
(第2の実施形態)
次に、図15及び図16に基づいて、第2の実施の形態を説明する。図15は、本実施の形態による商品管理システム1’について説明するためのシステムの構成図である。図16は、図15に図示した商品管理システム1’において、商品14が取り出される方向に直交する側面方向から見たシステムの構成図である。
本実施の形態の商品管理システム1’は、ハンガーラック12’に掛けられた衣類などの商品14が、ハンガーラック12’から取り出されたことを検出するためのシステムである。第1の実施形態の場合と同様に、商品14がハンガーラック12’から取り出された場合に、商品14に付されたRFタグ10が、シールド4’の下方に形成される非読取エリア32から読取エリア30に移動することで、RFタグ10とアンテナ2との無線通信が成立し、RFタグ10の読み取りが行われるものである。以下、本実施の形態を説明するが、第1の実施形態と同じ構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
アンテナ2は、第1の実施形態のアンテナと同じであり、アンテナ素子20が配列されたアレイアンテナである。図16に示すように、アンテナ2は、第1の実施形態と同様に、ハンガーラック12’に向けて放射される電波によって、ハンガーラック12’を包含する空間にRFタグ10を検出可能な読取エリア30を形成する。そして、アンテナ2は、シールド4’によって電波が遮蔽されることで形成される非読取エリア32の、商品14の取り出し方向T’における外側に、読取エリア30を形成するように、電波を放射する。
シールド4’は、第1の実施の形態のシールド4と同じく、アンテナ2から放射される電波を遮蔽する導電体で形成され、読取エリア30の一部に非読取エリア32を形成する。本実施の形態のシールド4’は、ハンガーラック12’の商品が吊り下げられる領域(物品吊り下げ領域)の上方に、図15及び図16に図示するように、例えば、アーチ状の形状の部材として形成されることができる。美観を保つため、シールド4’は、目立たないように透明導電体を用いてもよいし、ハンガーラック12’と同系色で構成することもできる。
通信装置6、コンピュータ8、及びRFタグ10は第1の実施形態と同じであるため、説明を省略する。
以上の本実施の形態の商品管理システム1’によれば、ハンガーラック12’に掛けられた商品14を、ハンガーラック12’から取り出した場合に、商品14に付されたRFタグ10が、シールド4’下方の非読取エリア32から、その外側の読取エリア30に移動することで、RFタグ10とアンテナ2’との間で無線通信が成立し、RFタグ10が検出される。従って、第1の実施形態の商品管理システム1の場合と同様に、ハンガーラック12’に掛けられる商品についても、商品14が顧客によって取り出されたことを確実に検出することができるという効果が得られる。
なお、本実施の形態のシールド4’は、ハンガーラック12’の上方に、アーチ状の部材として形成するとして説明したが、これに限られるものではなく、平板形状や傘の形状など、様々な形状とすることができる。商品14がハンガーラック12’に配置されている状態において、RFタグ10の読み取りがされないように電波を遮蔽することができる形状、構成であればどのようなものでもよい。
また、本実施の形態においては、アンテナ2及びシールド4’をハンガーラック12’の上方に配置したが、これに限られるものではなく、第1の実施の形態において説明したように、シールド4’をハンガーラック12’の商品が吊り下げられる領域よりも下方に配置し、アンテナ2をそのシールド4’のさらに下方に配置することもできる。
また、上述の実施の形態では、主に物品が配置される陳列棚から物品が取り出されることを検知する構成を例に挙げたが、必ずしもこれに限られるものではない。すなわち、アンテナ2による電波照射範囲外(棚内の非読取エリア32以外のRFタグとの通信が不能な範囲)から持ち込まれたRFタグが陳列棚の棚に載置される場合における載置動作を検知することも可能であることはいうまでもない。この場合、電波照射範囲外から持ち込まれるRFタグは、棚に配置される前に一度アンテナ2の照射範囲内に入ることにより読み取られ、その後、棚内の非読取エリア32に入ることにより、再び通信不能となる。このように、上述のような通信状態の変化により、物品の棚への持込を認識することも可能である。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、すべて本発明の範囲内のものである。
1(1’) 商品管理システム、2 アンテナ、4(4’) シールド、6 通信装置、8 コンピュータ、10 RFタグ、12 陳列棚、12’ ハンガーラック、14 商品、20 アンテナ素子、30 読取エリア、32 非読取エリア、
特開平9−325993号公報
特開2007−115152号公報
特開2007−37899号公報

Claims (10)

  1. 管理対象物に付されたRFタグとの間で無線通信するための電波を送受信するアンテナと、
    前記アンテナから放射される電波が、前記管理対象物を出し入れ可能な所定の配置領域内に到達しないように遮蔽するシールドと、を備え、
    前記アンテナは、少なくとも前記配置領域に対する物品の出し入れ口付近に、前記RFタグと通信可能な強度の電波を照射する物品管理システム。
  2. 請求項1に記載の物品管理システムにおいて、
    前記アンテナは前記配置領域の上方もしくは下方に位置し、
    前記シールドは、上下方向において前記アンテナと前記配置領域の間に位置する物品管理システム。
  3. 請求項1に記載の物品管理システムにおいて、
    前記配置領域は、複数段の棚それぞれにおける物品載置領域であり、
    前記シールドは、少なくとも前記複数段の棚における最上段の棚の天井面以上の高さ位置に位置し、
    前記アンテナは、前記シールドよりも上方に位置する物品管理システム。
  4. 請求項1に記載の物品管理システムにおいて、
    前記配置領域は、複数段の棚それぞれにおける物品載置領域であり、
    前記シールドは、少なくとも前記複数段の棚における最下段の棚の物品載置面以下の高さ位置に位置し、
    前記アンテナは、前記シールドよりも下方に位置する物品管理システム。
  5. 請求項1から4のいずれか一つに記載の物品管理システムにおいて、
    前記配置領域は、複数段の棚それぞれにおける物品載置領域であり、
    前記アンテナは、前記複数段の棚全てにおける配置領域に対する物品の出し入れ口付近に、前記RFタグと通信可能な強度の電波を照射する物品管理システム。
  6. 請求項1に記載の物品管理システムにおいて、
    前記配置領域は、ハンガーを吊り下げ可能なハンガーラックにおける物品吊り下げ領域であり、
    前記シールドは、少なくとも前記吊り下げ領域よりも上方に位置し、
    前記アンテナは、前記シールドよりも上方に位置する物品管理システム。
  7. 請求項1に記載の物品管理システムにおいて、
    前記配置領域は、ハンガーを吊り下げ可能なハンガーラックにおける物品吊り下げ領域であり、
    前記シールドは、少なくとも前記吊り下げ領域よりも下方に位置し、
    前記アンテナは、前記シールドよりも下方に位置する物品管理システム。
  8. 請求項1から7のいずれか一つに記載の物品管理システムにおいて、
    前記シールドは、透明導電膜である物品管理システム。
  9. 請求項1から8のいずれか一つに記載の物品管理システムにおいて、
    前記アンテナは、UHF帯の周波数の電波を放射する物品管理システム。
  10. 請求項1から9のいずれか一つに記載の物品管理システムにおいて、
    前記配置領域は、水平面におけるいずれかの方向に長手方向を有する直方体状の領域であり、
    前記アンテナは、複数のアンテナ素子が、前記長手方向に直交する方向にn行(nは2以上の整数)前記長手方向にm列(mは自然数かつm<n)で一体的に配列されたアレイアンテナである物品管理システム。
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