JP2011059780A - 自動取引装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】振り込め詐欺団からの取引指示による詐欺の被害を防止する。
【解決手段】ホストコンピュータから、少なくとも、利用者の年齢と、振込取引の回数、振込取引の頻度を含む取引情報を受信する通信部と、利用者から振込取引の指定を受け付ける入力部と、利用者のキャッシュカードの挿入を受け付けるカード制御部と、利用者を特定するためのIC制御部と、振込取引に対する注意情報を表示する表示部と、カード制御部が利用者のキャッシュカードの挿入を受け付け、IC制御部が利用者を特定した場合に、通信部がホストコンピュータから受信した取引情報に基づいて、注意情報を表示部に表示する回数およびタイミングを決定し、決定したタイミングによって回数の注意画面を表示部に表示させるメイン制御部と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、口座から振込によって貨幣を出金させる振り込め詐欺を防止する自動取引装置(ATM:Automated Teller Machine)に関する。
一般に、ATMを利用した振込み取引は良く行われている。しかし、振込み取引は、金融機関の窓口係員が介在しないため、いわゆる振り込め詐欺などの犯罪に悪用される事がある。「振り込め詐欺」とはいわゆるオレオレ詐欺、架空請求詐欺、融資保険金詐欺、還付金詐欺など被害者を騙して金銭を振り込ませようとするものの総称である。
金融機関の窓口などで振込み取引を処理する場合は、利用者の不自然な点を窓口係員が指摘するなど詐欺被害の防止できる場合がある。しかし、振込み取引をATMで行う場合は、利用者の不自然な点が判別しにくいため、その不自然な点に気付かず振り込みをして振り込め詐欺の被害に遭う事が多い。このような振り込め詐欺に対する対策として、特許文献1には、ATMの表示画面に注意文言を表示している。また、利用者が取引操作に不慣れな場合、その取引操作を容易にするため、特許文献2や特許文献3では取引操作の熟練度合いによってガイダンスの内容を変えて表示している。
特開2007−102620号公報 特開平04−344930号公報 特開昭62−002357号公報
ところが、還付金詐欺や定額給付金詐欺のように被害者が騙されて振込操作を行う場合、その振込操作は詐欺団などの指示によって実施される。この場合、たとえ表示画面等に注意文言を表示していたとしても、詐欺団などが「その画面では確認を押して」等と指示してしまえば、被害者はその指示通りに操作してしまうため、画面が表示している注意文言が役に立たなくなってしまう場合があるという問題があった。
また、逆に、振込取引を慣れている人に関しては、出金処理という事を理解して操作しているので、注意文言が表示されることによって、他の表示すべき文言の文字等が小さくなる等利便性が低下してしまうという問題があった。さらに、例えば、振込先入力画面が表示されてから振込先を書いた紙を取り出して振込先を確認するような取引操作が不慣れな人の場合、操作してから振込に必要な準備に気付く場合が有り、この準備を行っている間に振込取引がタイムアウトを起こしてしまい利便性が低下してしまうという問題があった。
上述した目的を達成するために、本発明にかかる自動取引装置は、利用者との間で振込取引を行うための取引情報を蓄積するホストコンピュータとの間で通信を行う自動取引装置であって、前記ホストコンピュータから、少なくとも、前記利用者の年齢と、前記振込取引の回数、振込取引の頻度を含む取引情報を受信する通信部と、前記利用者から前記振込取引の指定を受け付ける入力部と、前記利用者のキャッシュカードの挿入を受け付けるカード制御部と、前記利用者を特定するためのIC制御部と、前記振込取引に対する注意情報を表示する表示部と、前記カード制御部が前記利用者のキャッシュカードの挿入を受け付け、前記IC制御部が前記利用者を特定した場合に、前記通信部が前記ホストコンピュータから受信した前記取引情報に基づいて、前記注意情報を前記表示部に表示する回数およびタイミングを決定し、決定した前記タイミングによって前記回数の前記注意画面を前記表示部に表示させるメイン制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、振込操作において注意文言の表示タイミングを取引実施ごとにランダムに変更することにより、詐欺団などからは予め固定的な操作指示を出せなくし、被害者は指示された操作にない注意文言により振り込め詐欺にあっている事を気付かせることができる。
また、振込操作の慣れている人は注意文言を表示させない様、サーバにて振込操作履歴を保管しており、振込操作の期間・回数が多い人には注意文言を出さないようにする事により利便性の低下を軽減することができる。
本発明のシステム構成を示す図である。 取引情報のデータ格納例を示す図である。 本実施形態における振込取引シーケンスを示すフローチャートである。 本実施形態における詐欺注意文言表示画面の例を示す図である。 本実施形態における注意文言決定処理のシーケンスを示すフローチャートである。 他の実施形態における注意文言決定処理の入力情報準備画面表示での詳細シーケンスを示すフローチャートである。 他の実施形態における入力情報準備画面の例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる自動取引装置の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態にかかる自動取引システム1000の構成を示す図である。図1に示すように、自動取引システム1000は、ホスト100と、ATM200と、ネットワーク300と、を含んで構成される。ホスト100は、取引時に接続される金融機関のホストコンピュータであり、取引情報記憶部101と、通信制御部102と、制御部103と、を含んで構成されている。なお、ネットワーク300は、インターネット等の通信回線網である。まず、ホスト100について説明する。
取引情報記憶部101は、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置から構成され、ATM200の利用者が取引した際の取引履歴を示す情報である顧客情報を記憶する。
図2は、取引情報記憶部101のデータ構成図である。図2に示すように、取引情報記憶部101は、取引情報として、利用者の口座番号251と、利用者の生体認証情報252と、年齢253と、振込取引日254と、振込取引回数255と、最近の振込取引回数256と、が対応付けて記憶されている。顧客がATM200を操作した場合に、ATM200からこれらの各情報を受信して、制御部103が取引情報記憶部101に格納する。
なお、口座番号251は顧客の口座を特定するための情報であり、生体認証情報252は、顧客が利用するキャッシュカードのICチップ等にあらかじめ記憶されている指紋情報等である。また、年齢253は、顧客の年齢であり、あらかじめ上述したICチップ等に記憶されているものである。振込取引日254は、顧客がATM200を操作して振込を行った日であり、振込取引回数255は、これまで顧客が振込操作を行った回数であり、最近の振込取引回数256は、振込取引回数255のうち特に直近の間(例えば、1週間)に振込操作を行った回数である。
また、年齢情報253を取引情報として記憶している理由は、詐欺被害発生率が顧客の年齢によって異なる為であり、振込取引日254、振込取引回数255、最近の振込取引回数256を取引情報として記憶している理由は、利用者の取引に対する熟練度、及び取引を実施する時期を判断するためである。これらの各情報を用いて、後述するように、ATM200では、表示部(不図示)に注意文言の出力する回数・タイミングを決定している。
通信制御部102は、ネットワークボード等から構成され、制御部103が取引情報記憶部101から取得した各種の取引情報のATM200への送信を媒介する。
制御部103は、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置から構成され、上述した取引情報のうち、利用者の個別情報である口座番号201又は生体認証情報202によって、口座番号201又は生体認証情報202に対応する各情報の検索を行い、その口座番号201又は生体認証情報202以外の他の情報を取得し、通信制御部102を介して、取得した取引情報等をATM200に送信する。続いて、ATM200について説明する。
図1に示すように、ATM200は、紙幣入出金の制御を行う紙幣制御部201と、硬貨入出金の制御を行う硬貨制御部202と、取引結果の明細票を出力する明細票制御部203と、ホストコンピュータ100との通信制御を行う通信制御部204と、後述する処理を行うためのプログラム、あるいは利用者に取引を誘導する取引表示及び注意表示などのデータを格納する記憶部205と、取引表示や、注意表示を画面(不図示)に出力する画面制御部206と、顧客が入力した口座番号や暗証番号を受け付ける入力制御部207と、キャッシュカードの口座番号などの情報を読み取るカード制御部208と、通帳の口座番号などの読み取りと通帳に対する印刷を行う通帳制御部209と、キャッシュカードやおサイフケータイなどICチップに登録されている情報を読み取るIC制御部210と、静脈認証や顔認証など生体により顧客を認証する生体認証制御部211と、これら全ての制御部・記憶装置の制御を行うメイン制御部212と、を含んで構成されている。
なお、通帳制御部209、IC制御部210、生体認証制御部211は本発明では利用者の特定に使用するのみの為、カード制御部208のみで利用者の特定が可能であれば構成としては必須ではない。また、以下説明はカード制御部208で説明を行うが、通帳制御部209、IC制御部210、生体認証制御部211もこれと同様の動作を行うため、ここではその説明を省略する。
図3は利用者がATM200で行う振替取引の概略フローチャートである。以下の説明では、顧客が振込取引を画面(不図示)上で選択し、ATM200にキャッシュカードを挿入したものとする。
まず、ATM200のカード制御部208は、キャッシュカードから振り込む場合はカード内の口座情報をカード制御部112から読み取り、利用者を特定する(ステップS301)。利用者の特定は、例えば、読み取った口座情報と、あらかじめホストコンピュータ100に記憶されている顧客の口座情報(不図示)とをつき合わせる等して特定するものとする。
なお、顧客が通帳で振込を行う場合は、通帳内の口座情報を通帳制御部209から読み取り、利用者を特定する。また、顧客が現金で振込を行う場合は、個人認証機能を備えたキャッシュカードや通帳のほか、ICカード/おサイフケータイのICチップから口座情報をIC制御部210から読み取り、指や掌の静脈パターン、あるいは顔や全身の画像パターンから判断するための生体認証情報を、生体認証制御部211から読み取る。
次に口座情報や生体認証情報を取得して利用者を特定できたか否かを判定し(ステップS302)、利用者を特定できたと判定した場合(ステップS302;Yes)、通信制御部204が、読み取られた口座情報、生体認証情報をホスト100に送信し、取引情報記憶部101に記憶されている口座情報251、生体情報252で検索し、利用者の年齢253、振込取引回数255などの取引情報を取得する注意文言決定処理を行う(ステップS303)。この注意文言決定処理の具体的な内容については、図5を用いて後述する。
その後、メイン制御部212は、取得した取引情報を元に、詐欺などに対する注意文言画面401を表示させる回数、場所を決定するための注意文言決定処理を行う。なお、この注意文言決定処理は、図3に示した種々のタイミング(例えば、ステップS306、S308、S310、S312、S314、S317、S319、S321)で、決定した表示回数で表示させる回数を決定する。
なお、ステップS304での注意文言画面401の表示回数、場所の決定は、ホスト100で決定させることとしても良い。具体的にはステップS303では口座情報、生体認証情報を送信するのみとし、ステップS304でホスト100が口座情報、生体認証情報を元に取引情報を検索し、利用者の年齢253などを元に表示回数、表示場所を決定し、ATM200に表示回数、表示場所情報を送信する。
ステップS302における判定の結果、現金でかつ生体情報が登録されていないなどの場合のように口座情報や生体認証情報などを取得できない場合(ステップS302;No)は、取引頻度などが判断できないため、注意文言画面401の表示回数は金融機関の固定(デフォルト)とし、表示場所を決定する(ステップS305)。
ステップS304またはS305が終了すると、決定された表示場所に最初の注意文言401を表示する(ステップS306)。但し、一度ステップS306にて注意文言画面401を表示した後、利用者によって取引内容等の訂正を行われ、再度ステップS306の処理を実施する場合は注意文言画面401を表示しない。以降、ステップS308、S310、S312、S314、S317、S319、S321についても同様の為、以降の説明では省略する。
その後、入力制御部207は振込先の選択を受け付け(ステップS307)、ステップS308の処理を行った後、ステップS307で選択された振込先が合っているかを確認する(ステップS309)。そして、ステップS310の処理を行った後、入力制御部207は振り込み金額の入力を受け付け(ステップS311)、さらにステップS312の処理を行った後、ステップS311で入力された金額で問題ないか確認し(ステップS313)、ステップS314の処理を行う。
そして、メイン制御部212は、ステップS314の処理が行われると、現金による振込かを判定し(ステップS315)、現金であると判定した場合(ステップS315;Yes)場合は入金処理を行う。具体的には、ステップS316にて利用者から投入された紙幣や硬貨を受け付け、ステップS317の処理を行った後、その投入金額を確認し(ステップS318)、ステップS319の処理を行う。
その後、利用者から、振込先に利用者が振り込んだ事が分かるような依頼人番号の入力を受け付け(ステップS320)、ATM200は、通信制御部204を介してホスト101と交信し、振込取引を実施する(ステップS322)。そして、取引結果を明細票制御部107が明細票を印字し、利用者に放出する(ステップS323)。なお、現金払い込みの場合は、合わせて紙幣制御部105、硬貨制御部106からおつりを放出するものとする。このステップS323の処理が終了すると、本実施の形態におけるすべての処理が終了する。
図4は注意文言画面の例である。文言中の出金注意文言402については、現金振込では不要の為、振込取引の内容により、出金注意文言402の表示内容を変更可能であるものとする。なお、注意文言は全てこの画面である必要はなく、注意文言表示1回目と2回目で異なる注意を行っても良いものとする。
図5は図3に示した注意文言決定処理の具体的な処理を示すフローチャートである。
まず、メイン制御部212は、注意文言回数をまず0回に設定する(ステップS501)。そして、メイン制御部212は取引情報を参照して、利用者の年齢253が詐欺被害多発年齢層かを判断し(ステップS502)、多発層であれば注意文言の表示が必要と判断し(ステップS502;Yes)、注意文言表示回数を1回増やす(ステップS503)。
その後、メイン制御部212は、取引情報の振込取引回数255が規定数に達しているかを判断し(ステップS504)、取引情報の振込取引回数255が規定数に達していない場合(ステップS504;No)、ATM操作不慣れと判断し、注意文言表示回数を1回増やす(ステップS505)。
そして、メイン制御部212は、取引情報の最近の振込取引回数256が規定数に達しているかを判断し(ステップS506)、取引情報の最近の振込取引回数256が規定数に達していない場合(ステップS504;No)、ATM操作を忘れている可能性があると判断し、注意文言表示回数を1回増やす(ステップS507)。
その後、メイン制御部212は、取引情報の振込取引日を参照し、定期的な振込であるか判断し(ステップS508)、非定期の場合(ステップS508;No)、詐欺の可能性があると判断し、注意文言表示回数を1回増やす(ステップS509)。
そして、メイン制御部212は、これまでの処理で注意文言表示回数が1回以上あるか判断し(ステップS510)、これまでの処理で注意文言表示回数が1回もなければ(ステップS510;No)注意文言を表示する場所もないため、処理を終了する。
一方、これまでの処理で注意文言表示回数が1回以上あると判断した場合(ステップS510;Yes)、さらに振込が現金によるものか否かを判断し(ステップS511)、現金振込である場合(ステップS511;Yes)、ステップS306、ステップS308、ステップS310、ステップS312、ステップS314、ステップS317、ステップS319、ステップS321の処理において、注意文言表示回数分をユニークに表示するよう位置を決定する(ステップS512)。
一方、現金振込ではない場合(ステップS511;No)、ステップS317、ステップS319は行わないため、残りの注意文言表示位置であるステップS306、ステップS308、ステップS310、ステップS312、ステップS314、ステップS321のうちから注意文言回数分をユニークに表示するよう位置を決定する。
続いて、他の実施の形態について説明する。以下の説明では、基本的な構成(図1、図2、図3に示す内容)は上述した実施の形態におけるものと同様であり、注意文言回数および、図5に示した注意文言決定処理のみが異なるので、これら以外の各処理についてはその説明を省略している。
図6は図3に示した注意文言の回数、注意文言決定処理を入力情報準備画面(以降、ヘルプ画面と呼ぶ。)の表示決定処理とした場合のフローチャートである。
まず、メイン制御部212は、まず初期値としてヘルプ画面をOFFとする設定を行い(ステップS601)、以降の処理で必要か如何か判断する。そして、取引情報の利用者の年齢203が高齢者かを判断し(ステップS602)、高齢者の場合、ステップS603でヘルプ画面の表示をONとする設定を行う。
その後、メイン制御部212は、取引情報の振込取引回数255が規定数に達しているかを判断し(ステップS604)、取引情報の振込取引回数255が規定数に達していない場合(ステップS604;No)、ATM操作不慣れと判断し、ヘルプ画面の表示を要とする(ステップS605)。
そして、取引情報の最近の振込取引回数256が規定数に達しているかを判断し(ステップS606)、取引情報の最近の振込取引回数256が規定数に達していない場合(ステップS606;No)、ATM操作を忘れている可能性があると判断し、ヘルプ画面の表示を要とする(ステップS607)。そして、これまでの処理でヘルプ画面の表示を要と判断しなかった場合(ステップS608;No)は、処理を終了する。
一方、これまでの処理でヘルプ画面の表示を要と判断した場合(ステップS608;Yes)、振込が現金による物か否かを判断し(ステップS609)、現金振込であると判断した場合(ステップS609;Yes)、ステップS306における振替先選択の準備画面、ステップS310における振替金額入力の準備画面、ステップS314における現金投入の準備画面、ステップS319における依頼人番号の準備画面を表示するよう決定する。
一方、ステップS609において、現金振込でないと判断した場合(ステップS609;No)、ステップS306における振替先選択の準備画面、ステップS310における振替金額入力の準備画面、ステップS314における依頼人番号の準備画面を表示するよう決定する。
図7は振込先選択の準備画面の例である。画面に図7を表示している間に利用者に振込先選択が出来る情報を予め準備してもらうように案内している。702は表示時間であり、実際に選択入力画面に移るまでの時間を表示し、その時間前に入力可能となった場合は、確認ボタン703を押下してもらい、準備画面をスキップするようになっている。なお、表示時間702は時刻どおりカウントダウンしても、警戒させないよう規定時間(例えば10秒)ごとにカウントダウンすることとしてもよい。
以上の様に振込取引における詐欺などの注意文言を取引の途中にユニークに配置することによって、取引としては固定フローで操作としては可変フローとなり、個々で異なる注意画面の表示を行う事によって、詐欺団などの指示と異なる契機で注意画面を表示することになり、利用者が詐欺などに気付きやすくなり被害が低減できる。
また、同一システムを利用していても振込取引をよく実施する利用者には注意文言の表示を減らすあるいはなくす事ができ、利便性の高いシステムを構築できる。また、操作が不慣れな取引利用者に対しては同一構成でヘルプ画面を準備し表示することで、操作が不慣れな人が落ち着いて操作できる自動取引装置を提供する事ができる。
なお、本発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
100 ホストコンピュータ
101 取引情報記憶部
102 通信制御部(ホストコンピュータ)
103 制御部
200 自動取引装置(ATM)
201 紙幣制御部
202 硬貨制御部
203 明細票制御部
204 通信制御部(ATM)
205 記憶部
206 画面制御部
207 入力制御部
208 カード制御部
209 通帳制御部
210 IC制御部
211 生体認証制御部
212 メイン制御部
300 ネットワーク網
402 口座振込における注意文言
702 入力情報準備画面の残表示時間
703 入力情報準備画面の確認押下ボタン。

Claims (4)

  1. 利用者との間で振込取引を行うための取引情報を蓄積するホストコンピュータとの間で通信を行う自動取引装置であって、
    前記ホストコンピュータから、少なくとも、前記利用者の年齢と、前記振込取引の回数、振込取引の頻度を含む取引情報を受信する通信部と、
    前記利用者から前記振込取引の指定を受け付ける入力部と、
    前記利用者のキャッシュカードの挿入を受け付けるカード制御部と、
    前記利用者を特定するためのIC制御部と、
    前記振込取引に対する注意情報を表示する表示部と、
    前記カード制御部が前記利用者のキャッシュカードの挿入を受け付け、前記IC制御部が前記利用者を特定した場合に、前記通信部が前記ホストコンピュータから受信した前記取引情報に基づいて、前記注意情報を前記表示部に表示する回数およびタイミングを決定し、決定した前記タイミングによって前記回数の前記注意画面を前記表示部に表示させるメイン制御部と、
    を備えることを特徴とする自動取引装置。
  2. 前記メイン制御部は、前記回数が規定数に達しているか否かを判定し、前記回数が規定数に達していると判定した場合、前記振込取引の操作に慣れていると判断し、前記注意文言を表示させない、
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動取引装置。
  3. 前記メイン制御部は、前記振込取引が現金の場合でも注意画面を前記表示部に表示させるか否かを制御する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の自動取引装置。
  4. 前記メイン制御部は、前記回数が規定数に達しているか否かを判定し、前記回数が規定数に達していないと判定した場合、前記振込取引の操作に慣れていないと判断し、前記振込取引を開始するまでの間に振込先を前記利用者に選択させるための振込選択画面を前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動取引装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015038691A (ja) * 2013-08-19 2015-02-26 株式会社三井住友銀行 行動パターン認証による振込処理システムおよび方法

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